JPH11510086A - 舌クリーナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 舌クリーナ（１０）は、これを保持するための細長いシャンク部（１６）と、舌を擦るエッジ（２２）を支持ようにシャンク部の一端から延出した部分（２０）とを具備する。この支持部分（２０）は、舌（１２）の上面の後部にエッジ（２２）が係合可能なように下方に傾斜するようにシャンク部（１６）に対して傾いている。

Description

【発明の詳細な説明】 舌クリーナ 本発明は、舌クリーナ、即ち、人の舌の上面を擦るのに使用される物品に関す る。 舌クリーナの例は、本出願の発明者のうちの１人であるＤａｓａｎ Ｐｏｔｔ ｉに許可された米国特許Ｄ２２１，０３６号並びにＤ３３８，０８４号に開示さ れている。この舌クリーナの一端で舌の擦り端部を支持するようにシャンク部の 一端は外方に広がっている。この端部は、舌の上面をしっかり擦るように多分２ 〜３回後ろから前に向かって、舌の上面に沿って移動される。このような舌クリ ーナの鍛練は、味蕾をめざませさせて口臭を減じるために、歯のブラッシングの 後に、なされる。プラークを生じさせるバクテリアの除去並びに食物片の腐敗を 除去することにより、このような物品の使用による舌クリーニングは、歯の腐敗 並びに歯肉病（歯肉炎）を最小にすることが可能である。歯のブラッシングとは 異なり、このような舌クリーナの物品は、舌を優しくかつ滑らかにクリーニング する。 舌の上面全体に渡って擦ることが望ましいと考えられている。しかし、舌の前 部には上記特許の舌クリーナは容易に達することができるが、舌の後部は下方に 傾斜して延びているので、このような後部にまで舌クリーナを持って行くことは 容易ではない。このために、口蓋の上にシャンク部を傾けなければならないとい う不快感が伴う要求があり、従ってこのことは多くの者にとって無視するように 選択されている。 従って、本発明の目的は、後部を含む舌の全体に渡って容易にクリーニングす ることのできる舌クリーナを提供することである。 人が舌のクリーニングのために舌の後部に容易に達しさせることができるよう にするために、本発明に係われば、舌を擦るためのエッジ部分を支持する舌のク リーニング部分が舌の後部の下方への傾斜に従って下方に傾斜するようにシャン ク部に対して傾いており、口蓋の上にシャンク部を傾けなければならないという 不快感を使用者に与えないで、舌の後部へのエッジの係合を果たすように成って いる。 本発明の上記並びに他の目的、態様、並びに効果は、幾つかの図を通して同一 もしくは類似の部材には同じ参照符号を付した図面を参照したときに、本発明の 好ましい実施の形態の以下の詳細な説明により明らかになるであろう。 図１は、本発明の実施の形態に係わる舌クリーナの上面図である。 図２は、同舌クリーナの下面図である。 図３は、人の舌の後部を後部を示し、反対側も同じである側面図である。 図４は、同舌クリーナの一端の図である。 図５は、同舌クリーナの他端の図である。 図６は、舌をクリーニングしているときの舌クリーナの使用状態を示す斜視図 である。 好ましい実施の形態の詳細な説明 図面において、符号１０により単一片からなる薄い物品が示されている。この 物品は、人１４の舌１２をクリーニングするための、モールド成型されたプラス チックもしくは他の適切な材料でできている。この舌クリーナ１０は、後述する ように、舌をクリーニングするために使用者の手１８の中に保持されるための細 長いシャンク部１６を有する。エッジ部２２を舌クリーナの一端で支持するよう に、前記シャンク部１６の一端から部分２０が外方に広がるようにして延びてい る。かくして、この支持部分２０の両側はシャンク部の両側から外方に延びてお り、この結果、符号４８で示す、支持部分２０（舌に達するために）は、シャン ク部の幅（手１８で容易に握れるように）よりも広く成っている。 前記エッジ部２２は、泥除け（フェンダー）のような形状をしており、シャン ク部１６から見て凹状をなし、弓形のエッジ２４を形成している。このエッジ２ ４は、舌を擦るために舌１２と接触もしくは係合する。また、このエッジは、舌 クリーナの幅を不必要に大きくしないで舌の後部に、より容易に達することが可 能なように弓形をしている。符号２６で示す１対の長方形の開口が支持部分２０ に形成されている。これら開口２６は、柔軟性を増すために、支持部分２０の側 面に夫々平行に延びている。 符号２８で示す、舌の上面の後部は、一般的に、図３に示すように、舌の前部 から下方に延びている。この結果、上述した特許に開示されたような真っ直ぐな 舌クリーナでそこに達するのには不快感が伴う。舌の後部２８に快適に達するこ とができるようにするために、本発明に係われば、支持部分２０は、舌の上面の 後部２８とエッジ２４とが効果的に係合可能にように下方に傾斜するように、シ ャンク部１６に対して傾いている。他の方法では、支持部分２０は、シャンク部 １６が有り、また符号３２で示す平面に対して、符号３４で示す角度傾斜した符 号３０で示す平面内にある。エッジ２４は、平面３２から離れるように面してい る。かくして、支持部分２０は、シャンク部１６に対して所定角度３４をなして 延出している。 前記所定角度３４は、支持部分２０が舌の上面の後部２８の下方への傾斜に従 えるように好ましくは選定されている。好ましくは、この角度３４は約２０ない し４０度の間である。さらに好ましくは、この角度３４は約２７度である。 舌１２の中心で後方に延びている、符号３６で示す窪みに効果的に達すること ができるように、エッジ部２２は、符号３８で示す比較的深い中心部を有するよ うに全長に渡って成型されている。かくして、この中心部３８は、符号４０で示 すように、符号４２で示す支持部分２０の両側に向かう部分の深さよりも深い部 分を有する。 適切な舌クリーナの以下のディメンションは、一例として与えられており、制 限するためのものではない。適切な舌クリーナ１０の例は、エッジ２４が舌の後 部に届くように約５インチの符号４４で示す全長と、約３．５インチの符号４６ で示すシャンク部の長さと、約１／１６インチの厚さとを有する。エッジ部２２ は、シャンク部１６を横切り、符号４８で示すように、約１．５インチ延びてい る。距離４０，４２は、それぞれ１／４並びに１／８インチである。前記角度３ ４は約２７度である。また、エッジ２４の厚さは、約１／６４インチである。符 号５０で示すシャンク部１６の幅は、約３／８インチである。そして、符号５２ で示す距離は、約１／２インチである。 本発明はここでは詳細に説明されたが、本発明は発明の原理から逸脱しないで 、 他の方法により実現可でき、また、このような他の実施の形態は、請求の範囲で 規定されたような本発明の範囲内にあるように意味されることは理解されるであ ろう。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＢ，Ｂ Ｇ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ， ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，Ｌ Ｕ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ， ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＳ，Ｕ Ｚ，ＶＮ (72)発明者 ポッティ、ダサン アメリカ合衆国、メリーランド州 21801、 サリスベリー、パトリオット・ドライブ 27104 (72)発明者 リクター、ジョン・エル アメリカ合衆国、ペンシルバニア州 19003、アードモア、ブレッディン・ロー ド １―104 (72)発明者 ニューフェルド、ゴードン アメリカ合衆国、ペンシルバニア州 19031、フラワータウン、ウエスト・バレ ー・グリーン・ロード 6015

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．舌を擦るように舌と係合するための長いエッジ部分を規定する手段と、前 記エッジ部分に対して第１の平面内にある支持部分と、この第１の平面に対して 所定角度をなす第２の平面内にある細長いシャンク部とを具備する、口中の舌を 擦るようになっている物品からなる舌クリーナ。 ２．前記所定角度は約２０ないし４０度の間である請求項１の舌クリーナ。 ３．前記所定角度は約２７度である請求項１の舌クリーナ。 ４．前記エッジ部分は、シャンク部に対してほぼ横方向に延びており、比較的 深い中心部を有するように長手方向に渡って成型されている請求項１の舌クリー ナ。 ５．前記エッジ部分は、シャンク部に対してほぼ横方向に延びており、シャン ク部から見て凹状になっている請求項１の舌クリーナ。 ６．前記エッジ部分は、比較的深い中心部を有するように長手方向に渡って成 型されている請求項５の舌クリーナ。 ７．前記舌クリーナは、約５インチの全長と、約３．５インチのシャンク部の 長さと、シャンク部を横切り、約１．５インチ延びているエッヂ部分とを有し、 人の舌の上面全体に達するようにサイズが設定されている請求項１の舌クリーナ 。 ８．舌を擦るように舌と係合するための長いエッジ部分を規定する手段と、前 記エッジ部分に対して第１の平面内にある支持部分と、細長いシャンク部と、前 記エッジ部分を支持する支持部分とを具備し、この支持部分は、このエッジ部分 が舌の上面の後部と効果的に係合可能なようにシャンク部に対して下方に傾斜す るように傾いている、人の舌をクリーニングするようになっている物品からなる 舌クリーナ。 ９．前記支持部分は、シャンク部に対して約２０ないし４０度の間の角度で傾 斜している請求項８の舌クリーナ。 １０．前記支持部分は、シャンク部に対して約２７度の角度で傾斜している請 求項８の舌クリーナ。 １１．前記エッジ部分は、シャンク部に対してほぼ横方向に延びており、比較 的深い中心部を有するように長手方向に渡って成型されている請求項８の舌クリ ーナ。 １２．前記エッジ部分は、シャンク部に対してほぼ横方向に延びており、シャ ンク部から見て凹状になっている請求項８の舌クリーナ。 １３．前記エッジ部分は、比較的深い中心部を有するように長手方向に渡って 成型されている請求項１２の舌クリーナ。 １４．前記物品は、約５インチの全長と、約３．５インチのシャンク部の長さ と、シャンク部を横切り、約１．５インチ延びているエッヂ部分とを有し、人の 舌の上面全体に達するようにサイズが設定されている請求項８の舌クリーナ。 １５．長いエッジ部と、細長いシャンク部と、このシャンク部に対して傾斜し てこのシャンク部の一端から延出したエッジ部のための支持部分とを有する物品 を掴み、支持部分がシャンク部から下方に傾斜するように物品をシャンク部で保 持しながら物品を向け、そして、後部を有する舌の上面をエッヂ部分を傾斜させ て擦るように舌の後部を有する舌の上面に渡って物品を移動させる、個人の舌を クリーニングするための方法。 １６．前記支持部分がシャンク部に対して約２０ないし４０度の間の角度で傾 斜するような形状を有する物品を選定する、請求項１５の方法。 １７．前記支持部分がシャンク部に対して約２７度の角度で傾斜するような形 状を有する物品を選定する、請求項１５の方法。 １８．前記エッジ部分が、シャンク部に対してほぼ横方向に延びており、比較 的深い中心部を有するように長手方向に渡って成型されている物品を選定する、 請求項１５の方法。 １９．前記エッジ部分が、シャンク部に対してほぼ横方向に延びており、シャ ンク部から見て凹状になっている物品を選定する請求項１５の方法。 ２０．前記エッジ部分が、比較的深い中心部を有するように長手方向に渡って 成型されている物品を選定する請求項１９の方法。