JPH11512488A - 自動車の構造に適用するための析出硬化アルミニウム合金 - Google Patents

自動車の構造に適用するための析出硬化アルミニウム合金

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Abstract

(57)【要約】 以下の元素を0.6≦Mg≦0.9、0.25≦Si≦0.6、0.25≦Cu≦0.9、Fe≦0.4、Mn≦0.4、含む合金であって、Cu、Si及びMgの総量は原子量%で1.2%を超え1.8未満である。これらの合金は4時間以上の約470から560℃の温度での均質化、400から580℃の範囲の温度での熱間圧延、冷間圧延及び470から580℃の範囲の温度での溶体化及び室温での自然時効を受けてもよい。その後、その合金は全アルミニウム乗物の構造要素として使用しても良く、そのような乗物で使用された他のアルミニウム合金と共に再利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 自動車の構造に適用するための析出硬化アルミニウム合金 技術分野 この発明は主に自動車の構造に適用することを意図した析出硬化アルミニウム 合金に関する。より詳細には、この発明は6000シリーズ(主な合金元素がマ グネシウム及び珪素であるアルミニウム合金)内のそのような合金に関する。 背景技術 軽量自動車及び同様の乗物の製造においてアルミニウムシート材料の使用が着 実に増加している。フード、トランクリッド及びフェンダーなどの外板に適用す るには、合金AA6111を選択するのが好ましいと北米自動車製造業者はして いる。この合金はこの出願の譲受人であるアルキャン(Alcan)により開発され たものであり、塗装/焼き付けサイクル前では良好な成形特性を有し、成形及び 塗装後では良好な耐凹み性を有する。しかしながら、車体構造を構成するには、 この合金は強すぎ、このような適用に対しては中程度の強度のAA5754合金 が推奨されてきた(いわゆる5000シリーズアルミニウム合金は合金主元素と してマグネシウムを有し、一般的に6000シリーズのアルミニウム合金より柔 らかい)。大抵は、5000シリーズ合金は全アルミニウム車体構造を製造する のによく適しているが、幾分より高い強度が好都合であると考えられ、また、5 000シリーズ合金及び6000シリーズ合金の両方は化学的に融和しないので 、その両方を含む乗物を再利用することに関心が高まっている。 自動車業界において使用するように提案されているアルミニウム合金としては 、以下のアメリカ合衆国特許、エバンコらへの第4,082,578号、パーク への第4,589,932号、ハイランドらへの第4,784,921号、ハイ ランドらへの第4,840,852号に開示されているものなどが挙げられる。 残念ながら、十分な(しかしながら高すぎない)強度及び衝撃に対し均一につ ぶれることができるなどの乗物の構造に適用するための要求を満たす、外板合金 AA6111と化学的に融和するアルミニウム合金は知られていない。 発明の開示 この発明の目的は乗物の外板に適用するのに使用されるアルミニウム合金、特 に合金AA6111と共に再利用することができるアルミニウム合金を提供する ことである。 この発明の他の目的は乗物の構造に適用するのに適した6000シリーズのア ルミニウム合金を提供することである。 本発明の発明者らはここで考えているアルミニウム合金のT4焼き戻し(溶体 化処理したもの及び自然時効させたもの)における降伏強さが合金マトリクス中 の原子量%で表した場合のCu、Mg及びSiの総量と共に直線的に変化するこ とを見いだした。更に、機械的特性の望ましい組み合わせは、原子量%で表した 場合のCu、Mg及びSiの総量が1.2%より多く1.8%未満である場合、 好ましくは総量が1.2から1.4原子量%の間にある場合に得られる。 そのため、本発明の1つの観点によれば、重量%で表された以下の成分、 0.60≦Mg≦0.9 0.25≦Si≦0.6 0.25≦Cu≦0.9 を含むアルミニウム合金が提供される。ここで、更に、原子量%で表された総量 (Cu+Mg+Si)は1.2%を超え1.8%未満である。 合金はまた1つ以上の追加元素を含んでもよく、例えば(重量%で表すと)、 0.4%までのFe、0.4%までのMn、0.1%までのCr、0.1%まで のV、0.25%までのZn、0.10%までのTi、0.05%までのBe及 び0.1%までのZrなどが挙げられる。Feが存在すると、あるいはFeとM nが共に存在すると、不溶のFe含有金属間化合物が形成されるため、マトリク ス中のSiは重量%で表すとFeあるいは(Fe+Mn)の量の3分の1だけ減 少する。全Si量が上述した範囲の低い部分(すなわち0.25‐0.3wt% )となった場合、FeあるいはFe+Mnの量の1/3と等しい量のSiを過剰 に添加することによりこの損失を補っても良い。この添加により得られる最大の 総 Siレベルは0.57重量%である。すなわち、 (0.4%Fe+0.4%Mn)/3+0.3%Si これは依然としてSiに対する上述の範囲内、すなわち0.25から0.6重量 %内にある。このため、このような補償(採用した場合)は、Si量に対し本発 明において必要とされる範囲に影響しない。 上記組成範囲内にあり、470と580℃の間の温度での均質化、450と5 80℃の間の温度での中間の厚さまでの熱間圧延、1つ以上のパスにおける最終 的な厚さまでの冷間圧延、470と580℃の間の温度での溶体化、急冷及び室 温での自然時効を含む従来の条件に従い処理された合金はアルミニウムを集中的 に使用した乗物における構造への適用に適している。 本発明の合金は中程度の強度を有し、長期に渡る良好な安定性と良好な耐過時 効性を有する。それ自体、その合金は良好な耐衝撃特性を提供し、これらの合金 から構成されたそのような構造部材は、長時間大気温度より高い温度に暴露され た後でも、衝撃力を受けた場合の亀裂を滑らかに巻き込みそれに耐える。そのよ うな温度に長時間暴露されると、従来の6000シリーズ合金では延性の損失及 び亀裂が生じる。その合金はまた、乗物の構成に使用されている他のアルミニウ ム合金との間で良好な再利用融和性を有する。 本発明の合金は主に乗物の構造を目的とするものであるが、車体のパネルへの 適用及び他の適用にも適している。ここでは、例えば自動車構造部材のための押 し出し成形物として適用するのに適している。適度なT4強度レベルと良好な長 期熱安定性の良好な組み合わせが可能だからである。 理解を容易にするために、この願書で使用する用語の幾つかを、発明の詳細な 説明に進む前にすぐ次で説明する。 用語「T8焼き戻し」は溶体化熱処理し、冷間加工し、人工的に時効させた合 金を示す。人工的な時効には合金を一定期間にわたり高温で保持することが含ま れる。溶体化熱処理と人工的な時効のみを行った合金は「T6焼き戻し」である という。一方、室温で時効を自然に行った場合、合金は「T4焼き戻し」である という。 用語「車体構造」は自動車の取引において使用される表現であり、主なクロー ジャーシート構成要素(フェンダー、ドア、フード及びトランク・リッド)、エ ンジン、トランスミッション及びサスペンションユニットの全てがその後取り付 けられる自動車の構造フレームを説明するためのものである。 図面の簡単な説明 図1及び2は2つの合金に対する時効時間に対する降伏強さを示すグラフであ る。1つは本発明にかかるものであり(図1)、もう一方は本発明にかからない ものである、詳細は以下の開示において説明する。 本発明を実行するための最良の様式 本発明の発明者らは工学上の考慮及び試験から、乗物の構造に適用するのに適 した合金は約85から125MPa(単位MPa=106N/m2=MN/m2 )の範囲の降伏強さ(YS)を有することが望ましいこと、その降伏強さは成形 及び接着剤硬化及び/または塗装焼き付けの結果増加するが、成形及びその後の 熱処理の過激な条件下で約290MPa以上の強さに達してはいけないことが望 ましいことを決定した。これは経験からこの強度レベルを超える材料は衝撃で亀 裂を生じることが示されているからである。最後に、排気システムの付近にある 要素などの幾つかの自動車構成要素は長期間高温に暴露されるかもしれず、また 、降伏強さが増加して上記ガイドライン数値の290MPaを超えないようにす ることが大切であり、さもなければ材料の過時効が起こり降伏強さの重大な損失 を受ける。そのような状況について、例えば180℃で1週間あるいは200℃ で24時間など、高温の温度と期間を様々に組み合わせて材料に適用し、シミュ レートした。 これらの性能特性の他に、材料の再利用の可能性を考慮することが重要である 。スクラップにし、断片にしたアルミニウム車体構造から得られる合金の混合物 は、主に1次mee5000シリーズアルミニウムシートを用いた重大な希釈を 必要とせずに、新しい構造車体シートを製造するのに適していなければならない 。おそらくいくらかの6000シリーズアルミニウム押しだし成形物がアルミニ ウムを集中的に使用する自動車において使用されており、再利用融和性を有する 新規 の合金が提案される場合、Mg、Cu、Siを含まなければならず、Feに対す る許容性及び程度は低いがMnに対する許容性を有しなければならない。 過剰のSiに依りMg2Si(β‐相)の析出を促進する合金は本質的には制 御が困難である。というのは、十分迅速な時効硬化応答を達成するためには、S iのレベルを、(AA6111合金において観察されたような)高いピーク降伏 強さが避けがたいようなものとしなければならないからであり、Feレベルを同 時に制御しないと、自由なSiが変動し、幾分変化しやすい機械的特性になる。 更に、長期安定性は比較的均一な過時効性能と共に重要な要件であり、時効動力 学に関する逆ひずみ(時効前のひずみ)に対する相対的不感度である。不都合な ことに、主にMg2Siにより強化された合金は逆ひずみに対し中程度の感度を 有し、Cuが存在しないと、過時効も受けやすい。β‐相(Mg2Si)強化合 金におけるこれらの欠点を克服するために、本発明の発明者らはCuを添加して より安定なCuA12及びCuMgA12析出物を得ることを提案する。しかし ながら、MgとCuの共存溶質添加をSiの存在下で増加させると、望ましくな い不溶α‐相(Cu2Mg8Si6A15)が形成する傾向にある。この析出物 の許容程度により最大Si量が効果的に制限される。 このようなことを考慮し、広範囲な試験を行った結果、適したアルミニウム合 金はwt%で表した以下の元素、を含むものであることが決定された。 0.60≦Mg≦0.9 0.25≦Si≦0.6 0.25≦Cu≦0.9 Fe≦0.4 Mn≦0.4 を含むものであることが決定された。 更に、T4焼き戻しの合金の降伏強さは合金中の総(Cu+Mg+Si)の関 数として直線的に増加し、中程度の構造強度を得るためには、原子量%で表した (Cu+Mg+Si)量が1.2を超え1.8未満でなければならず、1.2と 1.4原子量%の間が最も好ましいことが見いだされた。 明瞭にするために、上記範囲を決定するために本発明において採用した原子量 %の計算について、例としてCuを用いて以下に説明する。 原子量%のCu=f(Cu)/(f(Cu)+f(Mg)+f(Si)+f(A l))×100 f(Cu)=(元素Cuの重量%)/(Cuの原子量) また、f(Mg)及びf(Si)についても同様である。 マトリクス中のCu、Mg、Si及びAlの量だけがこの計算では考慮されて いる、すなわち重量%のAl=100−重量%の(Cu+Mg+Si)であるこ とに注目すべきである。Fe及びMnの効果は無視できる。というのは、それら のレベルは通常1つの合金と他の合金で大きく違わないからである。理想的には 、既に説明したように、Fe含有金属間粒子によるSiの損失のために、合金設 計においては相当の許容差を設けなければならない。 上記組成範囲を有し、470と580℃の間の温度での均質化、400と58 0℃の間の温度での中間の厚さまでの熱間圧延、1つ以上のパスにおける最終ゲ ージまでの冷間圧延、470と580℃の間の温度での溶体化、急冷及び室温で の自然時効を含む従来の条件に従い処理された合金は自動車の構造への適用に適 している。 本発明にかかる特に好ましいアルミニウム合金は大体下記のもの(wt.%) 、 Mg 0.75% Cu 0.30% Si 0.40% Fe 0.25% Mn 0.09 Al 残り を含むものである。 本発明について、以下の実施例及び比較例においてより詳細に説明する。これ らの実施例、比較例は本発明の範囲を限定するものではない。 実施例及び比較例 実施例1 以下の表1に示される名目上の組成を有する合金を研究室において鋳造した。 合金#5、#10及び#11のみが本発明の範囲内にある組成を有することに 注目すべきである。 これらの合金を皮むきし、4時間560℃で均質化し、熱間圧延及び冷間圧延 して0.9mmの最終厚にする。冷間圧延した材料は30秒間560℃で溶体化 させ、急冷し、1週間自然時効させた。その後、材料の引張り特性を様々な焼き 戻しにおいて決定した。合金の成形性は、広げたものから、UTS及びYS測定 、エリクソンカップ高さ測定、総伸び測定及び最小曲がり半径測定において決定 した。合金の性質はAA5754合金と比較した組成及び全体的な性能の観点か ら評価した。 結果を下記の表2及び表3に示す。 異なる焼き戻しの合金全てについて圧延方向と直角な方向で実行した引張り試 験の結果を表2に示す。表3には、様々な時効条件に対する実験データから導い た降伏強さ/原子量%範囲の関係を用いて、マトリクス中に(Cu+Mg+Si )を1.2から1.8原子量%の範囲内で含む合金に対する(MPaで表した) 予測降伏強さが示してある。明らかに、含有するマトリクス中のCu、Mg及び Siの総量が1.2と1.8原子量%の間、好ましくは1.2と1.4原子量% の間にある合金では、異なる焼き戻しにおける引張り特性の所望の組み合わせを 満足する。 好ましい範囲のCu、Mg及びSiを含む試験した合金のうち、合金#5が最 も十分な特性を有することがわかった。この合金はいくらかのSi及びCuを受 け入れることができ、良好な曲がり性及び成形性を有する。最小硬化後の強度は 約140Mpaであり、十分な値である。 合金#10はCuに対し良好な許容性を有し、良好な成形特性を有した。最小 硬化後の最小降伏強さは少し低い(約114MPa)であったが、この数値は許 容値である。 合金#11はCuに対し高い許容性(合金AA6111と同じ)、及び良好な 成形性を有する。最初硬化後の最初強度は約135MPaであり、これは非常に 良好な値である。 合金の最小強度は更に前時効を実行することにより向上させることができる。 ここではT4P焼き戻しを生成することとして認められる。特徴として、このよ うな実行により短い時効時間/低温時効強化応答のみが改善され、T6焼き戻し における降伏強さ及び長期強度及び安定性は変化しない。 様々な成形試験の結果を表4にまとめて示す。合金#5及び#7から#14ま ではマトリクス中に1.2と1.8原子量%の間の総Cu、Mg及びSiを含み 、本発明の所望の組成範囲外の合金に比べ、高い引張り強度対降伏強さ(UTS /YS)比、改善されたエリクソンカップ高さ及び低いr/t値を示す。 実施例2 表5に示した組成を有する合金#15及び#16の600×1800×342 9mmのDCインゴットを商業規模で鋳造した。表5には典型的な市販のAA5 754材料の組成も示してある。合金#15は本発明の範囲内にある組成を有す るが、合金#16は本発明の範囲外にある組成を有することに注意すべきである 。両方の合金インゴットを圧延フェースごとに6mm皮むきし、560℃で18 時間@均質化し、ゲージ厚み5mmに熱間圧延し、2つのパスで最終厚さ1.6 mmに冷間圧延した。冷間圧延した材料を540℃の連続溶体化熱処理ラインで 溶体化し、急冷して10日間自然時効させた。その後、その材料のT4焼き戻し における引張り特性及び成形特性を評価した。更に、異なる時効焼き戻しにおけ る両材料の引張り特性及び衝突性能も決定した。 表6には、T4焼き戻し及び0焼き戻し、及び様々な他の熱処理後における合 金#15、#16及びAA5754の横方向の平均引張り特性が示してある。様 々な焼き戻しにおける本発明の合金#15の降伏強さは常に290MPa未満で あることがわかる。更に、所望なように、T4焼き戻しにおける降伏強さはAA 5754の降伏強さに匹敵し、他の焼き戻しにおいては十分高い。一方、合金# 16は本発明の組成の範囲外のものであるが、T4焼き戻し及び8%逆ひずみ+ 1時間@205℃条件においては強すぎる。 160℃、180℃及び200℃での合金#15及び#16の人工的時効の効 果を添付の図面の図1及び図2にそれぞれ示す。これらのグラフから、合金#1 5はその降伏強さが260MPaを決して超えないので許容できるが、一方再度 、合金#16は許容できないことがわかる。 合金#15、#16及びAA5754に関して行った様々な成形試験の結果を 表7に示す。合金#15は縦方向及び横方向の両方において0.12の最小r/ t値を示すこと、エリクソンカップ試験では11.2mmの最大ドーム高さを示 すこと、二軸ひずみ試験で55.7mmの変位を示すことがわかる。これらの値 はAA5754の値に匹敵するが、一方、合金#16は明らかに劣った特性を示 す。 衝撃耐性試験 これらの合金が製造中及び通常の自動車運転中に高温に暴露された場合に自動 車の構造においてどのように機能するかについての情報を得るという観点から、 衝撃耐性(低速衝撃性能)試験をこれらの合金#15及び#16について行った 。このシミュレーションを行うために、いくつかの試料を試験前に様々な期間高 温に暴露させた。その後、結果をAA5754及びAA6111合金の以前の試 験で得られた衝撃性能の規格値と比較した。 より詳細には、1.6mmの裸材料から六辺形部分を成形し、各サンプルの上 部に衝撃起爆剤を形成した。フランジには予め穴を開けヘムロックリベットを受 け入れることができるようにし、407‐47ディップ前処理を結合及び最終組 立前に適用した。過時効サンプル(210℃で24時間)の場合、接着材特性が 高いオーブン温度で影響されないように時効工程後に前処理及び結合を行った。 接着剤XD4600(チバガイギーの商標)を結合剤として試験中使用した。使 用したサンプルの形状は六辺形各面に沿って50mmで、両側に2つの19mm の合わせ目があり、総長さが400mmであった。 試験前に、サンプルを以下の条件の1つに暴露させた。 (1) T4+硬化サイクル+180℃で30分 (2) T4+硬化サイクル+180℃で90分+120℃で8時間 (3) T4+硬化サイクル+180℃で30分+120℃で8時間 (4) T4+硬化サイクル+180℃で30分+120℃で20時間 (5) T4+210℃で24時間+硬化サイクル その後、サンプルを六辺形アルミニウムインサート上に配置し、ESHサーボ 水圧テストマシーンにおいて粉砕した。アルミニウムインサートは粉砕中のその 部分の底部を安定化させるために使用した。 結果をまとめて以下の表8に示す。 1 条件1‐5は表8の直前で説明した通りである。 2 構造の完全性評価において使用した記号は以下の通りである。 × 重大なクラック及び大きな裂け目 ×× 完全なパネルの分裂/不安定性 ××× 完全な崩壊 3 PAVEは変位に対し荷重をプロットし、そのプロットからクラッシュ中の 平均力を導くことにより得られた平均クラッシュ力の値である。この値はキロニ ュートン(kN)で表されている。 4 折り畳み波(2h)値において、パラメータhは金属の連続する折り畳み間 のピッチの1/2である。そのため、2hは1つの全ピッチ測定値である。 比較の目的で、ゲージ厚み1.6mmの材料を基本とした、AA5754‐O 及びAA6111‐T4合金の結果を以下の表9に示す。しかしながら、これら の値はコンピュータプログラム(CrashCAD‐商標‐ソフトウエア)から 予測することができること、また2mmのAA5754‐O及び1.8mmのA A6111‐T4において以前に得られた実験結果(どちらも1つの接着剤の硬 化サイクルを有する)を基本にしていることに注意すべきである。 この結果から、合金#15はシミュレートした乗物の経歴及びPAVE値が前 の熱的経歴に実質的には依存しないプロセス条件の範囲を通じ、クラッシュ性能 の観点においては良好な性能を有していたことがわかる。衝撃試験を行ったビー ムのコンサーティーナのように折り畳んだウエブ内に小さなクラックがあるとい う証拠がいくつかあったが、これらは長さが25mm未満であり、明らかに、へ こみ事故において非常に遅く起こる1つの折り畳みの隣接する折り畳みのウエブ 領域への衝突により引き起こされたものであった。実際の折り畳みラインではク ラックは見られなかった。 PAVEが実際には前の熱経歴に依存しないという事実は設計の観点からは非 常に重要である。というのは、この材料を用いて造られる乗物の衝撃性能はその 使用経歴には依存しないだろうからである。合金#16及びAA6111に対し てはこれは確実には当てはまらず、更に、合金#15の顕著な熱安定性が示唆さ れる。合金#15‐T4に対するPAVEはAA5754‐Oに対するものより も約20‐30%大きく、そのため、5754‐Oに比べ、ゲージの減少、ひい ては重量の減少が可能となる。 対照的に、合金#16はずっと劣るクラッシュ性能を示した。平均クラッシュ 力は予測したAA5754‐O値よりも40‐67%高かったが、アルミニウム パネルの裂けは非常に大きく、構造の完全性が失われた。 結論としては、試験結果から、合金#15が良好な釣り合いの特徴を有し、軸 方向のへこみにおいては良好な性能を示すことがわかる。しかしながら、合金# 16は、シート材料のクラック及び裂けがひどいため、軸方向のへこみを受ける 構成要素としては推奨できない。 実施例3‐再利用 フォード(Ford)AIV乗物(アルミニウムを集中的に用いた乗物)において 使用したアルミニウム材料の質量を用いて行った計算から明らかに、AIVがス クラップにされ新しいAIV用のシートを製造するために得られたアルミニウム 合金を使用しようとする際における本発明を基本とする合金の利点が説明できる 。 フォードAIVは145kg(320lb)の重さのアルミニウム車体構造を 基本とするシート及び53kg(117lb)の重さのアルミニウムクロージャ ーパネルを有する。構造が全くAA5754だけで製造されておりクロージャー パネルがAA6111合金だけで製造されている場合、これらの構成要素が破砕 され再溶融される時に共に混合されると、以下の表10に示されるように、新し いAIV用の必要重量のAA5754構造シートを製造するのに約14.5kg (32lb)のスクラップ混合物のみが使用することができた。同様に、スクラ ップ合金の約16.8kg(37lb)のみが必要な53kg(117lb)の クロージャーシートを製造するのに使用することができた。これらの数値から、 新しい材料の名目上の組成物においては本質的には妥協はないと仮定される。こ の筋書きはまた、必要量の構造及び外板材料を製造するためには約161.5k g(356lb)の第1グレードのアルミニウムが必要であることを示している 。これにより明らかに、この合金の組み合わせを用いる場合、再溶融前に材料を 分類し分離する方がより適していることが示される。 表10にはまた本発明にかかる構造合金に対する同様の計算結果が示されてい る。ここではオリジナルの組成の新しい構造シートを製造するために約103. 5kg(228lb)の混合スクラップを使用することができ、新しいAA61 11クロージャーパネルシートの100%を混合スクラップから調達できるであ ろう。このため、全体として、新しいAIV用に十分なシートを作製するのに必 要な一次金属はたった41kg(91lb)だけである。 *必要な重量及び正確な組成を達成するにはいくらか他の合金を添加する必要が ある。 実際、スクラップにされた乗物の回収率が71%を超える見込みはない。例え ば、アルミニウム缶は20年以上の間市場に出回っているが、未だこの回収率に 達したことはない。また、AIVの平均寿命は少なくとも10年であるので、非 常に控えめに考えると、新しい構造及びクロジャーパネルシートに再利用金属を すべて戻すにはAIVに対する市場の成長は一年に約2.5%しか必要ではない 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C22F 1/00 683 C22F 1/00 683 686 686B 691 691B 694 694B 1/047 1/047 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN (72)発明者 ウィーラー,マイケル・ジョン カナダ、ケイ7エル・3イー5、オンタリ オ、キングストン、バゴット・ストリート 136番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 重量%で表した場合、以下のもの、 0.6≦Mg≦0.9 0.25≦Si≦0.6 0.25≦Cu≦0.9 Fe≦0.4 Mn≦0.4 0から0.1のCr 0から0.1のV 0から0.25のZn 0から0.10のTi 0から0.05のBe 0から0.1のZr を含み、Cu、Si及びMgの総量が原子量%で1.2を超え1.8%未満であ ることを特徴とするアルミニウム合金。 2. 前記Cu、Si及びMgの総量が1.2と1.4原子量%の間であること を特徴とする請求項1記載の合金。 3. 前記合金は重量%で表した場合、以下の量の元素、 0.75のMg、 0.40のCu、 0.30のSi、 0.15のFe、 残りはAl を必須成分とすることを特徴とする請求項1記載の合金。 4. 降伏強さが85から125MPaであり、その降伏強さは成形、接着剤硬 化及び/または塗装焼き付け後に150MPaまで増加する請求項1記載の合金 。 5. 重量%で表した場合、以下のもの 0.6≦Mg≦0.9 0.25≦Si≦0.6 0.25≦Cu≦0.9 Fe≦0.4 Mn≦0.4 0から0.1のCr 0から0.1のV 0から0.25のZn 0から0.10のTi 0から0.05のBe 0から0.1のZr を含み、Cu、Si及びMgの総量が原子量%で1.2を超え1.8%未満であ り、 前記合金は4時間以上の470から560℃の温度での均質化、400から5 80℃の範囲の温度での熱間圧延、冷間圧延及び470から580℃の範囲の温 度での溶体化及び室温での自然時効を受けていることを特徴とする乗物の構造要 素に使用するのに適したアルミニウム合金。 6. 前記Cu、Si及びMgの総量が1.2と1.4原子量%の間であること を特徴とする請求項5記載の合金。 7. 前記合金は重量%で表した場合、以下の量の元素、 0.75のMg、 0.40のCu、 0.30のSi、 0.15のFe、 残りはAl、 を必須成分とすることを特徴とする請求項5記載の合金。 8. 前記合金はが100から120MPaの降伏強さを有し、その降伏強さは 成形、接着剤硬化及び/または塗装焼き付け後に150MPaまで増加すること を特徴とする請求項5記載の合金。
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