JPH11510303A - 囲い込み密閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ２つの平面シェルケーシング１０、１１が、レセプタクルで硬化（好ましくはキュアー）する低粘度のゲルプリキュア１３用のレセプタクルと、シェルが共に閉じる際のカム動作２４、２５で転置される可変位壁１８とを保持していて、上記可変位壁によって予め占領されるスペースを介してワイヤー又は別の囲まれた対象物が上記ケーシング部材の外側に延びる。ポリシロキサンゲル及びグラスを含有するポリプロピレンケーシングが好ましく、上記可変位壁用のもろい保持ウェブ及び蝶番を備えた一つの蝶番片として成形されるのが好ましい。上記の設計は、自動車ワイヤーリング市場を例とする体積の大きい自動化製造に適する。

Description

【発明の詳細な説明】 囲い込み密閉装置 本発明は、電気ワイヤーコネクターを例とする細長い対象物の一部、及びゲル であるのが好ましいシーラント材料を囲み込み、対象物を汚染から保護する装置 に関する。 例えば特許第ＥＰ−Ａ−０１０８５１８号（ＭＰ０８３８）及びそれに続く多 くの特許によって、多目的用のゲル含有密閉は公知である。本発明は、新しい形 状の密閉装置に関するものであり、該密閉装置は、以下に説明するように特に配 置の点で目立った長所を有する。 本発明は、細長い対象物の一部分及びシーラント材料を囲み込む装置であって 、使用時に上記対象物の一部分を密閉するように互いに接近することができる少 なくとも２つのケーシング部材（好ましくは２つのみ）を含んでいて、２つのケ ーシング部材の少なくとも一方は、可硬化性流体密閉材料が硬化するまで、可硬 化性流体密閉材料を受け入れ、保持する（状況によっては、いくらかのリークが 容認されているが、流体密閉材料の全てを保持するのが好ましい）ことができる レセプタクル（実質的に密閉されているものが好ましい）を形成する直立した壁 及び床部を保持するものである。クロージャー時に別のケーシング部材の１つ又 はそれ以上の変位部分に接触することで転置する、少なくとも直立した壁の一つ が配置されている。 本発明は、シーラントからなる比較的薄い平面層が、ケーシング部材に都合よ く形成されていて、シーラント部材が低い初期粘性率及び長い硬化時間を有し（ 例えば前述のＥＰ−Ａ−０１０８５１８号で説明されているポリシロキサンゲル のように）、実質的にシーラントの表面と平行な装置から延びている細長い対象 物を密閉するのに用いる場合であっても、装置及び対象物を低プロファイル（好 ましくはフラットに）に維持することが可能である。こういった変位なしでは、 シーラントが硬化するまでシーラントを保持することが必要な壁は、壁の周辺の 密閉装置のクロージャー時に細長い対象物に干渉する。装置のクロージャー時に 壁 の上部の対象物の外側の圧力によって破壊されるのに十分に薄くもろい壁が達成 されるよりも、可変位壁は、製造上及び囲み込み密閉装置の利用上でより丈夫で あるという長所を得る。状況によっては、壁を変位させる装置が閉じる前に、可 変位壁を変位させることで、シーラントを細長い対象物の周囲及びその他所望の 領域に流させることが可能であるが、通常シーラントは非流動性であるのが好ま しく、特にゲル状態であるのが好ましい。 本明細書で参照にしている可硬化性流体シーラント材料は、最初は融解流体状 態で、続いて冷却することでレセプタクルで硬化する材料、例えばグリース、マ スチック又は熱可塑性プラスチックゲル、特に特許第ＷＯ−Ａ−８８００６０３ （ＲＫ３０８）号に記載されているような熱特性を向上させるポリプロピレンエ ーテルが混入された油展スチレン水酸化アルキルスチレントリブロックコポリマ ーを含んでいる。しかし、自動車のワイヤリングハーネス及びアセンブリーの高 熱部分のワイヤー結合部を保護するような特に高温で用いる為には、ポリシロキ サンゲル形状の材料であるのが好ましい、化学反応で硬化する材料がむしろ選択 される。 ケーシング部材がともにクロージャーで対象物の一部分を囲み込み閉じて使用 中に、対象物の一部は、少なくとも部分的にレセプタクルの内部に存在し、変位 された壁に予め占領されているスペースを介して、そこから延びるようにケーシ ング部材が配置されるのが、通常好ましい。ケーシング部材のクロージャー時に おいては、対象物の周辺でワイヤーのような細長い対象物は、ゲルであるのが好 ましいシーラントの層に外部から加圧されることが容易に認識することができる 。可変位壁が、先に述べたポリシロキサンゲルのような非常に低い初期粘度のシ ーラント材料を硬化させること、好ましくは自動的に充填、硬化させることが可 能であるから、可変位壁は特に有効である一方、自動車用又は高性能の輸送機械 用のワイヤリングのようなスペースが重要な実用例においては、対象物が有効に スペースを省略するように可能な限り平坦に配置された硬化したゲルを加圧する 。 ほとんどの場合、レセプタクルは少なくとも２つの直立壁、好ましくは４つの 直立壁を保持していて、レセプタクルは実質的に平面であり、さらに可変位壁は 、 一つの直立壁の全体を実質的に構成している。実質的に直交配置の４つの直立壁 は多目的用に好ましいが、例えば、一つの湾曲した壁でレセプタクルが形成され ていて、端部は可変位壁の一つ（好ましくは実質的に平面であるもの）の端部に 接続されるのも可能である。全ての場合において、平面壁は好ましいものである 。各壁の端部は鋭い角又は直角である必要はなく、その長さ方向に沿って壁の断 面形状は一定又は規則的である必要はないが、各壁の端部は分離することができ る接合部に形成されるだろう。 いくつかの好ましい配置では、可変位壁の少なくとも１つの端部域（好ましく は両方）に接触するように変位部分は配置されて、使用時に変位を引き起こす。 かかる場合、可変位壁の端部は延びて、カム又はレバーを形成する。カム又はレ バーにおいて、使用時に変位部分が変位に影響を与えるのが好ましい。 可変位壁は、該可変位壁を運送するケーシング部材に蝶番付けられ、さらに配 置は、使用時に床部へ向かう可変位壁の蝶番動作を含むような転置であることが 好ましい。蝶番は、ケーシング部材で型どられ形成されたリビング蝶番であるの が好ましく、ほとんど又は一度も閉じないように設計された本発明にかかる実施 例では、許容可能な蝶番の性能は、ケーシング部材に驚異的なガラス繊維含有量 又は別のフィラの多くの含有量（例えば４０％）によって達成される。ケーシン グ部材がクロージャーで利用される場合、実質的に可変位壁の全長が可変位であ るような配置が好ましい。しかしながら装置又は機構部の変位用の別の配置は、 除外されることはない。 本発明にかかる特に好ましい実施例では、可変位壁が使用中に、ウェブが偶然 出くわす力によってウェブはもろくなり、もろくなったウェブは、可変位壁の各 端部を近接する壁に接続するものである。そういったウェブは非常に短く製造さ れ、可変位壁の端部と近接する壁との間の小さな空間にのみ架橋される。製造時 に破損したり、歪んだりしやすい、長くもろい壁よりも、そういった構造は、成 形及びそれに続く使用に、有効でより丈夫である。高速大量生産が望まれる市場 、例えば自動車のワイヤリング市場用に、比較的短くもろいウェブを備えた丈夫 な可変位壁は、射出成型することで高速生産に有利である。ウェブは、分裂を伝 搬 させる切れ目を入れるのが好ましい。 本発明にかかる装置は、可変位壁を１つのみ有するレセプタクルであって、使 用中に細長い対象物が実質的に装置から一方向に延びるもの、及び可変位壁を少 なくとも２つ有するレセプタクルであって、使用中に装置から細長い対象物が、 好ましくは少なくとも６０度、さらに好ましくは少なくとも９０度、特に好まし いのは実質的に１８０度、互いに傾いた角度で少なくとも二方向に延びるものを 含む。 多くの場合において、別のケーシング部材が、少なくとも１つの可変位壁を備 えた第２のレセプタクルを形成すること、及び先に詳細に説明されているレセプ タクルと可変位壁の構造を、第２のレセプタクルと可変位壁との別の組み合わせ に必要な変更を加えて利用してもよいことが好ましいであろう。従って、「蓋を 形成する」第２のケーシング部材を備えた一つのレセプタクルを形成するケーシ ング部材は、幾つかの目的に有効であり、変型された２つのケーシング部材が、 適切に互いに適合し、固定することが可能である一方、２つのケーシング部材が 接近して互いに類似することが通常好ましく、鏡像として類似していてもよい。 ケーシング部材は、ポリプロピレンであるのが好ましいプラスチック材料の一体 ユニットとして成形されているのが好ましい。当業者によって、既知で適切な成 形方法と装置が容易に選択されることができる。成形することが可能なポリマー が、製造状況及びエンドユーザーの状況の少なくともどちらかに適するように選 択することができるが、４０重量％のグラスファイバーフィラを含むポリプロピ レンは、好ましいケーシング材料である。好ましくは２つのケーシング部材を製 造する成形工程中に蝶番を形成することで、ケーシング部材は、互いに蝶番づけ られクロージャーで利用される為に準備されるのが好ましい。クロージャー後、 別の適切な方法で、好ましくはクロージャーを確保するスナップフィットである ケーシング部材が互いに確保される。 前述のように、装置は、電気ワイヤーであるのが好ましい細長い対象物の実質 的に平坦なアレイ部分周辺に接近して適合するように形成されているのが好まし く、最大の細長い対象物の直径は、最小の細長い対象物の直径の好ましくは４倍 を超えないもの、さらに好ましいのは２倍を超えないものである。特に粘性があ り、適合性がある好ましいシーラントゲルが利用される場合、本発明にかかる装 置は、ワイヤーのような取り囲まれる対象物の数量と寸法の変化に適応すること ができる。 本発明は、レセプタクルにシーラント材料を備えた装置を含んでいる。シーラ ント材料は、ゲルが好ましく、本明細書に参照として編入している特許第ＥＰ− Ａ−０１０８５１８号の開示で先に説明した、架橋ポリシロキサンゲルであるの が、さらに好ましい。便利性及びエンドユーザーの要求に従って、適切なポリシ ロキサンゲル、ポリウレタンのように化学的に架橋が可能な別のゲル、又はオイ ル展トリブロックコポリマーであるのが好ましい熱可塑性プラスチックが選択さ れる。優れた温度特性を提供するポリシロキサンゲルは、特に低い粘性と架橋を 重合させ硬化させる比較的長い硬化時間を有し、さらに特に本発明にかかる保持 されたレセプタクル及び可変位壁の利益になることができる。本発明にかかる装 置は、ケーシングの射出成形金型にシーラント材料を自動的に満たすものに特に 適合し、該装置全体は、先に述べた自動車市場及びその他の市場で望まれる高速 生産用に導電性である。電気ワイヤーであるのが好ましい細長い対象物の周囲で 互いに閉じる装置を本発明は含んでいるが、本発明は、光ファイバー及びその他 の細長い対象物にも有効である。 そこで、添付の図面を例証に参照して、本発明に係る特定の実施例が説明され るだろう。 図１は、ゲルシーラントを保持する蝶番付けられた２つのケーシング部材を含 む本発明に係る装置の斜視図を示す。 図２は、図１の線２−２に沿う側断面図を示すものである。 図３は、図２の右側の可変位壁の拡大図である。 図４〜図６は、電気ワイヤー周辺での装置の両ケーシング部材の可変位壁を、 ３段階のクロージャーで示す。 図１と２とを参照すると、ケーシング部材１０と１１とは、リビング蝶番１２ で蝶番付けられていて、ケーシング部材と蝶番とは、グラスファイバーが添加さ れたポリプロピレンが射出成形された一片から形成されたものである。グラスフ ァイバーの含有率は、全混合物重量の４０％である。各ケーシング部材に各々端 壁１４と１５、側壁１６と１７及び可変位端壁１８と１９で形成されたレセプタ クル内にゲル１３が示されている。ゲルのプリキャアー反応性液体成分が、連続 している充填生産ラインのレセプタクルに自動的に充填され、さらに重合反応が ゲルを形成する間、その状態で維持される。ポリシロキサンのプリキュア材料は 既知であり、水の粘性にほぼ等しい非常に低い初期粘性を有する。ポリシロキサ ンの架橋重合反応後においては、硬化ゲルは柔らかく、柔軟なものであり、高い 破断時伸びと各ゲル分子の能力で示される強い粘性を有し、先に説明したように ケーシング部材の面と面とを対向させた後には、ケーシング部材間の境界でなめ らかに分離される。このことは、細長い対象物の修理又は交換が望まれる再挿入 する際に有効である。スナップフィット手段２０と２１とは側壁１６、１７に備 えられていて、２つのケーシング部材を互いにクロージャーに確保する。フレキ シブルフィンガー２２、２３は、予備保護を与える為に装置の開端部に提供され 、クロージャー後開端部からワイヤーのような細長い対象物が突出するだろう。 図３でさらに詳細に示されているように、可変位壁１８、１９は、端部に延長 部２４、２５を保持し、装置のクロージャー時には、端壁１８、１９の変位用の カム表面を提供する。端壁は、適切に強度を弱くされた、又は蝶番付けられた部 分２６を備えて成形され、変位を容易にする。図示されているように壁１８と１ ９とは、各カム部材２４又は２５及び近接する側壁１６又は１７の間で延びてい る非常に短くもろいプラスチックウェブ（図面ではみることができない）で、直 立している位置に確保されていて、装置のクロージャー時に、カム表面の変位動 作で、いずれかのウェブが壊れる。 図４〜６では、ワイヤー２７が、実質的にフラットアレイのワイヤー（エッジ で観察することができる）の見本として示されていて、フラットアレイのワイヤ ーを備えた装置は、例えば自動車ワイヤー産業では公知のタイプであるフラット マルチワイヤーコネクターを保護し、取り囲むのに特に有効である。図４から図 ５を介して図６まででワイヤーの周辺の装置のクロージャーが進行する。フレキ シブルフィンガー２２、２３が、別のフレキシブルフィンガー又はワイヤーの少 なくとも一方に接触するように、フレキシブル２２、２３が段階的に曲げられ、 カム部材２４、２５が接触（図５）する。さらに、段階的に端壁１８、１９が、 最初の直立する位置（図５）から、前述のもろいウェブを結果的に破壊する平坦 化された位置（図６）に変位する。ウェブは、最初の直立する位置により強く端 壁を保持するだけのものではなく、可変位壁の端部周辺で低粘度のゲルが生成す る反応物のリークを防止するものでもある。図６で示される位置が示すように、 スナップフィット確保部材２０、２１とが係合し、閉じた位置に装置をロックす る。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 細長い対象物の一部分とシーラント材料を囲む装置であって、 使用時に上記対象物の上記一部分を囲み、共に閉じることができる少なくとも ２つのケーシング部材（２つのみであるのが好ましい）を含んでいて、 上記ケーシング部材の少なくとも一方が、可硬化性流体シーラントを受け入れ 、硬化するまで上記可硬化性流体シーラントを保持することができるレセプタク ルを形成する床部及び直立壁を保持していて、 クロージャー時に別のケーシング部材の１つ以上の変位部分に接触することで 変位するように、上記直立壁の少なくとも１つが配置されているもの。 ２． 使用時に上記ケーシング部材が上記対象物の上記一部分を囲むように共に 閉じた場合に、上記対象物の上記部分が、少なくとも部分的に上記レセプタクル 内に存在し、かつ上記変位された壁で予め占領されたスペースから延びるように 、上記ケーシング部材が配置されている請求項１又は２記載の上記装置。 ３． 上記レセプタクルが少なくとも２つの直立壁、好ましくは４つの直立壁を 保持し、上記レセプタクルは実質的に平面であり、かつ可変位壁は上記直立壁の 一つの全体を実質的に構成するものである請求項１又は２記載の上記装置。 ４． 上記可変位壁が実質的に平面である先の請求項のいずれか一つに記載の上 記装置。 ５． 上記変位部分は、上記可変位壁の少なくとも一方の端部（好ましくは両方 ）の接触するように配置されていて、使用中に上記変位を引き起こす先の請求項 のいずれか一つに記載の上記装置。 ６． 上記可変位壁の上記端部がカム又はレバーを形成するように延びていて、 上記カム又はレバーにおいて、使用中に上記変位部分が、上記変位に影響を与え る 請求項５記載の上記装置。 ７． 上記可変位壁が、該変位壁を運送する上記ケーシング部材に蝶番付けられ 、上記配置は、使用時の上記可変位壁の蝶番動作を含む転置である先の請求項の いずれか一つに記載の上記装置。 ８． 上記ケーシング部材がクロージャで使用中に、上記可変位壁の実質的な全 長が転置される先の請求項のいずれか一つに記載の上記装置。 ９． 使用中の上記可変位壁が上記変位する間に、ウェブが偶然出くわす力によ って上記ウェブはもろくなり、上記もろいウェブが上記可変位壁の各端部を近接 する壁に接続する、先の請求項のいずれか一つに記載の上記装置。 １０． 上記レセプタクルが可変位壁を一つのみ保持し、使用中に上記対象物が 上記装置から実質的に一方向に延びる先の請求項のいずれか一つに記載の上記装 置。 １１． 上記レセプタクルが可変位壁を少なくとも２つ有し、使用中に上記装置 から細長い対象物が、好ましくは少なくとも６０度、さらに好ましくは少なくと も９０度、特に好ましいのは実質的に１８０度、互いに傾いた角度で少なくとも 二方向に延びる請求項１〜９のいずれか一つに記載の上記装置。 １２． 上記別のケーシング部材が、少なくとも１つの可変位壁を備えた第２の レセプタクルを形成し、かつ上記レセプタクルと可変位壁に関して先の請求項で 説明された構造が、必要な変更を加えて上記第２のレセプタクル及び可変位壁に 適用される先の請求項のいずれか一つに記載の上記装置。 １３． 各ケーシング部材の上記可変位壁が、請求項６にかかる上記カム又はレ バー形状を組み込んでいて、かつ各ケーシング部材の上記可変位壁の上記形状は 、上記別のケーシング部材の形状に対応して、上記変位を発生させる請求項１２ 記載の上記装置。 １４． 上記ケーシング部材が、ポリプロピレンであるのが好ましいプラスチッ ク材料の一体ユニットとして成形されている先の請求項のいずれか一つに記載の 上記装置。 １５． 好ましくは請求項１４にかかる成形された蝶番の形状によって、使用時 の上記クロージャーを用意させるように上記ケーシング部材を、互いに蝶番付け る先の請求項のいずれか一つに記載の上記装置。 １６． 上記ケーシング部材が、スナップフィットが可能なものであり、共に上 記クロージャーを確保する先の請求項のいずれか一つに記載の上記装置。 １７． 電気ワイヤーであるのが好ましい細長い対象物の実質的に平坦なアレイ 部分の周辺に接近して適合するように形成され、延びている最大の対象物の直径 は、延びている最小の対象物の直径の好ましくは４倍を超えるものでなく、さら に好ましくは２倍を超えるものではない先の請求項のいずれか一つに記載の上記 装置。 １８． 上記レセプタクルに、好ましくはゲル、さらに好ましくは架橋ポリシロ キサンゲルである上記シーラント材料を含んでいる先の請求項のいずれか一つに 記載の上記装置。 １９． 電気ワイヤーであるのが好ましい上記細長い対象物の周囲で閉じる請求 項１７記載の上記装置。