JPH11510084A - 身体・頭部用の支持台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 身体支持台（１０）は、クッションが折り畳まれる位置でヒンジ（１８）を形成する洗濯可能な織物の被覆（１６）で覆われた２つの楔形状のクッション（１２、１４）で形成された折り畳み可能な身体支持クッションを有する。頭部支持クッション（４２）は、身体支持クッションの一方の端部に着脱可能に固定された３つの被覆されたクッション構成部品（３０、３２、３４）を有する。身体および頭部支持クッション（４２）の被覆のそれぞれが、被覆に対して発泡体部品を挿入および除去するための一対の重ねフラップ部分（５２、５４）を有する。身体支持クッションのフラップ部分（５２、５４）はまた、頭部支持クッションのクッション構成部品（３０、３２、３４）およびくるぶし支持ボルスタ（３６）を運搬するために折り畳まれた身体支持クッションの側面に一対のポケット（２６、２８）を形成する。取っ手（２４）が、身体支持台（１０）をその折り畳まれた状態で運搬するためにヒンジ（１８）に隣接して取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】 身体・頭部用の支持台発明の分野 本発明は一般的には身体用支持台に関し、より特定的には、マッサージ療法、 運動およびレクリエーション用途、ならびにリラックスなどのために人の頭部お よび身体を快適で適切な位置に支持する携帯可能なクッションシステムに関する 。発明の背景 さまざまな治療およびレクリエーション目的のために人の頭部および身体を支 持する従来技術によるベッド、まくら、クッション装置および台が多く存在する 。このような従来技術による装置例の一部が以下の米国特許に開示されている： 1,171,713 4,752,064 意匠特許271,834 2,579,783 4,757,983 意匠特許277,059 2,926,660 4,881,728 意匠特許298,992 3,808,615 5,177,823 意匠特許309,542 4,333,638 5,269,035 意匠特許337,914 このリストアップされた特許に開示されている従来技術による装置には多くの 欠点および短所があり、これが その使用の最適化を妨げている。特に、米国特許第２，５７９，７８３号、第４ ，３３３，６３４号および第４，８８１，７２８号には、人の身体および頭部を 支持する折り畳み式で携帯可能な治療装置が開示されている。これらの従来技術 による装置は比較的に複雑で重く煩わしいもので、剛性の折り畳み式で多くのピ ボット止め可能な部材を有し、このため、はさまれたり、鋭い角などによって使 用者がけがをしかねないものである。 上記の特許中に開示されている従来技術による頭部用クッションおよびまくら の多くが、クッションを製造するために特殊な鋳型と金型を必要とする比較的複 雑なモールド形成された形状のものである。場合によっては、このようなクッシ ョンは、必ずしもどんな身体のサイズの使用者にも合うような寸法になっている わけではない。米国特許第４，７５２，０６４号、第４，７５７，９８３号、第 ５，２６９，０３５号、意匠特許第２７１，８３４号、意匠特許第２７７，０５ ９号、意匠特許第２９８，９９２号および意匠特許第３３７，９１４号は、この ような特別に製造されたり、モールド形成された頭部クッションやまくらを示し ている。 前述の従来技術による装置のさらなる欠点は、頭部と身体用のクッションのた めの洗濯容易で衛生的な被覆（covering）が欠けていることである。被覆無しで 密閉されたまたは可とう性の連続発泡体製の従来技術による身体支持クッション は、特に運動やレクリエーションなど による身体からの発汗がかなりある応用分野ではあまり衛生的とはいえない。 このような問題に鑑み、地面や床やテーブルやベッドなどのどんな平坦な表面 で使用する場合でも迅速にそして安全に組立られる携帯可能で軽量で衛生的な身 体支持台を提供することが望ましい。発明の概要 本発明は、従来技術による装置の上述の限界と欠点、さらに上記されていない 同様の装置の他の短所を克服する身体・頭部用の支持台を指向する。特に、本発 明による身体支持台は、クッションのための洗濯可能な被覆と、フック・アンド ・ループ式ファスナなどの開放可能なファスナによって、互いに使用される位置 に置かれ固定される特別形状の可とう性の発泡体クッションを複数個有する。こ の洗濯可能被覆は、例えば、柔らかい織物材料製、特に、いくぶん伸長可能また は弾性の綿系の織物であることが好ましい。予測される特殊な用途によっては、 他のタイプの被覆をクッションのために用いてもよい。もし、例えば、本発明に よる身体・頭部用の台を、砂浜などの屋外環境で使用したい場合、軽度に弾性な プラスチック製またはゴムを引いた織物製の被覆が好ましい。このような被覆は 、必要に応じて機械で洗濯またはクリーニングができるように発泡体クッション から容易に取り外されるように特に設計されている。 台の被覆された身体支持クッションは、織物ヒンジに 隣接したクッション被覆に固定されたストラップや取っ手によって運搬するため に、この織物ヒンジに沿って長方形の平行六面体形状に折り畳まれるようになっ ている２つの楔形状の発泡体クッションを有する。頭部支持クッションは、個々 にフック・アンド・ループ式ファスナなどのファスナを備え、これによって頭部 支持クッションに組み立てられる織物で被覆された３つの長方形平行六面体クッ ションを有する。フック・アンド・ループ式ファスナはまた、頭部支持クッショ ンを身体支持クッションの一方の端部に固定するために用いてもよい。組み立て られた頭部支持クッションを成すこれら３つの個別のクッションの内の１つは、 使用者の顔面が中に置かれるおおむね卵形または楕円形の貫通開口部を備えてい る。組み立てられた頭部支持クッションにあるこの開口部によって使用者は、う つ伏せ姿勢で頭部を横たえている間も自由に呼吸できる。円筒形状であることが 望ましい、さらなる織物で被覆された発泡体クッションまたはボルスタがうつ伏 せ姿勢にある使用者のくるぶしを支持するために用いられ、これは、不快な姿勢 をとったり足を互いに斜めにしたりすることなく、伸ばしたり支持したりできる ようにする。このくるぶし支持ボルスタは、身体や頭部用のクッションに連結さ れてはいないが、実質的にどんな身長や体格の使用者でも適応可能なようにこの ようなタイプの他のクッションに対して自由に位置できるようになっている。追 加のボルスタをまた、より自然 な身体の姿勢を達成するために腹部の支持や他のいずれの身体部位の支持など、 他の目的に用いてもよい。 顔面を下にした姿勢、すなわちうつ伏せ姿勢は、特にマッサージ療法や他の筋 骨格の手技処置の際に、首と脊椎に対するストレスを避けるには最も好ましい姿 勢である。この姿勢はまた、人間身体にとって最も快適であり、首と脊椎の痛み を避ける助けとなる。本発明による身体・頭部支持台はまた、頭部の背面を頭部 支持クッションの卵形開口部中に置き、顔面を上げた姿勢すなわち仰向け姿勢に ある頭部と身体を支持するのに用いてもよい。本発明による身体・頭部支持台を うつ伏せ姿勢と仰向け姿勢の双方で使用すると、日光浴などのレクリエーション 用途には特に長所となる。 この２つの楔形状の身体支持クッションの織物の被覆には、クッションの２つ の大面積表面の上に重ね（オーバーラッピング）部分すなわちフラップを有して いる。これらの重ねフラップを介して、この２つの楔形状の発泡体身体支持クッ ションが挿入されたり除去されたりする。この２つのクッションが持ち運び可能 な長方形の平行六面体構造中に折り畳まれるときに、これら２つのフラップが身 体支持台の最外側表面上に位置されることは本発明の長所である。身体支持部分 が折り畳まれた携帯可能な状態で自身の取っ手により持ち運ばれるときに各々の フラップが身体支持クッションの個々の側の上方に開口したポケットまたは受容 部を形成するように、外側 の織物フラップの端部は双方とも織物のヒンジまたは取っ手に極めて近接して配 置される。このように形成された２つのポケットによって、小型軽量の鞄を持ち 運ぶのと同様に分解された状態で片手で場所から場所に身体・頭部支持台アセン ブリ全体を持ち運ぶために、３つの部品の頭部支持クッションおよびくるぶし支 持ボルスタが受容されるようにすれば本発明の長所が活かされる。 上記の目的と他の目的と共に、本発明の長所と特徴は以下の説明から明かであ り、本発明の特質は、本発明の以下の詳述、添付クレームおよび図面による図示 を参照すればさらに明瞭に理解されよう。図面の簡単な説明 図１は、本発明による身体・頭部支持台を分解された持ち運び可能状態で示す 斜視図； 図２は、本発明による身体・頭部支持台を組み立てられた使用する使用状態で 示す斜視図； 図３は、頭部支持クッションが身体支持クッションの一方の端部に組み立てら れる様子を示す本発明による身体・頭部支持台の部分斜視図； 図４は、発泡体クッションが自身の被覆に対して挿入、取り外しされる際の重 ねフラップを示す本発明による身体支持クッションの部分斜視図； 図５は、発泡体クッションが自身の被覆に対して挿入、取り外しされる際の重 ねフラップと、３つの被覆クッシ ョンが組み立てられる様子とを示す本発明による３つの部品の頭部支持クッショ ンの部分斜視図。発明の詳細な説明 図面を詳細に参照すると、全般にわたって参照符号１０で示される折り畳まれ た持ち運び可能状態における本発明による身体・頭部支持台の斜視図が図１に示 されている。図１に示すように、台１０は、綿系の伸長可能な織物、弾性プラス チックまたはゴムを引いた織物、革またはその類似物などのいくぶん弾性的なシ ート材料である単一の被覆１６で覆われた２つの楔形状の発泡体クッション部品 １２、１４を有する。 この被覆は、２つのクッション１２および１４がほぼ長方形の平行六面体を形 成するように、被覆材料で形成され、側面エッジ２０と２２との間の２つのクッ ション１２と１４の幅にわたって伸張している可とう性のヒンジ１８に沿って折 り畳まれる。ストラップ取っ手２４は、台１０を鞄のように持ち運びできるよう にヒンジ１８に隣接するクッションの被覆１６に固定される。ストラップ取っ手 はクッション１２と１４の幅全体にわたって伸張しており、クッションの側面エ ッジ２０と２２に固定されるが、必要に応じて長さが短いものでもよい。 被覆１６は、以下に詳述するように、折り畳まれた台１０の相対する両側にあ る２つの上方開口フラップ・ポケットまたは受容部２６、２８と縫い合わせる（ 織物材 料の場合）ことによって構成される。ポケット２６と２８は、被覆１６の重ね部 分によって形成される。ポケット２６は、以下に説明するように頭部支持クッシ ョンに組み立てられる３つの被覆された発泡体クッション部品３０、３２および ３４を包んでいる。ポケット２８は１つまたは複数の被覆された円筒形発泡体ボ ルスタ３６を包んでいる。図１で折り畳まれた構成で示されている台１０が、最 小の労力で場所から場所へ容易に持ち運びできることが当業者には理解されよう 。これらさまざまなクッション部品１２、１４、３０、３２、３４および３６を 成す発泡体材料は、軟質の連続ポリウレタンフォームのようなポリマー状発泡体 か、この台の特殊な用途のために選ばれた軟らかいか、または硬い適当な発泡体 であることが望ましい。 図２を参照すると、本発明による身体・頭部支持台１０が、広げられた使用さ れる構成状態で示されている。クッションの部品３０−３６がポケット２６、２ ８から取り出されており、さらに、２つの楔形状のクッション１２、１４がヒン ジ１８に沿って広げられて、地面や床やテーブルや他の平坦表面Ｇなどの平坦表 面上に置かれる身体支持クッション４０を形成していることが理解されよう。図 ２に示す実施態様の１例では、広げられた身体支持クッション４０は、長さが約 ３２インチ、幅が約２２インチで、さらに薄い端部では厚さが約２．５インチか ら厚い端部で約５．５インチのテーパを有している。 この実施態様のボルスタ３６は、直径が約５インチで、長さが２２インチである 。もちろん、これらクッションの他の寸法のものも本発明によって意図されてい る。 クッション３０−３４は、図２には示されていないフック・アンド・ループ式 ファスナによって図２に示すように頭部支持クッション４２に組み立てられる。 クッション３０は、使用者が顔面を下にしたすなわちうつ伏せ姿勢でクッション ４０、４２および３６上に横たわるときに使用者の顔面が置かれる中央の卵形開 口部４４を備えている。クッション３２と３４はクッション３０との間に間隔を 置き、これによって使用者の鼻と口を表面Ｇから離し、使用者に対する横断呼吸 通路４６を形成している。図２の頭部支持クッションの本実施態様の１例では、 クッション３０は、長さが約１２インチ、幅が約１０インチ、厚さが約２．５イ ンチであり、一方クッション３２と３４とは断面で約３インチ×３インチで、長 さが約１０インチであり、これによって約６インチ×３インチという適切な呼吸 通路を形成している。卵形開口部の寸法はその主軸に沿って約７．５インチ×約 ３．５インチである。頭部支持クッション３０、３２および３４の他の寸法も本 発明によって意図されている。 図３に、頭部支持クッション４２がフック・アンド・ループ式ファスナ細片４ ８、５０によって身体支持クッション４０に取り付けられる様子を示す。スナッ プ・ファスナやスライド・ファスナなどの他のタイプのファス ナを用いて、本発明による部品を着脱可能なように一体に固定してもよい。 図４に、身体支持クッション４０の２つのクッション１２と１４のための被覆 の構造を示す。表面Ｇ（図２）の上に置かれることになっているクッションの表 面は、頭部支持クッション部品３０−３４およびボルスタ３６を受容するための ２つのポケット２６と２８とを構成する被覆１６の２対の重ねフラップ部分５２ と５４の配置を示すように、図４では最上部に図示されている。楔形状の発泡体 部品５６（１つだけが図示されている）は、重ねフラップ部分５２と５４との間 にある開口部を介して被覆１６に対して挿入、除去される。これらの開口部は発 泡体部品５６を除去したり交換したりするための手段となるだけではなく、クッ ション３０−３４およびボルスタ３６を持ち運ぶためのポケット２６、２８をも 成し、本発明の長所となっている。フラップ部分５２と５４との重なりの程度は 、主として被覆の弾性に依存する。すなわち、それは被覆の弾性が大きいほど重 なることができる程度も大きくなる。 図５に、頭部支持クッション４２の好ましい構造を示す。クッション３０の被 覆５８は、２つの同一の発泡体部品６４が挿入、除去される際のクッション３０ の一方の端部で重ねフラップ部分６０、６２が組み立てられていることが望まし い。発泡体部品６４は、被覆５８中で縫い合わされている卵形開口部４４を収容 するために一 方の長い側面に沿った半卵形または全卵形切り抜き６６を持つ長方形の平行六面 体となっている。 クッション部品３２と３４とはおのおのが、発泡体部品７４が挿入、除去され る際の重ねフラップ部分７０、７２をクッションの一方の端部に持つ被覆６８を 備えている。フック・アンド・ループ式ファスナ７６はクッション３０、３２お よび３４上に設置され、図３と５に示すようにクッション３０の下側にクッショ ン３２と３４とを固定するようになっている。ボルスタ３６の被覆は、他のクッ ション部品の被覆と同様な構造で、すなわち、ボルスタの側面または一方の端部 に重ねフラップ部分を持つ構造となっている。本発明による被覆の好ましい形状 には、気泡体部品を挿入、除去するための重ねフラップ部分が備えられているが 、この目的のために、例えばスライド・ファスナなどの他の手段を用いてもよい 。 本発明の好ましい実施態様をいくつか説明したが、記述の実施態様の変更例や 修正例が本発明の精神と範囲から逸脱することなく可能であることが、本発明に 関連する当業者には明かであろう。したがって、本発明は添付のクレームと妥当 な法律以外によっては制限されるものではない。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９７年７月１４日 【補正内容】 請求の範囲 １． 少なくとも一対のクッション構成部品と、前記クッション構成部品対のた めの被覆とを備える身体支持台であって、 前記被覆は、前記台を持ち運びするための所定の形状を有する折り畳まれた状 態に前記クッション構成部品を折り畳むため、および、互いに広げられた関係で 使用状態に前記クッション構成部品を保持するために、前記クッション構成部品 同士間にヒンジを有し、 前記被覆は、前記被覆中に第１のポケットを形成する少なくとも第１の対の重 ねフラップ部分を有し、 前記フラップ部分は前記ヒンジから分離して間隔を置いて置かれており、 頭部支持クッションが、前記クッション構成部品の内の１つに対して着脱可能 なように固定されており、 前記頭部支持クッションは、使用者の顔面を受容するための開口部を有する少 なくとも１つのクッション構成部品を有し、 前記頭部支持クッションには、使用者が呼吸できるように、前記開口部と連通 する呼吸通路を有しており、 前記クッション構成部品対を折り畳まれた状態で持ち運ぶために、前記頭部支 持クッションが前記１つのクッション構成部品に対して着脱可能であって、前記 第１のポケット中に受容されることを特徴とする身体支持台。 ２． 前記頭部支持クッションが３つの頭部支持クッション構成部品からなり、 前記３つの頭部支持クッション構成部品の内の第１の構成部品には前記開口部 が形成され、 前記３つの頭部支持クッション構成部品の内の第２および第３の構成部品が、 前記第１の頭部支持クッション構成部品に着脱可能に固定され、前記呼吸通路の 部分を画定することを特徴とする請求項１に記載の身体支持台。 ３． 前記第２および第３の頭部支持クッション構成部品が、フック・アンド・ ループ式ファスナによって前記第１の頭部支持クッション構成部品に着脱可能に 固定されており、 前記頭部支持クッションが、フック・アンド・ループ式ファスナによって前記 クッション構成部品対に対して着脱可能なように固定されていることを特徴とす る請求項２に記載の身体支持台。 ４． 前記開口部が長軸および短軸を有する卵形開口部であり、 前記第２および第３の頭部支持クッション構成部品が、前記長軸に対して実質 的に直角の角度で前記第１の頭部支持クッション構成部品に着脱可能なように固 定され、 前記呼吸通路が前記短軸に対して実質的に平行となっていることを特徴とする 請求項２に記載の身体支持台。 ５． 前記被覆が、前記被覆に第２のポケットを形成する重ねフラップ部分の第 ２の対を有し、 前記第１および第２のポケットが前記ヒンジの方に開口していることを特徴と する請求項２に記載の身体支持台、 ６． 前記クッション構成部品が、前記重ねフラップ部分を介して前記被覆に対 して挿入および除去できるようになっている一対の楔形状の弾性発泡体部品を有 することを特徴とする請求項５に記載の身体支持台。 ７． 前記クッション構成部品が、前記重ねフラップ部分を介して前記被覆に対 して挿入および除去できるようになっている一対の楔形状の弾性発泡体部品と、 前記台をその折り畳まれた状態で運搬するための前記ヒンジに隣接した前記被 覆に取り付けられた取っ手手段と、 使用者のくるぶしを支持するためのボルスタとを有し、 前記クッション構成部品対が前記折り畳まれた状態で前記取っ手手段で持ち運 ばれるときに、前記ボルスタおよび前記３つの頭部支持クッション構成部品が前 記第１および第２のポケット中に受容されることを特徴とする請求項５に記載の 身体支持台。 ８． 前記３つの頭部支持クッション構成部品のおのおのが被覆を有し、 前記３つの頭部支持クッション構成部品のおのおのの被覆が一対の重ねフラッ プ部分を有し、 このような頭部支持クッション構成部品のおのおのが、前記３つの頭部支持ク ッション構成部品それぞれの重ね フラップ部分を介して被覆に対して挿入および除去できるようになっている発泡 体部品を含むことを特徴とする請求項２に記載の身体支持台。 ９． 前記第１の頭部支持クッション構成部品の発泡体部品が一対の同一の発泡 体部品であり、前記同一の発泡体部品のおのおのの形状が、側面に沿って半卵形 の切り抜き部分を有する概長方形の平行六面体であることを特徴とする請求項８ に記載の身体支持台。 １０． 前記折り畳まれた状態にあるクッション構成部品対の所定の形状が長方 形の平行六面体であり、 前記台をその折り畳まれた状態で持ち運びするための前記ヒンジに隣接する前 記被覆に取っ手手段を取り付けたものであることを特徴とする請求項１に記載の 身体支持台。 １１． 前記被覆が、伸張可能な綿系の織物とゴム引きされた織物と革と弾性ポ リマのシート材料の内のいずれか１つから成っていることを特徴とする請求項１ に記載の身体支持台。 １２． 身体支持クッションと、前記身体支持クッションに着脱可能に固定され た頭部支持クッションとを有する身体支持台であって、 前記身体支持クッションが一対の楔形状のクッション構成部品と、前記クッシ ョン構成部品のための被覆とを有し、 前記被覆は、前記台を持ち運ぶための所定の形状を有 する折り畳まれた状態に前記クッション構成部品を折り畳むため、および、前記 クッション構成部品を互いに広げて固定された関係で使用状態に保持するために 前記クッション構成部品同士間にヒンジを有し、 前記折り畳まれた状態のときに、前記被覆は前記身体支持クッションの相対す る外側面上に第１および第２の対の重ねフラップ部分を有し、 前記フラップ部分が前記ヒンジの方に開口されている第１および第２のポケッ トを形成し、 前記頭部支持クッションが３つのクッション構成部品からなり、 前記３つのクッション構成部品の内の第１の構成部品には、使用者の顔面を受 容するために卵形の開口部が形成されており、 前記３つのクッション構成部品の内の第２および第３の構成部品は、前記第１ のクッション構成部品に着脱可能なように固定され、前記開口部と連通する呼吸 通路を画定し、 前記身体支持クッション構成部品を前記折り畳まれた状態で持ち運べるように 、前記第１、第２および第３のクッション構成部品が前記ポケット中に受容され ることを特徴とする身体支持台。 １３． 使用者のくるぶしを支持するためのボルスタを含み、 前記ボルスタは持ち運びのために前記ポケットの内の １つに受容されることを特徴とする請求項１２に記載の身体支持台。 １４． 前記被覆が、伸張可能な綿系の織物とゴム引きされた織物と弾性ポリマ のシート材料の内のいずれか１つから成ることを特徴とする請求項１２に記載の 身体支持台。 １５． 前記台をその折り畳まれた状態で運搬するために、前記ヒンジに隣接し た前記被覆に取り付けられた取っ手手段を含むことを特徴とする請求項１２に記 載の身体支持台。 １６． 前記３つのクッション構成部品のおのおのが被覆を有し、 前記３つのクッション構成部品のおのおののための被覆は一対の重ねフラップ 部分を有し、 このようなおのおののクッション構成部品が、前記３つのクッション構成部品 の重ねフラップ部分を介して被覆に対して挿入および除去されるようになってい る発泡体部品を含むことを特徴とする請求項１２に記載の身体支持台。 １７． 前記第１のクッション構成部品が一対の同一の発泡体部品を有し、 おのおのの発泡体部品の形状が、側面に沿って半卵形の切り抜き部分を有する 長方形の平行六面体であることを特徴とする請求項１６に記載の身体支持台。 １８． 前記身体支持クッションの前記クッション構成 部品が、前記重ねフラップ部分を介して前記被覆に対して挿入および除去される ようになっている一対の楔形状の弾性発泡体であることを特徴とする請求項１２ に記載の身体支持台。 １９． 頭部支持クッションと、身体支持クッションとを有する身体支持台であ って、 前記頭部支持クッションは前記身体支持クッションに着脱可能なように固定さ れるとともに、３つの頭部支持クッション構成部品からなり、 前記頭部支持クッション構成部品の第１の構成部品は、使用者の顔面を受容す るために貫通する開口部と、前記開口部と連通する前記頭部支持クッション中の 呼吸通路とを有し、 前記３つの頭部支持クッション構成部品の第２および第３の構成部品は、前記 第１の頭部支持クッション構成部品に着脱可能なように固定され、前記呼吸通路 の部分を画定することを特徴とする身体支持台。 ２０． 前記身体支持クッションが一対のクッション構成部品と、前記クッショ ン構成部品対のための被覆とを有し、 前記被覆は、前記台を持ち運ぶための所定の形状を有する折り畳まれた状態に 前記クッションを折り畳むため、および、たがいに開かれた関係で使用状態に前 記クッション構成部品を保持するために、前記クッション構成部品同士間にヒン ジを備え、かつ前記被覆中に第１のポケ ットを形成する少なくとも第１の対の重ねフラップ部分を有することを特徴とす る請求項１９に記載の身体支持台。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，Ｉ Ｌ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，Ｒ Ｕ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ (71)出願人 アダムス、ポーレット アメリカ合衆国 03054 ニューハンプシ ャー州 メリマック カイル ロード 10 (72)発明者 ザハス、ポール ジェイ. アメリカ合衆国 03054 ニューハンプシ ャー州 メリマック メリマック ドライ ブ 58 (72)発明者 ザハス、メアリー イー. アメリカ合衆国 03054 ニューハンプシ ャー州 メリマック メリマック ドライ ブ 58 (72)発明者 アダムス、トーマス ピー. アメリカ合衆国 03054 ニューハンプシ ャー州 メリマック カイル ロード 10 (72)発明者 アダムス、ポーレット アメリカ合衆国 03054 ニューハンプシ ャー州 メリマック カイル ロード 10

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 少なくとも一対のクッション構成部品と、前記クッション構成部品対のた めの被覆とを備える身体支持台であって、 前記被覆が、前記台を持ち運びするための所定の形状の折り畳まれた状態に前 記クッション構成部品を折り畳み、互いに開かれ固定された使用状態に前記クッ ション構成部品を保持するための前記クッション構成部品同士間のヒンジを備え 、 前記被覆が、前記被覆に第１のポケットを形成する少なくともひとつの第１の 重ねフラップ部分対を備えることを特徴とする身体支持台。 ２． 使用者の顔面を受容するための開口部を有する少なくとも１つのクッショ ン構成部品からなる頭部支持クッションを有する身体支持台であって、前記頭部 支持クッションには、使用者が呼吸できるように、前記開口部と連通する呼吸通 路を備えていることを特徴とする請求項１に記載の身体支持台。 ３． 前記頭部支持クッションが３つのクッション構成部品を有し、 前記３つのクッション構成部品のうちの第１の構成部品には前記開口部が形成 されており、 前記３つのクッション構成部品のうちの第２および第３の構成部品は、前記呼 吸通路の部分を画定するように 前記第１のクッション構成部品に着脱可能なように固定されていることを特徴と する請求項２に記載の身体支持台。 ４． 前記第２および第３のクッション構成部品が、フック・アンド・ループ式 ファスナによって前記第１のクッション構成部品に着脱可能なように固定されて おり、 前記頭部支持クッションがフック・アンド・ループ式ファスナによって前記ク ッション構成部品対に着脱可能なように固定されていることを特徴とする請求項 ３に記載の身体支持台。 ５． 前記開口部が、長軸および短軸を持つ卵形開口部であり、 前記第２および第３のクッション構成部品が前記長軸に対して実質的に直角に なるように前記第１のクッション構成部品に着脱可能なように固定され、前記呼 吸通路が前記短軸に対して実質的に平行となっていることを特徴とする請求項３ に記載の身体支持台。 ６． 前記折り畳まれた状態にあるクッション構成部品対の所定の形状が長方形 の平行六面体であり、前記台を折り畳まれた状態で持ち運ぶために取っ手手段が ヒンジに隣接した前記被覆に取り付けられていることを特徴とする請求項１に記 載の身体支持台。 ７． 前記被覆が、前記被覆中に第２のポケットを形成する重ねフラップ部分の 第２の対を有し、前記第１および第２のポケットが前記ヒンジの方に開口されて いるこ とを特徴とする請求項１に記載の身体支持台。 ８． 前記クッション構成部品が、前記重ねフラップ部分を介して前記被覆に対 して挿入および除去されるようになっている一対の楔形状弾性発泡体部品を有す ることを特徴とする請求項７に記載の身体支持台。 ９． 前記３つのクッション構成部品のおのおのが被覆を有し、 前記３つのクッション構成部品のおのおのが有する被覆が一対の重ねフラップ 部分を有しており、 このようなおのおののクッション構成部品が、前記３つのクッション構成部品 の重ねフラップ部分を介して被覆に対して挿入および除去されるようになってい る発泡体部品を含んでいることを特徴とする請求項３に記載の身体支持台。 １０． 前記クッション構成部品が、前記重ねフラップ部分を介して前記被覆に 対して挿入および除去されるようになっている一対の楔形状弾性発泡体部品と、 前記台を折り畳まれた状態で運搬できるように前記ヒンジに隣接した前記被覆 に固定された取っ手手段と、 使用者のくるぶしを支持するためのボルスタとを含み、 前記クッション構成部品対を前記取っ手手段によって前記折り畳まれた状態で 持ち運ぶ際に、前記ボルスタおよび前記３つのクッション構成部品が前記第１お よび第２のポケットの中に受容されることを特徴とする請求項３に記載の身体支 持台。 １１． 前記被覆が伸張可能な綿系の織物とゴム引きの織物と革と弾性ポリマの シート材料とのうちのいずれか１つからなっていることを特徴とする請求項１に 記載の身体支持台。 １２． 前記３つのクッション構成部品の形状が長方形の平行六面体であること を特徴とする請求項３に記載の身体支持台。 １３． 前記第１のクッション構成部品が、一対の同一の発泡体部品を有し、そ の発泡体部品のおのおのの形状が、自身の側面に沿って半卵形の切り抜き部分を 有する長方形の平行六面体であることを特徴とする請求項１２に記載の身体支持 台。 １４． 身体支持クッションと、前記身体支持クッションに着脱可能に固定され た頭部支持クッションとを有する身体支持台であって、 前記身体支持クッションが一対の楔形状のクッション構成部品と、前記クッシ ョン構成部品のための被覆とを有し、 前記被覆は、前記台を持ち運ぶための所定の形状の折り畳まれた状態に前記ク ッション構成部品を折り畳むため、および前記クッション構成部品を互いに広げ て固定された関係で使用状態に保持するために、前記クッション同士間にヒンジ を有し、 前記被覆が、前記折り畳まれた状態のときに、前記身体支持クッションの相対 する外側面に第１の対および第 ２の対の重ねフラップ部分を有し、 前記フラップ部分が前記ヒンジに向けて開口されている第１および第２のポケ ットを形成し、 前記頭部支持クッションが３つのクッション構成部品からなり、 前記３つのクッション構成部品の内の第１の構成部品には使用者の顔面を受容 するために卵形の開口部が形成されており、 前記３つのクッション構成部品の内の第２および第３の構成部品が、前記開口 部と連通する呼吸通路を画定するように、前記第１のクッション構成部品に固定 されており、 前記身体支持クッションを前記折り畳まれた状態のままで持ち運べるように、 前記第１、第２および第３のクッション構成部品が前記ポケット中に受容される ことを特徴とする身体支持台。 １５． 使用者のくるぶしを支持するためのボルスタを含み、前記ボルスタは持 ち運びのために前記ポケットの内の１つの中に受容されることを特徴とする請求 項１４に記載の身体支持台。 １６． 前記被覆が、伸張可能な綿系の織物とゴム引きされた織物と弾性ポリマ のシート材料の内のいずれか１つから成ることを特徴とする請求項１４に記載の 身体支持台。 １７． 前記台をその折り畳まされた状態で運搬するた めに、前記ヒンジに隣接した前記被覆に固定された取っ手手段を含むことを特徴 とする請求項１４に記載の身体支持台。 １８． 前記３つのクッション構成部品のおのおのが被覆を有し、 前記３つのクッション構成部品のおのおののための被覆が一対の重ねフラップ 部分を有し、 このようなおのおののクッション構成部品が、前記３つのクッション構成部品 の重ねフラップ部分を介して被覆に対して挿入および除去されるようになってい る発泡体部品を含むことを特徴とする請求項１４に記載の身体支持台。 １９． 前記第１のクッション構成部品が一対の同一の発泡体部品を有し、おの おのの発泡体部品の形状が、側面に沿って半卵形の切り抜き部分を有する長方形 の平行六面体であることを特徴とする請求項１８に記載の身体支持台。 ２０． 前記身体支持クッションのクッション構成部品が、前記重ねフラップ部 分を介して前記被覆に対して挿入および除去されるようになっている一対の楔形 状の弾性発泡体部品であることを特徴とする請求項１４に記載の身体支持台。