JPH11509309A - 蒸気圧増大のための方法及び装置 - Google Patents

蒸気圧増大のための方法及び装置

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JPH11509309A JP9506711A JP50671197A JPH11509309A JP H11509309 A JPH11509309 A JP H11509309A JP 9506711 A JP9506711 A JP 9506711A JP 50671197 A JP50671197 A JP 50671197A JP H11509309 A JPH11509309 A JP H11509309A
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Abstract

(57)【要約】 VPE冷却機は多数の圧力処理ゾーンを含み、吸収蒸気圧増大操作に基づく。それは圧力P1,P2,…,PN下で操作される多数の処理ゾーンZ−1,Z−2,…,Z−Nを含む。各圧力ゾーン(Z−n)は水蒸発ゾーン(Z−En)、蒸気圧増大ゾーン(Z−VPEn)及び第2蒸気凝縮ゾーン(Z−Xn)を含む。蒸発ゾーンには水蒸発表面を与えるための1組の回転円板(11)がある。蒸気圧増大ゾーン(9)には吸収溶液の落下する薄膜及び水の落下する薄膜を形成するためのフラットな熱伝導性管がある。凝縮ゾーン(10)には凝縮管(13)がある。増大ゾーン(9)では第1蒸気が吸収され、第2蒸気が発生される。凝縮ゾーン(10)では第2蒸気が凝縮される。戸外空気、冷却水又は空気/水の組合せは凝縮熱を除去するために使用される。VPE−加熱機の構成及び操作はVPE冷却機のそれと同様である。

Description

【発明の詳細な説明】 蒸気圧増大のための方法及び装置 発明の背景 発明の分野(技術分野): 本発明の方法及び装置は吸収蒸気圧増大操作と組合される断熱水冷却及び加熱 操作に関連する。背景技術: 大規模吸収エアコンディショニングプロセスは、(a)吸収液冷却機において 、7.2℃(45°F)付近でエチレングリコールの水溶液又は水の如き冷却液 の流れを生成する工程及び(b)エアハンドラー(air handler)を通して冷却 液の流れを循環し、屋内空気から熱を除去し、それによって液を15.5℃(6 0°F)付近に戻す工程を含む。吸収冷却機の製造業者はニューヨークのCarrier Corp.及びウィスコンシンのTrane Corp.である。日本にはSanyo,Ebara,Mit subishi及びYasakiなどの製造業者がある。工業的な吸収液冷却機は、(a)蒸 発ゾーン、(b)吸収ゾーン、(c)再生ゾーン及び(d)凝縮ゾーンを取り囲 む大きな真空囲いを有する。その処理工程は次の通りである: (a) 水が蒸発ゾーンに入ってくるにつれて、フラッシュ蒸発は4.4℃(40 °F)付近で内部冷却水及び第1蒸気の形成を生じる。15.5℃(60°F)付 近の第1温度の外部冷却水は次いで内部冷却水と熱交換し、それによって7.2 ℃(45°F)付近の第2温度に冷却される。冷却された外部冷却水は次いでエ アハンドラーに循環され、第1温度に加熱され、液冷却機に戻される; (b) 水蒸気は吸収ゾーンに引き寄せられ、63%臭化リチウム水溶液の如き強 い(濃い)吸収溶液で吸収される。吸収溶液はそれによって希釈され、弱い(薄 い)吸収溶液(即ち58%臭化リチウム)になる。吸収熱は冷却水流れに放出さ れる; (c) 薄い吸収溶液は次いで再生ゾーンに入り、そこでそれは加熱及び気化され て周囲圧力近くの蒸気を発生し、熱交換され吸収ゾーンに戻される強い吸収溶液 になる; (d) 周囲圧力近くの水蒸気は冷却水流れに対して熱を拒絶することによって凝 縮され、形成された凝縮物は熱交換され蒸発ゾーンに戻される。 小さな従来の吸収エアコンディショナーにおける操作は蒸発ゾーンで生成され る内部冷却水がエアハンドラーに直接循環されること以外、記載された大きなユ ニットのそれと同じである。 IHUAシステム(Immediate Heat Upgrading Absorption Air Conditi oning System)はChen-Yen Cheng によって導入され、米国特許第52090 71号及び対応する国際出願に記載されている。そのシステムはIHUAエアハ ンドラー(Immediate Heat Upgrading Absorption Air Handlers)を使用 する。このシステムでは、共通の塩及び水からなる吸収溶液はIHUAエアハン ドラーを通って循環され、第1空気又は水から取った熱を高め、高められた熱を 第2空気にすぐに放出する。冷却水の製造は避けられる。IHUAエアハンドラ ーは2組の伝熱フィン集成体を有する1以上のE−Aパネル(モジュラー蒸発− 吸収パネル(Modular Evaporation-Absorption panels))を持つ。E−Aパ ネルは2組のフィン集成体を通して冷却されるべき空気及び加熱されるべき空気 と熱をそれぞれ交換する薄膜(film)蒸発ゾーン及び薄膜吸収ゾーンを包囲する 二つの密接な間隔で配置された熱伝導性壁を有する。多くの圧力ゾーンIHUA エアハンドラー及び多くの圧力ゾーン蒸発及び吸収操作が記載されている。本願 は同時係属中の米国出願シリアル No.08/295771(それは記載された米 国特許 No.5209071になった米国出願シリアル No.851298の継続出 願である)の一部継続出願であることが注意される。 発明の概要 発明の開示 VPE冷却機と称される蒸気圧増大直接水冷却機、VPE加熱機と称される蒸 気圧増大直接水加熱機、及びVPE冷却機/加熱機と称される二重目的統合蒸気 圧増大直接水冷却機/加熱機が導入される。 ビルディングのためのエアコンディショニングシステムは吸収溶液を再生する 1以上の蒸発機(evaporators)(再生機(regenerator)として言及される) を持ってもよい。再生機は幾つかのVPE冷却機、VPE加熱機又はVPE冷却 機/加熱機に使用されるために吸収溶液を十分に濃縮してもよい。次いで、VP E冷却機は室内冷却のための多数のエアハンドラーに使用するために十分な冷却 水を供給してもよい。同様に、VPE加熱機は室内加熱のための多数のエアハン ドラーに使用するために十分な温暖水を供給してもよい。もちろん、VPE冷却 機/加熱機をビルディングの冷却及び加熱のために使用できるし、幾つかのエア ハンドラーと組合せて使用してもよい。かかるセントラルエアコンディショニン グシステムを良好な経済性及び便宜性のため適切に調整してもよい。 VPE冷却機は第1の低い圧力下でシステム水の流れをフラッシュ蒸発するこ とによってシステム冷却水の流れを生成する。発生した水蒸気は第1蒸気として 、また内部水蒸気として言及される。内部水蒸気は高温で吸収溶液中に吸収され 、吸収熱は第1圧力より実質的に高い第2圧力の外部水蒸気としても言及される 第2蒸気を発生するために利用される。外部水蒸気は凝縮熱を戸外空気又は冷却 水に放出することによって凝縮される。蒸発凝縮機は外部水蒸気を凝縮するため に使用されてもよい。希釈された吸収溶液は吸収溶液再生機における蒸発操作に よって濃縮される。内部水蒸気から外部水蒸気への変換は吸収蒸気圧増大操作と して言及され、単にVPE操作としても言及される。内部蒸気及び外部蒸気はV PE冷却機におけるVPE操作のための入口蒸気及び出口蒸気であるので、それ らはそれぞれVPE操作の第1蒸気及び第2蒸気として言及される。 VPE加熱機は断熱に近い条件下でシステム水の流れに内部水蒸気を凝縮する ことによってシステム加熱水の流れを生成する。まず、環境から、例えば戸外空 気、湖水及び川水及び廃熱源からVPE加熱機に熱が取られ、第1圧力下で水を 蒸発し、それによって低い圧力の水蒸気を発生する。発生した蒸気は外部水蒸気 として言及される。外部水蒸気は高温で吸収溶液に吸収され、吸収熱は第1圧力 より実質的に高い第2圧力の水蒸気を生成するために利用される。発生した蒸気 はシステム水を加熱するために使用される内部水蒸気になる。 外部水蒸気から内部水蒸気への変換も吸収蒸気圧増大(VPE)操作である。 外部蒸気及び内部蒸気はそれぞれVPE操作の入口蒸気及び出口蒸気であるので 、それらはそれぞれVPE操作の第1及び第2蒸気として言及される。 VPE冷却機及びVPE加熱機の両方に対して使用される専門用語は下記のよ うにまとめられる: (a) “断熱液−蒸気相互作用(adiabatic liquid-vapor interaction)”は VPE冷却機におけるフラッシュ蒸発とVPE加熱機におけるシステム水への内 部水蒸気の断熱凝縮の両方に関する。 (b) “環境との熱相互作用(heat interaction with the environment) ”はVPE冷却機における冷却水又は戸外空気による凝縮熱の除去とVPE加熱 機における低温熱源又は戸外空気から熱を受けとったときに水を蒸発することに よる外部蒸気の発生の両方に関する。 (c) “断熱液−蒸気相互作用ゾーン(adiabatic liquid-vapor interaction zone)”はVPE冷却機のフラッシュ蒸発ゾーンとVPE加熱機の断熱内部蒸 気凝縮ゾーンの両方に関する。 (d) “環境熱相互作用ゾーン(environmental heat interaction zone)” はVPE冷却機における第2蒸気凝縮ゾーンとVPE加熱機における外部水蒸気 発生ゾーンの両方に関する。 (e) “内部水蒸気(inner water vapor)”はVPE冷却機におけるシステ ム水のフラッシュ蒸発において形成される蒸気とVPE加熱機におけるシステム 水に凝縮される蒸気の両方に関する。 (f) “外部水蒸気(outer water vapor)”はVPE冷却機における環境と の熱相互作用によって凝縮される第2蒸気とVPE加熱機における環境との熱相 互作用によって生成される蒸気の両方に関する。 VPE冷却機は多くの圧力ゾーンに分割されてもよく、多くの圧力ゾーン操作 はフラッシュ蒸発、第1蒸気(内部蒸気)吸収、第2蒸気(外部蒸気)発生及び 第2蒸気(外部蒸気)凝縮操作を行うために使用されてもよい。かかるVPE冷 却機は蒸気圧増大多重圧力ゾーン直接水冷却機(Vapor Pressure Enhancement Multiple Pressure Zone Direct Water Chiller)として言及されてもよ く、またVPE/MPZ直接水冷却機として又は単にVPE/MPZ冷却機とし て言及されてもよい。 VPE−MPZ冷却機は多数の処理サブゾーン(sub-zones)(Z−1〜Z− N)を含む。各圧力サブゾーン(Z−n)は水蒸発ゾーン(Z−En)、蒸気圧 増大ゾーン(Z−VPEn)及び第2蒸気凝縮ゾーン(Z−Xn)を含む。 蒸発ゾーンには、水蒸発表面を与えるために1組以上の回転円板又は他の充填 装置(packing device)がある。蒸気圧増大ゾーンには落下する吸収溶液薄膜 を形成するための及び落下する水薄膜を形成するための熱伝導性材料から作られ た平行な垂直壁又はフラット管がある。第2蒸気を凝縮するための凝縮ゾーンに は凝縮管がある。タイプAシステムでは、戸外空気は凝縮熱を除去するために使 用され、伝熱フィンは凝縮管上に与えられる。タイプBシステムでは、冷却水は 凝縮管の内側を通過し、それによって管の外側の第2蒸気を凝縮する。 下記操作工程が各圧力ゾーンにおいて行われる: (1) 水は各蒸発ゾーンで蒸発され、第1蒸気(内部蒸気)を発生し、水を冷却 する; (2) 第1蒸気(内部蒸気)は吸収され、第2蒸気(外部蒸気)は各蒸気圧増大 ゾーンで生成される。 (3) 第2蒸気(外部蒸気)は各凝縮ゾーンで凝縮される。 (4a)タイプA VPE/MPZ冷却機では、戸外空気の流れはフィンを通って 流れ、凝縮熱を除去する。 (4b)タイプB VPE/MPZ冷却機では、冷却水の流れは凝縮管を通って流 れ、凝縮熱を除去する。 VPE加熱機は多くの圧力ゾーンに分割されてもよく、多くの圧力ゾーン操作 は戸外空気の如き環境及び様々な熱源との熱相互作用、外部蒸気発生、外部蒸気 吸収、内部蒸気発生及びシステム水への近断熱(near adiabatic)内部蒸気凝 縮を行うために使用されてもよい。かかるVPE加熱機は蒸気圧増大多重圧力ゾ ーン直接水加熱機として、またVPE/MPZ直接水加熱機として又は単にVP E/MPZ加熱機として言及されてもよい。VPE/MPZの構造はVPE/M PZ冷却機のそれと極めて似ている。二重目的VPE/MPZ冷却機/加熱機は 水流れと吸収溶液の流れを単に変えることによってVPE/MPZ冷却機及びV PE/MPZ加熱機として使用することができる。 図面の簡単な説明 図1は多数のエアハンドラーをビルディングのエアコンディショニングに与え るためのシステムを示したものである。そのシステムはVPE冷却機−加熱機と 称される1以上の蒸気圧増大直接水冷却機−加熱機を含む。VPE冷却機は低圧 及び低温下で水をフラッシュ蒸発することによって冷却水を生成する。第1低圧 水蒸気(内部水蒸気)が発生される。冷却水はエアハンドラーを通して循環され 、VPE冷却機に再循環される。第1水蒸気は高温で吸収溶液に吸収され、吸収 熱は第1圧力より高い第2圧力で第2水蒸気(外部水蒸気)を発生するために利 用される。第2水蒸気は冷却水または戸外空気に凝縮熱を放出することによって 凝縮される。蒸発凝縮機は第2蒸気を凝縮するために利用されてもよい。希釈さ れた吸収溶液は吸収溶液再生機における蒸発操作によって濃縮される。VPE加 熱機は近断熱条件下でシステム水の流れに内部水蒸気を凝縮することによってシ ステム加熱水の流れを生成する。まず、熱は環境から、例えば戸外空気、湖水及 び川水及び低温熱源からVPE加熱機に取られ、第1圧力下で水を気化し、それ によって低圧水蒸気を発生する。発生した蒸気は外部水蒸気として言及される。 外部水蒸気は高温で吸収溶液に吸収され、吸収熱は第1圧力より実質的に高い第 2圧力で水蒸気を発生するために利用される。発生した蒸気はシステム水を加熱 するために使用される内部水蒸気になる。 VPE冷却機−加熱機はVPE冷却機及びVPE加熱機の両方に使用すること ができる。VPE冷却機は多数の圧力ゾーンに分割されてもよく、多数の圧力ゾ ーン操作は記載されたフラッシュ蒸発第1蒸気吸収、第2蒸気発生及び第2蒸気 凝縮操作を行うために使用されてもよい。かかるVPE冷却機は蒸気圧増大多重 圧力ゾーン直接水冷却機として、またVPE/MPZ直接水冷却機として又は単 にVPE/MPZ冷却機として言及されてもよい。図2はVPE/MPZ冷却機 の構造及び操作を示す。五つの圧力ゾーンユニットが示されている。 図3及び図4はそれぞれタイプA VPE−MPZ直接水冷却機の垂直横断面 (断面A−A)及び水平横断面(断面B−B)を示す。これらの図を参照すると 、タイプA VPE−MPZ冷却機は真空囲い及び多数の圧力処理サブゾーンを 含む。図には、五つの処理サブゾーンZ−1,Z−2,Z−3,Z−4及びZ− 5が示されている。各圧力サブゾーン(Z−n)は水蒸発ゾーン(Z−En)、 蒸気圧増大ゾーン(Z−VPEn)及び第2蒸気凝縮ゾーン(Z−Xn)を含む 。 蒸発ゾーンには水蒸発表面を与えるために1組以上の回転円板又は他の充填装 置がある。蒸気圧増大ゾーンには落下する吸収溶液薄膜を形成するための及び落 下及び蒸発する水薄膜を形成するための熱伝導性材料から作られたフラット管が ある。第2蒸気を凝縮するための凝縮ゾーンには凝縮管及び伝熱フィンがある。 操作において、下記操作工程が各圧力ゾーンにおいて行われる: (1) 水は各蒸発ゾーンで気化され、第1蒸気を発生し、水を冷却する; (2) 第1蒸気は吸収され、第2蒸気は各蒸気圧増大ゾーンで発生される; (3) 第2蒸気は各凝縮ゾーンで凝縮される; (4) 戸外空気の流れは凝縮熱を除去するためにフィンを通って流れる。 図5及び図6はそれぞれタイプB VPE−MPZ直接水冷却機の半径方向に 垂直に取った垂直横断面(断面A−A)及び長手方向に平行に取った垂直横断面 (断面B−B)を示す。これらの図を参照すると、タイプB VPE−MPZ冷 却機は水平真空囲い及び多数の圧力処理サブゾーンを含む。図において、五つの 処理サブゾーンZ−1,Z−2,Z−3,Z−4及びZ−5が示されている。各 圧力サブゾーン(Z−n)は水蒸発ゾーン(Z−En)、蒸気圧増大ゾーン(Z −VPEn)及び第2蒸気凝縮ゾーン(Z−Xn)を含む。 蒸発ゾーンには水蒸発表面を与えるために1組以上の回転円板(2組が示され ている)又は他の充填装置がある。蒸気圧増大ゾーンには落下する吸収溶液薄膜 を形成するための及び落下する蒸発水薄膜を形成するための熱伝導性材料から作 られたフラット管がある。凝縮ゾーンには凝縮管がある。冷却水は管を通過して 第2蒸気を凝縮する。蒸発ゾーン(Z−En)から蒸気圧増大ゾーン(Z−VP En)に蒸気を移動するための蒸気通路がある。蒸気圧増大ゾーン(Z−VPE n)から蒸気凝縮ゾーン(Z−Xn)に蒸気を移動するための蒸気通路がある。 各蒸気圧増大ゾーンには、第1蒸気吸収ゾーン(Z−Jn)及び蒸気発生ゾーン (Z−Sn)がある。前者のゾーンはフラット管の外側のゾーンであり、後者の ゾーンはフラット管の内側のゾーンである。蒸発ゾーン(Z−En)には水たま り(pool of water)がある。 図5及び図6のシステムで行われる操作工程は冷却水が第2蒸気の凝縮熱を除 去する際に使用される以外、図3及び図4のシステムのそれらと同様である。 VPE加熱機は多数の圧力ゾーンに分割されてもよく、多数の圧力ゾーン操作 は外部水蒸気発生、外部水蒸気を内部水蒸気に変換する蒸気圧増大操作及びシス テム水への内部水蒸気の凝縮を行うために使用されてもよい。かかるVPE加熱 機は蒸気圧増大多重圧力ゾーン直接水加熱機として、またVPE/MPZ直接水 加熱機として又は単にVPE/MPZ加熱機として言及されてもよい。図7はV PE/MPZ加熱機の構造及び操作を示す。五つの圧力ゾーンが示されている。 図8及び図9はそれぞれタイプA VPE−MPZ直接水加熱機の垂直横断面 (断面A−A)及び水平横断面(断面B−B)を示す。これらの図を参照すると 、タイプA VPE/MPZ加熱機は真空囲い及び多数の圧力処理サブゾーンを 含む。図には、五つの処理サブゾーンZ−1,Z−2,Z−3,Z−4及びZ− 5が示されている。各圧力サブゾーン(Z−n)は断熱液−蒸気相互作用ゾーン (Z−En)、蒸気圧増大ゾーン(Z−VPEn)及び熱相互作用ゾーン(Z− Xn)を含む。 断熱液−蒸気相互作用ゾーン(Z−En)には、蒸気−液相互作用表面を与え るために1組以上の回転円板又は他の充填装置がある。蒸気圧増大ゾーン(Z− VPEn)には落下する吸収溶液薄膜を形成するための及び落下及び蒸発する水 薄膜を形成するための熱伝導性材料から作られたフラット管又は平行な垂直壁が ある。外部水蒸気を発生するための熱相互作用ゾーン(Z−Xn)には伝熱管及 び伝熱フィンがある。 操作において、下記操作工程が各圧力ゾーンにおいて行われる: (1) 各熱相互作用ゾーンZ−Xnにおいて、熱を戸外空気又は他の低温熱源か VPEn)で発生される。 (3) 内部水蒸気Vnnは凝縮され、システム水は各断熱液−蒸気相互作用ゾーン (Z−En)で加熱される。 発明の好適な例 (発明を実施するためのベストモード) 図1は多数のエアハンドラーをビルディングのエアコンディショニングに与え るためのシステムを示したものである。それはVPE冷却機/加熱機と称される 1以上の蒸気圧増大直接水冷却機/加熱機1a,1bを含む。VPE冷却機/加 熱機は吸収溶液及び水の流れを単に調整することによって冷却機又は加熱機とし て使用されうる二重目的ユニットである。VPE冷却機は低圧及び低温(それぞ れ第1圧力及び第1温度として言及される)下でシステム水をフラッシュ蒸発す ることによって冷却水(LH)12を生成する。生成された低圧水蒸気は第1水蒸気 として言及される。第1水蒸気はシステム水から生成されるので、それは内部水 蒸気としても言及される。冷却水(LH)12は室内空気を冷却するために室内の1 以上のエアハンドラー2a,2bを通って循環される。冷却水は加熱され、(LH )21になり、冷却水に再循環される。第1水蒸気は高温で吸収溶液に吸収され、 吸収熱は第1圧力より高い第2圧力で第2水蒸気を発生するために利用される。 第2水蒸気は戸外空気又は冷却水に凝縮熱を放出することによって凝縮される。 第2蒸気は戸外空気又は冷却水の如き環境との熱交換関係になるので、それは外 部水蒸気としても言及される。第2蒸気流れを凝縮する際に蒸発凝縮機を使用し てもよい。蒸発凝縮機では、水は凝縮表面上に適用され、吸収熱は表面上の水を 蒸発することによって除去され、発生した水蒸気は循環空気に運び去られる。循 環する空気流れは加熱及び加湿される。蒸発凝縮機は凝縮機と冷却塔の組合せと して考えてもよい。蒸発凝縮機を使用することによって、冷却塔の使用は要求さ れない。希釈された吸収溶液は吸収溶液再生機3の蒸発操作によって濃縮される 。 VPE冷却機は多数の圧力ゾーンに分割されてもよく、多数の圧力ゾーン操作 は記載されたフラッシュ蒸発、第1蒸気吸収、第2蒸気発生及び第2蒸気凝縮操 作を行うために使用されてもよい。かかるVPE冷却機は蒸気圧増大多重圧力ゾ ーン直接水冷却機として、またVPE/MPZ直接水冷却機として又は単にVP E/MPZ冷却機として言及されてもよい。多重圧力ゾーンで行われる操作は単 一圧力ゾーン冷却機で行われる操作より多くの利点を有する。これらの利点は次 の通りである: 1. 温度推進力(temperature driving forces)がより効率的に利用される ; 2. 熱力学的に、操作がより効率的である; 3. 使用される吸収溶液の濃度がかなり低い; 4. 操作濃度範囲がずっと大きい; 5. 性能係数(coefficient of performance(C.O.P.))値がかなり高い。 図2はVPE/MPZ冷却機の構造及び操作を示したものである。五つの圧力 ゾーンユニットが示されている。それはZ−1(3a),Z−2(3b),Z− 3(3c),Z−4(3d),及びZ−5(3e)と称される五つの圧力サブゾ ーンを含む。各圧力サブゾーンにはフラッシュ蒸発サブゾーンZ−En、蒸気圧 増大サブゾーンZ−VPEn及び第2蒸気凝縮サブゾーンZ−Xnがある。各蒸 気圧増大サブゾーンZ−VPEnは第1蒸気吸収サブゾーンZ−Jn及び第2蒸 気発生サブゾーンZ−Snを含む。それゆえ、Z−n圧力サブゾーンにはZ−E n,Z−Jn,Z−Sn,Z−Xn(n=1〜5である)がある。 操作において、エアハンドラーから再循環されたシステム水L01の流れは連続 的に低い圧力(PE)1,(PE)2,(PE)3,(PE)4及び(PE)5下でZ−E1 4a, Z−E2 4b,Z−E3 4c,Z−E4 4d及びZ−E5 4eで連続的 にフラッシュ蒸発される。第1水蒸気流れV11,V22,V33,V44,V55が生成 され、水が連続的に冷却されてL12,L23,L34,L45,L50になる。最後のシ ステム冷却水はエアハンドラーに循環されて空気から熱を除去し、L01として加 熱及び再循環される。 フラッシュ蒸発操作は液相及び蒸気相を含む近断熱操作であるので、それは“ 断熱液−蒸気相互作用”としても言及される。同様に、フラッシュ蒸発ゾーンは “断熱液−蒸気相互作用ゾーン”として言及される。 吸収による蒸気圧増大操作及びそれに使用される装置は米国特許第50613 06号にChen-Yen Cheng によって記載されている。かかる装置及び操作はVP Enサブゾーン又はZ−VPEnと称される各蒸気圧増大サブゾーンに使用され る。VPEnサブゾーンはそれぞれZ−Jnサブゾーン及びZ−Snサブゾーン と称される第1蒸気吸収サブゾーン及び第2蒸気発生サブゾーンを含む。VPE サブゾーンは第1蒸気吸収サブゾーンZ−Jnと第2蒸気発生サブゾーンZ−S nを分離する多数の垂直熱伝導性壁又はフラット管を含む。吸収溶液の落下する 薄膜及び水の落下する薄膜はそれぞれ各垂直壁の二つの表面上に適用される。第 1蒸気の流れVnnは第1蒸気の飽和温度より高い温度でZ−Jnサブゾーンの吸 収溶液中に吸収される。吸収溶液はそれによって希釈されより薄い吸収溶液にな る。吸収熱は垂直壁を通って伝達され、Z−Snサブゾーンで水を蒸発させ、第 示されたシステムには、Z−VPE1 5a,Z−VPE2 5b,Z−VP E3 5c,Z−VPE4 5d及びZ−VPE5 5eと称される五つの蒸気 圧増大サブゾーンがある。これらの蒸気圧増大サブゾーンにはZ−J1,Z−J 2,Z−J3,Z−J4及びZ−J5と称される五つの第1蒸気吸収サブゾーン 及びZ−S1,Z−S2,Z−S3,Z−S4及びZ−S5と称される五つの第 2蒸気発生サブゾーンがある。 操作において、再生機から濃い吸収溶液J05が落下する薄膜としてZ−J5サ ブゾーンに導入され、水流れL55が落下する薄膜としてZ−S5サブゾーンに導 入され、第1蒸気V55がZ−J5において吸収溶液と接触させられる。吸収溶液 は第1蒸気を吸収してより薄い溶液J54になり、それは落下する薄膜としてZ− J4に導入される。吸収熱は垂直壁を通って伝達され、Z−S5で水を気化させ 同様の操作が他のVPEサブゾーン、Z−VPE4,Z−VPE3,Z−VP E2及びZ−VPE1で行われる。全てのVPEサブゾーンで行われる操作は以 下のように要約することができる: 1. 吸収溶液J05及び水L55はそれぞれZ−J5及びZ−S5に導入されて落 下する薄膜を形成し、第1蒸気V55はZ−J5において吸収溶液と接触させられ 2. 吸収溶液J54及び水L44はそれぞれZ−J4及びZ−S4に導入されて落 下する薄膜を形成し、第1蒸気V44はZ−J4において吸収溶液と接触させられ 3. 吸収溶液J43及び水L33はそれぞれZ−J3及びZ−S3に導入されて落 下する薄膜を形成し、第1蒸気V33はZ−J3において吸収溶液と接触させられ 4. 吸収溶液J32及び水L22はそれぞれZ−J2及びZ−S2に導入されて落 下する薄膜を形成し、第1蒸気V22はZ−J2において吸収溶液と接触させられ 5. 吸収溶液J21及び水L11はそれぞれZ−J1及びZ−S1に導入されて落 下する薄膜を形成し、第1蒸気V11はZ−J1において吸収溶液と接触させられ ブゾーンZ−X1 6a,Z−X2 6b,Z−X3 6c,Z−X4 6d及 びZ−X5 6eがある。凝縮熱を除去するために戸外空気又は冷却水を使用し 44及びL55を形成し、それらはそれぞれZ−S1,Z−S2,Z−S3,Z− S4及びZ−S5サブゾーンに再循環される。空気G01は連続的に加熱されてG12 ,G23,G34,G45及びG50になる。戸外空気が冷却を与えるために使用され るとき、熱伝達を増大するために伝熱フィンを使用することが望ましい。 戸外空気G01の代わりに冷却水流れ(Lc)01 を使用してもよい。冷却水は第2 蒸気流れの凝縮熱を除去することによって連続的に加熱され、(Lc)12,(LC)23 ,(Lc)34,(Lc)45及び(Lc)50になる。加熱された水(Lc)50は冷却塔で冷却さ れるように処理され、(Lc)01として戻される。記載したように、第2蒸気流れ を凝縮する際に蒸発凝縮機を使用してもよい。 これらの第2蒸気凝縮ゾーンのそれぞれは戸外空気又は冷却水の如き環境との 熱相互作用を有するので、それは“環境熱相互作用ゾーン”として又は単に“熱 相互作用ゾーン”としても言及される。 図3及び図4はそれぞれタイプA VPE−MPZ直接水冷却機の垂直横断面 (断面A−A)及び水平横断面(断面B−B)を示している。これらの図を参照 すると、タイプA VPE−MPZ冷却機は真空囲い7及び多数の圧力処理サブ ゾーンを含む。図において、五つの処理サブゾーンZ−1(7a),Z−2(7 b),Z−3(7c),Z−4(7d)及びZ−5(7e)が示されている。各 圧力サブゾーン(Z−n)は水蒸発ゾーン(Z−En)8、蒸気圧増大ゾーン( Z−VPEn)9、及び第2蒸気凝縮ゾーン(Z−Xn)10を含む。 蒸発ゾーンには水蒸発表面を与えるために1組以上の回転円板11(2組が示 されている)がある。蒸気圧増大ゾーンには落下する吸収溶液薄膜を形成するた めの及び落下及び蒸発する水薄膜を形成するための熱伝導性材料から作られたフ ラット管12がある。第2蒸気流れを凝縮するために凝縮ゾーンにおいて凝縮管 13及び伝熱フィン14がある。蒸発ゾーン(Z−En)から蒸気圧増大ゾーン (Z−VPEn)に蒸気を移動するための蒸気通路15がある。蒸気圧増大ゾー ン(Z−VPEn)から蒸気凝縮ゾーン(Z−Xn)に蒸気を移動するための蒸 気通路16がある。各圧力ゾーンには吸収溶液のための貯蔵及びポンプ装置17 があり、水のための貯蔵及びポンプ装置18がある。各蒸気圧増大ゾーンには、 蒸気吸収ゾーン(Z−Jn)19及び第2蒸気発生ゾーン(Z−Sn)20があ る。前者のゾーンはフラット管12の外側のゾーンであり、後者のゾーンはフラ ット管12の内側のゾーンである。蒸発ゾーン(Z−En)8には水たまり21 がある。 操作において、容器7は排気され、システム水L01はZ−E1,Z−E2,Z −E3,Z−E4及びZ−E5を通って連続的に流れ、回転円板11は円板表面 上に水薄膜を形成するように回転され、吸収溶液Jonは貯蔵タンクJn中に導入 され、吸収溶液及び水を循環するための循環ポンプを活動させて、吸収ゾーン( Z−Jn)19及び第2蒸気発生ゾーン(Z−Sn)20において吸収溶液及び 水の落下する薄膜を形成する。戸外空気はZ−1〜Z−5の方向に伝熱フィンを 通って吹き込まれる。 次に、システム水はZ−E1〜Z−E5を通って流れて第1蒸気V11,V22, V33,V44及びV55を形成し、システム冷却水L50(図1の冷却水(LH)12にな る)を生成するように連続的にフラッシュ蒸発する。それはエアハンドラーを通 って循環されて室内空気を冷却し、加熱されて図1の(LH)21になる。加熱され た冷却水(LH)21はVPE−MPZ冷却機のL01になる。第1蒸気Vnnは蒸気通 路15を通過し、吸収ゾーン(Z−Jn)19において吸収溶液によって吸収さ れ、吸収熱は第2蒸気発生ゾーン(Z−Sn)20において落下する水薄膜の水 凝縮管13において凝縮される。凝縮熱は伝熱フィン14を通って戸外空気に伝 達される。戸外空気はZ−X1からZ−X2への方向に伝熱フィンを通って流れ 、加熱及び排出される。 記載したように、第2蒸気流れを凝縮する熱を除去するために冷却水を使用し てもよい。第2蒸気流れを凝縮する熱を除去する際に蒸発凝縮機を使用してもよ い。 図5及び図6はそれぞれタイプB VPE−MPZ直接水冷却機の半径方向に 垂直に取った垂直横断面(断面A−A)及び長手方向に平行に取った垂直横断面 (断面B−B)を示したものである。これらの図を参照すると、タイプB VP E−MPZ冷却機は水平真空囲い7及び多数の圧力処理サブゾーンを含む。図に おいて、五つの処理サブゾーンZ−1(7a),Z−2(7b),Z−3(7c ),Z−4(7d)及びZ−5(7e)が示されている。各圧力サブゾーン(Z −n)は水蒸発ゾーン(Z−En)8、蒸気圧増大ゾーン(Z−VPEn)9、 及び第2蒸気凝縮ゾーン(Z−Xn)10を含む。 蒸発ゾーンには水蒸発表面を与えるために1組以上の回転円板11(2組が示 されている)がある。蒸気圧力増大ゾーンには落下する吸収溶液薄膜を形成する ための及び落下する蒸発水薄膜を形成するための熱伝導性材料から作られたフラ ット管12がある。第2蒸気を凝縮するための凝縮ゾーンには凝縮管13がある 。蒸発ゾーン(Z−En)から蒸気圧増大ゾーン(Z−VPEn)に蒸気を移動 するための蒸気通路15がある。蒸気圧増大ゾーン(Z−VPEn)から蒸気凝 縮ゾーン(Z−Xn)に蒸気を移動するための蒸気通路16がある。各圧力ゾー ンには吸収溶液のための貯蔵及びポンプ装置があり、水のための貯蔵及びポンプ 装置がある。これらは図には示されていない。各蒸気圧増大ゾーンには、第1蒸 気吸収ゾーン(Z−Jn)19及び第2蒸気発生ゾーン(Z−Sn)20がある 。前者のゾーンはフラット管12の外側のゾーンであり、後者のゾーンはフラッ ト管12の内側のゾーンである。蒸発ゾーン(Z−En)8には水たまり21が ある。 操作において、容器7は排気され、冷却水L01はZ−E1,Z−E2,Z−E 3,Z−E4及びZ−E5を通って連続的に流れ、回転円板11は円板表面上に 水薄膜を形成するように回転され、吸収溶液及び水を循環するための循環ポンプ を活動させて、吸収ゾーン(Z−Jn)19及び第2蒸気発生ゾーン(Z−Sn )20において吸収溶液及び水の落下する薄膜を形成する。冷却水は凝縮管13 中に導入される。 次に、システム水L01はZ−E1〜Z−E5を通って流れて第1蒸気V11,V22 ,V33,V44及びV55を形成し、システム冷却水L50(図1の冷却水(LH)12 になる)を生成するように連続的にフラッシュ蒸発する。それはエアハンドラー を通って循環されて室内空気を冷却し、加熱されて図1の(LH)21 になる。加熱 された冷却水(LH)21 はVPE−MPZ冷却機のL01になる。第1蒸気Vnnは蒸 気通路15を通過し、吸収ゾーン(Z−Jn)19において吸収溶液によって吸 収され、吸収熱は第2蒸気発生ゾーン(Z−Sn)20において落下する水薄膜 し、凝縮管13の外側で凝縮される。凝縮熱は凝縮管を通って内側の冷却水に伝 達される。冷却水はZ−X1からZ−X5への方向に管の内側で流れ、加熱され る。加熱された冷却水は冷却塔において処理され、冷却機に戻される。 VPE加熱機は多数の圧力ゾーンに分割されてもよく、多数の圧力ゾーン操作 は戸外空気又は他の低温熱源の如き環境との熱相互作用を行って外部水蒸気の生 成、外部蒸気の吸収、内部蒸気の生成及びシステム水への内部蒸気の断熱凝縮の ために使用されてもよい。かかるVPE水加熱機は蒸気圧増大多重圧力ゾーン直 接水加熱機として言及されてもよく、またVPE/MPZ直接水加熱機又は単に VPE/MPZ加熱機として言及されてもよい。多重圧力ゾーンVPE加熱機で 行われる操作は単一圧力ゾーンVPE加熱機で行われる操作に対して多くの利点 を有する。これらの利点は単一圧力ゾーンVPE冷却機に対する多重圧力ゾーン VPE冷却機の利点と同様である。それゆえ、これらの利点の詳細な記述は省略 する。 図7はVPE/MPZ加熱機の構造及び操作を示している。五つの圧力ゾーン ユニットが示されている。それはZ−1(22a)〜Z−5(22e)と称され る五つの圧力サブゾーンを含む。Z−E1(23a)〜Z−E5(23e)と称 される断熱液−蒸気相互作用ゾーンがあり、Z−VPE1(24a)〜Z−VP E5(24e)と称される蒸気圧増大ゾーンがあり、Z−X1(25a)〜Z− X5(25e)と称される環境熱相互作用ゾーンがある。各蒸気圧増大サブゾー ンZ−VPEnは外部蒸気吸収サブゾーンZ−Jn及び内部蒸気発生サブゾーン Z−Snを含む。それゆえ、Z−J1〜Z−J4と称される外部蒸気吸収ゾーン 及びZ−S1〜Z−S5と称される内部蒸気発生ゾーンがある。 図7で示されたシステムの構造は図2によって示されたシステムのそれに極め て良く似ている。液−蒸気界面エリアを与えるためにZ−E1〜Z−E5に回転 円板がある。吸収溶液の液薄膜を形成し、水薄膜を落下するためにフラット管が ある。環境から熱を受け、水を蒸発するためにZ−X1〜Z−X5に伝熱管があ る。 操作において、水はZ−X1〜Z−X5に加えられ、水はZ−S1〜Z−S5 に加えられ、吸収溶液J05はZ−J5に導入され、希釈された吸収溶液はJ54〜 J21としてZ−J4〜Z−J1に連続的に導入され、最後にJ10としてZ−J1 から排出される。吸収溶液はZ−J1〜Z−J5で落下する薄膜を形成し、水は Z−S1〜Z−S5で落下する薄膜を形成する。システム水はZ−1〜Z−5を 流れる。次に下記の操作が行われる: 1. 外部水蒸気流れV11〜V55はZ−X1〜Z−X5で生成される。 2. 外部水蒸気流れはZ−J1〜Z−J5で吸収溶液に吸収される。 3. 水はZ−J1〜Z−J5から吸収熱を受けるとZ−S1〜Z−S5で気化 的に加熱することによって凝縮する。システム水はZ−E1〜Z−E5を流れる につれてL01からL50で連続的に加熱される。 蒸気圧増大操作は図2に言及して記載されたものと同様である。 Z−X1ゾーン〜Z−X5ゾーンは“環境熱相互作用ゾーン”として又は単に “熱相互作用ゾーン”として言及され、これらのゾーンで行われる操作は“環境 熱相互作用”として又は単に“熱相互作用”として言及される。Z−E1〜Z− E5は“断熱液−蒸気相互作用ゾーン”として言及され、これらのゾーンで行わ れる操作は“断熱液−蒸気相互作用”又は“システム水への断熱凝縮”として言 及される。水は戸外空気の如き環境から熱を受けることによってZ−X1〜Z− X5で気化され、生成した蒸気流れV11〜V55は外部水蒸気流れとして言及され 熱されたシステム水の一部になるので、それらは内部水蒸気として言及される。 PEnにおける蒸気圧増大操作の入口蒸気及び出口蒸気であるので、それらはそ れぞれVPE操作に関して第1蒸気及び第2蒸気として言及される。 図8及び図9はそれぞれタイプA VPE−MPZ直接水加熱機の垂直横断面 (断面A−A)及び水平横断面(断面B−B)を示す。これらの図に関して、タ イプA VPE−MPZ加熱機は真空囲い26及び多数の圧力処理サブゾーンを 含む。図において、五つの処理サブゾーンZ−1(26a),Z−2(26b) ,Z−3(26c),Z−4(26d)及びZ−5(26e)が示されている。 各圧力サブゾーン(Z−n)は断熱液−蒸気相互作用ゾーン(Z−En)27、 蒸気圧増大ゾーン(Z−VPEn)28、及び環境熱相互作用ゾーン(Z−Xn )29を含む。 断熱液−蒸気相互作用ゾーン(Z−En)27には界面エリアを与えるために 1以上の回転円板30(2組が示されている)がある。蒸気圧増大ゾーンには落 下する吸収溶液薄膜を形成するための及び落下及び蒸発する水薄膜を形成するた めの熱伝導性材料から作られたフラット管31がある。外部蒸気流れを生成する ための熱相互作用ゾーン(Z−Xn)29には伝熱管32及び伝熱フィン33が ある。蒸気圧増大ゾーン(Z−VPEn)28から断熱液−蒸気相互作用ゾーン (Z−En)27に蒸気を移動するための蒸気通路34がある。熱相互作用ゾー ン(Z−Xn)29から蒸気圧増大ゾーン(Z−VPEn)28に外部蒸気を移 動するための蒸気通路35がある。各圧力ゾーンには吸収溶液のための貯蔵及び ポンプ装置36があり、水のための貯蔵及びポンプ装置37がある。各蒸気圧増 大ゾーンには、蒸気吸収ゾーン(Z−Jn)39及び内部蒸気発生ゾーン(Z− Sn)38がある。前者のゾーンはフラット管31の内側のゾーンであり、後者 のゾーンはフラット管31の外側のゾーンである。断熱液−蒸気相互作用ゾーン (Z−En)27には水たまり40がある。 操作において、容器26は排気され、システム水L01はZ−E1,Z−E2, Z−E3,Z−E4及びZ−E5を通って連続的に流れ、回転円板30は円板表 面上に水薄膜を形成するために回転され、吸収溶液Jonは貯蔵タンクJn中に導 入され、吸収溶液及び水を循環するための循環ポンプは活動的にされて吸収ゾー ン(Z−Jn)39及び内部蒸気発生ゾーン(Z−Sn)38で吸収溶液及び水 の落下する薄膜を形成する。水は伝熱管32に加えられて落下する水薄膜を形成 し、戸外空気はZ−1からZ−5への方向に伝熱フィンを通って流れる。下記操 作が行われる: 1. 水はZ−X1〜Z−X5で蒸発し、外部水蒸気V11〜V55を発生する。 2. 外部水蒸気流れはZ−VPE1〜Z−VPE5で吸収容液中に吸収される 。 3. Z−J1〜Z−J5で生成される吸収熱はZ−S1〜Z−S5に伝達され 4. 内部水蒸気流れはZ−E1〜Z−E5でシステム水と断熱的に相互作用す ることによって凝縮され、システム水L01を連続的に加熱し、加熱されたシステ ム水L50になる。 タイプB VPE−MPZ直接水加熱機を構成及び操作してもよい。その構造 は図5及び図6によって示されたVPE−MPZ直接水冷却機のそれと同様であ り、その操作は記載したタイプA VPE−MPZ加熱機と関連して述べたもの と同様である。それゆえ、タイプB VPE−MPZの詳細な記述は省略する。 VPE加熱機及びVPE冷却機の構造及び操作は極めて近いので、二つの目的 のVPE冷却機/加熱機を構成及び操作することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年2月13日 【補正内容】 冷却水流れは第2蒸気凝縮機を冷却するために使用されてもよい。流れ配置は 記載した戸外空気冷却の場合のそれと同じである。同様に、L05,L54,L43, L32,L21及びL10はそれぞれG05,G54,G43,G32,G21及びG10に置換す る。 組合せた方式の操作では、吸収溶液の部分的な後退及び部分的な前進移動があ る。第3方式の操作工程は第1方式の操作工程を変形することによって再び説明 される。図2を再び参照すると、変形された操作工程は次の通りである: 1. 濃い吸収溶液J05がZ−J5中に導入され、低圧であるZ−E5から第1 蒸気V55を吸収し、それによって薄い吸収溶液を生成し、第2蒸気V55を発生す る; 2. Z−J5からの吸収溶液J51がZ−J1中に導入され、V11を吸収し、第 2蒸気V11及び薄い吸収溶液J12を生成する; 3. 吸収溶液J12,J23,J34はそれぞれZ−J2,Z−J3及びZ−J4中 に導入され、Z−E2,Z−E3及びZ−E4からそれぞれ第1蒸気V22,V33 及びV44を吸収し、それによって第2蒸気V22,V33及びV44及び薄い溶液J23 ,J34及びJ40を生成する。J40は最も薄い溶液であり、再生操作に戻される。 図10a,図10b及び図10cは臭化リチウムのデューリング(Duhring) 図を示したものである。デューリング図のそれぞれは温度の関数として様々な濃 度のLiBr水溶液の平衡蒸気圧間の関係を示している。吸収溶液の温度が横軸 上に示され、平衡蒸気圧が右側縦軸上に示されている。右側縦軸上に示された蒸 気圧に相当する純水の飽和温度は左側縦軸上に示されている。 VPE/MPZ冷却機では、吸収溶液を定められた順序で吸収ゾーンを通って 移動する。(a)後進移動方式(第1方式)、(b)前進移動方式(第2方式) 及び(c)組合された移動方式(第3方式)がある。図10a,図10b及び図 10cは三つの操作方式について吸収温度分布、圧力分布及び濃度分布を示して いる。下記の条件が仮定される: (1) L01は12℃でZ−E1に入り、11℃でZ−E1を出て、10℃でZ− E2に入る;L34は9℃でZ−E3を出て、8℃でZ−E4を出て、7℃でZ− E5を出る。 (2) 冷却機に入る濃い吸収溶液は63%LiBr溶液である。冷却機を出る最 後の薄い吸収溶液は58%LiBr溶液である。濃度変化は一工程あたり1%で ある。 仮定された条件はSanyo Co.によって製造される従来の水冷水冷却機で使用さ れた条件から採用している。 図では、線41,42,43,44及び45はそれぞれ12℃,11℃,10 ℃,9℃,8℃及び7℃の蒸気圧を示し、それらはL01,L12,L23,L34,L45 及びL50の温度である。それゆえ、これらの圧力はそれぞれ(Z−E1,Z− J1),(Z−E2,Z−J2),(Z−E3,Z−J3),(Z−E4,Z− J4)及び(Z−E5,Z−J5)の圧力である。 図10aは前述した後進移動モード(第1方式)の操作条件を示したものであ る。点46,47,48,49及び50によって表された温度は吸収溶液J10, J21,J32,J43及びJ54の温度である。第1方式の操作における吸収溶液の温 度の変動は第2方式の操作と比較して相対的に小さいことが注意される。これは 連続的に減少した濃度の吸収溶液が連続的に高い圧力の第1蒸気と出会うためで ある。第2蒸気凝縮機に使用される冷却媒体の温度上昇が低い場合(例えば5℃ )、第1方式の操作を使用することが有利である。 図10bは前述した前進移動方式(第2方式)のための操作条件を示したもの である。点51,52,53,54及び55によって表された温度は吸収溶液J12 ,J23,J34,J45及びJ50の温度である。第2方式の操作における吸収溶液 の温度の変動はかなり大きいことが注意される。これは連続的に減少した濃度の 吸収溶液が連続的に低い圧力の第1蒸気と出会うためである。第2蒸気凝縮機に 使用される冷却媒体の温度上昇が高い場合(例えば10℃)、第2方式の操作を 使用することが有利である。第2方式の操作の主な欠点は低圧での吸収溶液の温 度J50がかなり低いことである。吸収溶液の温度はZ−1からZ−5に落ちるこ とが注意される。それゆえ、使用された冷却水又は戸外空気はZ−X5からZ− X1への方向に移動されなければならない。 図10cは最初に記載した組合せた方式のための操作条件を示したものである 。点56,57,58,59及び60によって表される温度は吸収溶液J51,J12 ,J23,J34及びJ40の温度である。この方式の操作は最高濃度の吸収溶液に よって最低圧力で第1蒸気を吸収する利点を有し、吸収溶液の温度にかなり大き な変動を持つ。 0℃未満の温度で冷却機を製造することが望ましいとき、純水は蒸発ゾーンZ −Enで蒸発されるべき蒸発液として使用することができない。なぜならば水は 実際に凍結するからである。エチレングリコール、プロピレングリコール、Li Br、LiCl,NaClの如き低揮発性溶質を含有する水溶液を使用すること が必要である。低温冷却液を製造するための操作手順は通常の冷却水の製造に記 載されたものと同様である。 VPE/MPZ水冷却機は蒸発ゾーンZ−En内に熱交換管を与えることによ って多くの液を冷却し、冷却される液体と冷却されたシステム水溶液の間の熱交 換関係を確立するために使用されてもよい。例えば、VPE/MPZ水冷却機に よってフルーツジュースを冷却してもよい。 本発明を適切にクレームするために新しい表示を導入することが便利であるこ とがわかる。補正された請求の範囲では次のように述べられている。 VPE/MPZ水冷却機又は加熱機は多数の圧力処理ゾーンを含み、それらの それぞれは複合処理ゾーンである。複合処理ゾーンZ−nは(Z−F)nと称さ れる第1蒸気発生ゾーン、(Z−VPE)nと称される吸収蒸気圧増大ゾーン、 及び(Z−C)nと称される第2蒸気凝縮ゾーンを含む。各吸収蒸気圧増大ゾー ン(Z−VPE)nは(Z−J)nと称される第1蒸気吸収ゾーンと(Z−S) nと称される第2蒸気生成ゾーンにゾーンを分離する1組の垂直な熱伝導性壁を 含む。 図2を参照すると、記載したVPE/MPZ冷却機に使用される新しい表示は 下記のように最初の表示に関連する: (a) 第1蒸気発生ゾーンはZ−Enの代わりに(Z−F)nと称される; (b) 蒸気圧増大ゾーンはZ−VPEnの代わりに(Z−VPE)nと称される ; (c) 第1蒸気吸収ゾーンはZ−Jnの代わりに(Z−J)nと称される; (d) 第2蒸気発生ゾーンはZ−Snの代わりに(Z−S)nと称される; (e) 第2蒸気凝縮ゾーンはZ−Xnの代わりに(Z−C)nと称される; (f) 第1蒸気の圧力は(PF)nと称される; (g) 第2蒸気の圧力は(PS)nと称される。 それゆえ、新しい表示と最初の表示は相互に変更可能に使用される。 図7を参照すると、記載したVPE/MPZ加熱機に使用される新しい表示は 下記のように最初の表示に関連する: (a) 1蒸気発生ゾーンはZ−Xnの代わりに(Z−F)n と称される; (b) 蒸気圧増大ゾーンはZ−VPEnの代わりに(Z−VPE)n と称される; (c) 第1蒸気吸収ゾーンはZ−Jnの代わりに(Z−J)n と称される; (d) 第2蒸気発生ゾーンはZ−Snの代わりに(Z−S)n と称される; (e) 第2蒸気凝縮ゾーンはZ−Enの代わりに(Z−C)n と称される; (f) 第1蒸気の圧力は(PF)nと称される; (g) 2蒸気の圧力は(PE)n の代わりに(PS)nと称される。 それゆえ、再び新しい表示と最初の表示は相互に変更可能に使用される。 請求の範囲 1.(1) それぞれ(Z−F)1,(Z−F)2,……,(Z−F)n,……,(Z−F)N と称される第1蒸気発生ゾーンにおいて連続的な低い圧力(PF)1,(PF)2,…… ,(PF)n,……,(PF)Nで第1蒸気V11,V22,……,Vnn,……,VNNと称さ れる第1組の水蒸気流れを生成する第1工程; 第2蒸気はそれぞれ対応する第1蒸気の圧力より実質的に高い圧力(PS)1,(PS )2,……,(PS)n,……,(PS)Nである); (3) 第2蒸気凝縮ゾーン(Z−C)1,(Z−C)2,……,(Z−C)n,……,(Z −C)Nにおいて第2蒸気をそれぞれ凝縮する第3工程、 を含む供給流体の温度を変える方法において、下記(1)〜(8)を特徴とする 方法: (1) 方法がZ−1〜Z−Nゾーン(Nは少なくとも2である)と称される多数 の複合処理ゾーンで行われる; (2) 各複合処理ゾーンZ−nが第1蒸気発生ゾーン(Z−F)n、吸収蒸気圧増 大ゾーン(Z−VPE)n及び第2蒸気凝縮ゾーン(Z−C)nを含む; (3) 各吸収蒸気圧増大ゾーン(Z−VPE)nが第1蒸気吸収ゾーン(Z−J)nと 第2蒸気発生ゾーン(Z−S)nにゾーンを分離する1組の垂直熱伝導性壁を含み 、各壁が第1蒸気吸収ゾーン(Z−J)nに面する第1表面及び第2蒸気発生ゾー ン(Z−S)nに面する第2表面を有する; (4) 第1蒸気発生ゾーン(Z−F)1〜(Z−F)Nにおける圧力が連続的に低い圧 力(PF)1〜(PF)Nである; (5) 第1蒸気発生ゾーン(Z−F)nにおける第1蒸気Vnn を発生する第1工程 が(a)ゾーン内にシステム水溶液をフラッシュ蒸発して第1蒸気Vnnを発生し、 それによってシステム水溶液を冷却するか、又は(b)熱伝導性壁を通して外部流 体から熱を受けることによってシステム水溶液の一部を蒸発することによって行 われる; (6) 吸収蒸気圧増大操作を行う第2工程が第1蒸気を吸収ゾーン(Z−J)n中 に入れ、吸収溶液を吸収ゾーン(Z−J)n中に導入し、各熱伝導性壁の第1表面 上に吸収溶液の落下する薄膜を形成し、水を第2蒸気発生ゾーン(Z−S)n中に 導入し、各熱伝導性壁の第2表面上に落下する水薄膜を形成し、それによって第 を発生し、薄い吸収溶液を形成することによって行われる; (7) 吸収溶液は定められた順序で(Z−J)1〜(Z−J)Nの吸収ゾーンを通って 移動される; (8) 第2蒸気凝縮ゾーン(Z−C)nにおいて第2蒸気Vnnを凝縮する第3工程 が水溶液との直接接触凝縮によって又は外部流体との熱交換による間接接触凝縮 によって行われ、供給流体は第1蒸気の発生と関連して冷却され、第2蒸気の凝 縮と関連して加熱される。 2.水溶液が供給流体であり、しかも(Z−F)1〜(Z−F)Nの順序で第1蒸気 発生ゾーンで連続的にフラッシュ蒸発され、それによって連続的に冷却され、生 成冷却水溶液として最後の第1蒸気発生ゾーンから排出されるシステム水溶液で ある請求の範囲第1項記載の方法。 3.供給流体として使用される水溶液が水である請求の範囲第2項記載の方法 。 4.第2蒸気の間接接触凝縮に使用される外部流体が空気流れである請求の範 囲第2項記載の方法。 5.吸収溶液が(Z−J)Nから(Z−J)1への方向に連続的に第1蒸気吸収ゾー ンを通って移動される請求の範囲第2項記載の方法。 6.吸収溶液が(Z−J)1から(Z−J)Nへの方向に連続的に第1蒸気吸収ゾー ンを通って移動される請求の範囲第2項記載の方法。 7.濃い吸収溶液が最後の第1蒸気発生ゾーン(Z−F)N中に導入され、薄い 吸収溶液が中間ゾーン(Z−F)mまで後方に移動され、次いで(Z−F)1から(Z −F)m-1への方向に残りのゾーンを通って移動される請求の範囲第2項記載の方 法。 8.第1蒸気を発生する第1工程が空気流れ又は水流れから熱を受けることに よって第1蒸気発生ゾーン(Z−F)1〜(Z−F)Nで水を気化させることによって 達成され、供給流体が水溶液であり、直接接触凝縮によって第2蒸気を凝縮する 第3工程で使用されたシステム水溶液として使用され、供給水溶液がそれによっ て加熱される請求の範囲第1項記載の方法。 9.Z−1〜Z−Nゾーン(Nは少なくとも2である)と称される多数の複合 処理ゾーンを含む、供給流体の温度を変えるための装置において、下記(1)〜 (4)を特徴とし: (1) 各複合処理ゾーンZ−nが第1蒸気発生ゾーン(Z−F)n、吸収蒸気圧増 大ゾーン(Z−VPE)n及び第2蒸気凝縮ゾーン(Z−C)nを含む; (2) 各第1蒸気発生ゾーン(Z−F)nが第1システム水溶液を露出するために 液−蒸気界面エリアを与えるための及び/又は第1外部流体を輸送し第1外部流 体からシステム水溶液に熱を伝達するために熱交換管を与えるための手段を与え られている; (3) 各吸収蒸気圧増大ゾーン(Z−VPE)nが第1蒸気吸収ゾーン(Z−J)nと 第2蒸気発生ゾーン(Z−S)nにゾーンを分離する1組の垂直な熱伝導性壁を含 み、各壁が第1蒸気吸収ゾーン(Z−J)nに面する第1表面及び第2蒸気発生ゾ ーン(Z−S)nに面する第2表面を有する; (4) 各第2蒸気凝縮ゾーン(Z−S)nが第2外部流体に熱を伝達するための熱 伝導性管を与えられるか又はシステム水溶液と第2蒸気を接触するための液/蒸 気界面を与えられる、 下記(a)〜(d)の操作を行い: (a) 伝熱管を通って第1外部流体を導入して又は導入せずに第1蒸気発生ゾー ン(Z−F)1〜(Z−F)N中にシステム水溶液を導入する; (b) 定められた順序で第1蒸気吸収ゾーン(Z−J)1〜(Z−J)Nを通って吸収 溶液を移動し、垂直壁の第1表面上に吸収溶液の落下する薄膜を形成する; (c) 第2蒸気発生ゾーン(Z−S)1〜(Z−S)N中に水を導入し、垂直壁の第2 表面上に水の落下する薄膜を形成する; (d) 第2蒸気凝縮ゾーン(Z−C)1〜(Z−C)Nにおいて伝熱管と熱交換関係で 第2外部流体を通過させる、 下記(a)〜(d)の操作を引き起こし: (a) 連続的に低い圧力(PF)1,(PF)2,……,(PF)n,……,(PF)N の第1 蒸気V11,V22,……,Vnn,……,VNNが第1蒸気発生ゾーン(Z−F)1〜(Z −F)Nで形成される; (b) 第1蒸気がそれぞれ第1蒸気吸収ゾーン(Z−J)1〜(Z−J)Nの吸収溶液 に吸収される; −C)1〜(Z−C)Nで形成される; (d) 第2蒸気が(Z−C)1〜(Z−C)Nゾーンで凝縮される、 供給流体が第1蒸気の発生と関連して冷却され、第2蒸気の凝縮と関連して加 熱される装置。 10.水溶液が供給流体であり、しかも(Z−F)1〜(Z−F)Nの順序で第1蒸気 発生ゾーンで連続的にフラッシュ蒸発され、それによって連続的に冷却され、生 成冷却水溶液として最後の第1蒸気発生ゾーンから排出されるシステム水溶液で ある請求の範囲第9項記載の方法。 11.供給流体として使用される水溶液が水である請求の範囲第10項記載の方 法。 12.第2蒸気の間接接触凝縮に使用される外部流体が空気流れである請求の範 囲第10項記載の方法。 13.吸収溶液が(Z−J)Nから(Z−J)1への方向に連続的に第1蒸気吸収ゾー ンを通って移動される請求の範囲第10項記載の方法。 14.吸収溶液が(Z−J)1から(Z−J)Nへの方向に連続的に第1蒸気吸収ゾー ンを通って移動される請求の範囲第10項記載の方法。 15.濃い吸収溶液が最後の第1蒸気発生ゾーン(Z−F)N中に導入され、薄い 吸収溶液が中間ゾーン(Z−F)mまで後方に移動され、次いで(Z−F)1から(Z −F)m-1への方向に残りのゾーンを通って移動される請求の範囲第10項記載の 方法。 16.第1蒸気を発生する第1工程が空気流れ又は水流れから熱を受けることに よって第1蒸気発生ゾーン(Z−F)1〜(Z−F)Nで水を気化させることによって 達成され、供給流体が水溶液であり、直接接触凝縮によって第2蒸気を凝縮する 第3工程で使用されたシステム水溶液として使用され、供給水溶液がそれによっ て加熱される請求の範囲第10項記載の方法。 【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),AM,AU,BB,BG,BR,BY,C A,CN,CZ,EE,FI,GE,HU,IS,JP ,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LT,LV, MD,MG,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,R U,SG,SI,SK,TJ,TM,TT,UA,US ,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記(1)〜(3)の工程を含む、システム水の流れを冷却水の生成流れ (product stream)又は加熱水の生成流れに変えるための方法: (1) (a)低圧下で水をフラッシュ蒸発し、それによって第1低圧蒸気(内部水 蒸気として言及する)を発生し、冷却水を生成するか、又は(b)システム水を水 蒸気(内部水蒸気として言及する)と接触させ、それによって水蒸気を凝縮し、 加熱水を生成する、断熱液−蒸気相互作用に水流れを供する第1工程; (2) (a)環境に対して凝縮熱を拒絶することによって水蒸気(外部水蒸気とし て言及する)を凝縮するか、又は(b)環境から熱を受けることによって水蒸気( 外部水蒸気として言及する)を発生するために水を蒸発する、環境との熱相互作 用を行う第2工程; (3) (a)内部水蒸気を吸収溶液中に吸収し、熱伝導性壁を通して吸収熱を伝達 し、水を気化し、それによって外部水蒸気を発生するか(外部水蒸気の圧力は内 部水蒸気の圧力より実質的に高い)、又は(b)外部水蒸気を吸収溶液中に吸収し 、熱伝導性壁を通して吸収熱を伝達し、水を気化し、内部水蒸気を発生する(内 部水蒸気の圧力は外部水蒸気の圧力より実質的に高い)、吸収蒸気圧増大操作に 内部水蒸気及び外部水蒸気を供する第3工程。 2.生成流れが冷却水であり、下記(1)〜(3)を特徴とする請求項1記載 の方法: (1) 第1工程がフラッシュ蒸発操作であり、それによって内部水蒸気を発生す る; (2) 第3工程が内部水蒸気を吸収溶液中に吸収する工程及び吸収熱を利用して 外部水蒸気を発生する工程を含む; (3) 第2工程が環境に対して凝縮熱を拒絶することによる外部水蒸気の凝縮で ある。 3.生成流れが加熱水であり、下記(1)〜(3)を特徴とする請求項1記載 の方法: (1) 第2工程が環境から熱を受けることによる水の蒸発(気化)であり、それ によって外部水蒸気を発生する; (2) 第3工程が外部水蒸気を吸収溶液中に吸収する工程及び吸収熱を利用して 内部水蒸気を発生する工程を含む; (3) 第1工程がシステム水との内部水蒸気の断熱相互作用であり、それによっ て同時に内部水蒸気を凝縮し、システム水の温度を上昇する。 4.方法がZ−1〜Z−Nとして連続的に称される多数の圧力ゾーンで行われ 、下記(1)〜(4)を特徴とする請求項2記載の方法: (1) 各圧力ゾーンZ−nがフラッシュ蒸発ゾーンZ−En、蒸気圧増大ゾーン Z−VPEn及び蒸気凝縮ゾーンZ−Xnを含む; (2) 蒸気圧増大ゾーンZ−VPEnが内部水蒸気吸収ゾーンZ−Jn及び外部 水蒸気発生ゾーンZ−Snを含む; (3) システム水がZ−E1からZ−Enへの方向にZ−Enゾーンを通って連 続的に流れ、吸収溶液がZ−JnからZ−J1への方向にZ−Jnゾーンを通っ て連続的に流れる; (4) 所定の圧力ゾーンZ−Enで発生した内部水蒸気がZ−VPEnで行われ る蒸気圧増大操作に供されて外部水蒸気を発生し、外部水蒸気が熱相互作用ゾー ンZ−Xnで凝縮される。 5.外部水蒸気が戸外空気に対して熱を拒絶することによってZ−Xゾーンで 凝縮される請求項4記載の方法。 6.外部水蒸気が冷却水流れに対して熱を拒絶することによってZ−Xゾーン で凝縮される請求項4記載の方法。 7.外部水蒸気が蒸発冷却操作によって凝縮される請求項4記載の方法。 8.方法がZ−1〜Z−nとして連続的に称される多数の圧力ゾーンで行われ 、下記(1)〜(4)を特徴とする請求項3記載の方法: (1) 各圧力ゾーンZ−nが断熱液−蒸気相互作用ゾーンZ−En、蒸気圧増大 ゾーンZ−VPEn及び環境熱相互作用ゾーンZ−Xnを含む; (2) 蒸気圧増大ゾーンZ−VPEnが外部水蒸気吸収ゾーンZ−Jn及び内部 水蒸気発生ゾーンZ−Snを含む; (3) システム水がZ−E1からZ−Enへの方向にZ−Enゾーンを通って連 続的に流れ、吸収溶液がZ−JnからZ−J1への方向にZ−Jnゾーンを通っ て連続的に流れる; (4) 所定の圧力ゾーンZ−Xnで発生した外部水蒸気がZ−VPEnゾーンで 蒸気圧増大操作に供されて内部水蒸気を発生し、内部水蒸気がゾーンE−nでシ ステム水との断熱液−蒸気相互作用を行い、その中で凝縮し、システム水温度を 上昇する。 9.水が戸外空気から熱を受けることによってZ−Xゾーンで蒸発されて外部 水蒸気を発生する請求項8記載の方法。 10.水が水流れから熱を受けることによってZ−Xゾーンで蒸発されて外部水 蒸気を発生する請求項8記載の方法。 11.下記のものを含む、システム水の流れを冷却水の生成流れ又は加熱水の生 成流れに変えるための装置: (1) (a)低圧下でシステム水をフラッシュ蒸発し、それによって低圧内部水蒸 気を発生し、冷却水を生成するか、又は(b)システム水との直接接触熱相互作用 によって内部水蒸気を凝縮し、加熱水を生成する、内部水蒸気との直接接触相互 作用にシステム水をもたらすための液体−蒸気界面エリアを与えるための手段を 有する、Z−Eゾーンと称される断熱液−蒸気相互作用ゾーン; (2) 環境から熱を受けるための又は環境に対して熱を拒絶するための伝熱管を 与え、それによって(a)外部水蒸気を凝縮するか、又は(b)外部水蒸気を発生する 、Z−Xゾーンと称される環境熱相互作用ゾーン; (3) Z−Jゾーンと称される蒸気吸収ゾーン及びZ−Sゾーンと称される蒸気 発生ゾーンを含み、それによって(a)内部水蒸気を吸収し、外部水蒸気を発生す るか、又は(b)外部水蒸気を吸収し、内部水蒸気を発生する、Z−VPEゾーン と称される蒸気圧増大ゾーン。 12.生成流れが冷却水であり、下記(1)〜(3)を特徴とする請求項11記 載の装置: (1) システム水のフラッシュ蒸発がZ−Eゾーンで起こる; (2) 外部水蒸気の凝縮がZ−Xゾーンで起こる; (3) 内部水蒸気の吸収及び外部水蒸気の発生がZ−VPEゾーンで起こる。 13.生成流れが加熱水であり、下記(1)〜(3)を特徴とする請求項11記 載の装置: (1) システム水中への内部水蒸気の断熱凝縮がZ−Eゾーンで起こる; (2) 外部水蒸気の発生がZ−Xゾーンで起こる; (3) 外部水蒸気の吸収及び内部水蒸気の発生がZ−VPEゾーンで起こる。 14.装置がZ−1〜Z−Nとして連続的に称される多数の圧力ゾーンを含み、 下記(1)〜(4)を特徴とする請求項12記載の装置: (1)各圧力ゾーンZ−nがフラッシュ蒸発ゾーンZ−En、蒸気圧増大ゾーン Z−VPEn及び蒸気凝縮ゾーンZ−Xnを含む; (2) 蒸気圧増大ゾーンZ−VPEnが内部水蒸気吸収ゾーンZ−Jn及び外部 水蒸気発生ゾーンZ−Snを含む; (3) システム水がZ−E1からZ−Enへの方向にZ−Enゾーンを通って連 続的に流れ、吸収溶液がZ−JnからZ−J1への方向にZ−Jnゾーンを通っ て連続的に流れる; (4) 所定の圧力ゾーンZ−Enで発生した内部水蒸気がZ−VPEnで行われ る蒸気圧増大操作に供されて外部水蒸気を発生し、外部水蒸気が熱相互作用ゾー ンZ−Xnで凝縮される。 15.外部水蒸気が戸外空気に対して熱を拒絶することによってZ−Xゾーンで 凝縮される請求項14記載の装置。 16.外部水蒸気が冷却水流れに対して熱を拒絶することによってZ−Xゾーン で凝縮される請求項14記載の装置。 17.外部水蒸気が蒸発冷却操作によって凝縮される請求項14記載の装置。 18.方法がZ−1〜Z−nとして連続的に称される多数の圧力ゾーンを含み、 下記(1)〜(4)を特徴とする請求項13記載の装置: (1) 各圧力ゾーンZ−nが断熱液−蒸気相互作用ゾーンZ−En、蒸気圧増大 ゾーンZ−VPEn及び環境熱相互作用ゾーンZ−Xnを含む; (2) 蒸気圧増大ゾーンZ−VPEnが外部水蒸気吸収ゾーンZ−Jn及び内部 水蒸気発生ゾーンZ−Snを含む; (3) システム水がZ−E1からZ−Enへの方向にZ−Enゾーンを通って連 続的に流れ、吸収溶液がZ−JnからZ−J1への方向にZ−Jnゾーンを通っ て連続的に流れる; (4) 所定の圧力ゾーンZ−Xnで発生した外部水蒸気がZ−VPEnゾーンで 蒸気圧増大操作に供されて内部水蒸気を発生し、内部水蒸気がゾーンE−nでシ ステム水との断熱液−蒸気相互作用を行い、その中で凝縮し、システム水温度を 上昇する。 19.水が戸外空気から熱を受けることによってZ−Xゾーンで蒸発されて外部 水蒸気を発生する請求項18記載の装置。 20.水が水流れから熱を受けることによってZ−Xゾーンで蒸発されて外部水 蒸気を発生する請求項18記載の装置。
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