JPH11507417A - セルロース繊維構造の多重ゾーン制限オリフィス乾燥と、そのための装置と、これによって製造されるセルロース繊維構造 - Google Patents

セルロース繊維構造の多重ゾーン制限オリフィス乾燥と、そのための装置と、これによって製造されるセルロース繊維構造

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JPH11507417A
JPH11507417A JP9502276A JP50227697A JPH11507417A JP H11507417 A JPH11507417 A JP H11507417A JP 9502276 A JP9502276 A JP 9502276A JP 50227697 A JP50227697 A JP 50227697A JP H11507417 A JPH11507417 A JP H11507417A
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Abstract

(57)【要約】 製紙用又はその他の吸収性胚ウエブ用の制限オリフィス通風乾燥装置。この装置は、第一ゾーン(41)及び第二ゾーン(42)を備える。第一ゾーン(41)は、漏出圧力より低い差圧に維持される一方、第二ゾーン(42)は漏出圧力より高い差圧に維持される。この装置で乾燥される胚ウエブの滞留時間は、第一ゾーンでは好ましくは35ミリ秒より短い時間に維持される。前記二重ゾーン装置を用いた場合、装置を運転するのに必要な全体のエネルギーを低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 セルロース繊維構造の多重ゾーン制限オリフィス乾燥と、 そのための装置と、 これによって製造されるセルロース繊維構造 発明の分野 本発明は、通風乾燥される吸収性胚ウエブ、及び特に通風乾燥されるセルロー ス繊維構造に関する。 発明の背景 吸収性胚ウエブは、日常生活の必需品である。吸収性胚ウエブには、セルロー ス繊維構造、吸収性泡沫等が含まれる。セルロース繊維構造は日常生活の必需品 になっている。セルロース繊維構造は、フェイシャルティシュー、トイレットテ ィシュー、及びペーパータオルなどに見られる。 セルロース繊維構造の製造において、液体キャリヤー中に分散されたセルロー ス繊維の湿潤胚ウエブは、成形ワイヤーに載せられる。湿潤胚ウエブは、いくつ かの既知の手段のどれか、又はこれらの手段の組合わせによって乾燥することが できる。これらの乾燥手段の各々は、結果として生じるセルロース繊維構造の特 性に影響を与える。例えば乾燥手段及び乾燥方法は、柔らかさ、キャリパ、引張 り強さ、及び生じるセルロース繊維構造の吸収性に影響を与えることがある。同 様に、セルロース繊維構造を乾燥するために用いられる手段及び方法は、この構 造が製造されうる速度に影響を与える。この時、速度はこのような乾燥手段及び 方法によって制限されることはない。 1つの乾燥手段の例としてフェルトベルトがある。フェルト乾燥ベルトは、胚 セルロース繊維構造を脱水するために長い間用いられて来た。これは、胚ウエブ と接触状態に保たれている透過性フェルト媒体中へ、液体キャリヤーの毛管を通 って流し入れることによって実施される。しかしながらフェルトベルトを用いて 、フェルトベルトの方へセルロース繊維構造を脱水すると、乾燥される胚セルロ ース繊維構造の全体的に均一な圧縮及び緻密化が結果として生じる。 フェルトベルト乾燥は、真空によって補助されてもよく、あるいは向かい合っ た加圧ロールによって補助されてもよい。加圧ロールは、セルロース繊維構造に 対するフェルトの機械的圧縮を最大限にする。フェルトベルト乾燥の例は、1982 年5月11日にボルトン(Bolton)に許可された米国特許第4,329,201号、及び1989年 12月19日にコワン(Cowan)らに許可された米国特許第4,888,096号に記載されてい る。 フェルトベルトを用いない真空脱水によるセルロース繊維構造の乾燥も、この 技術において知られている。セルロース繊維構造の真空脱水は、セルロース繊維 構造から湿分を除去するが、その一方で湿分は液体形態にある。さらに真空によ って、セルロース繊維構造の個別の区域は撓んで、乾燥ベルトの撓み溝に入って しまい、このことが、セルロース繊維構造の様々な区域に種々の量の湿分を含ま せる原因になることが多い。同様に好ましい細孔サイズを有する多孔シリンダー を用いた、真空補助毛管流により、セルロース繊維構造を乾燥することも、この 技術において知られている。このような真空駆動乾燥技術の例は、1985年12月3 日にチュアン(Chuang)らに許可された共通の譲受人に譲渡された(commonly assi gned)米国特許第4,556,450号、及び1990年11月27日にジャン(Jean)らに許可され た米国特許第4,973,385号に記載されている。 さらにもう1つの乾燥方法において、通風乾燥によるセルロース繊維構造の胚 ウエブの乾燥もかなりな成功をおさめた。一般的な通風乾燥方法においては、小 孔通気性ベルトが、乾燥される胚ウエブを支持している。熱風流がセルロース繊 維構造を通過し、ついで透過性ベルトを通る。またはこの反対である。空気流は 主として、蒸発によって胚ウエブを乾燥する。通気性ベルトにおける小孔と一致 し、かつこの小孔中に逸らされた区域が優先的に乾燥され、生じるセルロース繊 維構造のキャリパが増加する。通気性ベルトにおけるナックルと合致する区域は 、乾燥される度合いが小さい。 通風乾燥に用いられている通気性ベルトに対するいくつかの改良が、この技術 においてなされている。例えば通気性ベルトは、高い孔面積を有する(少なくと も40%)ように製造されてもよい。あるいはこのベルトは、通気性をより小さく して製造してもよい。通気性は、ベルト中の織糸間の隙間を塞ぐために樹脂混合 物を使用して減らすことができる。乾燥ベルトは、金属粒子で含浸してその熱伝 導性を増し、その輻射率を減少させてもよく、あるいは乾燥ベルトは、連続網状 組織を有する感光性樹脂から製造してもよい。乾燥ベルトは特に、約815°C(15 00°F)までの高温空気流に適しているものであってもよい。このような通風乾 燥技術の例は、1975年7月1日にコール(Cole)らに再許可された(reissued)米国特 許Re.28,459号と、1979年10月30日にローター(Rotar)に許可された米国特許第4, 172,910号と、1981年2月24日にローターらに許可された米国特許第4,251,928号 と、1985年7月9日にトロクハン(Trokhan)に許可された共通の譲受人に譲渡され た出願米国特許第4,528,239号と、1990年5月1日にトッド(Todd)に許可された米 国特許第4,921,750号に記載されている。さらに、セルロース繊維構造の乾燥分 布(profile)を調節するために、この技術においていくつかの試みがなされてい るが、乾燥されるのは依然として胚ウエブである。このような試みでは、乾燥ベ ルトか、あるいはヤンキーフードと組合わされた赤外線乾燥が用いられている。 分布調節された乾燥の例は、1986年4月22日にスミス(Smith)に許可された米国特 許第4,583,302号と1990年7月24日にサンドビスト(Sundovist)に許可された米国 特許第4,942,675号に記載されている。 前記技術は特に通風乾燥を対象としているが、多重区域のセルロース繊維構造 を乾燥する場合に生じる問題は対象としていない。例えば第二区域よりも、絶対 湿度、密度、及び坪量が小さいセルロース繊維構造の第一区域は一般に、第二区 域よりも比較的大きな空気流が通る。このような比較的大きな空気流が生じるの は、絶対湿度、密度、及び坪量が小さい第一区域は、これに比例して、このよう な区域を通る空気に対して小さい流れ抵抗を有するからである。 この問題は、乾燥される多重区域セルロース繊維構造が、ヤンキー乾燥ドラム に送られる時に重大になる。ヤンキー乾燥ドラムでは、セルロース繊維構造の隔 離された個別区域が、加熱されたシリンダーの円周部と緊密に接触している。フ ードからの熱風が、加熱されたシリンダーの反対側のセルロース繊維構造の表面 に導入される。しかしながら一般に、ヤンキー乾燥ドラムと最も緊密な接 触が生じるのは、高密度又は高坪量区域である。これらの区域は、低密度又は低 坪量区域ほど乾燥していない。低密度区域の優先的乾燥は、ヤンキー乾燥ドラム フードにおける空気流からの熱の対流伝達によって生じる。従ってセルロース繊 維構造の製造速度は、高密度又は高坪量区域の比較的大きな湿分に対処するため に遅くされなければならない。セルロース繊維構造の高密度及び高坪量区域の完 全な乾燥を生じさせ、かつフードからの空気ですでに乾燥された低密度又は低坪 量区域のスコーチ又は燃焼を防ぐことができるようにするには、ヤンキーフード の空気温度を下げ、ヤンキーフードでのセルロース繊維構造の滞留時間を増加さ せなければならない。このため製造速度が低下する。 先行技術における方法(フェルトベルトのような機械的圧縮を用いる方法以外 のもの)のもう1つの欠点は、各々の技術で、乾燥されるセルロース繊維構造の支 持が利用されていることである。空気流はセルロース繊維構造の方へ向けられ、 支持ベルトを通って送られるか、あるいは乾燥ベルトを通ってセルロース繊維構 造の方へ流れる。ベルト又はセルロース繊維構造を通る流れ抵抗の差は、セルロ ース繊維構造内部の湿分の分布差を増幅する。及び/又はかつてないほどの湿分 分布差を生じる。しかしながら当技術においては、セルロース繊維構造の様々な 区域における差に、空気流を調整して合わせるようにする試みはなされたことが ない。 この技術においてこの問題を対象とするある改良法が、1994年1月4日にエンザ イン(Ensign)らに許可された、共通の譲受人に譲渡された出願米国特許第5,274, 930号に記載されている。この特許は、通風乾燥と共にセルロース繊維構造の制 限オリフィス乾燥について開示している。この特許はここに引用して組込まれる 。この特許は、微孔乾燥体(medium)を用いる装置について教示している。この微 孔体は、セルロース繊維構造の繊維間の隙間より大きな流れ抵抗を有する。従っ てこの微孔体は、通風乾燥方法における制限オリフィスであり、従って等しい湿 分分布、あるいは最もよい場合には、さらに均質な湿分分布が乾燥方法において 得られる。 エンザインらの特許の制限オリフィス通風乾燥装置は、両方向に空気流を進め るために、部分真空又は正圧の1つ又はそれ以上のゾーンを有することを教 示している。 しかしながらこの特許(8:17−26)はまた、理論的には、胚ウエブの坪畳が増加 するにつれて、微孔体におけるさらに長い滞留時間が必要であろうということも 教示している。特に、通常のティシューペーパーの坪量(3,000平方フィートあた り12ポンド)なら、微孔体における少なくとも約250ミリ秒の滞留時間が必要であ ろうということも教示されている。 本出願人らは、意外にも、制限オリフィス通風乾燥装置が複数のゾーンに分割 されるならば、第一ゾーンに必要な滞留時間を短縮することができることを発見 した。さらには意外にも、装置の全体のエネルギー消費は、固有ゾーンを用いて 減らすことができることも発見した。特に、ゾーンのサイズが適切に選ばれるな らば、送風機の出力は小さくてもよい。本発明を用いて、前記エンザインらの特 許に開示された原装置全体で、10〜15パーセントまでも、送風機の出力を減少さ せることが可能になる。1年に出力1あたり200〜250ドルの公表年間操業費用とす ると、潜在的な節減は有意なものになるであろう。 従ってセルロース繊維構造を製造するために、通風乾燥と共に用いうる微孔体 を備えた、制限オリフィス通風乾燥装置を提供することが、この発明の目的であ る。さらに、必要な滞留時間を減じ、かつ先行技術において以前に考えられてい たエネルギーより少ないエネルギーしか必要ではない、制限オリフィス通風乾燥 装置を提供することが、この発明のもう1つの目的である。 発明の概要 本発明は、内部に湿分が分配されている吸収性胚ウエブと組合わせた、制限オ リフィス通風乾燥装置を含む。胚ウエブは、セルロース繊維構造を備えていても よい。胚ウエブは、少なくとも18パーセントのコンシステンシーを有していても よい。この装置は、胚ウエブを通る空気流のための制限オリフィスを備えている 。この装置はさらに、複数の個別ゾーン、すなわち順番に、少なくとも第一ゾー ンと第二ゾーンとを備える。これらのゾーンは、大気圧に対して互いに異なる差 圧を有する。 −実施形態において、この装置の水の除去速度は、第二ゾーンにおいて、1 秒あたり胚ウエブ1ポンドにつき、少なくとも水5ポンドである。第二の実施形態 において、装置の水の除去速度は、第一ゾーンの水の除去速度の少なくとも0.10 倍であるが、第二ゾーンにおける水の除去速度は、1秒あたり胚ウエブ1ポンドに つき、少なくとも水5ポンドである。第三の実施形態において、装置の第一ゾー ンにおける滞留時間は、約35ミリ秒より短い。 図面の簡単な説明 図1は、本発明による微孔体の概略側面立面図である。これは透過性シリンダ ーであり、内部部分真空を有する。 図2は、本発明による装置におけるコンシステンシーと滞留時間との関係を表 わす図表である。 図3は、本発明(CC)、先行技術の微孔体乾燥装置(BB)、及び1985年12月3日にチ ュアンらに許可された共通の譲受人に譲渡された出願米国特許第4,556,450号に よって製造された先行技術(AA)に関する、時間によるエネルギー消費と水の除去 を表わす図表である。 発明の詳細な説明 図1を参照すると、本発明は、微孔体30と共に、制限オリフィス通風乾燥装置2 0を備えている。装置20及び微孔体30は、前記米国特許第5,274,930号に従って製 造されてもよい。この特許の開示はここに引用して組込まれる。装置20は、透過 性シリンダー32、及びこの透過性シリンダー32の外周を画する微孔体30を備えて いる。支持部材28、例えば通風乾燥ベルトが、透過性シリンダー32を、送込みロ ール34から引取りロール36まで取り巻き、円形セグメント40を画定するアーチを 描く。この円形セグメント40は、多重ゾーン41、42に分割されてもよい。これら のゾーンは大気圧に対して互いに異なる差圧を有する。あるいはまた、装置20は 、仕切られた真空スロット又はエンドレスベルトを備えていてもよい。装置20は 、胚ウエブから湿分を除去する。 本発明による制限オリフィス通風乾燥装置20は特に、複数のゾーンに分割され ていてもよい。好ましい装置20は、2つのゾーン、すなわち第一ゾーン41と 第二ゾーン42とを有する。胚ウエブは、順番に、第一ゾーン41、ついで第二ゾー ン42、ついで、もしあればその次のゾーンに送られる。第一ゾーン41は、装置20 の漏出(breakthrough)圧力より低い圧力に維持される。第二ゾーン42は、装置20 の漏出圧力より高い圧力に維持される。この漏出圧力は、1968年3月1日に発行さ れた、自動車工学エンジニア協会の航空宇宙指針(Society of Automotive Engin eers' Aerospace Recommended Practice)901のバブルポイントテスト方法という 名称の指針に見られるもので、これは50ミリメートルの浸漬深さを用いるために 修正されている。この指針はここに引用して組込まれる。 第一ゾーン41及び第二ゾーン42は集合的に、約180〜270°、より好ましくは21 0〜240°のアーチを描いてもよい。第一ゾーン41は、第一ゾーン41及び第二ゾー ン42が描く全体のアーチが60°までであり、より好ましくは20〜30°である。 支持部材28は、装置20に対して、ゾーン41、42を通って胚ウエブを運ぶが、こ の時の胚ウエブの速度は、第一ゾーン41内の滞留時間が35ミリ秒より短く、好ま しくは25ミリ秒より短く、より好ましくは15ミリ秒より短い。第二ゾーン42の滞 留時間は、少なくとも125ミリ秒、好ましくは少なくとも175ミリ秒がよいであろ う。 ここで用いられている「吸収性胚ウエブ」は、セルロース繊維構造であるか、あ るいは湿潤状態で配置され、機能的になるには、水が乾燥状態になるまで除去さ れなければならないようなその他のあらゆるウエブである。ここで用いられてい るウエブは、水を含みかつ保持することができるか、あるいはまた表面から水を 除去することができるならば、「吸収性」であると考えられる。ここで用いられて いる「セルロース繊維構造」は、少なくとも50%のセルロース繊維を含み、残りが 合成繊維、有機充填剤、無機充填剤、泡沫等であるような構造、例えば紙のこと を言う。本発明に用いられる適切なセルロース繊維構造は、1993年9月14日にト ロクハンらに許可された共通の譲受人に譲渡された出願米国特許第5,245,025号 に見られる。この特許はここに引用して組込まれる。 2つの異なるゾーン41、42、すなわち、制限乾燥オリフィス装置20の漏出圧 力より低い圧力の第一ゾーン41と、前記滞留時間で、漏出圧力より高い圧力の第 二ゾーン42を備えることによって、差圧を与えるのに必要な送風機出力を実質的 に減少しうることが分った。本出願人らは、意外にも、第一ゾーン41において前 記滞留時間以上の滞留時間が生じた後でも、図2に示すように、さらなる乾燥、 従ってコンシステンシーの増加は、実質的には生じないことを発見した。 第一ゾーン41における滞留時間を適切に選択し、ついで胚ウエブを第二ゾーン 42に送ることによって、乾燥方法の効率を最大限にすることができ、送風機出力 を減少することができる。ここに記載され、かつ特許請求された発明の場合、装 置20の水の除去速度は、第二ゾーン42において、1秒あたり胚ウエブ1ポンドにつ き、少なくとも水5ポンド、好ましくは少なくとも水7ポンドである。 第一ゾーン41及び第二ゾーン42の間の適切な移動点は、第二ゾーン42の水の除 去速度が、第一ゾーン41の水の除去速度以上になる点である。実際の移動点は、 大気圧に対する装置20の差圧が、漏出圧力より小さい圧力から、漏出圧力より大 きい圧力に移る場所である。この装置は、実際の移動点と適切な移動点とが一致 する場合に最適化される。正確な移動点は、吸収性胚ウエブの多孔度及び排水能 力、微孔体におけるオリフィスの流れ特性及びサイズ、及びおそらくはその他の 要因にもよることが認められている。 第二ゾーン42は、1つ又はそれ以上のサブゾーンに仕切られていてもよく、各 サブゾーンは、専用の送風機を備えているか、あるいは仕切りなしで保持され、 所望により、ただ1つの大きな送風機を備えていてもよい。あるいはまた、単一 ゾーン41又は42は、2つ又はそれ以上の送風機によって発生する差圧を有してい てもよい。送風機は、直列又は平行に配列されてもよい。一般に、トータルで同 じ出力になる、2つの比較的小さい送風機又は1つの大きい送風機という出力要件 は、本発明において用いられるのと同様であると考えられる。 第一ゾーン41は、漏出圧力より小さい圧力で運転されるので、送風機は必要で はなく、真空ポンプで良好に操作される。従って第一ゾーン41は、特許請求され ている発明による装置20において、最小のエネルギーしか消費しない。ここで用 いられている装置出力とは、装置20に差圧を生じるのに必要な出力のみについて 言っており、装置20に対して胚ウエブを送るのに必要な出力は含まれ ない。 ここに記載され、かつ特許請求されている発明の場合、出力1単位あたり毎秒 胚ウエブ1ポンドについての水のポンドとして測定された、第一ゾーン41の乾燥 速度に対する第二ゾーン42の乾燥速度の割合は、少なくとも0.10倍であり、好ま しくは少なくとも0.12倍である。当然ながらこの割合は、効率の悪い第一ゾーン 41を運転することにより、人工的に大きくすることもできる。本発明の目的のた めには、第一ゾーンの水の除去速度は、1秒あたり胚ウエブ1ポンドにつき、少な くとも水40ポンドである。第一ゾーン41の水の除去速度に関しては最小出力であ る。これは、第一ゾーン41が、漏出圧力以下で生じる毛管脱水を利用しており、 漏出圧力以上の空気流を生じるための送風機に頼っていないからである。 前記滞留時間は、パルプ濾過抵抗(PFR)が5〜20、好ましくは10〜11の胚ウエブ に適用しうる。パルプ濾過抵抗は、1993年7月20日にヴィンソン(Vinson)らに許 可された共通の譲受人に譲渡された出願米国特許第5,228,954号に開示された手 順に従って測定される。この特許はここに引用して組込まれる。 図2を参照すると、第一ゾーン41における乾燥速度がPFRによって異なることが 分る。第二ゾーン42における乾燥速度は、3つの曲線A、B、Cすべてに関して同じ である。図2の曲線A、B、Cは順番にPFRの増加を示す。 一般に、装置20における最適な滞留時間は、パルプ濾過抵抗に直接比例するの が分った。入って来る胚ウエブのコンシステンシーは、少なくとも18%、あるい は少なくとも19%である。 本発明による装置20は、一定のPFRの場合、先行技術の多孔シリンダを用いて 得られるものよりも大きい水の除去能力を有する。先行技術の多孔シリンダは、 毛管引力によってウエブを乾燥するものであり、漏出圧力以下に維持されている 。これは例えば、1985年12月3日にチュアンらに許可された共通の譲受人に譲渡 された出願米国特許第4,556,450号に記載されている。この特許の開示はここに 引用して組込まれる。同様に、先行技術の織布支持部材28、及び先行技術の感光 性樹脂支持部材28よりも水の除去能力が大きい。 水の除去速度は、繊維1ポンドあたり除去される水のポンドを、繊維がプロセ スに付される時間で割って計算される。 速度=(除去された水のポンド/繊維のポンド)/時間(秒) 水の除去速度は、問題のゾーン41、42が比重計量及び対流乾燥を用いて無水ベ ースラインに達した前後に、胚ウエブのコンシステンシーを測定して確認される 。滞留時間は、ゾーン41、42の通路長さ及び胚ウエブの速度を知ることにより、 容易に計算できる。 図3を参照すると、ゾーン2における水の除去速度は、前記チュアンらの特許に 従って製造されたシリンダーによる水の除去速度よりも、本発明による装置にお いての方がかなり高いことが分る。 本発明による装置20は、水の除去速度が、第二ゾーン42において、1秒あたり 胚ウエブ1ポンドにつき、少なくとも水5ポンド、より好ましくは1秒あたり胚ウ エブ1ポンドにつき、少なくとも水7ポンドである。本発明による装置20は、第一 ゾーン41において、1秒あたり胚ウエブ1ポンドにつき、少なくとも水40ポンド、 より好ましくは1秒あたり胚ウエブ1ポンドにつき、少なくとも水50ポンドである 。 本発明による装置20の電力消費量は、第一ゾーン41において、プロセスに付さ れるウエブ面積1平方フィートあたりの出力が5より小さく、好ましくは4より小 さい。本発明による装置20の電力消費量は、第二ゾーン42において、プロセスに 付されるウエブ面積1平方フィートあたりの出力が、20より小さく、好ましくは1 8より小さく、さらに好ましくは16より小さい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/486,874 (32)優先日 1995年6月7日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ステルジェス、マイケル・ガマー・ジュニ ア アメリカ合衆国、オハイオ州 45069、ウ エスト・チェスター、アシュレイ・ホー ル・コート 8354 (72)発明者 トロックハン、ポール・デニス アメリカ合衆国、オハイオ州 45013、ハ ミルトン、ウォーバル・ロード 1357

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.内部に湿分が分配されている吸収性胚ウエブと組合わされる制限オリフィ ス通風乾燥製紙装置であって、前記装置は前記胚ウエブを通る空気流用の制限オ リフィスを備えており、前記装置は更に複数の個別ゾーンを備え、これらのゾー ンは順番に、少なくとも第一ゾーン及び第二ゾーンを備え、前記個別ゾーンは、 大気圧に対して互いに異なる差圧を有しており、これによって、前記胚ウエブの 滞留時間は、前記第一帯域では、約35ミリ秒より短く、好ましくは前記滞留時間 は25ミリ秒より短く、さらに好ましくは前記滞留時間は15ミリ秒より短い装置に おいて、好ましくは前記複数のゾーンが2つのゾーン、すなわち第一ゾーンと第 二ゾーンとを備えている制限オリフィス通風乾燥製紙装置。 2.内部に湿分が分配されており、コンシステンシーが少なくとも18%である 吸収性胚ウエブと組合わされる制限オリフィス通風乾燥装置であって、前記装置 は前記胚ウエブを通る空気流用の制限オリフィスを備えており、前記装置は更に 少なくとも2つの個別ゾーンすなわち第一ゾーンと第二ゾーンとを備え、前記第 一ゾーン及び第二ゾーンは、大気圧に対して互いに異なる差圧を有しており、前 記装置の前記第二ゾーンにおける水の除去速度は、前記第一ゾーンにおける前記 水の除去速度の少なくとも0.10倍であり、前記第二ゾーンにおける水の除去速度 は、1秒あたり胚ウエブ1ポンドにつき、少なくとも水5ポンドであり、好ましく は前記第二ゾーンにおける前記水の除去速度は、前記第一ゾーンにおける前記水 の除去速度の少なくとも0.12倍である装置において、好ましくは前記複数のゾー ンが2つのゾーン、すなわち第一ゾーンと第二ゾーンとを備えている制限オリフ ィス通風乾燥製紙装置。 3.内部に湿分が分配されている吸収性胚ウエブと組合わされる制限オリフィ ス通風乾燥製組装置であって、前記装置は前記胚ウエブを通る空気流用の制限オ リフィスを備えており、前記装置は更に少なくとも2つの個別ゾーンを備え、こ れらの個別ゾーンは順番に少なくとも第一ゾーンと第二ゾーンとを備え、前記ゾ ーンは、大気圧に対して互いに異なる差圧を有しており、前記装置の第二ゾーン における水の除去速度は、1秒あたり胚ウエブ1ポンドにつき、少なくとも水5ポ ンドであり、好ましくは前記水の除去速度は、1秒あたり胚ウエブ1ポンドに つき、少なくとも水7ポンドである装置において、好ましくは前記複数のゾーン が2つのゾーンすなわち第一ゾーンと第二ゾーンとを備えている制限オリフィス 通風乾燥製紙装置。 4.前記第一ゾーンの差圧が前記装置の漏出圧力より小さい差圧を有しており 、好ましくは前記第二ゾーンが前記装置の漏出圧力より大きい差圧を有している 請求項1、2、及び3に記載の制限オリフィス通風乾燥製紙装置。 5.前記第一ゾーンの消費出力が1平方フィートあたり5より小さく、好ましく は前記第一ゾーンにおいて電力消費の出力が胚ウエブ1平方フィートあたり7より 小さい請求項1、2、3及び4に記載の制限オリフィス通風乾燥製紙装置。 6.前記装置は、前記第二ゾーンの電力消費の出力が胚ウエブ1平方フィート あたり20より小さく、好ましくは前記第二ゾーンの電力消費の出力が胚ウエブ1 平方フィートあたり18より小さく、さらに好ましくは前記第二ゾーンの電力消費 の出力が胚ウエブ1平方フィートあたり16より小さい請求項1、2、3、4及び5に記 載の制限オリフィス通風乾燥製紙装置。 7.セルロース繊維構造の制限オリフィス通風乾燥方法であって、 内部に湿分が分配されている、乾燥される吸収性配ウエブを用意する工程と、 前記胚ウエブを通る空気流を生じさせる手段を用意する工程と、 前記胚ウエブを支持するための支持部材を用意する工程と、 前記支持部材に向かい合った前記胚ウエブの側に制限オリフィス通風乾燥装置 を用意する工程で、従って前記胚ウエブが前記支持部材と前記装置との中間に位 置し、前記装置は前記空気流用の制限オリフィスであり、前記装置は空気流が通 過する複数の個別ゾーンを備え、前記ゾーンは大気圧に対して互いに異なる差圧 を有している、制限オリフィス通風乾燥装置を用意する工程と 前記胚ウエブを前記支持部材上に配置する工程と、 前記胚ウエブ及び前記装置を通る空気流を生じさせる工程と、 前記装置に対して前記胚ウエブを送る工程とを有しており、これにより前記胚 ウエブは前記第一ゾーンの滞留時間が35ミリ秒より短く、好ましくは前記滞留時 間が25ミリ秒より短く、より好ましくは前記滞留時間が15ミリ秒より短い、セル ロース繊維構造の制限オリフィス通風乾燥方法。 8.吸収性胚ウエブの制限オリフィス通風乾燥方法であって、 内部に湿分が分配されている、乾燥される吸収性胚ウエブを用意する工程で、 前記胚ウエブはコンシステンシーが少なくとも18%である、吸収性胚ウエブを用 意する工程と、 前記胚ウエブを通る空気流を生じさせる手段を用意する工程と、 前記胚ウエブを支持するための支持部材を用意する工程と、 前記支持部材に向かい合った前記胚ウエブの側に制限オリフィス通風乾燥装置 を用意する工程で、従って前記胚ウエブが前記支持部材と前記装置との中間に位 置し、前記装置は前記空気流用の制限オリフィスであり、前記装置は空気流が通 過する複数の個別ゾーンを備え、前記ゾーンは大気圧に対して互いに異なる差圧 を有する、制限オリフィス通風乾燥装置を用意する工程と、 前記胚ウエブを前記支持部材上に配置する工程と、 前記胚ウエブ及び前記装置を通る空気流を生じさせる工程とを有しており、こ れにより前記第二ゾーンにおいて1秒あたり胚ウエブ1ポンドにつき少なくとも水 5ポンドの割合で湿分が前記胚ウエブから除去される、吸収性胚ウエブの制限オ リフィス通風乾燥方法。 9.請求項1、2、3、4、5、及び6に記載の装置によって製造されるセルロース 繊維構造。 10.請求項7及び8に記載の方法によって製造されるセルロース繊維構造。
JP9502276A 1995-06-07 1996-06-03 セルロース繊維構造の多重ゾーン制限オリフィス乾燥と、そのための装置と、これによって製造されるセルロース繊維構造 Withdrawn JPH11507417A (ja)

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