JPH11511570A - 文書処理 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 文書発生器と、該文書発生器に発生された文書のユーザにより選択された部分を暗号化するよう動作するユーザに制御される文書暗号器とを含む文書の選択可能な暗号化システムである。

Description

【発明の詳細な説明】 文書処理 本発明は一般に文書処理に関し、特に無許可のアクセスに対して保護される文 書処理に関する。 本発明の背景 無許可のアクセスに対して通信を保護するための種々の技術が知られている。 スクランブリングや暗号化の他の種々の形式がこの目的のため通常採用されてい る。一般に、ファイル全体はこのように保護される。 発明の概要 こうして、本発明の好適な実施形態に従って、文書発生器と、当該文書発生器 に発生された文書のユーザにより選択された部分を暗号化するよう動作するユー ザに制御される文書暗号器とを含む文書の選択可能な暗号化システムが与えられ る。 また、本発明の好適な実施形態に従って、文書を発生するステップと、文書の ユーザにより選択された部分を暗号化するステップとを含む文書の選択可能な暗 号化のための方法が与えられる。 更に、本発明の好適な実施形態に従って、本発明の方法又は装置を用いて生成 された部分的に暗号化された文書が与えられる。 本発明の一つの実施形態に従って、カット・アンド・ペースト（切り貼り）が 、暗号化されるべき文書の部分を選択するため採用される。代替として、テキス ト区切りが、暗号化されるべき文書の部分を選択するため採用されても良い。 本発明の好適な実施形態に従って、ワード処理で採用されている制御文字は暗 号化されない。従って、選択可能に暗号化される文書は、対応する暗号化されな い文書のフォーマットを保持し得る。 図面の簡単な説明 図３Ａ、図３Ｂ及び図３Ｃは、本発明の好適な実施形態に従って、暗号化され ない形式と２つの異なる選択可能に暗号化される形式とでそれぞれ生成された文 書の一部を図示する。 図５Ａ及び図５Ｂは、本発明に従って、暗号化されない形式と選択可能に暗号 化される形式とでそれぞれ生成されたテキスト及び図形を含む文書を図示する。 図６Ａ、図６Ｂ、図６Ｃ及び図６Ｄは、制御文字を含む文書テキストの選択可 能な暗号化を図示する。 好適な実施形態の詳細な説明 ここで図３Ａ、図３Ｂ及び図３Ｃを参照すると、これらの図は、本発明の好適 な実施形態に従って、暗号化されない形式と２つの異なる選択可能に暗号化され た形式とでそれぞれ生成された文書２００の一部を図示している。ここで、暗号 化されるべきセグメントは、大部分のワード・プロセッサにおいて利用可能であ る通常の「カット・アンド・ペースト」機能を用いて選択される。 この機能性の利点は、ユーザが元のテキストを修正する必要がないことと、文 書が終了された後にセグメントが暗号化のために選択され得ることとである。欠 点は、大部分のワード・プロセッサにおいては唯１つの連続のセグメントが一時 に「カット（切り取り）」されるので、暗号化がリアルタイムで、セグメント毎 になされなければならないことである。 図３Ａは、暗号化のためマークされたセグメント１４０を有する節を示す。図 ３Ｂは、暗号化されたセグメント１４０を有する同じ節を示す。図３Ｃは、ラベ ル・セクション１４４の付加により暗号化されたセグメント１４０を有する同一 の節を示し、該ラベル・セクション１４４は暗号化鍵識別情報、又はセグメント を暗号化するのに採用された個々の暗号器の通し番号を識別するよう動作するセ グメント又は暗号器識別情報を暗号解除するのに有効である他の情報のようなサ ービス情報を含む。更に、テキスト区切り１４６及び１４８及び文字データ１４ ９が、自動暗号解除を可能にするため暗号化されたテキストに設けられても良い 。 文字データ１４９はまた鍵拡張と呼ばれるが、この文字データ１４９は暗号化 の頑強性を強化するための通常の要領で採用されても良い。データの複数のセグ メント又はページが同じ鍵で暗号化される場合、暗号をクラックする(cracking) ことはより容易になされることは知られている。この現象を保護するためである がしかし暗号化のため文書当たり唯一つの鍵をエンターすることをユーザに相変 わらず要求するため、暗号化プログラムは鍵拡張を構成するランダム文字を発生 し、該ランダム文字はユーザにより定義される暗号化鍵と一緒に採用されて暗号 化のため用いられる実際の鍵である新しい鍵を生成する。鍵拡張は暗号化された 文書に挿入され、そのため暗号解除器は、文書を暗号解除するため用いられる鍵 を再構成するため該鍵拡張をユーザにより定義された暗号解除鍵と一緒に用いる 。鍵拡張は暗号化された文書に挿入される印刷可能な文字の形式であるので、鍵 拡張は自動的に認識されても良く、又は手動で挿入されても良い。 ここで図５Ａ及び図５Ｂを参照すると、これらの図は、本発明に従って、それ ぞれ暗号化されない形式と選択可能に暗号化される形式とで生成されたテキスト 及び図形を含む文書を図示している。文書の部分が暗号化されているときでも文 書の全体レイアウトが保存されていることが本発明の特別の特徴である。また、 文書に含まれる図形の選択可能な部分がビット・マップ暗号化技術により暗号化 されることができることも本発明の特別の特徴である。 ここで図６Ａ、図６Ｂ、図６Ｃ及び図６Ｄを参照すると、これらの図は、制御 文字を含む文書テキストの選択可能な暗号化を図示している。この実施形態にお いては、暗号器は、ワード・プロセッサにより用いられる制御文字を認識し、そ れらを暗号化しない。データのみ、即ち、スクリーン及びハード・コピー上で見 ることができる、ユーザによりタイプされたテキストが、暗号化される。その結 果、暗号化された文書は正確にオリジナル（元のもの）に似ている。ボールドフ ェイス（肉太活字）はボールドフェイスを保持し、下線は変化されず、行末整理 はそのままである。文書が全体的に又は部分的に暗号化されるにも拘わらず、同 じフォント及び行間隔を用い得る。 図６Ａは、参照番号１９０で指示されるボールドフェイス文字と、参照番号１ ９２で指示される下線とを含む暗号化されてない文書を示す。図６Ｂは、通常表 示されない制御文字と一緒に図３Ａの暗号化されてない文書を示す。図６Ｃは、 文書が暗号化されていることを除いて図６Ｂと対応する。制御文字が暗号化によ り影響を受けていないことが分かる。図６Ｄは暗号化された文書を示す。図６Ｄ から、暗号化された文書が正確にオリジナルに似ていることが分かる。ボールド フェイスはボールドフェイスのままであり、下線は変化されず、行末整理はその ままである。文書が全体的に又は部分的に暗号化されるにも拘わらず、同じフォ ント及び行間隔を用い得る。 本発明は、上記に特に示され且つ記載されたことにより限定されないことは当 業者により認められるであろう。むしろ、本発明の範囲は以下の請求の範囲によ ってのみ規定される。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 １１６２１８ (32)優先日 1995年11月30日 (33)優先権主張国 イスラエル（ＩＬ） (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ， ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，Ｈ Ｕ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ， ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，Ｒ Ｏ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １６． 文書発生器と、当該文書発生器に発生された文書のユーザにより選択さ れた部分を暗号化するよう動作するユーザに制御される文書暗号器とを含む文書 の選択可能な暗号化システム。 １８． 前記文書発生器及びユーザにより制御される文書暗号器は、暗号化され るべき文書の部分を選択するための切り貼り機能性を採用する請求項１６記載の システム。 ２０． 前記文書発生器及びユーザにより制御される文書暗号器は、複数の暗号 化されたセグメントを含む少なくとも部分的に暗号化された文書を提供し、前記 複数の暗号化されたセグメントの各々のセグメントは、セグメントを暗号解除す るのに有効なサービス情報を含むラベル・セクション、セグメントの自動暗号解 除を可能にするための、テキスト区切り、及び制御データのうちの少なくとも１ つを前記各々のセグメントと関連せしめる、請求項１６又は１８記載のシステム 。 ２２． 前記文書発生器及びユーザにより制御される文書暗号器は、ワード処理 に採用されている制御文字の暗号化を避けるよう動作する請求項１６、１８及び ２０のうちのいずれか一項に記載のシステム。 ２３． 前記文書発生器及びユーザにより制御される文書暗号器は、選択可能に 暗号化される文書と対応する暗号化されてない文書のフォーマットを保持する当 該選択可能に暗号化される文書を提供するよう動作する請求項１６、１８、２０ 及び２２のうちのいずれか一項に記載のシステム。