JPH11507495A - 伸長体の一部を封鎖するための装置 - Google Patents

伸長体の一部を封鎖するための装置

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JPH11507495A
JPH11507495A JP8530555A JP53055596A JPH11507495A JP H11507495 A JPH11507495 A JP H11507495A JP 8530555 A JP8530555 A JP 8530555A JP 53055596 A JP53055596 A JP 53055596A JP H11507495 A JPH11507495 A JP H11507495A
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ダム,イェスペル
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エヌ・ヴェ・レイケム・ソシエテ・アノニム
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Abstract

(57)【要約】 伸長体(31)の一部を封鎖するための装置であって:(a)前記伸長体(31)の一部を封鎖するためのケーシング(19,21)と;(b)前記ケーシング(19,21)と前記伸長体(31)との間にシールを形成するためのシーリング材からなるシール部材(1)と;(c)前記伸長体(31)に対して長手方向に前記シール部材(1)を圧縮して前記シーリング材の少なくとも一部を前記伸長体に対して横方向に移動させ前記シールを形成するための圧縮部材(25)と;からなり、使用の際、前記伸長体(31)に対して横方向に、前記シール部材および/または前記圧縮部材(25)を前記ケーシング(19,21)に対して移動させること、好ましくは前記ケーシング内へ移動させることによって前記シール部材が長手方向に圧縮されることを特徴とする装置。

Description

【発明の詳細な説明】 伸長体の一部を封鎖するための装置 本発明は、伸長体の一部を封鎖(enclose)するための装置および方法に関す る。この装置はケーブルスプライスクロージャまたは他のケーブルクロージュア であってもよく、伸長体はケーブルからなるものである。また、この装置はダク トの端部に装着し、この端部を密閉するためのダクトシールであってもよく、伸 長体は好ましくはケーブルまたはパイプからなる。ケーブルとは、通信ケーブル (導電性ファイバまたは光ファイバ)、電気ケーブルまたはその他の導電性ケー ブル、電線または光ファイバを意味するものである。 ケーブルスプライスクロージャ、ダクトシール、およびケーブルまたはパイプ を封鎖するためのその他の装置には多くの種類がある。これらの装置にはシール 部材を備えるものがあり、このシール部材は長手方向のボルト等により(伸長体 に対して)長手方向に圧縮されて、ケーシングと、ケーシング内に延びる伸長体 との間にシールを形成するものであり、それによりシール部材の一部が横方向に 移動して伸長体およびケーシングの内部と密閉係合状態に置かれる。 例えば、国際特許出願WO90/05401(レイケム(Raychem))は実質的な剛体 部分と、その剛体部分に保持されたゲルなどのシーリング材とで構成されたケー ブルシールを備えたクロージュアアセンブリを開示している。その剛体部分は、 相互に向かって移動可能でそれによりシーリング材に圧縮力を与える2つの端部 からなりている。これら2つの端部は、これら端部とシーリング材とを貫通して 延びる1本または2本以上のボルトにより相互に向かって移動させることができ る。シーリング材を圧縮された状態に維持するため、ばねまたは他の弾性部材を (例えばボルト上に)配設することが可能になっている。 国際特許出願WO92/22114(レイケム(Raychem))はWO90/05401と類似の シール装置を開示しており、このシール装置は、弾性部材の付勢力をシーリング 材の移動によって増大させる構成により弾性部材の付勢を制限する停止手段を発 明の特徴として備えている。この利点は、取付け作業者が停止を感じ、適正な締 め付けが行なわれたことがわかるまで弾性部材を締め付けることが可能となると ころにある。シーリング材の移動は、その後例えばそのシーリング材が加えられ た付勢力によって変形することにより、またはシーリング材が温度上昇によって 膨張することにより、吸収することができる。 これらのシールは、非常に良好に機能するが、一方、同等の作用が可能で製造 費用がより小さく、かつ取り付けが同等に容易かまたはより容易なシールを用い ることができれば望ましい。本発明の目的はそのようなシールを備えた装置を提 供することにある。 本発明によれば、伸長体の一部を封鎖するための装置であって: (a)前記伸長体の一部を封鎖するためのケーシングと; (b)前記ケーシングと前記伸長体との間にシールを形成するためのシーリング 材からなるシール部材と; (c)前記伸長体に対して長手方向に前記シール部材を圧縮して前記シーリング 材の少なくとも一部を前記伸長体に対して横方向に移動させ前記シールを形成す るための圧縮部材と;からなり、 使用の際、前記伸長体に対して横方向に、前記シール部材および/または前記圧 縮部材を前記ケーシングに対して移動させること、好ましくは前記ケーシング内 へ移動させることによって前記シール部材が長手方向に圧縮されることを特徴と する装置が提供される。 本発明の第二の側面によれば、伸長体の一部を封鎖する方法であって: (a)シーリング材からなるシール部材内に前記伸長体を挿入し、ケーシング内 に前記シール部材と前記伸長体とを挿入して前記伸長体の一部を封鎖するステッ プと; (b)前記伸長体に対して横方向に、前記シール部材および/または圧縮部材を 前記ケーシングに対して、好ましくは前記ケーシング内へ移動させて前記シール 部材を前記伸長体に対して長手方向に圧縮し、その結果、前記シーリング材の少 なくとも一部を前記伸長体に対して横方向に移動させて前記ケーシングと前記伸 長体との間にシールを形成するステップと;からなる方法が提供される。 好ましくはステップ(b)はステップ(a)の後に実施される。 本発明による前記の装置および方法には、前記伸長体に対して横方向に、前記 シール部材および/または前記圧縮部材を前記ケーシングに対して移動させるこ とによって前記シール部材が長手方向に圧縮されるため、以下の説明および図面 から明らかなように、簡易な方法が提供され、装置の簡易な、好ましくは費用が かさまない設計が可能となるという利点がある。 前記シール部材は好ましくは使用の際、前記圧縮部材と前記ケーシングの一部 との間で圧縮される。 前記圧縮部材の横方向の移動(前記圧縮部材がそのように移動する実施例にお ける移動)は、前記シール部材と、前記ケーシングの一部または、好ましくは前 記ケーシングに対して(少なくとも長手方向に)固定されるその装置の別の部分 との間に前記圧縮部材を挿入することからなると有利である。それに加えてまた はそれに代えて、前記シール部材を前記伸長体に対して横方向に移動させる実施 例では、前記シール部材のこのような横方向の移動は、前記圧縮部材と、前記ケ ーシングの一部または、好ましくは前記ケーシングに対して(少なくとも長手方 向に)固定されるその装置の別の部分との間に前記シール部材を挿入することか らなると有利である。各場合において、装置の残りの部分は前記伸長体を前記ケ ーシングに対して固定するための固定装置からなると有利である。 前記シール部材および/または前記圧縮部材の前記ケーシングに対する横方向 の移動は、好ましくは、前記ケーシング内の1個以上のスロット内またはその装 置の他の部分の間にそれらの部材を差し入れることからなる。このケーシングは 、例えば、間に前記シール部材および/または前記圧縮部材を差し入れることが 可能な内側のリブ、フランジまたはその他の突起部を備えていてもよい。一方、 前記のスロットは前記ケーシングの一部とその装置の別の部分(例えば伸長体を ケーシングに固定するための固定装置)との間にあってもよく、またはその装置 の2つ以上の他の部分の間にあってもよい。例えば、前記圧縮部材を前記シール 部材と固定装置との間に差し入れてもよく、または前記シール部材を前記圧縮部 材と固定装置との間に差し入れてもよい。 通常は、前記シール部材および/または前記圧縮部材を前記ケーシング内に差 し入れるなどして挿入することが、長手方向の圧縮をシーリング材に加えて所望 のシールを形成する非常に簡易かつ迅速な方法である。これにより通常、既知の シール装置に必要となるような圧縮を行なうために1個以上のボルトを締め付け る必要がなくなり、このことは、装置への接近が制限されている場合など不利な 環境ではそれらのボルトを締め付けるのに時間がかかり、また困難を伴うことか ら有利なものとなる。 前記圧縮部材は全体的に平坦な形状を有すること、すなわち全体的に平面内に 広がる形状であることが特に好ましい。(しかし、この圧縮部材は全体的にくさ び状であってもよい。)好ましくは、この圧縮部材の平面は前記伸長体を横切る 向き、より好ましくは前記伸長体に対し実質的に垂直な向きにある。この利点の 1つは、一般に簡潔な設計が可能になるという点にある。 前記圧縮部材は好ましくは弾性体であり、少なくとも使用の際、偏りをもった 圧縮を前記シール部材に加えるようなものである。この利点は、シーリング材に 対する圧縮を維持しながら、(温度変化等による)シーリング材の体積の変化お よび/またはシーリング材のクリープ、浸出(exudation)等が圧縮部材の弾性 により通常自動的に吸収されることにある。簡潔に言えば、圧縮部材の弾性によ り、圧縮部材はシーリング材の膨張、収縮または減損に応じて適切な方向に適切 な量だけ、好ましくは自動的に膨張または収縮し、シーリング材に対するその圧 縮を維持する。圧縮部材は好ましくは板ばねまたは針金製のばねなどのばねから なる。圧縮部材の特に好適な形状は、全体的に平坦、すなわち平面状に(針金等 により)形成され、その平面の外にある1個以上の弾性部分を備えており、それ によって弾性圧縮をシール部材に加えるようになっている。圧縮部材の平面外に 位置する弾性部分がシール部材を圧縮するように、圧縮部材をシール部材に隣接 して差し入れるなどして挿入する(かまたはその逆にする)と有利である。 前記圧縮部材を、その他の構成要素とは独立にケーシング内に挿入可能な前記 装置の独立した部分とする代わりに、本発明のいくつかの実施例においては、ケ ーシングおよび/またはシール部材の一体化した一部としてもよい。これは、圧 縮部材がケーシングまたはシール部材と一体に形成されるか、またはケーシング またはシール部材に装着され、ケーシングと圧縮部材、またはシール部材と圧縮 部材とが共にこの装置の一つの構成要素を構成するようになっていることを意味 する。 前記ケーシング(好ましくはプラスティック材料から形成される)は好ましく は、組み合わされてこのケーシングを閉塞することのできるベースとカバーとか らなる。使用時にこのベースとカバーとを組み合わせることにより、ケーシング のベースまたはカバーに対するシール部材および/または圧縮部材の横方向への 移動を生じさせるか少なくとも移動を完成させることができれば有利である。例 えば、シール部材および/または圧縮部材はケーシング内(例えばケーシングベ ース内)に部分的に挿入してもよく、その後、ベースとカバーとを組み合わせて 固定することによりケーシングを閉塞することで、シール部材および/または圧 縮部材が最終的に作用する位置へとさらに横方向に移動するようにしてもよい。 前記シール部材は好ましくは、前記シーリング材に隣接して少なくとも1枚の プレート等からなり、このプレート等は使用の際、圧縮部材によりシーリング材 に対して押しつけられ、シーリング材を圧縮する。より好ましくは、このシール 部材はシーリング材を間にはさんだ少なくとも2枚のプレート(好ましくはプレ ート2枚のみ)からなり、このシール部材を使用時に長手方向に圧縮することに より、それらプレートが相互に接近させられるか、またはそれらプレートの一方 が他方のプレートに向かって押しやられ、シーリング材が圧縮されるとともに横 方向へ移動する。それらプレートのすべてまたは各プレートは実質的に剛体でも よく、または可撓性のもの、例えば弾性をともなう可撓性のものであってもよい 。これらのプレートは、例えばポリプロピレンなどのプラスチック材料または、 天然ゴムまたは合成ゴムなどのエラストマー材料で形成してもよい。 本発明の装置を1つの伸長体の一部を封鎖するものとして説明してきたが、こ れには2以上の伸長体の封鎖が含まれるものと了解すべきである。したがって、 前記シール部材は1つ、好ましくは2以上の伸長体の周囲にシールを形成するこ とができる。このため、シール部材は伸長体が貫通する1個以上の孔(すなわち 開口部)を少なくとも使用時において有している。ある孔が使用されないときは 、栓などにより閉塞することが好ましい。または、シール部材の一部を切除する かまたは除去することにより、必要な場合にだけ必要な孔を設けてもよい。 前記シーリング材は一般に、適切なシーリング材であればどのようなものでも 包含することができる。特に好適なシーリング材はゲルである。このゲルは例え ばシリコーンゲル、尿素ゲル、ウレタンゲル、熱可塑性ゲル、または適切なゲル またはゲル状のシーリング材からなることができる。好適なゲルは油で延ばした 重合体組成物からなる。好ましくは、スティーブンス−ヴォランド・テクスチャ アナライザ(Stevens-Volland Texture Analyser)を用いて測定したこのゲルの 室温での硬度は45g超、さらに好ましくは50g超、特に好ましくは55g超、例え ば55gないし60gである。ゲルの応力緩和(stress−relaxation)は好ましくは 12%未満、さらに好ましくは10%未満、特に好ましくは8%未満である。AST M D638により測定した、室温での極限伸び率は好ましくは100%超、より好ま しくは600%超、さらに好ましくは1000%超、特に好ましくは1400%超である。 ひずみ100%での伸長弾性率は好ましくは少なくとも1.8MPa、より好ましくは 少なくとも2.2MPaである。全体的な圧縮永久ひずみは好ましくは35%未満、 より好ましくは25%未満、さらに好ましくは15%未満である。好ましくは、AS TM D217により測定したゲルの円錐体貫入度は少なくとも50(10mm)であり 、より好ましくは少なくとも100(10mm)、さらに好ましくは少なくとも200( 10mm)、また好ましくは400以下(10mm)、さらに好ましくは350以下(10m m)である。このゲルの重合体組成物は例えばエラストマー、ないし相対的に硬 質のブロックと相対的に弾性的なブロックとを有するブロック共重合体からなり てもよい。そのような共重合体の例は、例えば国際公開番号WO88/00603に開 示されたスチレン−ブタジエンまたはスチレン−イソプレンの二ブロックまたは 三ブロック共重合体などのスチレン−ジエンブロック共重合体を含む。しかし好 ましくは、この重合体組成物は、例えば日本のクラレ(Kuraray)により商標名 「セプトン(Septon)」で販売されているように、1以上のスチレン−エチレン −プロピレン−スチレンブロック共重合体からなる。このゲルに使用されるエキ ステ ンダー液は好ましくは油からなる。この油は、パラフィン油やナフテン油などの 炭化水素油、ポリブテン油やポリプロペン油などの合成油、またそれらの混合物 であってもよい。好適な油は非芳香族パラフィンとナフテン系炭化水素油との混 合物である。このゲルは、水分捕捉剤(塩化ベンゾイルなど)、酸化防止剤、顔 料および殺菌剤などの添加剤を含有してもよい。 使用可能な他のシーリング材には、重合体(シリコーン等)発泡材料、天然ゴ ムまたは合成ゴムなどのエラストマー材料、マスチック、またはシリコーングリ ースなどのグリースが含まれる。 本発明を付属図面を参照しつつ、例を用いて説明する。 図1は、本発明による装置のシール部材を示す。 図2は、本発明による装置の固定装置を示す。 図3は、本発明による装置のケーシングを示す。 図4は、ケーブルの周囲で閉塞されつつある本発明による装置を示す。 図5は、本発明による装置のシール部材、圧縮部材、および固定装置を示す。 図6は、本発明による装置の別のシール部材、圧縮部材、および固定装置を示 す。 図1(aおよびb)は、本発明による装置のシール部材1を示しており、シー ル部材1は、間にこのシール部材のシーリング材5をはさんだ2枚のプレート3 からなりている。使用の際、プレート3は(例えば一方のプレートを他方のプレ ートに向けて移動させることにより)相互に相対的に近づけられ、それによりシ ーリング材の一部が横方向に移動して周囲のケーシング(図示せず)内部と密閉 係合状態に置かれるとともに、このシール部材を貫通して延びる孔または開口部 7を貫通して延びるケーブルまたは他の伸長体と密閉係合状態に置かれる。シー ル部材1は、図1bに示すように、3つの独立した部分に分かれており、ケーブ ルまたは他の伸長体の開口部7への横からの挿入が可能になっている。 図2(aおよびb)は、本発明による装置の固定装置9を示しており、この固 定装置9はケーブルまたは他の伸長体をケーシングに対して固定するためのもの である。固定装置9は、装置9を貫通して延び、前記シール部材の開口部7と対 応する開口部11を備えている。使用時には、ボルト、ねじ等が孔13を貫通し ており、この装置の独立した部分15を、開口部11を貫通して延びる伸長体の 周囲に締め付けることができる。 図3は、本発明による装置のケーシング17を示しており、ケーシング17は このケーシングを閉塞するように組み合わせることが可能なベース19とカバー 21とからなりている。このケーシングのベース19は各端部に、シール部材と 固定装置とを中に差し入れるためのスロット23を備えている。 図4は、ケーブルスプライスクロージャの形態をとる本発明による装置を概略 的に示しており、この装置はそれぞれ図1から3までのシール部材1、固定装置 9、ケーシング17からなり、さらに圧縮部材25と(ケーシング17のベース 19とカバー21との間をシールするための)Oリングシール27とからなりて いる。図4aはケーシング17内のシール部材1と固定装置9との間に挿入され つつある圧縮部材25を示している。圧縮部材25は全体的に平坦であるが、こ の部材の残余の平面から外れて延びる弾性部29を備えている。この圧縮部材は 針金などの金属で構成すると有利である。圧縮部材25をシール部材1と固定装 置9との間に挿入すると、圧縮部材の弾性部29がシール部材に対し押圧され、 固定装置は移動できないようにケーシングに対し固定されているので、シール部 材が圧縮される。このシール部材の圧縮により、シール部材のプレートが相互に 接近し、それによりシーリング材の一部が横方向に移動する。圧縮部材25の挿 入方向はケーシング内でケーブル31が延びる方向に対して実質的に垂直である 。 図5および6はそれぞれシール部材1、圧縮部材25、および固定装置9をよ り詳細に示している。図5に示すものは単一ケーブル31を収容するためのもの であり、一方、図6に示すものは4本までのケーブル31を収容するためのもの なので、そのシール部材および固定装置は適切な数のケーブル挿入開口部を備え ている。図6に示すシール部材1の開口部はそれぞれ、ケーブルの直径に応じて 切断等により選択的に除去可能な一続きの同心円状除去部33を有している。こ の特徴を除けば、シール部材1および固定装置9はそれぞれ図1および2に示す ものと実質的に同一である。また固定装置の独立部分15を共にケーブル31の 周囲に固定するボルト35が図示されている。圧縮部材25はそれぞれ、正方形 の三辺を形成するように曲げられた1本の針金からなり、この針金は、この正方 形の平面外に折り曲げられたキンク部(kinks)29を備えており、キンク部2 9がシール部材1を押圧し、それによって近い方のプレート3を遠い方のプレー トに接近させシーリング材の一部を横方向に移動させるようになっている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AU,BB,BG,B R,BY,CA,CN,CZ,EE,GE,HU,IS ,JP,KP,KR,KZ,LK,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL,R O,RU,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,UA ,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 伸長体の一部を封鎖するための装置であって: (a)前記伸長体の一部を封鎖するためのケーシングと; (b)前記ケーシングと前記伸長体との間にシールを形成するためのシーリング 材からなるシール部材と; (c)前記伸長体に対して長手方向に前記シール部材を圧縮して前記シーリング 材の少なくとも一部を前記伸長体に対して横方向に移動させ前記シールを形成す るための圧縮部材と;からなり、 使用の際、前記伸長体に対して横方向に、前記シール部材および/または前記圧 縮部材を前記ケーシングに対して移動させること、好ましくは前記ケーシング内 へ移動させることによって前記シール部材が長手方向に圧縮されることを特徴と する装置。 2. 使用の際、前記シール部材が前記圧縮部材と前記ケーシングの一部との間 で圧縮されることを特徴とする請求項1に記載の装置。 3. 前記圧縮部材の横方向の移動が、前記シール部材と、前記ケーシングの一 部または、前記ケーシングに対して固定されている前記装置の別の部分との間に 前記圧縮部材を挿入することからなることを特徴とする請求項1または請求項2 に記載の装置。 4. 前記シール部材の横方向の移動が、前記圧縮部材と、前記ケーシングの一 部または、前記ケーシングに対して固定されている前記装置の別の部分との間に 前記シール部材を挿入することからなりていることを特徴とする前記請求項のい ずれかに記載の装置。 5. 前記装置の残りの部分が前記伸長体を前記ケーシングに対して固定するた めの固定装置からなることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の装置。 6. 前記圧縮部材が全体的に平面内に広がる形状を有し、使用の際、前記平面 が前記伸長体を横切る向き、好ましくは前記伸長体に対し実質的に垂直な向きに あることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の装置。 7. 前記シール部材および/または前記圧縮部材の前記ケーシングに対する横 方向の移動が、前記ケーシング内の1個以上のスロット内または前記装置の他の 部分の間に前記部材を差し入れることからなることを特徴とする前記請求項のい ずれかに記載の装置。 8. 前記圧縮部材が弾性体であり、好ましくはばねからなることを特徴とする 前記請求項のいずれかに記載の装置。 9. 前記圧縮部材が前記ケーシングおよび/または前記シール部材の一体化し た一部であることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の装置。 10. 前記ケーシングが、組み合わされて前記ケーシングを閉塞することので きるベースとカバーとからなり、使用時に前記ベースと前記カバーとを組み合わ せることにより、好ましくは前記ケーシングの前記ベースまたは前記カバーに対 する前記シール部材および/または前記圧縮部材の横方向への移動が生じること を特徴とする前記請求項のいずれかに記載の装置。 11. 前記シール部材が前記シーリング材を間にはさんだ少なくとも2枚のプ レートからなり、前記シール部材を使用時に長手方向に圧縮することにより、前 記プレートが相互に接近させられることを特徴とする前記請求項のいずれかに記 載の装置。 12. 前記装置がケーブルスプライスクロージャからなり、前記伸長体がスプ ライスド(継がれた)ケーブルからなることを特徴とする前記請求項の何れかに 記載の装置。 13. 前記装置が、ダクトの端部に装着し、前記端部を密閉するためのダクト シールからなり、前記伸長体が好ましくはケーブルまたはパイプからなることを 特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の装置。 14. 伸長体の一部を封鎖する方法であって: (a)シーリング材からなるシール部材内に前記伸長体を挿入し、ケーシング内 に前記シール部材と前記伸長体とを挿入して前記伸長体の一部を封鎖するステッ プと; (b)前記伸長体に対して横方向に、前記シール部材および/または圧縮部材を 前記ケーシングに対して移動させて前記シール部材を前記伸長体に対して長手方 向に圧縮し、その結果、前記シーリング材の少なくとも一部を前記伸長体に対し て横方向に移動させて前記ケーシングと前記伸長体との間にシールを形成するス テップと;からなる方法。 15. 請求項1ないし13のいずれかに記載の装置により実施されることを特 徴とする請求項14に記載の方法。
JP8530555A 1995-06-30 1996-06-13 伸長体の一部を封鎖するための装置 Pending JPH11507495A (ja)

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