JPH11506538A - ばら物の含水量を連続的に検出する方法と装置 - Google Patents

ばら物の含水量を連続的に検出する方法と装置

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JPH11506538A JP8536061A JP53606196A JPH11506538A JP H11506538 A JPH11506538 A JP H11506538A JP 8536061 A JP8536061 A JP 8536061A JP 53606196 A JP53606196 A JP 53606196A JP H11506538 A JPH11506538 A JP H11506538A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、マイクロ波用センサを備えた、特に食品または飼料のばら物の含水量を連続的に検出するための方法と装置に関する。その際、センサを測定通路の一部として、特にトリプレートストリップ線路として形成することが提案される。ばら物を充填したセンサの伝送特性が測定され、それによって含水量が算出される。本発明は更に、測定装置に関する。この場合、測定通路は出口側にばら物用の堰止め要素を備え、堰止領域にセンサの一部として、製品流れ方向に対して横方向に棒を備えている。測定装置は秤量装置、特にさお秤として形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】 ばら物の含水量を連続的に検出する方法と装置 本発明は、マイクロ波用センサを備えた測定通路内で、例えば食品または飼料 のばら物の含水量(湿気、湿度)を連続的に検出するための方法および装置に関 する。 最近、マイクロ波によってばら物の含水量を連続的に測定するための多くの提 案がなされている。製粉工業の分野では、ホーンアンテナによる方法が或る程度 採用されている。その際、勿論、同時にばら物の密度を検出する必要がある。米 国特許第4,131,845号明細書では、密度の測定のために、γ(ガンマ) 線測定が提案されている。それによって、知られている限り、利用可能な結果が 得られる。このγ線は不利である。なぜなら、γ線が部分的に法律で規定された 特別な予防措置を必要とするからである。 ヨーロッパ特許第249738号公報では、重量測定値変換器を介してばら物 の密度が検出される。測定通路は製品の全体の流れを検出するために秤量要素上 に配置され、透過するマイクロ波が対向配置された2本ずつのホーンアンテナを 介して測定される。このような測定は信頼性がない。更に、含水量測定は湿潤の 前にのみ行われる。 妨害作用のあるマイクロ波反射が周囲の壁によって生じないようにするために 、この周囲壁はマイクロ波を吸収する発泡材で作られている。発泡材は更にその 内側がマイクロ波を透過する材料で覆われている。それによって、測定物質、例 えば食品が発泡材に接触することがない。この測定方法は実際には広く普及して いない。マイクロ波の反射と吸収の正確な状態が特定不可能であり、従って大き なエラー源となることが推測される。 例えばヨーロッパ特許第468023号公報またはヨーロッパ特許出願公開第 669522号公報に記載されているようないわゆる共振器を用いてマイクロ波 を適用することが知られている。製品に応じていろいろな共振振動数が必要であ り、精度が制限される。 フランス国特許出願公開第2205196号公報と、専門刊行物(マイクロ波 パワー年鑑、1504、1980年第209〜220頁、A.K.マイクロ波ア クアメトリ−評論)により、マイクロ波場によって食品や飼料を含むばら物の含 水量を、オンライン運転で連続的に検出することが知られている。この場合、マ イクロ波場が発生させられ、透過したマイクロ波の量と位相がばら物内で測定さ れ、それに基づいて含水量が算出され、この算出された値によってばら物の含水 量が制御される。他のパラメータは考慮されない。その際、フランス国特許出願 公開第2205196号公報は、製品流れに対して横方向に棒を有するセンサを 備えた測定通路を開示している。 WO90/07110では、透過したマイクロ波の量と位相をばら物の周囲で 測定し、それに基づいて測定物質の含水量を算出することが試みられた。マイク ロ波場を発生するために、測定通路内のばら物に侵入するアンテナが用いられた 。マイクロ波場は好ましくは方法領域の最後の区間で発生させられ、同時にばら 物の温度が検出された。多くの実験により、含水量測定がばら物の種類に大きく 影響されることが判った。製粉装置ではいろいろな種類の穀物、特にいろいろな 穀物混合物が加工されることが知られている。従って、新しい穀物混合物を最初 に加工する際に、マイクロ波測定のための関連する製品特性が判らないので、少 なくとも製品が代わる度に、知られていない製品によって、測定装置の新たな検 定を行わなければならない。機器内部の自動的な検定に関するこの問題を解決す ることは今まで知られていない。更に、含水量について誤差が±0.2パーセン トの必要な精度を達成するために、検定の度に更に実験測定を行わなければなら ない。それによって、(自動的な)オンライン含水量測定の目的は部分的にしか 達成されない。容量的な測定方法と異なり、マイクロ波が、水を加えた直後、新 たに湿らせた小麦の含水量を正確に検出可能であることが知られている。正確な 水添加のための閉じた制御回路内での制御は、水を添加した後の湿気または含水 量の測定に基づいていなければならない。過去のすべての実験により、ばら物の 種類に依存する問題が存在し、水添加から含水量測定までの時間ファクターが測 定結果に悪影響を与えることが判った。製品予備処理において通常は2倍または 3倍の水が穀物に添加されるので、今まで知られている方法でこの問題を充分に 解決することは不可能である。 本発明の課題は公知の解決策の欠点をできるだけ充分に除去することと、ばら 物の種類が代わったときにも実際に簡単に使用可能であり、かつ特に湿らせたば かりの小麦を測定することができ、かつそれ基づいて水添加を例えば所定の目標 値に確実に制御することができるマイクロ波測定を開発することである。 湿潤の前に含水量を補足的に測定することは同様に公知のごとく行うことがで きる。 本発明による解決策は、センサがトリプレートストリップ線路(遮蔽されたス トリップ線路)として形成され、ばら物を充填したセンサの伝送特性(線路特性 )が測定され、センサが特に測定通路の一部として形成されていることを特徴と する。 今まで、マイクロ波測定技術の大半は化学的な方法技術において、特に木、紙 、繊維ウェブ等のような固体の水分含有量を測定するために用いられた。その際 、技術的な制約を受けていわゆるホーンアンテナが最も普及した。このホーンア ンテナは上記の専門分野において高い成熟度まで開発された。 上記のゴボ(Gobo)センサ方法(WO90/07110)と共振方法が知 られている。ゴボセンサ方法では前述のように、ばら物密度が一緒に検出されな いので、結果が不正確のままである。ばら物充填によって伝送特性を測定するい わゆるトリプレートストリップ線路を使用することにより、重要な妨害因子、特 にマイクロ波反射やマイクロ波吸収に基づいて生じる一連の問題が、除去される ことが判った。今までの主な難点、すなわちばら物の種類に依存することは、エ ラー源として充分に排除可能である。測定結果は、穀物の湿潤と測定との間の時 間ファクターに関係なく、正確に再現可能である。 流量と温度のほかにばら物重量を取り込むことにより、ばら物の種類に左右さ れない確実な含水量測定と、含水量制御が可能となり、この取込みは公知の技術 水準から容易に導き出すことは不可能である。 本発明はかなりの数の有利な実施を可能にする。特に、マイクロ波測定ユニッ トを用いてヘテロダイン測定原理により伝送特性を検出ことが行われる。この場 合、電子評価装置を介して他の測定量と共に製品含水量が算出される。測定精度 を検定するためまたは高めるために、例えば温度変化や長さ変化を排除するため に、センサに対して平行に、基準線路(参照線路)が周期的に接続される。更に 、特に有利な実施形では、トリプレートストリップ線路が、固定された装置部分 から秤量技術的に分離された測定通路の一部として形成され、秤量信号を介して 製品密度が測定される。若干の場合、ばら物の密度測定が必要でないことが判っ た。しかし、実験の結果、ばら物密度を同時に測定することによって測定信頼性 が高まることが判った。これにより、例えば原料または穀物の種類が異なること によってばら物が粒状、荒挽き、綿状または粉状であるときに、特にばら物の種 類が大きく変わるときにも、測定を一層良好に制御支配することができる。 本発明は更に、ばら物を通過させるための測定通路と、測定通路の出口側に設 けられた堰止め要素とを備え、この測定通路が堰止め要素領域においてマイクロ 波センサを備えている、オンライン運転で特に食品または飼料のばら物の含水量 を連続的に検出するための装置に関し、測定通路がトリプレートストリップ線路 として形成されていることを特徴とする。 測定通路は好ましくは、ばら物のための制御可能な排出要素を付設した秤量区 間である。その際、この秤量区間は好ましくはさお秤として形成され、電子評価 装置と排出要素用駆動モータがレバー(さお)の一方の側に作用するように設け られ、測定通路が他方の側に作用するように設けられている。レバーには更に、 所定のばら物を有する測定装置を完全につりあわせるために、調節可能なカウン タウェイトを配置することができる。 更に、測定通路が高さ方向において2つの区間、すなわち上側の測定区間と下 側に接続する排出区間とに分割され、測定区間が上側から下側に拡がり、排出区 間が上側から下側に狭まるように形成され、排出区間の下側がスクリュー式排出 計量器によって画成されていることが提案される。 センサから電子評価装置への接続導線は同軸導線であり、この場合、接続漏斗 部はケーブルの波動インピーダンスをセンサに反射しないように適合させる。マ イクロ波にとって有効な測定通路の部分は金属で作られている。測定通路の内部 への移行部の接続漏斗部はマイクロ波を透過する層によって覆われている。測定 通路は好ましくは、傾斜配置されたまたはずらして配置された製品主通路に対す るバイパス管として形成され、製品主通路から測定通路への入口が格子状に形成 されている。 本発明は更に、ばら物を通過させるための測定通路と、測定通路の出口側に設 けられた堰止め要素とを備え、この測定通路が堰止め領域において測定通路内に 製品流れ方向に対して横方向に棒を備えている、オンライン運転で特に食品また は飼料のばら物の含水量を連続的に検出するための測定装置に関し、測定装置が 秤量装置、特にさお秤として形成されていることを特徴とする。重量信号はロー ドセルを介して測定され、この信号から密度が算出される。 更に、マイクロ波透過信号の振幅およびまたは位相を測定することができる。 次に、若干の実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。 図1は本発明によるマイクロ波測定装置の断面図、 図2は図1のII−II線に沿った断面図、 図3はトリプレート(Triplate)ストリップ線路(遮蔽されたストリップ線路 )の基本概念を示す図、 図4はヘテロダイン測定システムのブロック線図、 図5は図4の特別な実施形を示す図、 図6は例えば穀物用の湿潤装置全体を示す図、 図7は水量制御装置の基本要素を概略的に示す図である。 図1,2を参照する。製品主通路1には、ばら物が入口2を経て供給され、出 口3から排出される。この製品主通路には、左側半部の方で、バイパス4が格子 蓋5を介して接続されている。ばら物は固定された分岐接続短管6を通ってバイ パス4に案内され、水平な接続短管7を経て再び製品主通路1に戻る。本来の測 定区間8は分岐接続短管6の下端で始まり、接続短管7の排出端部によって画成 されている。測定区間8は垂直な測定通路9と排出計量装置10からなっている 。この排出計量装置はスクリューコンベヤ11と駆動モータ12を備えている。 測定区間8は上側と下側が製品主通路1から秤量技術的に分離されているので、 測定区間8の秤量運動が妨害されることなく可能である。測定区間8は垂直な支 持部材13と水平なレバー(さお)14を介して刃状の旋回点(支点)15につ り下げられている。レバー14は力変換器16に力伝達的に接続されている。電 子評価装置18から、それに接続された同軸導線19,19′がセンサ20まで 案内されている。このセンサはばら物に侵入する棒21と、例えば鋼製の少なく とも2個の金属壁部分22または22′からなっているので(図3)、測定中、 電気導線、棒21または壁部分22,22′に直接付設されて、測定通路9内に 磁場Hと電場Eが生じる。 温度センサ26によってばら物の温度が測定される。 図2から判るように、波動インピーダンス(特性インピーダンス)を例えば同 合させるために、両同軸導線19または19′はホーンアンテナのように漏斗状 の拡がり部23,23′を備えている。漏斗状の拡がり部23または23′は測 定通路8の方でマイクロ波を通過させる層25または25′によって覆われてい る。基準導線(標準導線)31はスイッチ30を介して接続可能である。 図4はヘテロダイン測定システムのブロック線図を示している。マイクロ波入 力信号a(f+Δf)は測定区間を案内され、出力信号b(f+Δf)が後方で 混合される。それによって、ZF範囲において簡単な位相兼振幅測定を行うこと ができる。その際、情報(振幅と位相)は失われない(マイクロ波と後方で混合 された信号は比例する)。 図5は図4の測定システムの具体的な構成を示している。測定区間の入口での マイクロ波入力信号a(f+Δf)は、周波数シフタ(単側波帯変調器)によっ て生じる。更に、測定区間の入力と出力は後方(下方)で混合され、評価ユニッ トで処理される。ヘテロダインシステムを実現するための他の例は、PLL(位 相同期ループ)を有する変形例である。この場合、テスト区間のマイクロ波入力 信号とZF信号がシフトされないで、ミクサ信号XがPLLによってf+Δfに 保たれる。それによって、ミクサ出力は再びZF信号を供給し、このZF信号は 更に処理される。 次に、湿潤装置全体を示す図6を参照する。湿潤機器40には例えば乾燥した 穀物が入口41から供給される。湿潤機器はその出口42を介して製品主通路1 の入口に直接接続されている。湿潤機器40は回転する1個または複数の遠心ロ ータ43を備えている。この遠心ロータは駆動モータ44によって駆動される。 マイクロ波測定装置45はマイクロ波測定装置45の制御ユニット47の測定信 号に基づいて目標−実際−比較によって評価され、制御信号として水計量ユニッ ト48に供給する。この水計量ユニットは必要な水の量を調節し、給水管49と 水噴射管50を経てばら物に水を加える。水の量の制御および調節装置は図7に 概略的にかつ拡大して示してあり、それ自体公知のごとく、水カウンタ51、電 子制御装置55、モータ制御弁52、フィルタ53およびバイパス54のような 主構成要素を有する。 参照符号の一覧表 1 製品主通路 2 入口 3 出口 4 バイパス 5 格子蓋 6 分岐接続短管 7 接続短管 8 測定区間 9 測定通路 10 排出計量器 11 スクリューコンベヤ 12 駆動モータ 13 支持部材 14 レバー 15 支点 16 力変換器 17 プレート 18 電子評価装置 19 同軸導線 19′ 同軸導線 20 センサ 21 棒 22 壁部分 22′ 壁部分 23 拡がり部 23′ 拡がり部 24 誘電体 25 層 25′ 層 26 温度センサ 40 湿潤機器 41 入口 42 出口 43 遠心ロータ 44 駆動モータ 45 マイクロ波測定装置 46 制御装置 47 制御ユニット 48 水計量ユニット 49 給水管 50 水噴射管 51 水カウンタ 52 モータ制御弁 53 フィルタ 54 バイパス 55 電子制御装置 H 場 E 場 X ミクサ信号 a 入力信号 b 出力信号
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年1月20日 【補正内容】 例えばヨーロッパ特許第468023号公報またはヨーロッパ特許出願公開第 669522号公報に記載されているようないわゆる共振器を用いてマイクロ波 を適用することが知られている。製品に応じていろいろな共振振動数が必要であ り、精度が制限される。 フランス国特許出願公開第2205196号公報と、専門刊行物(マイクロ波 パワー年鑑、1504、1980年第209〜220頁、A.K.マイクロ波ア クアメトリ−評論)により、マイクロ波場によって食品や飼料を含むばら物の含 水量を、オンライン運転で連続的に検出することが知られている。この場合、マ イクロ波場が発生させられ、透過したマイクロ波の量と位相がばら物内で測定さ れ、それに基づいて含水量が算出され、この算出された値によってばら物の含水 量が制御される。他のパラメータは考慮されない。その際、フランス国特許出願 公開第2205196号公報は、製品流れに対して横方向に棒を有するセンサを 備えた測定通路を開示している。 他の専門刊行物(技術フェア、年鑑61(1994年)、11月、第11号、 第409〜420頁、K.K.マイクロ波−湿気測定装置およびプロセス技術に おけるその使用)には、マイクロ波によって湿気を測定するための実施形が開示 されている。この場合、自動化のための湿気測定の主問題が、その都度の測定物 質のために測定方法を正しく選択することにあることが強調されている。同様に 、蒸発によって影響を受ける測定誤差がばら物の大きな粒によって生じることが 開示されている。従って、マイクロ波センサの測定室内で次に述べる特性を保証 するために、測定物質に対する所定の要求または試料準備が行われる。 ・一様な表面 ・ばら物の予圧縮 ・湿気の均一性 ・一定の流量 ・顆粒化の所定の特性 これは、特に粒状のばら物についても、既存のマイクロ波湿気測定装置が様々な 制約を受けることを示す。 WO90/07110では、透過したマイクロ波の量と位相をばら物の周囲で 測定し、それに基づいて測定物質の含水量を算出することが試みられた。マイク ロ波場を発生するために、測定通路内のばら物に侵入するアンテナが用いられた 。マイクロ波場は好ましくは方法領域の最後の区間で発生させられ、同時にばら 物の温度が検出された。多くの実験により、含水量測定がばら物の種類に大きく 影響されることが判った。製粉装置ではいろいろな種類の穀物、特にいろいろな 穀物混合物が加工されることが知られている。従って、新しい穀物混合物を最初 に加工する際に、マイクロ波測定のための関連する製品特性が判らないので、少 なくとも製品が代わる度に、知られていない製品によって、測定装置の新たな検 定を行わなければならない。機器内部の自動的な検定に関するこの問題を解決す ることは今まで知られていない。更に、含水量について誤差が±0.2パーセン トの必要な精度を達成するために、検定の度に更に実験測定を行わなければなら ない。それによって、(自動的な)オンライン含水量測定の目的は部分的にしか 達成されない。容量的な測定方法と異なり、マイクロ波が、水を加えた直後、新 たに湿らせた小麦の含水量を正確に検出可能であることが知られている。正確な 水添加のための閉じた制御回路内での制御は、水を添加した後の湿気または含水 量の測定に基づいていなければならない。 請求の範囲 1.マイクロ波用のセンサを備え、透過したマイクロ波の量およびまたは位相が ばら物内で測定され、算出された値によってばら物の含水量が決定される、測定 通路内で例えば食品または飼料のばら物の含水量を連続的に検出するための方法 において、センサ(20)がトリプレートストリップ線路として形成され、ばら 物を充填したセンサ(20)の伝送特性が測定され、線路が出口側に堰止め要素 を備えた測定区間(8)の一部として形成され、電子評価装置(18)を介して ばら物の温度と密度と共にその都度の製品含水量が検出され、続いてこの製品含 水量が調節されることを特徴とする方法。 2.伝送特性の検出がマイクロ波測定ユニット(45)を用いてヘテロダイン測 定原理によって行われることを特徴とする請求項1記載の方法。 3.測定精度を周期的に検定するためまたは測定精度を高めるために、センサ( 20)に対して平行に、例えば温度変化と長さ変化を排除するための基準線路が 接続可能であることを特徴とする請求項1,2記載の方法。 4.センサ(20)またはトリプレートストリップ線路が、固定された装置部分 から秤量技術的に分離された測定区間(8)の測定通路(9)の一部として形成 され、秤量信号を介してばら物の製品密度(ばら物密度)が測定されることを特 徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の方法。 5.ばら物を通過させるための測定通路(9)と、測定通路(9)の出口側に設 けられた堰止め要素とを備え、この測定通路が製品流れ方向に対して横方向にセ ンサ(20)の一部としての棒(21)を備え、ばら物を充填したセンサ(20 )または測定通路の伝送特性を測定するための手段と、温度を検出するための手 段と、電子評価装置と、そしてばら物内の通過したマイクロ波の量およびまたは 位相の値を測定するための手段が設けられている、請求項1〜4のいずれか一つ に記載の、オンライン運転で特に食品または飼料のばら物の含水量を連続的に検 出するための装置において、バイパス(4)の形をした測定通路(9)がトリプ レートストリップ線路として形成され、測定通路(9)が製品主通路と他の固定 要素から秤量技術的に分離された秤量区間として形成されて いることを特徴とする装置。 6.測定通路(9)の出口側に、ばら物を強制的に排出するための排出要素(1 0,11)が付設されていることを特徴とする請求項5記載の装置。 7.秤量区間がさお秤として形成され、排出要素のための駆動モータ(12)が さお秤のレバー(14)の一方の側に作用するように配置され、測定通路(9) が他方の側に作用するように配置されていることを特徴とする請求項6記載の装 置。 8.測定通路(9)が垂直方向において2つの区間、すなわち上側の測定区間と 下側に接続する排出区間とに分割され、測定区間が上側から下側へ拡がり、排出 区間が上側から下側に狭まるように形成され、排出区間の下側がスクリュー式排 出計量器(10)によって画成されていることを特徴とする請求項5〜7のいず れか一つに記載の装置。 9.ばら物の温度と密度と関連して、センサ(20)から電子評価装置への接続 導線を介して、ばら物の含水量が測定され、続いて制御され、この接続導線が同 軸導線(19,19′)として形成され、同軸導線(19,19′)のケーブル の波動インピーダンスをセンサ(20)に反射しないように適合させるために、 接続漏斗部を備えていることを特徴とする請求項5〜8のいずれか一つに記載の 装置。 10.測定通路(9)が金属で作られ、接続漏斗部が測定通路(9)への移行部に おいてマイクロ波を透過する層(25,25′)によって覆われていることを特 徴とする請求項9記載の装置。 11.測定通路(9)が傾斜配置されたまたはずらして配置された製品主通路(1 )に対するバイパス管(4)として形成され、製品主通路(1)から測定通路( 9)への入口が格子状に形成されていることを特徴とする請求項5〜10のいず れか一つに記載の装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.マイクロ波用のセンサを備え、透過したマイクロ波の量およびまたは位相が ばら物内で測定され、算出された値によってばら物の含水量が決定される、測定 通路内で例えば食品または飼料のばら物の含水量を連続的に検出するための方法 において、センサ(20)がトリプレートストリップ線路として形成され、ばら 物を充填したセンサ(20)の伝送特性が測定され、センサが出口側に堰止め要 素を備えた測定区間(8)の一部として形成され、電子評価装置(18)を介し てばら物の温度と密度と共にその都度の製品含水量が検出され、続いてこの製品 含水量が調節されることを特徴とする方法。 2.伝送特性の検出がマイクロ波測定ユニット(45)を用いてヘテロダイン測 定原理によって行われることを特徴とする請求項1記載の方法。 3.測定精度を周期的に検定するためまたは測定精度を高めるために、センサ( 20)に対して平行に、例えば温度変化と長さ変化を排除するための基準線路が 接続可能であることを特徴とする請求項1,2記載の方法。 4.センサ(20)またはトリプレートストリップ線路が、固定された装置部分 から秤量技術的に分離された測定区間(8)の測定通路(9)の一部として形成 され、秤量信号を介してばら物の製品密度(ばら物密度)が測定されることを特 徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の方法。 5.ばら物を通過させるための測定通路(9)と、測定通路(9)の出口側に設 けられた堰止め要素とを備え、この測定通路が製品流れ方向に対して横方向にセ ンサ(20)の一部としての棒(21)を備えている、請求項1〜4のいずれか 一つに記載の、オンライン運転で特に食品または飼料のばら物の含水量を連続的 に検出するための装置において、バイパス(4)の形をした測定通路(9)がト リプレートストリップ線路として形成され、測定通路(9)が製品主通路と他の 固定要素から秤量技術的に分離された秤量区間として形成されていることを特徴 とする装置。 6.測定通路(9)の出口側に、ばら物を強制的に排出するための排出要素(1 0,11)が付設されていることを特徴とする請求項5記載の装置。 7.秤量区間がさお秤として形成され、排出要素のための駆動モータ(12)が さお秤のレバー(14)の一方の側に作用するように配置され、測定通路(9) が他方の側に作用するように配置されていることを特徴とする請求項6記載の装 置。 8.測定通路(9)が垂直方向において2つの区間、すなわち上側の測定区間と 下側に接続する排出区間とに分割され、測定区間が上側から下側へ拡がり、排出 区間が上側から下側に狭まるように形成され、排出区間の下側がスクリュー式排 出計量器(10)によって画成されていることを特徴とする請求項5〜7のいず れか一つに記載の装置。 9.センサ(20)から電子評価装置への接続導線が同軸導線(19,19′) として形成され、同軸導線(19,19′)のケーブルの波動インピーダンスを センサ(20)に反射しないように適合させるために、接続漏斗部を備えている ことを特徴とする請求項5〜8のいずれか一つに記載の装置。 10.測定通路(9)が金属で作られ、接続漏斗部が測定通路(9)への移行部に おいてマイクロ波を透過する層(25,25′)によって覆われていることを特 徴とする請求項9記載の装置。 11.測定通路(9)が傾斜配置されたまたはずらして配置された製品主通路(1 )に対するバイパス管(4)として形成され、製品主通路(1)から測定通路( 9)への入口が格子状に形成されていることを特徴とする請求項5〜10のいず れか一つに記載の装置。 12.ばら物を通過させるための測定通路(9)と、測定通路(9)の出口側に設 けられた堰止め要素とを備え、この測定通路が製品流れ方向に対して横方向に棒 (21)を備えている、オンライン運転で特に食品または飼料のばら物の含水量 を連続的に検出するための測定装置において、測定装置が秤量装置として形成さ れていることを特徴とする測定装置。
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