JPH11512189A - マーカーアッセンブリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 既知の接着剤裏打ちロール供給５０ミクロンポリエステルキュアリング性マーカー製品のシリコーン紙剥離シートを９０＋（好ましくは１００）ミクロンのプラスチック剥離シート（１２）に置き換えることは、Ａ４シートを、減少したカールでまたはマルチシート供給でシート供給プリンターにおいてプリントすることを可能にし、経済的な望ましい非応力除去プラスチックから剥離シートを形成することを可能にし、一方、より薄いプラスチック剥離シート（およびポリエステルマーカー裏打ち(１０)）は、許容できない歪みなくプリント材料の熱キュアリングに耐えるために応力除去必要とする。好ましい態様においては、スペーサー手段（１４）、好ましくは接着剤テープのストリップがプリント可能なマーカー（１０）から離れて面する剥離シート（１２）の表面から突出し、積み重ねにおける隣接シートの間の空隙を維持することによって積み重ねからシートが分離することを促進する。

Description

【発明の詳細な説明】 マーカーアッセンブリ 本発明は、プリントされた表示を受容できる潜在的キュアリング性（潜在的硬 化性）材料の多孔質被覆を設けた表面を有する支持シートを有してなるマーカー アッセンブリであって、該被覆が後にキュアリングして表示を実質的に消えない ようにするマーカーアッセンブリに関する。 そのようなマーカーアッセンブリは、本出願人によるＥＰ−Ｂ−０２３７２５ ８に記載されており、その工業的に成功した形態は、接着剤に除去可能に付着し ているシリコーン被覆剥離紙を有しており、多孔質被覆を有しない表面に接着剤 層を有する５０マイクロメーター厚さのポリエステル支持シートを有してなる。 これら既知のアッセンブリは、ロール供給プリンターにおいて使用するのに非常 に成功しているが、Ａ３〜Ａ５寸法範囲、好ましくはＡ４におけるシートの供給 を必要とするシート供給プリンターに適していないことが時々予想外にわかって いる。本発明は、改良されたシート供給プリントのためのマーカーアッセンブリ の新規な構造を使用した該寸法範囲のシートを供給する。 本発明は、Ａ３シート寸法以下でＡ５シート寸法以上である縁寸法の実質的に 長方形形態にあるマーカーアッセンブリであって、 （ｉ）プリントされた表示を受容できる潜在的キュアリング性材料の多孔質被 覆が設けられた表面を有する支持シートであって、該被覆は、後にキュアリング でき表示を実質的に消えないようにし、多孔質被覆は好ましくは粒状および／ま たはフィラメント形態である支持シート、 （ｉｉ）多孔質被覆を担持しない支持シートの表面の上の接着剤層、および （ｉｉｉ）接着剤層の少なくとも一部分を覆いこれに除去可能に付着している 厚さ少なくとも９０マイクロメーターのプラスチック剥離シート を有してなるマーカーアッセンブリを提供する。 前記シート寸法において工業的に魅力的な特徴を与えるために、特定の構造を 適合させてよい。厚さ９０マイクロメーターまたはそれ以上のプラスチック剥離 シートは、カールすることに抵抗する傾向を有している。カールすることは、Ａ ４寸法シートにおける既知のシリコーン剥離紙に伴う問題である。本発明の構造 は、プリント可能なシートから個々のマーカーの打抜に適合しており、剥離シー トの偶発的な切断につながる傾向が低い。シリコーン剥離剤で両面を被覆した剥 離紙を使用することによってカーリングの問題に取り組む場合に、偶発的な切断 が生じていた。本発明の構造は、マルチシート供給に抵抗する傾向がある。マル チシート供給は、より薄いプラスチック剥離シート、例えば、既知の支持シート のために使用されるのと同様の５０マイクロメーター厚さのポリエステルシート を使用した場合に静電的引力によって生じ得る。予想外には、厚さは９０マイク ロメーターまたはそれ以上であってよく、熱キュアリング性多孔質被覆をキュア リングするために後に使用される少なくともいくつかの条件下でそれを熱安定に するために応力除去されている好ましい支持シートと異なって、応力除去されて いない経済的に好都合なプラスチックシートからできていてよく、これからでき ていることが好ましい。５０または７５マイクロメーター厚さの非応力除去プラ スチック（例えば、ポリエステル）からできているより薄い剥離シートが、その ようなキュアリング中に、許容できない程度に歪むことがわかった。 得られるアッセンブリがシート供給プリンターに適している限りにおいて、剥 離シートの厚さの上限は限定されない。しかし、特定の最小値、例えば、９０〜 １２０、または９０〜１１０マイクロメーターに近い厚さを使用することが好ま しい。９５〜１０５マイクロメーター、例えば１００マイクロメーターに近い厚 さが、ポリエステル剥離シートのために好都合であり、特にポリエステル支持シ ートとともに組み合わせることが好ましい。剥離シートは、本質的に非接着性の プラスチック材料からできていてよいが、既知の剥離材料、例えばポリシロキサ ン（シリコーン）の被覆を有することが好ましい。これによって、剥離シート材 料の選択のより大きな自由度がシート供給および経済的要求に合致するようにな るからである。 剥離シート以外のアッセンブリの要素は、ＥＰ−Ｂ−０２３７２５８に記載さ れているものであってよい。剥離シートは、ＥＰ−Ｂ−０２３７２５８における 支持シートのために記載されているプラスチックからできていてよい。しかし、 支持シートがポリエステルからできている場合に特に、ポリエステルが好ましい 。 本発明を説明する具体例として、本発明のＡ４寸法マーカーアッセンブリは、 １つの面がＥＰ−Ｂ−０２３７２５８に記載されているようなキュアリング性多 孔質層が被覆されており、他の面がＮａｔｉｏｎａｌ Ｓｔａｒｃｈ ａｎｄＣ ｈｅｍｉｃａｌ ＬｔｄからＤｕｒｏｔａｋ（登録商標）として入手できる溶媒 系感圧アクリル接着剤で被覆されている５０マイクロメーター厚さの熱安定化（ 応力除去）白色Ｍｅｌａｎｅｘ ＳＴ５２９（登録商標）の支持シートから既知 の方法を使用して形成してよい。溶媒は被覆後に除去できる。ＩＣＩからの１０ ０マイクロメーター厚さの清澄なＭｅｌａｎｅｘ（登録商標）が、接着剤に面す る表面に予め適用したシリコーン剥離被覆を有する状態で、乾燥接着剤被覆を上 におく。既知の方法によってこのアッセンブリから切り取ったＡ４寸法のシート は、既知のインクジェットにおけるシート供給プリントにおいて満足のいくもの であることがわかった。 本発明は、シート供給プリンター、好ましくはインクジェットプリンターによ って１つまたはそれ以上の前記の新規なアッセンブリの多孔質被覆の上に表示を プリントすることを含んでなるマーカーを製造する方法であって、表示を実質的 に消えないようにするためにプリント多孔質被覆をキュアリングさせる工程、好 ましくは熱キュアリングさせる工程を含むことが好ましい方法を包含する。 表示の実質的な非消去性は、ＥＰ−Ｂ−０２３７２５８に記載されているよう に決めることができる。 本発明は、シートとシートとの付着性を好都合に減少させる特徴を有する。こ の付着性は、スタック（積み重ね）における連続シートの間の静電的引力および ／または真空吸引および／または摩擦力に原因して積み重ねから個々にシートを 供給することを妨げる。 本発明は、アッセンブリの積み重ねられているときに、アッセンブリの残りか ら離れて面する該プラスチック剥離シートの露出表面が、該剥離シートと隣接の 同様のアッセンブリの隣接多孔質被覆との間の１つまたはそれ以上の空隙を維持 できるそれから突出するスペーサー手段を有しており、該スペーサー手段は、使 用時にアッセンブリの積み重ねからシート取り扱い装置に供給されるときに、先 導縁領域であるアッセンブリの縁領域において少なくとも該空隙を与えるように なっており、これにより積み重ねからの個々のアッセンブリの分離を促進する前 記のマーカーアッセンブリを提供する。 積み重ねから個々のアッセンブリ（以下、「シート」という）がシート取り扱 い装置に、該装置の外部の手段によって供給されるかまたは内部の組み込み手段 によって装置に引っ張られるかに関係なく、積み重ねにおいて付着する傾向の低 いマーカーアッセンブリの利点は自明である。 単一の空隙は、パッドまたは「島」の形態で小さい突出スペーサー手段の間に 外におよび中に延在するかまたは中心に位置するスペーサー手段の縁のまわりに 延在するようになっている。理論的には、シート表面の微細ガラスビーズの被覆 に接近するものが達成されるまで、そのような分離した突出スペーサー手段は、 徐々に多くかつ小さくなる。しかし、そのような小さい突起は、供給操作中に１ つのシートが他のシート上を滑動する場合に、隣接シートの隣接多孔質被覆に対 する摩擦の観点から、より大きく突出する表面よりも満足度が低い。シート取り 扱い装置は、通常、シート供給プリンター、例えば、インクジェットプリンター 、またはプリント後に表示保持被覆をキュアリングさせるために使用される加熱 装置、または他のデバイス、例えば、ダイカッター（打抜器）、コンベアベルト などであってよい。 スペーサー手段が、該剥離シートに付着している少なくとも１つのプラスチッ ク材料ストリップを有してなることが好ましい。剥離シートに付着されているか または剥離シートと一体に形成されるかに関係なく、該スペーサー手段が、使用 時にアッセンブリの供給の意図方向に実質的に中央に軸合わせされた単一の材料 ストリップを有してなることが好ましい。供給方向においてシートの中央の下に 存在している単一の真っすぐな材料ストリップがしばしばスペーサー手段の最も 経済的な形態であることが理解できる。しかし、スペーサー手段の形状は、真っ すぐな縁の長方形ストリップに限定されない。 上記のように単一のストリップを使用する場合に、該単一のスペーサーストリ ップの幅が、少なくとも２５ｍｍ、好ましくは５０ｍｍ、より好ましくはアッセ ンブリの全幅の１／３以上で２／３以下であり、好ましくは１２５ｍｍ以下であ ることが好ましい。これら範囲の寸法を選択してよく、積み重ねにおけるシート の幅を横切る最も有効な位置に、スペーサーストリップの向かい合う縁に向かう ２つの空隙の効果を広げる。 しかし、単一のスペーサーストリップが不可欠ではなく、スペーサー手段は２ つまたはそれ以上の材料ストリップを有してなってよく、これらは、使用時にア ッセンブリの供給の意図方向に実質的に対称的に軸合わせされていることが好ま しい。 いくつかの場合に、シートの先導縁の領域においてのみスペーサー手段および 空隙を供給してよく、あるいは先導縁からアッセンブリの向かい合う追随縁に向 かって少なくとも部分的に延在するようにしてもよい。しかし、スペーサー手段 および空隙はアッセンブリの先導縁からアッセンブリの向かい合う追随縁に向か って連続的に延在することが通常好ましい。そのような構造において、シートと シートとの付着を減少する空隙の効果は、ちょうど先導部分ではなく、シートの 全長にわたって行われる。 スペーサー手段がアッセンブリの残りから離れて面する実質的にシート状の滑 らかな外表面を有することが好ましい。なぜなら、これが、シートがスタックか ら１つずつ供給される場合に、隣接シート間の滑り摩擦を減少させる傾向にある からである。スペーサー手段の露出表面の滑らかさの程度を正確に定量する必要 は無い。しかし、「滑らかな程、良好である」ことは明瞭であり、凝集ポリマー フィルムは、クレープ紙マスキングテープの裏のような粗くてコルゲート状の表 面よりも満足度が高い。 スペーサー手段が、使用時に表示受容多孔質被覆のキュアリング中にスペーサ ー手段がさらされる温度で剥離シートの表面に沿ったスペーサー手段の動きを許 容する接着剤によって該剥離シートに付着されていることが非常に好ましい。こ のため、スペーサー手段が、低粘着性の感圧接着剤保護テープ、例えば、Ｆｌｏ ｗｓｔｒｉｐ Ｌｉｍｉｔｅｄ（イギリス、Ｓｃｕｎｔｈｏｒｐｅ在）から登録 商標「Ｆｌｏｗｓｔｒｉｐ ＦＬ２０５」として市販されているものを有してな ることが好ましい。これは、スペーサー手段が高温において長手方向収縮を行う ポリマーフィルム材料を含んでなる場合に特にそうである。好ましい接着剤によ って許容される動きは、テープが付着する剥離シートを許容できない程度にカー ルすることなく、そのような収縮が生じるのを可能にする。全体としてのアッセ ンブリをカールすることなく、好ましい感圧接着剤テープのそれぞれの末端での ２〜３ｍｍの収縮がこのようにして受容されることがわかった。 スペーサー手段の厚さは限定されない。しかし、スペーサー手段は、２５〜１ ００マイクロメーターの距離で剥離シートから突出することが好ましい。したが って、そのような厚さの感圧接着剤テープが好ましい。前記テープＦＬ２０５は 約５０マイクロメーターの厚さである。 本発明のマーカーアッセンブリは、スタックからシート取り扱い装置に１つず つアッセンブリを供給する方法であって、そのような供給中にアッセンブリ上の 静電荷を減少させる手段を備えている方法において特に有用である。そのような 静電荷減少手段、例えば、既知の静電防止棒は、前記空隙の付着減少効果を向上 させ、２５枚までのＡ４寸法シートの積み重ねをデスクトップインクジェットプ リンターにトラブル無しで供給できることがわかっている。本明細書において、 シート寸法をＡ３〜Ａ５寸法範囲に言う場合に、シートをＡ版に限定するもので はないことを理解していただきたい。米国四つ折り判、フールスキャップおよび 他の寸法、他の国の標準寸法が、Ａ３〜Ａ５寸法範囲に含まれる。 本発明の具体例を、添付図面についての例によって記載する： 図１は、本発明の単一のマーカーアッセンブリを概略的に示す端面図である； 図２は、（断面図に描かれた）供給トレー中の、３つのマーカーアッセンブリ の重なりの概略図である； 図３は、本発明のマーカーアッセンブリの２つの可能な構造を、かなり拡大し て詳細に示した端面図である；および 図４〜図６は、前記の剥離シートの表面に、スペーサー手段の異なる配列の概 略的な平面図である。 図面において、図１は、前記の同時係属出願に記載されるように、接着剤層（ 図示せず）によって、厚さ少なくとも９０μｍのプラスチック剥離シート１２に 付着された被覆Ａ４支持シート１０を示し、前記のＦＬ２０５低粘着性保護テー プ１４の７５ｍｍ幅のストリップが、この端面図に示されるアッセンブリの幅に 対して実質的に中央部分に剥離シート１２に付着されている。 図１に示されるようなシートが、図２に示されるようにプリンターを通して供 給するための使用において積み重ねられる場合、厚さ５０μｍの突出テープ１４ は、積み重ね中において隣接するアッセンブリのキャリアシート１０の多孔質被 覆とテープを保持する剥離シート１２との間にエアギャップ（空隙）１６を与え る。エアギャップ１６の割合および形状をこの図では明瞭にするために誇張して いる。 本発明の要旨に基づくアッセンブリの構造を、図３の概略的な端面図でさらに 詳細に示す。マーカーアッセンブリは、印刷された表示を受容することができる 潜在的にキュアリング性材料の多孔質被覆（３０）、被覆が施される支持シート （３２）、その反対側の表面に保持される接着層（３４）、それに付着されたプ ラスチック剥離シート（３６）、前記同時係属出願に記載されるすべてを有して なる。このＡ４アッセンブリは、約２１０ｍｍの幅であり、アッセンブリを構成 するさまざまな層は、例えば６０μｍの厚さのキュアリング性被覆（３０）、５ ０μｍの厚さのMelinex（登録商標）ST 529支持シート（３２）、１０μｍの厚 さの感圧接着剤（３４）および１００μｍの厚さのMelinex（登録商標）タイプS 剥離シート（３６）であってよい。５０μｍの厚さのFL205低粘着性保護テープ （３８）は、低粘着性接着層（４０）によって、剥離シート（３６）の曝露され た表面に付着され、図３で破線で概略的に示されるような、図２のエアギャップ （１６）に対応するエアギャップ（４２）を作り出す。 本発明の他の態様において、７５ｍｍの幅のテープ（３８）を、アッセンブリ の幅を横切って等しく間隔に位置し、前記の先導縁から追随縁にずっと延在する ２５ｍｍの幅の同様の３つのテープストリップ（４４）に置き換えることができ る。そのような配列において、３つのテープストリップ（４４）に伴った、破線 で概略的に示される４つのエアギャップ（４６）が存在する。 図４は、単一のスペーサーテープストリップ（１４）が、実質的に中央に位置 し、下から見た図１と同様な構造の剥離シート（１２）の先導縁から追随縁にず っと延在する好ましい配列を概略的に示す。 図５は、３つのテープストリップ（４４）が、先導縁から追随縁に向かって途 中までのみ延在し、さらに破線で示される短いストリップ（４５）が、より多く のシート領域のスペーサー効果を増大させる可能な他の構造を示す。 図６は、一般的には好ましくないが、多くのより小さな丸いスペーサーテープ （５０）が剥離シート（５１）の表面に分布する他の可能な構造を示す。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＣＡ，ＪＰ，ＵＳ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．Ａ３用紙寸法以下でＡ５用紙寸法以上である縁寸法の実質的に長方形形態 にあるマーカーアッセンブリであって、 （ｉ）プリントされた表示を受容できる潜在的キュリング性材料の多孔質被覆 が設けられた表面を有する支持シートであって、該被覆は、後にキュアリングで き表示を実質的に消えないようにし、多孔質被覆は好ましくは粒状および／また はフィラメント形態である支持シート、 （ｉｉ）多孔質被覆を担持しない支持シートの表面の上の接着剤層、および （ｉｉｉ）接着剤層の少なくとも一部分を覆いこれに除去可能に付着している 厚さ少なくとも９０マイクロメーターのプラスチック剥離シート を有してなるマーカーアッセンブリ。 ２．多孔質被覆が熱キュアリング性であり、支持シート材料が応力除去されて おり、支持シートが、多孔質被覆を熱キュアリングできる少なくともいくつかの 条件において熱安定性である請求項１に記載のアッセンブリ。 ３．プラスチック剥離シート材料が、多孔質被覆を熱キュアリングできる工業 的に許容できるいずれかの条件下で熱安定性でないおよび／または応力除去され ていない請求項２に記載のアッセンブリ。 ４．支持シートおよび／または剥離シートがポリエステル材料を含んでなる請 求項１〜３のいずれかに記載のアッセンブリ。 ５．剥離シートが、ポリシロキサン材料を含んでなることが好ましい剥離被覆 を担持する請求項１〜４のいずれかに記載のアッセンブリ。 ６．実質的にＡ４用紙寸法である請求項１〜５のいずれかに記載のアッセンブ リ。 ７．シート供給プリンター、好ましくはインクジェットプリンターによって、 請求項１〜６のいずれかに記載の１つまたはそれ以上のアッセンブリの多孔質被 覆に表示をプリントすることを特徴とするマーカーを製造する方法。 ８．表示を実質的に消えないようにするために、プリント多孔質被覆をキュア リングする、好ましくは熱キュアリングする工程を有する請求項７に記載のアッ センブリ。 ９．アッセンブリの積み重ねられているときに、アッセンブリの残りから離れ て面する該プラスチック剥離シートの露出表面が、該剥離シートと隣接の同様の アッセンブリの隣接多孔質被覆との間の１つまたはそれ以上の空隙を維持できる それから突出するスペーサー手段を有しており、該スペーサー手段は、使用時に アッセンブリの積み重ねからシート取り扱い装置に供給されるときに、先導縁領 域であるアッセンブリの縁領域において少なくとも該空隙を与えるようになって おり、これにより積み重ねからの個々のアッセンブリの分離を促進する請求項１ 〜６のいずれかに記載のマーカーアッセンブリ。 １０．スペーサー手段が、該剥離シートに付着している少なくとも１つのプラ スチック材料ストリップを有してなる請求項９に記載のアッセンブリ。 １１．該スペーサー手段が、使用時にアッセンブリの供給の意図方向に実質的 に中央に軸合わせされた単一の材料ストリップを有してなる請求項９または１０ に記載のアッセンブリ。 １２．該単一のスペーサーストリップの幅が、少なくとも２５ｍｍ、好ましく は５０ｍｍ、より好ましくはアッセンブリの全幅の１／３以上で２／３以下であ り、好ましくは１２５ｍｍ以下である請求項１１に記載のアッセンブリ。 １３．該スペーサー手段が、２つまたはそれ以上の材料ストリップ、好ましく は使用時にアッセンブリの供給の意図方向に実質的に対称に軸合わせされている 請求項９または１０に記載のアッセンブリ。 １４．スペーサー手段および空隙が、アッセンブリの先導縁からアッセンブリ の反対側の追随縁に延在する請求項９〜１３のいずれかに記載のアッセンブリ。 １５．スペーサー手段が、アッセンブリの残りから離れて面する実質的に滑ら かなシート状外表面を有する請求項９〜１４のいずれかに記載のアッセンブリ。 １６．スペーサー手段が、使用時に表示受容多孔質被覆のキュアリング中にス ペーサー手段がさらされる温度で剥離シートの表面に沿ったスペーサー手段の動 きを許容する接着剤によって該剥離シートに付着されている請求項９〜１５のい ずれかに記載のアッセンブリ。 １７．スペーサー手段が低粘着性感圧接着剤保護テープを有してなる請求項１ ６に記載のアッセンブリ。 １８．スペーサー手段が、剥離シートから２５〜１００マイクロメーターの距 離で突出する請求項９〜１７のいずれかに記載のアッセンブリ。 １９．アッセンブリの積み重ねからシート取り扱い装置に１つずつ請求項１〜 ６および９〜１８のいずれかに記載のアッセンブリを供給する方法であって、供 給中にアッセンブリ上の静電荷を減少させる手段が設けられている方法。