JPH11508826A - 接着テープで覆ったレーザ衝撃ピーニング - Google Patents

接着テープで覆ったレーザ衝撃ピーニング

Info

Publication number
JPH11508826A
JPH11508826A JP9539083A JP53908397A JPH11508826A JP H11508826 A JPH11508826 A JP H11508826A JP 9539083 A JP9539083 A JP 9539083A JP 53908397 A JP53908397 A JP 53908397A JP H11508826 A JPH11508826 A JP H11508826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser beam
laser
workpiece
tape
laser shock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9539083A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4187267B2 (ja
Inventor
マンナバ,シーサラメイアー
オーティス,エンジェル・ルイス,ジュニア
イートン,ロバート・レスリ
マックダニエル,アルバート・エヴァリット
ルージー,ジェフリー・デイヴィッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPH11508826A publication Critical patent/JPH11508826A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4187267B2 publication Critical patent/JP4187267B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D10/00Modifying the physical properties by methods other than heat treatment or deformation
    • C21D10/005Modifying the physical properties by methods other than heat treatment or deformation by laser shock processing
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D7/00Modifying the physical properties of iron or steel by deformation
    • C21D7/02Modifying the physical properties of iron or steel by deformation by cold working
    • C21D7/04Modifying the physical properties of iron or steel by deformation by cold working of the surface
    • C21D7/06Modifying the physical properties of iron or steel by deformation by cold working of the surface by shot-peening or the like
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S148/00Metal treatment
    • Y10S148/902Metal treatment having portions of differing metallurgical properties or characteristics
    • Y10S148/903Directly treated with high energy electromagnetic waves or particles, e.g. laser, electron beam

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 金属部品をレーザ衝撃ピーニングする方法が、削摩媒質を持つテープ、好ましくは削摩層の片側に接着剤層を持つ自己接着テープによって接着で覆われた部品のレーザ衝撃ピーニング面に対して、レーザ・ビームを発射するこの面の上に水のカーテンを流しながら、レーザを発射する。レーザ・ビームを連続的に発射しながら、部品とレーザ・ビームの間に連続的な移動を行わせ、この連続的な発射により、部品のレーザ衝撃ピーニング面に対して、比較的一定の期間の合間に反復的にパルスが発射される。削摩媒質を蒸発させるのに十分なエネルギを持つレーザ・ビームを使う事により、パルスが前記面上にレーザ・ビーム・スポットを形成すると共に、レーザ衝撃ピーニング過程によって加えられた、前記面から部品の中に入り込む深い圧縮残留応力を持つ領域を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】 接着テープで覆ったレーザ衝撃ピーニング 関連する特許出願 この出願は、継続中の米国特許出願通し番号第08/319,346号、発明 の名称「ターボ機械のレーザ衝撃ピーニング加工した回転子部品」、同第08/ 373,133号、発明の名称「レーザ衝撃ピーニング加工したガスタービン機 関のファン羽根の縁」、同第08/399,285号、発明の名称「レーザ衝撃 ピーニング加工したガスタービン機関の圧縮器の羽根の縁」、及び同第08/3 62,362号、発明の名称「走間レーザ衝撃ピーニング」と関連を有する。 発明の背景 発明の分野 この発明はガスタービン機関の部品のレーザ衝撃ピーニング、更に具体的に云 えば、レーザ衝撃ピーニングによって工作物に加えられた局在化した圧縮残留応 力を発生する削摩媒質を含むテープで工作物のレーザ衝撃ピーニング加工面を接 着して覆う事に関する。 関連技術の説明 レーザ衝撃ピーニング又はレーザ衝撃処理と呼ばれるのは、工作物の表面区域 をレーザ衝撃ピーニング加工する事によって加えられた深い圧縮残留応力を持つ 領域を作る過程である。典型的には、レーザ衝撃ピーニングは、高エネルギ・パ ルス型レーザからの多数の放射パルスを使って、米国特許第3,850,698 号、発明の名称「材料の性質の変更」、同第4,401,477号、発明の名称 「レーザ衝撃処理」及び同第5,131,957号、発明の名称「材料の性質」 に記載される方法と同様に、工作物の表面に衝撃波を発生する。この業界で云わ れる、そしてこの明細書で用いるレーザ・ピーニングは、レーザ・ビーム源から のレーザ・ビームを利用して、塗装した又は被覆した又は被覆しない表面の瞬時 的な削摩又は蒸発による爆発力を発生する事によって、表面の一部分に強い局在 化した圧縮力を発生する事を意味する。レーザ・ピーニングは、工作物の外側表 面に圧縮応力を加えた保護層を作る為に利用されてきたが、これは、米国特許第 4,937,421号、発明の名称「レーザ・ピーニング・システム及び方法」 に記載されているように、工作物の疲労破損に対する抵抗力をかなり強める事が 知られている。典型的には、こういう方法は、工作物の上に流す水のカーテンを 用いる。水のカーテンが閉込め媒質となって、この過程で発生された衝撃波を閉 込めると共に、それをレーザ衝撃ピーニング加工しようとする部品の材料のバル クに差向け、有益な圧縮残留応力を作り出す。この閉込め媒質は、この過程で発 生された破片並びに使われなかったレーザ・ビーム・エネルギを取去る為の担体 としても役立つ。水は、ND:YAGビームの波長に対して透明であって、生産 時に実現しやすいので、理想的な閉込め媒質である。レーザ衝撃ピーニング加工 する部品上の削摩媒質を持つ工作物の表面と水との間の隙間を略ゼロにして、水 のカーテンを連続的に接触した状態に保つ事が有用である事が判った。水のカー テンは1 mmより大きな深さに保たなければならない場合が多い。多くの表面 張力効果及び部品の形状の為、隙間を略ゼロにし、所望の深さを保つのが困難で 、その結果、期待されるLSP効果がなくなる。米国特許第13DV12153 、発明の名称「レーザ衝撃ピーニングの方法と装置」には、水の収容及び水のカ ーテンの性質を高める手段が記載されている。 レーザ衝撃ピーニングは、どんな生産技術もそうであるが、機械を用いるもの であり、時間がかかり、費用がかかる。従って、生産機械の量又は複雑さを少な くし、並びに/又は生産時間を短縮する技術があれば、どんな技術でも非常に望 ましい。この発明は、時間がかかる塗装及び塗料乾燥工程をそれほど時間のかか らないテープ貼り工程に置換えるものである。 この発明のレーザ衝撃ピーニングによって加えられた深い圧縮残留応力を持つ 領域は、米国特許第5,235,838号、発明の名称「形のずれた工作物の形 直し及び整流をする方法と装置」に記載されているように、レーザ・ビームを使 って工作物を局部的に加熱して硬化させる硬化作業によって誘起される、局部的 に区切られた圧縮残留応力を持つ工作物の表面層区域と混同してはならない。こ の発明は、高エネルギのパルス型レーザからの多数の放射パルスを使って、米国 特許第3,850,698号、発明の名称「材料の性質の変更」、同第4,40 1,477号、発明の名称「レーザ衝撃処理」及び同第5,131,957号、 発明の名称「材料の性質」に記載された方法と同様に、工作物の表面に衝撃波を 発生する。業界で理解され、この明細書で使われるレーザ・ピーニングとは、レ ーザ・ビーム源からのレーザ・ビームを利用して、表面の一部分に強い局在化し た圧縮力を発生する事を意味する。レーザ・ピーニングは、工作物の外側表面に 圧縮応力を加えた保護層を作る為に利用されてきており、これは、米国特許第4 ,937,421号、発明の名称「レーザ・ピーニング・システム及び方法」に 記載されているように、疲労破損に対する工作物の抵抗力をかなり高める事が判 っている。1つの問題は、レーザ衝撃ピーニング過程の製造コストが禁止的に高 い事である。この発明のレーザ衝撃ピーニング過程は、レーザ衝撃ピーニング加 工の為のコストを節約する方法となるように考案されている。 発明の要約 金属部品のレーザ衝撃ピーニング加工する方法が、削摩媒質を持つテープ、好 ましくは、削摩層の片側に接着剤層を持つ自己接着テープによって接着して覆わ れた部品のレーザ衝撃ピーニング用のテープを貼った面に対してレーザを発射す る。レーザ・ビームを発射した表面の上に水のカーテンを流す。特定の1つの方 法は、部品を連続的に移動させる事を含み、その間同時に不動のレーザ・ビーム を発射する。これによって部品の一部分の上に、比較的一定の期間をおいて反復 的にパルスが加えられる。削摩媒質を蒸発させるくらいのエネルギを持つレーザ ・ビームを使うと、パルスがレーザ・ビームによって表面にレーザ・ビーム・ス ポットを形成すると共に、レーザ衝撃ピーニング過程によって、レーザ衝撃ピー ニング加工された表面から部品の中に入込む、深い圧縮残留応力を持つ領域を形 成する。部品を直線的に移動して、全体的に等間隔で直線的に整合する中心点を 持つ少なくとも1列の重なり合う円形レーザ・ビーム・スポットを作る事が出来 るし、隣接した列のスポットが重なり合うような、全体的に等間隔で直線的に整 合した中心点を持つ重なり合う円形レーザ・ビーム・スポットの2つ以上の列を 作るように、部品を移動し、レーザ・ビームを発射する事が出来る。レーザ・ビ ームの発射及び部品の移動は、隣接した列にある隣接したスポットの中心点が、 中心点が直線的に整合する線に沿った方向に、全体的に、同じ量だけ互いにずれ るようにする事が出来る。レーザ発射の各々の順序で、新鮮なテープを使って、 こういう工程を繰返す事が出来る。 この発明の別の実施例では、レーザ衝撃ピーニング用のテープを貼った面が、 1組の順序を用いてレーザ衝撃ピーニング加工される。この時、表面の各々の順 序にテープを貼り、その後部品を連続的に移動すると共に、不動のレーザ・ビー ムをこの表面に対して連続的に発射し、この組の相異なる順序で、隣接するレー ザ・ショック・ピーニング加工した円形スポットが命中し、どの1つの順序でも 、レーザ・スポットが重ならないようにする。更に特定の実施例では、隣接する 列の隣接するスポットの中心点が、中心点が直線的に整合している線に沿った方 向に、全体的に同じ量だけ互いにずれるように、レーザ・ビームの発射及び部品 の移動を行う事が出来る。 利点 この発明の利点は数多くあり、コスト、時間、人力並びにレーザ衝撃ピーニン グの複雑さを引き下げる事を含む。この発明は、退屈でコストがかかり、時間の かかる塗装、塗り直し及び塗料乾燥工程をそれほど時間のかからないテープ貼り 工程に置換えるものである。更にこの発明は、塗装及び乾燥に要する機械と材料 をいらなくし、塗料乾燥工程を省略する事によって、この過程を一層速くする。 この発明によって得られる利点の中には、高い引張り及び振動応力の場の中で 動作するように設計された、羽根のようなガスタービン機関の部品の一部分の表 面をレーザ衝撃ピーニング加工するコスト効率の良い方法がある。これによって こういう部品は、ファン羽根の前縁及び後縁にある刻み目及び裂け目による疲労 破損に一層良く耐える事が出来ると共に、従来の構成のファン羽根よりも寿命が 延びる。この発明の別の利点は、ファン及び圧縮機の羽根及びその他の部品を、 コスト効率の良い方法で構成して、普通行われているように、前縁及び後縁に沿 った厚さを増加する事なく、商業的に受け入れられる寿命スパンを持つようにす る事が出来る事である。この発明は、費用のかかる設計のやり直しや、現在頻繁 に行われ又は必要とされているように、疑いのあるファン羽根の頻繁な交換を避 けながら、従来のガスタービン機関のファン羽根の安全で信頼性のある動作が得 られるように、低コストの方法を用いて、現存のファン及び圧縮機の羽根を改造 する為に有利に用いる事が出来る。 図面の簡単な説明 この発明の上記の面及びその他の特徴を、次に図面について説明する。図面で は、 第1図はこの発明の実施例の方法に従って処理されるファン羽根の斜視図であ る。 第2図は第1図の処理の済んだファン羽根の断面図である。 第3図はテープを貼ってレーザ衝撃ピーニング・システムに取付けた第1図の 羽根の簡略斜視図で、この発明の方法を例示している。 第3A図は、第3図の設定の部分的な断面図並びに部分的な略図である。 第4図は、第2図のファン羽根の前縁に沿ったレーザショックピーニング加工 した面上のレーザ衝撃ピーニング加工した円形スポットのパターンを示す略図で ある。 第5図は所定の順序内で重なり合う事のないレーザ衝撃ピーニング加工した円 形スポットの4つの順序を持つ特定のパターンの略図である。 発明の詳しい説明 第1図及び第2図には、この発明の1実施例によるレーザ衝撃ピーニングを行 う一例の航空機用ターボファン・ガスタービン機関のファン羽根8が略図で示さ れている。ファン羽根8が、羽根の台部36から羽根先端38まで半径方向外向 きに伸びるエーロフォイル34を有する。ファン羽根8が、台部36から根元部 分40の半径方向内側端37まで半径方向内向きに伸びる根元部分40を有する 。根元部分40の半径方向内側端37に羽根の根元42があり、これが羽根の軸 部44によって台部36に接続される。エーロフォイル34は、エーロフォイル の前縁LE及び後縁TEの間で弦方向に伸びる。エーロフォイル34の弦Cが、 第2図に示すように、羽根の各々の断面で、前縁LE及び後縁TEの間の線であ る。エーロフォイル34の圧力側46は、矢印Vで示す全体的な回転方向を向い ており、吸込み側48がエーロフォイルの反対側にあり、中心線MLが全体的に 弦方向で2つの面の大体中間に配置されている。 ファン羽根8が、羽根の台部36から羽根先端38までエーロフォイル34の 前縁LEに沿って伸びる前縁部分50を有する。前縁部分50が予定の第1の幅 W1を持っていて、前縁部分50は、エーロフォイル34の前縁に沿って起こり 得る刻み目52並びに裂け目を持っている。エーロフォイル34は、機関の運転 中に回転するファン羽根8によって発生される遠心力の為、かなりの引張り応力 の場にある。エーロフォイル34は、機関の運転中に発生される振動も受け、刻 み目52及び裂け目が高サイクル疲労応力の起こる場所となって、それらの周り に余分の応力集中を生じる。 刻み目及び裂け目に発生してそこから広がる恐れのあるひび割れ線に沿った羽 根の一部分の疲労破損に対抗する為、圧力側46及び吸い込み側48の少なくと も一方、好ましくは両方が、第2図にみられるように、レーザ衝撃ピーニング面 54とレーザ衝撃ピーニング(LSP)によって加えられ、レーザ衝撃ピーニン グ面からエーロフォイル34の中に入り込む深い圧縮残留応力を持つ、予め応力 が加えられた領域56とを有する。予め応力を加えられた領域56が、幅W1の 範囲全体まで、弦方向に前縁部分50と同長であって、幅W1の少なくとも一部 分に亘って合体するくらいに、エーロフォイル34の中に深く入っている事が好 ましい。予め応力を加えられた領域56が、前縁LEに沿って半径方向に前縁部 分50と同長である事が示されているが、これより短くても良い。 第3図及び第3A図には、この発明のレーザ衝撃ピーニング方法及び装置1に 従って、「走間に」レーザ衝撃ピーニング加工を行う為に、羽根を移動し且つ位 置決めする為に使われるロボット・アーム28に取付けられた羽根8が示されて いる。この発明を前縁部分50のレーザ衝撃ピーニングに使う場合を例示するが 、この発明の実施例では、図示のように、レーザ衝撃ピーニング面54が、接着 テープ層59によって覆われていて、重なり合うレーザ衝撃ピーニング加工され た円形スポット58を有する。従来のレーザ衝撃ピーニング過程では、レーザ衝 撃ピーニング面54は、レーザ衝撃ピーニングの各々の順序の前に塗装されてい る。然し、この発明では、レーザ衝撃ピーニング面54を少なくとも1つのテー プ層59で接着によって覆って、レーザ衝撃ピーニング用のテープ貼り面55を 作る。然し、この発明では、2つ以上の層を使う事も考えられ、それも特許請求 の範囲に含まれる。テープ59は良好な削摩媒質であると共に接着性媒質である べきである。テープ59が、第3A図に示すように、接着材料の接着層60と削 摩材料の削摩層61を持つ自己接着性である事が好ましい。削摩層の適当な材料 は、ビ ニル・プラスチック・フィルムのようなプラスチック及び箔を含む。テープ59 に対する適当な1つの供給源はスコッチ・ブランドNo.471のプラスチック ・フィルム・テープであり、これに厚さ約4ミルの黒色顔料入りのビニル・プラ スチックの支持体及び厚さ約1ミルのゴム接着層を設ける事が出来る。接着層を 持たないテープ59の形をした削摩媒質を、レーザ衝撃ピーニング面54に直接 的に適用した適当な接着材料と共に使う事が出来る。テープ59を衝撃ピーニン グ面59にこすりつけ又はその他の方法で圧接して、テープとレーザ衝撃ピーニ ング面の間に泡が残るのを除くべきである。テープは、この発明では、面54の 被覆と考えられる。ファン羽根8は、羽根の台部36から羽根先端38までエー ロフォイル34の後縁TEに沿って伸びる後縁部分70をも有する。後縁部分7 0は予定の第2の幅W2を持ち、第2図にみられるように、レーザ衝撃ピーニン グ面54,及びレーザ衝撃ピーニング(LSP)によって加えられ、レーザ衝撃 ピーニングが加えられた面からエーロフォイル34に入り込む深い圧縮残留応力 を持つ、予め応力が加えられた領域56を形成する事が望ましい。 閉込め手段は、給水管19の端にある給水ノズル20から供給された水21の ような澄明な流体のカーテンである。図に示すレーザ衝撃ピーニング装置1がレ ーザ・ビーム装置を含む。この装置は、発振器及び前置増幅器を持つ発生器31 と、予め増幅されたレーザ・ビームを、何れも夫々第1及び第2の増幅器30、 32を持つ2つのビームの光学伝送回路に供給するビーム分割器と、レーザ・ビ ーム2を伝送すると共に、レーザ衝撃ピーニング用のテープ貼り面55に集束す る光学素子を含む光学系35とを含む。制御装置24を使ってレーザ・ビーム装 置を変調すると共に、制御された形でレーザ・ビーム2をレーザ衝撃ピーニング 用のテープ貼り面55に発射する事が出来る。 予め圧縮応力が加えられた領域56でレーザ・ビームの衝撃によって誘起され た深い圧縮残留応力は、全般的に約50−150 KPSI(キロポンド/平方 吋)であって、レーザ衝撃ピーニング面54から、レーザ衝撃によって誘起され た圧縮残留応力が加えられた領域56の中に約20−50ミルの深さに入込んで いる。レーザ・ビーム衝撃によって誘起された深い圧縮残留応力は、レーザ衝撃 ピーニング用のテープ貼り面55に対して±数ミル以内の焦点外れの高エネルギ のレーザ・ビーム2を反復的に発射する事によって発生される。典型的には、レ ーザ・ビーム2は、ギガワット/cm2級程度の尖頭エネルギ密度を持ち、テー プ貼り面55の上に流される流水のカーテン21を介して発射される。削摩層が 削摩され、プラズマを発生し、その結果材料の表面に衝撃波が発生する。こうい う衝撃波が流水のカーテンによってテープ貼り面に差し向けられ、テープ貼り面 の下方にある材料内に進行衝撃波(圧力波)を発生する。こういう衝撃波の振幅 及び量が、圧縮応力の深さ及び強度を決定する。テープは、標的面を保護する為 並びにプラズマを発生する為に使われる。削摩されたテープ材料が流水のカーテ ンによって洗い流される。 第4図に示すように、レーザは逐次的に「走間に」発射して、レーザ衝撃ピー ニング用のテープ貼りした面55が、レーザ衝撃ピーニング用のテープ貼りした 面55で、1つより多くの順序の発射を受けるようにする事が出来る。この発明 の好ましい実施例の方法は、テープ貼りした面に対してレーザ・ビームを連続的 に発射しながら羽根を連続的に移動して、隣接したレーザ衝撃ピーニングを受け た円形スポットが異なる順序で命中するようにする事が出来る。然し、この代わ りに、ビームと面の間の相対的な移動が行われるならば、レーザ・ビームを移動 しても良い。 第4図及び第5図は、このような4つの順序S1乃至S4のレーザ衝撃ピーニ ングを受けた円形スポット58(円で示す)のパターンを示す。隣接していない レーザ衝撃ピーニングを受けた円形スポット58の対応する中心Xが列の中心線 62にあるという特徴を例示する為に、S1順序が実線の円で示され、これに対 して他の順序は破線の円で示されている。複数の順序のパターンがレーザ衝撃ピ ーニング用のテープ貼り面55の全体を覆っている。レーザ衝撃ピーニングを受 けた円形スポット58は、重なり合うレーザ衝撃ピーニングを受けた円形スポッ トの列64内で直径Dを持っている。このパターンは、レーザ衝撃ピーニング用 のテープ貼り面55上の重なり合う衝撃ピーニングを受けた円形スポットの多数 の重なり合う列64であって良い。第1の重なりは、所定の列内の隣接したレー ザ衝撃ピーニングを受けた円形スポット58の間にあり、全体的に、隣接したレ ーザ衝撃ピーニングを受けた円形スポット58の中心Xの間の第1のずれO1に よって定められ、直径Dの約30%−50%又はそれ以上に亘って変わり得る。 第2の重なりは、隣接する列内の隣接するレーザ衝撃ピーニングを受けた円形ス ポット58間にあり、隣接する列の中心線62の間の第2のずれO2によって全 般的に限定され、レーザ・ビームの用途と強度又はなだらかさに応じて、直径D の約30%−50%に亘って変わり得る。第3の重なりは、隣接した列64にあ る隣接したレーザ衝撃ピーニングを受けた円形スポット58の中心Xの間の直線 的なずれO3の形であって、特定の用途に応じて、直径Dの約30%−50%に 亘って変わり得る。 この方法は、エーロフォイルの表面には目立った影響又は損傷が全くなしに、 未使用又は未使用に近いテープだけが削摩されるように設計されている。これは 、羽根の動作に望ましくない空気力学的な影響を他の形で起こすかもしれないよ うな、レーザによる小さな汚点又は再溶解部でも出来ないようにする為である。 パターン全体を覆うにはいくつかの順序が必要になる事があり、レーザ発射の各 々の順序の合間にレーザ衝撃ピーニング面54のテープの貼り直しが行われる。 各々の順序を発射するレーザは、いくつかのレーザ発射又はパルスを持ち、発射 の間にはよく「レップ」と呼ばれる期間を置く。レップの間、次のパルスが次の レーザ衝撃ピーニングを受ける円形スポット58の場所で発生するように、部品 を移動する。部品を連続的に移動すると共に、レーザ・ビームのパルス又は発射 の時に適切な場所にあるようにタイミングを計るのが好ましい。各々の順序の1 回又は更に多くの繰返しを使って、各々のレーザ衝撃ピーニングを受ける円形ス ポット58に1回よりも多く命中させる事が出来る。これによって、各々の発射 又はレーザ・パルスに一層少ないレーザ・エネルギを使う事が出来る。 この発明の1例は、長さ約11吋のエーロフォイル、約3.5吋の弦C、及び 前縁LEに沿って長さ約2吋のレーザ衝撃ピーニング面を持つファン羽根8であ る。レーザ衝撃ピーニング面54の幅(W1)は約0.5吋である。前縁LEに 最も近い第1列64のレーザ衝撃ピーニングを受ける円形スポット58は、レー ザ・スポットの直径Dの約20%、即ち、約0.27吋だけ、前縁の先に延びて おり、こうして、前縁から約0.54吋伸びる、レーザ衝撃ピーニング面54の 下方の予め応力が加えられる領域56に深い圧縮残留応力を加える。連続的なレ ーザ発射の4つの順序及び羽根の移動を使う。レーザのレップの間の発射が、削 摩されていないテープを貼った面上にあるスポット58に対してなされ、これは 各々の順序の合間にテープの貼り直しを必要とする。各々のスポット58に3回 命中し、その為、レーザ衝撃ピーニング面54の合計12回のテープ貼り及び貼 り直しに対し、4回の順序を3組使う。 第5図には、この発明によるレーザ衝撃ピーニング過程の別の実施例が示され ている。この過程は、5列のレーザ衝撃ピーニングを受けるスポットを使い、レ ーザ衝撃ピーニング面54の区域全体をS1、S2、S3及びS4で表す4つの 順序でカバーする事により、ファン羽根の前縁の全部又は一部分をレーザ衝撃ピ ーニングする為に使う事が出来る。レーザ衝撃ピーニング過程が最初の順序から 開始される。この順序では、羽根を連続的に移動し、レーザ・ビームを連続的に 発射し又はパルス駆動する間に、順序1で、4つ毎のスポットがレーザ衝撃ピー ニングを受ける。部品はS1のような所定の順序で、隣接したレーザ衝撃ピーニ ングを受けるスポットの間を移動するように調時される。このタイミングは、羽 根に対する連続的なレーザ発射のパルスの間のレップと一致する。5列全部の重 なり合うレーザ衝撃ピーニングを受ける円形スポット58は、或る距離だけ隔た った各々の順序のスポットを含んでおり、この為レーザ衝撃ピーニングを受ける 同じ順序の他の円形スポットは、その周りのテープに影響しない。順序1の前に 最初のテープ貼りが行われるが、この順序1が、図4では完全な円で示されてお り、これに対して順序S2、S3及びS4などにおける他のレーザ衝撃ピーニン グを受けるスポットは、破線、一点鎖線及び二点鎖線で示されている。順序S1 及び順序S2の間のように、次の順序の前に、レーザ衝撃ピーニングを加えよう とするレーザ衝撃ピーニング面54の区域全体にテープを貼り直す。このように テープを貼り直す手順により、レーザ衝撃ピーニング面の裸の金属に直接的にレ ーザ・ビームが命中する事が避けられる。列の間及び隣接するスポットの間の間 隔が約30%で、5列の区域をカバーする場合、1回のテープ貼り及び3回のテ ープの貼り直しが必要になり、この為実際には部品は合計4回テープ貼りが行わ れ、これは、その代わりに用いられていた塗装及び塗り直しよりも、人力及び機 械を使う事が一層少なく、一層速くなる。ファン羽根のような所定の部品を2列 乃至5列でレーザ衝撃ピーニングする事が望ましい事が判った。更に、各々のス ポット58を3回又は更に大きな回数だけレーザ衝撃ピーニングする事が望まし い事が判った。各々のスポット58に3回命中するとすると、合計12回のテー プ貼り、即ち、1回のテープ貼りと11回のテープの貼り直しが、順序S1−S 4の3組に対して必要になる。 この発明の好ましい実施例を、その考えを説明する為に詳しく説明したが、請 求の範囲に定められたこの発明の範囲を逸脱せずに、好ましい実施例に種々の変 更を加える事が出来る事を承知されたい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イートン,ロバート・レスリ アメリカ合衆国、45241、オハイオ州、シ ンシナティ、ベニントン・ドライブ、9965 番 (72)発明者 マックダニエル,アルバート・エヴァリッ ト アメリカ合衆国、45242、オハイオ州、シ ンシナティ、クーパーメドウ・レーン、 13055番 (72)発明者 ルージー,ジェフリー・デイヴィッド アメリカ合衆国、45215、オハイオ州、シ ンシナティ、レインボウ・リッジ、、216 番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.金属工作物をレーザ衝撃ピーニングする方法に於て、 削摩媒質を持つテープを用いて、工作物のレーザ衝撃ピーニング面を接着によ って覆う事により、テープを貼った面を形成し、 レーザ・ビーム及び金属工作物の間で連続的な移動を行わせる間、工作物のテ ープを貼った面に対して、比較的一定の期間の合間に反復的にパルスを発生する レーザ・ビームを連続的に発射し、 前記パルスを用いて、テープの削摩媒質を蒸発させるのに十分なエネルギを持 つレーザ・ビームを発射して、テープ上にレーザ・ビーム・スポットを形成する と共に、工作物内に、当該領域がレーザ衝撃ピーニング面から工作物の中に入込 むようなレーザ・ビーム・パルスによって加えられた深い圧縮残留応力を持つ領 域を形成し、 その上にレーザ・ビームを発射するテープの上に流体カーテンを流して、相対 的な移動が行われる間、重なり合うレーザ・ビーム・スポットのパターンを形成 する工程を含む方法。 2.更に、請求項1記載の方法を用いて、工作物の両側を同時にレーザ衝撃ピ ーニングする事を含む請求項1記載の方法。 3.工作物を直線的に移動すると共に、レーザ・ビームを不動に保って、全体 的に等間隔の直線上で整合する中心点を持つ1列の重なり合う円形レーザ・ビー ム・スポットを発生する請求項1記載の方法。 4.工作物を移動すると共にレーザ・ビームを発射して、隣接する列のスポッ トが重なり合うような、全体的に等間隔の直線上で整合する中心点を持つ2列以 上の重なり合う円形レーザ・ビーム・スポットを発生する請求項3記載の方法。 5.レーザ・ビームを発射すると共に工作物を移動して、隣接する列にある隣 接するスポットの中心点が、中心点が直線上で整合する線に沿った方向で全体的 に同じ分だけ互いにずれるようにする請求項4記載の方法。 6.1組の順序を用いて、レーザ衝撃ピーニング面をレーザ衝撃ピーニングし 、各々の順序は深い圧縮残留応力を持つ領域を形成する衝撃波が発生されるよう なプラズマを発生するのに適したテープを用いて、前記面にテープを貼り、その 後、 連続的に工作物を移動させると共に不動のレーザ・ビームを前記面に連続的に発 射して、前記組の相異なる順序で、隣接するレーザ衝撃ピーニングを受ける円形 スポットに命中させるようにする工程を含む請求項4記載の方法。 7.レーザ・ビームを発射すると共に工作物を移動して、隣接する列にある隣 接したスポットの中心点が、該中心点が直線上で整合する線に沿った方向に全体 的に同じ分だけ互いにずれるようにする請求項6記載の方法。 8.更に、複数個の前記順序を用い、略各々のスポットに、前記複数個の内の 相異なる順序では1回より多く命中すると共に、任意の順序では1回だけ命中す るようにする請求項7記載の方法。 9.前記テープが、削摩媒質を含む削摩層の片側に接着剤層を持つ接着テープ である請求項1記載の方法。 10.前記面の一部分が前記接着テープの1つより多くの層で覆われている請 求項1記載の方法。 11.前記接着テープがプラスチック・テープである請求項1記載の方法。 12.前記流体が澄明である請求項1記載の方法。 13.前記澄明な流体が水である請求項12記載の方法。 14.金属工作物をレーザ衝撃ピーニングする方法に於て、 工作物の表面部分に接着性支持体を接着する事により、接着性支持体を持つ金 属箔で工作物の表面部分を覆い、 金属工作物を連続的に移動しながら工作物のテープを貼った面に対して比較的 一定の期間の合間に反復的にパルスを発射する不動のレーザ・ビームを連続的に 発射し、 前記パルスを用いて金属箔を蒸発させるのに十分なエネルギを持つレーザ・ビ ームを発射して、該箔上にレーザ・ビーム・スポットを形成すると共に、工作物 に、レーザ・ビームのパルス発射によって加えられた深い圧縮残留応力を持つ領 域を形成して、該領域がレーザ衝撃ピーニング面から工作物の中に入込むように し、 それに対して前記レーザ・ビームを発射する箔の上に流体カーテンを流して、 相対的な移動が行われる間、重なり合うレーザ・ビーム・スポットのパターンを 形成する工程を含む方法。
JP53908397A 1996-04-26 1997-04-25 金属工作物をレーザ衝撃ピーニングする方法 Expired - Fee Related JP4187267B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/638,623 1996-04-26
US08/638,623 US5674329A (en) 1996-04-26 1996-04-26 Adhesive tape covered laser shock peening
PCT/US1997/007019 WO1997041267A1 (en) 1996-04-26 1997-04-25 Adhesive tape covered laser shock peening

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11508826A true JPH11508826A (ja) 1999-08-03
JP4187267B2 JP4187267B2 (ja) 2008-11-26

Family

ID=24560784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53908397A Expired - Fee Related JP4187267B2 (ja) 1996-04-26 1997-04-25 金属工作物をレーザ衝撃ピーニングする方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5674329A (ja)
EP (1) EP0835328B1 (ja)
JP (1) JP4187267B2 (ja)
KR (1) KR100525998B1 (ja)
DE (1) DE69714677T2 (ja)
IL (1) IL122566A (ja)
WO (1) WO1997041267A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005124386A (ja) * 2003-09-22 2005-05-12 Nissan Motor Co Ltd 低鉄損の電磁鋼板を使用するロータ、ロータ製造方法およびレーザピーニング方法並びにレーザピーニング装置
JP2006075902A (ja) * 2004-07-09 2006-03-23 General Electric Co <Ge> 連続動作レーザショックピーニング
JP2007300093A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 General Electric Co <Ge> Lspのオンザフライエネルギー変更
US9504692B2 (en) 2011-08-02 2016-11-29 Helmholtz Zentrum Munchen, Deutsches Forschungszentrum Fur Gesundheit Und Umwelt (Gmbh) Selective inhibition of MALT1 protease by phenothiazine derivatives

Families Citing this family (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6005219A (en) * 1997-12-18 1999-12-21 General Electric Company Ripstop laser shock peening
US6130400A (en) * 1998-06-26 2000-10-10 General Electric Company Ballistic momentum apparatus and method for monitoring and controlling laser shock peening
US5951790A (en) * 1998-06-26 1999-09-14 General Electric Company Method of monitoring and controlling laser shock peening using an in plane deflection test coupon
US6183882B1 (en) 1998-06-29 2001-02-06 General Electric Company In plane deflection coupon for monitoring and controlling of laser shock peening
US6094260A (en) * 1998-08-12 2000-07-25 General Electric Company Holographic interferometry for monitoring and controlling laser shock peening
DE19839181A1 (de) * 1998-08-28 2000-03-02 Bayerische Motoren Werke Ag Verfahren zur Randschicht-Verfestigung eines metallenen Bauteiles mittels eines gepulsten Lasers
US6200689B1 (en) * 1998-10-14 2001-03-13 General Electric Company Laser shock peened gas turbine engine seal teeth
US5948293A (en) * 1998-12-03 1999-09-07 General Electric Company Laser shock peening quality assurance by volumetric analysis of laser shock peened dimple
US6155789A (en) * 1999-04-06 2000-12-05 General Electric Company Gas turbine engine airfoil damper and method for production
US6670578B2 (en) 1999-07-19 2003-12-30 The Regents Of The University Of California Pre-loading of components during laser peenforming
PL195102B1 (pl) * 1999-07-19 2007-08-31 Univ California Sposób formowania kształtów i konturów w metalowym przedmiocie i układ do formowania kształtów i konturów w metalowym przedmiocie
US6075593A (en) * 1999-08-03 2000-06-13 General Electric Company Method for monitoring and controlling laser shock peening using temporal light spectrum analysis
US6296448B1 (en) 1999-09-30 2001-10-02 General Electric Company Simultaneous offset dual sided laser shock peening
US6479790B1 (en) * 2000-01-31 2002-11-12 General Electric Company Dual laser shock peening
US6423935B1 (en) 2000-02-18 2002-07-23 The Regents Of The University Of California Identification marking by means of laser peening
US6341936B1 (en) * 2000-04-21 2002-01-29 General Electric Company FOD inspection of laser shock peened gas turbine engine airfoils
US6677037B1 (en) * 2000-09-13 2004-01-13 General Electric Company Laser shock peening tape, method and article
US6657160B2 (en) 2001-01-25 2003-12-02 The Regents Of The University Of California Laser peening of components of thin cross-section
US6541733B1 (en) 2001-01-29 2003-04-01 General Electric Company Laser shock peening integrally bladed rotor blade edges
US6500269B2 (en) 2001-01-29 2002-12-31 General Electric Company Method of cleaning turbine component using laser shock peening
US6558485B2 (en) 2001-08-13 2003-05-06 General Electric Company Laser shock peening with an explosive coating
US6570125B2 (en) 2001-08-31 2003-05-27 General Electric Company Simultaneous offset dual sided laser shock peening with oblique angle laser beams
US6570126B2 (en) 2001-08-31 2003-05-27 General Electric Company Simultaneous offset dual sided laser shock peening using low energy laser beams
US6629464B2 (en) 2001-10-03 2003-10-07 Ui Won Suh Laser shock peening quality assurance by acoustic analysis
US6559415B1 (en) * 2002-07-12 2003-05-06 General Electric Company Single sided laser shock peening
US7180918B2 (en) * 2003-05-16 2007-02-20 Metal Improvement Company, Llc Self-seeded single-frequency solid-state ring laser and system using same
US6914215B2 (en) * 2003-06-27 2005-07-05 General Electric Company Real time laser shock peening quality assurance by natural frequency analysis
US6917012B2 (en) * 2003-07-03 2005-07-12 General Electric Company Reducing electromagnetic feedback during laser shock peening
US6900409B2 (en) * 2003-08-22 2005-05-31 General Electric Company Single head laser high throughput laser shock peening
US7291805B2 (en) * 2003-10-30 2007-11-06 The Regents Of The University Of California Target isolation system, high power laser and laser peening method and system using same
US7209500B2 (en) * 2003-10-30 2007-04-24 Metal Improvement Company, Llc Stimulated Brillouin scattering mirror system, high power laser and laser peening method and system using same
US7110171B2 (en) * 2003-10-30 2006-09-19 Metal Improvement Company, Llc Relay telescope including baffle, and high power laser amplifier utilizing the same
ATE498928T1 (de) * 2003-10-30 2011-03-15 Metal Improvement Company Llc Relay teleskop, laserverstärker, und laserschockbestrahlungsverfahren und dessen vorrichtung
US7851725B2 (en) 2004-11-17 2010-12-14 Metal Improvement Company Llc Active beam delivery system with image relay
US7750266B2 (en) * 2004-11-17 2010-07-06 Metal Improvement Company Llc Active beam delivery system for laser peening and laser peening method
US7718921B2 (en) * 2004-11-17 2010-05-18 Metal Improvement Company Llc Active beam delivery system with variable optical path segment through air
US7304266B2 (en) 2004-12-09 2007-12-04 General Electric Company Laser shock peening coating with entrapped confinement medium
US7204677B2 (en) 2005-06-30 2007-04-17 General Electric Company Countering laser shock peening induced blade twist
US7217102B2 (en) * 2005-06-30 2007-05-15 General Electric Campany Countering laser shock peening induced airfoil twist using shot peening
US7906746B2 (en) * 2005-11-30 2011-03-15 General Electric Company Laser shock peening system with time-of-flight monitoring
US7960671B2 (en) * 2005-12-20 2011-06-14 Metal Improvement Company Llc Laser shock processing with momentum trap
US7736450B2 (en) * 2006-09-29 2010-06-15 General Electric Company Varying fluence as a function of thickness during laser shock peening
US20080241546A1 (en) 2007-03-30 2008-10-02 General Electric Company Machining features in laser shock peened regions
US7735350B2 (en) * 2008-09-29 2010-06-15 General Electric Co. Measuring intensity of shot peening in areas with difficult accessibility
US10072971B2 (en) 2010-04-16 2018-09-11 Metal Improvement Company, Llc Flexible beam delivery system for high power laser systems
GB201204752D0 (en) * 2012-03-19 2012-05-02 Bae Systems Plc Additive layer manufacturing
WO2014028599A1 (en) 2012-08-14 2014-02-20 Guo Yuebin A biodegradable medical device having an adjustable degradation rate and methods of making the same
JP7118051B2 (ja) * 2016-09-23 2022-08-15 タタ、スティール、ネダーランド、テクノロジー、ベスローテン、フェンノートシャップ 移動する鋼ストリップの液体利用レーザーテクスチャリング方法及び装置
WO2020072512A1 (en) * 2018-10-01 2020-04-09 Lsp Technologies, Inc. Systems, methods and apparatuses for launching laser beams into multiple fibers and/or combining beams
CN114990323B (zh) * 2022-04-21 2023-10-31 河南机电职业学院 磁水双约束脉冲激光冲击强化方法及系统
CN116732313B (zh) * 2023-06-25 2024-08-09 成都飞机工业(集团)有限责任公司 零件过渡圆角激光强化包覆结构、包覆工具及包覆方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3566662A (en) * 1969-04-28 1971-03-02 Boeing Co Coldworking method and apparatus
US3850698A (en) * 1972-06-23 1974-11-26 Ind Materials Ltd Altering material properties
US4002403A (en) * 1973-10-11 1977-01-11 Battelle Memorial Institute Suppressing superradiance
US4060769A (en) * 1974-09-20 1977-11-29 Battelle Memorial Institute Directing radiation
US4426867A (en) * 1981-09-10 1984-01-24 United Technologies Corporation Method of peening airfoils and thin edged workpieces
US4454740A (en) * 1981-09-10 1984-06-19 United Technologies Corporation Method for simultaneous peening and smoothing
EP0085278A1 (en) * 1982-01-28 1983-08-10 Battelle Development Corporation Split beam method of altering material properties
US4401477A (en) * 1982-05-17 1983-08-30 Battelle Development Corporation Laser shock processing
US4557033A (en) * 1983-07-11 1985-12-10 Fatigue Technology, Inc. Method of cold expanding and sizing fastener holes
US4861407A (en) * 1985-06-18 1989-08-29 The Dow Chemical Company Method for adhesive bonding articles via pretreatment with energy beams
US4934170A (en) * 1989-02-16 1990-06-19 Fatigue Technology, Incorporated Fatigue life enhancement of noncircular openings
US4937421A (en) * 1989-07-03 1990-06-26 General Electric Company Laser peening system and method
ES2075435T3 (es) * 1990-01-11 1995-10-01 Battelle Memorial Institute Mejora de las propiedades de los materiales.
GB2257163B (en) * 1991-07-02 1995-04-05 Res & Dev Min Def Gov In A process for improving fatigue crack growth resistance
US5409415A (en) * 1992-07-02 1995-04-25 Nikkato Corp. Shot method
EP0964067B1 (en) * 1993-12-07 2002-09-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Laser shock processing method utilizing light absorbing material film

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005124386A (ja) * 2003-09-22 2005-05-12 Nissan Motor Co Ltd 低鉄損の電磁鋼板を使用するロータ、ロータ製造方法およびレーザピーニング方法並びにレーザピーニング装置
JP2006075902A (ja) * 2004-07-09 2006-03-23 General Electric Co <Ge> 連続動作レーザショックピーニング
JP2007300093A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 General Electric Co <Ge> Lspのオンザフライエネルギー変更
US9504692B2 (en) 2011-08-02 2016-11-29 Helmholtz Zentrum Munchen, Deutsches Forschungszentrum Fur Gesundheit Und Umwelt (Gmbh) Selective inhibition of MALT1 protease by phenothiazine derivatives

Also Published As

Publication number Publication date
DE69714677T2 (de) 2003-04-24
WO1997041267A1 (en) 1997-11-06
EP0835328B1 (en) 2002-08-14
KR19990028391A (ko) 1999-04-15
US5674329A (en) 1997-10-07
IL122566A (en) 2000-10-31
DE69714677D1 (de) 2002-09-19
KR100525998B1 (ko) 2006-02-28
JP4187267B2 (ja) 2008-11-26
EP0835328A1 (en) 1998-04-15
IL122566A0 (en) 1998-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11508826A (ja) 接着テープで覆ったレーザ衝撃ピーニング
JPH11509782A (ja) 接着テープで覆った乾式レーザ衝撃ピーニング
EP0933438B1 (en) Laser shock peening using low energy laser
US5744781A (en) Method and apparatus for laser shock peening
JP4815202B2 (ja) レーザ衝撃ピーニング方法およびその方法に用いるコーティングならびにその方法で作られた物品
CN1091675C (zh) 金属制品及用激光震动喷丸工艺加工硬金属制品的方法
US6541733B1 (en) Laser shock peening integrally bladed rotor blade edges
JP2000274259A (ja) レーザーショック加工されたガスタービンエンジンシール歯
US6159619A (en) Ripstop laser shock peening
US6570125B2 (en) Simultaneous offset dual sided laser shock peening with oblique angle laser beams
US6551064B1 (en) Laser shock peened gas turbine engine intermetallic parts
JP4656735B2 (ja) デュアルレーザ衝撃ピーニング
US6558485B2 (en) Laser shock peening with an explosive coating
EP1380657B1 (en) Single sided laser shock peening

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060808

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20061107

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20061225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070814

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071113

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080213

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20080213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080819

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees