JPH11505026A - ガス連続分光分析用マイクロ波空洞共振器 - Google Patents

ガス連続分光分析用マイクロ波空洞共振器

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JPH11505026A JP9527266A JP52726697A JPH11505026A JP H11505026 A JPH11505026 A JP H11505026A JP 9527266 A JP9527266 A JP 9527266A JP 52726697 A JP52726697 A JP 52726697A JP H11505026 A JPH11505026 A JP H11505026A
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Abstract

(57)【要約】 低Q共振器の開発により、すべての面で顕著な進歩を示し、なかんずく過酷な環境の中でも高信頼性で動作するガス測定システムが使用可能となった。共振器の長さは従来の測定セルに比して大幅に短縮された。これによりハウジング寸法も小型化された。短いガス交換時間と小さいガスハウジング寸法とにより応答時間が大幅に短縮され、例えばアンモニアに対する検出感度が短い測定セルにもかかわらず非常に高い。

Description

【発明の詳細な説明】 ガス連続分光分析用マイクロ波空洞共振器 本発明はプロセスガス分析器のための測定セルとしてのマイクロ波空洞共振器 に関する。このような装置においてマイクロ波分光方法によりStark効果を 利用してプロセスガスの中の含有ガス成分の濃度を求めることができる。通常は 測定は透過光方式が実施され、この場合、空間的に非常に長い測定セルが使用さ れ(ドイツ特許出願公開第3645240号公報参照)、これにより高い検出感 度が得られる。 このような構造長を回避するための1つの代替手段は共振器である。できるだ け低いガス濃度を高感度で検出するために共振器のQ値を非常に高くすることに 努力が払われている。高いQ値により必然的に共振器は高い感度で周囲の影響に 応答する。これらの影響は安定化措置により補償しなければならない(R.Re inschluessel等著”高感度空洞...の 3〜320頁)参照)。外部の影響の補償には付加的な構造的コストがかかり、 このコストにより装置コストは大幅に高くなる。 プロセス性能が高いガス分析器がドイツ”Technische Messe n”誌(58(1991) 11,433〜438頁)に記載されている。ここに例えば煙道ガスの迅速な分 析のためのマイクロ波プロセス分析器が記載されている。 米国特許第3973186号明細書にガス連続分光分析のためのマイクロ波空 洞共振器が記載されている。共振器は矩形に形成されているが、しかし円筒形で あることも可能である。共振器の共振周波数は、異なる極性分子を個別に検出で きるように変換される。 発電所技術と塵燃焼の領域から、本発明の基礎となる要求が発生した、すなわ ち、煙道ガスの中のアンモニアの濃度を、プロセス条件の下でかつ実時間で、プ ロセスガスのその他の成分に対する影響を与えることなく求めることが可能なこ とである。このためにプロセスに有用な分析器を排気ガス装置の中に取付け、こ の分析器は過酷な環境の中で設置でき、高信頼性で長時間作動において既知のガ ス割合又はガス成分の濃度を検出することが可能でなければならない。 本発明によりこの課題は、請求項1に記載の特徴を有するマイクロ波のための 空洞共振器として形成されている測定セルにより解決される。基本思想は、低い Q値の共振(低Q共振器)により測定セル長を短縮することにある。この共振器 は測定ガスすなわちプロセスガスの中の調べる成分の吸収周波数に同調調整され ている。マイクロ波技術的特性がこの共振器のジオメトリを実質的に定める。共 振器の中での多重反射によ り共振器の中の有効波長は共振器のジオメトリ的長さに比して大幅に長くなる。 これにより空間的に大幅により小さい構造が可能となる。 同軸導波管部分の中の内部導体の鋭角先端を形成する自由端は誘電ウィンドウ の直接前に位置し、このウィンドウまでの距離は、最大でも、マイクロ波状態の 調整及び微同調調整のための軸線方向のスライドのために必要な距離である。測 定セルの中の内部導体すなわちStark電極の長さはこの電極の先端が電場の ノードの中に位置するように調整可能でなければならない。 共振器の同軸導波管部分は実際の測定セル又は相互作用空間を形成する。実際 の測定セルの中に、バイパス導管から分岐されたプロセスガス体積が連続的に誘 電ウィンドウの近傍で流入し、次いでその場所の定置のマイクロ波リフレクタの 中のガス貫流孔を介してできるかぎり広い面積で連続的に吸込まれ、これにより 測定セルの間に所与の圧力差が調整設定される。 共振器の円形空洞導波管の中でマイクロ波の入力結合及び出力結合が行われる 。マイクロ波リフレクタはその場所で最適共振条件と最適入力結合及び出力結合 条件を調整設定するために軸線方向に位置調整可能である。 共振器はただ1つの種類のガスを測定するためにのみ設けられ、従って共振器 ジオメトリはこの測定にの み同調されている。しかし共振器を、類似の波長領域の中にある吸収線を有する 別の種類のガスのためにも設けることができる。この場合、共振器を過大な寸法 に決めると有利である。この場合には高信頼性の測定のために、所与の周波数領 域内にただ1つの共振周波数(モード)が存在する動作パラメータが求められる 。 周辺の影響例えば共振器への機械的影響等を大幅に回避し、外部の温度変動が 共振器空間の中に入り込んでもそれが大きい熱容量に起因して無視できる程に些 細であるように共振器の壁は非常に肉厚に形成されている。 このような共振器を有する測定器と、この中に空間的に仕切られ約1000〜 2000の共振器Q値を有する測定セル(低Q共振器)とは過酷なプロセス環境 においても有用であり、検出感度、保守容易性、安定性及び経済的構造に対する 要求を満足する。 とりわけ煙道ガスの中のアンモニアの濃度を検出する又は求めるための低いQ 値を有するマイクロ波空洞共振器の1つの実施の形態が図面に略示され、以下に おいて詳細に説明される。 図1aは円形空洞導波管部分及び同軸導波管部分を有する共振器の概略図、図 1bは低Q共振器の構造を示す概略図、図2はNH3線の線幅と共振器半値幅と の比較を示す線図、図3はガス分析器の測定構成を示 す概略図である。 低Q共振器1の構成は簡単に保持され、原理的には4つの個々の構成要素から 成る(図1b)。 i. − 第1の構成要素は、実質的にStark隔壁6又はStark電極6として の内部導体6を有する実際の測定セルとしての同軸導波管部分3であり、同軸導 波管部分3は、定置のマイクロ波リフレクタ5の中の内部導体の導入部のほかに 更に内部導体の尖端の背後でテフロン星状体10により同軸位置で保持される。 テフロン星状体10はテフロン星状体10が共振器1の中のマイクロ波と連続的 測定ガス流を無視できる程度にしか損なわないように形成されている。 ii. − 第2の構成要素は円形空洞導波管部分2であり、円形空洞導波管部分2はマ イクロ波結合ブロックとして用いられ、入力結合及び出力結合部8と、λ/4変 換器として構成されているマイクロ波リフレクタ4とを有し、マイクロ波リフレ クタ4は軸線方向にスライド可能であり、2つの調整機能を可能にする、すなわ ち一方では、共振器1の中の共振の同調であり、他方、マイクロ波の最適な入力 結合及び出 力結合の調整設定のための調整である。 iii. − 第3の構成要素は、バイパス導管21の中を流れるプロセスガスのための測 定ガス入口のための絞り9又は制限部9と、定置のマイクロ波リフレクタ5とを 有する同軸導波管部分3であり、マイクロ波リフレクタ5はモードフィルタとし て構成され、同時に、軸線方向にスライド可能な内部導体6すなわちStark 電極6又はStark隔壁6のための、ホルダ及び導入部材として用いられる。 測定ガスは連続的にマイクロ波リフレクタ5の中の孔を介して吸込まれ、その際 にマイクロ波の反射の影響は無いか又は無視できる程度である。 iv. − 第4の構成要素はカプトンシート7の形の誘電ウィンドウ7であり、カプト ンシート7は円形空洞導波管部分2を共振器1の同軸導波管部分3から分離して いる。シート7は機械的に充分に強靱でありかつ化学的に充分に不活性であり、 従って双方の共振器室2と3との間の圧力差が維持され、化学反応が発生しない 。円形空洞導管部分2の中は一般的に周囲圧力になっており、同軸導波管部分3 の中は負圧になっている。シート7が共振器1の中のマイクロ 波に与える影響は無視できる程に小さい。 共振器1の諸元を定めるために当該の周波数領域内のH波タイプ及びE波タイ プのいくつかのモードが観察される。基本モードは、共振器1の直径に対する遮 断波長の最大比を有するモードである。これは本使用例ではH11モードである。 低Q共振器1の構造のためにH11モードが基礎となっている。この場合にはすべ てのその他のモードは所望の周波数領域より大幅に高い遮断周波数を有し、従っ て共振器1の中で伝播できない。 公知の高周波技術又はマイクロ波技術の観察から導出されて(例えばMein ke Grundlach著”Taschenbuch der Hf−Tec hnik”等参照)製造技術上の理由から共振器1の内径はD=10mmに選択 される。この場合に小さな構造的変更によりこの内径は30GHzの近傍の周波 数まで使用されることが可能である、最低有効周波数0はより低く、H11におい ては約17.56GHzである。 一般的に自由空間内での波長λ0=12.556mm(f0=23.87013 GHz)と導波管の遮断波長λcとを有する場合の空洞導波管内の波長λgは次式 により得られる。 λg=λ0/ν[1−(λ0/λc2] 直径D=10mmでの円形空洞導波管2及び同軸導波管3の中のH11モードへ の整合のために内部導体6又はStark電極6の直径dは、遮断波長を等しく すること((円形空洞導波管の中の)λcHL=(同軸空洞導波管の中の)λcKoax )により整合されなければならない。5より小さい直径比D/dにおいては次式 が成立つ。 λc=0.973×(π/2)×(D+d) 従って、 d=(λc/0.973)×(2/π)−D 上記の式からStark電極6において最適の直径d=2.13mmが得られ る。2mmの市販の棒材料(特殊鋼、真鍮)により空洞導波管の中の電磁波を同 軸導波管部分3(λcKoax=18.34mm)に十分整合することが可能である 。この太さの材料はStark電極6のプロセスの間に発生する機械的振動を減 衰する。このような振動は回避されなければならない、何故ならばこのような振 動は望ましくないことにStark電圧を変調し、ひいては信号振幅も変調する 。 パラメータp、半波長の整数倍の種々の値において 、H11モード(λc=1.706xD)において、共振周波数f0=23.870 13GHz(円形空洞導波管2の中に生ずる波長はλ0=12.556mm、λg HL=18.54mm)、アンモニア(NH3)の所望の吸収線とD=10mm において、同軸部分3無しの共振器2の部分の長さL′(図1a+b)のための 次の近似値が得られる。 低Q共振器1の同軸導波管部分3においては次の値が同様に得られる。 約207mm又は215mmに対して最適な共振像のためのStark電極6 の長さLが、共振器1の中の順次の類似の状態に対して測定された。従って2つ の最適な状態の間隔、すなわち共振器1の中の同軸部分の中の導波管半波長は約 8mmである。18.4mmの同一の遮断波長Lcにおいて円形空洞導波管の非 同軸部分2の中の2つの空洞導波管半波長間の間隔は9.3mmである。従って 共振器1の同軸導波管部分 3は約207mm、円形空洞導波管部分2は約55mmの長さである。 共振器1の共振器特性曲線13の半値幅(図2)は有利には約2〜3倍吸収線 14の半値幅より大きい。この半値はNH3において所与の圧力において約7M Hzであり(図2)、より低い圧力においてはより小さく、より高い圧力に対し ては増加する(線幅の広がり)。これらのデータによりまず初めに、1000〜 2000の共振器1のQが目指される。前述の観点からの低Q共振器1の構成に より最終的に約1200のQが得られる。 送信器15からのマイクロ波の供給は矩形空洞導波管11と円形空洞導波管2 の壁の中の結合スリットとを介して行われる。同様に検波器17の取付けも同じ ように行われている。これらの2つの結合スリットはそれぞれおおよそ共振波長 の1/2の長さである。幅及び壁厚はこのスリット長に比して小さい。入力結合 及び出力結合領域内の壁厚はマイクロ波技術的視点からは無限に薄肉でなければ ならないが、しかし壁厚は、作動中に充分な機械的安定性が維持され、マイクロ 波への影響が僅かなままであるように小さく保持される。 プロセスへの接続は図1bの概略図に示されているように、通常は加熱されて いるバイパス導管21を介して行われ、バイパス導管21は、監視するガス流を 測定セル3にバイパスして供給する。絞り9から出る通気突出部はバイパス導管 21の中の主流の中に突出し、供給される測定ガス体積を連続的に分岐する。絞 り9は別の実施の形態では弁9としても形成され、一般的には制限装置9として 形成され、絞り9は測定セル3の中の圧力を、測定ガスを吸込むことにより低下 し、これにより絞り9と、測定セル3の他端に位置するマイクロ波リフレクタ5 との間の圧力勾配が維持される。従ってポンプ20の吸込み性能は、別の測定す るガスにおいては異なることもある圧力領域に整合される。 測定値をとりわけ迅速に検出するように最適化されている低Q測定システムは 、ガス路の構成においていくつかの付加的な措置を必要とする。重要な点はバイ パス導管21を測定セル3のできるだけ近傍に配置し、これにより、測定セル3 の中の絞り9と測定ガスタップすなわちバイパス導管21の中の最大ガス流の領 域内の通気突出部との間の不可避なむだ空間が最小にされる。調整可能な絞り9 は、一般的に構造的に複雑な弁に置換される。 測定セル3の中の過大の圧力勾配により、測定信号が圧力に依存することに起 因して信号の低下が発生する。迅速性の面で最適化されている測定システムのた めに信号振幅とガス流量とセルの中の圧力との間の妥協点を見出さなければなら ない。 ガス分析器の装置構成全体は、ドイツ連邦共和国特許第3645240号明細 書において用いられているような公知のスキーマに相当し、図3に略示されてい る。周波数安定化マイクロ波送信器15すなわちガンダイオードは低Q共振器の 中に入射する。送信器15は入力結合部からアイソレーター16を介して減結合 される。Stark変調されたマイクロ波電磁場は検波器17により検波され、 ロックイン増幅器18に供給される。ロックイン増幅器18は受信信号をSta rk信号に位相同期して増幅し、この増幅は評価装置例えばマイクロコンピュー タが、処理された信号を利用できる程度に行われる。図2は、Stark効果に よりシフトされた線が充分に変調され、これにより本来の吸収線14が対称に現 れることを示している。 測定セル3の小さい寸法とガス路の最適化とにより得られるこの共振器1にお ける短いガス交換時間すなわち約100測定セル容積/secに起因して測定ガ スの中の変化への応答時間は大幅に短縮される。外部の付加的な試料採取導管無 しの純粋な測定システムにおいてアンモニアにおいても、すなわち強い吸収特性 を有する成分においても約30ミリ秒の値が得られた。従って通常の測定作動に おいては1秒より大幅に短い応答時間が得られる。これは、ドイツ特許第364 5240号明細書に記載の装置に比して少なくとも200倍の速度上昇を意味し 、検出限界内でこの装置の 速度は2倍を上回った。低Q測定セル1を有する分析器は、20秒のロックイン 増幅器の時定数においてアンモニア(NH3)において0.1vppmの検出を 行うことができた。この分析器により、分析器の緩慢性に起因して解決できなか った制御技術的課題が解決可能である。 参照番号リスト 1 共振器、低Q共振器 2 円形空洞導波管部分 3 同軸導波管部分、測定セル 4 軸線方向にスライド可能なマイクロ波リフレクタ 5 定置のマイクロ波リフレクタ 6 内部導体、Stark電極、Stark隔壁 7 誘電ウィンドウ、カプトンシート、シート 8 マイクロ波結合平面、入力結合及び出力結合 9 絞り、制限装置、弁、ガス入口 10 誘電星状体、テフロン星状体 11 導波管、矩形導波管 12 ガス出口 13 共振器特性曲線 14 アンモニア線、吸収線 15 マイクロ波送信器 16 アイソレーター 17 検出器 18 ロックイン増幅器 19 Stark発生器 20 ポンプ 21 バイパス導管 22 誘電空洞円筒、マイクロ波サンプ 23 Stark電極の尖端
【手続補正書】 【提出日】1998年8月5日 【補正内容】 請求の範囲 1. プロセス媒体流の中のある特定成分の濃度検出用のガス連続分光分析用マイ クロ波空洞共振器において 共振器の動作周波数により共振器直径を定める他に、前記共振器の諸元を定 めることと、低い値へ調整することとには、共振器直径に対する遮断波長の最大 比を有する基本モードが基礎となり、共振器特性曲線の半値幅を、前記半値幅が 1桁の数字領域の低い値の係数倍だけ測定吸収線の半値幅に比して大きいように 調整設定し、 前記共振器(1)が、マイクロ波リフレクタ(4,5)により制限されてい る空洞円筒体であり、前記空洞円筒体は円形空洞導波管部分(2)と同軸導波管 部分(3)とから成り、前記円筒形空洞導波管部分(2)と前記同軸導波管部分 (3)とを互いにガス密かつ圧力密の誘電ウィンドウ(7)を介して分離し、前 記同軸導波管部分(3)の軸線方向にスライド可能な内部導体(6)をStar k変調を適用するための電極として用い、マイクロ波リフレクタ(5)の中で貫 通案内して保持し、 2つの空洞導波管(11)すなわち共振器(1)の中へのマイクロ波入力結 合のための一方の空 洞導波管(11)と前記共振器(1)からのマイクロ波出力結合のための前記空 洞導波管(11)とを、前記共振器(1)の軸線に対称に前記共振器に前記円形 空洞導波管部分(2)の領域内でフランジ接続し、 前記マイクロ波リフレクタ(4,5)のうちの一方を固定配置し、他方を、 予定の最大吸収周波数とマイクロ波の最適な入力結合及び出力結合への調整への 同調のために軸線方向にスライド可能にし、 前記プロセス媒体流から連続的に、分岐されている部分がガス状で貫流する バイパス導管(21)が、直接的に前記同軸導波管部分(3)の側を前記誘電ウ ィンドウ(7)の領域内で通過し、その場所で共振器壁の中の絞りすなわち制限 装置(9)を介して前記同軸導波管部分(3)への短い長さの分岐を有し、これ により連続的で小さい体積での試料導入が可能となり、前記導入試料を連続的に 、所与の圧力勾配を維持してその場所の前記マイクロ波リフレクタ(5)の中の 少なくとも1つの開口を介してポンピングして吸込むことが可能であることを特 徴とするガス連続分光分析用マイクロ波空洞共振器。2. 基本モードがH11モードであることを特徽とする請求項1に記載のガス連続 分光分析用マイク ロ波空洞共振器。 3 . 共振器(1)が、機械的安定性のために及び大きな熱容量を形成するために 肉厚な構造を有していることを特徴とする請求項1に記載のマイクロ波空洞共振 器。4 . 企図するモードの励起が空洞円筒形共振器体の内半径を定めるようにするか 又は内半径を過大寸法に定めることを特徴とする請求項に記載のマイクロ波空 洞共振器。5 . 同軸導波管部分(3)の中のマイクロ波リフレクタ(5)を定置に配置し、 前記マイクロ波リフレクタ(5)がモードフィルタとして作用し、Stark電 極(6)を導入する導入部材として用いられ、導入した測定ガスを前記同軸導波 管部分(5)を貫通して広面積で吸込み可能に構成し、 円形空洞導波管部分(2)の中のマイクロ波リフレクタ(4)を、前記円形 空洞導波管部分(2)がλ/4変換器として作用し、マイクロ波サンプとして用 いられる薄肉誘電空洞円筒(22)を介して共振器壁から導電的に分離されてい るように構成することを特徴とする請求項に記載のマイクロ波空洞共振器。6 . Stark電極(6)の自由端が尖端(23)を有し、これにより双方の導 波管領域(2,3)の間の移行がマイクロ波技術的に滑らかに生ずる ようにすることが可能であり、前記Stark電極(6)を、共振器(1)の中 のガス流及びマイクロ波に影響しないか最大でも無視できる程度にしか影響しな い誘電星状体(10)を介して同軸に保持することを特徴とする請求項に記載 のマイクロ波空洞共振器。7 . 絞りすなわち制限装置(9)が交換可能であり、前記絞り(9)の通気突出 部分がバイパス導管(21)の横断面領域内に突出していることを特徴とする請 求項に記載のマイクロ波空洞共振器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス―ディーター メッツガー ドイツ連邦共和国 カールスルーエ ゲブ リューダー―ロイヒレ―シュトラーセ 2 (72)発明者 ゲルハルト シュミット ドイツ連邦共和国 フランクフルト ムラ ンスキーシュトラーセ 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. プロセス媒体流の中のある特定成分の濃度検出用のガス連続分光分析用マイ クロ波空洞共振器において、 共振器(1)が、マイクロ波リフレクタ(4,5)により制限されている空 洞円筒体であり、前記空洞円筒体は円形空洞導波管部分(2)と同軸導波管部分 (3)とから成り、前記円筒形空洞導波管部分(2)と前記同軸導波管部分(3 )とを互いにガス密かつ圧力密の誘電ウィンドウ(7)を介して分離し、前記同 軸導波管部分(3)の軸線方向にスライド可能な内部導体(6)をStark変 調を適用するための電極として用い、マイクロ波リフレクタ(5)の中で貫通案 内して保持し、 2つの空洞導波管(11)すなわち共振器(1)の中へのマイクロ波入力結 合のための一方の空洞導波管(11)と前記共振器(1)からのマイクロ波出力 結合のための前記空洞導波管(11)とを、前記共振器(1)の軸線に対称に前 記共振器に前記円形空洞導波管部分(2)の領域内でフランジ接続し、 前記マイクロ波リフレクタ(4,5)のうちの一方を固定配置し、他方を、 予定の最大吸収周波 数とマイクロ波の最適な入力結合及び出力結合への調整への同調のために軸線方 向にスライド可能にし、 前記プロセス媒体流から連続的に、分岐されている部分がガス状で貫流する バイパス導管(21)が、直接的に前記同軸導波管部分(3)の側を前記誘電ウ ィンドウ(7)の領域内で通過し、その場所で共振器壁の中の絞りすなわち制限 装置(9)を介して前記同軸導波管部分(3)への短い長さの分岐を有し、これ により連続的で小さい体積での試料導入が可能となり、前記導入試料を連続的に 、所与の圧力勾配を維持してその場所の前記マイクロ波リフレクタ(5)の中の 少なくとも1つの開口を介してポンピングして吸込むことが可能であり、 前記共振器(1)のQが1000〜2000の間の値をとることを特徴とす るガス連続分光分析用マイクロ波空洞共振器。 2. 共振器(1)が、機械的安定性のために及び大きな熱容量を形成するために 肉厚な構造を有していることを特徴とする請求項1に記載のマイクロ波空洞共振 器。 3. 企図するモードの励起が空洞円筒形共振器体の内半径を定めるようにするか 又は内半径を過大寸法に定めることを特徴とする請求項2に記載のマ イクロ波空洞共振器。 4. 同軸導波管部分(3)の中のマイクロ波リフレクタ(5)を定置に配置し、 前記マイクロ波リフレクタ(5)がモードフィルタとして作用し、Stark電 極(6)を導入する導入部材として用いられ、導入した測定ガスを前記同軸導波 管部分(5)を貫通して広面積で吸込み可能に構成し、 円形空洞導波管部分(2)の中のマイクロ波リフレクタ(4)を、前記円形 空洞導波管部分(2)がλ/4変換器として作用し、マイクロ波サンプとして用 いられる薄肉誘電空洞円筒(22)を介して共振器壁から導電的に分離されてい るように構成することを特徴とする請求項3に記載のマイクロ波空洞共振器。 5. Stark電極(6)の自由端が尖端(23)を有し、これにより双方の導 波管領域(2,3)の間の移行がマイクロ波技術的に滑らかに生ずるようにする ことが可能であり、前記Stark電極(6)を、共振器(1)の中のガス流及 びマイクロ波に影響しないか最大でも無視できる程度にしか影響しない誘電星状 体(10)を介して同軸に保持することを特徴とする請求項4に記載のマイクロ 波空洞共振器。 6. 絞りすなわち制限装置(9)が交換可能であり、前記絞り(9)の通気突出 部分がバイパス導管 (21)の横断面領域内に突出していることを特徴とする請求項5に記載のマイ クロ波空洞共振器。
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