JP3225037U - 膝掛け毛布付きクッション - Google Patents

膝掛け毛布付きクッション Download PDF

Info

Publication number
JP3225037U
JP3225037U JP2019004494U JP2019004494U JP3225037U JP 3225037 U JP3225037 U JP 3225037U JP 2019004494 U JP2019004494 U JP 2019004494U JP 2019004494 U JP2019004494 U JP 2019004494U JP 3225037 U JP3225037 U JP 3225037U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cushion
knee
storage bag
blanket
air cushion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2019004494U
Other languages
English (en)
Inventor
高大 薮田
高大 薮田
Original Assignee
モリリン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by モリリン株式会社 filed Critical モリリン株式会社
Priority to JP2019004494U priority Critical patent/JP3225037U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3225037U publication Critical patent/JP3225037U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

【課題】軽量で使いやすく、収納スペースが少なくて済み、移送、保管時のコストが低い膝掛け毛布付きクッションを提供する。【解決手段】膝掛け毛布付きクッション10は、空気充填時によって湾曲円柱状に膨らむエアクッション11と、このエアクッションを収容する開口部を有し、膨らんだエアクッション11を出し入れ自在に収容する収容袋12と、この収容袋12と連結ベルト20で連結された膝掛け毛布13とを備える。【選択図】図1

Description

本考案は、膝掛け毛布付きクッションに関する。ここにいうクッションとは、椅子の背もたれなどに配置して持たれる通常のクッションとは異なり、膝の上に乗せ、その上に肘または腕を置いて、雑誌などを安定した状態で読めるようにしたものである。
美容院でパーマをかけているときなどに、雑誌などを読むために、膝の上に載せる膝上クッションが知られている。このような膝上クッションは、中にビーズが充填されており、表面形状が変化する。そのため、膝上クッション上に肘や腕を置いて、雑誌などを読むことができる。同様な用具として、特許文献1には、発泡樹脂の粒成物を充填した扁平な収容袋体と、その上に設ける平板とからなる携帯用トレイが開示されている。このものは膝の上に収容袋体を載置し、平板の上にノートパソコンなどを載せる。それにより、凹凸のある膝や大腿の上でも、安定した状態で支持することができる。
特許文献2には、四角形の布部を有し、四隅の一つに適度な重量を有する厚肉部を設けた膝掛けが開示されている。このものは厚肉部の重量によって膝掛けが脚の上に保持されるため、ずり落ちを防止できる。
特許文献3には、シート状部材の中央に収容袋状部を設け、その収容袋状部の中に発泡樹脂や空気収容袋などの扁平なクッション材を取り出し自在に収容した多目的布製品が開示されている。このものは椅子の上に載せたクッションの上に座ることができ、さらにひざ掛けのように使用することもできる。
登録実用新案第3093081号公報 登録実用新案第3010419号公報 特開2017−93549号公報
従来の膝上クッションや特許文献1の携帯用トレイは、収容袋体の中にビーズが入っているので、重量があり、載せる物の形状に倣う利点がある。しかし重量があり、嵩張るという問題がある。そのため、搬送や保管にある程度のスペースを要する。特許文献2の膝掛けは厚肉部を含めてもそれほど重くはない。また、折り畳むことができるので、嵩張らない。しかし立体形状でないので、使用者の肘や腕を置いて雑誌等を読むのに適していない。
特許文献3の多目的布製品は、膝掛け、座布団など、多くの用途に用いることができる。また、クッションとして空気収容袋を使用することにも言及している。しかし基本形状はシートであって、膝上クッションとしては使用できない。
本考案は、軽量で使いやすく、収納スペースが少なくて済む膝掛け毛布付きクッションを提供することを課題としている。
本考案者は、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下の本考案を完成するに到った。
(1)空気充填口を有し、空気充填によって湾曲円柱状に膨らむエアクッションと、このエアクッションを収容する開口部を有し膨らんだエアクッションを収容した状態で湾曲円柱形になる収容袋と、この収容袋が連結された膝掛け毛布と、を備えた膝掛け毛布付きクッション。
(2)収容袋の内面に中綿充填部を有する(1)に記載の膝掛け毛布付きクッション。
(3)収容袋と膝掛け毛布が、着脱自在に連結されている(1)または(2)に記載の膝掛け毛布付きクッション。
(4)収容袋と膝掛け毛布が、収容袋の湾曲方向に沿って複数個所で連結されている(1)〜(3)のいずれかに記載の膝掛け毛布付きクッション。
(5)膝掛け毛布を使用者の膝上に掛けた状態で、収容袋は、使用者の腹部を囲むような湾曲円柱形である(1)〜(4)のいずれかに記載の膝掛け毛布付きクッション。
本考案の膝掛け毛布付きクッションは、膝掛け毛布で大腿部や膝を保温することができる。そして、膝掛け毛布の上にはエアクッションが設けられているので、使用者は、エアクッションの上に肘や腕を載せて雑誌を保持したり、あるいはエアクッションの上に直接書物を置いたりして、書物を読むことができるので、長時間の読書でも腕が疲れず、リラックスして読書を楽しむことができる。さらにエアクッションは軽量であるので、膝の負担になることがない。また、使用しないときは、エアクッションの空気を抜いておくことにより、コンパクトに畳むことができ、保管や移送が容易である。
本考案の膝掛け毛布付きクッションの一実施形態を示す一部切り欠き斜視図である。 図1のX-X線断面図である。 (a)はエアクッションの平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 エアクッションを取り出した収容袋を示す一部切り欠き斜視図である。 膝掛け毛布付きクッションの使用状態を示す概略斜視図である。
以下、本考案の一実施形態を図1〜5に基づいて説明する。図1に示す膝掛け毛布付きクッション10は、エアクッション11と、そのエアクッション11を出し入れ自在に収容する収容袋12と、その収容袋12と連結ベルト20で連結された膝掛け毛布13(以下、単に毛布13ということがある。)とを備える。
なお、図1は収容袋12の一部を切り欠いて、内部に収容されたエアクッション11が露出させている。
毛布13は長方形であり、一端に収容袋12が着脱自在に連結されている。また、収容袋12は、内面に中綿12dが充填されている。
エアクッション11は、空気枕や浮き輪のように、空気充填時に一定形状に膨らみ、空気を抜いた時に扁平にしぼむものである。空気を充填すると湾曲した円柱状に膨らむ。図2に示すように、膨らんだエアクッション11の中心部14は略円形の断面形状を呈する。また、膨らんだ状態で、エアクッション11は、図3(a)に示すようにバナナ状ないし三日月状の平面形状を呈し、円弧状に湾曲している。図3(b)、(c)に示すように、中心部14は太い円柱状で、端部15に向かうにつれていくらか細くなっている。それにより弾力的に変形させやすく、凹湾曲部16を身体の腹部に沿わせたり、あるいは外したりする操作が容易である。
エアクッション11は、たとえば気密性を有する合成樹脂シートを2枚重ねてバナナ状ないし三日月状にカットし、周縁部をシールし、端部15近辺にエアバルブ17(空気充填口)を取り付けることにより製造することができる。なお、液密性を有する場合は水を充填し、ウォータクッションとして使用することもできる。耐熱性を有する場合は、湯ないし温水を充填してリラクゼーション効果をもたらすこともできる。エアバルブ17は浮き輪に用いられているものと同様の公知のものである。
収容袋12は、図1および図2に示すように、膨らませたエアクッション11をほぼ隙間なく収容できる大きさで、エアクッション11と同じ形状を有する。収容袋12はエアクッション11と同様に、バナナ状にカットした柔軟な収容袋片12a、12aを上下2枚重ね、それらの周囲を縫い合わせることにより製造することができる。
図4に示すように、それぞれの収容袋片12aは外布地12bと、内生地12cと、それらの間に充填される中綿12dとからサンドイッチ状に構成している。中綿12dとしては、合成繊維、天然繊維、獣毛、羽毛等を用いることができる。
中綿12dを設けた収容袋12は、重量感があり、エアクッション11を収容した状態で体から滑り落ちることを防止することができる。また、収容袋12に厚みがあるので、クッション性が増加する。逆に弾発性が緩和され、エアクッション11により押し返される感覚が抑制される。中綿12dは洗濯できる素材で作成するのが好ましい。外生地12b、内生地12c、中綿12dは、全体として柔軟性を有し、重量感もあるので身体に安定して沿わせることができる(図5参照)。
収容袋12には、凹湾曲部16の中心に沿って、膨張時のエアクッション11を収容するための開口部18が形成されている。開口部18はスライドファスナー19で開閉自在としている。なお、スライドファスナー19に代えて、スナップ、ボタン、面ファスナーなどで閉じるようにしてもよい。開口部18は収容袋12の凹湾曲部16に沿って設けると、膨張時のエアクッション11を凸面側から収容袋12に入れやすい。また、開口部18やスライドファスナー19が目立たないので見栄えがよい。
収容袋12の凹湾曲部16側には、複数枚(ここでは4枚)の連結ベルト20が縫着されている。連結ベルト20の先端には毛布13と着脱自在に連結するためのスナップ(ホック)21が縫い付けられている。収容袋12と毛布13が着脱自在に連結されているので、片方だけでも使用することができる。収容袋12を直接毛布13に着脱自在に連結することもできるが、連結ベルト20を介して毛布13に取り付けることにより、エアクッション11を収容した収容袋12と毛布13との間に相対的な位置ずれを許容する余裕が生まれる。それにより、膝に掛けている毛布13をほとんど動かさずにエアクッション11入りの収容袋12をいくらか動かすことができる。
毛布13は長方形状で、図5に示すように、エアクッション11入りの収容袋12が使用者22の腹部を囲むように膝22aの上に載せたとき、毛布13が膝22aを覆うのに十分な長さを有するのがよく、脚部22bの途中まで垂れる程度の長さを有するのが好ましい。毛布13の幅も膝22aを覆うのに十分な長さを有するのがよい。毛布13の角に丸みを持たせてもよい。毛布13の厚さは通常用いられているひざ掛け程度でよい。ただし季節によって変えてもよく、その場合は収容袋12を毛布13から外して他の毛布に連結する。
毛布13としては、従来から膝掛けとして使用されているものであれば使用可能であり、例えば、ニューマイヤー毛布、マイヤー毛布、フリース毛布、マイクロファイバー毛布などの化学繊維の毛布、ウール毛布、カシミヤ毛布、綿毛布、シルク毛布などの天然素材の毛布が挙げられる。
上記のように構成される膝掛け毛布付きクッション10は、図5に示すように、凹湾曲部16を腹部に沿わせるようにして毛布13を膝22aの上に載せて使用する。それにより、使用者22は肘または腕をエアクッション11の上に載せて、手に持った雑誌Zを読んだり、あるいは直接雑誌Zをエアクッション11の上に載せて雑誌Zを読んだりすることができる。従って、パーマネントを当てているときのように、長時間同じ姿勢を続ける場合でも、雑誌Zを持つ手や腕が疲れることが少なく、リラックスして雑誌Zを楽しむことができる。
さらに、エアクッション11を入れた収容袋12の凹湾曲部16側が毛布13に連結されているので、毛布13が腹部とエアクッション11の間に介在される。また、収容袋の外生地12bや中綿12dも身体とエアクッション11の間に介在される。そのため、使用者22の膝や腹部が冷えるのを防止することができる。毛布13や収容袋12の生地はフリースなど、起毛した素材が暖かさを維持するために好ましい。
毛布13は比較的身体に密着するので身体からずれにくいが、エアクッション11入りの収容袋12は円柱状で弾力性に富むので、転がったり滑ったりしやすいが、毛布13と連結されているので、エアクッション11入りの収容袋12が毛布13から転がり落ちたり滑り落ちたりするのを防ぐことができる。
以上、好ましい実施形態について説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形を設けることができる。たとえば収容袋12の上面を曲面でなく、平面あるいは凹面とした場合は、載せている物が落ちにくくなる。また、収容袋12の左右端にベルトないし紐を連結し、腰回りに結び付けたり、面ファスナーで締結したりするようにしてもよい。また前記実施形態では1個のエアクッション11を収容袋12に収容しているが、エアクッション11を分割して2個または3個以上のエアクッションを入れるようにしてもよい。収容袋12と毛布13は着脱自在であるが、直接あるいは連結ベルトを介して外せないように縫い付けることもできる。また、必要に応じて収容袋12の中綿12dは省略してもよい。
10 膝掛け毛布付きクッション
11 エアクッション
12 収容袋
12a 収容袋片
12b 外生地
12c 内生地
12d 中綿
13 膝掛け毛布
14 中心部
15 端部
16 凹湾曲部
17 エアバルブ(空気充填口)
18 開口部
19 スライドファスナー
20 連結ベルト
21 スナップ
22 使用者
22a 膝
22b 脚部
Z 雑誌

Claims (5)

  1. 空気充填口を有し、空気充填によって湾曲円柱状に膨らむエアクッションと、
    前記エアクッションを収容する開口部を有し、膨らんだ前記エアクッションを収容した状態で湾曲円柱形になる収容袋と、
    前記収容袋が連結された膝掛け毛布と、を備えた膝掛け毛布付きクッション。
  2. 前記収容袋の内面に中綿が充填されている請求項1記載の膝掛け毛布付きクッション。
  3. 前記収容袋と前記膝掛け毛布が、着脱自在に連結されている請求項1または2記載の膝掛け毛布付きクッション。
  4. 前記収容袋と前記膝掛け毛布が、前記収容袋の湾曲方向に沿って複数個所で連結されている請求項1〜3のいずれかに記載の膝掛け毛布付きクッション。
  5. 前記膝掛け毛布を使用者の膝上に掛けた状態で、前記収容袋は、使用者の腹部を囲むような湾曲円柱形である請求項1〜4のいずれかに記載の膝掛け毛布付きクッション。
JP2019004494U 2019-11-27 2019-11-27 膝掛け毛布付きクッション Expired - Fee Related JP3225037U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019004494U JP3225037U (ja) 2019-11-27 2019-11-27 膝掛け毛布付きクッション

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019004494U JP3225037U (ja) 2019-11-27 2019-11-27 膝掛け毛布付きクッション

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3225037U true JP3225037U (ja) 2020-02-06

Family

ID=69232965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019004494U Expired - Fee Related JP3225037U (ja) 2019-11-27 2019-11-27 膝掛け毛布付きクッション

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3225037U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3841543A (en) Infant carrier
US7231677B1 (en) Roll-up blanket with straps and method of use
US8316488B2 (en) Contoured body support pillow
US5154649A (en) Inflatable nursing pillow
US8887333B2 (en) Support pillow
US20160058217A1 (en) Support pillow
US7055196B2 (en) Pregnancy support pillow
US6061854A (en) Adjustable nursing pillow assembly
US3143748A (en) Combination container and cushion
US5632050A (en) Body and head support platform
US5920931A (en) Pillow blanket
US6347421B1 (en) Portable head pillow
US8256045B2 (en) Blanket backpack
US20130187415A1 (en) Self-storable portable padding device
US20100205743A1 (en) Head and neck supporting device for use while sun tanning, resting prone during massage without a massage table
US9295337B1 (en) Portable travel mat having multiple configurations for use as cushion and/or pillow
JP4115537B2 (ja) 調整可能な支持枕
US20120112502A1 (en) Removable Seat Slipper
US20160367018A1 (en) Backpack/pillow assembly
US20040040088A1 (en) Multi-use-pillow toy
JP3225037U (ja) 膝掛け毛布付きクッション
US8302223B1 (en) Luggage attachable cushion device
KR101646001B1 (ko) 다용도 봉제 캐릭터 시트
KR20200001349U (ko) 커버 수납에 의하여 목받침부가 구비되는 릴렉스 체어
US10405664B1 (en) Carry cushion

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3225037

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees