JPH11511818A - ブランケットを備えた広巾ニッププレス及び同ブランケットの寿命延長方法 - Google Patents

ブランケットを備えた広巾ニッププレス及び同ブランケットの寿命延長方法

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JPH11511818A JP10500575A JP50057598A JPH11511818A JP H11511818 A JPH11511818 A JP H11511818A JP 10500575 A JP10500575 A JP 10500575A JP 50057598 A JP50057598 A JP 50057598A JP H11511818 A JPH11511818 A JP H11511818A
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Abstract

(57)【要約】 広巾ニッププレス(20)は、シュー(22)の上にかかるブランケット(30)を有し、前記シュー(22)はプレスニップ(56)を形成するために支持ロール(24)へ向って押圧される。液圧システム(70)とコントローラ(94)はクロスマシン方向へブランケット(30)を自動的連続的に振動させる。その振動により、高度の疲労部分(58,59)はブランケット(30)の表面上を連続して順次移動するので、どの部分でも摩耗時間を最少限にする。ブランケット(30)の端部を取付けているヘッド(38,42)の位置は、支持梁(26)とヘッド(38,42)との間に取付られる液圧ピストン(60,62)によって制御される。ブランケット(30)の一端がストップ部(64,80)に到達したことをセンサ(92,98)が指示する時、ブランケット(30)の移動方向を逆転するためにコントローラ(94)が弁(74)を作動する。シュー(22)から離れるようにヘッド(38,42)を押圧するシリンダ(60,62)へ液圧流体が供給される比率を絞り弁(86)がコントロールする。

Description

【発明の詳細な説明】 ブランケットを備えた広巾ニッププレス及び同ブランケットの寿命延長方法技術分野 本発明は一般に、製紙機械に使用されるプレスに関し、特に、端部を回転ヘッ ドによって閉鎖されたブランケットで包囲されたシューを使用して支持ロールと 共にニップを形成するプレスに関する。背景技術 製紙機械の設計において、重要な発展は最近の20年の間に行われてきた。これ らの改良の方向は、ウェブの形成速度を上げること、及びウェブの幅を増大させ ることによって紙の製造効率を向上させるものであった。その機械の速度が上昇 すると、形成されるウェブは、製紙機械の各部を通って一層迅速に送られる。 特に乾燥操作やプレス操作のようにそれぞれの操作における効率は、ドライヤ 内、又はプレスニップ内におけるウェブの滞留時間によって決まる。現在の製紙 機械の速度上昇に対しては、例えばプレス部のように、個々の構成要素が一段と 効率化されなければならない。製紙機械のプレス部分において、そのプレスの有 効性は、新技術によるプレスを使用することによって改善されてきた。その例と して支持ロールと対向して凹面を有するシューを使用することによって最も効果 的に行われた。ウェブを摩擦抵抗なしにニップを通って移動させるために、シュ ーの上でブランケットを通過させる。そのブランケットは、それとシューとの間 に押入されるオイル又は他の潤滑剤によって潤滑され、冷却される。 シューを使用した1つの型のプレスは、ウイスコンシン州、ベロイト市にある レスである。この型のプレスにおいて、潤滑用ブランケットは複数の支持ロール 上に支持され、これらの支持ロールは、通常のフェルトを導く方法と同じ方法で 支持ロールとシューとの間のニップを通ってブランケットを導く。 或る状況のもとでは、オープン型広巾ニッププレスは、フェルトとウェブがニ ップを通過する時、それらフェルト及びウェブ上にオイルの漏れを生じさせるこ とがある。また、或る状況では、支持ロールの上にシューを置くのが好ましい。 この位置において、潤滑剤は、プレスされるウェブ上へ漏れる傾向がある。これ がいわゆる閉鎖型広巾ニッププレスの開発につながっている。閉鎖型広巾ニップ プレスはブランケットを有し、その端部はニップとシューをこえて伸長し、円形 ヘッドに対してシールされる。ブランケットの端部をシールすると、潤滑剤の漏 れの問題を解決することができる。ブランケットがニップを通って移動する時、 それは、円形ブランケットがシューと支持ロールとの間で変形する時、心臓形を 形成する。かくして、そのブランケットは、ニップの位置における心臓形から、 潤滑剤を含むヘッドへの装着によって必要とされる円形へと移行する。心臓形と 円形との間のブランケットの移行部分は、ブランケットがニップを通って回転す る時に回転する。ブランケットがこのようにくり返したわみを生じると、結局ブ ランケット材は破断を生じる。このようにブランケットが破断すれば、それは保 守のために運転休止をせざるを得ない原因の大部分を占めるものであって、製紙 機械の投資額は高額であるために、そのような運転休止は、紙の製造コストに大 きく反映してしまう。 閉鎖型広巾ニッププレスを通ってブランケットを移動させると、そのブランケ ットはクロスマシン方向へ次第に長くなる。典型的な広巾ニッププレスにおいて 、ブランケットの片方のヘッド、即ち端部は固定して保持され、他方は浮動状態 におかれる。かくしてその自由端は、横方向へ移動してそのブランケットの伸長 を可能とする。ブランケットの漸進的な伸長は、ニップを通過するブランケット 部分を通して生じる。かくして、固定状態に保持されるブランケットの端部は、 ほとんど、又は全く伸長せず、円形端部ヘッドと心臓形との間の移行によって疲 労するブランケット部分は、そのブランケットに対して固定状態のままとなる。 閉鎖型ニップのブランケットの寿命をより延長させる1つの方法は、例えば、 ブランケットの固定側の位置を移動させることによってブランケットの固定側を 移動させることである。従来の1つの方法は、固定ストップ部に対してスペーサ を備え、かくして、ブランケットの固定端部を移動させるので、疲労性応力のか かる部分が固定端部に対して移動することになる。かくして、現存の方法では、 ブランケットと広巾ニッププレスシューとの境界位置を変えるためには運転休止 時間を調整するか、機械オペレータに依存するしか方法はない。 そこで必要とされるのは、広巾ニッププレスにおいてブランケットの寿命を延 長させる方法と装置を提供することである。発明の開示 本発明のプレスは広巾ニッププレスのブランケットをクロスマシン方向へ自動 的に連続的に振動させる。第1のヘッドはブランケットの位置を一方向へ移動さ せるために液圧ピストンにより漸進的に駆動され、第2のヘッドはブランケット の移動方向を逆転させるために液圧ピストンにより漸進的に駆動される。その振 動により、高度の疲労部分がブランケット面全体にわたって連続して順次移動す ることになるのでどの部分においても摩耗時間を最少限にとどめ得る。このこと により、ブランケットの寿命が最大限に延長する。ブランケット端部は、支持梁 の端部、即ちジャーナル部に回転状に取付られる円形の後部及び前部ヘッドに取 付られる。支持梁はシューを支持し、さらに、支持ロールに対してシューを押圧 する液圧ピストンを支持する。ブランケットはクロスマシン方向へシューの端部 をこえて伸長する。シューをこえてブランケットが伸長するその伸長部は円形ヘ ッドに取付られる。ブランケットは、それがニップを通って移動する時、心臓形 を呈する。ニップで圧迫された心臓形からヘッドにより保持される円形への移行 は、ブランケットの一部を疲労させてしまう。ヘッドは、クロスマシン方向へ約 4インチ離れて位置する内部ストップ部と外部ストップ部との間で移動するよう にジャーナルに装着される。ジャーナルにヘッドを位置づけるその位置づけは、 支持梁と前部ヘッドとの間に装着された4個の前部液圧ピストンと、支持梁と後 部ヘッドとの間に装着された4個の後部液圧ピストンとによってコントロールさ れる。前部ピストンと後部ピストンは液圧システムに接続される。液圧システム は液圧流体を供給ラインへ供給する液圧ポンプと貯槽とを有する。供給ラインに 装着された絞り弁は、液圧流体が供給ラインを通って流れる流量比を制御する。 液圧供給ラインは前部液圧シリンダと後部液圧シリンダとの間の液圧スイッチに よってスイッチ切り換えが行われる。液圧スイッチは流体が供給されない液圧シ リンダを、液圧戻りラインへ接続し、その戻りラインから液圧貯槽へ戻る。液圧 ピストンに装着されたセンサは、前部ヘッドと後部ヘッドとの変位を決定する。 コントローラは、ブランケットの一端がストップ部に到達したことをセンサが指 示する時、弁を作動させてブランケットの移動方向を逆転させる。絞り弁はシリ ンダへ液圧流体が供給される比率をコントロールし、シリンダは、液圧供給部へ 接続されるヘッドをシューから離れる方向へ押圧する。 ブランケットがシューと支持ロールとによって形成されるニップを通過する時 、そのブランケットはニップ内でくり返し圧縮される。この圧縮は、ブランケッ トのマシン方向の長さを伸長させる。ジャーナル上でのヘッドの動きは、ブラン ケットが約8インチだけ長さが伸びる余裕を与える。疲労するブランケットの一 部は、シューの端部から一定の距離に位置する。ブランケットの寿命は、その長 さがクロスマシン方向へ伸びる時、ブランケットを端から端まで連続的に振動さ せることによって最大に延長する。 そこで、本発明の特徴は、凹型シューと支持ロールを使用した閉鎖型プレスに おいてブランケットの寿命を延長させる手段を提供することである。 本発明のもうひとつの特徴は、保守要件が少くてすみ、支持ロールに当接して 凹型シューを使用する型のプレスであって、そのような製紙機械用プレスを提供 することである。 本発明のさらにもうひとつの特徴は、ブランケットの寿命を延長させるべく支 持ロールに対向する凹型シューを使用し、シールされるブランケットを使用した 型の製紙機械用プレスの操作方法を提供することである。 本発明の更なる目的、特徴及び効果は、添付図面に関連して説明されている以 下の詳細な説明から明らかとなるであろう。図面の簡単な説明 図1は、プレスブランケットを位置づけるために使用される液圧システムを示 す本発明のプレスの概略図である。 図2は、図1のプレスの等角等影図である。 図3は、図2のプレスの正面横断面図である。発明を実施するための最良の形態 ここで特に図1〜3を参照すれば、同一符号は同一部品を示しており、シュー 22と支持ロール24によって形成されるプレス20が図3に示されている。シュー22 は、支持ロール24に向ってシュー22を押圧する1本以上の油圧ピストン28によっ て横梁26上に支持される。油膜、即ち潤滑流体がブランケット30とシュー22との 間に供給され、それによってブランケット30は低摩擦でシューの上を移動するこ とができる。プレス20は後端32と前端34を有する。ブランケット30の前端36は前 部ヘッド38に取付られ、ブランケットの後端40は後部ヘッド42に取付られる。前 部ヘッド38は前部回転部分44と前部摺動部分46とに区分され、これらは軸受48に よって接続される。前部ヘッド38は、横梁26から伸長する前部ジャーナル16に摺 動部分46によって取付られる。後部ヘッド42も同じく、回転部分50と後部摺動部 分52に区分され、これらは軸受54により接続される。後部ヘッド42の摺動部分52 は横梁26から伸長する後部ジャーナル18上を横行移動する。 操作時、ブランケット30は軸受48,54 上で回転するので、そのブランケットは 支持ロール24とシュー22との間に形成されるニップ56を通って送られる。ブラン ケットはそれが接触するロール24の速度と調和した速度で移動する。ブランケッ ト30は、可撓性シートであって、単一面で変形することなしに容易に曲げること ができる。他のところで述べるように、可撓性シートは円錐曲線の形に、又は一 連の円錐曲線の形に容易に曲げることができる。そのような形はまた、展開可能 な表面として知られている。ブランケット30の形は、それがニップを通って移動 する時、幾分心臓形になり、この形も展開可能である。ブランケット30の円筒形 端部36,40 はトロイダル形空気袋体57によってヘッド38,42 に締めつけられる。 空気袋体57は密閉管であって空気源に接続され、それによって、それらの袋体は 膨大することによってブランケットを締めつけ、しぼむとき、そのブランケット を釈放する。しかしながら、ブランケット30の心臓形と締めつけられた円筒形端 部36,40 との間の移行部は、同時に2つの面で屈曲することになる。2つの面で 屈曲するこれらの屈曲部分58,59 は著しく変形し、そこがブランケットの疲労が 集中する部分となる。そのことは、ニップ56の各側に、2つの高度に疲労する部 分、即ち、前部屈曲部分58と後部屈曲部分59を生じさせることになる。屈曲部分 58,59 はブランケットの破断が始る部分である。 同時に、ブランケット30は疲労するので、それがニップ56を通過する時、しぼ りがかけられる。このしぼり、即ち圧縮により、ブランケット30はマシン方向の 長さが伸長してしまう。現存の機械では、一端、典型的なものでは後端が固定状 に保持され、前端は自由に浮動状に置かれるので、そのブランケット30はクロス マシン方向へロール状に湾曲する。現存の機械では、固定端部は定期的に移動し て、高度に疲労する屈曲部分58,59 を位置づけし直すようにしている。一端を位 置づけし直すと、疲労による摩耗が多数の別の位置へ広がってしまう。最適の解 決法は、ブランケット30をクロスマシン方向へ連続的に移動させ、そうすること によって、端部36,40 に隣接するブランケットどの部分も疲労を短時間しか受け ないようにすることである。 図2に示すように、前部ヘッド38の位置はピストン60によってコントロールさ れ、後部ヘッド42の位置は、図1に概略的に示すように、ピストン62によってコ ントロールされる。ヘッド38,42 はブランケット30によって接続されるので、ヘ ッドの位置は、一度に一組のピストンによってのみコントロールされる。図1に 示すように、油圧制御システム70は、弁74により前部ピストン60に、或いは後部 ピストン62に接続される油圧供給ライン78を有する。弁74は、供給ライン78に接 続されていないピストンが戻りライン84に接続される。油圧制御システム70は油 圧貯槽82と、油圧ポンプ90と、絞り弁86とを有する。そのポンプ90は油圧流体を 貯槽82から、ブランケット30を移動させる油圧シリンダへ供給する。絞り弁86は 、ブランケット30を移動させるピストン60又は62へ供給される油圧流体の量をコ ントロールする。かくして、絞り弁86はブランケット30が移動する比率をコント ロールする。 図1に示すように、油圧流体が前部ヘッド38のピストンへ供給される場合、前 部ヘッドは図3に示すように、前部外側ストップ部66へ向って移動する。油圧流 体は選択された比率で導入されるので、ヘッドは事実上、一定の比率で移動し、 数時間から数日で両ストップ部間の距離を移動する。図1に示すように、後部ヘ ッドのピストン62上の位置センサ92は、後部ヘッド42が後部内側ストップ部64の 所定距離内に接近してくる時点を検出する。この位置に達する時、コントローラ 94が弁74上のソレノイド96を作動させ、それによって供給ライン78が後部ピスト ン62に接続され、ブランケットは前部外側ストップ部へ向うその動きを停止し、 そこでプレス20の後部32へ向って移動し始める。 前部ヘッド38が前部内側ストップ部80へ接近する時、前部ピストン60に取付ら れた前記内側センサ98がコントローラ94へ信号を出すので、ソレノイド96が作動 して、ブランケット30のクロスマシン方向の移動方向を変化させる。 ブランケット30がはじめてプレス20上に配置される時、両ヘッド38,42 はそれ ぞれの内側ストップ部80,64 に隣接して位置づけられ、多分、ブランケットの長 さの1インチだけ間隔をおき、その範囲で前後方向へ振動する。かくして、最初 に、ブランケットは相当頻繁に方向を変える。しかしながら、ブランケット30が ヘッド38,42 間で長さが伸びる時、振動するヘッドの通路は、ブランケット30が 外側ストップ部66,68 に達するほど十分な長さとなるまで長くなる。その時、外 側前部ヘッドセンサ105 と外側後部ヘッドセンサ106 は、弁74が切りかえられて ブランケット30の移動方向を逆転させる時点をコントロールするために使用され る。 図3に示すブランケットは内側ストップ部80,64 と外側ストップ部66,68 との 間に4インチの移動行程を有する。ブランケット30が4インチの長さ以上に伸び る時、振動のために有用なスペースは、そのブランケットが約7インチだけ伸長 し、そのブランケットが再び、振動のために1インチだけ確保するまで減少する 。ブランケット30が振動の余裕をなくした時、プレス20は停止し、ブランケット は約6インチだけトリムされ、支持ロール24とシュー22との間でブランケットを 前後方向へ振動させる行程が再び始る。 ブランケット30はそれを安定状態に保つためには、常時、引っぱりをかけた状 態に保持されなければならない。ブランケット内の空気圧が必要な引っぱりを供 給する、即ち典型的には、0.5 〜2ポンド/平方インチ(Psi)の空気圧が使用さ れる。ブランケット30が一定の動きをしているという事実は、ブランケット30に ゆるみが生じるのを防止する。更なる引っぱりを必要とする場合、戻りライン84 が絞り弁100 を通過するようにし、その絞り弁は、駆動されないピストンから油 圧流体が排出される比率をコントロールすることによって、前部ヘッドと後部ヘ ッドとの間で生じる引っぱりをコントロールすることができる。絞り制御弁100 を戻りラインにのみ備えるために、一連の逆止弁102,103 は、バイパスライン10 4 に使用されるので、油圧流体は、それが貯槽82へ向って流れる時、絞り弁100 のみを通って流れることになる。 油圧弁システム101 は油圧流体が第1及び第2油圧ピストン60,62 へ向っての み流れるように位置づけられた第1逆止弁102 を有する。バイパス戻りライン10 4 は第1逆止弁102 をバイパスさせるが、油圧流体が貯槽82へ向ってのみ流れる ようにバイパス戻りライン104 に位置づけられた第2逆止弁103 を有する。絞り 弁100 は、ブランケットの引っぱりをコントロールするために戻りバイパスライ ン102 に位置される。 ブランケットを使用する現存のプレスにおいて、そのブランケットは14日毎に 0.66インチだけ位置づけ直しが行われる。これは各々別の位置で全摩耗の約14% が生じることを意味する。ブランケットの連続的振動によって、別のどの位置に おいても摩耗量は全摩耗の1.5 %以下に低下する。 ブランケットが振動する比率は、油圧流体が駆動ピストン、即ち前部ピストン 60又は後部ピストン62へ供給される比率によって決まる。その振動率は好ましく は、数時間から数日で1サイクルを完了するようにする。油圧流体が駆動ピスト ンへ供給される比率は、プログラムされたスケジュールに従って、又はオペレー タが選択した比率に従って、手動で或いはコントローラ94を介して調整される絞 り弁86によりコントロールされる。同様に、絞り弁100 も、ブランケットの引っ ぱり量をコントロールするために、手動で又はコントローラ94によって調整され る。 本発明はここに図示かつ説明してきた部品の当該構造及び配置に制限されるも のではなく、請求項の範囲内にある変形をも包含するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ガーデ、ジェフリー・アール アメリカ合衆国、ウィスコンシン 53176、 オーフォードヴィル、イースト ベロイト ストリート、413

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. クロスマシン方向へ伸長し、マシン方向へエンドレスループを形成する閉 鎖ブランケットと、 ループをなすブランケットを通してクロスマシン方向へ伸長する固定支持梁と を備え、 前記支持梁は第1ジャーナルと、その第1ジャーナルからクロスマシン方向へ 間隔をおいて位置する第2ジャーナルとを有しており、 前記支持梁に装着され、ループをなすブランケット内をクロスマシン方向へ伸 長する少なくとも1個のプレスシューと、 前記シューと共にニップを形成するため前記ブランケットと前記シューとに対 して間隔をおいた平行関係に位置づけられる支持ロールとを備え、 前記シューは前記支持ロールに対向する凹面を有し、前記凹面と前記支持ロー ルはマシン方向へ広巾にしたニップを形成しており、 前記支持梁のまわりで回転するように前記第1ジャーナルに取付けられた第1 ヘッドを備え、 前記第1ヘッドはクロスマシン方向へ並進移動するために前記第1ジャーナル に取付けられ、前記ブランケットは前記第1ヘッドに締付けられる第1端を有し ており、 回転できるように前記第2ジャーナルに取付けられた第2ヘッドを備え、 前記第2ヘッドはクロスマシン方向へ並進移動するように取付けられており、 前記ブランケットの第2端は、前記第2ヘッドに締付けられており、 クロスマシン方向へ力をかけるため前記支持梁と前記第1ヘッドとの間に位置 づけられる少なくとも1本の第1液圧ピストンと、 クロスマシン方向へ力をかけるため、前記支持梁と前記第2ヘッドとの間に位 置づけられる少なくとも1本の第2液圧ピストンと、 選択された比率で液圧流体を供給する液圧システムとを備え、 前記液圧システムは供給ラインと戻りラインを有しており、 前記液圧システムが液圧流体を前記第1ピストンへ供給し、流体が前記第2ピ ストンから戻るような第1状態と、さらに、前記液圧システムが液圧流体を前記 第2ピストンへ供給し、流体が前記第1ピストンから戻るような第2状態から前 記供給ラインと前記戻りラインを切り換え、それによって、前記ブランケットを クロスマシン方向へ振動状で後方及び前方への動きで選択的に移動させる弁を備 え、 てなる製紙機械のプレス部に配置されるブランケットを備えた広巾ニッププレス 。 2. 前記第1ヘッドの変位を検出するように取付られた少なくとも1個の第1 センサと、 前記第2ヘッドの変位を検出するように取付られた少なくとも1個の第2セン サと、 前記第1及び第2センサから信号を受信するコントローラとを備え、 前記コントローラは前記弁を切りかえて液圧流体を前記第1ピストンへ、それ から前記第2ピストンへ交互に導き、それによって、前記ブランケットの移動を くり返し逆転させ、前記ブランケットを前記ニップの下で振動させてなる、請求 項1記載のブランケットを備えた広巾ニッププレス。 3. 前記液圧システムに接続され、前記供給ラインヘ供給される液圧流体の量 を調整するように作動する液圧絞り弁をさらに有してなる、請求項1記載のブラ ンケットを備えた広巾ニッププレス。 4. 一方が前記第1液圧ピストンにつながる液圧流体ラインに接続され、他方 が前記弁をスイッチ切換えした後、前記第2液圧ピストンにつながる液圧流体ラ インに接続された液圧弁システムを更に有し、前記各液圧弁システムは、 液圧流体が前記液圧ピストンへ向ってのみ流れるように位置づけられた第1逆 止弁と、 前記第1逆止弁をバイパスするバイパス戻りラインと、 液圧流体が前記液圧ピストンから離れて流れるようにのみ前記バイパス戻りラ インに位置づけられた第2逆止弁と、 前記ブランケットの引っ張りをコントロールするため前記戻りバイパスライン に位置づけられる絞り弁とを備えてなる、請求項1記載のブランケットを備えた 広巾ニッププレス。 5. 前記シューへ向う前記第1ヘッドの動きを制限するため前記第1ジャーナ ルに取付られた第1内側ストップ部と、 前記シューから離反移動する前記第1ヘッドの動きを制限するため前記第1ジ ャーナルに取付られた第1外側ストップ部と、 前記シューへ向う前記第2ヘッドの動きを制限するため前記第2ジャーナルに 取付られた第2内側ストップ部と、 前記シューから離反移動する前記第2ヘッドの動きを制限するため前記第2ジ ャーナルに取付られた第2外側ストップ部とを更に備えてなる、請求項1記載の ブランケットを備えた広巾ニッププレス。 6. 支持ロールと、前記支持ロールへ向って押圧される凹面を備えたシューと を有する型のプレスニップに使用される閉鎖ブランケットの寿命を延長させる方 法であって、クロスマシン方向へ前記ブランケットを連続的に振動させる工程で 成るブランケットの寿命延長方法。 7. クロスマシン方向への前記ブランケットの第1レベルの変位を検出する工 程と、 前記ブランケットの検出された変位に応答して振動運動の方向を逆転させる工 程とで成る、請求項6記載のブランケットの寿命延長方法。 8. クロスマシン方向へ前記ブランケットを連続的に振動させる工程は、次の 工程、即ち、 第1ヘッドと、それに結合された前記ブランケットとをクロスマシン方向へ移 動させるために、前記ブランケットの第一端を締付ける前記第1ヘッドに接続し たピストンへ加圧された液圧流体を供給する工程と、 前記第1ヘッドのピストンへの流体の供給を中止し、前記第1ヘッドとは対向 して離れて位置し、前記ブランケットの第2端に締めつけられる第2ヘッドと接 続した第2ピストンへ加圧された液圧流体を供給し、それによって、前記ヘッド とそれに結合された前記ブランケットとの移動を逆転させる工程とでなる、請求 項6記載のブランケットの寿命延長方法。 9. 支持ロールと、前記支持ロールに向って押圧される凹面を備えたシューと を有する型のプレスに使用される閉鎖型ブランケットの寿命を延長させる方法で あって、前記ブランケットの第1及び第2端は第1及び第2ヘッドに対してシー ルされ、前記プレスは前記第1ヘッドを位置づけるために第1内側ストップ部と 第1外側ストップ部とを有し、前記プレスはまた、前記第2ヘッドを位置づける ために第2内側ストップ部と第2外側ストップ部とを有しており、 前記第1ヘッドと前記第1内側ストップ部との間の距離と、前記第2ヘッドと 前記第2内側ストップ部との間の距離を合計したものが約1インチとなるように 前記第1ヘッドと前記第2ヘッドとの間に前記ブランケットを位置づける工程と 、 前記ブランケットを前記第1ヘッドへ向って移動させ、それから前記第2ヘッ ドへ向って移動させるために液圧供給システムを液圧ピストンに交互に接続させ る工程と、 移動方向が前記第1ヘッドへ向っていて、前記第2ヘッドが前記第2内側スト ップ部に接近する時、その移動方向を逆転させるように前記ブランケットの動き をコントロールする工程と、 移動方向が前記第2ヘッドへ向っていて、前記第1ヘッドが前記第1内側スト ップ部に接近する時、その移動方向を逆転させるように前記ブランケットの動き をコントロールする工程と、 移動方向が前記第1ヘッドへ向う時、前記第2ヘッドが前記第2内側ストップ 部に接近する前に前記第1ヘッドが前記第1外側ストップ部に接近するように前 記ブランケットがクロスマシン方向の長さを増すまで、上記2つの工程を連続さ せ、その後、移動方向が前記第1ヘッドへ向っていて、前記第1ヘッドが前記第 1外側ストップ部に接近する時、その移動方向を逆転させ、移動方向が前記第2 ヘッドへ向っていて、前記第2ヘッドが前記第2外側ストップ部に接近する時、 その移動方向を逆転させるように前記ブランケットの動きをコントロールする工 程と、 前記第1ヘッドと前記第1内側ストップ部との間の距離と、前記第2ヘッドと 前記第2内側ストップ部との間の距離との合計が約1インチとなるように、前記 ブランケットがマシン方向の長さを増す時、前記ブランケットのクロスマシン方 向の幅をトリミングする工程とで成るブランケットの寿命延長方法。
JP10500575A 1996-06-07 1997-05-05 ブランケットを備えた広巾ニッププレス及び同ブランケットの寿命延長方法 Expired - Fee Related JP3138929B2 (ja)

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