JPH11512168A - 電磁的に操作可能な空気式の方向制御弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 圧力空気回路網接続部（１１）、排気部（１２）及び、圧力空気アクチュエータのための少なくとも１つの作業接続部（１３）を備えた電磁的に操作可能な空気式の方向制御弁（１０）において、複数の弁を完全な１つのブロックに簡単かつ能率的に組立て構成可能なモジュール式のユニットシステムを達成するために、作業接続部（１３）へ通じる作業通路、圧力空気回路網接続部（１１）及び排気部（１２）へ通じる流入通路及び排気通路、排気部（１２）及び、通路を制御する弁部材が操作マグネットと一緒に１つの弁ケーシング（２４）内にまとめられているのに対して、圧力空気網及び圧力空気アクチュエータのための接続部（１１，１３）が弁ケーシング（２４）から分離可能な接続プレート（２５）内に配置されている。圧力空気回路網接続部（１１）が接続プレート（２５）の一方の側のプレート側面（２５１）に配置された接続片（３４）及び、他方の側のプレート側面（２５２）に形成されて前記接続片と接続する接続孔（３５）から成っており、従って、２つの方向制御弁の互いに隣接する接続プレートの接続片（３５）と接続孔（３５）とが互いに差しはめ可能であり、かつ接続プレートのプレート側面に配置された結合手段（４７，４８）を介して互いに堅く結合可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 電磁的に操作可能な空気式の方向制御弁 背景技術 本発明は請求項１の上位概念に記載の形式の電磁的に操作可能な空気式の方向 制御弁に関する。 このような方向制御弁は実用車内で運転室から空気式の補助アクチュエータ、 例えば差動遮断機構の操作、モータブレーキの操作、伝動装置制御、バスなどの トランクフラップの操作のために使用される。この場合、複数の方向制御弁がた いていは１つの弁ブロックにまとめられて、弁ブロックが圧力空気供給導管に接 続されている。弁ブロック内の弁の数は制御すべき空気式の補助アクチュエータ の数によって規定される。 方向制御弁は電磁的に直接操作可能な弁としても電磁的に前制御可能な弁とし ても構成される。電磁的に前制御可能な弁においては、電磁的に操作可能な前制 御弁によって、空気式に操作可能な主弁が切り換えられる。同一の車両において 両方の形式の弁の使用が一般的である。 冒頭に述べた形式の公知の方向制御弁（米国特許第４５２４７９７号明細書） においては、弁ケーシング内に、圧力空気回路網接続部へ通じる流入通路と排気 部へ通じる排気通路とが互いに合致するように配置さ れ、かつ作業接続部へ通じる作業通路が流入通路及び排気通路に対して直角に配 置されている。電磁石のマグネットコイルが弁ケーシングの、流入通路を含む円 筒形のケーシング部分に同軸的に配置されている。電磁石の円筒形の可動子がケ ーシング内部に軸線方向に移動可能に案内されていて、弁部材を形成しており、 弁部材が交互に両方の弁座の１つに座着されるようになっており、弁座は流入通 路及び排気通路の通路開口部に形成されている。弁部材の位置に応じて作業通路 が排気通路若しくは流入通路に接続されている。方向制御弁を自動車の支持プレ ートに固定するために、弁ケーシングからピンを突出させてあり、該ピンが流入 通路に対して直角に延びている。複数の弁を１つの弁ブロックにまとめる際に、 弁は流入通路を平行に向けて並べて支持プレートに取り付けられ、個別の弁の圧 力空気回路網接続部が個別の差し込みアダプターを用いて互いに接続されている 。差し込みアダプターが互いに差し込まれ、かつそれぞれ弁ケーシングの圧力空 気回路網接続部に差しはめられる。最初の差し込みアダプターが圧力空気供給導 管のための接続片を有し、かつ最後の差し込みアダプターが端部側を栓によって 閉鎖されている。 発明の利点 請求項１に記載の特徴を有する本発明に基づく方向制御弁においては利点とし て、接続片及び接続通路並 びに結合手段の相応に配置された接続プレートと弁ケーシングとが分離されたこ とにより、ほぼ同じエレメントから成る両方の形式の方向制御弁を形成するため のモジュール式のユニットシステムが達成されるだけではなく、１つの弁ブロッ クへの複数の弁の組立が著しく簡単かつ効率的に可能である。複数の弁の、弁ケ ーシングに結合された接続プレートが簡単に互いに装着され、この場合、１つの 弁の圧力空気回路網接続部の接続片が隣接の別の弁の圧力空気回路網接続部の接 続孔内に差し込まれ、次いで結合エレメントを介して形状結合的(formschluessi g)に互いに結合される。組立過程は工具なしに最も短い時間で行われる。公知の 方向制御弁の差し込みアダプターのような別個の接続手段は不必要である。製作 誤差の問題は、接続片と接続孔との間に使用される半径方向にシールするＯ・リ ングに基づき生じない。Ｏ・リングは予め組み立てられ、圧力空気回路網接続部 の接続孔内に保護された状態で位置している。弁ブロックの分解が扁平な対応部 材(Gegenstand)を用いて行われ、対応部材によって、有利には係止部材として形 成された結合手段が解除される。著しく短い組立時間及び分解時間によって、製 造及びサービス作業の著しい費用削減が達成される。 本発明に基づく方向制御弁によって構成されるモジュール式のユニットシステ ムは規格の１つの弁ケーシング及び異なる構造の２つの接続プレート並びに、圧 力空気回路網接続部の接続孔の閉鎖のための１つの閉鎖エレメントを含んでいる 。両方の形式の接続プレートは外面的には同一に構成され、即ち圧力空気回路網 接続部の同一の接続片及び接続孔並びに同一の結合手段を有している。接続プレ ートのもっぱら内部が、直接に切換可能な弁のための接続プレートにおいては純 然たる通路構造を組み込んであるのに対して、前制御可能な弁のための接続プレ ートにおいては通路構造のほかに空気力的に操作可能な座弁を組み込む程度に変 更されているだけである。接続プレートの前述の同一な構造に基づき、異なる形 式の弁が必要に応じて問題なく１つの弁ブロックに組立られる。 請求項２以下に記載の構成によって、請求項１に記載の電磁的に操作可能な方 向制御弁の有利な改善が可能である。 本発明の有利な構成では、弁ケーシングの下側に段付きの差し込み片を設けて あり、差し込み片が直径の異なる同軸的な２つの差し込み片区分を備えており、 かつ接続プレートの上側に差し込み段付き孔を形成してあり、差し込み段付き孔 が直径の異なる同軸的な２つの孔区分を備えている。差し込み片は各差し込み片 区分と各孔区分との間に半径方向でシールするＯ・リングを介在させて差し込み 段付き孔内に密接に差し込み可能である。直径の小さい方の差し込み片区分の円 形の端面に流入通路が開口しており、直径の大きい方 の差し込み片区分のリング状の端面に作業通路が開口している。差し込み孔の直 径の小さい方の孔区分が、接続プレートの圧力空気回路網接続部の接続片と接続 孔とを互いに接続する接続通路に接続している。接続プレートは、電磁石によっ て直接に操作可能な方向制御弁にとって次のように形成され、即ち、差し込み孔 の直径の大きい方の孔区分が作業接続部に接続しており、かつ電磁石によって前 制御されて空気力的に操作可能な弁にとって次のように形成され、即ち、差し込 み孔の直径の大きい方の孔区分が接続通路に開口しており、接続通路が制御通路 を介して座弁の、押圧ピストンによって制限された作業室に接続可能である。押 圧ピストンが弁ロッドを介して弁プレートを操作して、弁プレートが弁開口を閉 鎖若しくは開放する。弁開口が接続プレートの作業接続部を作業プレートの圧力 空気回路網接続部の接続片と接続孔との間の接続通路に接続している。 本発明の有利な構成では、ケーシングと接続プレートとが互いに係止可能であ り、このために係止孔及び該係止孔内にクリップ係合可能な係止突起が設けられ ている。有利には、係止突起が弁ケーシングの周囲に半径方向で突出するように 配置されかつ、係止孔が接続プレートに配置されている。このような係止によっ て個別弁の組立が著しく簡単であり、弁ケーシングの差し込み片と接続プレート の差し込み孔との間の半径 方向でシールするＯ・リングに基づき製作誤差の問題は生じない。Ｏ・リングは 保護した状態で予め組み込まれていて、弁を組立る際の特別な処置を必要としな い。 本発明の有利な構成では、接続プレートの圧力空気回路網接続部の接続孔の閉 鎖のために閉鎖エレメントを設けてあり、閉鎖エレメントがエレメント側面に結 合手段を有しており、結合手段が、接続プレートの、接続孔を備えるプレート側 面に配置された結合手段と対応している。閉鎖エレメントは軸線方向に突出する 栓を有しており、栓が接続孔内に突入して、シールリングを用いて該接続孔を気 密にシールする。本発明に基づく弁を個別弁(Einzelventil)として用いる場合に は各弁に前記閉鎖エレメントを必要とし、該閉鎖エレメントが圧力空気回路網接 続部の接続孔を密閉する。複数の個別弁を１つの弁ブロックに組立る場合には、 閉鎖エレメントはもっぱら最後の弁の接続プレートにしか取り付けられない。閉 鎖エレメントは簡単な射出成形品として簡単に製造され、工具なしに組み込まれ る。組立及び分解は接続プレートと同じ形式で行われる。 本発明の有利な構成では、接続プレートの、両方の接続片若しくは接続孔を有 するプレート側面間を該プレート側面に対して直角に延びる１つのプレート側面 に、接続プレートの空間的な固定(raeumliche Festle gung)のための固定手段を設けてある。固定手段が、有利には接続プレートに一 体的に成形された固定プレートを有しており、固定プレートが該固定プレートに 配置された２つの固定アイを備えている。固定アイを通して差し込まれたねじを 用いて、各弁が個別に車両フレームに若しくは、車両フレームに保持された支持 プレートに固定され得る。このような固定のために、短いねじしか必要でなく、 従って組立時間、材料費及び重量が節減される。 電磁石の電気的な接触のために本発明の別の構成では、電磁石のマグネットコ イルの電気的な接続部が外側から弁ケーシングに配置された二極のプラグに案内 されており、プラグが、それぞれマグネットコイルの１つの巻線端部に接続され た２つのプラグピンを有している。プラグはプラグキャップによって被われてお り、プラグキャップがプラグピン上に差しはめ可能な２つの差し込みスリーブを 有している。弁ブロックにおける使用の場合、複数のプラグキャップが１つの配 電レールに接続されており、該配電レールが周囲を射出成形された打ち抜き格子 によって形成される。配電レールが複数の導体路を有しており、導体路の数はプ ラグキャップの数よりも１つ大きい数である。各プラグキャップの両方の差し込 みスリーブのそれぞれ１つがすべてのプラグキャップのための共通の１つの導体 路に接続されており、かつ別の差し込みスリーブが別 の導体路に接続されている。すべての導体路が端部で電気的な１つの接続プラグ の電気的な接点に導かれている。弁ブロック内の３つの弁への電流供給のための １つの配電レールにとって有利にはDIN 72585に基づく接続プラグを用いて、該 接続プラグが電気的な４つの接点を有しており、接点が前述の形式で配電レール ４つの導体路に接続されている。配電レールにおけるプラグキャップ及び、弁ブ ロックに組立られる弁の弁ケーシングにおけるプラグは、半径方向でシールされ ている。 次ぎに本発明を図示の実施例に基づき詳細に説明する 図１は電磁的に制御可能な空気式の方向制御弁の正面図、 図２は図１の弁の平面図、 図３は図１の弁の側面図、 図４は図３の線IV−IVに沿った断面図 図５は弁の図３に対応するものの、拡大してかつ部分的に破断して示す側面図 図６は図１の弁の弁ケーシングの正面図、 図７は図６の線XII−XIIに沿った断面図、 図８は電磁的に前制御可能な空気式の方向制御弁の正面図、 図９は図８の弁の平面図、 図１０は図８の弁の側面図、 図１１は弁の図１０に対応するものの、拡大してかつ部分的に破断して示す側 面図 図１２は３つの弁から構成された弁ブロックの正面図、 図１３は図１２の弁ブロックの回路図、 図１４は重ね合わされた２つの弁の、弁ブロック内で結合固定する前の状態で の側面図、 図１５は１つの弁ブロックに組立られた２つの弁間の結合手段の拡大断面図、 図１６は図１２の弁ブロックの電気的な接触のための配電レールの部分的に破 断して示す側面図、 図１７は配電レールの打ち抜き格子の概略平面図、 図１８は閉鎖エレメントの正面図、 図１９は図１８の閉鎖エレメントの矢印ＸIXの方向で見た側面図である。 実施例の説明 図１乃至図５に側面及び断面で示す電磁的に操作可能な空気式の方向制御弁１ ０は、３／２方向制御電磁弁(3/2‐Wegemagnetventil)として構成されており、 ３／２方向制御電磁弁は公知の形式で圧力空気回路網接続部１１、排気部１２及 び、圧力空気アクチュエータのための作業接続部１３を有している。該３／２方 向制御電磁弁の回路記号が図１３の右側に示してある。そこに示してあるように 、作業接続部１３が弁の非励磁の基準位置で排気部１２に接続されていて、圧力 空 気回路網接続部１１に対して遮断され、かつ弁の励磁された作業位置で圧力空気 回路網接続部１１に接続されて、排気部１２から遮断される。このために、図４ 及び図５の断面図から明らかなように、弁室１４内に、圧力空気回路網接続部１ １へ通じる流入通路１５、排気部１２へ通じる排気通路１６、及び作業接続部１ ３へ通じる作業通路１７が開口している。 流入通路１５と排気通路１６とは互いに１列を成していて、それぞれ弁室１４ 内の通路開口部に弁座１８，１９を有しており、該弁座に交互に弁部材２０が接 触する。弁部材２０は電磁石２１の、プレート状の薄板打ち抜き部分(Blechstan zteil)として形成された可動子２０′に取り付けられており、電磁石のマグネッ トコイル２２が排気通路１６に対して同軸的に配置されている。弁部材２０はマ グネットコイル２２の非励磁の際には弁ばね２３によって流入通路１５の弁座１ ８に圧着され、その結果、流入通路が遮断され、作業通路１６が排気部１２に接 続されている。マグネットコイル２２の励磁に際して、弁部材２０が弁座１８か ら離れて、排気通路１６の弁座１９に圧着する。これによって、排気通路１６が 遮断され、作業接続部１３が圧力空気回路網接続部１１に接続される。 方向制御弁の構成のモジュール式のユニットシステム(Baukastensystem)の達 成のために、マグネットコイル２２を備える電磁石２１、弁部材２０を収容する 弁室１４、作業通路１７、弁座１８，１９を備える流入通路１５及び排気通路１ ６、並びに排気部１２が弁ケーシング２４内にまとめられており、圧力空気回路 網及び圧力空気アクチュエータのための接続部１１，１３が弁ケーシング２４か ら分離可能な接続プレート(Anschlussplatte)２５に配置されており、接続プレ ート２５が弁ケーシング２４に取り外し可能に結合されている。これによって、 図６及び図７に示すように、規格化された弁ケーシング２４が得られ、該弁ケー シングは種々に構成された接続プレート２５に結合可能である。接続プレート２ ５の構成に応じて、図１乃至図５に示す電磁的に直接に操作可能な方向制御弁１ ０若しくは図８乃至図１１に示す電磁的に前制御可能な方向制御弁１０′が形成 できる。弁ケーシング２４は二部構造に構成されていて、段付きの差し込み片２ ６として形成されたケーシング下側部分及びケーシング上側部分から成っており 、ケーシング上側部分は差し込み片２６を部分的に被うキャップ２７として形成 されている。キャップ２７はピン状の中央部分２７１を有しており、中央部分内 を同軸的に排気通路１６が延びており、かつ中央部分上にマグネットコイル２２ が装着されている。マグネットコイル２２のコイル端部がキャップ２７を通して 導かれ、二極のプラグ３０の両方のプラグピン２８，２９に電気的に接続されて いる。プラグ３０はキャップ２７の側方に保持されて いる。差し込み片２６は直径の異なる２つの差し込み片区分２６１，２６２を有 している。差し込み片２６内に流入通路１５を同軸孔として形成し、かつ作業通 路１７を流入通路に対して同軸的なリング室として形成されており、作業通路が 可動子２０′の入口開口３１を介して弁室１４に接続されていて、かつ出口開口 ３２で以て直径の大きい方の差し込み片区分２６１のリング状の端面内に開口し ている。直径の小さい方の差し込み片区分２６２の円形の端面内に流入通路１５ の開口３３が配置されている。 弁ケーシング２４と取り外し可能に結合された接続プレート２５内に、図４に 断面して示す圧力空気回路網接続部１１、及び図４に断面して示す作業接続部１ ３が設けられている。圧力空気回路網接続部１１は、接続プレート２５の１つの プレート側面２５１に配置された接続片３４及び、接続プレート２５の相対する プレート側面２５２に形成された接続孔３５を有しており、該接続孔が前記接続 片３４に、同軸的な接続通路３６を介して接続されている（図４）。接続片３４ は雌ねじを備えたねじスリーブによって形成されており、ねじスリーブはプラス チックから成る接続プレート２５内に圧密に成形されていて、異なるねじ寸法及 びねじ形状並びにシールシステムに適合させられ得る。接続片３４と接続孔３５ とは次のように互いに規定されており、即ち、接続片３４が半径方向にシールす るＯ・リング３７を介在させて気密に接続孔３５内に差し込まれ得る。図４から 、接続プレート２５の接続片３４を隣接の接続プレート２５′の接続孔３５内に どのように差し込み、差し込み接続部をＯ・リング３７によってどのようにシー ルするか明かである。 差し込みプレート(Einsteckplatte)の上側２５３内に差し込み段付き孔３８を 形成してあり、差し込み段付き孔(Einsteckstufenbohrung)が孔直径の異なる同 軸的な２つの孔区分３８１，３８２を備えている。孔区分３８１，３８２が弁ケ ーシング２４の差し込み片２６の差し込み片区分２６１，２６２に適合されて、 差し込み片を受容するようになっており、従って、差し込み段付き孔３８内への 差し込み片２６の差し込みに際して、差し込み片区分２６１，２６２が、半径方 向にシールするそれぞれ１つのＯ・リング３９，４０を介在して所属の孔区分３ ８１，３８２内に密接に配置されている。直径の小さい方の孔区分３８２が同軸 的な開口４１を介して接続片３４と接続孔３５との間の接続通路３６に接続され 、ひいては圧力空気回路網接続部１１に接続されており、従って、流入通路１５ が既に述べたように、圧力空気回路網接続部１１に接続している。直径の大きい 方の孔区分３８１が、図５から明らかなように、接続通路４２を介して作業接続 部１３に接続されており、従って、作業通路１７が既に述べたように作業接続部 １３に通じている。作業接 続部１３は雌ねじを備えたねじスリーブによって形成されており、ねじスリーブ が接続プレート２５内に成形されている。ねじスリーブの雌ねじに、圧力空気ア クチュエータへ通じる圧力導管がねじ込まれる。 弁ケーシング２４と接続プレート２５とを結合するために、弁ケーシング２４ が周囲に、半径方向に突出する係止突起４３（図１及び図３乃至図７、参照）を 有しており、係止突起が接続プレート２５の対応する係止孔４４内にスナップ係 合する。弁ケーシング２４の差し込み片２６と差し込み段付き孔３８との間に挿 入されたＯ・リング３９，４０によって、弁ケーシング２４と接続プレート２５ との組み合わせに際して製作誤差の問題は生じない。両方の構成部分の組み合わ せは最も短い時間で行われる。分解は、適当な工具を用いて係止突起４３を係止 孔４４から外すことによって行われる。 方向制御弁１０の車両側への取り付けのために、接続プレート２５に固定プレ ート４５を一体的に形成してあり、固定プレートは接続プレート２５の上面及び 下面、並びに接続プレート２５の、接続片３４若しくは接続孔３５を有する両方 のプレート側面に対して直角に延びている。固定プレート４５内に、それも対角 線上に配置して２つの固定アイ４６，４７を形成してあり、固定アイが射出成形 時に埋め込まれた金属ブッシュから成っており、固定アイを通して固定ねじが案 内されて、車両フレームに若しくは車両フレームの適当な支持プレートにねじ込 まれる。 図１乃至図３から明らかなように、圧力空気回路網接続部１１の接続片３４若 しくは接続孔３５を有するプレート側面２５１，２５２に結合手段を配置してあ り、結合手段が、接続片３４と接続孔３５とによって互いに差しはめられた２つ の接続プレート２５，２５′（図４）間の機械的な結合のために互いに対応する ように構成されている。詳細には結合手段は各プレート側面２５１，２５２に突 出する２つの鉤爪(Kralle)４７，４８及び加工成形された２つのポケット４９， ４８を有しており、鉤爪及びポケットは各プレート側面２５１，２５２に互いに 対角線上に配置されている。図３では、プレート側面２５２に対角線上に配置さ れた両方の鉤爪４７，４８及び対角線上に配置された両方のポケット４９，５０ が見られる。プレート側面２５１には同一の鉤爪４７，４８及びポケット４９， ５０が配置してあり、従って一方の接続プレート２５のプレート側面２５１を他 方の接続プレート２５′のプレート側面２５２に重ね合わせた際に、一方の接続 プレート２５のプレート側面２５１の鉤爪４７，４８が他方の接続プレート２５ ′のプレート側面２５２のポケット４９，５０内に係合し、逆に、他方の接続プ レート２５′のプレート側面２５２の鉤爪４７，４８が一方の接続プレート２５ のプレート側面２５１のポ ケット４９，５０内に係合して、その結果、両方の接続プレート２５，２５′が 互いに係止される。図１４に示してあるように、鉤爪４７，４８とポケット４９ ，５０は、一方の接続プレート２５の鉤爪４７，４８が他方の接続プレート２５ ′のポケット４９，５０内に押し込まれるように構成されており、両方の接続プ レート２５，２５′が互いに所定の角度αだけ回動させて互いに当接され、一方 の接続プレート２５の接続片３４が他方の接続プレート２５′の接続孔３５内に 進入する。次いで、両方の接続プレート２５，２５′が接続片３４及び接続孔３ ５の互いに合致する縦軸線を中心として回し戻されて、角度αが零にされる。こ の回し戻しによって、鉤爪４７，４８が所属のポケット４９，５０内に入り込ん で、両方の接続プレート２５，２５′を軸線方向で互いに係止する。 接続プレート２５，２５′の角度αにわたる相対的な新たな回動による両方の 接続プレート２５，２５′の互いの意図しない分離を避けるために、結合手段は さらに係止突起(Rastnase)５１及び係止窓(Rastfenster)５２を有している。２ つの係止突起５１がプレート側面２５２で圧力空気回路網接続部１１の接続孔３ ５の相対する側に、互いに１８０°回動して配置されている。両方の係止窓５２ はプレート側面２５１で圧力空気回路網接続部１１の接続片３４の両側に配置さ れ、係止突起５１と合致するようになっている。図１ ４に示すように重ねられた両方の接続プレート２５，２５′を回動角度αの小さ くなる方向に回動させると、接続プレート２５のプレート側面２５２の係止突起 ５１が回動の終端（α＝０）で、図１５に示すように、接続プレート２５′のプ レート側面２５１の係止窓５２内に係合する。これによって両方の接続プレート ２５，２５′が戻り回動に対して確保され、両方の接続プレート２５，２５′間 の結合が意図することなしには解除されない。係止結合(Rastverbindung)の解除 、ひいては両方の接続プレート２５，２５′の相対的な回動は、係止窓５２から の係止突起５１の押し出しによってのみ可能であり、このことは扁平な対応部材 を用いて行われる。 前述の方向制御弁のモジュール式のユニットシステムには、図１８及び図１９ に示す閉鎖エレメント５３も含まれる。閉鎖エレメント５３は圧力空気回路網接 続部１１の接続孔３５の閉鎖のために役立ち、このために接続孔３５と合致する 栓５４を保持しており、栓が半径方向にシールするＯ・リングを介在して接続孔 ３５内に気密に入り込む。接続プレート２５のプレート側面２５１におけるよう に、閉鎖エレメント５３の、栓５４を保持する面５３１に、同一の結合手段が配 置されている。この結合手段は同じく、対角線上に配置された両方の鉤爪４７， ４８及び対角線上に配置された両方のポケット、並びに２つの係止窓５２を有し ている。２つの接続プレート２５，２５′の重ね合わせを示す図１４から明らか なように、閉鎖エレメント５３も同じ回動角度αで接続プレート２５のプレート 側面２５２に装着される。回動角度αのα＝０までの減少の方向での閉鎖エレメ ント５３の続く戻し回動によって、閉鎖エレメント５３の鉤爪４７，４８が接続 プレート２５のポケット４９，５０内に入り込み、逆に、接続プレートの鉤爪４ ７，４８が閉鎖エレメント５３のポケット４９，５０内に入り込む。回動運動の 終端で、接続プレート２５のプレート側面２５２に形成された係止突起５１が閉 鎖エレメント５３の両方の係止窓５２内に係合する。今や、接続片３４に圧力空 気回路網から到来する接続され、作業接続部１３に圧力空気アクチュエータへ通 じる圧力導管が接続され、かつ電磁石２１が二極のプラグ３０を介して電気的に 接続され、従って３／２方向制御電磁弁１０は図１乃至図５に示すように完全に 機能できる。 図８乃至図１１に、電磁的な前制御装置を備えた空気式の３／２方向制御電磁 弁１０′が示してある。このような前制御式の弁１０′の回路記号が図１３に示 してある。前制御式の弁をモジュール式のユニットシステムで実施するために別 の接続プレート２５′を設けてあり、該接続プレートは接続プレート２５とほぼ 同一であって、もっぱら内部を、空気力的な制御可能な主弁の取り付けのために 変更されているだけである 。ケーシング２４と接続プレート２５との選択的な結合によって、直接に電磁操 作可能な３／２方向制御弁１０が実施され、ケーシング２４と接続プレート２５ ′との結合によって電磁的に前制御可能な空気式の３／２方向制御弁１０′が実 施される。接続プレート２５′は、図１乃至図５の接続プレート２５と同じ形式 で圧力空気回路網接続部１１、作業接続部１３並びに結合手段を有しており、圧 力空気回路網接続部は接続片３４及び接続孔３５を備えており、接続片と接続孔 とは接続通路３６を介して互いに接続されており、結合手段は鉤爪４７，４８、 ポケット４９，５０、係止突起５１及び係止窓５２から形成されている。差し込 み段付き孔３８も同じに構成されており、両方の孔区分３８１，３８２が弁ケー シング２４の差し込み片２６の両方の差し込み片区分２６１，２６２を気密に受 容しており、この場合、直径の小さい方の孔区分３８２が圧力空気回路網接続部 １１の接続片３４と接続孔３５との間の接続通路３６に接続されている。接続プ レート２５とは異なって、直径の大きい方の孔区分３８１は直接に作業接続部１ ３と接続されるのではなく、接続通路７９と接続されており、該接続通路が制御 通路５５を介して、空気力的に操作可能な座弁５７の作業室５６に接続されてい る。座弁５７は弁開口５８を有しており、弁開口が接続通路３６と作業接続部１ ３との間の接続部を形成している。弁開口５８は弁座 ５９によって取り囲まれており、該弁座上に、弁ロッド６０に取り付けられた弁 プレート(Ventilplatte)６１が座着するようになっている。弁ロッド６０は弁プ レート６１と逆の側の端部で押圧ピストン６２に結合されており、押圧ピストン 作業室５６の片側を制限している。作業室５６内に空気圧力が形成されると、押 圧ピストン６２が弁閉鎖ばね６３の戻し力に抗して移動して、弁プレート６１が 弁座５９から離れ、接続通路３６が作業接続部１３に接続され、その結果、作業 接続部が圧力空気網に接続する。 座弁５７の閉じられた状態では、作業接続部１３は排気通路６４を介して別の 排気部６５に接続している。排気通路６４は同時に弁ロッド６０のための案内通 路である。排気通路６４は、弁プレート６１と相対する自由な端面に弁座６６を 備えており、該弁座上に弁プレート６１が座弁５７の開放に際して座着して、排 気部６５を作業接続部１３から遮断する。弁ケーシング２４の排気部１２は座弁 ５７の作業室５６の排気のために役立つ。作業室５６を有する座弁５７、押圧ピ ストン６２、弁閉鎖ばね６３、弁ロッド６０、弁プレート６１、制御通路５５及 び、弁座６６を有する排気通路６４が１つの弁本体８０内に組み込まれており、 弁本体が接続プレート２５′の下側に当て付けられて、該接続プレートと、係止 突起及び係止孔から成る係止結合部８１によって結合されている。座弁５７の、 接続通路３６と作業接続部１３との間の弁開口５８を取り囲む弁座５９が、接続 プレート２５′内に形成されている。 図１２には、前述の３つの弁を１つの弁ブロック６７に構成することが示され ている。２つの弁が前制御式の３／２方向制御電磁弁１０′であり、１つの弁が 直接制御式の３／２方向制御電磁弁１０である。両方の弁１０′は弁構造的に図 ８乃至図１１の弁に相応しており、弁１０は弁構造的に図１乃至図５の弁に相応 している。３つの弁１０，１０′，１０′の個別の接続プレート２５，２５′， ２５′は、これまで述べられかつ図１４に示す形式で互いに装着されている。最 後の弁１０′（図１２で左側）の接続プレート２５′の圧力空気回路網接続部１ １の接続孔３５が、図１８及び図１９に示す閉鎖エレメント５３によって閉鎖さ れている。最初の弁１０の接続プレート２５の圧力空気回路網接続部１１の接続 片３４内に、圧力空気回路網の圧力空気供給導管がねじ込まれる。圧力空気の流 れ方向図１２に矢印６８で示してある。弁ブロック６７は、個別の接続プレート ２５，２５′，２５′の６つの固定アイ４６を介して車両に固定される。弁ブロ ック６７の３つのプラグ３０の接触のために、配電レール６９を設けてあり、配 電レールは図１６に部分的に破断して側面を示してあり、３つのプラグキャップ ７６及び１つの接続プラグ７０を備えている。DIN 72 585に基づく接続プラグ７０は電気的な４つの接点を有しており、接点はそれぞ れ配電レール６９の１つの導体路７１〜７４に接続されている。導体路７１〜７ ４は打ち抜き格子(Stanzgitter)７５によって形成されており、打ち抜き格子は 周囲にプラスチックを射出成形されている。各プラグキャップ７６内に２つの差 し込みスリーブ７７，７８を配置してあり、差し込みスリーブがケーシング２４ のプラグ３０へのプラグキャップ７６の装着に際してプラグ３０の両方のプラグ ピン２８，２９に押しはめられる。すべての差し込みスリーブ７７が導体路７１ に一体的に結合されているのに対して、第１、第２及び第３のプラグキャップ７ ６の差し込みスリーブ７８は導体路７２、導体路７３、及び導体路７４に一体的 に結合されている（図１７）。配電レール６９をプラグキャップ７６で以て弁ブ ロック６７のプラグ３０に差しはめることによって、３つの弁のすべての電磁石 が電気的に正確に接続される。

───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 孔（３５）とが互いに差しはめ可能であり、かつ接続プ レートのプレート側面に配置された結合手段（４７，４ ８）を介して互いに堅く結合可能である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 電磁的に操作可能な空気式の方向制御弁（１０，１０′）であって、圧 力空気回路網接続部（１１）、排気部（１２）及び、圧力空気アクチュエータの ための少なくとも１つの作業接続部（１３）並びに、電磁石（２１）によって操 作可能な弁部材（２０）を備えており、弁部材が、作業接続部（１３）へ通じる 作業通路（１７）を圧力空気回路網接続部（１１）と排気部（１２）とに対して 交互に遮断するために、交互に２つの弁座（１８，１９）の１つに座着させられ るようになっており、弁座の一方が圧力空気回路網接続部（１１）へ通じる流入 通路（１５）の通路開口部に形成されており、かつ弁座の他方が排気部（１２） へ通じる排気通路（１６）の通路開口部に形成されている形式のものにおいて、 電磁石（２１）、弁部材（２０）、作業通路（１７）、弁座（１８，１９）を備 えた流入通路（１５）及び排気通路（１６）、並びに排気部（１２）が１つの弁 ケーシング（２４）内にまとめられており、圧力空気網及び圧力空気アクチュエ ータのための接続部（１１，１３）が弁ケーシング（２４）から分離可能な接続 プレート（２５，２５′）内に配置されており、接続プレートが弁ケーシング（ ２４）に取り外し可能に結合されており、圧力空気回路網接続部（１１）が接続 プレート（２５，２５′） の一方のプレート側面（２５１）に配置された接続片（３４）及び、接続プレー ト（２５，２５′）の他方のプレート側面（２５２）に形成されて前記接続片と 接続する接続孔（３５）を有しており、接続片と接続孔とが互いに適合されてい て、接続片（３４）が半径方向でシールするＯ・リング（３７）を介在して第２ の方向制御弁（１０，１０′）の接続孔（３５）内に気密に差し込み可能であり 、接続プレート（２５，２５′）の、接続片（３４）若しくは接続孔（３５）を 有する各プレート側面（２５１，２５２）に結合手段を配置してあり、結合手段 が、両方の方向制御弁（１０，１０′）の、接続片（３４）と接続孔（３５）と で互いに差しはめられる２つの接続プレート（２５，２５′）間の結合のために 、互いに対応するようになっていることを特徴とする、電磁的に操作可能な空気 式の方向制御弁。 ２． 弁ケーシング（２４）の下側（２４１）に段付きの差し込み片（２６） を設けてあり、段付きの差し込み片が直径の異なる同軸的な２つの差し込み片区 分（２６１，２６２）を備えており、かつ接続プレート（２５，２５′）の上側 （２５３）に差し込み段付き孔（３８）を形成してあり、差し込み段付き孔が直 径の異なる同軸的な２つの孔区分（３８１，３８２）を備えており、差し込み片 （２６）が各差し込み片区分（２６１，２６２）と所属の孔区分（３８１，３８ ２）との間に半径方向でシールするＯ・リング（３９，４０）を介在させて差し 込み段付き孔（３８）内に密接に差し込み可能であり、直径の小さい方の差し込 み片区分（２６２）の円形の端面に流入通路（１５）が開口しており、直径の大 きい方の差し込み片区分（２６１）のリング状の端面に作業通路（１７）が開口 しており、差し込み孔（３８）の直径の小さい方の孔区分（３８２）が、圧力空 気回路網接続部（１１）の接続片（３４）と接続孔（３５）とを互いに接続する 接続通路（３６）に接続している請求項１記載の弁。 ３． 差し込み孔（３８）の直径の大きい方の孔区分（３８１）が作業接続部 （１３）に接続している請求項２記載の弁。 ４． 圧力空気回路網接続部（１１）の接続片（３４）と接続孔（３５）との 間の接続通路（３６）内に、座弁（５７）の弁プレート（６１）によって密閉可 能な弁開口（５８）を設けてあり、弁開口が作業接続部（１３）に接続しており 、弁プレート（６１）が弁ロッド（６０）を介して取り付けられており、弁ロッ ドが作業室（５６）を制限する押圧ピストン（６２）に取り付けられており、差 し込み段付き孔（３８）の直径の大きい方の孔区分（３８１）が作業室（５６） に接続されている請求項２記載の弁。 ５． 座弁（５７）が、接続プレート（２５′）に接続された弁本体（８０） 内に組み込まれており、弁 本体内に排気部（６５）及び、排気部（６５）と作業接続部（１３）とを接続す る排気通路（６４）を形成してあり、排気通路が弁開口（５８）に対して距離を 置いて自由に開口しており、排気通路の通路開口に弁座（６６）が形成されてお り、該弁座に弁プレート（６１）が弁開口（５８）を開放して座着するようにな っている請求項４記載の弁。 ６． 接続プレート（２５，２５′）の圧力空気回路網接続部（１１）の接続 孔（３５）が閉鎖エレメント（５３）を用いて閉鎖可能であり、閉鎖エレメント がエレメント側面（５３１）に結合手段を有しており、結合手段が、接続プレー ト（２５，２５′）の、接続孔（３５）を備えるプレート側面（２５２）に配置 された結合手段と対応しており、閉鎖エレメント（５３）が栓（５４）を有して おり、該栓が接続プレート（２４）への閉鎖エレメント（５３）の装着に際して 接続孔（３５）内へ突入して、シールリング（３７）を用いて前記接続孔を気密 にシールする請求項１記載の弁。 ７． ケーシング（２４）と接続プレート（２５，２５′）とが互いに係止可 能であり、このために係止孔（４４）及び該係止孔内にクリップ係合可能な係止 突起（４３）が設けられており、有利には係止突起（４３）が弁ケーシング（２ ４）の周囲に配置されており、係止孔（４４）が接続プレート（２５，２５′） に配置されている請求項１記載の弁。 ８． 接続プレート（２５，２５′）の、両方の接続片（３４）若しくは接続 孔（３５）を有するプレート側面（２５１，２５２）間を該プレート側面に対し て直角に延びる１つのプレート側面に、接続プレート（２５，２５′）の空間的 な固定のための固定手段が設けられている請求項１記載の弁。 ９． 固定手段が、接続プレート（２５，２５′）に有利には一体的に成形さ れた固定プレート（４５）を有しており、固定プレートが該固定プレートに有利 には対角線上に配置された２つの固定アイ（４６）を備えている請求項８記載の 弁。 １０．接続プレート（２５，２５′）の互いに逆向きのプレート側面（２５１ ，２５２）に設けられた結合手段が突出する２つの鉤爪（４７，４８）及び加工 成形された２つのポケット（４９，５０）を有しており、ポケット（４９，５０ ）が鉤爪（４７，４８）の受容のために形成されており、両方の鉤爪（４７，４ ８）と両方のポケット（４９，５０）とが各プレート側面（２５１，２５２）で それぞれ互いに対角線上に配置されていて、かつ両方のプレート側面（２５１， ２５２）で次のように配置されており、即ち一方の方向制御弁（１０）の接続片 （３４）を他方の方向制御弁（１０′）の接続孔（３５）内へ差し込む際に、そ れぞれ一方の接続プレート（２５若しくは２５′）の 鉤爪（４７，４８）が他方の接続プレート（２５′若しくは２５）のポケット（ ４９，５０）の後ろ側に係合するようになっている請求項１記載の弁。 １１．鉤爪（４７，４８）とポケット（４９，５０）とが、接続片（３４）及 び接続孔（３５）の縦軸線を中心として互いに相対的に回動されてかつ互いに当 接された２つの接続プレート（２５，２５′）の戻し回動の後に、軸線方向で形 状結合的に係合している請求項１０記載の弁。 １２．結合手段が、一方のプレート側面（２５２）に形成された係止突起（５ １）及び他方のプレート側面（２５１）に形成された係止窓（５２）を有してお り、係止窓（５２）と係止突起（５１）とが互いに次のように配設されており、 即ち、２つの方向制御弁（１０，１０′）の接続プレート（２５，２５′）の接 続片（３４）と接続孔（３５）との差しはめの後、次いで鉤爪（４７，４８）と ポケット（４９，５０）との形状結合のための接続プレート（２５，２５′）の 回動の後に係止突起（５１）が所属の係止窓（５２）内に係止して、両方の接続 プレート（２５，２５′）を、接続片（３４）及び接続孔（３５）の縦軸線を中 心とした回動に対してロックするようになっている請求項１記載の弁。 １３．電磁石（２１）のマグネットコイル（２２）の巻線端部が、外側から弁 ケーシング（２４）に配置 された二極のプラグ（３０）に案内されており、プラグが２つのプラグピン（２ ８，２９）を有している請求項１記載の弁。 １４．プラグ（３０）がプラグキャップ（７６）によって被われており、プラ グキャップがプラグピン（２８，２９）上に差しはめ可能な２つの差し込みスリ ーブ（７７，７８）を有しており、複数のプラグキャップ（７６）が１つの配電 レール（６９）に接続されており、配電レールが有利には打ち抜き格子（７５） によって形成された複数の導体路（７１〜７４）を有しており、プラグキャップ （７６）のそれぞれ１つの差し込みスリーブ（７７）がすべてのプラグキャップ （７６）のための共通の１つの導体路（７１）に接続されており、かつ別の差し 込みスリーブ（７８）がそれぞれ別の１つの導体路（７２〜７４）に接続されて おり、すべての導体路（７１〜７４）が他方の端部で電気的な１つの接続プラグ （７０）の電気的な接点に接続されている請求項１３記載の弁。