JPH11508155A - 携帯用の針の破壊装置 - Google Patents

携帯用の針の破壊装置

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JPH11508155A JP8536617A JP53661796A JPH11508155A JP H11508155 A JPH11508155 A JP H11508155A JP 8536617 A JP8536617 A JP 8536617A JP 53661796 A JP53661796 A JP 53661796A JP H11508155 A JPH11508155 A JP H11508155A
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ロバート・エム・ホール
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Abstract

(57)【要約】 電気アークにより針を破壊する携帯用の装置が開示される。該携帯用装置は、バッテリパック(12)と、電流を増大させるコンデンサ(142)又はエネルギ貯蔵回路(20)とを使用する。該装置は、電極(44、46)の間の空隙を調節する手段(102)を備えている。また、該装置はファン(32)と、殺菌剤が注入されたフィルタ(82)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 携帯用の針の破壊装置 本発明は、使用済みの皮下注射針を安全に且つ効率的に破壊する、改良された 装置に関する。 発明の背景 使用済みの皮下注射針は、HIV、B型肝炎ウイルス、又はその他の感染性病 原体を保持する血液のような危険性のある物質の残留物を含むことが多い。針の 鋭い先端は、その針を処分しようとする人間の皮膚を突き剌す可能性があるため 、これらの針を破壊する装置が多数、利用可能である。かかる装置の一部は、針 を破壊する電流を発生させる焼却装置と、針及び注射器のハウジングを潰し且つ 破砕する破砕装置とを利用し、又は焼却及び破砕の双方を組み合わせた装置を利 用する。 例えば、コール(Kohl)その他に対する米国特許第5,076,178号には、針の焼 却装置が開示されている。破壊すべき針を挿入すると、搬送ユニットが押され、 この搬送ユニットは、電源装置に接続されて該搬送ユニットを通じて且つ針の内 部に高圧の電流を送る。しかしながら、「操作者が1回の操作にて異常に長い針 の全長を焼却しようとして、電力の限界値を超えることがないようにするため、 搬送部分の動きは、制限されている」。コールその他に対する上記米国特許によ り開示された装置と同様に、チャンク・ランク(Ch'ing-L'ung)に対する米国特 許第4,628,169号に記載されたようなその他の装置は、確実に針を破壊し得るよ うにユーザが慎重に針を装置内に入れることを必要とする。同様に、スピネロ( Spinello)に対する米国特許第4,877,934号には、選択随意的な再充電型バッテ リを通じて「自動給電される」装置が開示されており、この装置は、焼却電流で 針を破壊し得るようにするため、ユーザが、針を短い長さだけ順次装置内に入れ ることを必要とする。このように、スピネロ、又はチャンク・ランクの装置を使 用する場合、慌てた又は不注意なユーザが針の一部しか破壊せずに、危険な「折 れ残り」が生じる可能性がある。 かかる慎重な送り込みは、針には各種寸法のものがあることによって一層、面 倒なものとなる。過大な針を破壊しようとするならば、破壊装置は、針を完全に 破壊するのに十分な電流を発生せず、又は、破壊に長時間かかる。同様に、過小 な針を破壊しようとするならば、焼却装置型の破壊装置の電極は、非常に隔たっ た位置にあるため、針は、その電極の間の回路を接続することができない。更に 、装置を連続的に使用するならば、電極は更に摩耗し、電極を更に分離させ、又 は、針を破壊する間に形成された「スラグ」が電極に被覆された状態となる。こ のように、電流は電極から針の内部に流れず、又は間欠的にしか流れず、このた め、針の全体、又はその一部が破壊されずに残る。 更に、針を十分に破壊したとしても、破壊装置内に残る針、又は注射器からの 材料が多少、残留する可能性がある。このため、ハシモト(Hashimoto)に対す る米国特許第4,961,541号には、「押し潰し工程中に注射器に殺菌剤を噴霧する ことができる」と記載されている。しかしながら、注射器の各々に噴霧すること は時間がかかり、その他の急な仕事のため忘れることも多い。また、針を破壊す る間に、空気中の排出物を除去する手段は何も無い。適正に注意せず且つ/又は 十分に迅速な破壊方法でないならば、中空の針の破壊過程前、破壊中、又は破壊 後に、空気中の病原体がその中空の針から分離する可能性がある。 更に、上述した装置の各々に対して、ユーザは、当然に、破壊装置まで針を持 っていかなければならない。この作業は、針が破壊される前に、医療従事者等が 誤って針を自分自身に突き刺す危険性を増す。ウォレス(Wallace)その他に対 する米国特許第5,046,669号は、破壊するために、使用済みの皮下注射針を回収 することには、顕著な問題点が伴うことを認識している。従って、上記ウォレス その他に対する米国特許は、その双方が針を壊して破片にし、また、プラスチッ ク製の注射器ハウジングを溶融させる、回収装置、及び中央位置に配置された処 理装置を提供する。 しかしながら、例えば、医療機関から遠方にある、採血が為され又はワクチン 注射が行われる場所に運ぶことができ、又は、看護婦又は通常の規則的な巡回人 により、より大型の医療機関内で運ぶことのできる、コンパクトで携帯用の装置 を有することが望まれる。しかしながら、針を増分的に破壊するだけであり、空 気中の排出物を解消し得るようには思えない「自動給電式」のスピネロの装置以 外、真にコンパクトで且つ低廉な携帯用の針の破壊装置で利用可能なものは皆無 である。多数の破壊装置は、例えば、装置を主電源に接続する大型の変圧器、又 は装置を作動させるセンサのような各種の「ベル及びホイッスル」が取り付けら れており、これらは、複雑さ及びコストを増大させる。処分前にその針を完全に 破壊することのみを望む多くのユーザにとって、かかる複雑さは全く不要である 。かかるユーザの例は、共に極めて小型で且つ細い管を利用する糖尿病患者及び 歯科医である。こうした人達は、使用済みの針を適正に処分することを望むが、 過度に複雑な破壊装置の不経済性は、このような適正に処分する気を失わせる。 発明の概要 本発明は、いろいろな場所にて各種の位置にて使用することができ、電源を内 蔵し、各種長さ及び寸法の針を一回のステップにて完全に破壊し、病原体及び汚 染物質を滅菌処理し且つ/又はそれらが逃げるのを防止する、携帯用の装置を提 供することにより、上述した問題点を解決するものである。更に、本発明の一つ の実施の形態は、糖尿病患者又は歯科医が使用するような小型の針を瞬間的に且 つ完全に破壊することのできる簡単で且つ低廉な針の破壊装置を提供する。 簡単に説明すると、本発明は、交換可能又は再充電可能なバッテリのような電 源と、この装置に対して各種寸法の針を使用することを許容し得るように、2つ の電極の間に空隙を形成するために使用される可調節ダイアルと、微粒子、又は 空気中の病原体が装置から逃げるのを防止する、殺菌剤が注入されたフィルタと が設けられた携帯用の針破壊装置である。このバッテリは、再充電可能である。 しかしながら、1つの電極に直接、接続するのではなくて、このバッテリは、誘 導子、コンデンサ又はサイリスタ回路のようなエネルギ貯蔵装置に接続すること ができる。この貯蔵装置は、バッテリによって充電され、針を挿入して、電極間 の空隙を横断するように短絡を生じさせるとき、放出すべく電荷を保持する。こ の放出された電荷、即ち、アークは、針の破壊を確実にすべく、ユーザが針を短 い長さだけ徐々に挿入することを必要とせずに、小型の針を完全に破壊するのに 十分、強力である。これとは別に、大型の針の場合であっても、その放出された 電荷は針の破壊速度を著しく速め、また、最初に挿入し且つ蓄えた電荷を放出し た後に、より大型の針が迅速に完全に破壊されるようにするため、バッテリで電 極に給電することもできる。 この装置は、電極の間の空隙を調節する手段を提供することにより、あらゆる 長さ及び寸法の針を受け入れる。この調節手段は、可調節の電極を動かすべくユ ーザがダイアルを回すことで制御される。このダイアルを一方向に回せば、ばね の偏倚力が低下し、その可調節の電極が第二の電極から動いて離れるのを許容し 、これにより、より大型の針をより効率的に受け入れることが可能となる。その ダイアルを反対方向に回せば、ばねの偏倚力は増大し、可調節の電極及び第二の 電極を付勢して、共により接近させ、より小型の針を受け入れ得るようにする。 かかる調節が為されないならば、ユーザが全ての針を完全に破壊することは極め て難しい。その空隙が小型の針に対して過大であるならば、ユーザは、針と電極 とを完全に接触させるために針を前後に揺らすことを余儀なくされる。かかる揺 動は不十分であり、鋭利な針の危険な「こぶ」が残る可能性がある。これとは別 に、その空隙が過小であるならば、より大型の針の使用によって電極はより急速 に摩耗し、最終的に、電極が駄目になるか、又は少なくとも、必要である場合よ りも早期に電極の交換が必要となる。 一つの実施の形態において、その内容の全体を参考として本明細書に引用した 、カーク(Kirk)その他に対する米国特許第5,138,124号に全体として図示され 且つ記載されたような、針を破壊する間に生ずるスラグを除去するため、電源は 、第二の電極を選択随意的に回転させるモータに接続することができる。電源が バッテリである場合、直流(「dc」)モータを使用する必要がある。ユーザが 針を装置内に摺り込ませ、これにより、可調節の電極及び第二の電極を電気的に 接続し、蓄えた電荷を放出させるときにモータを作動させることができるため、 第二の電極を直ちに回転させ始め得るように、高始動トルクモータ(直流モータ のような)を使用することができる。直ちに回転させる結果、その針の破壊によ って生じた「スラグ」、又はその他の残留物が、第二の電極の回転により使い捨 て型のカートリッジ内に投入されるから、電極に付着してその電極の機能を低下 させることはない。 一つの代替的な実施の形態において、この第二の電極は少なくとも1つの傾斜 した端縁がある平坦な板である。動かす手段又振動手段がこの板に接続されて、 該板を前後に往復運動させ、これにより、スラグを板の両側部に沿って下方に流 動させ、電極を効果的に洗浄する。電極を高周波にて振動させること、また、電 極の1つの端縁に斜角を付けることは、略全てのスラグを脱落させるのに役立つ が、その動き、又は振動は、電極を大きく変位させる必要はない。かかる振動手 段の1つは、金属片をコイルに向けて吸引する磁界を生じさせるコイルを利用す るブザー回路とすることができる。金属片がその休止する板から動いて離れると 、コイルとその電源との間に短絡が生じて、その金属片はその休止位置に戻り、 この位置にて、回路は励起され、金属片は、再度、その休止位置から引き出され る(ブザー回路の周波数は、コイルにより発生された磁界の量、又はその金属片 のばね特性を変化させることにより調節可能である)。金属片の一端を1つの電 極に接続することにより、その金属片が前後に動かされるに伴って、電極が前後 に往復運動する。もう1つの動かす手段は、単に、その軸が回転するモータ、及 び該モータを振動させる偏心重りとすることができる。このモータを電極に機械 的に接続すれば、その振動が電極内に伝達される。 電極を動かすためにモータを使用することができるが、その軸は、バッテリ、 モータ、電極及び使い捨て型カートリッジを保持するケースを通じて、煙、塵埃 又は微粒子を含む空気を吸引するファンに接続することもできる。この空気は、 使い捨て型カートリッジを通じて送られ、このカートリッジは、ガスケットを介 してケースの側部に対して密封され、そのモータを取り巻くケースに、煙、塵埃 又は粒子が入るのを防止する。この空気は、殺菌剤を含浸させたフィルタを通っ て流れ、このフィルタは、取り外し可能なトレー内に装填され、そのフィルタを 交換し、又は殺菌剤の再充填を行うことを可能にする。この殺菌剤は、空気から 汚染物質を除去し、また、針の内部に残った残留物の蒸発によって生じた排出物 を脱臭するという2つの機能を果たす。モータに接続する制御盤に設けられたタ イマーは、所定の時間、モータが作動することを確実にし、ファンが十分な空気 をカートリッジ内に吸引し、針の破壊によって生じた蒸気及び煙が殺菌剤を含浸 させたフィルタを介してろ過されず、また、清浄にされずに逃げるのを防止する 。 別の実施の形態において、この装置は、エネルギ貯蔵回路に接続することので きるバッテリと、第一の電極と、第二の電極とを収容するケースを備えている。 その第一の電極、又は第二の電極の何れかには、調節手段としてのアジャスタを 設けることができ、このアジャスタは、ユーザが第一の電極と第二の電極との間 の空隙を調節し、寸法の異なる針を受け入れ得るように空隙の寸法を設定するこ とを可能にする。このエネルギ貯蔵装置は、コンデンサ、誘導子、又はサイリス タ回路を備えることができ、このコンデンサ等は、バッテリに接続し、電荷を蓄 え、針がケースの穴を通して挿入され且つ双方の電極に接触するとき、蓄えられ た電荷を瞬間的に放出する。この針が十分に小型であるならば、その放出された 電荷は、通常、針の金属製先端の全体を略瞬間的に破壊する。このため、この実 施の形態は、鋭利な先端が注射器本体の外側に伸長する第一の針部分と、ハブを 貫通して注射器本体内に伸長する第二の針部分とを有する「両端付き」針を破壊 するのに特に効果的である。通常、この針の第二の部分は、注射器によって取り 巻かれているため、針を破壊するためには、不便な2ステップの工程、即ち、ユ ーザが最初に、針の鋭利な第一の部分を破壊することと、次に、ハブを取り外し て、注射器本体内に伸長する針の第二の部分を破壊することとが必要とされる。 しかしながら、このエネルギ貯蔵装置を利用すれば、本発明は、2つの電極を接 触させるべく針を穴内に挿入したとき、針の全長(例えば、第一の部分及び第二 の部分の双方)が破壊されるのに十分に強力なアークを発生させ且つ放出させる ことを可能にする。 バッテリと共に使用される再充電パックを設けることもできる。バッテリが再 充電を必要とするとき、又は、コンデンサが再充電され且つ別の針を破壊する準 備ができたときを表示するため、LEDを使用することができる。 要するに、本発明は、略あらゆる寸法の皮下注射針を完全に且つ効率的に破壊 し且つ使用済みの針を破壊したとき、蒸気、塵埃、微粒子又は空気中の排出物が 逃げるのを防止する装置を提供するものである。電極からスラグを除去し、これ により、電極の性能を最大限発揮させる装置が提供される。本発明の携帯用の低 廉な型式の装置は、両端付き針を含む小型の針を完全に破壊するために使用する ことができる。 従って、本発明の一つの目的は、携帯用の針の破壊装置を提供することである 。 本発明のもう一つの目的は、使用済みの針の少なくとも一部を破壊するのに十 分に強力である放電を生じさせるエネルギ貯蔵装置に電源を接続することである 。 本発明の更に別の目的は、破壊すべき針に電流を流す電極の間の空隙寸法を適 正に設定する空隙アジャスタに接続されたダイアルを提供することである。 本発明の更なる目的は、使用済みの針を破壊したときに放出される蒸気及びそ の他の汚染物質を完全に洗浄すべく殺菌剤を含浸させたフィルタを提供すること である。 本発明のその他の目的、特徴及び有利な点は、本明細書の以下の記載を参照す ることにより、明らかになるであろう。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の一つの実施の形態の構成要素の概略図的な線図である。 図2Aは、可調節の電極及び回転型電極が設けられ、該可調節の電極が小型の 針を受け入れ得るように設定された、本発明の一つの実施の形態の側面図である 。 図2Bは、可調節の電極が大型の針を受け入れ得るように設定された、図2B に図示した実施の形態の側面図である。 図3は、可調節の電極と、振動電極板とが設けられた、本発明の別の実施の形 態の図である。 図4は、小型の針を破壊する略瞬間的な放電力を多量に供給する貯蔵回路が設 けられた、本発明の携帯用で且つ低廉な実施の形態の構成要素の概略図的な線図 である。 図面の詳細な説明 図1には、本発明の携帯用の針破壊装置10の一つの実施の形態が概略図的な ブロック線図で図示されている。ケース11が、バッテリ12のような電源を包 み込んでおり、該電源は、タイマー15を有する制御盤14に接続されている。 装置10を再充電装置にプラグ式に差し込んで、バッテリ12を再充電すること を可能にする充電接続口16を設けることもできる。電力線18が制御盤14か ら電荷又はエネルギ貯蔵回路20に達し、次に、モータ22に達する。貯蔵回路 20は、誘導子又はサイリスタ回路のようなその他の装置も使用可能ではあるが 、典型的に、コンデンサから成っている。バッテリ12の充電が必要であるか否 か、又は貯蔵回路20が充電されているか否か、又は、装置10が別の針を受け 取り 且つ破壊する準備が出来ているか否かをユーザに対して表示すべく、ケースの外 側にLED13を設けることも可能である。 モータ22は、第一のプーリー車26を回転させるモータ軸24と、多数のス ラット34を有する外輪ファン32とを駆動する。Oリングベルト30が第一の プーリー車26を第二のプーリー車28に接続する一方、該第二のプーリー車は 電極の軸40を駆動する。第一のプーリー車26及び第二のプーリー車28をフ ェノール系のようなプラスチック材料で製造し、Oリングベルト30を使用する ことにより、ユーザが装置10内に針70を詰まらせた場合、モータ22の過荷 重が開始される間に、プーリー車26、28は、確実に停止する。 電極軸40の端部には、回転型電極44がある。電力線18を導電性電極の軸 40に接続するブラシ42を介して電力が回転型電極44に伝達される。ブラシ 42は電極の軸40の端部に当接可能であるが、電極の軸40の側部にブラシ4 2を配置することにより、電力の伝達を向上させることができる。これと代替的 に、ブラシ42を回転型電極44に直接接続し、通路が回転型電極44の端部か らブラシ42を分離して、ブラシ42により行われる電力の伝達が針の残留物に より妨害されないようにしてもよい。 図2A及び図2Bに最も良く図示するように、可調節の電極46は、空隙52 により回転型電極44から隔てられている。空隙の調節手段54は、ユーザがダ イアル56を回して、回転型電極44と可調節の電極46との間の空隙52を調 節することを可能にする。該可調節の電極46は、ばね60により偏倚されて支 点62に当接している。空隙52の最初の寸法を設定するため、ばね負荷式の止 めねじ64が使用される。ダイアル56を回せば、該ダイアルは、ねじ山付きね じ58に沿って上昇し、又は下降する。このように、ダイアル56の端部57は 可調節の電極46に向けた方向に動き、又は該可調節の電極46から離れる方向 に動く。ばね60が可調節の電極46の他端を上方に偏倚させるため、ダイアル 56を回せば、端部57が上昇し、又は下降し、可調節の電極46が回転型電極 44に向けて回動し、又は該電極から離れる方向に回動する。これと代替的に、 ケース11の形態により、ダイアル56を可調節の電極46の上に直接配置し得 ない場合、第二の長さの材料を使用してダイアル56の端部57と可調節の電極 46とを接続し、ダイアル56を回すことで発生された力を伝達して、可調節の 電極46を移動させることができる。 可調節の電極46は、先端50にて終端となる斜角面48を画成する。これは 、電力を集中させ、また、ケース11の開口部68に針の先端71を挿入し、可 調節の電極46及び回転電極44の双方に接触したならば、金属製の針先端71 内に電流を送るためである。略漏斗状の形状をし、可撓性部分の周りに巻かれた ばねによりばね負荷を加えることのできるガイド74が設けられる。この可撓性 部分は、開口部68内に挿入される針70の寸法に更に依存して開く。このガイ ド74は、破壊のため、空隙52に直接針の先端71を導くことを確実にする。 このように、ガイド74は、針の先端71と電極とを接触させるために針の先端 71を前後に「揺らす」ことを不要にする。また、このガイド74は、破壊工程 中に生じる火花からユーザを遮蔽し、破壊中に生ずる破片が開口部68を通じて 飛ばされて、ユーザの手に付く可能性を少なくする。 針の先端71が電極に接触することにより、貯蔵回路20と並列な電極と、バ ッテリ12とから成る開放回路が略接続される。この回路を接続すれば、貯蔵回 路20は、直ちに、電極を横切るようにアークを放電し且つ形成し、このアーク が針の先端71を破壊する。貯蔵回路20は、特に、電極を通って針70の内部 に流れる電流の有効伝達量を最初に著しく増大させるから、バッテリ12からの 約6ボルトは、殆ど針70を破壊するのに十分であることが判明している。 電気抵抗の大きい針の先端71に電流を流せば、針の先端71は加熱され且つ 溶融してスラグ72となる。回転型電極44を回転させれば、このスラグ72は カートリッジ80内に飛ばされ、針の先端71を装置10内に更に「引き込む」 。回転型電極44及び可調節の電極46を取り巻くようにケース11内に配置さ れた遮蔽体を使用するならば、スラグ72がカートリッジ80内に下方に導かれ て、開口部68を通って後方に逃げるのを更に確実に防止することができる。使 用後に、針の先端71内に残った残留物の多くは、電流によって破壊されるが、 多少の煙、蒸気又は塵埃が生じる。ガイド74及び遮蔽体は、この材料の多くが 開口部68から後方に逃げるのを防止することができる。しかしながら、ファン 32の作用がないならば、この材料の多くは逃げる。 ファン32は、開口部68を通じて且つカートリッジ80内に空気を吸引する 。この空気は、針の先端71の破壊によって生じる排出物を含んでおり、フィル タ82内に送られる。このフィルタには強力な殺菌剤が含浸させてあり、針の先 端71内にあって、死滅しなかった全ての病原体を殺菌することと、その空気を 清浄することという2つの作用を果たす。フィルタ82は、各種寸法の粒子を一 層良く捕集する多数の薄膜にて形成することができる。フィルタ82の殺菌剤を 再補充し又はフィルタ82を交換するため、このフィルタは、ケース11内に容 易に挿入し且つケース11から取り外すことのできる取り外し可能なトレー内に 保持されている。これと代替的に、扉、又はスライド式の出入口ハッチを使用し て、フィルタ82を保持するトレーに触れることもできる。フィルタ82を通過 した後、このとき脱臭された空気は排気口84を介してケース11から外に出る 。ろ過されていない空気が通過することは、有臭の排出物がケース11から出る のみならず、そのろ過されない空気中に含まれる粒子がモータ22に詰まる可能 性があるから、ガスケット86は、ろ過されない空気がカートリッジを透過する のを防止する。 図3には、可動の電極110と導電性板120との間の距離を調節する別の調 節手段102を収容するケース100が設けられた、本発明の一つの実施の形態 が図示されている。ケース100は、従来のプラグ及びコードを介して主電源に 接続可能なバッテリ12、又は変圧器の何れかとすることのできる電源と、貯蔵 回路20と、モータ130とを取り巻き且つ収容している(選択随意的に、ファ ンと、フィルタ付きカートリッジとから成るろ過装置をケース100内に配置す ることも可能である)。 振動板120を動かし又は振動させることにより、振動板120の表面上にス ラグ72が蓄積するのを確実に防止でき、この振動板は、破壊するためにケース 100の穴101を通して挿入された針の先端に電流を流す電極として機能する 。振動は、高速度モータ130を振動板120に取り付けることによって発生さ れることができる。モータ軸の上に偏心重り132を載せれば、モータは振動し 、その振動は、振動板120に機械的に伝達される。また、振動板120にばね 負荷を加え、モータ130により駆動される回転軸にカムを取り付け、また、カ ム を板120の一端に当接させることにより、振動を発生させることもできる。カ ムの回転は、ばね負荷式の振動板120の機械的な振動に変換される。 これと代替的に、振動板120を通路又は軌道内に拘束し、その一端を振動手 段に接続することができる。この振動手段は、振動板120を軌道内にて前後に 往復運動させ、さもなければ振動板120に付着する可能性のあるスラグを除去 する。振動板120を動かす任意の手段が使用可能であるが、かかる往復運動手 段の1つは、ブザー回路とすることができる。更にユーザが振動板120を洗浄 することを許容する清浄機構を設けることができる。この清浄機構は、軌道に隣 接する位置に配置されたブレードとすることができる、このブレードは好ましく は、ユーザにより軌道近くまで動かされ、1つ以上の針を破壊した後、振動板1 20からスラグ、又はその他の残留物を「拭き取る」ことができるようにする。 これと代替的に、この清浄機構は単に可調節のブロックとし、そのブロックの片 面を振動板120に接触することのできる清浄面とし、振動板120が振動し又 は動く間に、その清浄面は、振動板120の表面を横断するように手で動かされ るか、又はその表面に対して保持されることができる。 可動の電極110と、脚部の1つがケース100に当接し且つ緩く取り付けら れた三角形の形状とすることができる振動板120との間の最初の空隙を設定す べく止めねじ109を使用することができる。Psgで示した、小寸法の針(そ の直径Dsg)を破壊するのに適した位置から、位置Plgで示した、大型の針 (その直径はDlg)を破壊するのに適した位置まで、可動の電極110を方向 変更し得るように操作することにより、この空隙50を広げるか、又は狭くする ことができる。調節手段102は、ユーザが針の寸法を選択し得るようにダイア ル103を回すことで作用可能である。ばね104により負荷を加えることので きるダイアル103を回せば、止めねじ105の端部は、可動の電極110の後 部に対して下方に押し付けられる。この止めねじ105により付与された力は、 偏倚ばね106に打ち勝って、可動の電極110を回動点108の周りで回動さ せる。 可動の電極110の最初の位置は、一部分、板120の振動に起因する垂直方 向への変位量によって決まる。振動中に板120が可動の電極110に誤って接 触しないようにするため、該板をその水平軸線に沿ってのみ振動させる必要があ る。電極110及び板120に電流を流し得るように、振動板120及び可動の 電極110に導線を固着することができる。針を穴101内に挿入すれば、針の 先端が破壊される。その結果生ずるスラグ72又はその他の塵埃は、振動により 板120から振るい落とされて、殺菌剤を含浸させたフィルタ82を設けること のできるカートリッジ80内に落下する。 更なる実施の形態が図4に図示されている。この簡単な携帯用装置140には 、バッテリ12が設けられ、このバッテリは、コンデンサ142と、第一の電極 144及び第二の電極146に達する電力線18とに接続されている。第一の電 極144及び第二の電極146は固定することができ、又は第二の電極146を スラグ除去手段148に接続し、このスラグ除去手段が、制御盤14の命令に基 づいてモータ150の作動を通じて第二の電極146を作動させ、スラグが第二 の電極から落下してカートリッジ80内に入るようにする。しかしながら、この 実施の形態は、コンデンサ142のみにて一般に略破壊するのに十分な極めて小 型の針150用として設計されているため、該スラグ除去手段148は、この実 施の形態にて完全に選択随意的である。 上記の説明は、本発明の幾つかの実施の形態を図示し且つ説明する目的にて掲 げたものである。これらの実施の形態の改変例及び応用例が当業者に明らかであ ろうし、本発明及び以下の請求の範囲の記載の範囲又は精神から逸脱せずに具体 化が可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年12月11日 【補正内容】 これと代替的に、振動板120を通路又は軌道内に拘束し、その一端を振動手 段に接続することができる。この振動手段は、振動板120を軌道内にて前後に 往復運動させ、さもなければ振動板120に付着する可能性のあるスラグを除去 する。振動板120を動かす任意の手段が使用可能であるが、かかる往復運動手 段の1つは、ブザー回路とすることができる。更にユーザが振動板120を洗浄 することを許容する清浄機構を設けることができる。この清浄機構は、軌道に隣 接する位置に配置されたブレードとすることができる、このブレードは好ましく は、ユーザにより軌道近くまで動かされ、1つ以上の針を破壊した後、振動板1 20からスラグ、又はその他の残留物を「拭き取る」ことができるようにする。 これと代替的に、この清浄機構は単に可調節のブロックとし、そのブロックの片 面を振動板120に接触することのできる清浄面とし、振動板120が振動し又 は動く間に、その清浄面は、振動板120の表面を横断するように手で動かされ るか、又はその表面に対して保持されることができる。 可動の電極110と、脚部の1つがケース100に当接し且つ緩く取り付けら れた三角形の形状とすることができる振動板120との間の最初の空隙を設定す べく止めねじ105を使用することができる。Psgで示した、小寸法の針(そ の直径Dsg)を破壊するのに適した位置から、位置Plgで示した、大型の針 (その直径はDlg)を破壊するのに適した位置まで、可動の電極110を方向 変更し得るように操作することにより、この空隙50を広げるか、又は狭くする ことができる。調節手段102は、ユーザが針の寸法を選択し得るようにダイア ル103を回すことで作用可能である。ばね104により負荷を加えることので きるダイアル103を回せば、止めねじ105の端部は、可動の電極110の後 部に対して下方に押し付けられる。この止めねじ105により付与された力は、 偏倚ばね106に打ち勝って、可動の電極110を回動点108の周りで回動さ せる。 可動の電極110の最初の位置は、一部分、板120の振動に起因する垂直方 向への変位量によって決まる。振動中に板120が可動の電極110に誤って接 触しないようにするため、該板をその水平軸線に沿ってのみ振動させる必要があ る。電極110及び板120に電流を流し得るように、振動板120及び可動の 電極110に導線を固着することができる。針を穴101内に挿入すれば、針の 先端が破壊される。その結果生ずるスラグ72又はその他の塵埃は、振動により 板120から振るい落とされて、殺菌剤を含浸させたフィルタ82を設けること のできるカートリッジ80内に落下する。 更なる実施の形態が図4に図示されている。この簡単な携帯用装置140には 、バッテリ12が設けられ、このバッテリは、コンデンサ142と、第一の電極 144及び第二の電極146に達する電力線18とに接続されている。第一の電 極144及び第二の電極146は固定することができ、又は第二の電極146を スラグ除去手段148に接続し、このスラグ除去手段が、制御盤14の命令に基 づいてモータ150の作動を通じて第二の電極146を作動させ、スラグが第二 の電極から落下してカートリッジ80内に入るようにする。しかしながら、この 実施の形態は、コンデンサ142のみにて一般に略破壊するのに十分な極めて小 型の針用として設計されているため、該スラグ除去手段148は、この実施の形 態にて完全に選択随意的である。 請求の範囲 1.各種寸法を有する使用済みの皮下注射針を破壊するための携帯用装置にし て、 (a)内部に針を挿入するための開口部を画成するケースであって、第一の電 極及び第二の電極に接続された再充電可能なバッテリを取り巻き、該第一の電極 が前記開口部に略隣接する位置にある空隙により前記第二の電極から分離された 、ケースと、 (b)前記電源と、前記第一の電極と、前記第二の電極とに接続された電荷貯 蔵回路と、 (c)各種寸法の針を受け入れ得るように、前記第一の電極と前記第二の電極 との間の空隙を調節する手段であって、針を前記開口部内に挿入したとき、該針 が前記第一の電極及び第二の電極に電気的に接触し、その結果、前記電荷貯蔵回 路が、前記針の少なくとも一部をスラグに変化させる電流を放電するようにする 調節手段と、 (d)前記針の破壊時に放出された蒸気を脱臭すべく殺菌剤が注入され且つ前 記ケース内に配置されたフィルタと、を備える携帯用装置。 2.各種寸法を有する使用済みの皮下注射針を破壊するための携帯用装置にし て、 (a)内部に針を挿入するための開口部を画成するケースであって、第一の電 極及び第二の電極に接続された電源を取り巻き、該第一の電極が前記開口部に略 隣接する位置にある空隙により前記第二の電極から分離された、ケースと、 (b)前記電源と、前記第一の電極と、前記第二の電極とに接続された電荷貯 蔵回路と、 (c)各種寸法の針を受け入れ得るように、前記第一の電極と前記第二の電極 との間の空隙を調節する手段であって、針を前記開口部内に挿入したとき、該針 が前記第一の電極及び第二の電極に電気的に接触し、その結果、前記電荷貯蔵回 路が、前記針の少なくとも一部をスラグに変化させる電流を放電するようになっ ており、前記第一の電極が前記調節手段に接続され且つ該調節手段により動かさ れ、前記第二の電極が板である調節手段と、 (d)前記針の破壊時に放出された蒸気を脱臭すべく殺菌剤が注入され且つ前 記ケース内に配置されたフィルタと、 (e)前記スラグの相当な部分を除去し得るように前記板を動かす手段と、を 備える携帯用装置。 3.使用済みの皮下注射針を破壊するための装置にして、 (a)内部に針を挿入するための第一の開口部と、カートリッジを受け入れる 第二の開口部とを画成するケースと、 (b)該カートリッジ内に取り外し可能に挿入され、殺菌剤を注入したフィル タと、 (c)ファン及び第一の電極に接続されたモータに電力を供給するバッテリと 、 (d)第一の端子と、第二の端子とを備えるコンデンサとを備え、 i)前記第一の端子が前記バッテリに接続され、 ii)前記第二の端子が前記第一の端子に十分に近接する第二の電極に接続さ れ、前記第一の開口部内に針を挿入することにより、該コンデンサが可動の電極 及び第二の電極を通じて針内部に電流を放電するようにした装置。 4.請求の範囲3に記載の装置にして、前記針内に電流を一層効率良く放電し 得るように前記第一の電極を前記第二の電極に対して動かす手段を更に備える、 装置。 5.請求の範囲4に記載の装置にして、前記第二の電極が略平坦な斜角面を備 え、該第二の電極が前記第二の電極を振動させる手段に接続される装置。 6.請求の範囲2に記載の装置にして、フィルタを取り外し可能に受けるため のケース内に穴を有する装置。 7.装置にして、 (a)使用済みの皮下注射針を破壊すべくその針が挿入される穴を画成するケ ースと、 (b)電荷貯蔵回路に接続された電源と、 (c)第一の電極及び第二の電極であって、該電極の各々が前記電荷貯蔵回路 に接続され、前記穴に略隣接する位置に配置され且つ選択した針を受け入れる空 隙を画成し得るように互いに実質的に接近して配置された第一の電極及び第二の 電極と、 (d)前記第一の電極に接続されて、該選択された針を受け入れ得るように前 記空隙を調節すべく前記第一の電極を前記第二の電極に近接するように動かす手 段であって、前記針を前記穴内に挿入すると、前記電荷貯蔵回路が前記第一及び 第二の電極を通じて且つ該選択された針内にその電荷を放出し、これにより、該 針の少なくとも一部を破壊するようにする手段と、 (e)前記第二の電極に接続され、該第二の電極を動かして、前記針の少なく とも部分的な破壊により生じた全ての残留物の相当な部分を前記第二の電極から 除去する手段と、を備える装置。 8.請求の範囲7に記載の装置にして、殺菌剤及び脱臭剤が含浸されたフィル タを取り外し可能に受け入れるべく前記ケースに形成された穴を更に備える装置 。 9.請求の範囲8に記載の装置にして、前記第一の電極と前記第二の電極との 間の空隙を最初に調節する手段を更に備える装置。 10.請求の範囲8に記載の装置にして、前記動かす手段の作動を制御する手段 を更に備える装置。 11.請求の範囲10に記載の装置にして、前記電源に接続されたモータにより 作動され、前記ケースの開口部を通して空気を吸引し、フィルタを通して排出口 外に出すファンを更に備える装置。 12.請求の範囲11に記載の装置にして、前記開口部を取り巻く空気が前記ケ ース内に吸引され且つろ過されるようにすべく前記モータを所定の時間作動させ るタイマーを更に備える装置。 13.請求の範囲12に記載の装置にして、前記電源が再充電可能なバッテリを 備える装置。 14.各種寸法を有する使用済みの皮下注射針を破壊するための携帯用装置にし て、 (a)使用済みの皮下注射針を破壊すべくその針が挿入される穴を画成するケ ースと、 (b)コンデンサに接続された再充電可能なバッテリと、 (c)可調節の電極及び可動の電極であって、該電極の各々が前記コンデンサ に接続され、前記穴に略隣接する位置に配置され且つ選択した針を受け入れる空 隙を画成し得るように互いに実質的接近して配置された可調節の電極及び可動の 電極と、 (d)前記可調節の電極に接続されて、該選択された針を受け入れ得るように 前記空隙を調節すべく可調節の電極を前記可動の電極に近接するように動かす手 段であって、前記針を前記穴内に挿入すると、前記コンデンサが前記可動の電極 及び可調節の電極を通して且つ該選択された針内にその電荷を放出し、これによ り、該針の少なくとも一部を破壊するようにする手段と、 (e)前記可動の電極に接続され、該可動の電極を往復運動させ、前記針の少 なくとも部分的な破壊により生じた残留物の相当な部分を前記可動の電極から除 去する手段と、 (f)前記ケース内に取り外し可能に挿入され、殺菌剤を注入したフィルタと 、 (g)前記バッテリに及び前記ケースを取り巻く空気を前記フィルタ内に循環 させる手段に接続されたモータと、を備える携帯用装置。 15.請求の範囲2に記載の携帯用装置にして、第一の電極が調節手段に連結さ れかつその調節手段によって移動され、第二の電極が板であり、装置が、更に、 スラグの相当な部分を除去し得るように板を動かす手段を備える携帯用装置。 16.請求の範囲2に記載の携帯用装置にして、第一の電極が調節手段に連結さ れかつその調節手段によって移動され、第二の電極が実質的に平らで傾斜された 表面を有しかつ第二の電極を振動するための手段に連結されている携帯用装置。 17.請求の範囲6に記載の携帯用装置にして、電源が再充電可能なバッテリを 備え、電荷貯蔵回路がコンデンサを備える携帯用装置。 18.請求の範囲6に記載の携帯用装置にして、前記電源に接続されたモータに より作動され、前記ケースの開口部を通して空気を吸引し、フィルタを通して排 出口外に出すファンを更に備える携帯用装置。 【図2】 【図4】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.各種寸法を有する使用済みの皮下注射針の携帯用の破壊装置にして、 (a)内部に針を挿入するための開口部を画成するケースであって、第一の電 極及び第二の電極に接続された電源を取り巻き、該第一の電極が前記開口部に略 隣接する位置にある空隙により前記第二の電極から分離された、ケースと、 (b)前記電源と、前記第一の電極と、前記第二の電極とに接続された電荷貯 蔵回路と、 (c)各種寸法の針を受け入れ得るように、前記第一の電極と前記第二の電極 との間の空隙を調節する手段であって、針を前記開口部内に挿入したとき、該針 が前記第一の電極及び第二の電極に電気的に接触し、その結果、前記電荷貯蔵回 路が、前記針の少なくとも一部をスラグに変化させる電流を放電するようにする 調節手段と、 (d)前記針の破壊時に放出された蒸気を脱臭すべく殺菌剤が注入され且つ前 記ケース内に配置されたフィルタとを備える、皮下注射針の携帯用破壊装置。 2.請求項1に記載の携帯用装置にして、前記電源が再充電可能なバッテリを 備え、前記電荷貯蔵回路がコンデンサを備える携帯用装置。 3.請求項1に記載の携帯用装置にして、前記第一の電極が前記調節手段に接 続され且つ該調節手段により動かされ、前記第二の電極が板である携帯用装置。 4.請求項3に記載の携帯用装置にして、前記スラグの相当な部分を除去し得 るように前記板を動かす手段を更に備える携帯用装置。 5.使用済みの皮下注射針の破壊装置にして、 (a)内部に針を挿入するための第一の開口部と、カートリッジを受け入れる 第二の開口部とを画成するケースと、 (b)該カートリッジ内に取り外し可能に挿入され、殺菌剤を注入したフィル タと、 (c)ファン及び第一の電極に接続されたモータに電力を供給するバッテリと 、 (d)第一の端子と、第二の端子とを備えるコンデンサとを備え、 i)前記第一の端子が前記バッテリに接続され、 ii)前記第二の端子が前記第一の端子に十分に近接する第二の電極に接続さ れ、前記第一の開口部内に針を挿入することにより、該コンデンサが可動の電極 及び第二の電極を通じて針内部に電流を放電するようにした、破壊装置。 6.請求項5に記載の装置にして、前記針内に電流を一層効率良く放電し得る ように前記第一の電極を前記第二の電極に対して動かす手段を更に備える、装置 。 7.請求項6に記載の装置にして、前記第二の電極が略平坦な斜角面を備え、 該第二の電極が前記第二の電極を振動させる手段に接続される、装置。 8.針の破壊装置にして、 (a)エネルギ貯蔵装置と、第一の電極と、第二の電極とに接続された電源と 、 (b)該電源と、前記エネルギ貯蔵装置と、前記第一の電極と、前記第二の電 極と、破片を保持するカートリッジとを収容するケースと、 (c)共に、前記ケースに形成された針の挿入開口部に隣接する位置に配置さ れた前記第一の電極と前記第二の電極との間の距離を調節する手段であって、前 記開口部内に針を挿入すると、該針が前記第一の電極及び前記第二の電極を電気 的に接続し、これにより、前記エネルギ貯蔵装置が、前記第一の電極及び前記第 二の電極を通じて針内に電流を放電し、該電流により前記針が略破壊されるよう にした、針の破壊装置。 9.請求項8に記載の装置にして、前記ケースを取り巻く空気をろ過して、前 記針を略破壊したときに放出された蒸気及び塵埃を除去すべく、前記カートリッ ジと協働するようにされたフィルタを更に備える、装置。 10.装置にして、 (a)使用済みの皮下注射針を破壊すべくその針が挿入される穴を画成するケ ースと、 (b)電荷貯蔵回路に接続された電源と、 (c)第一の電極及び第二の電極であって、該電極の各々が前記電荷貯蔵回路 に接続され、前記穴に略隣接する位置に配置され且つ選択した針を受け入れる空 隙を画成し得るように互いに実質的に接近して配置された第一の電極及び第二の 電極と、 (d)前記第一の電極に接続されて、該選択された針を受け入れ得るように前 記空隙を調節すべく前記第一の電極を前記第二の電極に近接するように動かす手 段であって、前記針を前記穴内に挿入すると、前記電荷貯蔵回路が前記第一及び 第二の電極を通じて且つ該選択された針内にその電荷を放出し、これにより、該 針の少なくとも一部を破壊するようにする手段と、 (e)前記第二の電極に接続され、該第二の電極を動かして、前記針の少なく とも部分的な破壊により生じた全ての残留物の相当な部分を前記第二の電極から 除去する手段とを備える、装置。 11.請求項10に記載の装置にして、殺菌剤及び脱臭剤が含浸されたフィルタ を取り外し可能に受け入れるべく前記ケースに形成された穴を更に備える、装置 。 12.請求項11に記載の装置にして、前記第一の電極と前記第二の電極との間 の空隙を最初に調節する手段を更に備える、装置。 13.請求項10に記載の装置にして、前記動かす手段の作動を制御する手段を 更に備える、装置。 14.請求項10に記載の装置にして、前記電源に接続されたモータにより作動 され、前記ケースの開口部を通して空気を吸引し、フィルタを通して排出口外に 出すファンを更に備える、装置。 15.請求項14に記載の装置にして、前記開口部を取り巻く空気が前記ケース 内に吸引され且つろ過されるようにすべく前記モータを所定の時間作動させるタ イマーを更に備える、装置。 16.請求項15に記載の装置にして、前記電源が再充電可能なバッテリを備え る、装置。 17.各種寸法を有する使用済みの皮下注射針の携帯用破壊装置にして、 (a)使用済みの皮下注射針を破壊すべくその針が挿入される穴を画成するケ ースと、 (b)コンデンサに接続された再充電可能なバッテリと、 (c)可調節の電極及び可動の電極であって、該電極の各々が前記コンデンサ に接続され、前記穴に略隣接する位置に配置され且つ選択した針を受け入れる空 隙を画成し得るように互いに実質的接近して配置された可調節の電極及び可動の 電極と、 (d)前記可調節の電極に接続されて、該選択された針を受け入れ得るように 前記空隙を調節すべく可調節の電極を前記可動の電極に近接するように動かす手 段であって、前記針を前記穴内に挿入すると、前記コンデンサが前記可動の電極 及び可調節の電極を通して且つ該選択された針内にその電荷を放出し、これによ り、該針の少なくとも一部を破壊するようにする手段と、 (e)前記可動の電極に接続され、該可動の電極を往復運動させ、前記針の少 なくとも部分的な破壊により生じた残留物の相当な部分を前記可動の電極から除 去する手段と、 (f)前記ケース内に取り外し可能に挿入され、殺菌剤を注入したフィルタと 、 (g)前記バッテリに及び前記ケースを取り巻く空気を前記フィルタ内に循環 させる手段に接続されたモータとを備える、皮下注射針の携帯用破壊装置。
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