JPH11505385A - ハンドオーバおよび呼び確立の信頼性を改善するための方法ならびにセルラ無線システム - Google Patents
ハンドオーバおよび呼び確立の信頼性を改善するための方法ならびにセルラ無線システムInfo
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、各セル内に少なくとも1つの基地局(100)および1またはそれ以上の基地局と交信する複数の加入者端末機器(108−112)を含むセルラ無線システムにおけるハンドオーバおよび呼び確立の信頼性を致するための方法であって、基地局が端末機器から受信した信号の全妨害レベルを測定し、既知の伝送電力パイロット信号を伝送し、端末機器が、異なる基地局から受信されたパイロット信号の電力レベルを測定し、そのシステム内の少なくとも複数のトランシーバ(100,108−112)がパイロット信号を用いて、端末機器と基地局との間のパス損失を測定する方法に関する。ハンドオーバおよび呼び確立の信頼性を改善するために、本発明に係るシステムの少なくとも複数のトランシーバ(100,108−112)は、基地局で測定された全妨害パス損失および端末伝送電力に基づいてアップリンク伝送方向における端末機器と基地局との間の信号雑音比を推定する。
Description
【発明の詳細な説明】
ハンドオーバおよび呼び確立の信頼性を改善するための方法ならびにセルラ無線
システム
本発明は、各セル内に少なくとも1つの基地局および1またはそれ以上の基地
局と交信する一群の加入者端末機器を含むセルラ無線システムにおけるハンドオ
ーバおよび呼び確立の信頼性を改善するための方法であって、基地局が、端末機
器から受信した信号の全妨害レベルを測定し、既知の伝送電力でパイロット信号
を伝送し、端末機器が、ハンドオーバの必要性を決定するために、端末機器が維
持する最寄りの基地局についてのリスト上にある基地局からのパイロット信号の
電力レベルを測定し、端末機器と基地局の間のパス損失がパイロット信号を用い
て推定される方法に関する。
本発明は、全ての妨害について限定されたセルラ無線システム、特に符号分割
多重アクセスを利用するセルラ無線システムで使用するのに適している。CDM
A(符号分割多重アクセス)システムは、スペクトラム拡散技術に基づき、かつ
、そのセルラ無線システムにおける応用が先行のFDMA(周波数分割多重アク
セス)およびTDMA(時分割多重アクセス)技術と共に最近開始され始めた1
つの多重アクセス方法である。CDMA技術は、先行の方法に対しスペクトル効
率および簡単な周波数計画等に関し、いくつかの利点を有する。先行技術に基づ
くCDMAシステムの1つの例は、広帯域セルラ無線標準EIA/TIA IS−
95である。
CDMA方法においては、ユーザの狭帯域データ信号は、はるかに広い帯域幅
の拡散符号により乗算されて、比較的広い帯域となる。既知の実験的システムに
おいては、使用された帯域幅は例えば1.
25MHz,10MHzおよび25MHz を含んでいる。乗算プロセスにおいて、データ信号は
使用される全帯域に拡散する。全てのユーザは、同じ周波数帯域、即ちトラフィ
ックチャンネルを用いることによって同時に伝送する。基地局と移動局の間の各
々の接続のために別々の拡散符号が利用され、ユーザからの信号は、各接続の拡
散符号に基づいて受信機内で互いに識別され得る。
受信機内の適応型フィルタが、拡散符号に基づいて識別される所定の信号と同
期する。データ信号は、伝送段階の場合と同じ拡散符号をそれに乗算することに
よって、受信機内でもとの帯域へと復調される。その他の何らかの符号が乗算さ
れた信号は、理想的な場合においては、狭帯域と相関を有せず、また復調もしな
い。従って、これらの信号は、所定の信号という見地からすると雑音に見える。
拡散符号が互いに直交する、すなわち互いに相関を有しないように、拡散符号を
選択する試みがなされている。
典型的な移動局環境においては、基地局と移動局の間の信号は、送信機と受信
機の間のいくつかの異なるパスによって伝播する。このマルチパス伝播は主とし
て、周囲の表面から反射される信号によってひき起こされる。異なるパスを通っ
て伝播してきた信号は、伝播時間の異なる遅れに起因して異なる時点で受信機に
到達する。CDMA方法においては、マルチパス伝播は、ダイバーシチを用いた
信号受信で利用され得る。CDMA受信機の解決法としては、一般に、複数の分
岐から成る受信機構造が採用される。各々の分岐は、独自のパスに沿って伝播し
てきた1つの信号成分と同期する。従って、各々の分岐は、1つの受信した信号
成分を組合せ、復調することをその機能とする独立した受信要素である。従来の
CDMA受信機においては、さまざまな受信要素の信号は、コヒーレントな、ま
たはインコヒーレントな方法で組合わされることが有利であり、そ
れにより優れた品質の信号が得られる。
いくつかの先行技術に基づくCDMAシステムは、各々の基地局により伝送さ
れ、かつ基地局の識別、電力測定および移動局内におけるコヒーレントな受信を
可能にするために利用されるいわゆるパイロット信号を採用している。パイロッ
ト信号は、変調されていない拡散コード化された信号であり、これは、実際のト
ラフィックチャンネルと同じ方法で基地局のカバーエリアに伝送される。実際、
パイロット信号のカバーエリアは、端末機器がそれを呼び確立に利用するため、
基地局のセルのサイズを決定する。
基地局は、パイロット信号を連続的に伝送し、異なる基地局のパイロット信号
の伝送に用いられる拡散符号は互いに異なるものであるので、端末機器は基地局
が伝送するパイロットに基づいて基地局を識別できる。
加入者端末機器は、パイロット信号を連続的に測定する。先行技術のシステム
においては、端末機器の測定負荷を低減するため、各々の端末機器は、この端末
機器近傍に位置する基地局ならびにハンドオーバまたは呼び確立のための候補と
なる可能性のあるパイロット信号の対応する拡散符号についてのリストを維持し
ている。以下では、このようなリストを測定リストと呼ぶ。端末機器はまず第1
にこのリストに含まれている基地局だけのパイロット信号を監視する。第2に、
その他の検出されたパイロット信号が測定される。
端末機器が移動するにつれて、当然測定リストは、必要に応じ更新されなくて
はならない。先行技術のシステムにおいては、更新は、端末機器のパイロット信
号の強度の測定に基づいて行なわれる、即ち特定の基地局からのパイロットが充
分な強度で受信されていることを端末機器による測定が示した場合、その基地局
は測定リスト上に付加される。
複数のサービスを提供するCDMAネットワーク内では、端末機器から基地局
に向う伝送方向、すなわちアップリンク方向での基地局の負荷が反対方向よりも
著しく大きい状況が存在し得る。一例として、1つの方向、端末機器からネット
ワークへのデータ伝送が述べられればよい。測定リストの更新のための先行技術
の解決法は、この方向の基地局の負荷を検出していない。
通常、測定リストを更新するために利用される唯一の基準は、パス損失により
パイロット信号に引き起こされる減衰である。これは、異なる基地局から受理さ
れたパイロット信号またはその信号の信号雑音比が互いに比較され、この比較に
基づき測定リストの更新について決定が下されるということを意味する。しかし
ながら上述の方法は、目的の基地局の反対の伝送方向が、測定された方向に比べ
著しく大きい負荷を受けているという状況を考慮に入れていない。このことは、
特に反対の伝送方向で非対称な負荷条件をもつシステムにおいて大きな欠点であ
る。
基地局において、アップリンク方向の負荷に従ってパイロット信号の伝送電力
を調整することによってアップリンク方向の負荷の問題を解決する試みが行なわ
れてきた。この方法は、基地局のサービスエリア内にある全ての端末機器の状況
を変更する。従って、アップリンク伝送方向の品質に基づいて、測定リストの更
新に関する接続特定的決定を下すことはできない。
同じ問題は呼び確立にも関わり、アップリンク伝送方向が過負荷状態にある基
地局に対して端末機器が呼び確立メッセージを伝送し得るという結果をもたらす
。
本発明の目的は、アップリンク伝送方向の負荷条件を考慮に入れることにより
測定リストの更新、ひいてはハンドオーバおよび呼び確立を一層高い信頼性で行
なうことができる方法を提供することに
ある。本発明のさらなる目的は、アップリンク方向の接続特定的解析を可能にす
ることにある。
これは、ハンドオーバの信頼性を改善させるための冒頭に開示した形式の方法
において、端末機器から基地局に向う伝送方向における端末機器と基地局の間の
信号雑音比が基地局で測定された全妨害、パス損失および端末機器伝送電力に基
づいて推定され、各々の加入者端末機器によって維持される最寄りの基地局に関
するリストがこの推定値に基づいて更新されることを特徴とする方法によって達
成される。
ハンドオーバの信頼性を改善するための冒頭に開示された形式の方法は、端末
機器から基地局に向う伝送方向における端末機器と基地局の間の信号雑音比が、
基地局で測定された全妨害、パス損失および端末機器伝送出力に基づいて推定さ
れること、そしてこの推定値は、端末機器がトラフィックチャンネルを必要とす
る場合に接続を確立するために端末機器が探索する基地局を選択する上で利用さ
れることによって特徴付けられる。
さらに本発明は、各セル内に少なくとも1つの基地局および1またはそれ以上
の基地局と交信する一群の加入者端末機器を含むセルラ無線システムにおいて、
基地局が、端末機器から受理した信号の全妨害レベルを測定するための手段お
よび既知の伝送出力でパイロット信号を伝送するための手段を含み、端末機器が
、これらの機器が異なる基地局から受理したパイロット信号の電力レベルを測定
するための手段を含み、少なくともいくつかのトランシーバが、パイロット信号
を用いて、端末機器と基地局の間のパス損失を推定するための手段を含んでいる
セルラ無線システムに関する。本発明に係るセルラ無線システムは、セルラ無線
システム中の少なくともいくつかのトランシーバが、
基地局で測定された全妨害、パス損失および端末機器伝送電力に基づいて、端末
機器から基地局に向う伝送方向における端末機器と基地局の間の信号雑音比を推
定するための手段を含んでいることによって特徴付けられる。
本発明に係る方法は、アップリンク方向での負荷がダウンリンク方向よりもは
るかに大きい基地局が測定リストに付加されようとしている状況下での測定リス
トの更新アルゴリズムに対する解決法を提供する。計算された推定値に基づき、
アップリンク方向についての品質予測があまりにも悪すぎる基地局はリストに付
加されない。本発明に係る方法においては、必要とされる推定は、加入者端末機
器または基地局のいずれかで実施され得る。
本発明に係る方法によれば、呼び確立段階において、端末機器が、アップリン
ク方向での負荷が大きいセルに対する接続を確立しないようにすることも可能で
ある。
以下では、添付図面中の例を参照しながら本発明についてより詳しく説明する
が、
図1は、本発明に係る方法が適用され得るセルラ無線システムを図示しており
、
図2は、本発明に係るセルラ無線システム内のトランシーバの構造のブロック
ダイヤグラムである。
図1は、本発明に係る方法を適用することのできるセルラ無線システムのダイ
ヤグラムを示す。セルラ無線システムネットワークは、そのサービスエリア内の
加入者端末機器と特定のトラフィックチャンネル上で交信する一群の基地局100
,114,120 を含んでいる。従ってCDMAシステムでは、トラフィックチャン
ネルは、基地局に対する伝送の間に、全ての端末機器によって使用される広い周
波数帯域で形成されている。これに対応して、基地局から端末機器へ
の他の伝送方向において使用される類似の周波数帯域が存在し、この周波数帯域
はそのサービスエリア内での端末機器への伝送中、基地局によって使用される。
図の例示的な場合においては、端末機器110 および112 は基地局100 と交信し、
端末機器108 は基地局114 と交信する。
図1の例示的システムにおいては、各接続は、本質的にデータレートよりも高
いビットレート、即ちいわゆるチップレートの別個の拡散符号を一般的に使用し
、それが伝送すべき情報に乗じられてその後広い周波数帯域上へと拡散する。こ
の拡散コードに基づいて、受信機は、同じ周波数帯域上で伝送されたその他の信
号の中から望ましい信号を識別することができる。基地局100,114および120 の
サービスエリア内では、同じ周波数帯域が使用される。
従って、各々の基地局は、例えば基地局の識別および電力測定において端末機
器が利用するパイロット信号を伝送する。パイロット信号は、通常のトラフィッ
クチャンネルとまったく同じように基地局のサービスエリアに伝送されるデータ
が変調されていない拡散符号化された信号である。パイロット信号は連続的に伝
送され、異なる基地局がパイロット信号を伝送する上で用いる拡散符号は互いに
異なったものであり、そのため端末機器は、基地局が伝送するパイロットに基づ
いて基地局を識別することが可能となる。
加入者端末機器は、異なる基地局から伝送されたパイロット信号の品質を連続
的に測定する。これは、端末機器が接続の品質を維持するために必要なことであ
る。測定に基づいて、より優れた品質の接続を提供する基地局に対しハンドオー
バが実行され得る。CDMAシステムでは、端末機器が1以上の基地局と同時に
交信することもまた、可能である。このような状況は、マクロダイバシチと呼ば
れる。端末機器が呼び確立メッセージを伝送した時点で最良の品質
の接続を提供する基地局を選択するので、パイロット測定は呼び確立段階でも不
可欠である。
上述の通り、各々の端末機器は、端末機器に近接して位置する基地局、および
対応するパイロット信号の拡散符号のリスト、従ってハンドオーバまたは呼び確
立のための候補となりうる1つのリストを有する。端末機器は、それが聴取する
ことのできるすべての信号を測定するが、さらに遠く離れた基地局に対してより
もリスト上に含まれている基地局に対してハンドオーバまたは呼び確立が実施さ
れる可能性が高いことから、リスト上に含まれているパイロット信号は残りのも
のよりも頻繁に測定される。その目的は、端末機器の測定容量を節約すること、
そして他方では、迅速に変動を検出しなくてはならない信号にそれを向けること
にある。
以下では、本発明に係る方法が、まず第1に、必要とされる推定が加入者端末
機器で行なわれると仮定して、説明されるであろう。
制御チャンネル上では、基地局は、パイロット信号の伝送のために用いられる
伝送電力Pt,pilotについての情報を端末機器に伝送する。各々の端末機器は、
各々の基地局からの各々のパイロット信号が受信される電力レベルPr,pilotを
測定する。この情報および実行された電力測定に基づいて、各々の端末機器は基
地局と端末機器の間のパス損失し、即ち無線パス上を伝送された信号の減衰を、
以下の式に従って計算することができる:
制御チャンネル上では、基地局は同様に、アップリンク伝送方向の自らが測定
した妨害レベルItotについての情報を端末機器に伝送する。この情報は、情報
が変わる度に、即ち妨害レベルに著しい変化が存在した時点で、基地局から端末
機器へと送られる。その結
果、端末機器は、いくつかの最寄りの基地局の妨害情報を提供され得る。
本発明に係る解決法において、アップリンク伝送方向、すなわち端末機器から
基地局への伝送方向の信号雑音比が推定される。問題の伝送方向は、必ずしも現
在存在している必要はない。これは、端末機器がどの基地局とも交信しておらず
、端末機器がすでに計算した推定値およびパイロット信号測定値に基づいて呼び
確立メッセージをどの基地局に送るべきかを決定するような状況であるかもしれ
ない。本発明に係る解決法においては、アップリンク方向の接続品質がこのよう
にして予め推定され得る。
端末機器は、上記の通り、基地局と端末機器の間のパス損失をまず計算するこ
とによって推定を行なう。その上、端末機器は、自ら使用している伝送電力PMS
を承知しているが、これは、端末機器が推定中の基地局と交信している場合には
、実際の伝送電力であり、必要とあらば複数の推定サイクルに基づいて適切な推
定 SIR値を達成するように選択されるかもしれない仮定された伝送電力のいずれ
かである。
さらに、端末機器は、パス損失Lにより伝送電力PMSを除算する。この後、ア
ップリンク方向での信号雑音比の推定 SIR値は、推定中の端末機器内で発生する
信号の影響が減算された基地局全妨害で、前記除算された電力を除算することに
よって得ることができる。
計算手順を削減することが望まれる場合、推定中の端末機器で発生する信号の
影響が減算されていない信号雑音比に対してより粗い
推定値が計算され得る。
以上では、SIR は2つの電力レベルの間の関係式として示されているが、必要
な場合には、デシベルといったような他の単位を用いてSIR を表示することもで
きる。
信号雑音比について計算された推定値を用いて、端末機器の測定リストを更新
するか、または呼び確立メッセージの伝送を制御することが可能である。
推定が端末機器で行なわれずネットワーク内、例えば基地局で行なわれる場合
でも、この推定はなおも上述の通りに、公式を用いて実施され得る。しかしなが
ら、制御チャンネルを介して、端末機器は受信されたパイロットの電力レベルPr,pilot
および端末機器によって使用される伝送電力PMSについての情報を基地
局に転送しなければならない。これに対応して、基地局は全妨害レベルItotに
ついて端末機器に情報を提供する必要はない。
端末機器がいかなる基地局とも交信しない場合、基地局と端末機器の間の合図
は、共通の呼びチャンネルを用いることによって行なわれる。
以下の例の場合には、図1の状況下で、端末機器112 が基地局100 とトラフィ
ックチャンネル106 上で交信し、基地局100 および114 がその測定リスト上に含
まれている、と仮定されている。従って、端末機器112 は、パイロット信号106
および116 を積極的に監視し、その強度を測定する。さらに、端末機器108 が基
地局114 とトラフィックチャンネル118 上で交信し、基地局100 および114 がそ
の測定リスト上に含まれていることも仮定されている。従って、端
末機器108 はパイロット信号102 および118 を積極的に監視し、その強度を測定
する。端末機器108 は、信号品質がまだ基準を満たしていないので測定リスト上
に含まれないけれど、同様に基地局120 によって伝送されたパイロット信号122
も測定する。さらにまた、端末機器が、アップリンク伝送方向での基地局120 の
信号雑音比を推定し、この比率を非常に優れていると認めているということも仮
定される。このとき、アップリンク伝送方向の良好な品質に起因してハンドオー
バ用として注目すべき候補であることから、基地局120 もリストに付加する決定
がなされ得る。
以下では、本発明に係るセルラ無線システムにおいて使用されるトランシーバ
の構造について検討する。図2は、本発明に係る方法が応用され得るセルラ無線
システムのトランシーバを例示している。このトランシーバは基地局の機器に配
置されるかもしれないし、端末機器であってもよい。本発明に関するかぎり、両
方の変形形態における基本的な部分は類似の機器構造をもつ。
トランシーバは、伝送すべき信号を符号化するための手段200 を含み、この手
段は、符号化された信号がインターリーブされる手段202 に対し符号化された信
号を供給するために使用される。インタリーブ手段の出力信号は、伝送されるべ
きバーストが生成される手段204 の入力に接続される。このようにして得られた
信号は、その出力信号が送信機ユニット210 および2重フィルタ212 を介してア
ンテナ214 に供給される変調手段208 に供給される。上述の各ブロックは先行技
術である方法によって実施できる。
トランシーバは、さらに、受理した信号が中間周波数へ変換される受信ユニッ
ト216 および信号をデジタル形式に変換する変換手段218 を具備している。変換
された信号は、検出用手段220 に供給され、ここから検出された信号はさらにデ
インターリーブ手段222 お
よび受信信号が復号される、即ちチャンネルおよび音声の両方の復号が実行され
る手段224 に供給される。この機器はさらに、上述の各ブロックの動作を制御す
る制御および計算手段226 を含んでいる。典型的には、制御手段はプロセッサに
よって構成される。
本発明に係る基地局の機器は、それが端末機器から受理した信号の全妨害を測
定するための手段220,226、および既知の伝送電力でパイロット信号を伝送する
ための手段 200−214,226を含む。これに対応して、加入者端末機器は、それが
基地局から受理したパイロット信号の強度を測定するための手段220,226を含ん
でいる。CDMAシステムの場合、典型的にはRAKE原理により構成される受
信機の検出器ブロックは、通例、複数の受信分岐を含み、そのうちの少なくとも
1つはパイロット信号の強度を測定するいわゆるサーチャ分岐である。
本発明に係るセルラ無線システムのトランシーバは同様に、受信したパイロッ
ト信号の電力レベルおよび伝送で用いられた電力を用いて、端末機器と基地局の
間のパス損失を推定するための手段220, 226も含んでいる。本発明に係るセル
ラ無線システムのトランシーバはさらに、上記で開示した方法に従って、測定さ
れた全妨害およびパス損失ならびに端末機器伝送電力に基づいてアップリンク伝
送方向の信号雑音比を推定するための手段220,226も含んでいる。
本発明について上記では添付図面の例を参考にしながら記述しているが、本発
明はそれに制約されるものでなく、添付のクレームの進歩性のある着想の範囲内
で種々の方法で変形されるかもしれないことは明白である。
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(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
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U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
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Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD
,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ
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MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S
D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT
,UA,UG,US,UZ,VN
(72)発明者 ハマライネン,セポー
フィンランド国,エフアイエヌ−02600
エスポー,リントゥバーランティエ 21
エー 5
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.各セル内に少なくとも1つの基地局(100)および1またはそれ以上の基地 局と交信する一群の加入者端末機器(108−112)を含んで成るセルラ無線システム におけるハンドオーバの信頼性を改善するための方法であって、 基地局が、 端末機器からそれらが受信した信号の全妨害レベルを測定し、 既知の伝送電力でパイロット信号を伝送し、 端末機器が、 ハンドオーバの必要性を決定するために、最寄りの基地局について端末機器が 維持するリスト上にある基地局からのパイロット信号の電力レベルを測定し、 端末機器と基地局の間のパス損失がパイロット信号を用いて推定される方法で あって、 端末機器から基地局に向う伝送方向における端末機器と基地局の間の信号雑音 比は、基地局で測定された全妨害、パス損失および端末機器伝送電力に基づいて 推定されること、および 最寄りの基地局についての各々の加入者端末機器が維持するリストは前記推定 値に基づいて更新されること、 を特徴とする方法。 2.各セル内に少なくとも1つの基地局(100)および1またはそれ以上の基地 局と交信する一群の加入者端末機器(108−112)を含んで成るセルラ無線システム における呼び確立の信頼性を改善するための方法において、 基地局が、 端末機器からそれらが受信した信号の全妨害レベルを測定し、 既知の伝送電力でパイロット信号を伝送し、 端末機器が、 ハンドオーバの必要性を決定するために、最寄りの基地局について端末機器が 維持するリスト上にある基地局からのパイロット信号の電力レベルを測定し、 端末機器と基地局の間のパス損失がパイロット信号を用いて推定される方法で あって、 端末機器から基地局に向う伝送方向における端末機器と基地局の間の信号雑音 比は、基地局で測定された全妨害、パス損失および端末機器伝送電力に基づいて 推定されること、および 前記推定値は、端末機器がトラフィックチャンネルを必要とする場合に接続確 立のために端末機器が探索する基地局の選択に利用されること、 を特徴とする方法。 3.信号雑音比についての推定値は、端末機器の伝送電力を推定されたパス損 失で除し、こうして得られた値と基本局で測定された全妨害との間の比率を計算 することによって得られることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。 4.全妨害に対する問題の接続の影響が、信号雑音比の推定値の計算に先立っ て全妨害から減算されることを特徴とする請求項3に記載の方法。 5.加入者端末機器と基地局の間の信号雑音比が基地局(100)で推定されるこ とを特徴とする請求項3に記載の方法。 6.加入者端末機器と基地局の間の信号雑音比が加入者の端末機器(108−112) において推定されることを特徴とする請求項3に記載の方法。 7.加入者端末機器と基地局の間の信号雑音比が実際の接続を確 立する前に推定されることを特徴とする請求項3に記載の方法。 8.各セル内に少なくとも1つの基地局(100)および1またはそれ以上の基地 局と交信する一群の加入者端末機器(108−112)を含んで成るセルラ無線システム において、 基地局は、 基地局が端末機器から受理した信号の全妨害レベルを測定するための手段(22 0,226)、および 既知の伝送電力でパイロット信号と伝送するための手段(210)、 を具備し、 端末機器は、 これら機器が異なる基地局から受理したパイロット信号の電力レベルを測定す るための手段(220,226) を具備し、 パイロット信号を用いて、端末機器と基地局の間のパス損失を推定するための 手段(220,226)を具備する少なくともいくつかのトランシーバ(100,108−112 )を内含するセルラ無線システムであって、 セルラ無線システム中の少なくともいくつかのトランシーバ(100,108−112) が、基地局で測定された全妨害、パス損失および端末機器伝送電力に基づいて端 末機器から基地局に向う伝送方向における端末機器と基地局の間の信号雑音比を 推定するための手段(220,226)を具備していることを特徴とするセルラ無線シ ステム。 9.端末機器から基地局に向う伝送方向における端末機器と基地局の間の信号 雑音比を推定するための手段(220,226)が、加入者端末機器(108−112)に配置 されていることを特徴とする請求項8に記載のセルラ無線システム。 10.端末機器から基地局に向う伝送方向における端末機器と基地 局の間の信号雑音比を推定するための手段(220,226)が、基地局(100)に配置 されていることを特徴とする請求項8に記載のセルラ無線システム。
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