JPH11509405A - パルミチン酸及びオレイン酸水準が変更された改良ヘリアンタス・アヌウス - Google Patents

パルミチン酸及びオレイン酸水準が変更された改良ヘリアンタス・アヌウス

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JPH11509405A JP9501793A JP50179397A JPH11509405A JP H11509405 A JPH11509405 A JP H11509405A JP 9501793 A JP9501793 A JP 9501793A JP 50179397 A JP50179397 A JP 50179397A JP H11509405 A JPH11509405 A JP H11509405A
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ジャン ピー ヘイゼブルーク
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Abstract

(57)【要約】 ひまわり植物、ひまわり植物を形成する事の出来る種子、及びその様なひまわりの種子由来の新規な内生植物油が提供される。この植物は、パルミチン酸とオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、不規則な組合せで用意される。内生油中のパルミチン酸の濃度は、水素化又はその他の化学的又は物理的変性無しに、全脂肪酸含有量当たり、少なくとも20(例えば、約20〜45)重量%を構成し、内生油中のオレイン酸の濃度は、全脂肪酸含有量当たり、少なくとも45(例えば、約45〜65)重量%を構成する。本発明の植物は、パーベネットひまわり中に存在する事が分かった遺伝子決定子及びH−55−9−2−1又はH−55−9−2−2ひまわりの組合せによって形成する事が出来る事が分かった。本発明の新規な内生油は、特に、就中、マーガリン又はココアバター相当品の製造に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 パルミチン酸及びオレイン酸水準が変更された改良ヘリアンタス・アヌウス 発明の背景 ひまわり(即ち、ヘリアンタス・アヌウス)は、世界の多くの場所で、益々重 要な脂肪種子作物として栽培されている。栽培されたひまわりは、植物油の最大 の世界的供給源である。米国では、主にダコタ及びミネソタで、凡そ二〜三百万 エーカーが、毎年、ひまわりを植えている。一般に利用出来るひまわり植物は、 全脂肪酸含有量当たり、所定の重量濃度で次の様な脂肪酸を主として含むそれら の種子の中で内生油を形成する事が知られている。 これに関しては、Sunflower Science and Technology,Edited by Jack F.Car ter(1978)の409 頁の表3 を参照されたい。従って、内生ひまわり油中に一般 に存在するパルミチン酸(C16:0)の量は比較的少なく、内生ひまわり油中に一般 に見出されるポリ不飽和リノール酸(C18:2)の量は比較的多い。 ソ連で行われた研究では、化学的変異発生による、パーベネットひまわり(Per venets sunflower)の開発が報告されている。その油中のオレイン酸(C18:1)濃度 は、全脂肪酸含有量当たり、89.5重量% と報告されている。例えば、“Achiveme nts of Sunflower Breeding in the USSR”,by A.V.Pukhalsky et al.,Proc .8th Int.Sunflower Conf.,Pages 48 to 55(1978)を参照。この研究からの植 物材料は、一般に利用する事が出来る様にされていて、今日利用出来 る高オレイン酸ひまわり変種の基礎を形成する。ひまわり植物中の高オレイン酸 特性については、又、米国特許第4,627,192 号明細書及び第4,743,402 号明細書 参照。パルミチン酸(C16:0)及びオレイン酸(C18:1)両方の内生水準が、比較的高 濃度の不規則な組合せで与えられるひまわりは、その様な研究では提供されない 。 ブルガリアで行われたひまわり変異発生研究は、パルミチン酸(C16:0)の濃度 が、少なくとも幾つかの例で、平均40.2重量% の水準にまで顕著に増加する、内 生ひまわりを生成する事を報告している。然しながら、全ての例において、ポリ 不飽和リノール酸(C18:2)の濃度は高く、付随して存在した才レイン酸(C18:1)の 濃度を越えるものであった。“Sunflower Breeding for High Palmitic Acid Co ntent in the Oil”by Peter Ivonov et al.,Proc.12th Int.Sunflower Conf .,Pages 463 to 465(1988)参照。パルミチン酸(C16:0)及びオレイン酸(C18:1) 両方の内生水準が、比較的高濃度の不規則な組合せで与えられるひまわり植物は 、その様な研究では提供されない。 更に、内生植物油において、脂肪酸の分布を変化させる為に、スペインで行わ れたひまわり変異発生研究が、最近、刊行物で報告されている。(1)“Sunflower Mutants With Altered Fatty Acid Composition in the Seed Oil”by Rafael Garces et al.,Plant Lipid Merabolism,Pages 512 to 514(1995)及び(2)“ Mutant Sunflowers with High Concentration of Saturated Fatty Acid in the Oil”by J.Osorio et al.,Crop Science,Vol.35,Pages 739 to 742(1995) 参照。その様な研究は、パルミチン酸(C16:0)濃度の上昇を示す一方で、リノー ル酸(C18:2)の顕著な濃度を造り続けている。その様な刊行物は、本発明の完成 後に発行されたものであり、本発明のクレーム要件を開示していない。又、その 様な変異発生研究から得られる異なる植物材料が、一般には利用出来るとは考え られないので、これらの記載は、利用できないと考えられる。 本発明の目的は、パルミチン酸(C16:0)及びオレイン酸(C18:1)の水準が、遺伝 子的調節を介して不規則な組合せで与えられる内生油を含む種子を形成する、新 規なひまわり植物を提供するものである。 本発明の目的は、パルミチン酸(C16:0)及びオレイン酸(C18:1)の水準が、遺 伝子的調節を介して不規則な組合せで与えられる内生油を含む新規なひまわり種 子を提供するものである。 本発明の目的は、遺伝子的調節の下にあって、水素化又はその他の化学的又は 物理的変性無しに、パルミチン酸(C16:0)及びオレイン酸(C18:1)の濃度の不規則 な組合せを示す、新規な内生ひまわり油を提供するものである。 本発明の目的は、パルミチン酸(C16:0)及びオレイン酸(C18.1)の水準の不規則 な組合せが、遺伝子的調節下にあって、通常のひまわり畑栽培条件の下で形成さ れる内生油を含む種子を形成する、新規なひまわり植物を提供するものである。 本発明の目的は、実質的な水素化の必要のない、マーガリン、ショートニング 、ココアバター相当品等の使用に適する、新規な内生ひまわり油を提供するもの である。 本発明の他の目的は、比較的高い濃度のモノ不飽和オレイン酸(C18:1)及び低 濃度のポリ不飽和リノール酸(C18:2)に対して示す事の出来る安定性と一緒にな った、高濃度パルミチン酸(C16:0)の存在による滑らか口当たりを示す内生ひま わり油を提供するものである。 本発明の更なる目的は、パルミチン酸(C16:0)及びオレイン酸(C18:1)の水準が 、不規則で有利な組合せで与えられるひまわり種子の形成方法を提供する事であ る。 本発明のこれら及びその他の目的及び利点は、以下の記述及び添付のクレーム から、当業者には明らかとなろう。 発明の要約 ヘリアンタス・アヌウス種由来の内生植物油は、水素化又はその他の化学的又 は物理的変性無しに、(1)全脂肪酸含有量当たり、少なくとも20重量% のパルミ チン酸、及び(2)全脂肪酸含有量当たり、少なくとも45重量% のオレイン酸を示 すものを与える。油は、所定の濃度の所定の脂肪酸の発現の為の遺伝子的手段を 所有する種子から抽出された。 成熟したヘリアンタス・アヌウス脂肪種子は、パルミチン酸とオレイン酸の水 準が、遺伝子的調節を介して、不規則な組合せで与えられる内生油を産生するも のであり、この脂肪種子は、破砕と、水素化又は化学的又は物理的変性無しの抽 出によって、(1)全脂肪酸含有量当たり、少なくとも20重量% のパルミチン酸、 及び(2)全脂肪酸含有量当たり、少なくとも45重量% のオレイン酸を示す油を産 生する。 脂肪種子ヘリアンタス・アヌウス植物は、パルミチン酸とオレイン酸の水準が 、遺伝子的調節を介して、濃度の不規則な組合せで与えられる内生油を生成する 脂肪種子を形成する事のできるものであり、その油は、破砕と、水素化又はその 他の化学的又は物理的変性無しの抽出によって、(1)全脂肪酸含有量当たり、少 なくとも20重量% のパルミチン酸、及び(2)全脂肪酸含有量当たり、少なくとも4 5重量% のオレイン酸を示す。 水素化又はその他の化学的又は物理的変性無しに、パルミチン酸とオレイン酸 の水準が、濃度の不規則な組合せで与えられる内生油を生成する脂肪種子を形成 する事のできるヘリアンタス・アヌウス植物の形成の為の方法が提供され、この 方法は、 (a) パーベネットひまわりを含む血統を持つひまわり植物を、H-55-9-2-1又はH- 55-9-2-2ひまわりを含む血統を持つひまわり植物と交配する工程、 (b) 少なくとも2世代にわたって工程(a)のF1子孫植物を自家授粉して同血統繁 殖植物を造る工程、 (c) 脂肪種子中で形成される内生油において、全脂肪酸含有量当たり、少なくと も20重量% のパルミチン酸、及び全脂肪酸含有量当たり、少なくとも45重量% の オレイン酸の組合せを示し、パルミチン酸とオレイン酸の水準が、遺伝子的調節 下にある植物を、工程(b)の子孫から選択する工程、 (d) 全脂肪酸含有量当たり、少なくとも20重量% のパルミチン酸、及び全脂肪酸 含有量当たり、少なくとも45重量% のオレイン酸の組合せであって、パルミチン 酸とオレイン酸の水準が、遺伝子的調節下にあり続け、脂肪種子中に形成される 内生油として示し続ける、それらの血統中に工程(c)の選択を含む植物を形成す る工程、を含む。 好ましい実施態様の説明 本発明のひまわり植物は、パルミチン酸(C16:0)とオレイン酸(C18:1)の水準が 、遺伝子的調節を介して、不規則な組合せで与えられる、新規な内生油の形成を 可能とすることが今までに知られていないひまわり遺伝決定子の組合せによって 創る出される事が分かった。 第一の本質的な親ひまわり植物は、間接的に又は直接的にそれら(即ち、その 血統において、パーベネットひまわりを含むひまわり)から誘導されるひまわり を含むパーベネットひまわりである。前に示した様に、パーベネットはソ連で開 発されたもので、パーベネットのひまわりの種子及びそれらから誘導される多く の変種は、ひまわり植物繁殖者にとっては良く知られており、(1)U.S.Departm ent of Agriculture Crop Science Lab,Seedstocks Project,North Dakota St ate University,Fargo,North Dakota,U.S.A.,(2)U.S.Department of Ag riculture Plant Introduction Station,Ames,Iowa,U.S.A.及び(3)INIA of Cordoba,Spainを含めて、世界中の多数の資源から、一般に利用出来る。パー ベネットは、U.S.Department of Agriculture Plant Introduction Stationか ら、PI483077として利用出来る。パーベネット由来の、従って、本発明に関する 親ひまわり植物として適当なそれらの取得の為の代表的な一般的に利用可能なひ まわり変種及び資源としては、米国農業省から、HA341、HA342、HA343、HA349、 HA350、HA351、HA352、HA353、RHA344、RHA345、RHA346、RHA347、RHA348、RHA3 54、RHA355、及び個体群のND-01 及びND-02 が、そして、INIA of Cordoba,Spa inから、R-OL-71 及びHA-OL-9 が挙げられる。パーベネット及びその代表的ひま わり変種は、オレイン酸の製造が遺伝子的調節下にあって、全脂肪酸含有量当た り、一般的に、少なくとも80重量% である内生油中のオレイン酸(C18:1)の上昇 した水準を形成する能力を有する。その様な親植物は、全脂肪酸含有量当たり、 約2.5〜6.0 重量% を主に構成するパルミチン酸(C16:0)及び約0.1〜0.5 重量% のパルミトオレイン脂肪酸(C16:1)の多少一般的な濃度を含む内生植物油を形成 する事が認められている。最良の結果は、親植物として、本発明の得られるひま わり植物が栽培されるべき領域において良好な耕種学的特性を示すものが選択さ れる時に達成される。 第二の本質的な親ひまわり植物は、間接的に又は直接的にそれら(即ち、その 血統において、HA-55-9-2-1 又はHA-55-9-2-2 を含むひまわり)から誘導される HA-55-9-2-1 又はHA-55-9-2-2 ひまわりである。これらのひまわり植物は、Dr. Willem Vermeulenによって、持続変種(maintainer variety)とし創られ、1978年 1月初めに、Oil & Protein Seed Center,Grain Crops Institute,Agricultur al Research Counsel,located at Potchefstroom,Republic of South Africa によって一般に公開された。HA-55-9-2-1 及びHA-55-9-2-2 は、その背景に、ロ ーマニア生殖細胞質(Romanian germplasm)を含む。それらから誘導されたHA-55- 9-2-1 及びHA-55-9-2-2 及びひまわり変種は、全脂肪酸含有量当たり、約4.5〜6 .0 重量% のパルミチン酸(C16:0)、約0.1〜0.5 重量% のパルミトレイン酸(C16: 1)、約16〜26重量% のオレイン酸(C18:1)及び、約63〜72重量% のリノール酸(C1 8:2)の多少一般的な水準を形成する内生ひまわり油を形成する能力を有する。最 良の結果は、親植物として、本発明の得られるひまわり植物が栽培されるべき領 域において良好な耕種学的特性を示すものが選択される時に達成される。 本発明の方法によれば、パーベネットひまわりを含む血統を持つひまわり植物 は、調節された条件下で、HA-55-9-2-1 又はHA-55-9-2-2 を含む血統を持つはま わり植物と交配されて子孫植物を産生する。F1交配を形成するその様な子孫植物 は、少なくとも2世代(例えば、2〜6以上の世代)にわたって自家授粉され、 同血統繁殖植物を産生する。 選択は、パルミチン酸(C16:0)とオレイン酸(C18:1)の水準が遺伝子的調節下に あって、全脂肪酸含有量当たり、少なくとも20重量%(例えば、約20〜45)のパ ルミチン酸(C16:0)、及び全脂肪酸含有量当たり、少なくとも45重量%(例えば、 約45〜65)のオレイン酸(C18:1)の組合せを有する、その脂肪種子中に形成され る内生油を示す、得られる同血統繁殖植物から行われる。内生油中のパルミチン 酸(C16:0)の濃度は、全脂肪酸含有量当たり、少なくとも25重量% が好ましく、 最も好ましくは、全脂肪酸含有量当たり、少なくとも30重量(例えば、少なくと も35重量%)である。好ましい実施態様での選択から得られる内生油は、更に、 全脂肪酸含有量当たり、少なくとも4重量%(例えば、約4〜15)のパル ミトレイン酸(C16:1)及び10重量% 以下(例えば、1〜10)のリノール酸(C18: 2)を含む。その他の好ましい実施態様では、パルミチン酸(C16:0)とパルミトレ イン酸(C16:1)の組合せ濃度は、全脂肪酸含有量当たり、少なくとも40重量%(例 えば、約40〜45以上)である。本発明の方法の更に好ましい実施態様では、 パルミチン酸(C16:0)、及び任意に、パルミトレイン酸(C16:1)の所定の濃度の為 の同血統繁殖の選択は、最初に行われ、そして、オレイン酸(C18:1)の所定の濃 度の為の選択は、順次世代で、次いで、パルミチン酸(C16:0)の特定の濃度を示 す事を続けながら更に同系交配で行われる。この選択方法は、同様に必要な内生 脂肪酸の形態が観察される新規な植物の創製の為に、そのままで残っている半分 の種を注意深く保護しながら、半分の種を分析する事によって促進する事が出来 る。特定の濃度で引用された脂肪酸のそれぞれの形成は、遺伝子的調節下にある 。本発明に関する植物は、通常のひまわり畑栽培条件下で確実に形成出来る。 単純な破砕と、水素化又はその他の化学的又は物理的変性無しの抽出で得られ る内生ひまわり油の特定脂肪酸についての上記特定濃度のそれぞれは、特定の性 質に対する子孫の試験によって確認できる遺伝子的調節下にある。又、引用され た特徴の発現の為の遺伝子的手段は、標準植物繁殖によって、脂肪酸の濃度の同 様の不規則な組合せが示される、その他のひまわり植物に移転させる事が出来る 。 比較的高いオレイン酸(C18:1)の背景で、少なくとも20重量%のパルミチン 酸(C16:0)を含む内生ひまわり植物油の形成は、驚くべき事であると考えられ、 この特徴が、過去において一般に利用出来なかったものであり、且つ初期の親植 物のいずれによっても発現されていない理由から、単純には説明することは出来 ない。ここに報告された結果から見て、比較的高いオレイン酸(C18:1)の背景で のパルミチン酸のこの水準の発現は、親植物が、必須である全体的遺伝子的相補 性に対して貢献する、多少の複合変性遺伝子の必要な水準での組合せで、このパ ルミチン酸(C16:0)特徴に対する劣性遺伝子の同質接合性の存在の結果と考えら れる。それによって、新規な内生植物油が提供される。 内生ひまわり油中に存在する脂肪酸及びそれらのそれぞれの濃度の決定を行う 為に、成熟したひまわり種子は破砕され(例えば、水圧で)、内生油は、ヘキサ ン又は、当該技術分野において公知の方法によるその他の適当な方法で容易に抽 出出来る。メチル基転移に続いて、脂肪酸のメチルエステルが分離され、その濃 度は、通常の操作方法で、毛細管ガスクロマトグラフィーの使用により決定出来 る。例えば、Hewlett-Packard 5890ガスクロマトグラフ及びフレームイオン化検 出器を持つ7673自動サンプラーを利用出来る。データは、Perkin Elmerインター フェースとの接続で、Perkin Elmerソフトウエアーを使用して収集、統合する事 が出来る。種々の脂肪酸のメチルエステルに相当するピークの統合領域はグルー プ化され、それらの相対的な数度を出す為に正規化される。“Automating Fatty Acid Analyses From Seeds”by Thomas B.Brumback,Jr.et al.,Chemiometr ics and Intelligent Laboratory Systems: Laboratory Information Managemen t,Vol.21,Page 215 to 222(1993)参照。信頼性のある結果を出す為に、例 えば、American Oil Chemists Society(AOCS)Official Methid Ce le-91 の様 な公知のその他の分析方法も同様に利用出来る。 本発明のひまわり植物は、実質的に均質な群落(stand)として提供される。本 発明のひまわり種子は、実質的に均質な集合で提供されるのが好ましい。本発明 の内生植物油は少なくとも1リットルの量で提供される。又、この内生植物油は 、オレイン酸成分がトリグリセリドの第二又は中央位置に存在するβ−トリグリ セリド結晶構造の実質的な濃度を含む。 一度確立された内生植物油中の脂肪酸の引用される水準の発現の為の遺伝子的 手段は、植物が形成され、脂肪酸水準のその様な引用された組合せを示す事が選 択される通常の植物繁殖を介して、その他のひまわり植物に確実に移転する事が 出来る。その様な脂肪酸形態の為の遺伝決定子は、極めて満足すべき耕種学的特 性を示す同血統繁殖変種中に導入するか、又は、通常の植物繁殖方法を使用しな がら組合せた時に、所望の栽培場所に、耕種学的に十分に適合するF1 ひまわり 変種を形成する親植物中に導入する事が好ましい。更に満足すべき持続系列は、 公知の持続系列、開放授粉変種又は野性種取得物中に交配する事によって形成出 来る。十分な、細胞質的に雄の中性系列は、公知の細胞質的に雄の中性系列に逆 交配する事によって形成出来る。十分な復元系列(restorer line)は、公知の復 元系列、商業的なハイブリッド、開放授粉変種又は野性種取得物中に交配する事 によって形成出来る。F1ハイブリッド産生中の最善の結果の為には、顕著な遺伝 子的多様性が、細胞質的に雄の中性植物及び復元植物の間に与えられ、ヘテロー シスを介して得られるハイブリッドでの利点の生成を促進する。 非熱帯性原種の極めて魅力的な植物油は、普通、室温で液体である。本発明の 内生ひまわり油で与えられる脂肪酸の特異な水準は、その様な脂肪酸の濃度が利 点として役立つ事の出来る多くの最終的使用を可能とする。例えば、最少の水素 化だけの植物油は、マーガリン(例えば、タブマーガリン)、ショートニング、 ココアバター相当品等の製造に使用出来る。部分的又は実質的に完全な比較的低 水準の水素化は、得られる生成物に、比較的に低水準のトランス脂肪酸をもたら す。この外に、得られる油は、皮膚に適用する為の種々のローション、或いは、 ピーナッツバター、ペーストリー又は菓子の様な食品の製造で、ブレンド油とし て利用する事が出来る。比較的高い濃度のパルミチン酸(C16:0)は、滑らかな口 当たりを促進する。又、容易に存在するパルミトレイン酸(C16:1)は、水素化に よって、パルミチン酸(C16:0)に転換出来る。本発明の内生油中に存在する比較 的低い濃度水準のポリ不飽和リノール酸(C18:2)は、安定性を高める。前述の様 に、リノール酸(C18:2)は、主たる成分として通常のひまわり油に、一般に存在 する。 以下の実施例は、クレームされた発明の特定の例示として提示される。然しな がら、本発明は、この実施例に示された特定の項目に限定されない事が理解され るべきである。 実施例I パーベネットの同血統繁殖選択が雄の親として利用され、調節条件下で、雌の 親のH-55-9-2-2と交配された。パーベネット由来の雄の親は、その種子中に、全 脂肪酸含有量当たり、約4.0 重量% のパルミチン酸(C16:0)、約0.1 重量% のパ ルミトレイン酸(C16:1)、約89.0重量% のオレイン酸(C18:1)、及び約2.0 重量% のリノール酸(C18:2)の内生油を示した。親H-55-9-2-2は、その種子中に、全脂 肪酸含有量当たり、約5.0 重量% のパルミチン酸(C16:0)、約0.1 重量% のパル ミトレイン酸(C16:1)、約22.0重量% のオレイン酸(C18:1)、及び約67.0重量 % のリノール酸(C18:2)の内生油を示した。多数の得られたF1植物の内生油が分 析され、それらは、全ての例において、全脂肪酸含有量当たり、約7.0 重量% の 通常のパルミチン酸(C16:0)濃度、約0.3 重量% のパルミトレイン酸(C16:1)濃度 、約40.0重量% のオレイン酸(C18:1)濃度、及び約40.0重量% のリノール酸(C18: 2)濃度を示す事が分かった。H-55-9-2-2/パーベネットを表示するF1植物は、6 世代にわたって自家授粉され、単一種子中に形成された内生油は、驚くべき事に 、半分種子分析(half-seed analysis)を介して、全脂肪酸含有量当たり、25.4重 量% のパルミチン酸(C16:0)濃度、8.1 重量% のパルミトレイン酸(C16:1)濃度、 62.6重量% のオレイン酸(C18:1)濃度、及び1.6重量% のリノール酸(C18:2)濃度 を示す事が分かった。 残りの半分種子から造られる植物が造られ、2世代にわたって自家授粉され、 93PMOL040Gと表示される持続同血統増殖を造った。単一頭(single he ad)からのバラの種子(bulked seed)を隔離籠中に、蜜蜂と一緒に植え、全ての交 配自家授粉頭からその種子のバルクを作製した。American Oil Chemists Societ y(AOCS)Official Method Ce le-91 を使用した、93PMOL040Gの全体 の種子の10g の分析は、水素化又はその他の化学的又は物理的変性無しに、破砕 に続くソックスレー抽出後に、内生植物油中において、全脂肪酸含有量当たり、 表Aに報告される様な脂肪酸分布を示す事を決定した。 93PMOL040Gのひまわり種子は、ブダペスト条約に基づき、American Type Cult ure Collection,12301 Parklawn Drive,Rockville,Maryland 20852,U.S.A .に、受託番号第97159 号で寄託された。 本発明に関わるF1ハイブリッド変種の産生で、93PMOL040Gと一緒に使用する 細胞質的に雄の中性植物は、内生油中に高濃度のオレイン酸を保有する細胞質的 に雄の中性ひまわりで、6世代にわたって93PMOL040Gを逆交配する事によって産 生した。得られた細胞質的に雄の中性植物を、93PMOL040Fと名付けた。American Oil Chemists Society(AOCS)Official Method Ce le-91を使用した、93P MOL040Gの全体の種子の10g の分析は、水素化又はその他の化学的又は物 理的変性無しに、破砕に続くソックスレー抽出後に、内生植物油中におい て、全脂肪酸含有量当たり、表Bに報告される様な脂肪酸分布を示す事を決定し た。 93PMOL040Fのひまわり種子は、ブダペスト条約に基づき、American Type Cult ure Collection,12301 Parklawn Drive,Rockville,Maryland 20852,U.S.A .に、受託番号第97158 号で寄託された。 93PMOL040Fの為の適当な復元植物は、公知の復元系を、93PMOL040Fで交配し、 次いで、その様な復元植物を自家授粉させる事によって産生出来る。93PMOL040F が、得られる復元植物で交配されると、得られる子孫は、脂肪酸のそれぞれの水 準が遺伝子的調節下にあって、本発明に関わる内生油を示し続ける。 遺伝子的調節下にあって、表A及び表Bで報告されたものより内生植物油中に おいて高水準のパルミチン酸(C16:0)及びパルミトレイン酸(C16:1)を含むひまわ り種子は、93PMOL040G及び93PMOL040Fの種子の中から選択出来る。例えば、全脂 肪酸含有量当たり、40重量% を越えるパルミチン酸(C16:0)濃度及び10重量% を 越えるパルミトレイン酸(C16:1)濃度が観察された。 実施例II H-55-9-2-1をH-55-9-2-2で置き換えて、実施例Iを繰り返して、その種子内に 、遺伝子的調節下にあって、パルミチン酸(C16:0)及びオレイン酸(C18:1)の水準 が不規則な組合せで存在する内生油を含むひまわり植物を用意した。 本発明は、好ましい実施態様で以て記述されたが、変化及び変更は、当業者に とって明らかであるものとされている事は理解されるべきである。その様な変化 及び変更は、ここに添付のクレームの条項及び範囲内で考慮されるべきものであ る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘイゼブルーク ジャン ピー アメリカ合衆国 アイオワ州 50131 ジ ョンストン メドー クレスト ドライヴ 6201 (72)発明者 ヒートン トーマス シー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94515 ディヴィス ブルーバード プレ イス 513

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ヘリアンタス・アヌウス種子由来の内生植物油であって、水素化又はその他 の化学的又は物理的変性なしに、(1)全脂肪酸含有量当たり、少なくとも20 重量%のパルミチン酸、及び(2)全脂肪酸含有量当たり、少なくとも45重量 %のオレイン酸を示し、所定の濃度で所定の脂肪酸の発現の為の遺伝子的手段を 所有する種子から抽出される事を特徴とする内生植物油。 2.前記パルミチン酸が、全脂肪酸含有量当たり、少なくとも25重量%の濃度 で存在する、請求項1記載のヘリアンタス・アヌウス種子由来の内生植物油。 3.前記パルミチン酸が、全脂肪酸含有量当たり、少なくとも30重量%の濃度 で存在する、請求項1記載のヘリアンタス・アヌウス種子由来の内生植物油。 4.前記パルミチン酸が、全脂肪酸含有量当たり、約20〜45重量%の濃度で 存在し、前記オレイン酸が、全脂肪酸含有量当たり、約45〜65重量%の濃度 で存在する、請求項1記載のヘリアンタス・アヌウス種子由来の内生植物油。 5.パルミトレイン酸が、全脂肪酸含有量当たり、少なくとも4重量%の濃度で 、その中に更に存在する、請求項1記載のヘリアンタス・アヌウス種子由来の内 生植物油。 6.リノール酸が、全脂肪酸含有量当たり、10重量%以下の濃度で、その中に 更に存在する、請求項1記載のヘリアンタス・アヌウス種子由来の内生植物油。 7.パルミトレイン酸が、全脂肪酸含有量当たり、少なくとも4重量%の濃度で 、その中に更に存在し、リノール酸が、全脂肪酸含有量当たり、10重量%以下 の濃度で、その中に更に存在する、請求項1記載のヘリアンタス・アヌウス種子 由来の内生植物油。 8.通常のひまわり畑栽培条件下で形成された請求項1記載のヘリアンタス・ア ヌウス種子由来の内生植物油。 9.所定の濃度で所定の脂肪酸の発現の為の前記遺伝子的手段が、93PMOL 040Gから得る事の出来る、請求項1記載のヘリアンタス・アヌウス種子由来 の内生植物油。 10.ヘリアンタス・アヌウス種子由来の内生植物油であって、水素化又はその他 の化学的又は物理的変性なしで、(1)全脂肪酸含有量当たり、約20〜45 重量%のパルミチン酸、(2)全脂肪酸含有量当たり、約4〜15重量%のパル ミトレイン酸、(3)全脂肪酸含有量当たり、約45〜65重量%のオレイン酸 、及び(4)全脂肪酸含有量当たり、約1〜10重量%のリノール酸を示し、所 定の濃度で所定の脂肪酸の発現の為の遺伝子的手段を所有する種子から抽出され る事を特徴とする内生植物油。 11.前記パルミチン酸が、全脂肪酸含有量当たり、少なくとも25重量%の濃度 で存在する、請求項10記載のヘリアンタス・アヌウス種子由来の内生植物油。 12.前記パルミチン酸が、全脂肪酸含有量当たり、少なくとも30重量%の濃度 で存在する、請求項10記載のヘリアンタス・アヌウス種子由来の内生植物油。 13.通常のひまわり畑栽培条件下で形成された請求項10記載のヘリアンタス・ アヌウス種子由来の内生植物油。 14.所定の濃度で所定の脂肪酸の発現の為の前記遺伝子的手段が、93PMOL 040Gから得る事の出来る、請求項10記載のヘリアンタス・アヌウス種子由 来の内生植物油。 15.少なくとも1リットルの量で存在する、請求項10記載のヘリアンタス・ア ヌウス種子由来の内生植物油。 16.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、不規則な組 合せで用意される、内生油を産生する成熟したヘリアンタス・アヌウス脂肪種子 であって、前記脂肪種子が、破砕に続いて、水素化又はその他の化学的又は物理 的変性無しの抽出によって、(1)全脂肪酸含有量当たり、少なくとも20重量 %のパルミチン酸、及び(2)全脂肪酸含有量当たり、少なくとも45重量%の オレイン酸を示す油を産生する事を特徴とする脂肪種子。 17.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、不規則な組 合せで用意される内生油を産生する成熟したヘリアンタス・アヌウス脂肪種子で あって、前記油が、全脂肪酸含有量当たり、少なくとも25重量%の濃度のパル ミチン酸を示す、請求項16記載の脂肪種子。 18.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、不規則な組 合せで用意される内生油を産生する成熟したヘリアンタス・アヌウス脂肪種子で あって、前記油が、全脂肪酸含有量当たり、少なくとも30重量%の濃度の パルミトレイン酸を示す、請求項16記載の脂肪種子。 19.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、不規則な組 合せで用意される内生油を産生する成熟したヘリアンタス・アヌウス脂肪種子で あって、前記油が、全脂肪酸含有量当たり、約20〜45重量%の濃度のパルミ チン酸及び、全脂肪酸含有量当たり、約45〜65重量%の濃度のオレイン酸を 含む、請求項16記載の脂肪種子。 20.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、不規則な組 合せで用意される内生油を産生する成熟したヘリアンタス・アヌウス脂肪種子で あって、前記油が、全脂肪酸含有量当たり、少なくとも4重量%の濃度のパルミ トレイン酸を更に含む、請求項16記載の脂肪種子。 21.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、不規則な組 合せで用意される内生油を産生する成熟したヘリアンタス・アヌウス脂肪種子で あって、前記油が、全脂肪酸含有量当たり、10重量%以下の濃度でリノール酸 を更に含む、請求項16記載の脂肪種子。 22.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、不規則な組 合せで用意される内生油を産生する成熟したヘリアンタス・アヌウス脂肪種子で あって、パルミトレイン酸が、全脂肪酸含有量当たり、少なくとも4重量%の濃 度でその中に更に存在し、リノール酸が、全脂肪酸含有量当たり、10重量%以 下の濃度でその中に更に存在する、請求項16記載の脂肪種子。 23.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、不規則な組 合せで用意される内生油を産生する成熟したヘリアンタス・アヌウス脂肪種子で あって、通常のひまわり畑栽培条件下で形成された、請求項16記載の脂肪種子 。 24.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、不規則な組 合せで用意される内生油を産生する成熟したヘリアンタス・アヌウス脂肪種子で あって、所定の濃度で所定の脂肪酸の発現の為の前記遺伝子的手段が、93PM OL040Gから得る事の出来る、請求項16記載の脂肪種子。 25.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、不規則な組 合せで用意される内生油を産生する成熟したヘリアンタス・アヌウス脂肪種子 であって、ひまわり種子の様に実質的に均質な集合で存在する、請求項16記載 の脂肪種子。 26.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、濃度の不規 則な組合せで用意される内生油を生成する脂肪種子を形成る事の出来る脂肪種子 ヘリアンタス・アヌウス植物であって、前記油が、破砕に続いて、水素化又はそ の他の化学的又は物理的変性無しの抽出によって、(1)全脂肪酸含有量当たり 、少なくとも20重量%のパルミチン酸、及び(2)全脂肪酸含有量当たり、少 なくとも45重量%のオレイン酸を示す事を特徴とする植物。 27.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、濃度の不規 則な組合せで用意される内生油を生成する脂肪種子を形成る事の出来る脂肪種子 ヘリアンタス・アヌウス植物であって、前記油が、全脂肪酸含有量当たり、少な くとも25重量%の濃度のパルミチン酸を示す、請求項26記載の植物。 28.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、濃度の不規 則な組合せで用意される内生油を生成する脂肪種子を形成る事の出来る脂肪種子 ヘリアンタス・アヌウス植物であって、前記油が、全脂肪酸含有量当たり、少な くとも30重量%の濃度のパルミチン酸を示す、請求項26記載の植物。 29.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、濃度の不規 則な組合せで用意される内生油を生成する脂肪種子を形成る事の出来る脂肪種子 ヘリアンタス・アヌウス植物であって、前記油が、全脂肪酸含有量当たり、約2 0〜45重量%の濃度のパルミチン酸及び、全脂肪酸含有量当たり、約45〜6 5重量%の濃度のオレイン酸を含む、請求項26記載の植物。 30.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、濃度の不規 則な組合せで用意される内生油を生成する脂肪種子を形成る事の出来る脂肪種子 ヘリアンタス・アヌウス植物であって、前記油が、全脂肪酸含有量当たり、少な くとも4重量%の濃度のパルミトレイン酸を更に含む、請求項26記載の植物。 31.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、濃度の不規 則な組合せで用意される内生油を生成する脂肪種子を形成る事の出来る脂肪種子 ヘリアンタス・アヌウス植物であって、前記油が、全脂肪酸含有量当たり、 10重量%以下の濃度でリノール酸を更に含む、請求項26記載の植物。 32.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、濃度の不規 則な組合せで用意される内生油を生成する脂肪種子を形成る事の出来る脂肪種子 ヘリアンタス・アヌウス植物であって、前記油が、全脂肪酸含有量当たり、少な くとも4重量%の濃度のパルミトレイン酸を更に含み、リノール酸が、全脂肪酸 含有量当たり、10重量%以下の濃度で、その中に更に存在する、請求項26記 載の植物。 33.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、濃度の不規 則な組合せで用意される内生油を生成する脂肪種子を形成る事の出来る脂肪種子 ヘリアンタス・アヌウス植物であって、通常のひまわり畑栽培条件下で形成され ている、請求項26記載の植物。 34.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、濃度の不規 則な組合せで用意される内生油を生成する脂肪種子を形成る事の出来る脂肪種子 ヘリアンタス・アヌウス植物であって、所定の濃度で所定の脂肪酸の発現の為の 前記遺伝子的手段が、93PMOL040Gから得る事の出来る、請求項26記 載の植物。 35.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、遺伝子的調節を介して、濃度の不規 則な組合せで用意される内生油を生成する脂肪種子を形成る事の出来る脂肪種子 ヘリアンタス・アヌウス植物であって、その様な植物の実質的に均質な群落の中 で栽培されている、請求項26記載の植物。 36.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、水素化又はその他の化学的又は物理 的変性無しで、濃度の不規則な組合せで用意される内生油を生成する脂肪種子を 形成する事の出来る脂肪種子ヘリアンタス・アヌウス植物の形成方法であって、 (a) パーベネットひまわりを含む血統を持つひまわり植物を、H-55-9-2-1又 はH-55-9-2-2ひまわりを含む血統を持つひまわり植物と交配する工程、 (b) 少なくとも2世代にわたって工程(a)のF1子孫植物を自家授粉して同血 統繁殖植物を造る工程、 (c) 脂肪種子中で形成される内生油において、全脂肪酸含有量当たり、少な くとも20重量% のパルミチン酸、及び全脂肪酸含有量当たり、少なくとも45重量 % のオレイン酸の組合せを示し、パルミチン酸とオレイン酸の水準が、遺伝子的 調節下にある植物を、工程(b)の子孫から選択する工程、 (d) 全脂肪酸含有量当たり、少なくとも20重量% のパルミチン酸、及び全脂 肪酸含有量当たり、少なくとも45重量% のオレイン酸の組合せであって、パルミ チン酸とオレイン酸の水準が、遺伝子的調節下にあり続け、脂肪種子中に形成さ れる内生油として示し続ける、それらの血統中に工程(c)の選択を含む植物を形 成する工程、 を含む事を特徴とする方法。 37.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、濃度の不規則な組合せで用意される 内生油を生成する脂肪種子を形成する事の出来る脂肪種子ヘリアンタス・アヌウ ス植物の形成方法であって、工程(a)が、パーベネットひまわりを含む血統を 持つひまわり植物を、H-55-9-2-2ひまわりを含む血統を持つひまわり植物と交配 する事によって行われる、請求項36記載の方法。 38.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、濃度の不規則な組合せで用意される 内生油を生成する脂肪種子を形成する事の出来る脂肪種子ヘリアンタス・アヌウ ス植物の形成方法であって、工程(c)の前記選択及び工程(d)の前記植物が 、脂肪種子中に形成した内生油中に、少なくとも25重量%のパルミチン酸を含 む、請求項36記載の方法。 39.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、濃度の不規則な組合せで用意される 内生油を生成する脂肪種子を形成する事の出来る脂肪種子ヘリアンタス・アヌウ ス植物の形成方法であって、工程(c)の前記選択及び工程(d)の前記植物が 、脂肪種子中に形成した内生油中に、全脂肪酸含有量当たり、約20〜45重量 %の濃度のパルミチン酸及び、全脂肪酸含有量当たり、約45〜65重量%の濃 度のオレイン酸を含む、請求項36記載の方法。 40.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、濃度の不規則な組合せで用意される 内生油を生成する脂肪種子を形成する事の出来る脂肪種子ヘリアンタス・アヌウ ス植物の形成方法であって、工程(c)の前記選択及び工程(d)の前記植物が 、内生油中に、全脂肪酸含有量当たり、少なくとも4重量%の濃度のパル ミトレイン酸を更に含む、請求項36記載の方法。 41.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、濃度の不規則な組合せで用意される 内生油を生成する脂肪種子を形成する事の出来る脂肪種子ヘリアンタス・アヌウ ス植物の形成方法であって、工程(c)の前記選択及び工程(d)の前記植物が 、内生油中に、全脂肪酸含有量当たり、10重量%以下の濃度のリノール酸を更 に含む、請求項36記載の方法。 42.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、濃度の不規則な組合せで用意される 内生油を生成する脂肪種子を形成する事の出来る脂肪種子ヘリアンタス・アヌウ ス植物の形成方法であって、工程(c)の前記選択及び工程(d)の前記植物中 において、内生油中に、全脂肪酸含有量当たり、少なくとも4重量%の濃度のパ ルミトレイン酸を更に含み、全脂肪酸含有量当たり、10重量%以下の濃度のリ ノール酸を更に含む、請求項36記載の方法。 43.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、濃度の不規則な組合せで用意される 内生油を生成する脂肪種子を形成する事の出来る脂肪種子ヘリアンタス・アヌウ ス植物の形成方法であって、工程(c)の前記選択及び工程(d)の前記植物中 において、内生油中に、(1)全脂肪酸含有量当たり、約20〜45重量%のパ ルミチン酸、(2)全脂肪酸含有量当たり、約4〜15重量%のパルミトレイン 酸、(3)全脂肪酸含有量当たり、約45〜65重量%のオレイン酸、及び(4 )全脂肪酸含有量当たり、約1〜10重量%のリノール酸を含む、請求項36記 載の方法。 44.パルミチン酸及びオレイン酸の水準が、濃度の不規則な組合せで用意される 内生油を生成する脂肪種子を形成する事の出来る脂肪種子ヘリアンタス・アヌウ ス植物の形成方法であって、工程(c)の選択が、最初に、パルミチン酸の前記 濃度の為に行われ、順次世代で、続いてパルミチン酸及びオレイン酸の濃度の前 記組合せの為に更に自家授粉で行われる、請求項36記載の方法。
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