JPH11507418A - 2重端ループを伴ったピン継ぎ目及びその方法 - Google Patents

2重端ループを伴ったピン継ぎ目及びその方法

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JPH11507418A
JPH11507418A JP9527608A JP52760897A JPH11507418A JP H11507418 A JPH11507418 A JP H11507418A JP 9527608 A JP9527608 A JP 9527608A JP 52760897 A JP52760897 A JP 52760897A JP H11507418 A JPH11507418 A JP H11507418A
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クッカート、ステファニー
フィッカース、ヒセラ
スレーダー、エルンスト
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アステン・インコーポレーテッド
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
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    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/0027Screen-cloths
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Abstract

(57)【要約】 製紙業者織物は、製紙機械上での使用の為の無端形状を形成する為に継なぐことが出来るようにする為に個々の端に2重のピン継ぎ目ループを有している。2重の継ぎ目ループを形成する為の継ぎ方法もまた提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 2重端ループを伴ったピン継ぎ目及びその方法 発明の背景 発明の分野 この発明は、製紙業者織物(papermakers fabrics)の 如き工業用織物の為の継ぎ目(seam)及び継ぎ方法に関係している。 関連技術の記載 製紙装置において使用される時、製紙業者織物は、紙製品を形成し、そして /または紙製品が形成された時には紙製品を搬送する為に、無端ベルトとして形 作られる。織られた製紙業者織物は、従来平坦または無端織りのいずれかにより 形成されている。 平坦に織られた織物では、その上で織物が使用される製紙装置の縦方向(m achine direction)に縦糸が向けられている。無端に織られた 織物では、使用中に縦方向に縦糸が向けられている。 無端織り技術は継ぎ目の無い製紙業者織物を織る為に使用することが出来る 。しかしながら、無端に織られた織物の全体の寸法には実際上の制限があり、ま た固有の設置の困難さもある。さらには、全ての製紙装置が無端に織られた継ぎ 目無し織物の設置を受け入れるよう設計されている訳ではない。結果として、無 端に、及び平坦に織られた両者の製紙業者織物は、製紙装置上における製紙業者 織物の設置の間に結合されている両端を有してしばしば供給される。 種々の継ぎ目技術がこの技術分野において良く知られている。継ぎ目の1つ の従来の方法は、織物の個々の端で交互の縦方向糸を一連のループへと変更させ るよう形成することである。織物端のループは次に織物設置の間に相互に噛み合 わされるよう(intermeshed)織られて両端を共に固定する為にピン トル(pintle)が挿入される通路を規定する。 例えば、米国特許第4,206,331号;第4,438,789号;第4 ,469,142号;第4,846,231号;第4,824,525号;そし て第4,883,096号は種々のピン継ぎ目を開示しており、ここにおいては 縦方向糸が端ループを形成するよう使用されている。これらの特許の夫々におい ては、個々の縦方向糸は織物中に織り戻されて一連の単一ループを形成する。し かしながら、このような継ぎ目のループは無端ベルトの強度を損なうよう伸びた りほぐれたりする傾向がある。この継ぎ目は通常は設置された織物の弱点であり 、そして近代の高速度な製紙装置における繰り返される使用の後で破損してしま うかもしれない 向上された構造の安定性と共に補強された縦方向継ぎ目ループを伴った製紙 業者織物を提供することが望まれている。また、継ぎ目における織物の嵩または 厚さを大きく増大させることのない補強された継ぎ目ループを伴った織物を有す ることが望まれている。 発明の概要 この発明は、織物の両端上に一連の継ぎ目ループを形成するよう使用される 縦方向糸(machine dieection yarns)(以下、MD糸 )のシステムを有している製紙業者織物を提供する。ループの少なくとも幾つか に関しては、第2のループが織られたMD糸または予めカールされたMD糸部分 のいずれかから形成されて嵌め合わされた(nested)ループ対、即ち2重 ループ、を形成する。 好適な実施例では、織物は、平坦なモノフィラメント(monofilam ent)MD糸の少なくとも2つの積み重ねられた層と横方向糸(cross machine direction yarn)(以下、CMD糸)の少なく とも1つの層とを伴って平坦に織られている。織物が織られヒートセット(he at set)された後、織物は所望の長さに切られる。CMD糸が次に個々の 端から取り除かれてカールされたMD糸端部分を織物の個々の端から突出させる 。織物を横切って進み、積み重ねられたMD糸の全ての他の組から2つの端部分 がこれら自身の上にループ状に曲げ戻され、そして繊維端中へ織り戻されて1対 の嵌め合わされた直角端ループ、即ち2重ループ、を形成する。積み重ねられた 糸の個々の組中において2つ以上のMD糸が存在している場所は、非ループ形成 糸がループ形成MD糸の戻し織り(backweaving)の為に使用された 空間を無くすよう刈り戻される。 あるいは、予めカールされた糸部分が織物の端中に織り戻されて内側ループ を形成する。単一のMD糸が次に内側ループの夫々の回りに巻き戻され、そして 織物中へと織り戻されて嵌め合わされた(nested)ループ対の外側ループ を形成する。 端ループを形成する為に使用されなかった積み重ねられたMD糸の代わりの グループに関しては、個々の積み重ねられたMD糸の組のほとんどの単一MD糸 が奥に刈られる(trimmed back)。単一の刈られずに突出している MD糸端部は次に織物中に織り戻されて最後に残っているCMD糸を保持する。 この発明の目的は、織物の強度及び耐久性を向上させる2重端ループを伴っ た全てモノフィラメント糸で構成された織物を提供することである。 他の目的及び利点は、この好適な実施例の詳細な記載を読んだ後に当該技術 分野に習熟した人々に対して明らかになるだろう。 図面の簡単な記載 第1a図は、この発明の教えに従った2重ループピン継ぎ目を組み込んでい る製紙業者織物の斜視図である。 第1b図は、ピントル(pintle)部材により固定される以前の2重ル ープピン継ぎ目の両端の上面図である。 第2図は、2重にループが形成されている端が形成されている織物の本体の 好適な実施例の概略図である。 第3図は、第2図中の線3−3に沿った横断面図である。 第4図は、第2図中の線4−4に沿った横断面図である。 第5図は、積み重ねられたMD糸の3つの層を有している織物の第2の実施 例の概略図である。 第6a,6b,6cそして6d図は、第2図〜第5図中に描かれている製紙 業者織物の為の2重ループ継ぎ目の形成を示している一連の図である。 第7図は、ループを形成しているMD糸を示しているとともにループを形成 していないMD糸を仮想線で示している第6c図〜第6d図中に描かれている織 物端の構成図である。 第8図は、第7図中における線8−8に沿った横断面図である。 第9a図及び第9b図は、ループを形成していないMD糸とループを形成し ているMD糸を夫々示している2重ループピン継ぎ目織物の第3の実施例の概略 図である。 第10図は、第9a図及び第9b図中に描かれている織物の構成図である。 第11図は、第10中の線11−11に沿った横断面図である。 第12図は、第10中の線12−12に沿った横断面図である。 第13図は、織物の端近傍に2重から単一CMD層への変遷を有している織 物の第4の実施例の概略図である。 第14図は、第13図の線14−14に沿った横断面図である。 第15図は、第13図の線15−15に沿った横断面図である。 第16図は、織物の両端の間の細い線コイル連結の概略図である。 好適な実施例の詳細な記載 第1a図及び第1b図を参照すると、製紙業者織物2の為のピン継ぎ目1が 示されている。織物端3及び4の夫々は、織物端3及び4を連結する為に縦方向 (MD)糸により形成された一連の交互のループ5及び空間6を含んでいる。織 物の端からの交互のループ5は相互に噛み合わされて通路を形成しており、ピン トル(pintle)7が通路中に挿入されて織物端3及び4を相互に保持して 実質的に連続した無端構造にされる。 第2図乃至第4図中に図示されている如く、製紙業者織物2は好ましくは平 坦なモノフィラメントMD糸10,12,14の3つの層と横方向(CMD)糸 16a,16b及び18a,18bの2つの層とを伴って織られている。MD糸 10,12,14は交互のCMD糸16a,18aの回りに節(knuckle )を織り、交互のCMD糸16a,18aは他のCMD糸16b,18bよりも より大きくカール(crimp)されている。 MD糸層は、上方MD糸10,中間MD糸12,そして下方MD糸14を備 えているMD糸の積み重ねられた3つの組を規定している。上方MD糸10は、 3つの上方層CMD糸16a,16bの上方に浮いて織られ、次のCMD糸16 aの下方に織られて1つの節を形成し、そしてその後に上面へと持ち上げられて 繰り返しを連続する。同様に、下方MD糸14は、上方MD糸及び上方CMD糸 の反対の形態で下方CMD糸18a,18bと共に織られている。下方MD糸1 4は、3つの下方層CMD糸18a,18bの下方に織られ、次のCMD糸18 aの上方に織られて1つの節を形成し、次に織物の底面に向かい戻されて繰り返 される。好ましくは、上方MD糸10により形成された節は下方MD糸14によ り規定された浮きの中間の上方に配置されており、またこの逆もある。 中間層MD糸12は、上方CMD糸16a,16b及び下方CMD糸18a ,18bの両者と相互に織られている。好ましくは、中間MD糸12は、上方M D糸10により規定された節の直下の下方CMD糸18aの下方に織られ、次の CMD糸16b,18bの間に織られ、下方MD糸14により規定された節の直 上の次のCMD糸16aの上に織られ、次のCMD糸16b,18bの間に織ら れ、以降これを繰り返す。上方,中間,及び下方MD糸10,12,14の繰り 返しが、上方及び下方CMD糸16a,16b,18a,18bの4つの対に関 係しているにもかかわらず、上方及び下方MD糸10,14は、CMD糸16a ,18aの全ての他の対にのみ関して節を織っており、MD糸の全ての他の積み 重ねられた3つの組みは織物の幅を横切って同じCMD糸と同じ方法で織られる 。 好ましくは、CMD糸は第2図中に描かれている如く全てが同じ寸法である か、または第5図中に描かれている交互に寸法が異なっており、第5図では、カ ールされているCMD糸16a,18aは比較的カールされていないCMD糸1 6b,18bよりも直径が小さい。異なった直径のCMD糸の使用は、CMD糸 16a,16b,18a,18bの個々の対が垂直な配置に保持されている間に 織物2が均一の厚さを保持することを許容する。上方及び下方MD糸10,14 がその回りに節を形成しているCMD糸16a,18aのカールは、第2図〜第 4図中に描かれている織物の実施例に比べて第5図の実施例の比較的小さな直径 のCMD糸の為には大きい。両方の場合には、交互のCMD糸対16b,18b が垂直方向には何等のカールも生じない。このような好適な織物のさらなる詳細 は米国特許第5,343,896号中に記載されており、この米国特許は引用に よりあたかも全てが開示されたかのようにここに組み込まれる。 第6a図〜第6d図を参照すると、個々の織物端の為の直角の閉じ目ループ 5及び空間6の形成が図示されている。織物が織られヒートセット(heat set)された後には、それは第6a図に図示されている如く所望の長さに切断 される。CMD糸は次に織物2の端から取り除かれ、織物の端から突出している カールしたMD糸10,12,14の端部分を残す。下方層MD糸14は織物中 の奥に向かい刈られ(trimmed back)て、第6b図中に示されてい る如く上方MD糸10の戻し織り(back weaving)の為の空間を創 出する。 第6c図及び第6d図は、積み重ねられたMD糸の交互の組の異なった取り 扱いを図示している。ループを形成しているMD糸の組に関しては、中間糸12 の突出端がループ状に戻され、そして自身と再び織られる。上方MD糸10が次 にループ状に戻され、そして下方MD糸14により空にされた空間中に織り戻さ れて第6c図中に示されている如き2重に嵌め合わされた(nested)ルー プを形成する。 代わりに、中間糸12により形成された内側ループを、第13図の実施例に 関連して下に図示されている如き予めカールされている糸部分により形成される よう変えることが出来る。このような場合には、中間MD糸12は織物中の奥に 向かい刈られて、ループを形成している糸部材が、中間MD糸12を刈ることに より空にされた空間中に織り戻される。このような予めカールされている糸部分 の形成の好適な方法は米国特許第5,411,062号中に明らかにされており 、この米国特許は引用によりあたかも全てが開示されたかのようにここに組み込 まれる。 好ましくは、内側ループは個々の外側ループに関連して形成されており、こ の結果として端ループの全ては2重ループである。しかしながら、外側ループの 半分のみ、またはそれ以下の内側ループを提供することが依然として実質的によ り耐久性のある継ぎ目となることは、当該技術分野において習熟した人々により 認められるであろう。 ループを形成しないMD組に関しては、中間MD糸12は末端に残されてい るCMD糸へと向かって奥に向かい刈られ、そしてMD糸10の突出している端 はループ状に戻されるとともに下方MD糸14により空にされた空間中に織り戻 されて、第6d図中に図示されている如く、織物中の末端のCMD糸を保持する 。代わりに、図示されていないが、突出しているMD糸端の予め存在しているカ ールを織り戻し模様に合致させる為に、単一のCMD糸18aを末端CMD糸と して使用することが出来る。 好適な実施例においては、上方MD糸10は100%縦糸打ち込み(war p fill)で織られ、そして糸の詰め込み(crowding)は継ぎ目ル ープの直交する配向を維持する。好ましくは、ループが通常の使用の間に引き離 されることを防止するのに十分な強度を提供する為に、ループを形成している糸 10及び12は全て、織物中で略2乃至2・1/2インチまたは32と40との 間の横糸本数(pick)に織り戻される。もしも織物が100%縦糸打ち込み (warp fill)以下で織られたならば、ループを形成している糸10及 び12は織物の一体性を維持する為により大きな距離を織り戻されなければなら ない。ループを形成していないMD糸10は、使用中にこれらの糸に力が負荷さ れないので、より短い距離を織り戻される。MD糸の縦糸打ち込み(warp fill)が50%またはそれ以下の場合には、MD糸の間の空間が全ての上方 層MD糸から形成されたループを相互に網目状に編む為の十分な空間を提供する であろうから、ループを形成していない糸を提供する必要はない。 第7図及び第8図は、製紙業者織物2の1つの継ぎ目端の為の完成したルー プ構造を図示しており;積み重ねられたループを形成しているMD糸の組は実線 により示され、ループを形成していないMD糸の組は仮想線により示されている 。ループを形成する中間MD層糸12を2重にすることは、CMD糸が第2図中 に図示されている如く位置ずれする傾向にあるので、継ぎ目の厚さに大きく加わ らない。織物2が、第5図中に示されているす如く、異なった寸法のCMD糸1 6a,18a及び16b,18bにより形作られている場合には、より小さな直 径の糸16a,18aと同じ直径を有している糸をより大きな比較的カールされ ていないCMD糸16b,18bの為の代わりとすることが出来て、継ぎ目にお ける織物の厚さのいかなる大きな増加もなくCMD糸の配列と積み重ねの両方を 維持する。 織物2がCMD糸の単一の層と上方及び下方に積み重ねられたMD糸の対と を有している場合には、嵌め合わされた(nested)2重ループ継ぎ目もま た設けることが出来る。このような織物は米国特許第5,343,896号中に 詳細に開示されている。第9図〜第12図は2重ループの嵌め合わされた継ぎ目 の1つの形状を描いており、そして図13〜図15は単一のCMD層の織物の為 の別の継ぎ目を描いている。 第9図〜第12図中に示されている実施例を参照すると、単一層の織物30 が上方層MD糸40a,40bと下方層MD糸42a,42bの交互に積み重ね られた対を有している。積み重ねられたMD糸は、小さな直径の糸41aと大き な直径の糸41bの交互により構成されているCMD糸の単一層と相互に織られ る。MD糸は、米国特許第5,343,896号中にさらに詳細に説明されてい るようにして小さな直径の糸41aの回りに節を織る。 織物の継ぎ目端を創出するにおいては、織物は最初は織られ、ヒートセット され、そして所望の長さに切断される。複数のCMD層の実施例中の如く、CM D糸は取り除かれて織物30の端から突出しているカールされているMD糸を残 す。ループを形成していないMD糸40a,42aの組に関しては、第9a図中 に図示されている如く、下方層の糸42aが織物中で奥に向かい刈られ、そして 上方層のMD糸40aは織物中に織り戻されて末端のCMD糸45を保持する。 MD糸40b,42bのループを形成している組に関しては、下方のMD糸42 bは自身の上にループ状に戻され、そして上方のMD糸40bの直下に織られ接 触される。上方のMD糸40bの突出している端は次にループ状に戻され、そし て下方のMD糸42bの直下に織られて下方のMD糸42bに接触される。 好ましくは、MD糸は比較的薄く高いアスペクト比の糸である。従って、織 物の継ぎ目領域中には厚さの小さな増大のみしかない。この厚さにおける増大は 、CMD糸41bをより小さな直径のCMD糸41aと略同じ直径の糸と交換す ることを通して、緩和させることが出来る。好ましくは、MD糸40b,42b は2と2・1/2インチとの間または32と40本の横糸(picks)との間 で織物の端中に織り戻されて、織物端の一体性(integrity)を保持す る。 第13図乃至第15図を参照すると、2重のCMD糸層織物の為の継ぎ目が 単一のCMD層織物の為に使用されている。この実施例においては、上方の層の MD糸60a,60bと下方の層のMD糸62a,62bとが織物50の本体中 で単一層のCMD糸61a,61b,61a,61bと相互に織られる。織物が 所望の長さに切断され、そして選択された数の末端のCMD糸61a,61bが 取り除かれた後には、上方及び下方のMD糸60a,60b,62a,62bは 、積み重ねられたMD糸の3つの層を有している織物に関して上述した第2図〜 第5図中に図示されていた上方及び下方のMD糸と同じ繰り返し模様で、CMD 糸63,65の積み重ねられた対と共に織られる。積み重ねられたMD糸の対6 0a,62aの間に2重の糸部分66が織り込まれ、2重の糸部分66は2重の 端ループ5の内側ループを形成する。内側のMD糸部分66は、人手によりカー ルされているか、あるいは上述した第2図または第5図中に図示されていた形態 の既に織られヒートセットされている織物から取り除かれた中間MD糸の部分か ら予めカールされていて、2重のCMD層織り模様と合致する。外側の嵌め合わ されたループは上述した如く上方層のMD糸60aから形成されている。 好ましくは、織物の一体性を保持する為に、MD糸60aは2インチと4イ ンチとの間で織物の2重のCMD層端中に織り戻される。ループを形成しないM D糸62aはより少ない程度で織り戻すことが出来る。 この発明において採用された糸に関しては、連続したモノフィラメント糸を 使用することが好ましい。しかしながら、マルチフィラメント糸を、特にCMD 糸の為には、使用することが出来る。カールされていないCMD「スタッファー (stuffer)」糸に関しては、スタッファーは織物の残りと同じ材料であ ることが出来るか、または或る特性の為に選択することが出来ると確認されよう 。当該技術分野に於いて習熟された人々は、スタッファー糸は、織物本体及び/ または継ぎ目領域中の透過性及び密度の或る特性を達成する為に選択された紡績 糸(spun yarn)であるとしばしば認識するだろう。 第16図において示されている如く、細い線コイル76を2重にされた端ル ープと関連して使用して織物端を共に固定することが出来る。織物本体に対する コイル部材の取り付けに関しては、この取り付けは米国特許第4,862,92 6号中に開示されている如きピン継ぎ目を形成する為に従来技術により使用され ていたのと実質的に同じ方法で達成される。米国特許第4,862,926号は 引用によってあたかも全てが開示されているかのように組み込まれる。 この実施例においては縦方向ループが、コイル部材70を織物本体に固定す る拘束ループを形成している。従って、継ぎ目構造は多数の縦方向糸を2回使用 することを通じて強化されている。縦方向糸のこの2重化は、継ぎ目の品質にい かなる犠牲も生じさせることなく達成される。コイル部材70の為の拘束ループ 72を形成するよう使用された縦方向糸72は2つにされるか、または対にされ 、そして角張った頭部湾曲の間または上に配置されている。 ループ糸72の使用を通じてのみ織物本体へのコイル部材70の取り付けを することが出来るとはいうものの、角張った頭部湾曲76中及び近傍に拘束糸ま たはピントル(pintle)74が挿入されることが好ましい。ループ糸72 は角張った頭部湾曲の間で拘束糸またはピントル74の回りに伸び、そしてピン 継ぎ目の普通の方法により織物の本体中に織り戻される。ピントル74は非円形 状を有していて、略楕円(oval)形状である。または、ピントルは丸い、四 角い、骨形状または、他の形状であることが出来る。ピントルの為の幾つかの適 切な形状が米国特許第4,862,926号中に示されている。この構造の使用 を通じて、個々の角張った頭部湾曲76上に負荷された引っ張り力を均一にする ことが出来る。拘束糸またはピントル74は全てのループ72の影響下にあるの で、コイル部材70上の種々の地点における不均一な引っ張りは避けられる。よ り大きなピントル80がコイルを互いに連結する為に使用される。コイル部材の 取り付けとループ72を形成している縦方向糸の織物本体中への織り戻しとは、 当該技術分野において習熟した人々に知られているであろう上屋(shed)形 成機械により達成されることが出来る。 この発明は好適な実施例に関して記載されていたが、請求の範囲中に規定さ れている如き発明の範囲内にある他の変形例は当該技術分野において習熟してい る人々には明白であろう。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年2月6日 【補正内容】 のCMD糸の為には大きい。両方の場合には、交互のCMD糸対16b,18b が垂直方向には何等のカールも生じない。このような好適な織物のさらなる詳細 は米国特許第5,343,896号中に記載されている。 第6a図〜第6d図を参照すると、個々の織物端の為の直角の閉じ目ループ 5及び空間6の形成が図示されている。織物が織られヒートセット(heat set)された後には、それは第6a図に図示されている如く所望の長さに切断 される。CMD糸は次に織物2の端から取り除かれ、織物の端から突出している カールしたMD糸10,12,14の端部分を残す。下方層MD糸14は織物中 の奥に向かい刈られ(trimmed back)て、第6b図中に示されてい る如く上方MD糸10の戻し織り(back weaving)の為の空間を創 出する。 第6c図及び第6d図は、積み重ねられたMD糸の交互の組の異なった取り 扱いを図示している。ループを形成しているMD糸の組に関しては、中間糸12 の突出端がループ状に戻され、そして自身と再び織られる。上方MD糸10が次 にループ状に戻され、そして下方MD糸14により空にされた空間中に織り戻さ れて第6c図中に示されている如き2重に嵌め合わされた(nested)ルー プを形成する。 代わりに、中間糸12により形成された内側ループを、第13図の実施例に 関連して下に図示されている如き予めカールされている糸部分により形成される よう変えることが出来る。このような場合には、中間MD糸12は織物中の奥に 向かい刈られて、ループを形成している糸部材が、中間MD糸12を刈ることに より空にされた空間中に織り戻される。このような予めカールされている糸部分 の形成の好適な方法は米国特許第5,411,062号中に明らかにされている 。 好ましくは、内側ループは個々の外側ループに関連して形成されており、こ の結果として端ループの全ては2重ループである。しかしながら、外側ループの 半分のみ、またはそれ以下の内側ループを提供することが依然として実質的によ 糸(spun yarn)であるとしばしば認識するだろう。 第16図において示されている如く、細い線コイル76を2重にされた端ル ープと関連して使用して織物端を共に固定することが出来る。織物本体に対する コイル部材の取り付けに関しては、この取り付けは米国特許第4,862,92 6号中に開示されている如きピン継ぎ目を形成する為に従来技術により使用され ていたのと実質的に同じ方法で達成される。 この実施例においては縦方向ループが、コイル部材70を織物本体に固定す る拘束ループを形成している。従って、継ぎ目構造は多数の縦方向糸を2回使用 することを通じて強化されている。縦方向糸のこの2重化は、継ぎ目の品質にい かなる犠牲も生じさせることなく達成される。コイル部材70の為の拘束ループ 72を形成するよう使用された縦方向糸72は2つにされるか、または対にされ 、そして角張った頭部湾曲の間または上に配置されている。 ループ糸72の使用を通じてのみ織物本体へのコイル部材70の取り付けを することが出来るとはいうものの、角張った頭部湾曲76中及び近傍に拘束糸ま たはピントル(pintle)74が挿入されることが好ましい。ループ糸72 は角張った頭部湾曲の間で拘束糸またはピントル74の回りに伸び、そしてピン 継ぎ目の普通の方法により織物の本体中に織り戻される。ピントル74は非円形 状を有していて、略楕円(oval)形状である。または、ピントルは丸い、四 角い、骨形状または、他の形状であることが出来る。ピントルの為の幾つかの適 切な形状が米国特許第4,862,926号中に示されている。この構造の使用 を通じて、個々の角張った頭部湾曲76上に負荷された引っ張り力を均一にする ことが出来る。拘束糸またはピントル74は全てのループ72の影響下にあるの で、コイル部材70上の種々の地点における不均一な引っ張りは避けられる。よ り大きなピントル80がコイルを互いに連結する為に使用される。コイル部材の 取り付けとループ72を形成している縦方向糸の織物本体中への織り戻しとは、 当該技術分野において習熟した人々に知られているであろう上屋(shed)形 成機械により達成されることが出来る。 この発明は好適な実施例に関して記載されていたが、請求の範囲中に規定さ 請求の範囲 1.両端(3,4)を有している織られた織物本体を備えており; 織物本体はCMD糸(16a,16b,18a,18b;41a,41 b;61a,61b)の組織と相互に織られたMD糸(10,12,14;40 a,40b,42a,42b;60a,60b,62a,62b)の組織を有し ており; 織物の個々の端(3,4)には、端ループの第1の連続を形成している MD糸(10;40b;60a)の少なくとも幾つかがある; 製紙業者織物(2;30;50)は、 第1の連続のループの少なくとも幾つかと同心的に形成されて第1の連 続のループとともに、織物端(3,4)の相互の継ぎを容易にする為に織物の少 なくとも一端(3)に2重の端ループを規定するループの第2の連続を特徴とし ている。 2.請求項1の製紙業者織物(2;30;50)は、第1の連続のループが 外側ループを備えているとともに、第2の連続のループが2重の端ループの外側 ループの内側に嵌め合わされた内側ループを備えている、ことをさらに特徴とし ている。 3.請求項1の製紙業者織物(2;30;50)は、2重の端ループ(5) が織物(2;30;50)の両端(3,4)に形成されており、そして第1の連 続の個々のループは第2の連続のループと対にされて継ぎ目を形成している端ル ープ(5)の全てが2重の端ループである、ことをさらに特徴としている。 4.請求項1の製紙業者織物(2;30;50)は、織物の両端(3,4) の端ループ(5)が噛み合わされて横断通路を規定しており、そしてピントル( 7)が噛み合わされたループ(5)により規定された通路中に配置されている、 ことをさらに特徴としている。 5.請求項1の製紙業者織物(2;30;50)は、織物の両端(3,4) の端ループ(5)に固定された細い線コイル(76)をさらに特徴としている。 6.請求項1の製紙業者織物(2;30;50)は、第2の連続のループが MD糸の組織(10,12,14;40a,40b,42a,42b;60a, 60b,62a,62b)の選択されたMD糸(12;42b)から形成されて いる、ことをさらに特徴としている。 7.請求項1の製紙業者織物(2;30;50)は、第2の連続のループが 織物端中に織り戻された糸部分(66)から形成されている、ことをさらに特徴 としている。 8.請求項2の製紙業者織物(2;30;50)は、MD糸の組織(10, 12,14;40a,40b,42a,42b;60a,60b,62a,62 b)が積み重ねられた平坦なMD糸の少なくとも2つの層(10,12;40a ,40b,42a,42b;60a,60b,62a,62b)を備えていて、 第1の連続のループはMD糸の第1の層のMD糸(10,40b,60a)から 全てが形成されている、ことをさらに特徴としている。 9.請求項8の製紙業者織物(2;30;50)は、2重の端ループが織物 の両端(3,4)に形成されている、ことをさらに特徴としている。 10.請求項8の製紙業者織物(2;30;50)は、第1の連続のループが MD糸の第1の層(10;40b;60a)の全ての他のMD糸から形成されて いるとともに、第2の連続のループがMD糸組織の第2の層(12;42b;6 0b)の全ての他のMD糸から形成されていて、個々の第1の連続のループが第 2の連続のループと対にされて均一に離間した2重の端ループの連続を織物端( 3)に形成している、ことをさらに特徴としている。 11.請求項8の製紙業者織物(2;30;50)は、第2の連続のループが MD糸の組織(10,12,14;40a,40b,42a,42b;60a, 60b,62a,62b)の第2の層の選択されたMD糸(12;42b)から 形成されている、ことをさらに特徴としている。 12.請求項8の製紙業者織物(2;30;50)は、第2の連続のループが 予めカールされた糸部分(66)から形成されている、ことをさらに特徴として いる。 13.請求項8の製紙業者織物(2;30;50)は、MD糸(10;40a ,42a;60a,62a)の少なくとも1つの層が100%縦糸打ち込みで織 られている、ことをさらに特徴としている。 14.請求項8の製紙業者織物(2;50)は、第1の連続のループが、織物 の端中において選択された距離を選択されたMD糸(14;62a)が奥に向か い刈られることにより空にされた空間中で相互に織られている、ことをさらに特 徴としている。 15.請求項8の製紙業者織物(2;30;50)は、端ループ糸(10,1 2;40b,42b;60a)が2インチと2・1/2インチとの間で織物(2 ;30;50)中に織り戻されている、ことをさらに特徴としている。 16.請求項8の製紙業者織物(30;50)は、CMD糸の組織がCMD糸 (41a,41b;61a,61b)の単一層であり、そして端ループ糸が32 CMD糸から40CMD糸まで織物中に織り戻されている、ことをさらに特徴と している。 17.請求項2の製紙業者織物(2)は、MD糸の組織が積み重ねられた平坦 なMD糸(10,12,14)の少なくとも3つの層から成り、そして第1の連 続のループがMD糸の第1の層のMD糸(10)から形成されている、ことをさ らに特徴としている。 18.請求項17の製紙業者織物(2)は、第2の連続のループがMD糸の組 織の第2の層の選択されたMD糸(12)から形成されている、ことをさらに特 徴としている。 19.請求項18の製紙業者織物(2)は、第1の連続のループが、織物(2 )の端中において選択された距離を第3のMD層の選択されたMD糸(14)が 奥に向かい刈られることにより空にされた空間中で相互に織られている、ことを さらに特徴としている。 20.請求項17の製紙業者織物(2)は、第2の連続のループが予めカール された糸部分(66)から形成されているとともに、織物の端中において選択さ れた距離を選択されたMD糸(12)が奥に向かい刈られることにより空にされ た空間中で相互に織られている、ことをさらに特徴としている。 21.請求項17の製紙業者織物(2)は、MD糸(10)の少なくとも1つ の層が100%縦糸打ち込みで織られている、ことをさらに特徴としている。 22.請求項17の製紙業者織物(2)は、CMD糸の組織(16a,16b ,18a,18b)がCMD糸(16a,16b,18a,18b)の2重の層 であり、そして端ループ糸(10、12)が織物(2)中に64CMD糸から8 0CMD糸まで織物中に織り戻されている、ことをさらに特徴としている。 23.織られた製紙業者織物(2;30;50)の両端(3,4)上に継ぎ目 ループ(5)を形成する為の方法は: 織物(2;30;50)中への糸(12;42b;66)の織り戻しを 介して端ループの内側の連続を形成する工程と;そして、 内側のループと同心的な端ループの外側の連続を形成し、織物端(3, 4)から延出している選択されたMD糸(10;40b;60a)を使用し選択 されたMD糸(10;40b;60a)を織物(2;30;50)中に織り戻し ている2重のループの連続を規定する工程と; を備えていることを特徴としている。 24.請求項23に従った方法は、織物(2;30)が積み重ねられたMD糸 層(10,12,14;40a,40b,42a,42b)から形成されていて 、そして内側のループが選択されたMD糸(12,42b)を織物(2;30) の端(3,4)中に織り戻すことにより形成されている、ことを特徴としている 。 25.請求項23に従った方法は、内側のループが予めカールされている糸部 分(66)を織物(2;50)の端中に織り戻すことにより形成されている、こ とを特徴としている。 26.請求項23に従った方法は、積み重ねられた平坦なMD糸の少なくとも 2つの層とCMD糸(16a,16b,18a,18b;41a,41b)の単 一の層とを備えているMD糸(10,12,14;40a,40b,42a,4 2b)の組織から織物(2;30)が形成されており、 内側のループはMD糸の第1の層の選択されたMD糸(12;42b) を織り戻すことにより最初に形成され、 外側のループはMD糸の第2の層の選択されたMD糸(10;40b) を織り戻すことにより次に形成される、ことを特徴としている。 27.請求項23に従った方法においては、積み重ねられた平坦なMD糸(1 0,12,14)の少なくとも3つの層を備えているMD糸(10,12,14 )の組織から織物(2)が形成されており、この方法は: 内側のループがMD糸(12)の中間層のMD糸を織り戻して自身と接 触させることにより最初に形成され;そして、 外側のループはMD糸の下方層のMD糸(14)を刈ることにより空に された空間中にMD糸の上方層のMD糸(10)を織り戻すことにより次に形成 される; ことをさらに特徴としている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 スレーダー、エルンスト ベルギー国、ビー 4700 ユーペン、ロッ ターウェッフ 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.両端を有している織られた織物本体を備えており; 織物本体はCMD糸の組織と相互に織られたMD糸の組織を有しており ; 織物の個々の端には、端ループの第1の連続を形成しているMD糸の少 なくとも幾つかと、第1の連続のループの少なくとも幾つかと同心的に形成され て第1の連続のループとともに、織物端の相互の継ぎを容易にする為に織物の少 なくとも一端に2重の端ループを規定するループの第2の連続とがある; 製紙業者織物。 2.請求項1の製紙業者織物においては、第1の連続のループが外側ループ を備えているとともに、第2の連続のループが2重の端ループの外側ループの内 側に嵌め合わされた内側ループを備えている。 3.請求項1の製紙業者織物においては、2重の端ループが織物の両端に形 成されており、そして第1の連続の個々のループは第2の連続のループと対にさ れて継ぎ目を形成している端ループの全てが2重の端ループである。 4.請求項1の製紙業者織物においては、織物の両端の端ループが噛み合わ されて横断通路を規定しており、そしてピントルが噛み合わされたループにより 規定された通路中に配置されている。 5.請求項1の製紙業者織物は、織物の両端の端ループに固定された細い線 コイルをさらに備えている。 6.請求項1の製紙業者織物においては、第2の連続のループがMD糸の組 織の選択されたMD糸から形成されている。 7.請求項1の製紙業者織物においては、第2の連続のループが織物端中に 織り戻された糸部分から形成されている。 8.請求項2の製紙業者織物においては、MD糸の組織が積み重ねられた平 坦なMD糸の少なくとも2つの層を備えていて、第1の連続のループはMD糸の 第1の層のMD糸から全てが形成されている。 9.請求項8の製紙業者織物においては、2重の端ループが織物の両端に形 成されている。 10.請求項8の製紙業者織物においては、第1の連続のループがMD糸の第 1の層の全ての他のMD糸から形成されているとともに、第2の連続のループが MD糸組織の第2の層の全ての他のMD糸から形成されていて、個々の第1の連 続のループが第2の連続のループと対にされて均一に離間した2重の端ループの 連続を織物端に形成している。 11.請求項8の製紙業者織物においては、第2の連続のループがMD糸の組 織の第2の層の選択されたMD糸から形成されている。 12.請求項8の製紙業者織物においては、第2の連続のループが予めカール された糸部分から形成されている。 13.請求項8の製紙業者織物においては、MD糸の少なくとも1つの層が1 00%縦糸打ち込みで織られている。 14.請求項8の製紙業者織物においては、第1の連続のループが、織物の端 中において選択された距離を選択されたMD糸が奥に向かい刈られることにより 空にされた空間中で相互に織られている。 15.請求項8の製紙業者織物においては、端ループ糸が2インチと2・1/ 2インチとの間で織物中に織り戻されている。 16.請求項8の製紙業者織物においては、CMD糸の組織がCMD糸の単一 層であり、そして端ループ糸が32CMD糸から40CMD糸まで織物中に織り 戻されている。 17.請求項2の製紙業者織物においては、MD糸の組織が積み重ねられた平 坦なMD糸の少なくとも3つの層から成り、そして第1の連続のループがMD糸 の第1の層のMD糸から形成されている。 18.請求項17の製紙業者織物においては、第2の連続のループがMD糸の 組織の第2の層の選択されたMD糸から形成されている。 19.請求項18の製紙業者織物においては、第1の連続のループが、織物の 端中において選択された距離を第3のMD層の選択されたMD糸が奥に向かい刈 られることにより空にされた空間中で相互に織られている。 20.請求項17の製紙業者織物においては、第2の連続のループが予めカー ルされた糸部分から形成されているとともに、織物の端中において選択された距 離を選択されたMD糸が奥に向かい刈られることにより空にされた空間中で相互 に織られている。 21.請求項17の製紙業者織物においては、MD糸の少なくとも1つの層が 100%縦糸打ち込みで織られている。 22.請求項17の製紙業者織物においては、CMD糸の組織がCMD糸の2 重の層であり、そして端ループ糸が織物中に64CMD糸から80CMD糸まで 織物中に織り戻されている。 23.織られた製紙業者織物の両端上に継ぎ目ループを形成する為の方法は: 織物中への糸の織り戻しを介して端ループの内側の連続を形成する工程 と;そして、 内側のループと同心的な端ループの外側の連続を形成し、織物端から延 出している選択されたMD糸を使用し選択されたMD糸を織物中に織り戻してい る2重のループの連続を規定する工程と; を備えている。 24.請求項23に従った方法においては、織物が積み重ねられたMD糸層か ら形成されていて、そして内側のループが選択されたMD糸を織物の端中に織り 戻すことにより形成されている。 25.請求項23に従った方法においては、内側のループが予めカールされて いる糸部分を織物の端中に織り戻すことにより形成されている。 26.請求項23に従った方法においては、積み重ねられた平坦なMD糸の少 なくとも2つの層とCMD糸の単一の層とを備えているMD糸の組織から織物が 形成されており、 内側のループはMD糸の第1の層の選択されたMD糸を織り戻すことに より最初に形成され、 外側のループはMD糸の第2の層の選択されたMD糸を織り戻すことに より次に形成される。 27.請求項23に従った方法においては、積み重ねられた平坦なMD糸の少 なくとも3つの層を備えているMD糸の組織から織物が形成されており:ここに おいて、 内側のループはMD糸の中間層のMD糸を織り戻して自身と接触させる ことにより最初に形成され;そして、 外側のループはMD糸の下方層のMD糸を刈ることにより空にされた空 間中にMD糸の上方層のMD糸を織り戻すことにより次に形成される。
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