JPH11505246A - 抗−血小板凝集抑制剤および血管拡張剤として有用な新規アミジン誘導体 - Google Patents

抗−血小板凝集抑制剤および血管拡張剤として有用な新規アミジン誘導体

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JPH11505246A
JPH11505246A JP8534903A JP53490396A JPH11505246A JP H11505246 A JPH11505246 A JP H11505246A JP 8534903 A JP8534903 A JP 8534903A JP 53490396 A JP53490396 A JP 53490396A JP H11505246 A JPH11505246 A JP H11505246A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、単独種の化合物で血小板凝集を抑制することができ、かつまた血管拡張を促進させることができる酸化窒素供与性を有する式(I)を有する新規アミジン誘導体に関する:

Description

【発明の詳細な説明】 抗−血小板凝集抑制剤および血管拡張剤として有用な新規アミジン誘導体発明の背景 発明の分野 本発明は酸化窒素供与性(nitric Oxide donating property)を有する新規ア ミジン誘導体、その医薬組成物または製剤および治療におけるそれらの使用、特 に不安定狭心症、卒中、心筋梗塞、心筋虚血および再循環、内臓虚血および再循 環、アテローム硬化症、充血性心不全、虚血性不整脈、血栓症、高血圧症、肺疾 病、転移および骨粗鬆症を処置するための、血管拡張剤、抗じゅく腫形成剤、お よび血小板凝集、血小板付着および再発性狭窄の抑制剤としてのそれらの使用に 関する。関連技術 フィブリノーゲンは血漿の正常成分として存在する糖蛋白質である。これは凝 血メカニズムにおいて血小板凝集およびフィブリン生成に関与する。 血小板は全血中に見出される細胞要素であり、血液凝集にまた関与する。血小 板に結合するフィブリノーゲンは凝血メカニズムにおける正常な血小板機能にと って重要である。血管が損傷を受けると、フィブリノーゲンに結合する血小板が 凝集を開始し、血栓を形成する。フィブリノーゲンと血小板との相互反応は、G P IIb/IIIaとして知られている膜糖蛋白質複合体により生じる;これは血 小板機能の重要な特徴である。この相互反応の抑制剤は血小板血栓形成性の緩和 に有用である。 主要細胞外マトリックス蛋白質であって、フィブロネクチンと命名されている もう一つの大型糖蛋白質が血小板と相互反応することはまた公知である。フィブ ロネクチンの細胞結合領域に存在する種々の比較的大型のポリペプチド断片が細 胞−付着活性を有することが見出されている。米国特許第4,517,686号 ;同第4,589,881号;および同第4,661,111号参照。同一分子 からの或る比較的短いペプチド断片は、基質に不動化されると、基質に対する細 胞 付着を促進すること、あるいは可溶化された形態または懸濁された形態である場 合には、付着を抑制することが見出されている。米国特許第4,578,079 号および同第4,614,517号参照。 米国特許第4,683,291号には、血小板に結合するフィブリノーゲンの 高親和的拮抗体であるようにデザインされている合成ペプチドによる、血小板機 能の抑制が記載されている。米国特許第4,857,508号は、血小板凝集の 抑制剤として有用性を有するテトラペプチド化合物を開示している。 その他の合成ペプチドおよびそれらの血小板に対するフィブリノーゲン結合の 抑制剤としての使用は下記の刊行物に記載されている:Kozcewiak 等によるBioc hem.,23 ,1767〜1774(1984);Plow 等によるProc.Natl.Acad .Sci.,82 ,8057〜8061(1985);Ruggeri 等による同書83 ,5708〜5712(1986);Ginsberg 等による J.Biol.Chem.,260 (7) ,3931〜3936(1985);Haverstick 等による Blood,66( 4) ,946〜952(1985);およびRuoslahti および Piersbacherによ る Science,238 ,491〜497(1987)。さらにその他の同様の抑制 性ペプチドは、ヨーロッパ特許出願275,748および同298,820に開 示されている。 ヨーロッパ特許出願512,831は、血小板に対するフィブリノーゲンの結 合を抑制し、従って血小板凝集の抑制に有用であるピペリジニルアルキル−アザ シクロアルカノン化合物を開示している。ヨーロッパ特許出願503,548は 、細胞相互反応の抑制に有用であり、これにより血栓症、塞栓症および転移の処 置または予防に有用である環状尿素誘導体(イミダゾロン化合物およびトリアゾ ロン化合物)を開示している。ヨーロッパ特許出願496,378は、細胞−細 胞相互反応および細胞−マトリックス相互反応を抑制し、従って血栓症、脳血管 系疾病、肺塞栓症、心筋梗塞、アテローム硬化症、骨粗鬆症および腫瘍転移の処 置に有用であるアミジノビフェニル化合物を開示している。 ヨーロッパ特許出願445,796は、血小板への接着性蛋白質の結合に対し て、およびまた血小板凝集および細胞−細胞接着に対して抑制作用を有する、酢 酸誘導体を開示している。ヨーロッパ特許出願372,486は、N−アシルβ −アミノ酸誘導体およびそれらの塩を開示している。ここに開示されている化合 物は血栓症、卒中、心筋梗塞、炎症およびアテローム硬化症の処置における血小 板凝集の抑制に、およびまた転移の抑制に有用である。ヨーロッパ特許出願38 1,033は、血栓症、卒中、心臓系梗塞、炎症、アテローム硬化症および腫瘍 の処置に有用であるアミジノまたはグアニジノアリール置換アルカン酸誘導体を 開示している。 国際出願WO95/06038および同WO94/22820は、血小板凝集 抑制剤として有用なフェニルアミジン誘導体を開示している。米国特許第5,2 20,050号、同第5,239,113号、同第5,254,573号、同第 5,272,162号、同第5,378,727号、同第5,314,902号 、同第5,344,957号、同第5,344,837号および同第5,354 ,738号には、新規血小板凝集抑制剤が記載されている。 1980年初頭から、アセチルコリンによってもたらされる血管弛緩が内皮の 存在に依存し、この活性が内皮−由来弛緩因子(EDRF)と称される不安定な 体液因子に帰因することが知られていた。血管拡張剤としての酸化窒素(NO) の活性は100年以上も前から周知であり、NOは亜硝酸アミル、三硝酸グリセ リルおよびその他のニトロ血管拡張剤の活性成分である。EDRFの最近のNO としての同定は、NOが酵素NOシンターゼによってアミノ酸L−アルギニンか ら合成されるという生化学経路の発見と一致している。構成酵素により放出され るNOは数種の生理学的応答の基礎にあるトランスダクションメカニズム(tran sduction mechanism)として作用する。誘導酵素によって産出されるNOは腫瘍 細胞の細胞毒性分子であり、かつまた微生物を侵す。 NOは可溶性グアニル酸シクラーゼの内在刺激体であり、内皮依存性弛緩に加 えて、食細胞の細胞毒性および中枢神経系における細胞−細胞連絡を包含する多 くの生物学的作用に含まれる(Moncada 等による Biochemical Pharmacology,3 ,1709〜1715(1989)およびMoncada 等による Pharmacological Reviews,43 ,109〜142(1991)参照)。さらにまた、NOは抗血栓 作用(Radomski 等による British Journal of Pharmacology,92,639〜6 46(1987)、Moncada 等によるJournal of Cardiovascular Pharmacology17 ,S25(1991)、Yao 等による Circulation,86,1302〜13 09(1992)、Byrne 等による国際特許出願WO9403421−A2およ びSchonafinger 等によるドイツ国特許出願DE4223800−A1参照)、気 管支弛緩作用(Persson 等による European Journal of Pharmacology,249, R7〜R8(1993))、抗炎症作用、殺微生物作用(Alspaugh およびGran ger による Infection and Immunity,59 ,2291〜2296(1991) )および胃保護作用(Wallace 等によるEuropean Journal of Pharmacology 57 ,249〜255(1994)参照)を有することが動物モデルで証明され ている。さらにまた、酸化窒素は、骨粗鬆症のインビトロモデルで骨の損失に対 して有効であることが示唆されている(MacIntyre 等によるProc.Natl.AcadSci .USA,88 ,2936〜2040(1991))。 従って、これらの性質は、それらの生物学的作用を増大させ、かつまたそれら の副作用を減少させることによって、酸化窒素を前記の種々の病気の処置におけ る血小板凝集抑制剤の作用を高める理想的薬剤にしている。本発明は血小板凝集 抑制剤の新規硝酸および亜硝酸エステル化合物、それらの製造方法、これらの化 合物を含有する医薬製剤およびそれらの使用方法に関する。発明の要旨 本発明に従い、新規アミジノ誘導体が提供される。これらの新規抑制剤化合物 は下記化学式(I)で表わすことができる化合物またはその医薬として許容され る塩である: 式中、 Aは独立して、下記の基からなる群から選択され: (各式中、点線は単結合または二重結合を表わす)、そして Bはカルボニルまたはイミノカルボニル基からなる群から選択され; Wは水素、低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、脂環式炭 化水素基および芳香族炭化水素基からなる群から選択され、これらの基は全部が 、置換基としてヒドロキシル、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロゲン、ニト ロ、アミノ、アシルオキシ、フェニルおよびナフチルを有していてもよく、これ らの置換基はハロゲン、ニトロ、低級アルコキシおよび低級アルキルにより置換 されていてもよく; Z、Z′は独立して、水素、ハロゲン、シアノ、スルホニル、ヒドロキシ、低 級アルコキシおよび低級アルキル基からなる群から選択され; Xは低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、カルボニル、脂 環式基または複素環式基であり; Yは硝酸(ONO2)(nitrate)、亜硝酸(ONO)(nitrite)、あるいは酸化窒 素供与性化合物、好ましくはフロキサン誘導体あるいは有機硝酸/亜硝酸化合物 、例えばS−ニトロソ−システイン、S−ニトロソ−ペニシラミンおよび (各式中、Rは酸素またはイミノ基である) であり; nは1〜約4の整数である。 本発明はまた、式(I)で表わされる化合物を含有する医薬組成物に関する。 これらの化合物および製剤は、不安定狭心症、卒中、心筋梗塞、心筋虚血および 再循環、内臓虚血および再循環、アテローム硬化症、充血性心不全、虚血性不整 脈、血栓症、高血圧症、肺疾病、転移および骨粗鬆症を処置するための血管拡張 剤、抗−じゅく腫形成剤、および血小板凝集、血小板付着および再発狭窄の抑制 剤として有用である。本発明はまた、このような処置を必要とする哺乳動物にお ける血小板凝集および血小板付着の抑制方法、再発狭窄の防止方法、アテローム 硬化症の防止方法、および血管拡張の増進方法に関する。発明の詳細な説明 本発明の好適態様は、式Iで表わされる化合物またはその医薬として許容され る塩にある: 式中、 Aは下記の基からなる群から選択され: (各式中、点線は単結合または二重結合を表わす)、そして Bはカルボニルまたはイミノカルボニル基からなる群から選択され; Wは水素、炭素原子1〜約6個を有する低級アルキル基、炭素原子2〜約6個 を有する低級アルケニル基、炭素原子3〜約6個を有する脂環式炭化水素基およ び炭素原子6〜約12個を有する芳香族炭化水素基からなる群から選択され、こ れらの基は全部が、置換基としてヒドロキシル、低級アルコキシ、低級アルキル 、ハロゲン、ニトロ、アミノ、およびアシルオキシを有していてもよく; Z、Z′は独立して、水素、ハロゲン、シアノ、スルホニル、ヒドロキシ、低 級アルキル基および低級アルコキシ基からなる群から選択され; Xは低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、カルボニル、脂 環式基または複素環式基であり; Yは硝酸(ONO2)、亜硝酸(ONO)、あるいは酸化窒素供与性化合物、好 ましくはフロキサン誘導体あるいは有機硝酸/亜硝酸化合物、例えばS−ニトロ ソ−システイン、S−ニトロソ−ペニシラミンおよび (各式中、Rは酸素またはイミノ基である) であり; nは1〜約4の整数である。 本発明のもう一つの望ましい態様は、式Iで表わされる化合物またはその医薬 として許容される塩にある: 式中、 Aは下記の基からなる群から選択され: (各式中、点線は単結合または二重結合を表わす)、そして Bはカルボニルまたはイミノカルボニル基からなる群から選択され; Wは水素、炭素原子1〜約6個を有する低級アルキル基、炭素原子3〜約6個 を有する脂環式炭化水素基および炭素原子6〜約12個を有する芳香族炭化水素 基からなる群から選択され、これらの基は全部が、置換基としてヒドロキシル、 低級アルコキシ、低級アルキル、ハロゲン、ニトロ、アミノおよびアシルオキシ を有していてもよく; Z、Z′は独立して、水素、ハロゲン、アルコキシおよび低級アルキル基から なる群から選択され; Xは低級アルキル基、カルボニルまたは脂環式基であり; Yは硝酸(ONO2)または酸化窒素供与性基、好ましくはフロキサン誘導体あ るいは有機硝酸化合物、例えば、 (各式中、Rは酸素またはイミノ基である) であり; nは1〜約3の整数である。 本発明のもう一つの望ましい態様は、式Iで表わされる化合物またはその医薬 として許容される塩にある: 式中、 Aは下記の基からなる群から選択され: (各式中、点線は単結合または二重結合を表わす)、そして Bはカルボニルまたはイミノカルボニル基からなる群から選択され; Wは水素、メチル、エチル、プロピル、シクロヘキシル基からなる群から選択 され; Z、Z′は独立して、水素およびヒドロキシ基からなる群から選択され; Xはカルボニルまたは脂環式基であり; Yは硝酸(ONO2)または酸化窒素供与性基、好ましくはフロキサン誘導体あ るいは有機硝酸化合物、例えば、 (各式中、Rは酸素またはイミノ基である) であり; nは1〜約3の整数である。 本発明のもう一つの望ましい態様は、式Iで表わされる化合物またはその医薬 として許容される塩にある: 式中、 Aは下記の基からなる群から選択され: (各式中、点線は単結合または二重結合を表わす)、そして Bはカルボニル基であり; Wは水素、エチルおよびシクロヘキシル基からなる群から選択され; Z、Z′は水素であり; Xはカルボニル基であり; Yは酸化窒素供与性基、好ましくは有機硝酸化合物、例えば、 (各式中、Rは酸素である) であり; nは1〜約2の整数である。 上記定義のとおりの組成物および化合物は化学物質としてそのまま投与するこ とができるが、これらを医薬製剤として提供すると好ましい。もう一つの態様に おいて、本発明は上記定義のとおりの調製物または化合物あるいはその医薬とし て許容される塩または溶媒和物を、1種または2種以上の医薬上で許容される担 体および所望により、別の治療成分とともに含有する医薬製剤を提供する。担体 (1種または2種以上)は製剤中の他の成分に適合し、かつまたその受容者に対 して有害に作用しないという観点から、「許容される」ものでなければならない 。 これらの製剤には、経口投与、非経口投与(皮下、皮内、筋肉内、静脈内およ び動脈内を包含する)、直腸投与および局所投与(皮膚、口腔内、舌下および眼 内を包含する)に適するものが包含されるが、最も適当な投与経路は、例えば受 容者の状態および障害に依存して変えることができる。これらの製剤は、単位剤 型で提供すると好ましく、調剤技術で周知の方法のいずれかによって製造するこ とができる。これらの方法は全部が上記定義のとおりの化合物またはその医薬と して許容される塩または溶媒和物(「活性成分」)を、1種または2種以上の補 助成分を構成する担体と一緒に配合する工程を包含する。一般に、これらの製剤 は活性成分を液状担体または微粉砕した固形担体あるいはその両方と一緒に均一 に、かつまた緊密に配合し、次いで必要に応じて、この生成物を所望の製剤に成 形することによって製造する。 経口投与に適する本発明の製剤は、例えば既定量の活性成分を含有するカプセ ル剤、カシェ剤または錠剤として;粉末または顆粒として;水性液体または非水 性液体中の溶液または懸濁液として;あるいは水中油型または油中水型液体エマ ルジョンとして提供することができる。活性成分はまた、塊剤、舐剤またはペー ストとして提供することもできる。 錠剤は、必要に応じて1種または2種以上の補助成分とともに、圧縮または成 型することによって製造することができる。圧縮錠剤は、粉末または顆粒などの 自由流動形態の活性成分を、任意に結合剤、滑剤、不活性稀釈剤、潤滑性、界面 活性剤または分散剤と混合して、適当な機械で圧縮することによって製造するこ とができる。成型錠剤は、不活性液状稀釈剤で湿らせた粉末状化合物の混合物を 適当な機械で成型することによって製造することができる。これらの錠剤は必要 に応じて、被覆することができ、または刻み目を入れることができ、あるいはそ の中の活性成分の遅延放出または制御放出が得られるように処方することができ る。 非経口投与用製剤は、酸化防止剤、緩衝剤、静菌剤および当該製剤を意図する 受容者の血液と等張にする溶質を含有することができる水性および非水性の無菌 注射液;および懸濁剤および増粘剤を含有していてもよい水性または非水性の無 菌溶液または懸濁液を包含する。これらの製剤は単位用量容器または多回用量容 器、例えば密封したアンプルまたはバイアル中に存在させることができ、および また使用の直前に無菌液体担体、例えば塩類溶液、注射用水の添加のみを要する 凍結乾燥(真空凍結乾燥)状態で保存することもできる。即席注射用溶液または 懸濁液は、前記種類の粉末、顆粒および錠剤から調製することができる。 直腸投与用製剤は、カカオ脂またはポリエチレングリコールなどの慣用の担体 を用いて座薬として提供することができる。 口内に、例えば口腔内または舌下に局所投与するための製剤は、風味付けした 基剤、例えばショ糖およびアラビアゴムまたはトラガカントゴム中に活性成分を 含有するトローチ、およびまた例えばゼラチンおよびグリセリンあるいはショ糖 およびアラビアゴムなどの基剤中に活性成分を含有するペストリーを包含する。 好適単位剤型は活性成分を以下に記載する有効薬用量でまたはその適当な一部 の量で含有するものである。 特に前記した成分に加えて、本発明の製剤は、例えば対象製剤のタイプに関連 して当技術で慣用のその他の成分を含有することができ、一例として、経口投与 に適する製剤は風味付与剤を含有することができるものと理解されるべきである 。 本発明の化合物は、0.1〜500mg/kg/日の用量で経口によりまたは注射 により投与することができる。成人したヒトに対する用量範囲は一般に、5mg〜 5g/日である。錠剤または分離した単位で提供されるその他の形態の製剤は、 このような剤型に有効であるか、または多回投与剤型として有効である量で本発 明の化合物を含有すると好ましく、一例として、これらの単位剤型は2.5mg〜 500mg、通常5mg〜200mg付近の量で本発明の化合物を含有する。 式(I)で表わされる化合物は経口によりまたは注射により(静脈注射または 皮下注射)投与すると好ましい。患者に投与される化合物の正確な量は担当医師 の責任である。しかしながら、使用される薬用量は患者の年齢および性別、処置 される正確な症状およびその重篤度を包含する多くの因子に依存する。また、投 与経路は症状およびその重篤度に依存して変えることができる。 本明細書で使用されているものとして、「低級アルキル」の用語は、単独でま たは組合わされて、炭素原子1〜約10個、好ましくは炭素原子1〜約8個、そ してさらに好ましくは炭素原子1〜約6個を有する非環状アルキル基を意味する 。このような基の例には、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n− ブチル、イソブチル、sec −ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソアミル、ヘ キシル、オクチルなどが包含される。 「低級アルケニル」の用語は、少なくとも1個の二重結合を含有する不飽和の 非環状炭化水素基を意味する。このような基は炭素原子約2〜約10個、好まし くは炭素原子約2〜約8個、そしてさらに好ましくは炭素原子2〜約6個を含有 する。適当なアルケニル基の例には、プロピレニル、ブテン−1−イル、イソブ テニル、ペンテン−1−イル、2,2−メチルブテン−1−イル、3−メチルブ テン−1−イル、ヘキセン−1−イル、ヘプテン−1−イルおよびオクテン−1 −イルなどが包含される。 「低級アルキニル」の用語は、1個または2個以上の三重結合を含有する不飽 和の非環状炭化水素基を意味する。これらの基は炭素原子約2〜約10個、好ま しくは炭素原子約2〜約8個、そしてさらに好ましくは炭素原子2〜約6個を含 有する。適当なアルキニル基の例には、エチニル、プロピニル、ブチン−1−イ ル、ブチン−2−イル、ペンチン−1−イル、ペンチン−2−イル、3−メチル ブチン−1−イル、ヘキシン−1−イル、ヘキシン−2−イル、ヘキシン−3− イル、3,3−ジメチル−ブチン−1−イル基などが包含される。 「低級アルコキシ」の用語は、単独でまたは組合わされて、アルキルエーテル 基を意味し、ここでアルキルの用語は前記定義のとおりであり、そして最も好ま しくは炭素原子1〜約4個を含有する。適当なアルキルエーテル基の例には、メ トキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブト キシ、sec −ブトキシ、tert−ブトキシなどが包含される。 「脂環式」または「シクロアルキル」の用語は、環内に炭素原子3〜約10個 、そして好ましくは炭素原子3〜約6個を有する脂環式基を意味する。適当な脂 環式基の例には、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキ シル、シクロヘキセニルなどが包含される。 「芳香族炭化水素」の用語は、炭素原子4〜約16個、好ましくは炭素原子6 〜約12個、さらに好ましくは炭素原子6〜約10個を有する芳香族基を意味す る。適当な芳香族炭化水素基の例には、フェニル、ナフチルなどが包含される。 「ヘテロサイクリル基(複素環式基)」の用語は、炭素原子4〜約10個、好 ましくは炭素原子約5〜約6個を有し、この基中の1〜約4個の炭素原子が窒素 、酸素または硫黄により置き換えられている芳香族系を包含する、飽和または不 飽和の環状炭化水素基を意味する。この「複素環式基」は、芳香族炭化水素基に 縮合させることができる。適当な例には、ピロリル、ピリジニル、ピラゾリル、 トリアゾリル、ピリミジニル、ピリダジニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル 、チアゾリル、イミダゾリル、インドリル、チエニル、フラニル、テトラゾリル 、2−ピロリジニル、3−ピロリジニル、ピロリンジニル、1,3−ジオキソラ ニル、2−イミダゾンリニル、イミダゾリジニル、2−ピラゾリニル、ピラゾリ ジニル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、トリアゾリル 、チアジアゾリル、2H−ピラニル、4H−ピラニル、ピペリジニル、1,4− ジオキサニル、モルホリニル、1,4−ジチアニル、チオモルホリニル、ピラジ ニル、ピペラジニル、トリアジニル、1,3,5−トリチアニル、ベンゾ(b) チオフェニル、ベンズイミダゾリル、キノリニルなどが包含される。 「ハロゲン」の用語は、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素を意味する。 「プロドラッグ」の用語は、インビボでさらに活性になる化合物を意味する。 本明細書で使用されているものとして、患者の「処置」の用語は、予防を含む ものとする。 本出願で引用されている米国または外国の刊行物、特許または出願の全部を、 本明細書に記載されているものとして引用してここに組入れる。 本発明の構成に使用されている出発物質は、Sigma 社などから市販されている 。 本発明の化合物について、2つの一般合成経路を以下で概説する。 本明細書に記載の本発明の化合物の全部を製造するための出発物質および処理 条件の選択における修正は当業者にとって自明であると見做される。 本発明を以下の例によって説明する。 例1 Fmoc−Asp(OtBu)−OH(5.0g;10ミリモル)、イソソル ビッド−5−モノナイトレート(2.0g;10ミリモル)および4−ジメチル アミノピリジン(DMAP、100mg)をジクロロメタン(150ml)に溶解し た。この溶液に、N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC、2.3 g;12ミリモル)を、撹拌しながら添加した。この混合物を室温において週末 にわたり撹拌した。少量の試料を質量スペクトル分析用に採取した。この試料は 所望の中間体の存在を示した(FAB−MS:(M+Li)+=591)。固形 尿素を濾過により分離し、濾液を1時間かけてジエチルアミン(DEA;40ml )で処理した。溶媒を回転蒸発器で除去し、残留物はさらに精製することなく使 用した。FAB−MS:(M+Li)+=369。 例2 例1に記載の方法に従い、Fmoc−Asp(OtBu)−OHおよび2−ア ミノ−1,4:3,6−ジアンヒドロソルビトール−5−ナイトレートから標題 の化合物を製造する。 例3 4−アミジノフェニルペンタン酸・HCl(2.6g;10ミリモル)、ジス クシンイミジルカーボネート(DSC、2.5g;10ミリモル)および4−ジ メチルアミノピリジン(0.5g)を、ジメチルホルムアミド/ピリジン(3: 1;200ml)中で一夜にわたり撹拌した。この混合物に、Asp(OtBu) −イソソルビッド−5−モノナイトレート(例1)をゆっくり添加した。この反 応混合物を室温でさらに1日撹拌し、次いで濾過した。この濾液から少量の試料 を質量スペクトル分析用に採取した。この試料は所望の中間体の存在を示した( FAB−MS:(M+Li)+=565)。この濾液を乾燥させ、残留物をトリ フルオロ酢酸(TFA、100ml)で1時間処理した。酸を回転蒸発器で減圧下 に分離し、油状残留物をデルタパック(Deltapak)C18カラムで5%〜50% アセトニトリル/水/0.05%トリフルオロ酢酸の線状勾配を用いる逆相調製 HPLCによって精製した。この生成物を凍結乾燥させ、白色固形物450mgを 得た。FAB−MS:(M+H)+=508.9。1H−NMR(DMSO−d6 ) 1.4〜1.6(m,4H,−CH2−CH2−)、2.15(t,2H,C H2−フェニル)、4.35および5.1(d,2H,イソソルビッド)、4. 5(q,1H,α−CH)、4.92および5.5(t,2H,イソソルビッド )、7.4および7.75(dd,4H,フェニル)、8.34(m,1H,N H)、9.05および9.2(s,2H,アミジン)。 例4 例3に記載の方法に従い、4−アミジノフェニルペンタン酸・HCLおよび例 2の標題の生成物から標題の化合物を製造する。 例5 例3(100mg)を、10nMシステインを含有するリン酸塩緩衝した塩類溶液 (pH7.4;10ml)に溶解し、この混合物を室温で週末にわたり撹拌した。こ の反応の進行は分析HPLCによって追跡した。この混合物を次いで、デルタパ ック C18カラム上で5%〜50%アセトニトリル/水/0.05%トリフル オロ酢酸の線状勾配を用いる調製逆相HPLCにより精製した。この生成物を凍 結乾燥させ、白色固形物5mgを得た。FAB−MS:(M+H)+=464.4 。 例6 4−[[4−アミジノフェニル]−アミノ]−4−オキソブタン酸・TFA( 3.5g;10ミリモル)を、室温において、乾燥ジメチルホルムアミド(10 0ml)に添加し、次いでN−メチルモルホリン(NMM、1g;10ミリモル) およびイソブチルクロロホーメート(1.37g;10ミリモル)を添加した。 この混合物に、Asp(OtBu)−イソソルビッド−5−モノナイトレート( 例1;〜10ミリモル)を添加し、次いでN−メチルモルホリン(1g;10ミ リモル)を添加した。この反応混合物を室温で2時間撹拌し、次いで濾過した。 この濾液を乾燥させ、残留物をトリフルオロ酢酸(TFA、50ml)で1時間処 理した。酸を回転蒸発器で減圧下に分離し、油状残留物をデルタパックC18カ ラムで5%〜50%アセトニトリル/水/0.05%トリフルオロ酢酸の線状勾 配を用いる調製逆相HPLCにより精製した。この生成物を凍結乾燥させ、白色 固形物700mgを得た。FAB−MS:(M+H)+=524.4。1H−NMR (DMSO−d6) 4.35および5.05(d,2H,イソソルビッド)、 4.5(q,1H,α−CH)、4.92および5.5(d,2H,イソソルビ ッド)、7.75(s,4H,フェニル)、8.44(m,1H,NH)、8. 85および9.15(s,2H,アミジン)。 例7 例6に記載の方法に従い、4−[[4−アミジノフェニル]−アミノ]−4− オキソブタン酸・TFAおよび例2の標題の生成物から標題の化合物を製造する 。 例8 例6(100mg)を、10mMシステインを含有する稀重炭酸ナトリウム溶液( pH7.4;5ml)に溶解し、この混合物を室温で一夜にわたり撹拌した。この反 応の進行は分析HPLCによって追跡した。この混合物を次いで、デルタパック C18カラムで5%〜50%アセトニトリル/水/0.05%トリフルオロ酢酸 の線状勾配を用いる調製逆相HPLCにより精製した。この生成物を凍結乾燥さ せ、白色固形物40mgを得た。FAB−MS:(M+H)+=479.4。 例9 例3に記載の方法に従い、α−[[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニ ル]−2−オキソ−ピロリジン−3−イル]酢酸および例1の標題の生成物から 標題の化合物を製造する。 例10 例3に記載の方法に従い、α−[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニル ]−2−オキソ−ピロリジン−3−イル]酢酸および例2の標題の生成物から標 題の化合物を製造する。 例11 例3に記載の方法に従い、α−[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニル ]−2−イミダゾリノン−3−イル]酢酸および例1の標題の生成物から標題の 化合物を製造する。 例12 例3に記載の方法に従い、α−[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニル ]−2−イミダゾリノン−3−イル]酢酸および例2の標題の生成物から標題の 化合物を製造する。 例13 例3に記載の方法に従い、α−[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニル ]−2−メルカプト−イミダゾリジン−3−イル]酢酸および例1の標題の生成 物から標題の化合物を製造する。 例14 例3に記載の方法に従い、α−[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニル ]−2(3H)−オキソ−1H−イミダゾール−3−イル]酢酸および例1の標 題の生成物から標題の化合物を製造する。 例15 例3に記載の方法に従い、α−[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニル ]−2(3H)−オキソ−1H−イミダゾール−3−イル]酢酸および例2の標 題の生成物から標題の化合物を製造する。 例16 例3の生成物(25mg)を、HCl(気体)飽和エタノール溶液(5ml)で処 理した。この混合物を減圧下に乾燥させ、残留物をデルタパックC18カラムで 5%〜50%アセトニトリル/水/0.05%トリフルオロ酢酸の線状勾配を用 いる逆相HPLCにより精製した。この生成物を凍結乾燥させ、白色固形物20 mgを得た。FAB−MS:(M+H)+=536.9。1H−NMR(DMSO− d6)1.18(t,3H,CH3)、1.4〜1.6(m,4H,−CH2−C H2−)、2.1(t,2H,CH2−フェニル)、4.05(m,2H,−OC H2−)、4.35および5.1(d,2H,イソソルビッド)、4.5(q, 1H,α−CH)、4.95および5.5(t,2H,イソソルビッド)、7. 4および7.75(dd,4H,フェニル)、8.38(m,1H,NH)、8 .95および9.1(s,2H,アミジン)。 例17 例16の方法によって、例6の生成物(25mg)を、HCl(気体)飽和エタ ノール溶液で処理し、標題の化合物を白色固形物として生成した(20mg)。F AB−MS:(M+H)+=552.5。1H−NMR(DMSO−d6) 1. 18(t,3H,CH3)、4.05(m,2H,−OCH2−)、4.35およ び5.05(d,2H,イソソルビッド)、4.5(q,1H,α−CH)、4 .92および5.5(m,2H,イソソルビッド)、7.75(s,4H,フェ ニル)、8.44(m,1H,NH)、8.75および9.15(s,2H,ア ミジン)。 例18 例16の方法によって、例7の生成物をHCl(気体)飽和エタノール溶液で 処理し、標題の化合物を生成させる。 例19 例16の方法によって、例11の生成物をHCl(気体)飽和エタノール溶液 で処理し、標題の化合物を生成させる。 例20 例16の方法によって、例12の生成物をHCl(気体)飽和エタノール溶液 で処理し、標題の化合物を生成させる。 例21 例16の方法によって、例9の生成物をHCl(気体)飽和エタノール溶液で 処理し、標題の化合物を生成させる。 例22 例16の方法によって、例14の生成物をHCl(気体)飽和エタノール溶液 で処理し、標題の化合物を生成させる。 生物学 上記発明の化合物を血小板に富んだ血漿(PRP)におけるインビトロ ヒト 血小板凝集試験で、およびまた精製ヒト フィブリノーゲンおよびビトロネクチ ンレセプターに対する競合的固相結合試験で試験した。 PRPにおけるインビトロ ヒト血小板凝集 少なくとも2週間、いかなる抗血小板凝集剤も服用していない健康な男性また は女性の献血者を採血前の8時間、断食させた;次いで全血30mlを蝶型針およ び0.129M緩衝クエン酸ナトリウム(3.8%)3mlを含有する30ccプラ スティック製注射器を用いて採血した。この注射器を注意して回転させ、クエン 酸塩を混合させた。室温で12分間、250Xgで遠心分離し、この遠心分離を 中断することなく停止点まで進行させることによって血小板に富んだ血漿(PR P)を調製した。このPRPを、プラスティック製ピペットにより血液から分離 し、室温に維持されているプラスティック栓付き50mlコーニング(Corning)円 錐形無菌遠心分離管に入れた。残りの血液を室温で15分間、2000Xgで遠 心分離し、この遠心分離を中断することなく停止点まで進行させることによって 血小板に乏しい血漿(PPP)を調製した。このPRPをPPPによって、2〜 3×108血小板/mlの数値に調整した。このPRP試料450μl および被験 化合物または塩類溶液50μl をペイトン(Payton)凝集計(Payton Scientific ,Inc.,Buffalo,N.Y.)で37℃において1分間予備インキュベートした。ア デノシン 5′−ジホスフェート(ADP)(200mM)50μl をキュベットに加 え、次いで凝集を1分間測定した。全化合物を、2回試験した。結果は次のとお りに計算した:対照のパーセント=[(化合物の最大CD−化合物の初期CD)] ÷[(対照塩類溶液の最大CD−対照塩類溶液の初期CD)]×100。抑制% =100−(対照のパーセント)。被験化合物および中央抑制濃度(IC50)で 表わされるそれらの活性は表1に記録されているとおりであった。 固相レセプター試験 これらの試験は基本的に、従来開示されている方法と同一であった。精製した ヒト ビトロネクチンレセプター(αvβ3)または精製したヒト フィブリノーゲ ンレセプター(IIbβ3)を、1.0mMのCa++、Mg++およびMn++を含有する トリス(Tris)−緩衝塩類溶液、pH7.4(TBS+++)に、10μg /mlに原 液から稀釈した。この稀釈したレセプターを直ちに、リンブロ(Linbro)微量滴 定板に100μl /凹部(100ngレセプター/凹部)で移した。この板をシー ルし、次いで4℃で一夜にわたりインキュベートし、レセプターを凹部に結合さ せた。残りの全部の工程は室温で行った。これらの試験板を空にし、次いでTB S+++(TBS+++/BSA)中の1%放射性免疫検定品質ウシ血清アルブミン2 00μl をブロック露出プラスティック表面に加えた。2時間のインキュベーシ ョン後に、この試験板を96凹部板洗浄機を用いてTBS+++により洗浄した。 被験化合物および対照の対数関数的の一連の稀釈を2mMの原液濃度から出発し、 かつまた稀釈液としてTBS+++/BSA中の2nMビオチン化ビトロネクチンを 使用して行った。この試験(または対照)リガンドで標識付したリガンドの予備 混合および引続く50μl 部づつの試験板への移動は、CETUS プロペット (Propette)ロボットにより行った。標識付したリガンドの最終濃度は1nMであ り、そして被験化合物の最高濃度は1.0×10-4Mであった。競合を2時間生 じさせた後に、全凹部を前記のとおりに板洗浄機により洗浄した。アフィニティ 精製したホースラディッシュペルオキシダーゼ標識付したヤギ抗ビオチン抗体を TBS+++/BSA中で1:3000に稀釈し、各凹部に125μl づつ加えた 。30分後に、これらの板を洗浄し、次いで100mM/リットル クエン酸塩緩 衝液(pH5.0)中のo−フェニレンジアミン/H22基質とともにインキュベ ートした。これらの板を、微量滴定板読取り機により450nmの波長で読取り、 最大結合対照凹部が約1.0の吸光値に達した時点で、最終A450を分析用に記 録した。このデータをエクセル(EXCEL)(登録商標名)スプレッドシート プログラムで使用されるマクロ リツン(macrp writtem)を用いて分析した。平 均標準偏差値および変動係数%は、二種の濃度について決定した。平均A450値 を4つの最大−結合対照(競合体は添加されていない)の平均値に対し て正規化した。この正規化値を、セミ−ログスケール上にプロットした4種のパ ラメーター曲線適合アルゴリズムに付し、次いでコンピューター算出IC50およ び対応する相関係数を記録した。フィブリノーゲンのペプチド断片であるGRG DSPを陽性対照として各板に包含させた。 前記説明から、当業者は、本発明の本質的特徴を容易に認識することができ、 かつまた本発明の精神および範囲から逸脱することなく、各種用途および条件に 適合させるために、本発明を種々に変更および修正することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 トジョエング,フォー エス. アメリカ合衆国 63021 ミズーリ州 マ ンチェスター,シュガー ヒル ドライブ 875 (72)発明者 ザペック,マーク イー. アメリカ合衆国 62260 イリノイ州 オ ーフォーロン,グレン ホロウ ドライブ 914

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記式を有する化合物またはその医薬として許容される塩: 式中、 Aは独立して、下記の基からなる群から選択され: (各式中、点線は単結合または二重結合を表わす)、そして Bはカルボニルまたはイミノカルボニル基からなる群から選択され; Wは水素、低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、脂環式炭 化水素基および芳香族炭化水素基からなる群から選択され、これらの基は全部が 、置換基としてヒドロキシル、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロゲン、ニト ロ、アミノ、アシルオキシ、フェニルおよびナフチルを有していてもよく、この 置換基はハロゲン、ニトロ、低級アルコキシおよび低級アルキルにより置換され ていてもよく; Z、Z′は独立して、水素、ハロゲン、シアノ、スルホニル、ヒドロキシ、低 級アルコキシおよび低級アルキル基からなる群から選択され; Xはカルボニル、脂環式基または複素環式基であり; Yは硝酸(ONO2)、亜硝酸(ONO)、S−ニトロソ−システイン、S−ニ トロソ−ペニシラミンまたは下記基の1つであり: (各式中、Rは酸素またはイミノ基である) nは1〜約4の整数である。 2.Aは下記の基からなる群から選択され: (各式中、点線は単結合または二重結合を表わす)、 Bはカルボニルまたはイミノカルボニル基からなる群から選択され; Wは水素、炭素原子1〜約6個を有する低級アルキル基、炭素原子2〜約6個 を有する低級アルケニル基、炭素原子3〜約6個を有する脂環式炭化水素基およ び炭素原子6〜約12個を有する芳香族炭化水素基からなる群から選択され、こ れらの基は全部が、ヒドロキシル、低級アルコキシ、低級アルキル、ハロゲン、 ニトロ、アミノおよびアシルオキシにより置換されていてもよく; Z、Z′は独立して、水素、ハロゲン、シアノ、スルホニル、ヒドロキシ、低 級アルキルおよび低級アルコキシ基からなる群から選択され; Xはカルボニル、脂環式基または複素環式基であり; Yは硝酸(ONO2)、亜硝酸(ONO)、S−ニトロソ−システイン、S−ニ トロソ−ペニシラミンまたは下記基の1つであり: (各式中、Rは酸素またはイミノ基である)、そして nは1〜約4の整数である、 請求項1に記載の化合物。 3.Aは下記の基からなる群から選択され: (各式中、点線は単結合または二重結合を表わす)、 Bはカルボニルまたはイミノカルボニル基からなる群から選択され; Wは水素、炭素原子1〜約6個を有する低級アルキル基、炭素原子3〜約6個 を有する脂環式炭化水素基および炭素原子6〜約12個を有する芳香族炭化水素 基からなる群から選択され、これらの基は全部が、ヒドロキシル、低級アルコキ シ、低級アルキル、ハロゲン、ニトロ、アミノおよびアシルオキシにより置換さ れていてもよく; Z、Z′は独立して、水素、ハロゲン、アルコキシおよび低級アルキル基から なる群から選択され; Xはカルボニルまたは脂環式基であり; Yは硝酸(ONO2)、亜硝酸(ONO)、S−ニトロソ−システイン、S−ニ トロソ−ペニシラミンまたは下記基の1つであり: (各式中、Rは酸素またはイミノ基である)、そして nは1〜約3の整数である、 請求項2に記載の化合物。 4.Aは下記の基からなる群から選択され: (各式中、点線は単結合または二重結合を表わす)、 Bはカルボニルまたはイミノカルボニル基からなる群から選択され; Wは水素、メチル、エチル、プロピル、シクロヘキシル基からなる群から選択 され; Z、Z′は独立して、水素およびヒドロキシ基からなる群から選択され; Xはカルボニルまたは脂環族基であり; Yは硝酸(ONO2)、亜硝酸(ONO)、S−ニトロソ−システイン、S−ニ トロソ−ペニシラミンまたは下記基の1つであり: (各式中、Rは酸素またはイミノ基である)、そして nは1〜3の整数である、 請求項3に記載の化合物。 5.Aは下記の基からなる群から選択され: (各式中、点線は単結合または二重結合を表わす)、そして Bはカルボニル基であり; Wは水素、エチルおよびシクロヘキシル基からなる群から選択され; Z、Z′は水素であり; Xはカルボニル基であり; Yは下記の基の1つであり: (各式中、Rは酸素である)、そして nは1〜2の整数である、 請求項4に記載の化合物。 6.請求項1、2、3、4または5に記載の化合物を、少なくとも1種の無毒 性で医薬上で許容される担体とともに含有する医薬組成物。 7.血小板凝集を抑制し、および血管拡張を増進させる哺乳動物の処置方法で あって、このような処置を必要とする哺乳動物に請求項1、2、3、4または5 に記載の化合物の少なくとも1種の治療有効量を投与することからなる処置方法 。
JP8534903A 1995-05-15 1996-05-15 抗−血小板凝集抑制剤および血管拡張剤として有用な新規アミジン誘導体 Ceased JPH11505246A (ja)

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