JPH11503912A - 電気喫煙装置に使用するためのヒータおよびシガレット - Google Patents

電気喫煙装置に使用するためのヒータおよびシガレット

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JPH11503912A JP8531923A JP53192396A JPH11503912A JP H11503912 A JPH11503912 A JP H11503912A JP 8531923 A JP8531923 A JP 8531923A JP 53192396 A JP53192396 A JP 53192396A JP H11503912 A JPH11503912 A JP H11503912A
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Abstract

(57)【要約】 シガレット(23)はタバコ棒を含み、これは充填された部分と充填されない部分とを有し、これらは電気ヒータ素子(31)が両方の部分にオーバラップしてもよいように配列されている。前記棒は筒状タバコウエブを含む。前記ウエブはタバコ原料をタバコウエブの連続シートに転換しそしてこのタバコウエブの連続シートをシガレットの自動製作に適する一つまたはそれ以上のタバコウエブのボビンへ転換することにより構成される。ヒータ(25)は支持ハブおよび挿入されたシガレット(23)のためのソケット(27)を規定する電気抵抗ヒータブレード(37)を含む。各ブレードは各々第一端と第二端を有する第一並びに第二ヒータブレード脚、および第一脚の第二端を第二脚の第一端に接続する接続区分を含む。ブレード(37)は抵抗加熱回路により加熱されそして挿入シガレット(23)を加熱する。脚は吸引時の香味物質の同伴を許容するギャップだけ分離されている。

Description

【発明の詳細な説明】 電気喫煙装置に使用するためのヒータ およびシガレット発明の分野 本発明は総括的には電気喫煙装置、そして特定的には電気喫煙装置の電気ライ ターと協働するようになされたシガレットと電気喫煙装置において使用するため のヒータに関する。発明の背景 伝統的なシガレットは燃焼時に燃焼性物質、主にタバコのマスがふかし時には しばしば800℃を越える温度で燃焼させられる燃焼の結果として喫煙者に香味 とアロマを送出する。熱はマウスピース端での吸引によりタバコの隣接するマス を通して引かれる。加熱時に、燃焼性物質の無能な酸化はタバコから種々の燃焼 生成物および蒸留物を放出する。これらのガス状生成物がシガレットを通して引 かれるとき、それらは冷却し凝縮して喫煙と組み合わされて風味とアロマを提供 するエアロゾルを形成する。 伝統的シガレットはそれらと組み合わされた種々の認められた欠点を持つ。こ れらの一つはふかしの間のくすぶり時の非喫煙者に不愉快であるかもしれない副 流煙の生成である。いったん点火したら、それらは完全に消費されるかまたは捨 てられねばならない。伝統的なシガレットの再点火は可能であるが通常主観的理 由(香味、風味、臭い)から明敏な喫煙者には魅力ある提案ではない。 より伝統的なシガレットの代替物は燃焼性物質それ自身はそれ自身がタバコエ アロゾルを放出しないところのものを含む。このような喫煙物品は喫煙物品の一 端にまたはその付近に位置した燃焼性の、炭素質加熱素子(熱源)と前記加熱素 子に隣接して位置したタバコ積載素子のベッドを含むことができる。加熱素子は マッチまたはシガレットライターで点火され、喫煙者がシガレットを吸引すると き、加熱素子により発生させられた熱はベッドがタバコエアロゾルを放出させる ようにタバコ積載素子のベッドに伝達される。この形式の喫煙装置は副流煙を殆 どまたは全く生成しないけれども、それは熱源において燃焼生成物を発生し、い ったんその熱源が点火されると実用的な意味で将来の使用のために消すのは容易 でない。 より普通のおよび上述の炭素加熱装置の両者において、燃焼がそれらの使用中 に起こる。この方法は当然に燃焼した物質が分解し周辺ふんい気と相互作用する とき多くの副生成物を伴う。 同時係属中の同一出願人の、1995年9月30日出願のU.S.特許出願シ リアル第08/380718(PM1697Cont)および1992年9月1 1日出願のシリアル第07/943504(PM1550)はUS特許第509 3894号、5225498号、5060671号および5095921号と共 に喫煙者が選択的に一時中止し喫煙を再開始することを可能としながら副流煙を 顕著に減少する種々の加熱素子および香味発生物品を開示している。しかしこれ らの特許中に開示されたシガレット物品は非常に耐久性がなく継続したまたは激 しい取扱いによりつぶれたり、裂けたりまたは破れたりするかもしれない。ある 環境では、これらの先行シガレットはそれらがいっそう弱いときには破砕される かもしれないしそれらがライターから取り除かれるときに裂けたりまたは破れた りするかもしれない。 前述のU.S.特許出願シリアル第08/380718(PM1697Con t)およびUS5388594号は新規な電気出力ライターおよびそのライター と協働する新規なシガレットを含む電気喫煙装置を記述している。ライターの好 ましい実施例はシガレットのタバコ棒部分を摺動的に受ける形状に配置された複 数のじゃ紋岩形金属ヒータを含む。 シリアル第08/380718(PM1697Cont)におよびまたEP− A−0615411に開示されたシガレットの好ましい実施例はタバコ積載筒状 キャリア、筒状キャリアの周りに上包みされたシガレット紙、キャリアのマウス ピース端の流通フィルタプラグ装置およびキャリアの自由(遠方)端のフィルタ プラグを含む。シガレットとライターはシガレットがライター中に挿入され個々 のヒータが各ふかしのために作動されるときに、各ヒータがシガレットを抗して 受ける場所(以下“ヒータフットプリント”と呼ぶ)のシガレット周りの点で局 部的なチャリング(charring)が起こるように配置される。いったん全てのヒー タが作動したら、これらのチャリングした点は互いに密接した間隔を保たれシガ レットのキャリア部分の中央部を取り囲む。 ヒータで送出される最高温度と全エネルギーに依存して、チャリングした点は シガレット紙の単なる変色以上のものを現出する。大抵の場合に、チャリングは シガレット紙およびその下にあるキャリア物質に少なくとも微細な破れを作り出 すであろうし、この破れはシガレットを機械的に弱化する傾向がある。ライター から引き抜かれるシガレットにとってはチャリングした点は少なくとも部分的に ヒータを摺り抜けねばならない。シガレットが湿っているとかもてあそぶとかね じるとかのような悪環境では、シガレットはライターからの引き抜きにより破れ るとか破片を残すとかの傾向があるかもしれない。ライター装置に残された破片 はライターの適正な操作を妨害しおよび/または次のシガレットの煙に異味を加 えることもありうる。もし引き抜かれる間にシガレットが二つに破れると、喫煙 者は失敗したシガレット製品の欲求不満のみならず彼または彼女が今一つのシガ レットを楽しむ前につまったライターから破片を取り除くという可能性に直面さ せられるかもしれない。 USシリアル第08/380718、EP−A−0615411および特許第 5388594号のシガレットの好ましい実施例はマウスピース端のフィルタプ ラグと遠方端のプラグ間の本質的に空洞筒である。この構造はその中へエアロゾ ルが最少の衝突とその付近の表面上へのエアロゾルの最少の凝縮でもって放出さ れるに十分な空間を提供することにより喫煙者への送出を高めるものと信ぜられ る。 喫煙者が希望の期間の間物品の喫煙を中止しその後喫煙を再開することを可能 としながら望ましくない副流煙を顕著に減らす幾つかの提案が提出された。例え ば、同一出願人のU.S.特許5093894;5225498;506067 1および5095921は種々の加熱素子および香味発生装置を開示している。 EP−A−0615411およびU.S.特許第5388594号は制御および 論理回路による吸引の感知により作動するヒータを持つ電気喫煙装置を開示して いる。ヒータは好ましくは適切な量の熱をシガレットに移転するためと軽量にす るために比較的薄いじゃ紋岩形構造をしている。 これらの装置とヒータは観察された問題を克服し述べた目的を達成するけれど も、多くの実施例が筒状タバコ媒体の挿入および取り除きおよびまた挿入された シガレットの調整またはもてあそびにより誘発される応力のために機械的弱化と 恐らく失敗を引き起こす。 更に、もしヒータ装置の形状が、例えば挿入されたシガレットの調整またはも てあそびにより、変えられると望ましくない電気短絡が起こりうる。 また、電気喫煙装置はシガレットの挿入および取り除きにより妨害されうる比 較的複雑な電気結線を必要とした電気的抵抗ヒータを採用している。 EP−A−0615411のシガレットの空洞構造を持つ刻み充填材を含むと きは、そのようなシガレットが刻み充填材タバコで完全に充填されているときは 最初の数ふかしは電気ライター中で適切に操作される傾向があることが発見され た。その後、その送出は先細りになる傾向がある。EP−A−0615411に 開示された電気ライターのような電気ライター中でより伝統的なシガレットが喫 煙されたとき同様な現象が起こる傾向があるであろう。 充填されないで置かれたとき、EP−A−0615411の好ましい実施例の 空洞シガレット構造はまた過剰なまたは粗っぽい取り扱いによりつぶれるという 多少の弱点があった。 この発明は、その種々の特徴において、ここに添付された独立請求の範囲によ って明らかにされる。 本発明の特徴を具体化するシガレットは電気喫煙装置の一部として喫煙された とき一貫性を持ってなお操作可能である刻み充填材を含むという利点を持つ。 この発明の特徴を具体化するシガレットは刻み充填材を含む、そして電気ライ ターと協働するのに適合している利点を持ちかつ満足できる水準の風味と送出を 与える。 本発明の特徴を具体化するシガレットは刻み充填材を含む、またふかしからふ かしの送出に改良された一貫性を提供する利点を持つ。 この発明の特徴を具体化するシガレットは容易に製造することができ魅力的な 包装に包装することができる。 この発明の特徴を具体化するシガレットは物理的に丈夫でシガレットおよび/ またはライター内のエアロゾルの凝縮および/または濾過を最少にすることがで きる。それらは更にそのライターからシガレットを引き抜く時の破損に対して抵 抗性があるだろう。 本発明の特徴を具体化するかつ電気喫煙装置のライターで消費するのに適した シガレットは、消費者による粗っぽい取り扱い中のつぶれまたは破損に対し弱点 が少ないであろう。 本発明の特徴を具体化するかつ電気喫煙装置のライターで消費するのに適した シガレットはシガレットの製造または包装時につぶれまたは破損する傾向がない であろう。 この発明の特徴を具体化するかつ電気ライターで操作可能なシガレットは、製 造速度においても経費効果的な製造方法を導くであろう。 この発明の特徴を具体化するヒータは持続した燃焼なしにタバコ媒体から煙を 発生し、望ましくない副流煙の生成を減らし、喫煙者に使用の中止および再開を 可能とし、そして喫煙装置内のエアロゾルの発生を改良するであろう。 この発明を具体化するヒータ構造は望ましい数のふかしを提供しタバコの主観 的品質を犠牲にすることなく提供されたふかしの数および/または期間を変える ように簡単に改変することができる。 この発明を具体化する加熱素子はシガレットの挿入および取り除きのために機 械的に適しているであろう。 この発明の特徴を具体化する電気的抵抗ヒータは組み合わされたパワー源への 簡略化された連結を持つであろう。 この発明の特徴を具体化する加熱素子は加熱サイクル中に機械的に安定してい るであろう。 この発明の実施例は熱移転の変化を避けるために加熱素子とシガレットの間の 界面の変化を最少にするであろう。 この発明を具体化するヒータは製造がより経済的であろう。 一つの好ましい実施例は喫煙者に応答して香味たばこを送出するための喫煙装 置を提供する。この装置はシガレットと電気的に操作されるライターを含み、こ のライターは複数の電気ヒータを含み、ヒータの各々がその/それらの作動によ り単独的にまたは一斉にのいずれかで、シガレットから予定の量のタバコエアロ ゾルを熱的に放出するのに、適している。シガレットは筒状タバコウエブを含み 、その筒状タバコウエブの第一部分はタバコ柱で満たされており、筒状タバコウ エブの第二部分はタバコ柱に空洞を形成するために満たされずに残されまたは中 空にされる。 更に詳細には、前述のシガレットは好ましくは筒状タバコウエブと筒状タバコ ウエブ内に設けられたタバコプラグから形成されたタバコ棒を含む。タバコ棒は ヒータ素子がタバコ棒の自由端と反対側端との間の位置でタバコ棒に沿って位置 するように電気ヒータ装置によって摺動的に受けられるのに適合している。好ま しくはタバコプラグ(または柱)は反対側端に隣接して空洞(または中空部分) を形成するためにタバコ棒の自由端からタバコ棒の反対側端から間隔を置かれた 位置まで延びている。 シガレットとライターのヒータ装置の相対的寸法はシガレットのライター中へ の挿入により、各ヒータがタバコ棒に沿ってタバコ棒に沿った予定の位置に位置 するであろうように、好ましくはヒータとシガレット間の接触の縦方向の範囲( 以下“ヒータフットプリント”)が前述の空洞の少なくとも一部分とタバコプラ グの少なくとも一部分とに重なるように、決定される。そうすることにより、シ ガレットが電気的に喫煙されるとき一貫した満足的な送出が得られ、かつヒータ 素子でのまたはその付近でのタバコエアロゾルの凝縮が減少させられる。 これに代えて、シガレットとライターのヒータ装置の相対的寸法は、シガレッ トのライター中への挿入により、各ヒータがヒータフットプリントの全てでない にしても、少なくとも幾らかがタバコ棒の充填部分のみに(タバコプラグにわた って)重なるようにタバコ棒に沿って位置するであろうように、決定される。か かる形状においては、空洞はなおエアロゾル形成を容易にしかつ煙の冷却を助け るために採用されることになろう。 好ましくは、喫煙者によって取り扱われる時により伝統的なシガレットの外観 と感覚を提供するために筒状タバコウエブの周りはシガレット紙で包まれる。 タバコウエブは好ましくは不織布のタバコベースウエブおよびタバコベースウ エブの少なくとも第一の側に沿って配置されたタバコ材料の層を含む。 シガレットは好ましくはまたタバコ棒の前述の反対側端にフィルタ吸い口を含 み、それは通過型フィルタプラグ(従来技術では“ホイッスルスルー”プラグと して知られる)、マウスピースフィルタプラグおよびプラグをタバコ棒に接続す る吸い口紙を含む。 本発明を具体化するシガレットが電気喫煙装置のライター中に挿入されるとき 、ライターの電気加熱素子が各シガレットに対して一般的に同じ位置にシガレッ トに沿って一貫して配置されるようにライターのヒータ装置内に配置されたスト ップに対して(または何らかの同等整列手段で)シガレットが整列される。ふか しが開始されると、ライターのヒータの少なくとも一つがタバコ棒に沿った前述 の位置でシガレットを加熱するために応答的に作動される。ふかしが進行すると 、タバコ棒は加熱されエアロゾルがタバコウエブおよび充填材から追い出される 。ヒータフットプリントがタバコ棒内の空洞に重なる場合には、タバコエアロゾ ルはタバコ棒の非充填部分内に形成された空間中に殆ど直接放出されシガレット から引き出される。タバコウエブはシガレットにより送出された全エアロゾルの この留分の殆どに寄与しその即時性は喫煙者のシガレットの吸引の性質と量に有 利に影響すると信ぜられる。タバコ棒の充填部分でのタバコのより大きいマスの ために、ヒータフットプリントがタバコ棒の充填部分に重なるところからのエア ロゾルの放出にわずかな遅れがある。タバコ棒の充填部分から追い出されるエア ロゾルは追加的な、優位な香味および煙の特性に寄与する。 本発明の更なる特徴は電気喫煙装置のシガレットの送出を調整する能力であり 、タバコ棒の充填および非充填部分間のヒータフットプリントの重なりの量に比 例してシガレットの一ブランドから他のブランドへの送出または同じブランドの 延長線内の送出の希望の調整を達成する。 本発明のなお今一つの特徴は電気ヒータ装置と共に作動されるシガレットから のエアロゾルの送出の水準および一貫性を改良する方法であり、そこではシガレ ットは自由端と反対側端を持つ。この方法は自由端に隣接するシガレットのタバ コ充填部分および反対側端に隣接するシガレットの非充填部分の両方にわたって ヒータフットプリントを重ねる工程を含み、一方同時にヒータフットプリントに 沿って抵抗的に加熱しその反対側端を通してシガレットを吸引する工程を含む。 本発明の更に今一つの特徴は電気ライターと共に作動される充填材含有シガレ ットを提供することであり、そのシガレットは一貫したエアロゾル生成を促進す るために自由流動フィルタおよび自由流動フィルタに隣接する充填材無しのタバ コ棒部分を持つタバコ棒を含む。 本発明の今一つの特徴は追加の強度を提供するためにそのベースウエブに添加 された亜麻または木材セルロース繊維を含む強化筒状タバコウエブである。これ に代えて、タバコ茎部原料からのセルロース繊維を強化剤としてベースウエブの 組成物中に含ませることもできる。 シガレット製造機械及び消費者による取り扱いを含む取り扱いにより良く耐え ることのできるシガレットを提供するためにシガレットの強度はその筒状タバコ ウエブの範囲内に刻み充填材を包含させることにより改良される。 この発明を具体化するヒータは好ましくは支持ハブおよび挿入されたシガレッ トを受けるソケットを形成する複数の電気的抵抗ヒータブレードを含む。各ブレ ードは第一端および第二端を持ちかつ第一端で支持ハブから延びる第一ヒータブ レード脚、第一端および第二端を持つ第二ヒータブレード脚、および第一脚の第 二端と第二脚の第一端を連結する連結部を含む。第二脚の第二端は支持ハブに向 って延びそこから電気的に絶縁されている。抵抗加熱回路は電気的に抵抗ヒータ ブレードを加熱するように形成され、ブレードは代りに挿入されたシガレットを 加熱する。第一および第二脚は隙間により分離されており喫煙者による吸引によ り加熱されたシガレットからの香味物質の放出を助ける空気の同伴を可能とする 。 以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。 図1と2は本発明の好ましい実施例による電気喫煙装置の斜視図である。 図3は図1に示された喫煙装置のヒータ設備内に係合されたシガレットの分離 斜視図である。 図4Aは本発明の好ましい実施例により構成されたシガレットの断面側面図で ある。 図4Bはシガレットの或る要素が部分的にはがされている図4Aに示されたシ ガレットの詳細斜視図である。 図5Aと5Bは図4Aと4Bに示されたシガレットのタバコウエブのボビンを 作する好ましいプロセスの諸段階の流れ図であり、図5Aはタバコウエブのシー ト中へタバコ原料を移行させる諸段階を示し、図5Bはタバコウエブのシートを タバコウエブのボビンに転換する諸段階を示す。 図6Aは本発明の実質的に中空の実施例により構成されたシガレットの横断面 の側面図である。 図6Bは図6Aの本発明の実質的中空実施例により構成されたシガレットによ り発生される時の各ふかし(puff)中の時間対エアロゾル生成物のグラフ表示で ある。 図6Cは図6B,7Bと8に表わされるデータを樹立するために使用された煙 測定装置のレイアウトである。 図7Aは本発明の十分に充填された実施例によって構成されたシガレットの横 断面側面図である。 図7Bは図7Aの十分に充填された実施例によって構成されたシガレットによ り発生される時の各ふかせの間の時間対エアロゾル生成物のグラフ表示である。 図8は図4A,6A,7Aを参照して述べられたものの各シガレットにより出 される各一連のふかしにおけるエアロゾル体積のグラフ的比較である。 図9は本発明の好ましい実施例(図4A)により構成された部分的に充填され たシガレットの充填部上にオーバーラップするヒータの量と全粒状物質(TPM )の送出との間の関係のグラフ表示である。 図10は本発明の第2の好ましい実施例により構成されたシガレットの横断面 側面図である。 図11は本発明の第3の好ましい実施例により構成されたシガレットの横断面 側面図である。 図12は本発明の更なる点を実施するヒータ設備の側、断面図である。 図13は本発明の更なる点を実施するヒータの側面図である。 図14は電気絶縁被覆を採用する本発明の更なる点を実施するヒータ設備の側 、横断面図である。 図15はハブを形成する電気絶縁被覆を採用する本発明の点を採用するヒータ 設備の側、横断面図である。 図16はじゃ紋岩形ヒータ・ブレード脚を有する本発明の点を採用したヒータ 設備の側、横断面図である。 図17Aは挿入されたシガレットに面する平らな下側面を有するヒータ・ブレ ードの正面、横断面図である。 図17Bは挿入されたシガレットに面する角度付下側面を有するヒータ・ブレ ードの正面、横断面図である。 図17Cは挿入されたシガレットに面する弯曲付下側面を有するヒータ・ブレ ードの正面、横断面図である。 図18は圧延以前の扁平状態におけるヒータ・ブレードの対称的配列の頂面図 である。 図19は圧延以前の扁平状態におけるヒータ・ブレードの非対称的配列の頂面 図である。 図20は別のヒータ実施例を示す、本発明を採用する電気的喫煙装置の半径方 向の横断面図である。 図21は図20の線A−Aから見た図20の電気絶縁装置の香味カートリッジ 収容空洞の縦断面図である。 図22は他の改変ヒータ実施例を示す半径方向横断面図である。 図23は図22の線B−Bから見た図22の電気喫煙装置の香味カートリッジ 収容空洞の縦断面図である。好ましい実施例の詳細な説明 図1と2を参照して、本発明の好ましい実施例は部分的に充填された充填シガ レット(filler cigarette)23と再使用可能ライター25を含む喫煙装置21 を提供する。シガレット23はライター25の正面端部29における口27に入 れられたりそこから除去されたりするようになされている。一度シガレット23 が挿入されると、喫煙装置21は従来のシガレットと多分に同じ態様で使用され るが、シガレットを着火またはくすぶらせることはない。シガレット23は一ま たはそれ以上のふかし(puff)サイクル後に捨てられる。好ましくは、各シガレ ット23は各喫煙につき総計8つのふかし(ふかしサイクル)またはそれ以上を 提供する;しかし利用できるふかしの総数の増減の調節は設計的事項の方便であ る。 ライター25は正面および後方ハウジング部33と35を有するハウジング3 1を含む。一つまたはそれ以上のバッテリ35aが後方ハウジング部35内に除 去可能に配置されておりそして口27に隣接して正面ハウジング部33内に配列 された複数の電気抵抗加熱素子37へエネルギを供給する。正面ハウジング部3 3における制御回路41はバッテリ35aと加熱素子37との間の電気的連絡を 樹立する。好ましくは、後方部35はバッテリの交換を容易にするために、ねじ またはスナップ嵌合要素の如きで容易に開閉されるようになされている。望まし くは、電気的ソケットまたは接触はバッテリを家庭電流または同様のもので再充 電するために設けられてもよい。 好ましくは、正面にハウジング部33は後方ハウジング部35へあり継ぎまた はソケット嵌めの如きで除去可能に接続されている。ハウジング31は好ましく は硬い耐熱性材料から作られる。好ましい材料は金属または、一層好ましくは高 分子材料を含む。好ましくは、ハウジング31は約10.7cm×3.8cm× 1.5cmの全体的寸法を有し、かくしてそれは喫煙者の手に快適に合う。 バッテリ35aは意図された様に機能すべくヒータ37のために十分なパワー を提供するような大きさになされて好ましくは交換可能かつ再充電可能タイプか らなる。別のパワー源はコンデンサーの如きが適している。好ましい実施例にお いては、パワー源は直列に接続されて合計で約4.8乃至5.6ボルトの非負荷 電圧を有する四つのニッケル−カドミウム電池からなる。しかし、パワー源の要 求された特性は喫煙装置21における他の要素、特に加熱素子37の特性を見て 選択される。U.S.特許第5144962号(PM1345)は、ここに参考 として組み入れられるが、本発明の喫煙装置に関して有用なパワー源の種々なタ イプ、例えば再充電可能なバッテリ源およびバッテリにより再充電されるコンデ ンサを含むパワー設備を説明している。 図3を参照して、ライター25の正面ハウジング33はシガレット23を摺動 的に収容する実質的に円筒形のヒータ設備39を支持する。ヒータ設備39はヒ ータ素子37を収容しヒータ素子37に関して固定して挿入されたシガレット2 3を支持するようになっていて、かくして、ヒータ素子37は各シガレットに沿 ってほぼ同じ配列におけるシガレットに横づけにして位置される。各ヒータ素子 37が十分に挿入されたシガレット23を抗して受ける(または熱的に接触する )場所はここではヒータのフットプリント(footprint)と呼ぶ。 シガレットからシガレットの各シガレット23に対して加熱素子37の堅実な 配置を確実にするために、ヒータ設備39にはストップ182が設けられており これにシガレットはライター25中への設置中に押圧される。ライター25に対 してシガレット23を整列させるために他の諸手段が代って使用されうる。 ライター25の正面ハウジング部33はパワー源35aから加熱素子37へ所 定量のエネルギーを送出する電気的制御回路41をも含む。好ましい実施例にお いて、ヒータ設備39は8つの円周方向に間隔を置かれた加熱素子37を含み、 これは口27と同心状に整合されそしてじゃ紋岩形である。ヒータ37の詳細は 共通譲渡U.Sシリアル第07/943504(PM1550)、これと共に係 属しかつ共通譲渡されたU.S.特許第5388594号(PM1697)に図 示されかつ説明されていて、これら文献の両者はここに組み入れられてそっくり そのまま参照される。ライター25の部分として作動できる付加的ヒータ設備3 7は1995年1月6日出願の共通譲渡係属中U.S.特許出願シリアル番号 (アトーニイ・ドケット番号第PM1729B CIP II)に;19 94年8月16日出願の共通譲渡係属中U.S.シリアル第08/291690 (アトーニイ・ドケット番号第PM1719)に開示されたものを含み、これら の文献すべてはここに組み入れられそっくりそのまま参照され;かつ図13乃至 23に関して与えられたこの説明の後の部分において開示されたものを含む。好 ましくはヒータ37は回路41の制御下でパワー源により個々に付勢されてシガ レット23の周辺のまわりに間隔を置かれた場所で好ましくは8回シガレット2 3を加熱する。一層伝統的なシガレットの喫煙で通常達成されるように前記加熱 はシガレット23から8つのふかしを与える。ふかしの1つまたはそれ以上に対 して一つよりも多くのヒータを同時に着火することが好ましい。 他の好ましいヒータ配列は1994年4月8日出願の係属中共通譲渡U.S. 特許出願シリアル番号08/224848に開示されており(PM−1729B )、ここに組み入れられそっくりそのまま参照される。 図2に戻って、好ましくは、回路41はふかし作動センサー45により作動さ れる。センサー45は喫煙者によるシガレット23への吸引の開始時に発生する 空気の流れの速さの変化または圧力変化のいずれかに感応する。ふかし作動セン サー45は好ましくはライター25の正面ハウジング部分33内に配置されシガ レット23に隣接したヒータ設備39内の空間へヒータ設備39の基部における スペーサおよび望ましくはふかしセンサー管(図示せず)を介して連通する。喫 煙装置21において使用するのに適するふかし作動センサー45は共通譲渡U. S.特許第5060671(PM1337)に述べられており、その開示はここ に組み入れられて参照される。ふかしセンサー45は好ましくは Freeport ,Il linoisの Honeywell社の MicroSwich 部門により製造された Model 163PC O1D35シリコンセンサーからなる。熱線風速計原理を用いたものの如き流れ 感知装置は空気流れの変化の検出でヒータ素子37の適当な一つを作動させるた めに有用であることが十分に証明された。センサー45で一度作動されると、制 卸回路41は電流をヒータ素子37の適当な一つへ指し向ける。 指示器51はライター25の外側に沿って、好ましくは、正面ハウジング部分 33において設けられていて、シガレット23の喫煙において残っているふかし の数を表示する。指示器51は好ましくは七セグメント液晶ディスプレイを含む 。好ましい実施例において、指示器51はシガレット検知器53がヒータ設備3 9においてシガレットの存在を検出すると数字8を表示する。検知器53はヒー タ設備39の底における光センサーから好ましくはなり、光ビームが反射されな い時に挿入シガレット23を検出する。そのときシガレット検出器53は信号を 回路41へ提供し、次いで回路はこれに応答して信号を指示器51へ提供する。 指示器51上の数字8の表示は各シガレット23に与えられた8つのふかしが有 用であること、すなわち、ヒータ素子37のいずれもがシガレット23を加熱す べく作動されていないということを反映する。シガレット23が十分に喫煙され た後は、指示器は数字0を表示する。シガレット23がライター25から除去さ れると、シガレット検知器53はもはやシガレット23の存在を検出せずそして 指示器51は消される。シガレット検知器53は光ビームを定常的に放出させな いように調節され、そうしないとパワー源に不必要な流出を発生させることにな る。喫煙システム21で使用するのに適した好ましいシガレット検知器53は米 国75006テキサス Carrollton,West Crosby Road 1215の OPTEX Tech nology 社により製造された Type OPR5005 ライトセンサーである。 ふかし数の残りを表示する別の態様において、検知器の表示は代りに装置が作 動か非作動(“ on ”または“ off”)を指示するように配列されてもよい。 上記のシガレット検知器53を使用することに対する幾つかの可能な別の態様 の一つとして、機械的スイッチ(図示せず)がシガレット23の存在または不在 を検知するために設けられてもよくそして新しいシガレットがライター25中に 挿入される時に回路41をリセットするためのリセットボタン(図示せず)が設 けられて例えば指示器51に数字8等を表示させるようにする。本発明の喫煙装 置21に有用なパワー源、回路、ふかし作動センサーおよび指示器は共通譲渡U .S.特許第5060671(PM1337)および共通譲渡U.S.特許出願 シリアル第07/943504(PM1550)に述べられており、これら両者 は組み入れられて参照される。 さて図4Aと4bを参照して、本発明の好ましい実施例により構成された様な シガレット23はタバコ棒60とフィルタ吸い口62とからなり、これらは吸い 口紙64で互いに接続されている。 部分的に充填された充填シガレット23は好ましくはその長さに沿って基本的 に一定の直径を有しそして、伝統的なシガレットと同様に、好ましくは約7.5 mmと8.5mmの間の直径を有しかくして喫煙装置21は喫煙者に親しい口感 覚を与える。好ましい実施例において、シガレット23は全長が62mmであり 、これによりシガレット23の包装において従来の包装機械を使用することを容 易にする。マウスピースフィルタ104と自由流動フィルタ102の組み合わさ れた長さは好ましくは30mmである。吸い口紙は好ましくはタバコ棒60上へ 約6mm延びている。タバコ棒62の全長は好ましくは32mmである。他の比 率、長さ並びに直径が好ましい実施例のために上述のものに代えて選択できる。 シガレット23のタバコ棒60は好ましくはタバコウエブ66を含みこれは筒 状(円筒状)形に包まれている。 上包み71はタバコウエブ66を密接に囲みそして伝統的なシガレットの構成 において共通していると同じように縦継ぎ目に沿って共に保持されている。上包 み71はタバコウエブ66を自由流動フィルタ71およびタバコプラグ80のま わりに包まれた状態で保持する。 好ましくは、シガレットの上包み紙71は一層伝統的なシガレットの外観と感 じを与えるようにタバコウエブ66のまわりに密接に包まれている。より良好な 試し喫煙は上包み紙71が標準タイプのシガレット紙、好ましくは約20乃至5 0 CORESTA(1.0キロパスカルの圧力降下において1分間に一平方センチメ ータの材料、例えば紙シートを通って通過した空気の立方センチメートルで測っ た量として定義される)の、一層好ましくは約30乃至45 CORESTA の亜麻紙 (flax paper)であり、一平方メータにつき約23乃至35グラム(g/m2) の基本重量、より好ましくは約23乃至30g/m2を有し、約23乃至35重 量%の、一層好ましくは28乃至33重量%の充填負荷(好ましくは炭酸カルシ ウム)を有する。上包み紙71はこの紙の重さで0乃至約2.6%の範囲の、一 層好ましくは1%よりも少ないシトレートの好ましいレベルで、シトレートまた は他のバーンモデファイヤ(burn modifier)を少ししか含まないか又は全く含 まないのが好ましい。 タバコウエブ66自体はベースウエブ68とこのベースウエブ68の内側表面 に沿って配置されたタバコ香味材料70の層とからなるのが好ましい。タバコ棒 60の吸い口端72において、タバコウエブ66は上包み71と共に筒状自由流 動フィルタプラグ74のまわりに包まれている。自由流動フィルタ74はタバコ 棒60の吸い口端72で構造的明確性と支持とを与えそして最小の圧力降下でタ バコ棒60の内側からエアロゾルが引かれるのを許容する。自由流動フィルタ7 4はまたタバコ棒60の吸い口端72における流れ絞り部として作用し、これは シガレット23への吸引の間にエアロゾルの形成を助けて促進させると信じられ る。自由流動フィルタは好ましくは機械の取扱いを容易にすべく少なくとも7ミ リメートルの長さが好ましく、環状であるのが好ましいが、他の形やタイプの低 効率フィルタは、円筒状フィルタプラグを含めて、適する。 タバコ棒60の自由端78で、タバコウエブ66は上包み71と共に円筒状タ バコプラグ80のまわりに包まれる。好ましくはタバコウエブ66から分離して 構成され、プラグ包み84内に包まれかつ保持されたきざみ充填タバコの比較的 短い円柱からなる。 好ましくは従来のシガレット棒製造機で形成され、この製造機ではきざみ充填 材(好ましくはブレンドされる)が移行ベルト上のタバコの連続棒中へ空気形成 されそしてプラグ包み84の連続リボンで囲まれ、次いで包み84はその縦継ぎ 目に沿って接着されそしてヒートシールされる。しかし、本発明の好ましい実施 例に従って、プラグ包み84は好ましくはセルロースウエブから形成され、充填 材、サイジングまたはバーンアディティブ(burn additive)のないまたは少し しかなく、そして好ましくはサイジング(sizing)は全くないか少ししかない。 好ましくは、タバコプラグ包み84は平方メートルあたり15グラムより下の、 一層好ましくは平方メートルあたり約13グラムの低基本重量を有する。タバコ プラグ包み84は好ましくは約20000乃至35000 CORESTA の範囲の、 一層好ましくは約25000乃至35000 CORESTA の範囲の高い気体透過 性を有し、好ましくは軟材繊維パルプ、アバカ型(abaca− type)セルロースま たは他の長繊維パルプから構成される。このような紙は独国 Gernsback D−7 6584 Postfach 1155の Papierfabrik Schoeller and Hoescht GMBHから 入手できる。プラグ包み84として使用するために適した他の紙は2.5重量パ ーセントのレベルでカルボキシメチルセルロースの添加物のある、DeMauduit of Euimperle FRANCE からのTW2000の紙である。 タバコ棒製造機は立方センチメートルあたり.17乃至.30グラム(g/c c)のおおよそのタバコ棒密度を与えるように操作されるが、一層好ましくは少 なくとも.20乃至.30g/ccの範囲であり、最も好ましくは約.24乃至 .28g/ccである。高められた密度はタバコ棒60の自由端78でのゆるや かな端を避けるために好ましい。しかし、低い棒密度はエアロゾルおよび香味の より大きな部分が喫煙に寄与するのをタバコ柱に許容させることになることが理 解される。従ってエアロゾル送出(これはタバコ柱82における低い棒密度が好 都合)とゆるやかな端の回避(これは高められた範囲の棒密度が好都合)との間 でバランスがぶつかるのである。 タバコ柱84は好ましくは伝統的シガレット香味を含む、随意に再構成された タバコおよび他のブレンド成分と共にブライト、バーリ、およびオリエンタル・ タバコからなるブレンドを含む当業界の典型的なタバコのブレンドのきざみ充填 材を含む。しかし、好ましい実施例において、タバコ柱84のきざみ充填剤は再 構成タバコまたはきざみ風味付け後の物を含まないブライト、バーリ、オリエン タル・タバコのブレンドでU.S.マーケットのためのおおよそ45:30:2 5の比のブレンドからなる。随意に、棒密度を調節するためにブレンドの中には 膨張タバコ成分が入れられてもよく、そして香味が加えられてもよい。 上に述べた如くに形成された連続タバコ棒はタバコプラグ80のために所定の プラグ長さに従って切断される。この長さは機械の取扱いを容易にするために好 ましくは少なくとも7mmである。しかし、長さは以下の説明で特に図4Aと4 bを参照したものにおいて明白になるシガレットの設計の選択に応じて約7mm 乃至25mmあるいはそれ以上に変えてもよい。 一般的な事項として、タバコプラグ80の長さ86は空洞90がタバコ棒60 に沿って自由流動フィルタ74とタバコプラグ80との間で規定されるようにタ バコ棒60の全長88に関して設定されるのが好ましい。空洞90はタバコ棒6 0の非充填部分に対応しそしてタバコ棒60の自由流動フィルタ74を介して吸 い口62と即時流体連通している。 図4Aを特に参照して、タバコプラグ80の長さ86とタバコ棒60に沿った その相対的位置はヒータ素子37の特徴に関してまた選択される。シガレットが ヒータ設備39のストップ182に対して適正に位置せしめられると、各ヒータ 素子37の部分92はタバコ棒60の領域に沿ってタバコ棒60と接する。この 接触領域はヒータのフットプリント94として参照される。ヒータのフットプリ ント94(図4Aにおいて二重矢で示される如き)はシガレットの構造自体の部 分ではなく、その代りにシガレット23の喫煙の間に操作加熱温度に達すること が期待されるヒータ素子37のところでのタバコ棒60の領域を表わす。加熱素 子37はヒータ設備39のストップ182から決まった距離96があるので、ラ イター25の中へ十分に挿入されたシガレット23毎に対してタバコ棒60の自 由端78から同じ所定距離96を置いてタバコ棒60に沿ってヒータのフットプ リント94は一貫して位置する。 好ましくは、タバコプラグ80の長さ、ヒータのフットプリント94の長さお よびヒータのフットプリント94とストップ182の間の距離はヒータ・フット プリント94がタバコプラグ80を越えて延びかつ距離98だけ空洞90の部分 に重なるように選択される。ヒータ・フットプリント94が空洞90(タバコ棒 60の非充填部分)に重なる距離98は“ヒータ空洞オーバラップ”98として も参照される。ヒータ・フットプリント94の残りがタバコプラグ80と重なる 距離は“ヒータ充填材オーバラップ”99として参照される。 吸い口62は好ましくはタバコ棒60に隣接して配置された自由流動フィルタ 102とタバコ棒60から吸い口62の末梢端における吸い口フィルタプラグ1 04からなる。好ましくは自由流動フィルタ102は筒状であり非常に小さな圧 力降下で空気を伝達する。しかし、標準の輪郭をした他の低効率フィルタが代り に使用できる。自由流動フィルタ96のための内側直径は好ましくは2乃至6ミ リメートルであり好ましくはタバコ棒60の自由流動フィルタ74のそれよりも 大きい。 吸い口フィルタプラグ104は見ばえの目的で吸い口62の自由端を閉め切り 、そして望まれるならば、幾分かの濾過作用を行うが、吸い口フィルタプラグ1 04は好ましくは約15乃至25パーセントの効率の低効率フィルタからなるの が好ましい。 自由流動フィルタ102および吸い口フィルタプラグ104はプラグ包み11 2で組み合せプラグ110として共に接続されるのが好ましい。プラグ包み11 2はシガレット製造技術のものに対して従来的に入手できる通り多孔質の低重量 のプラグ包みであるのが好ましい。組み合わせプラグ110はシガレット工業全 体にわたって普通に使用されかつ標準である仕様の吸い口紙64によりタバコ棒 60へ取り付けられる。吸い口紙64は装飾的好みが教示する通りコーク、ホワ イトあるいは他の色のいずれかでよい。 好ましくは、好適実施例に従って構成されたシガレット23は約62mmの全 長を有しそのうちの30mmは吸い口62の組み合せプラグ110を含む。従っ てタバコ棒60は32mmの長さである。タバコ棒60の自由流動フィルタ74 は少なくとも7mm長でありそして自由流動フィルタ74とタバコプラグ80の 間の空洞91は好ましくは少なくとも7mm長である。好ましい実施例において 、ヒータのフットプリント94は約12mm長でありそして3mmのヒータ空洞 オーバラップ98を与えるように配置され、タバコプラグ80と重なるヒータの フットプリント94の9mmを残す。 空洞91の長さおよびタバコプラグ80の長さは製造を容易にするためにそし て一層重要にはシガレット23の喫煙特性を調節するために、その風味、吸引お よび送出における調節を含めて、調節されるということは理解されよう。空洞9 の長さおよびヒータ−充填材オーバラップ(およびヒータ−空洞オーバラップ) の量も送出における一貫性(シガレット間と同じくふかしとふかし基礎において )を促進すべくそしてヒータにおけるまたはそのまわりのエアロゾルの凝縮を 制御すべく手で操作もされうる。 好ましい実施例においては、空洞(タバコ棒60の充填剤のない部分)はヒー タ・フットプリント94と自由流動フィルタ74の間の十分なクリアランスを確 実にすべくおおよそ7mm延びる。このようにして、喫煙中にヒータ・フットプ リント94が自由流動フィルタ74を加熱しないように辺縁が与えられる。他の 長さが、例えば製造許容誤差が許すなら、適し、空洞91はおおよそ4mmまた はやや少しの短さに輪郭形成され、他の極端では、タバコ棒60に沿って細長い 充填剤のない部分を樹立するように7mmを十分に越して延される。充填剤のな い部分(空洞91)に対する長さの好ましい範囲はおおよそ4mmから18mm であり、一層好ましくは5乃至12mmである。 ベースウエブ68は加熱素子37をタバコ香味材料から物理的に分離し、ヒー タ素子37により発生された熱を香味材料70へ伝達し、ライター25中への挿 入および喫煙後の除去の間のタバコ棒の物理的結合を維持する。 続く記述において、或るパーセンテージのレベルおよび/または相対的な重さ はタバコウエブ66を構成する種々な要素に対して述べられる。別に表明されな いなら、さもなくば当業者に逆であることが明白であるなら、重量パーセントの 列挙は乾燥重量に基づく。すなわち、列挙されたパーセンテージのレベルおよび /または相対的な重さは湿分含有に対して(含まない)調節される。 タバコウエブ66を製造するためのプロセスは好ましくは続く文章において述 べられる如く炭素繊維の付加のないものである。好ましい製造プロセスの結末に おいて、ベースウエブ68自体ほぼ35乃至45g/m2の好ましい全体の基本 重量を、一層好ましくはほぼ40g/m2を有する。40g/m2では、ベースウ エブ68は好ましくはおおよそ28g/m2のタバコ繊維とほぼ12g/m2の木 材パルプまたは亜麻からの如きセルロース繊維を含む。セルロース繊維はベース ウエブ68の組成におけるセルロース系補強剤として働く。シガレットの風味に 対するペーパリ・ノート(papery note)の樹立を回避すべく主観的理由のため にベースウエブにおけるセルロース系繊維の量を最小にすることが望ましい。総 括的に、乾燥重量基本でベースウエブ68におけるセルロース系繊維に対す るタバコ繊維の比はほぼ2:1乃至4:1の範囲である。好ましいセルロース系 材料は未ざらしのクラフト軟材セルロースである、とはいえたいていの木材およ び亜麻パルプは利用できる。 ベースウエブ68に対する別の補強剤は生産されたタバコ茎からのセルロース 系繊維である。 好ましくはないとはいえ、アルギン酸塩がほぼ1g/m2のレベルでベースウ エブ68の一側面に沿って被覆されてもよい。もしアルギン酸塩が施与されるな ら、タバコ香味材料70を受ける側面とは反対のベースウエブ68の側面に施与 されるのが好ましい。 タバコ材料70は好ましくはベースウエブ68の重さの少なくとも2倍、一層 好ましくは約3乃至4倍の乾燥重量レベルでベースウエブへ施与される。好まし い実施例において、タバコ材料はおおよそ130g/m2の基本重量を有して好 ましくはタバコウエブ66の全体の総重量はほぼ170g/m2である。乾燥重 量を基礎に、タバコ材料70は重さでほぼ3.5対1(3.5:1)乃至5対1 (5:1)の範囲の比で抽出された固形物および粉砕タバコの部分を含むが、こ の比はほぼ3:1から9:1までの範囲で変えられてもよい。好ましい実施例に おいて、この比はほぼ4:1である。 グリセリンがタバコ材料70の乾燥重量で約10−14%、最も好ましくはお およそ12%のレベルでタバコ材料70に保湿剤としてそしてエアロゾル先駆物 質として添加されるが、この添加レベルはタバコ材料70の乾燥重量でほぼ5% から20%またはそれ以上の高さまでのどこにでも変えられてもよい。グリセリ ンがほんの約5乃至7%の構成の乾燥重量まで減ぜられると、タバコウエブ66 は幾分かより硬くなり筒状形に巻かれるときに折られることに対して一層抵抗す る。 ペクチンも約.5から2%、好ましくは約1.4%の範囲の乾燥重量パーセン ト割合のレベルでタバコ材料70に添加される。ペクチンは被覆剤として加えら れる。その欠如においては、タバコ材料70はコーティング操作の間に過剰にベ ースウエブ68中に排出(侵入)する傾向があり、タバコウエブ66の被覆側面 に粒状表面テキスチャ(texture)を与える。多すぎるペクチンは侵入をじゃま し、タバコ材料70とベースウエブ68との間の結合を弱める。おおむね1%に おいて、ペクチンは十分な侵入および層間の結合を促進し、かくしてベースウエ ブ68は自動化されたシガレット作りの厳しさに耐える。 最も好ましくは、ベースウエブ68上のタバコ材料70はおおよそ16−20 乾燥重量%の抽出タバコ固形物、66−71乾燥重量%のタバコ粒、8−14% のグリセリン、およびほぼ1.4%のペクチンを含む。U.S.市場に対して、 タバコ材料70に組み入れられる粉砕タバコは好ましくはブライト(bright)、 バーリ(burley)およびオリエンタル(oriental)タバコのブレンドを含むこと が好ましく、ブレンドの大半はブライトタバコであり、ほぼ1/3がバーリであ り、残りがオリエンタルである。ブレンド要素の成分および相対的な量はU.S .または他のマーケットの消費者の好みに合うように有利に調節されてもよい。 図5Aと5Bを参照して、シガレット23の自動化された製造に対して適する 形にタバコウエブ66のストックを製造する好ましい方法はタバコ原料、好まし くはタバコストリップをタバコウエブ66の連続シートへの転換のための第一の 一連のステップ120(図5Aに示されている)およびタバコウエブ66sの連 続シートをシガレット23の自動化された製造において使用するための状態であ るタバコウエブの一つまたはそれ以上の巻かれたボビン66bへ変える第二の一 連のステップ122(図5Bに示されている)を含む。 図5Aを特に参照して、タバコ原料をタバコウエブシート66sの連続シート への転換のプロセス120はオリジナルの原料のタバコ可容性物からタバコ繊維 を分離すべくタバコ原料に抽出ステップ124(好ましくは水で)で始まる。タ バコ原料は好ましくはタバコストリップを構成するが、タバコの他の形および/ またはタバコ層がこのプロセスにおいて使用するのに適する。好ましくはタバコ ストリップはブライトおよびバーリタバコのブレンドを含み、そして随意にオリ エンタルまたは他の種々なものを含んでもよい。 抽出プロセス124から集められたタバコ繊維はベースウエブの連続シート6 8sを形成すべく製紙タイプのプロセス126をそれ自体が受ける。 プロセス126において、抽出ステップ124からのタバコ繊維はベースウエ ブ68の組成において補強剤として働く予め決められた量のセルロース系繊維の 付加で水により分散される。好ましくは、セルロース系繊維は木材、亜麻および /またはタバコ茎からのパルプセルロースを含む。一度組み合されると、タバコ 繊維とセルロース系繊維の混合分散は流し込みステップ130における成形に適 するウエブスラリー128を形成するように洗練され、そのウエブスラリー12 8はウエブ形成機の流し込み箱配列へ指向され長網抄紙ワイヤまたは無端スチー ルベルト、好ましくは前者の上で注型される。 タバコ繊維と補強剤の分散混合物をこれら二つの成分を共に混合した後に洗練 するのが一層好都合である。代りにそれらは別々に精製されてそれで組み合せら れてもよい。 流し込みステップ130の後に、その結果のウエブ132は次いで乾燥ステッ プ134における一つまたはそれ以上の乾燥器を通って指向される。このステッ プは好ましくはヤンキードライヤおよび一つまたはそれ以上の缶ドライヤ上をウ エブが通過することを含むが、乾燥ステップ134を遂行するために他の多くの 別の配列および装置が当業界で知られており有用である。ウエブ乾燥ステップ1 34の結末において、乾燥ウエブの湿分含量および重量の測定が監視ステップ1 36において遂行される。続く被覆操作144の目的のためにベースウエブ68 sのシートにおける所望の最終的湿分レベルを達成しかつ維持するために湿分含 有量の測定に関する出力138が乾燥操作134を調節すべく使用される。ベー スウエブ68sのシートは好ましくは被覆操作144において重量で約15%の またはその湿分である。 監視ステップ136を戻って参照して、ベースウエブ68sのシートの重さに 関する出力140は先に述べた通りベースウエブ68の好ましい基本重量を達成 するように流し込みステップ130の操作を調節すべく使用される。このような 調節は流し込みステップ130におけるウエブ形成機の流し込み箱中へウエブス ラリー128が導入される速度を変化させることを含む。 ウエブ形成ステップ126は随意的に更に被覆ステップ142を含んでもよく 、これはタバコ香味材料70を受ける側とは反対のベースウエブ68sの一側面 に沿って先に述べたレベルでアルギン酸塩でベースウエブ68sの一側面を被覆 する。しかしながらアルギン酸塩を施与することなく進めることが好ましい実施 である。 ウエブ形成プロセス126の結末において、ベースウエブは連続シート68s の形をしており、それは被覆操作144を受けることに対して役に立つのである 。別の例では続く被覆操作オフラインのためにそれは集められてもよい。しかし 、ベースウエブ68sのシートを形成すると被覆操作144へ直ぐに進めること が望ましい。 好ましくは、ベースウエブ68sはおおむね12乃至17%、一層好ましくは 14.5乃至15.5%の湿分含有量で被覆操作144に入る。 抽出ステップ124を戻って参照して、タバコ可溶性物は抽出ステップ124 を希釈溶液の形で去る。希釈溶液はほぼ5乃至10パーセントの溶存タバコ成分 (可溶物)、一層好ましくは7乃至8パーセントの溶存タバコ成分を含む。好ま しくは、希釈溶液は溶液への熱の施与を最少にすべく何らの蒸発性処理を受けさ せない。熱の施与はシガレット23の一部として喫煙される時のタバコ可溶物に より寄与される香味に影響を与えるのである。 抽出ステップ124からのこれらの可溶物(“抽出液”として知られている) は混合ステップ146において付加的な、細かく粉砕されたタバコ、グリセリン およびペクチンと水と共に混合される。これらすべての相対的な量はタバコ材料 70の乾燥状態に対して先に述べた如き最終的比例含量を終局的には与える。混 合ステップ146に関して、ほぼ20乃至35パーセントの固形物含量、一層好 ましくはほぼ24乃至26パーセントの固形物含量の分散を混合ステップ124 の結末において与えるに十分な量の水が加えられる(又は保留される)。混合物 の粉砕タバコ粒子は好ましくは60乃至400メッシュの範囲にある。なお“メ ッシュ”という用語は平方インチあたりにつき与えられた数の開口を有するメッ シュを通るタバコ粒子の95%の通過率を参照する。一層好ましくは、付加の粉 砕タバコ粒子はほぼ100乃至200メッシュの範囲そして最も好ましくはほぼ 120メッシュである。 もし粉砕タバコ粒子のメッシュ寸法が120メッシュ以上、一層特定的には約 180乃至220メッシュまたはそれであるなら、混合ステップ146の結末に おけるスライー化されたタバコ材料の固形物含量は高められてほぼ28乃至31 %のレベルの如きになる。 混合ステップ146の結末時に、結果のスラリー化タバコ材料は直ぐに被覆操 作144へ指向されるが、被覆操作はオフラインを基本にして或るその後の時を 置いて選択的に遂行されてもよい。被覆操作144において、スラリー化された タバコ材料は重量でほぼ22乃至27%の、一層好ましくは約24乃至25%の またはそれの固形物含量を有する。 被覆ステップ144において、スラリー化されたタバコ材料は4乃至8パーセ ンのタバコ可溶物の目標重量パーセント、より好ましくはタバコ可溶物の5.5 乃至6.5重量パーセントを有する。好ましくは、スラリー化されたタバコ材料 は被覆操作144へほぼ70乃至130 Fの範囲、一層好ましくは約90 F プラス・マイナス5 Fまたはその温度で入る。 被覆ステップ128はヤンキードライヤーの後で無端ベルトまたは長網抄紙ワ イヤを越えて配置された標準の逆ロールの塗装機で遂行されるのが好ましい。被 覆ステップはウエブ形成操作の技術において普通の技能を有するものに知られて おりかつ利用できる他の適当な塗付装置で遂行できる。タバコ材料70は代りに ベースウエブ68の上へ流し込まれるか押し出されてもよい。別の態様として、 施与ステップ128はベースウエブ68sのシートの生産から離れたオフライン で遂行されうる。被覆ステップ128中または後に、シガレット産業において普 通である香味が望まれるなら加えられる。 被覆操作144の結末において、タバコウエブ66sの連続シートが生ぜしめ られる。 さて図5aを参照して、タバコウエブ66sのシートをシガレット23の自動 化された生産のために適するタバコウエブの巻かれたボビン66bに変えるステ ップ122を通してプロセスは今や進む。好ましくはこの変換ステップ122は タバコウエブ66sの連続シートの生産と共にオンラインで遂行される。変換ス テップ122の遂行中、オペレータはタバコウエブの連続巻回体が少しのあるい は全くスプライスのないボビン66bの状態で得られるようにタバコウエブシー ト66sに破れ、裂けあるいは他の不完全性を生ぜしめる条件を回避すべきであ る。加うるに、タバコウエブ66sのシートは転換ステップ122の結末におい てタバコウエブがそれ自身に結合しないようにそして破断することなく迅速に巻 かれかつボビン66bから巻き解かれるように調制される。 変換ステップ122は乾燥ステップ146で開始し、そこでは好ましくはタバ コウエブ66sのシートは Stroughton ,Maine の Airtech Systems Corp.か ら得られうるタイプの如きガス火の熱い空気の衝突ドライヤーを通して、あるい は蒸気加熱の熱空気ドライヤーで連続的に供給される。ウエブ形成技術において 知られている他の乾燥機が代って採用できる。乾燥ステップ146は熱の付与を 最少にして行われるべきであるが、タバコウエブ68sをその初期の状態(ベー スウエブにおいてほぼ15%の湿分含量およびそれ自体の被覆においてほぼ75 %の湿分含量)から乾燥ステップ146の結末における全体の約8.5乃至12 %湿分含量へ乾燥するのに十分な量においてである。一層好ましくは、乾燥され たタバコウエブシート66dはほぼ10乃至11%の湿分含量の範囲にある。こ の最終湿分含量は幾つかの理由:変換プロセス122における後段でのスリッタ ー操作を容易にするため;材料が貯蔵されおよび/または製作設備へ送られる時 に材料がほぼ平衡する湿分レベルに設計するため;およびボビン66bにおいて それ自体へのベースウエブ材料の結合および粘着性を回避する湿分レベルを樹立 するために好ましいのである。 乾燥ステップ126に続いて、乾燥タバコウエブシート66dは周囲の温度で 、好ましくは貯蔵および/または関連した製作設備のような場所の温度、通常は 65乃至80 Fの範囲にある温度で冷却される。この冷却ステップ148はタ バコウエブ66の操作環境に対する平衡を容易にするばかりでなく、さもなくば 自熱式加熱を引き起こすかもしれない熱がボビン66b内に保持される危険を回 避する。検査されないままにされると、自己加熱は極端な温度とタバコウエブ6 6の主題特性の劣化に導くであろう。好ましくは、冷却ステップは Stroughton ,Maine の Airtech Systems Corp.から入手できる冷却水冷却の空気衝突冷却 器で遂行されるが、ウエブ形成技術において普通の技能を有する人に知られてい る他の多くの冷却装置がある。 ウエブ乾燥および冷却ステップ146と148後に、Auburn,Maine の Therm o Electron Web Systems ,Inc.により提供されるものの如き扁平化装置ある いはウエブ形成に関連する技術において通常の技能を有する人に既に知られて用 いられうる或る種の他の適当なウエブ扁平化装置を前記の乾燥され冷却されたウ エブシート66dcが通される。扁平化ステップ150の結末において、タバコ ウエブ66はその縁に沿った熱的に誘起されたそりが実質的に無くそして続く巻 回および切り込みステップ152と154のための状態にある。しかし、これら のステップの遂行の前に、タバコウエブのシート66sの温度、湿分レベルおよ び全重量を、それが扁平化ステップ150を去るときに、モニターすることが好 ましく、かくしてタバコウエブ66sは巻回および切り込みのための状態に確実 にしそしてボビン66bに対しての所望の目標値の温度、湿度、全重量を確実に 結果させるべくプロセスをフィードバックして制御するようにする。 特に、タバコウエブのシート66の監視において、その全重量の読みは被覆操 作144を、塗装機のニップにおけるギャップまたは逆ロール塗付器へのスラリ ー化タバコ材料の供給速度における如く、調節するために使用される。監視ステ ップ151における湿分レベルの読みは先に述べた様にシートにおける目標湿分 レベルを達成するために乾燥操作を制御すべく使用される。同様に、冷却ステッ プ148は監視ステップ151におけるタバコウエブ66のシートの温度の読み に応答して制御される。 その後、巻回ステップ152においてタバコウエブのシート66はウエブ処理 技術において普通の技能を有する人に既に知られて用いられるウエブ巻回機によ り遂行されて巻かれる。これに続いて、巻かれたウエブシート68sは切られて 個々のボビン66bになされ、各ボビンのための切断幅はシガレット23の所望 の周囲のそれぞれになされる。 変換ステップ122の結末において、ボビン66bは1992年9月11日出 願の共通譲渡同時係属U.S.シリアル第07/943504号でありそっくり ここに組み入れられて参照される特許出願の図6を参照して開示された組み合せ 操作における如くシガレット23の自動製作プロセスのための状態にある。 タバコ材料70におけるグリセンリンはシガレット23の喫煙中に見えるエア ロゾルの形成を容易にしエアロゾル先駆物として働く。加えて、グリセリンは大 気に解放されるとき、典型的に期待されるシガレット煙の外観を与え凝縮する。 タバコ産業において使用するのに適する他の保湿剤はその場において使用されよ う。 随意に、流し込みステップ123後、アルギン酸塩がウエブ68の一側面に沿 って被覆ステップ126の前、中、または後に塗装されてもよい。アルギン酸塩 被覆はベースウエブ68の一側面に沿う付加的強さおよびフィルム形成を提供す る。しかし、ベースウエブ68はアルギン酸塩なしで十分な強さを有し、そして ベースウエブ68をそれなしで構成することが好ましい実施である。 本発明は同時係属共通譲渡U.S.特許出願シリアル第07/943504( PM1550);シリアル第07/943747(PM1655);および共通 譲渡のU.S.特許第5388594(PM1697);および我々の伝達欧州 特許出願EP−A−0615411の文献でありこれらすべてはそっくりここに 組み入れられて参照されるものにおいて述べられたメタリックまたはスクリーン マットあるいは炭素繊維マットを含む他のタイプのベースウエブ68(キャリア )で実施される。 EP−A−0615411および共通譲渡U.S.特許第5388594(P M1697)でありその継続は1995年9月30日出願のシリアル第08/3 80718(PM1697 Cont)としてこれと共に同時係属であるものに開示 されているような炭素繊維マットについて、このようなマットの好ましい成分は 20−30g/m2の範囲、一層好ましくはほぼ24乃至28g/m2、最も好ま しくは26g/m2のタバコ繊維;2−9g/m2の範囲、一層好ましくは2 乃至4g/m2、そして最も好ましくはほぼ3g/m2の炭素繊維;およびほぼ. 5乃至1.5g/m2の範囲、そして最も好ましくはほぼ1g/m2のペクチンを 含むベースウエブ68を構成する。好ましくはこれらの構成物質はバランスされ てほぼ30g/m2の全体の基本重量を有するベースウエブ68を樹立する。プ ロセスのスラリー形成部の間の分散を容易にするために1/4インチのストラン ド長の炭素繊維を使用することはまた好ましいのである。U.S.特許第400 7083および4234379に開示されたものの如き手順が使用されるとき炭 素繊維供給ストックの分散の開始が容易になされる。 タバコのベースウエブ66(すなわち炭素繊維マット)の別の実施例において は、全仕上げ乾燥シートの重さは好ましくは約160g/m2であり、そのうち の30g/m2はベースウエブ68を構成し、そして130g/m2はタバコ材料 70を構成する。対比して、炭素繊維を含まないタバコベースウエブ66の一層 好ましい実施例はほぼ170g/m2の乾燥シート重量を有し、そのうちの40 g/m2はベースウエブ68を構成し130g/m2はタバコ材料70を構成する 。 どちらのタイプのベースウエブ68(またはキャリア)が使用されるにしろ、 タバコ材料70はベースウエブ68の内方表面に配置されるのが好ましく、加熱 されたとき(応答して)タバコ香味のエアロゾルを自由にする。このような材料 はタバコ材料の連続シート、泡、ゲル、乾燥スラリー若しくは乾燥噴霧付着スラ リーをも含んでもよい。 図3を参照してかつ共通譲渡U.S.特許第5388594(PM1697) から参照により組み入れられて教示されるものと共に好ましい実施例のシガレッ ト23がソケット27に挿入されるとき、ヒータ設備39の基部に固定的に配列 されたストップ182にシガレット23の自由端78が対接するまでシガレット は加熱設備39中へ案内される。シガレットが所定場所に一度置かれると、喫煙 が始まってもよく、その際に喫煙者によるシガレットのふかし作用がふかしセン サー45により検出され、これは制御回路41と協働して、予め選択された一つ のヒータ37へ電流を送出させる。電力は各ヒータ37の一端におけるリード1 83、各ヒータ37の他端における共通リング184、およびこの共通リング1 84からリード183の近くまで延びる共通リード186を含む電気回路を介し て出される。各ヒータ37が作動されると、タバコウエブ66のタバコ香味材料 70がタバコ棒60の境界内でタバコエアロゾルを解放させるのに十分な量だけ 上包み71とタバコウエブ68とを通って熱エネルギが伝達され、シガレット2 3の吸い口端への喫煙者のふかし作用に応答してシガレット23からエアロゾル は吸われる。 シガレット上の喫煙者の吸いは典型的にはほぼ1.5乃至2.0秒持続し、一 方FTCシガレット試験手順は2.0秒のふかし持続時間を仮定している。 ヒータのフットプリント94が空洞91とオーバラップする所で、加熱された タバコ香味材料70中へエアロゾルが直接に、非常に小さな圧力降下で吸い口6 2中へそしてそこを通って引かれる際に、空洞91へ解放される。他方、ヒータ のフットプリント94がタバコプラグ80とオーバラップする所(ヒータ/充填 剤オーバラップ99)でタバコプラグ80の近接部分がタバコウエブ66の近接 部分と共に加熱されるようになる。従って、タバコプラグ80のブレンドされた タバコは全部のエアロゾルのうちのそれら自身の割合に寄与してそれらの風味お よび他の主題属性に寄与する。ヒータ/充填剤オーバラップ99であるいはその まわりでのタバコプラグ80からの解放エアロゾルはタバコプラグ80を通って 空洞91へ引かれるときに幾分かの濾過と圧力降下を受ける。 タバコプラグ80の加熱から生まれたエアロゾルはタバコのブレンドにより並 びにヒータのフットフリント94がタバコプラグ80にオーバラップする程度を 調節することにより変えることができる風味と特性を有する。空洞91の近傍で 生まれるエアロゾルの成分はシガレットから一層瞬間的に解放されるのであるが 、それは空洞91において熱的慣性がほとんどないからであり、そして空洞91 において熱的に蒸発したタバコ物質はタバコプラグ80の圧力降下を受けず、代 りに一層直に自由流動フィルタ74を通って吸い口62へ連通されるからである 。しかし、それはタバコプラグ80から解放されたものとは違う特性を有する。 なぜなら、それはベースウエブ68上のタバコ香味材料70から優勢的に解放さ れるからである。以下に一層詳細に説明される通り、喫煙者の満足のためにシガ レット23から出るエアロゾルは喫煙者への直接送出を確実にするエアロゾルの 成分とブレンドきざみ充填剤タバコに帰因する香味ノート(note)を含むエアロ ゾルの成分の両方を好ましくは含む。以下に続く教示においても明らかになる通 り、空洞91(および最初の送出のイメーディアシィ(immediacy))の存在は シガレット23の一貫性のあるふかし対ふかし喫煙を確実にしかつシガレット間 の一貫性を促進する。好ましい実施例(きざみ充填剤80のプラグと空洞91を 有する)に従って構成された部分的に充填されたシガレット23の比較的なふか し対ふかし属性において産み出し、巻かれたタバコウエブ内できざみ充填剤を有 しない第1の別の設計(図6a)のシガレット23′ときざみ充填剤で全体的に 充填された巻きタバコウエブを有する第2の別の設計(図7a)との比較におい て。これらの代替の設計の説明において、タバコウエブ66′と66″は好まし い実施例におけるようにベースウエブ68とタバコ材料70の層を含む。これら 代替設計のタバコ棒60′はまた上包み71において含まれている。 15ジュールエネルギー設定でのじゃ紋岩形状タイプのヒータ素子がそれぞれ 図6Aと7Aに示されたシガレットでの図6Bと7Bに呈されたような比較デー タを発生させるために使用された。 図6Aを参照して、第1の別の設計の電気喫煙システムにおける喫煙に適応し たシガレットはタバコ棒60′と吸い口62′を含み、その各々は図4Aに示さ れた好ましい実施例の要素との対応性を有するダッシュ付の数で指定される要素 を含む。しかし、シガレット23′のタバコ棒60′はそのタバコウエブ66′ 内に何らのきざみ充填剤を囲まず、そしてタバコ棒60′の自由端78′には逆 流フィルタ200′が設けられる。タバコウエブ66′のベースウエブ68′は 先に述べた様に炭素繊維を含むタイプであった。シガレット23′の構成は共通 譲渡のU.S.特許第5388594(PM1697)であり、ここに組み入れ られてそっくりそのまま参照される特許においても詳細になされている。続く記 述の目的のために、このシガレット23′への参照は充填剤のないシガレット2 3′としてなされる。 図6Cを参照して、実験は喫煙装置21と協働して喫煙機を用いて指揮された 。喫煙機の出力は各ふかしの間透明室6vを有する煙測定装置6yを通して指向 され、透明室では光源6wからの光ビーム6uが透明室6vを通って透明室6v の反対の側にある光検出器6zへ通された。光感知器6zの出力はそれが感知器 6zを打つときに光ビーム6uの強さを決めるべく処理される。室6vを通過す る何らかのタバコエアロゾルは光ビーム6u上で光拡散効果を有し、かくして光 検出器6zにおいて検出された光強度における何らかの結果の変化は逆にエアロ ゾル中の全粒子物体(TPM)を指示するのである。FTCシガレット試験実施 に従って、喫煙機は喫煙装置21から標準の2秒のふかしを引く。 図6Bにおいてグラフ的に呈示された情報は喫煙機が充填剤のないシガレット 23′での一連のふかしの各々を進めたときの時間に関しての煙測定装置に登録 された強さを示す。そのデータは次の傾向を指示する:すなわち、充填剤のない シガレット23′では、第1と第2のふかしは残りの三つのふかしと一貫性がな く、後者の三つのふかしはより一層互いに一貫性がある;そしてエアロゾルは各 ふかしのための2秒の時間の経過以前に十分に出される。充填剤のないシガレッ ト23′は最初の幾つかのふかしにおける送出において一貫性が少なく一貫性は 後のふかしにおいてのみ優勢である。最初のふかしに関連したデータはタバコ棒 60′に孔をあける如き改善処置あるいはU.S.特許第5388594(PM 1697)に教示された他の処置が履行されないなら充填剤のないシガレット2 3′を喫煙する機械は最初のふかしの間少ししかエアロゾルを送出しないという 総括的観察とかなり一貫性がある。 図7Aを今参照して、電気的に作動するシガレット23″の他の設計は図4A に示された好ましい実施例のそれに似た配列と要素とを有する吸い口62″とタ バコ棒60″を含み、同じ要素には二重ダッシュ符号が設けられている。しかし ながら、図7Aのシガレット23″は自由端78″における逆流フィルタ200 ″及びタバコ棒60″の自由流動フィルタ74″と逆流フィルタ200″の間の タバコ棒60″の全長に沿って延びたきざみ充填剤220″の柱を含む。シガレ ット23″のタバコ柱220″はバーリ、ブライトおよびオリエンタルタバコの ブレンドを立方センチメートルあたり、.275グラムの棒密度で含む。続く議 論において、シガレット23″は十分に充填された充填シガレット23″として 参照される。 さて図7Bを参照して、煙測定装置6yからの光強度における測定は十分に充 填された充填シガレット23″上の番号を付した1から7の一連のふかしに各々 のふかしの時間経過進行と関連させられた。図7Bに呈示されたデータは十分に 充填された充填シガレット23″に従って構成されたシガレットの性能における 二つの認めうる傾向を象徴している:すなわち、最初の幾つかのふかしはかなり のエアロゾル送出を与えるが、その後の送出は後の三つのふかしが最初の幾つか のふかしよりも実質的に少ない送出を与える(修正処置が取られないならば)程 度にまで衰える;そして十分に充填された充填シガレット23″では、エアロゾ ル送出は遅延されて当初のふかし(ふかし1,2および3)は2秒の期間の実質 的な部分が経過した後になるまでは最大送出を達成しない。 最初の幾つかのふかしの間、十分に充填されたシガレット23″は充填剤のな いシガレット23′よりも大なるエアロゾルの総量を送出する傾向がある。図7 Bと6Bに呈示されたデータの比較はこの総括的観察を実証し、十分に充填され た充填シガレット23″に対する図7Bにおける最初の幾つかのふかし線よりも 上の全面積は充填剤のないシガレット23′に対する図6Bにおける最初の幾つ かのふかし線よりも上の全面積より大きい。図7Bと6Bにおける各ふかし線よ り上の面積はそのふかしの間の全送出を示す。 しかし、十分に充填された充填剤シガレット23″の送出における遅延はシガ レット23″からの直ぐの香味応答を得ない彼または彼女に対する反動として喫 煙者に長く一層強い吸いを誘発させる。一層強調された吸いは次いで上包み71 ″とタバコウエブ66″の加熱された部分がそれを通じて引かれた追加の空気に より一層十分に消費(酸化)されるようになされてタバコ柱220″の一層顕著 な破れおよび恐らくは局所的なつぶれが最初の幾つかのふかしの間に生じる。加 えて、一度パイロリシスが十分に充填されたシガレットにおいて開始されると、 一層自己維持なる傾向がある。なぜなら燃焼できるタバコの大きな塊体の存在お よび/またはそれの一層詰められた状態のためである。いずれにしろ、空気が最 初の幾つかのふかしの違反“燃焼”位置を通ってタバコ棒中に一層容易に引かれ る故に、これらの局所の違反は続くふかしの望ましい空気流径路を短絡させると 信じられる。従って、十分に充填された充填シガレット23″における後のふか しの間は送出は衰える。 図7Bに呈示されたデータおよび以上の説明は、十分に充填された充填シガレ ット23′または伝統的なシガレットは、それらが電気ライターで喫煙されると き、それはのふかしが進むにつれて送出を減じさせる傾向があるという総括的観 察と一貫性がある。 その遅延された、なおも多くの自己維持熱分解で、十分に充填されたシガレッ ト23′はふかしの後の段階で多量のエアロゾルを発生する傾向があり、そして 時には、喫煙者が実際にシガレットを吸っている時の期間を越えて或る量のエア ロゾルを発生しつづける。後者の場合は“ふかし後”のエアロゾルの生産になり 、エアロゾルはライター25のハウジング33内で、特にヒータ設備39にまた はそのまわりでぶらつくのである。このような“ふかし後”のエアロゾルの幾分 かはヒータ素子33に問題となる凝縮をするか次のふかしの間にシガレット23 ″中に引かれるに十分に長くぶらついている。いずれの結果も気に入った一貫性 のある風味の送出に反目するものである。 図6Bを戻って参照して、充填剤のないシガレット23′のふかし線は、標準 化されたふかしの2秒の間の持続が経過し了る十分前にエアロゾルの送出は最大 になり(ふかし線が最も沈む所で)、そしてふかしの後の段階で送出は最少であ り、かくして充填剤のないシガレット23′では“ふかし後”のエアロゾルの生 産は問題となるものではないということを立証する。しかし、先に記された通り 、充填剤のないシガレット23′は十分に充填された充填シガレット23″より も少ない総量のエアロゾルを送出し、それは時には最初の幾つかのふかしの間の 送出において不一致をこうむり、もしブレンド(あるいはブレンドされていなく ても)されたきざみ充填剤が含まれるならば楽しまれる主題属性並びに多様性を 欠くのである。 充填剤のないシガレット23′に従って構成されたシガレットに対して上述さ れた通りの煙測定装置を用いる喫煙機での比較喫煙からのデータを図8は示し; 十分に充填された充填シガレット23″;および本発明の好ましい実施例(図4 Aに示された通り)の教示に従って構成された部分的に充填された充填シガレッ ト23を比較したものである。炭素繊維はベースウエブとしてすべてこれらのシ ガレットにおいて使用された。図8は本発明の部分的に充填された充填シガレッ ト23は一喫煙全体を通して一層一貫性のある送出をもたらすことを開示するで あろう。それは十分に充填された充填シガレット23″の後のふかしで生じる送 出の降下を回避しそして最初の幾つかのふかしの間に充填剤にないシガレット2 3′よりも送出において一層一貫性がある。 図8に用いたデータを集めるために試験された部分的に充填された充填シガレ ット23はシガレット設計における空洞に重なるヒータの重なりが比較的に大き くほぼ6mmであるようにきざみ充填剤で半分充填された。図8に示されたデー タを発生させるために用いたヒータ素子37は加熱サイクルにつき15ジュール のエネルギでのじゃ紋岩形タイプであった。 図8を特に参照して、そこに示されたデータはシガレットの各々特別なタイプ のものを喫煙している間のふかしの進行における各ふかしの最初の2秒の間に生 ぜしめられたエアロゾルの量(ミリグラム)である。図6Bと7Bに示されたデ ータに関して、図8に指示されたエアロゾルの量は図6Bと7Bにおいて0から 2秒の各ふかし線の(上に規定された面積)の集積に分析的に対応するであろう 。 図8におけるデータの呈示は十分に充填された充填シガレット23″で人が最 初のふかしから続くふかしへ進めるときに経験される送出の降下を明白に図示し ている。対照的に、充填剤のないシガレットは十分に充填された充填シガレット 23″でのような送出の降下をこうむらなかった。 図8におけるデータの呈示はまた、部分的に充填された充填シガレット23が 六つのふかし全体を通じての充填剤のないシガレット23′のそれと比較できる 送出における一貫性を与えることを明白に図示している。更に、それは風味およ び主題効果へのきざみ充填剤の寄与でそのように役立つ。 表IIを参照して、シガレット23に従って構成されたシガレットにおける空洞 でのヒータのオーバラップの量の変化が送出にどのように影響するかを指示する ために集められた。表IIに呈示されたデータは32mmタバコ棒、このタバコ棒 の吸い口端における7mm自由流動フィルタ、および30mm長吸い口を有した 部分充填シガレットを喫煙する機械から生まれ、ヒータのフットプリントは12 cm長であり各シガレットのタバコ棒の中央点に中心を合された。 図9は送出された全粒子物質(TPM)対ヒータ−充填剤オーバラップの量( ミリメータで示す)のグラフ表示を与える。そこに示されたデータは標準喫煙機 における2秒ふかし間隔とケンブリッヂパッドを用いるFTC“タール”のレベ ルを決めるための標準試験技術を用いて発生されたものである。試験されたシガ レットは部分的に充填された充填シガレットであり、炭素繊維のベースウエブ及 び58mmの全長を有し、図9における縦座標に沿って現れるデータは炭素繊維 ベースウエブ及び同じ全長を有する充填剤のないシガレットから得られたもので あることは除外する。ヒータ−タバコオーバラップが変えられたとき、ヒータフ ットプリントは一定の長さにとどまりそしてタバコ棒の中間点に心合せされたま まになされる。従ってヒータ−タバコオーバラップの増加はヒータ−空洞オーバ ーラップの比例する減少を生ぜしめた。ヒータはほぼ10mmのヒータフットプ リントを有するじゃ紋岩形のタイプであった。共に取られたすべてのデータは送 出された全粒子物質とヒータ充填剤オーバラップの量との間のこれら環境に二次 の関係が存在することを指示する。図9に示されたデータおよび表IIに示された 別の組のデータは部分的に充填された充填シガレット23において所望(目標) レベルの送出を得るためにヒータ−充填剤オーバラップの量が調節されてもよい ということを示す。 ヒータ−充填剤オーバラップの量の調節は部分的に充填された充填シガレット において所望の“タール”レベルを達成する好ましい方法であり、ヒータ充填剤 オーバラップにおける変化はタバコプラグ80における棒密度の変化をなすより も送出において一層強調されたそして制御できる影響を有しているということを 見いだしたことを含めての理由である。またこれは人にタバコプラグ80の棒密 度をタールレベルよりも他の目的のために、ゆるい端を制御しおよび/または圧 力降下の望ましい程度を生ぜしめおよび/またはタバコ棒60の自由端における 濾過の所望の程度を生ぜしめるために、さもなくば製作を容易にするための如き の目的のために、選択するのを許容するのである。それはまた、タバコウエブ6 6またはタバコプラグ80のいずれかを必然的に変えなくてはならないというこ とをなくして関連したシガレット製品中のタール送出を変えるキャパシティを提 供する。 部分的に充填された充填シガレット23とライター21のヒータ設備のそれの 相対的寸法を次のように形成することもまた有利である。すなわち、シガレット 23をライター21中に挿入すると、各ヒータ素子37がタバコ棒60に横づけ に位置し、かくしてヒータのフットプリントのすべてではないにしても少なくと も幾分かはタバコ棒60の充填された部分にのみ(タバコプラグ80上に)重な るようにする。このような輪郭において、空洞91はなおもエアロゾル形成を容 易にしかつ喫煙の冷却を助ける。自由流動フィルタ74はエアロゾル成分が広い 空洞91から引かれている時にエアロゾル成分に対して流動絞りを呈することに よりエアロゾル形成の促進を助けるということが信じられている。これに関して 、タバコ棒60の自由流動フィルタ74はそれぞれそれと一側における空洞91 の間およびそれと他方における自由流動フィルタ102の間の遷移部において縁 73および75を呈するということが記されるべきである。これらの縁73およ び75は他の二つの隣接区域(自由流動フィルタ102内に包まれた空間と空洞 91)のいずれかよりも小さな内径を有する自由流動フィルタ74の結果である 。これらの縁73と75(および可能な他の自由流動フィルタ74の隣接部分) はタバコ棒60の加熱されたタバコ部分から解放された気相並びに粒状相の成分 からエアロゾルを形成するのに適した乱流または他の流れ状態を促進すると信じ られる。 さて図10を参照して、シガレット23aは図4Aを見てのシガレット23の 論議において開示されたと同じであるがタバコ棒60aの自由端78aに配置さ れた逆流フィルタ200aを付加している構成要素と配列を有する本発明の他の 好ましい実施例に従って構成されている。逆流フィルタ200aは自由端78a でタバコプラグ80aからタバコが逃げるのを阻止する。一層伝統的なシガレッ トでの様にマッチまたは従来のシガレットライターで着火される代わりにシガレ ット23aが電気喫煙装置において使用するためのものであることを指示するよ うに自由流動フィルタ200aは着色されてもよい。逆流フィルタ200aは包 まれたタバコプラグ80aの別体要素として図示されているが、シガレット23 aの製作における便宜のためにプラグ包み(図示せず)でタバコプラグ80aと 逆流フィルタ200aとを組み合わせてもよい。逆流フィルタプラグで、タバコ 棒60aからのタバコの落下あるいはゆるい端の如き恐れのある問題のない低い 棒密度を有するタバコプラグ80aがシガレット23aに設けられてもよい。E P−A−0615411に開示されている通り、そして1992年9月11日出 願の同時係属共通譲のU.S.特許出願シリアル第07/943504(PM1 550)および共通譲渡のU.S.特許第5388594(PM1697)にお ける如く、逆流フィルタ200aはふかしの結末においてタバコ棒60aの自由 端78aからのエアロゾルの解放を制限または全く阻止すべくそしてタバコ棒6 0aの側面に沿って入った空気の量に比例した関係で自由端78aからシガレッ ト23aの中に引かれる空気の量を都合よく制限するような自由端78aでの圧 力降下を生ぜしめるべく輪郭づけられる。 好ましい実施例の部分的に充填された充填シガレット23のための設計技術に 関して、ヒータのエネルギーおよびヒータ−充填剤オーバラップの量は所望の“ タール”レベルへ送出を調節および/または樹立すべく使用されうる。従って、 新たな部分的に充填された充填シガレット23の設計の間に、タバコプラグ80 における棒密度の選択は自由端における圧力降下の所望の程度を達成するために および/または別の実施例23aの逆流フィルタ200aで達成されるのと同じ 態様で逆流を制御するために全体的に利用できる。 図11を参照して、本発明の他の好ましい実施例に従って構成された他のシガ レット23bは空洞91bに隣接した低密度部分320bとシガレット棒60b の自由端78bに隣接した高密度部分320bを含んだタバコプラグ80bを含 む。シガレット23bはより低い棒密度で達成可能な強化送出を得るためにヒー タのフットプリント94Bがタバコプラグ80bの低密度部分310bとオーバ ラップするように輪郭づけられる。きざみ充填剤320bの高密度領域はゆるい 端を回避するためかつ逆流フィルタ200aと相似の態様で棒60bを軸方向に 通る空気の伝達を制限すべく配列されている。 現在好ましいヒータの実施例は図12−21に図示されている。これらのヒー タはこれまでに述べたシガレットの実施例のいずれにも、すなわち図4a,4b ,6a,7a,10および11の十分に充填された、部分的に充填された、およ び充填剤のないシガレット、並びにこれらシガレットの改変物にも適する。 これらのヒータはシガレット23の繰り返し挿入、調節および除去に対して改 良された機械的強度を与え、そしてエネルギ要求はそのままにして加熱されたシ ガレットからのエアロゾルの発生を顕著に改良する。発生されたエアロゾルはパ ルスヒータから半径方向内方へ流れ去る傾向があることが見いだされている。 総括的に、ヒータブレード121の引き続く着火で8つのふかしを与えるため に好ましくは8つのヒータブレード121があり、これにより従来のシガレット のふかし数に似る。特に、ヒータブレード121は挿入されたシガレット23を 受けるべくヒータブレードの円筒形配列を形成するためにハブ110から延びて いる。好ましくは、隣接ヒータブレード121間にギャップ129が規定されて いる。 シガレットが円筒状ソケトCRに挿入された時に達成されるふかしの数、そし てそれ故にヒータブレード121の数を変えることが望まれるかもしれない。こ の所望の数はヒータブレード121の所望数を形成することにより達成される。 これは等しいまたは不等寸法のブレードを与えることにより達成される。 ヒータ設備はライター25内のオリフィス27に配置される。シガレット23 は、随意の逆流フィルタ200に第一に、ライター25のオリフィス27に挿入 されてヒータ設備39の実質的に円筒状空間に入り、設備39はシガレットを受 けるための開口を有するリング形になされたキャップ83、円筒状空気チャンネ ルスリーブ87、ヒータブレード121を含むヒータ集合体100、ヒータ集合 体のヒータ素子のための共通リードとして働く導電性ピンまたは共通リード10 4A、導電性の正のピンまたはリード104B、およびスペーサにより規定され る。スペーサの底の内方表面81はシガレット23をヒータ設備39の所望の位 置に停止させてヒータブレード121がシガレットのくぼみ79に隣接して配置 され、そして好ましい実施例においては図1乃至11に関して先に述べたように 配置されるようにする。 実質的にすべてのヒータ設備39はライター25の正面33のハウジング31 にぴったりした嵌合により所定位置に内側に固定されて配置される。キャップ8 3の前方縁93は好ましくはライター25の第1端29に若くは外側へ少し延び て配置されそして好ましくはシガレット23のヒータ設備39へ出し入れの案内 を容易にするために内方に斜角になされたまたは丸められた部分を含む。ピン1 04Aと104Bは好ましくは対応するソケット(図示せず)内に好ましくは受 け入れられており、これにより、ライター25内のヒータ設備39のための支持 を与え、そして導体または印刷回路はソケットから種々の電気素子に導く。他の ピンはピン集合体を強化すべく追加の支持を提供できる。ピン104Aと104 Bは適当な材料からなり好ましくはすずめっきされたリン青銅からなる。スペー サとベース50内の通路47はふかし作動センサー45と連通しており、光セン サー53はライター25にシガレット23が存るかないかを感知する。 図12と13に見られるように、ヒータ集合体100は好ましくは一体式構造 であり8つのヒータブレード121を含み、これらは中央ハブ1110から対称 配列に、あるいは図19を参照して以下に論議されるように、非対称配列に延び ている。図13に最もよく見られる通り、ヒータ集合体はほぼ円形の挿入開口3 60を規定し、これはのど365を有し、これは挿入されたシガレットを同軸に 形成された円筒ソケットCRに指し向ける。ソケットCRは挿入開口360より も小さな直径を有する。挿入開口360はヒータブレード121の接続区分11 8のそれぞれの端部118Bにより規定され、のど区分365は接続縁118A と端118Bとの間の区分118の部分により規定される。挿入端360は好ま しくは挿入されるシガレット23よりも大きな直径を有してシガレットをソケッ トCRの方へ案内し、ソケットCRはシガレット23にほぼ等しい直径を有して 熱エネルギの良好な伝達のためにぴったりとした嵌合を確実にする。シガレット 23は当技術において知られた直径の範囲にほぼ等しい直径を有する。シガレッ ト23に対する与えられた受容製造公差で、末梢端とソケットCRとの間の遷移 部における徐々に狭くなるエリアまたはのど365はソケットの内側壁として働 く包囲ブレード121との熱的接触を増すべくシガレットを少し圧縮する役目を もする。非制限の例として、挿入端360は好ましくはほぼ0.356インチ± 0.02インチの内径を有し、そしてソケットCRは好ましくはほぼ0.278 インチ±0.02インチの内径を有する。ブレード120は円筒状ソケットの直 径を絞ることによりシガレットとの熱的接触を増すべく内方へ弓なりになされう る。 各U字形ヒータブレード121は第1端でハブ111から延びた第1区分また は脚116A、第1区分の反対の第2端または脚116Aに接続された接続区分 118、および第1端で接続区分118からハブ111の方へ延びた第2区分ま たは脚116Bを含む。第1および第2脚116Aと116Bはギャップ125 で分離され、ギャップは比較的一定であり、以下に論議される図18と19にお けるような何ら巻かれていない状態で好ましくは実質的に平行であり、シガレッ ト挿入方向に連続しておりシガレットの望ましくない破損を減じ、そして挿入シ ガレット23のための円筒状ソケットCRを規定すべく配向されている。接続区 分118はブレード脚116Aと116Bの対向する内方縁を連結するための弯 曲された連結縁118Aを有して、細長いU字形抵抗的径路が形成されこれは挿 入シガレットの縦軸線と実質的に平行であり以下に一層詳細に論議されるように シガレットに横づけで延びる。弯曲された連続縁118Aは好ましくはほぼ18 0°±20°の曲りを有し、それでU字形ブレードは形成され、ハブ111に向 って凹でありかつ挿入開口360に向って凸である曲りを有する。ハブ111に おける第1ブレード脚116Aの第1端は部分115において電力密度並びに電 流密度を低くして部分115のオーム加熱を減ずべく第1脚116Aの残余部に 比して部分115で、ほぼ同じ厚みで、増大された幅を有する。またこの拡大は ハブ111におけるブレード121の機械的保全性を増す。 第2ブレード脚116Bの第2端122は第2ブレード区分116Bの主たる 部分に対して階段形に高められているのが好ましくこれにより各々の正のピン1 04Bとの電気的接続を容易にする。より詳しくは、図12と13に示される通 り、端122は三つの区分、すなわち、第2ブレード脚116Bの主区分の実質 的平面継続部である区分122A、図示の如く角度でもって隆起した遷移区分1 22B、および区分122Aとおおむね平行である接続端区分122Cを含む。 端122の区分は増大された強さのための第2ブレード脚122Bよりも広い幅 を有することができて、接続端区分122Cでの正接続に対して十分な接触面積 を与え、そして電流密度を低くしかくして端122のオーム加熱を低くする。端 区分122Cは正のピン104Bへ好ましくは仮着け溶接されるかあるいは他の 技術で電気的並びに機械的に接続される。 ヒータブレード121のための正接続を達成するための他の実施例は図14と 15に示されている。接続端122は図12と13に示される段階形になされて いないのが好ましく、むしろそれは第2ヒータ脚116Bの実質的平面延長であ り、これは以下に述べられる製作を簡単にする。挿入されたシガレットがねじら れるかさもなくば喫煙者により調節される時のように正端122とハブ111お よび/または第1脚116Aの区分115の間の接触から生じる短絡の可能性を 減じるために、電気絶縁セラミック300が端122、ハブ111および区分1 15へ、特にこれら素子のそれぞれ向き合う縁に施与される。 好ましくは、セラミック被覆は任意の従来の技術、例えばプラズマスプレイに より、ハブ111、接続端122、および第1脚116Aの区分115へ施与さ れる。セラミックは好ましくは比較的高い誘電率を有する。アルミナ、ジルコニ ア、ミュライト、コージェライト、スピネル、フォステライト、それらの組み合 せ等の如き任意の適当な電気絶縁材料が採用できる。好ましくは、下層の金属ヒ ータ構造体の熱膨張係数と近密に合う熱膨張係数を持つジルコニアまたは他のセ ラミックが採用されて、加熱と冷却の間の膨張と収縮率における差を回避し、こ れにより操作中のクラックおよび/または剥離を回避する。セラミックはヒータ 素子が加熱されるとき、物理的にかつ化学的に安定した状態にとどまる。例えば ほぼ0.1乃至10ミル、あるいは0.5−6ミル、そして一層好ましくは1− 3ミルの厚さは電気絶縁のために好ましい。好ましくは、端122の一部は被覆 されない。正ピン104Bはそれで論議される如くこの露出された部分へ接続さ れる。マスキングを簡単にするため、区分115の対応部は同様にセラミックで 被覆されない。 セラミックは図15に示される通りヒータ集合体の機械的保全性を増すべくセ ラミックハブ構造体を形成するために端122と第1脚116Aの区分115の 間のギャップ127において、かつ端122とハブ110の間のギャップ126 において、同じプラズマスプレイ段階でセラミックが施与されうる。このセラミ ックハブの寸法は図示されたものよりも大きくできる。この追加的なセラミック の施与つきであるいはなしで、セラミック被覆は正接続端122を電気的に絶縁 し、幅ギャップ127および125は減少でき一方短絡に対する保護が与えられ る。従って、第1脚116Aの区分115と端区分122は増大したエリアを持 つことができ、それで更にソケットを強化し、そしてセラミックハブの場合には 、骨組み構造を増しそして更にヒータ集合体を強化する。加えて、このようなセ ラミック被覆はギャップ125と127を規定する鋭い縁を滑めらかにして、特 にシガレットの挿入および除去並びに喫煙者による何らかの調節の間にシガレッ トを切ったり損傷させたりする可能性を減少させる。別の態様として、全ブレー ド121そして特に第1および第2脚116Aと116Bが例えば約2ミルのジ ルコニアのセラミック層で一表面、例えばシガレットから離れる方に面している 外方面、両内外方面、および/またはギャップを規定する縁に完全に被覆され、 ヒータブレードを強化し、もし望まれるならばギャップを維持する。ブレード1 21は従って、例えばほぼ2乃至ほぼ6ミルの如く一層薄くされうる。これによ りヒータ径路の抵抗を増大させ挿入されたシガレット23との増大された熱的接 合面のためにブレードがより広くなるのを許す一方で同じ全ブレード抵抗を維持 する。この増大されたブレード幅は、セラミック層と共に、更にヒータ構造体を 強化する。また挿入シガレットから離れる方に面するブレード121の外方面上 のセラミック被覆は加熱されたブレードか周囲への熱的損失を阻止するかもしれ ない。セラミックはプラズマスプレイまたは関連出願に述べられた他の方法によ り好ましくは施与され、好ましくはプラズマスプレイにおける処理の間に表処理 および/または粒子衝突により誘導されるかもしれない残留応力の誘因を回避す るために電子ビーム物理的蒸着により施与される。 各ブレード121は抵抗加熱素子を形成する。より一層詳しくは、第1ブレー ド区分116Aの第1端115は電源の負端子へ電気的に接続され、そして更に 詳しくは、ハブ111の一体的延長部でありまたはハブ111に機械的にかつ電 気的に接続され、次いでハブ111はろう付けまたは半田付けのような他の技術 または仮着け溶接を介して負端子ピン104Aに電気的にかつ機械的に接続され ている。好ましくは、二つの端子ピン104Aが用いられて平衡になされた支持 を与える。というのは負および正の接続はヒータを機械的に支持する働きもする 。ハブ111はかくしてすべてのヒータブレード121に対する電気的共通とし て機能する。いずれの実施例において、各ヒータに対する負接続は個々に例えば それぞれの正接触エリア122とは反対のヒータの端に置かれた適当な負接触に よりなされうる。 各ヒータブレードのためのそれぞれの正接続は論議された通り第2ブレード区 分116Bの接続端区分122Cにおいてなされる。接続端区分122Cは共通 ハブ110からギャップ127により;関連のヒータブレード120の第1ブレ ード区分116A、そして特に第1端115からギャップ125により;および 燐接ヒータブレードからギャップ131により電気的に分離または絶縁されて短 絡を回避しかつ熱膨張を許容する。加えて、論議されたセラミック被覆は随意的 に施与される。別の態様として、接続端区分122Cはそれぞれアースに接続さ れる。 論議された正および負接続は、喫煙者の吸いによる喫煙装置の作動時に電気エ ネルギー源から例えば制御回路を介して特定のブレード(複)120へ付与され た電流のための抵抗路、そしてより詳細には回路を提供する。ブレードの基本被 加熱エリアは第1ブレード脚116A、縁部分118A、および第2ブレード脚 116Bを含む。従って、横づけに延びた作動ブレード121と接触し下に位置 する挿入シガレット23の一部はブレードの被加熱部分に相応する外方表面パタ ーンで、すなわち、上に位置するブレードに相応する細長いU字形に、基本的に 伝導と輻射により、ありうる幾分かの対流で、加熱される。加えて、脚の間の、 すなわちギャップ125の下に位置する、挿入シガレットの部分は両脚116A と脚116Bからの累積的輻射および伝導熱伝達のオーバラップまたは交差によ り加熱される。もしギャップ125が大きすぎると、所望のオーバラップは発生 せずギャップ125の下に位置する挿入シガレットの部分は十分に加熱されない であろう。また、輻射的および伝導的加熱はヒータブレード脚116Aと116 Bの外方縁を少し越した挿入シガレットのストリップ部を加熱するであろう。種 々の加熱された部分は共にシガレットの被加熱領域を構成し、それは脚116A の外方縁を少し越えてから脚116Aの下を、ギャップ125を横切って、脚1 16Bの下を、そして作動されたブレード121の脚116Bをわずかに越えて 延び、そして1ふかしの発生タバコ香味に対応する。加熱された部分の寸法はエ ネルギーパルスの量および持続時間と同様にブレード幾何学的形状および加熱特 性に依存する。好ましくはふかし作動エネルギーパルスに応答して喫煙者に対し て受容しうるふかしを発生すべく十分な寸法例えば18平方mmを有する挿入シ ガレットのセグメントを最終的に加熱するようヒータブレードは寸法づけられか つ熱的に設計される。 電流経路の一部を形成する比較的大きなブレード端エリア115と122はこ れら作動温度へ加熱されない、というのはそれらの比較的大きな容積は電流密度 を低下させ、それでかくしてオーム加熱を低めるのである。また、接続端区分1 18のセクションもこれらの作動温度へ加熱されない。というのは加熱径路は縁 118Aに従う傾向がありそしてこのセクションは比較的大容積を構成し従って 低電流密度を有し、かくして縁118Aや直ぐ隣りのセクションよりも低いオー ム加熱を有するからである。接続部分118の残りの好ましくない加熱を更に減 ずるために、(1)図5において示される通り、電流密度とオーム加熱を一層減 少すべく領域118Cにおける弯曲縁118Aに対して部分118のモノリシッ ク材料の厚みを増す、(2)オームおよび/または熱伝導径路を減少すべく部分 118を穿孔する、および/または(3)図6に示される通り、熱移動を減少す べく部分118に追加的ヒートシンク材料119を加える。このヒートシンク機 能を達成するために、熱的に非伝導性の材料、すなわち、セラミックの如き熱絶 縁材料が付与される。適当なセラミックの例はアルミナ、ジルコニア、アルミナ とジルコニアの混合物、ミュライト(mulite)等−−−−−を含み、ヒータブレ ード被覆の場合のようなものである。これら改変のいずれもはヒータ集合体10 0を支持しシガレットのための挿入引出し開口を規定する接続部分118の機械 的保全性への何らかの逆影響に対して評価されるべきである。 ヒータブレード121が脈動された後、次のふかしが許される前に所定の最小 時間がある。シガレットの一部の時ならぬ加熱は望まれた加熱以前の望ましくな いおよび/または部分的なエアロゾルの発生もしくはシガレット部分の加熱誘起 退廃という結果にもなるであろう。先に加熱された部分の続く再加熱は望ましく ない香味および風味が展開される結果になる。 単一のヒータブレードの脈動により得られるよりも長いふかしが望まれるなら ば、制御ロジックは最初のヒータブレードの脈動後ただちに、あるいは最初の脈 動の最終部分の間に、シガレットの他のセグメントを加熱すべく、他のヒータま たは追加ヒータブレードを点火するように形成される。追加ヒータブレードは半 径方向に続くヒータブレードまたは他のヒータブレードでありうる。ヒータブレ ードは所望持続時間のふかしの全所望数を得るように寸法づけられるべきである 。 一実施例において、ヒータブレード121の数は所望のふかし数例えば8に対 応する。他の実施例においては、形成されたヒータブレード121の数はふかし 数の2倍であり、例えば8ふかしシガレットに対してヒータには16の部分があ る。このような輪郭づけはほぼ2秒の通常連続点火、そして好ましくはふかし計 数に対応する加熱ブレード121の数を有する実施例のための半径方向の引き続 く点火シーケンスよりも別の点火シーケンスを許容する。例えば、論理回路はそ の二つの円周方向に対向したヒータブレード121、すなわちそのチューブ上の 180°分離されたヒータブレードが一つのふかしを生ずべくシガレットの十分 な量を連帯的に同時に点火するよう指揮できる。別の態様として、一つのシガレ ットに対して一つおきのヒータブレード121の第1点火シーケンスは次のシガ レットに対して介在するヒータブレード121の第2点火シーケンスが従われる 。別の態様としてこの第1点火シーケンスが多くのシガレットの所定のライフサ イクルに対して繰り返えされ得て、次いで第2点火シーケンスが開始される。任 意のヒータブレードの組み合せが採用できる。ヒータブレードの数は一つの採用 されたシガレットのふかしの数よりも少ないか、等しいか、または多くできる。 例えば、6ふかしシガレットに対して9ブレードシステムが採用でき、6ヒータ の異なる組が各引き続くシガレットに対して点火され、残りの3ヒータの関連す る組は点火されない。 ヒータ集合体はピン104Aのハブ110へのそしてピン104Bの端122 への溶接を介して一端に電気的かつ機械的に相対固定される。ピン104Aと1 04Bは好ましくはプラスチツのハブに予成形され、さもなくばそれに固定的接 続され、好ましくは空気漏れを最小にする態様で行われる。好ましくは、この固 定端は挿入開口360と対向する。接続区分118、および詳細的に接続縁11 8Aに対向する両端118Bは挿入開口360を規定する。端区分118Bはの ど区分365を規定すべく外へ朝顔形に拡がることができる。ブレード121は それでこののど区分から狭まくブレードとシガレットの間で所望の熱接触、すな わち押圧力を提供すべく例えばブレードの中央点で挿入シガレット23の外径よ りも少し小さな内径を規定する。各セクション118Bは加熱されたとき自由に 膨張する。すなわち、端区分118は固定されていない。より詳しくは、各端1 18はライター端キャップ83の内方壁201に配置された対応するチャンネル 210内に位置する。更に詳しくは、内方にバイアスされたブレード121の端 区分118Bの半径方向外方運動はチャンネル210の半径方向外方壁に接触す る端118Bにより拘束され、これによりバイアスのための境界を樹立し内方バ イアスを限定する。この内方バイアスは述べられた通り内方製作バイアスにより 補足されてもよい。示される通り、内方壁201はブレード端118Bの部分の 挿入を許すべく外方へ朝顔形に拡げられている。端118Bに接するチャンネル 200の半径方向外方壁はブレード端118Bの十分な量の挿入を許すように寸 法づけられかつ形状づけられていて、ブレードの加熱または冷却の間若しくはシ ガレットの挿入または引き出しの間にブレード端がチャンネル210を出ないよ うにする。もし望まれるなら、この半径方向外方チャンネル壁には端118Bと 接する休止、例えば台形、が設けられる。別の実施例においては、ブレード端1 18Bの一部118Dは挿入端部分118Bに先立って丸められ、そして一層詳 しくは楕円的になされる。この丸められた部分118Dは挿入部分がチャンネル 210内で熱的又は機械的に誘起されたモーメントに応答して枢動するのを許容 し、かくして、ブレード端の挿入部をチャンネル210内に維持する。追加的に 又は別の態様で、ブレード端118Bは一層丸められる。 図3において示された第1実施例において、チャンネル210はシガレット2 3および/またはブレードの加熱の際に、並進態様で、すなわちチャンネル21 0の端面202に向かって膨張できるように寸法づけられ、かくしてシガレット とブレードとの間の所望の接触が達成される。ブレードの一端が対向配置ハブに 関して自由であるこのような配列はそれぞれシガレットの挿入/引き出しおよび またはブレード加熱/冷却時に縦方向にヒータブレードの機械的移動および/ま たは熱膨張並びに収縮するのを許容し、これにより応力を減少させる。図14に 示された第2実施例では、ヒータブレードが加熱時に熱膨張するかまたはシガレ ット23が挿入された時に変位されるときに、端118Bが対接部204に接触 し枢支点を樹立してブレード121が挿入シガレット23に向かって内方へバイ アスするのを許容するようにチャンネル210内に台形でもよい対接部204が 配置されている。これにより、ブレード上の応力を減じそしてブレードとシガレ ットとの間の所望の熱的接触、すなわち、押圧力を増すのである。枢支点により 次のことを意味する。すなわち、ブレード121はこの対接部204で自由に回 転するが、好ましくは並進移動しない。 ヒータ集合体100はかくして論議された如きセラミックで随意的に被覆され るモノリシック構造体であるのが好ましい。ハブ111およびヒータブレード1 21は所望の電気抵抗および強度を有する材料から作られる。例えば、ほぼ50 乃至ほぼ500マイクロオームセンチメートルの範囲の、そして一層好ましくは ほぼ100乃至200マイクロオームセンチメートルの電気抵抗を有する材料が 好ましくて、かくして、ほぼ200℃乃至ほぼ1000℃、そして好ましくは4 00℃乃至ほぼ950℃、そして一層好ましくはほぼ300℃乃至ほぼ850℃ の温度が、ほぼ10乃至ほぼ50ジュール、一層好ましくはほぼ10乃至ほぼ2 5ジュール、そしてなお一層好ましくは20ジュールでもって、ほぼ0.2乃至 2.0秒作動されたブレード120により達成られる。前記材料はほぼ1800 乃至ほぼ10000の如き脈動にブレード121の望ましからぬたるみまたは故 障、顕著な退化をこうむることなく耐えることができるものである。 ヒータブレード121が作られる材料は故障することなく少なくとも1800 回のオン/オフサイクルの信頼できる繰り返しの使用を確実にすべく選択される のが好ましい。ヒータ設備39はパワー源37と回路を含むライターから分離し て捨てうることが好ましく、好ましくは3600サイクルまたはそれ以上の後に 捨てられる。ヒータ材料および他の金属の要素はまたそれらの耐酸化性並びに反 応性の全般的欠如に基づいて選択されてそれらが酸化しないということを確実に し、さもなくば遭遇しがちなどんな温度においてもシガレット23と反応するこ とをなくす。もし望まれるなら、ヒータブレード121と他の金属性要素は酸化 並びに反応を更に回避するに適するセラミック材料のような不活性熱伝導の材料 中に封入される。 一層好ましくは、しかし、高い温度で表面酸化、侵食並びに退化に対する抵抗 性と高い機械的強度の組み合せを示す耐熱合金からヒータブレード121および 他の金属要素が作られる。好ましくは、ヒータブレード121はその融点の約8 0パーセントにまで達する温度で高い強度と表面安定性を呈する材料から作られ る。このような合金は超合金として共通して参照されるものを含み、一般的にニ ッケル、鉄、またはコバルトを主成分にしている。例えば、アルミニウムとイッ トリウムを有する基本的に鉄またはニッケルの合金が適当である。好ましくは、 ヒータブレード121の合金はヒータ素子の性能を例えば耐酸化性を与えること により更に改善すべくアルミニウムを含む。 好ましい材料は鉄およびニッケル・アルミナイド(aluminide)を含み、最も 好ましくは1994年12月29日出願の共通譲渡同時係属U.S.特許出願シ リアル第08/365952に開示、そして特に“ Iron Aluminide Alloys Useful as Electrical Resistance Heating Elements ”と題する本願と同 時に出願されたシリアル第 (アットーニイ ドケット第PM1769 )に開示された合金を含む。なお前記両出願はそっくりそのまま組み入れられて 参照される。 幾つかの元素がNi3Al合金に対する添加物として使用できる。BとSiは ヒータ層122のための合金に対する基本的添加物である。Bは粒界強度を強め ると考えられ、Ni3Alがニッケルリッチ、例えば%でAl≦24であるとき 最も有効である。SiはNi3Al合金に多量には加えない。というのは、最大 で3重量パーセントを越えるSiの添加はニッケルのケイ化物を形成しそして酸 化時にSiOxへ導くようになるからである。Moの添加は低並びに高温度で強 度を改善する。ジルコニウムは熱サイクル中の耐酸化物はく離性を改善するのに 役立つ。またHfは高温度強度を改善するために加えることができる。基体30 0および抵抗ヒータ122として使用するための好ましいNi3Al合金は指定 されたIC−50であり、Van Nestrand Reinhold ニューヨーク1994年表 4の Stoloff等編 Intermetallic Metallurgy and Processing Intermetall ic Compounds V.Sikk“ Processing of Intermetallic Alumindes ”にお いてほぼ77.92% Ni、27.73% Al、0.34% Zrおよび0 .01%Bを含むと報告されている。種々の元素が鉄アルミナイド(Aluminide )に加えることができる。可能な添加物はNb,Cu,Ta,Zr,Ti,Mn 金第214:ニッケルを主体とした合金で16.0パーセントのクロム、3.0 パーセントの鉄、4.5パーセントのアルミニウム、微量のイットリウムおよび 残余(ほぼ75パーセント)を含有し、Kokomo,Indiana の Haynes Internati onalから商業的に入手可能)でありえて、Inconel 702合金、MCrAlY合金、Fe 、7−27%鉄、0−11%銅、0−5%マンガン、0.3−4.6%シリコン 、および時には1%モリブデン並びに0.25%チタニウム;ニクロムIは60 %ニッケル、25%鉄、11%クロム、および2%マンガンを含有すると述べら れており;ニクロムIIは75%ニッケル、22%鉄、11%クロム、および2% マンガンを含有し;ニクロムIII は85%ニッケルと15%クロムを含有する耐 熱性合金である)は1995年1月30日出願の共通譲渡特許出願シリアル第0 8/380718およびU.S.特許第5388594に開示されているように 、あるいは同様の特性を有する材料でありうる。 図12において示される通り、ヒータブレード121はハブ111から対照的 に延びるように配列されている。別の態様として、非対称配列が採用される。例 えば、複数の、6または8の、ヒータブレード121は例えば二つの等しい数、 たとえば3または4のヒータブレードの副グループに分けられてもよい。各副グ ループにおけるヒータブレードは先に論議された通りギャップ131により分離 されている。副グループは巻かれていない扁平な状態において図19に示される 通り広いギャップ135により分離される。ギャップ135は隣接副グループの 隣接ブレード121からギャップ135の下に位置するシガレット23の部分へ の伝導的そして特に輻射的熱移動が最小になされるように規定される。従ってギ ャップ135は狭くなったギャップ131の下に位置するシガレットの未加熱部 分よりも強いシガレットの広い未加熱のたくましい部分を提供し、しかして、シ ガレット23の柱強度は改善されて喫煙し部分の引き続く加熱そして弱化の後の シガレットの除去において助けとなる。もし望まれるなら、ロジックは対称的ま たは非対称的配列において一つより多くのヒータを同時に作動させうる。 ギャップ125により分離された二つのヒータ脚116Aと116Bを有する 本発明は中実ヒータ素子により発生された量に比較して発生されるエアロゾルの 量において顕著に改善される結果となる。中実ヒータはシガレットとの良好な熱 伝達を達成する;しかし、引かれた空気流中へのエアロゾルの質量移動は、特に もし喫煙装置ハウジングの囲いにその外側の空気をシガレット外側表面に連通さ せるための穿孔が設けられるなら、シガレットの外側に位置した空気のシガレッ ト中への最良伴送を阻止する中実構造により妥協させられる。中実ヒータと同じ 容積を持ちかつ大きな周囲を有する本発明のヒータは例えばギャップ125のた め伴送の一層高い機会を結果し、そして従ってブレード121へのエネルギーの 単位あたりについて改善された香味送出を結果する。論議された通り、ギャップ 125は与えられたブレード幾何形状のために最良の輻射オーバラップを提供す べく寸法づける。一層高い量のエアロゾルが発生されるので、ブレードの要求質 量は減少され得る一方、同じ所望量の香味を発生させ、ライターユニットにおい てヒータブレード121と挿入シガレットを十分に加熱するに要するエネルギー の減少の結果となり、これは更にユニットの重さを減じるのである。というのは パワー源、例えばバッテリをより小さくできるからである。非制限的な例として 、ギャップ125はほぼ0.020インチ±ほぼ.005インチの広さであり; ブレード脚116Aと116Bはほぼ0.0125インチ乃至ほぼ0.017イ ンチ±ほぼ.005インチの広さであり、かつほぼ0.55インチ±ほぼ.00 5インチの長さであり、かつほぼ.008インチ乃至ほぼ.010インチ厚、± ほぼ.005インチであり;そしてハブ110の縁から接続区分118の先端ま での長さはほぼ1.062インイチ±ほぼ0.625インチである。 挿入シガレットに対する基本的横断または半径方向空気流は基本的縦方向流よ りも一層望ましい喫煙発生の結果となることが判明した。ギャップ125,12 7および131は空気が挿入シガレットに接触するように引かれるための径路を 与える。追加の空気通路がヒータブレードの穿孔区分による横断空気流を最良に するために設けられる。 ブレード幾何形状の他の実施例が図16に示され、第1脚116Aと第2脚1 16Bの両方はじゃ紋岩形になされている。脚116Aと116Bのじゃ紋岩形 状の形は脚が均一に間隔を置かれるように平行になされギャップ125もじゃ紋 岩形状になされている。このようなじゃ紋岩形状はブレードの周囲を増し、そし てかくしてエアロゾル伴送を改善する。このじゃ紋岩形状は記述されたようなE P−A−0615411に、そして1995年1月30日出願の共通譲渡親特許 出願シリアル第08/380718およびU.S.特許第5388594に一層 十分に記述されている。 第1の好ましい製作方法が図18と19を参照して以下に述べる。ここに規定 された製作諸ステップは製造速度、材料節約等を達成するために幾分か望まれて 遂行される。 例えばほぼ2乃至20ミル、例えば10ミルの厚みを有する適当な材料のシー トまたはストリップが形成されてくし状配列における概ね直線の区分111Aか らそれぞれ第1ブレード区分116Aを介して、そして特にそれぞれの第1端区 分115を介してほぼ垂直に延びた複数のフレード121を規定する。ブレード 121は一つのブレードの第2ブレード区分116Bと隣接するブレードの第1 ブレード区分116Aの対向縁間に配置されたギャップ131を有して実質的に 互いに平行になされている。論議された通り、ブレード121は図18に示され る通りそれらの間に等しいギャップ131を有して対称的に配列されるか、図1 9に示される通り幅Xを有する二つの副グループ間に大きな距離133とブレー ドの副グループ121Aと121Bを規定する隣接ブレード121間の等しいギ ャップ131を例えば有して非対称的に配列される。巻回時に第2距離133を 形成するために一半分Xの長さの少なくとも半分の長さを有する二つの端部を直 線の区分111Aは備えるということを注記する。これらの端部は接続のための オーバラップを提供するためにXよりも長くあるべきである。非制限的例として 、ギャップ131はいずれの実施例においてもほぼ0.040インチ±.005 インチの広さであり、ギャップ135は非対称の実施例においてはほぼ0.12 5インチ±.005インチの広さでありうる。 ブレードは先に論議された如く接続区分118および脚116Aと116Bを 形成するように輪郭づけられている。 シートまたはストリップ材料を記述した輪郭へのこの形成は例えばCO2また はヤグ・レーザを用いるスタンピングまたはカッティングの如き何らかの従来技 術により達成される。もし、ストリップ・フォーマットが採用されるならば、こ のストリップから形成されたヒータブレード121の数は単一の円筒状ヒータ配 列のために要求された数を越えうる。直線のストリップは、必要ならば、切断さ れて区分111Aを形成する。これはそこから延びた所望数のヒータブレード1 21を有す。採用されるならば、区分122A,122Bおよび122Cの段階 的形状がスタンピングを介して形成される。 採用されるなら、セラミック被覆300は論議されたような所望のパターンを 形成すべく区分111A,115,122またはブレード全体またはその任意の 一部上へ被覆を刻印輪郭をマスキングし、かつ例えば熱的にスプレイすることに より施与される。別の態様として、セラミック被覆はこの手順による巻回ステッ プ後に、望まれるなら、ブレードの形成前に施与される。知られている通り、適 当なマスキングが施与区域を規定すべく各ヒータおよびセラミック付着のステッ クを遂行する前に適用される。 区分111Aは丸いハブ111を形成すべく、それで、巻回される。区分11 1Aはいずれの方向にも巻回されうる。好ましくは区分111Aはピン104B との接続を簡単にしかつシガレットの挿入および除去の間の損傷を回避すべく形 成円筒ヒータの外方表面すなわちシガレットとは反対の側面に端区分122での 正接触122Cがあるように巻回される。巻回区分は最終の所望直径よりも小さ な直径に巻回されえて設備中へ挿入される。巻回区分は次いで膨張し更に電気接 続により形が保持される。別の態様として、巻回区分は例えばスポット溶接また はレーザ溶接の如き何らかの溶接技術を介して接合されてハブ111を形成する 。 好ましくは、図13に示される如くヒータ集合体が形成されると脚116Aと 116Bおよび接続縁118Aが挿入シガレットに押圧力を与えるように各ブレ ード121にバイアスが与えられる。このバイアスは好ましくは巻回前に起きる が、巻回後に実施されてもよい。このバイアスはヒータブレードと挿入シガレッ トとの間の熱的接触を増大し熱移動効率を改善する。 熱移動効率は下に位置するシガレットとの効果的熱的関係にあるブレード脚1 16Aと116Bの表面積の量を最適にすることによっても改善される。図17 Aに見られる通り、脚116Aと116B(脚116Aが例として示されている )の下側面117は論議された実施例においてブレード脚の横断方向において平 ら、すなわち、扁平である。熱移動の関係を改善するために、それぞれ図17B と17Cに説明された通り、容積を非所望的に増大させることなく、そして、そ れ故ヒータ脚の電流密度および結果するオーム加熱を非所望に低下させることな く、シガレットに関する加熱脚の表面積を最大にすべく、下側面117は種々の 非扁平幾何学的形状に、例えば角度または弯曲を付されて形成されている。この 形成下側面117は挿入、調節または除去の間にシガレットを弱めたり、ありう るほころび発生を回避するためにシガレットのいずれの部分にも突き刺さらない ようにするのが好ましい。むしろ、下側面117の中央点または頂点はシガレッ ト23に接触するかまたは熱的にきわめて近接しており、下側面117の残りの 部分はシガレット23と輻射的熱的関係にある。 好ましくは、この下側面の形は未巻回状態においてブレード121の脚116 Aと116Bを刻印することにより達成される。この刻印は上述のバイアスを達 成する刻印と同じ時に起こしうる。下側面を形状づけるこの刻印はまた、脚11 6Aと116Bの強さを増大させ、これにより望ましかぬ短絡および変形を回避 する。 製作の第2の方法を以下に説明する。適当な材料のチューブが与えられる。レ ーザ切断の如き任意の技術によりブレード121が次いで形成される。別の態様 として、ブレードはスェージング技術により形成され、そのスェージングにおい ては、内方マンドレルがチューブの中に挿入されて論議したブレード輪郭を形成 し、次いで内方または外方のいずれかのすえ込みが採用されて前記輪郭をカット する。セラミック被覆300は、所望ならば、論議された如く輪郭づけられたチ ューブに与えられる。 本発明はまた潜在的に損傷を与える熱的に誘起される応力を最少にする。ヒー タブレード121およびハブ111はモノリシックであるので、ヒータ素子の不 連続部の相互接続から生じる応力が避けられる。 本発明の種々な実施例は標準の使用状態で喫煙者に応答して香味タバコの有効 な量を送出するのを許容すべくすべて設計されている。特に、各ふかしが2秒の 持続時間を有する35mlのふかしである8つのふかしに対して喫煙者へ5と1 3mgの間、好ましくは7と10mgの間のエアロゾルを送出することが望まし いと現在考えられている。このような送出を達成するためには、ヒータ素子12 1はシガレット23との熱移動関係における時に論議した通りの温度を運べるべ きであるということが判明した。更に、ヒータブレード121は好ましくは論議 されたエネルギを消費すべきである。低エネルギ要求は熱移動の関係を改善すべ くシガレット23に向って内方へ弓なりになされたヒータブレード121により 享受される。 勿論、ヒータの抵抗もヒータブレード121を加熱するに必要とする電気的エ ネルギを与えるべく使用される特別のパワー源37により指し図される。例えば 、上のヒータ素子の抵抗は直列に接続されてほぼ4.8乃至5.8ボルトの全無 負荷電源電圧を有する四つのニッケルカドミウム電池によりパワーが供給される 実施例に対応する。別の態様において、もし6つまたは8つのこのような直列接 続バッテリが使用されるなら、ヒータブレード121は好ましくは約3Ωと約5 Ωの間、あるいは約5Ωと約7Ωの間の抵抗をそれぞれ有する。 本発明の他の実施例450は図20と21に示されており、複数の加熱素子4 51を含む。各加熱素子451は細長いU字形をしており、各々はくぼみ430 の端壁443に隣接したくぼみ430の側壁にそれぞれの脚を接続した両端45 2,453を有する。各々のそれぞれの端452は個々に制御回路に、最終的に は電気エネルギ源へ、加熱素子451の個々の作動のために接続されており、一 方、端453は共通してアースへ接続されている。くぼみ430の口端に隣接す る端454は電気的に接続されておらず、かくしてくぼみ430の側壁に触れる 必要はない一方、彼らはそれにもかかわらず図20と21の両方に図示されるよ うに、くぼみ430の側壁に向かって方向が変えられており、以上に論議された 如く使い捨て部、すなわち挿入シガレットのための引き込みを提供する。図21 においては、U字形先端454を通って切断された最上方と最下方の素子451 が図示されていることを注記しておく。 図22と23において示された他の実施例470においては、加熱素子471 はくぼみ430の壁から幾分か更に間隔を置かれていて、そして各々にはその剛 性を増すために折り重ね473と同様に幾分鋭いV字形先端472が設けられる 。このようにして、加熱素子471は所望の親密な熱的接触を与えるために使い 捨て部中に突き刺し延入する。上に述べられた連続気泡構造は特にかかる実施例 に対して良く適合する。この実施例においては、加熱素子430がくぼみ430 の側壁から更に間隔を置かれているので、端452,453はくぼみ430の側 壁へ取り付けられず、その端壁443に取り付けられる。好ましくは、端壁44 3に対する端452,453の接続は熱および電気のいずれも導かないスペーサ 480によりなされる。このようにして、ワイピング作用は端452,453を 通りすぎてスペーサ480上へ残り部をぬぐい、その残り部はU.S.特許第5 249586に十分に述べられている通り、再加熱されない。穿孔412は壁に 設けられて、U.S.特許第5249586に一層十分に述べられている通り、 部分420を通って外側の空気が引かれるのを許容する。なお、前記特許はそっ くりそのまま組み入れられて参照される。 多くの修正、置き換え、および改善はここに述べられ続く請求の範囲において 規定される本発明の範囲並びに精神から離れることなく当業者には明らかであろ う。例えば扁平化ステップは図5を参照して先に述べたプロセスの一部を修正し て冷却ステップの前に遂行されてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/426,165 (32)優先日 1995年4月20日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 カウンツ,メアリー エレン 米国,ヴアージニア 23230,リツチモン ド,カッショー アヴェニュー 4506 (72)発明者 コーリング,パトリック シー. 米国,ヴアージニア 23237,リツチモン ド,ブラック オーク ロード 4607 (72)発明者 ホウク,ウィリー ジー.,ジュニア 米国,ヴアージニア 23235,リツチモン ド,レイク フォレスト ドライブ 7753 (72)発明者 ムーア,マイケル エー. 米国,ヴアージニア 23113,ミドロシア ン,バンステッド ロード 2241 (72)発明者 サンダーソン,ウェズリー ジー. 米国,ヴアージニア 23236,リツチモン ド,レッドブリッジ ロード 10412 (72)発明者 ウル,リチャード ジー. 米国,ヴアージニア 23112,ミドロシア ン,ビーチウッド ポイント ロード 13912 (72)発明者 ワトキンス,マイケル エル. 米国,ヴアージニア 23831,チェスター, グローブ アヴェニュー 3318 (72)発明者 レン,スーザン イー. 米国,ヴアージニア 23832,チェスター フィールド,アイヴィー ミル ロード 12130 (72)発明者 フレイシュハウアー,グライアー エス. 米国,ヴアージニア 23113,ミドロシア ン,レディー ジーン コート 1004 (72)発明者 ハイス,パトリック エイチ. 米国,ヴアージニア 23831,チェスター, フォレスタル ロード 4540 (72)発明者 モーガン,コンスタンス エイチ. 米国,ヴアージニア 23832,チェスター フィールド,サマークリフ コート 9608 (72)発明者 ハジャリゴル,モハマッド アール. 米国,ヴアージニア 23236,リツチモン ド,エイピーティー.エイチ,オールド コートハウス ロード 3322 (72)発明者 ニコラス,ウォルター エー. 米国,ヴアージニア 23235,リツチモン ド,エッジブルック コート 10316 (72)発明者 シャープ,デヴィッド イー. 米国,ヴアージニア 23835,チェスター フィールド,グレブ ポイント ロード 6500

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.筒状のタバコウエブ(66)およびこの筒状のタバコウエブ内に配置され たタバコのプラグ(80)を含むタバコ棒(60)を備え、このタバコ棒は自由 端(78)と反対側端(72)とを有し、前記筒状タバコウエブはベースウエブ (68)とこのウエブによって支持されたタバコ香味材料の層(70)を含み、 前記ベースウエブは電気加熱素子(37)からの熱を前記タバコ香味材料に伝達 するようになされており、前記タバコ棒(60)は前記自由端(78)と前記反 対側端(72)との間の位置において前記タバコ棒(60)に沿って電気加熱素 子(37)を作動的に受入れるようになされており、前記タバコプラグ(80) は前記自由端に隣接して、しかし前記反対側端から間隔を置いて配置して前記タ バコプラグと前記反対側端との間に非充填空間(91)を形成するようにしたシ ガレット(23)。 2.タバコ棒に沿った前記位置は、この位置が前記非充填空間(91)の少な くとも一部分と前記タバコプラグ(80)の少なくとも一部分とに重なるように なされた請求の範囲第1項のシガレット。 3.タバコ棒が前記反対側端に隣接して自由流動フィルタ(74)を含み、こ の自由流動フィルタは前記タバコプラグ(80)から間隔を置いて設けられて前 記非充填空間(91)を前記自由流動フィルタと前記タバコプラグとの間に形成 するようにした請求の範囲第1項または第2項のシガレット。 4.電気喫煙装置として協働するようになされたシガレットおよびライターに おいて、前記シガレットがタバコウエブの筒を含み、このタバコウエブの筒は刻 み充填タバコで部分的に充填されて、充填タバコ棒部分と非充填タバコ棒部分( 91)とを形成するようにし、前記シガレット(23)および前記ライター(2 5)は、前記シガレットが前記ライター内の動作位置にある時にライターの電気 加熱素子(25)が前記充填タバコ棒部分および非充填タバコ棒部分の少なくと も一方に少なくとも部分的に重なるようにしたシガレットおよびライター。 5.前記充填タバコ棒部分はタバコプラグを含み、前記電気加熱素子は前記シ ガレットがライター内の前記動作位置にある時に前記非充填空間の少なくとも一 部分および前記タバコプラグの少なくとも一部分に重なる請求の範囲第4項のシ ガレット。 6.前記シガレットは自由端を有し、前記タバコプラグは前記自由端に隣接し て配置されており、前記シガレットは前記タバコプラグから間隔を置いて筒状素 子を有して前記自由流動フィルタと前記タバコプラグとの間に前記非充填タバコ 棒部分を形成するようにした請求の範囲第4項または第5項のシガレット。 7.前記筒状素子(74)がフィルタである請求の範囲第1項乃至第6項のい ずれか一のシガレット。 8.前記筒状素子(74)が可塑化されたトウ材料から形成されている請求の 範囲第7項のシガレット。 9.前記自由流動フィルタ(74)が成形された材料から形成されている請求 の範囲第7項のシガレット。 10.前記反対側端に隣接して更にフィルタの吸い口(62)を備えた請求の範 囲第1項乃至第9項のいずれか一のシガレット。 11.前記吸い口(62)が前記反対側端に隣接して第二の自由流動フィルタ( 102)を有し、前記シガレットが前記第二の自由流動フィルタ(102)を前 記反対側端へ取付ける吸い口紙(64)を有する請求の範囲第10項のシガレッ ト。 12.前記吸い口が前記第二の自由流動フィルタ(102)に隣接してマウスピ ースフィルタプラグ(104)を更に有する請求の範囲第11項のシガレット。 13.前記タバコ棒(66)の前記自由流動フィルタ(74)が第一の通路(7 5)を有し、前記吸い口の前記第二の自由流動フィルタ(102)が第二の通路 を有し、これら第一の通路および第二の通路は前記タバコ棒の前記非充填空間( 91)を前記マウスピースフィルタプラグ(104)に連通させ、前記第二の通 路は前記第一の通路(75)の第一の内径より大きい第二の内径を有する請求の 範囲第12項のシガレット。 14.前記タバコ棒は更に前記自由端に逆流フィルタ(200″)を含む請求の 範囲第12項のシガレット。 15.前記タバコのプラグ(80b)が前記自由端(78b)に隣接して第一の 部分(320b)を有し、この第一の部分は前記自由端から遠い前記プラグの第 二の部分(310b)より高密度である請求の範囲第12項のシガレット。 16.逆流に対して抵抗を有する自由端(78)と反対側端(72)とを有する タバコ棒(60)を備え、このタバコ棒は筒状タバコウエブ(66)を含み、こ のタバコウエブはタバコ材料の層(78)と、前記筒状ウエブの前記反対側端で 作動する流れ絞り(74)と、前記自由端に隣接してかつ前記流れ絞りから間隔 を置いて作動的に配置されたタバコ(78,80)とを含み、前記タバコは前記 タバコ棒を部分的に充填して充填タバコ棒部分と非充填タバコ棒部分とを形成す る刻み充填材を含み、前記非充填部分は前記流れ絞りに隣接して配置し、前記筒 状ウエブはこれによって受けられた熱を前記タバコに伝達するようにし、前記タ バコ棒(60)は前記筒状ウエブの部域に沿って熱を加えながら前記シガレット をふかす間、タバコの少なくとも一部分が前記流れ絞りを通して吸われるタバコ エアロゾルを解放するようにしたシガレット(23)。 17.前記流れ絞り(74)を筒状素子で形成した請求の範囲第16項のシガレ ット。 18.前記筒状素子が貫通した第一の通路(75)を形成した前記第一の自由流 動フィルタ(74)を含み、前記シガレットは更に前記タバコ棒の第一の自由流 動フィルタに隣接して位置する筒状の第二の自由流動フィルタ(102)を有す る吸い口(62)を備え、前記第二の自由流動フィルタはこれを貫通した第二の 通路を有し、前記第一の自由流動フィルタの第一の通路は前記タバコ棒の前記非 充填部分(91)および前記第二の自由流動フィルタ(102)の前記第二の通 路より狭い請求の範囲第17項のシガレット。 19.前記刻み充填材タバコが逆流に対して抵抗性のプラグを形成する請求の範 囲第18項のシガレット。 20.前記刻み充填材タバコ部分(80)は前記自由端(78)に設けられかつ 前記自由端から遠い前記刻み充填材タバコの残りの部分より高密度である請求の 範囲第19項のシガレット。 21.前記吸い口(62)が更に前記第二の自由流動フィルタ(102)に隣接 してマウスピースフィルタ(104)を有する請求の範囲第20項のシガレット 。 22.前記筒状ウエブが前記タバコ棒(60)の周囲にシガレット巻き紙(71 )を有し、前記吸い口は吸い口紙(64)によって前記タバコ棒に取付けられて いる請求の範囲第20項のシガレット。 23.前記タバコまたはタバコプラグ(80)が刻み充填材タバコを含む請求の 範囲第1項乃至第22項のいずれか一のシガレット。 24.前記タバコまたはタバコプラグ(80)が刻み充填材タバコのブレンドを 含み、このブレンドはブライトタバコ、バーリタバコおよびオリエンタルタバコ の少なくとも二つのものの組合せを含む請求の範囲第23項のシガレット。 25.前記タバコプラグが前記刻み充填材タバコ(80)の周囲に設けられたプ ラグ包み紙(84)を含む請求の範囲第23項または第24項のシガレット。 26.前記タバコ(70)が前記筒状タバコウエブ(66)の内表面に沿って配 置されている請求の範囲第23項または第24項のシガレット。 27.前記タバコ棒が前記筒状タバコ棒またはタバコ棒部分の外表面の周囲に設 けられた上包み(71)を含む請求の範囲第26項のシガレット。 28.電子ライターによって作動されるシガレット(23)からの煙の放出を改 善する方法であって、前記シガレットが自由端(78)と反対側端(72)とを 有する筒状ウエブ(66)を含み、煙は前記反対側端から引き出される方法にお いて、 前記反対側端に隣接した場所において前記筒状ウエブに沿って非充填部分を形 成すると共に前記自由端に隣接した場所において前記筒状ウエブに沿ってタバコ 充填部分を形成し、 前記電子ライターの電気加熱素子を前記筒状ウエブの前記充填部分上に少なく とも部分的に重ね、前記電気加熱素子を作動させて前記タバコから煙成分を解放 させる方法。 29.前記の重ねる段階は前記電気加熱素子を前記筒状ウエブの前記充填部分お よび非充填部分の両方に部分的に重ね、前記電気加熱素子を作動させる請求の範 囲第28項の方法。 30.前記解放されたタバコ成分を前記反対側端に隣接して設けられた絞りを通 過させる請求の範囲第28項または第29項の方法。 31.電気シガレットライター(25)によって作動するシガレット(23)の 筒状タバコ棒(60)になるように巻かれるようになされたタバコウエブであっ て、ベースウエブ(68)およびこのベースウエブの第一の側に沿って配置され たタバコ材料(70)を含むタバコウエブにおいて、 前記ベースウエブはタバコ繊維とセルロース系繊維との組合せを含み、このタ バコ繊維とセルロース系繊維は約2:1乃至4:1の範囲の比で組合され、前記 ベースウエブは約35乃至45g/cm2の範囲の基本重量を有し、 前記タバコ材料は前記ベースウエブの基本重量の少なくとも2倍を有し、かつ 、微細に粉砕されたタバコと抽出されたタバコ固形物とを約3:1乃至9:1の 範囲の比で含むと共に保湿剤を前記材料の約5乃至20重量%のレベルで含むタ バコウエブ。 32.前記タバコ材料が前記ベースウエブの基本重量の約3乃至4倍の基本重量 を有する請求の範囲第31項のタバコウエブ。 33.前記タバコ材料が更に前記タバコ材料の約2重量%までのレベルのペクチ ンを含む請求の範囲第31項または第32項のタバコウエブ。 34.前記ベースウエブが約28g/m2のタバコ繊維と約12g/m2の木材パ ルプ、亜麻パルプまたはタバコ茎繊維のセルロース系繊維とを含む請求の範囲第 33項のタバコウエブ。 35.前記タバコ材料が約66乃至71重量%のタバコ粒子と、約16乃至20 重量%の抽出されたタバコ固形物と、約10乃至14重量%のグリセリンと、約 1乃至2%のペクチンとを含む請求の範囲第34項のタバコウエブ。 36.電気シガレットライター(25)によって作動するシガレット(23)の 筒状タバコ棒(60)になるように巻かれるようになされたタバコウエブであっ て、ベースウエブ(68)およびこのベースウエブの第一の側に沿って配置され たタバコ材料(70)を含むタバコウエブにおいて、 前記ベースウエブは約20乃至30g/m2の成分基本重量のタバコ繊維と約 2乃至9g/m2の成分基本重量の炭素繊維と、約1g/m2の成分基本重量のペ クチンとの組合せを含み、 前記タバコ材料は前記ベースウエブの3乃至4倍の基本重量を有し、前記タバ コ材料は微細に粉砕されたタバコと抽出されたタバコ固形物とを約3:1乃至9 :1の範囲の比で含むと共に保湿剤を前記タバコ材料の約5乃至20重量%の範 囲のレベルで含むタバコウエブ。 37.請求の範囲第31項乃至第36項のいずれか一によるタバコウエブから成 る筒状タバコ棒(60)を含む、電気シガレットライターによって作動するシガ レット。 38.前記タバコ棒(60)の自由端(78)に隣接した刻み充填材(80)の プラグと、前記タバコ棒の反対側端(72)に隣接した少なくとも一つの筒状の 自由流動フィルタ(74)と、前記の刻み充填材のプラグと前記筒状自由流動フ ィルタとの間に位置する充填材の無い空洞(91)とを更に含む請求の範囲第3 7項のシガレット。 39.ベースウエブ(68)とタバコ材料の層(70)とを含み、電気シガレッ トライター(25)によって作動するシガレット(22)の一部分として筒状に 曲げうるタバコウエブ(66)を製造する方法であって、 タバコ原料の繊維から5乃至10重量%の溶解タバコ成分を含む溶液である可 溶物(124)を分離し、 前記の分離されたタバコ繊維のスラリーを形成し、このスラリー化したタバコ 繊維をスラリー補強剤と混合してスラリー化した混合物を形成し、かつスラリー 化した混合物をウエブ形成装置に注型する(130)ことによって前記ベースウ エブを製造し(128)、 5乃至10%の前記タバコ成分の溶液を追加的なタバコ粒子、グリセリンおよ びペクチンと混合してタバコ材料の分散液を形成し、かつ水含有量を調節して前 記分散液中で約20乃至30%の範囲の固形物含有率を達成することによって前 記タバコ材料を製造し(146)、 前記タバコ材料の分散液を前記ベースウエブに沿って施与して(144)前記 タバコウエブのシートを形成し、 前記タバコウエブの前記シートを約8.5乃至12%の範囲の水分含有率まで 乾燥し(146)、 前記タバコウエブの前記シートを冷却し(148)、 前記タバコウエブの前記シートを扁平化し(150)、 前記タバコウエブの前記シートを巻取って(152)タバコウエブのロールを 形成し、 タバコウエブの前記ロールを縦に切って(154)タバコウエブのボビンを作 る各工程を含むタバコウエブを製造する方法。 40.前記タバコ可溶物の溶液が約7乃至8重量%の溶解したタバコ成分を含む 請求の範囲第39項の方法。 41.水の量を調節して混合工程の終りに約24乃至25%の固形物含有率の分 散液を得る請求の範囲第40項の方法。 42.タバコ粒子が約100乃至220メッシュの範囲内である請求の範囲第4 1項の方法。 43.タバコ粒子が約120メッシュである請求の範囲第42項の方法。 44.前記スラリー補強剤が木材パルプ、亜麻パルプおよびタバコ茎部パルプの 少なくとも一つを含む請求の範囲第40項乃至第43項のいずれか一の方法。 45.前記の施与する工程はタバコ材料の前記分散液を少なくとも2:1の乾燥 重量比で前記ベースウエブに施すことを含む請求の範囲第40項乃至第44項の いずれか一の方法。 46.前記の施与する工程は前記のタバコ材料の分散液を少なくとも3:1の乾 燥重量比で前記ベースウエブに施与することを含む請求の範囲第40項乃至第4 5項のいずれか一の方法。 47.前記タバコ繊維が約24乃至28g/cm2の成分基本重量であり、炭素 繊維が約2乃至4g/cm2の成分基本重量であり、ペクチンが2.5乃至1. 5g/cm2の成分基本重量である請求の範囲第36項のタバコウエブ。 48.シガレットを加熱するための電気エネルギー源を有する喫煙装置に使用す るヒータ(39)であって、 挿入されたシガレットを受入れる容器を形成しかつ挿入されたタバコに沿って 延びる複数の電気抵抗ヒータブレード(121)を備え、各ブレードは第一端と 第二端とを有する第一のヒータブレード脚(116A)と、第一端と第二端(1 22)とを有する第二のヒータブレード脚(116B)と、前記第一のヒータブ レード脚の第二端を前記第二のヒータブレード脚の第一端に接続する接続区分( 118)とを有し、 各ヒータブレードの第一および第二のヒータブレード脚は各ギャップ(125 )によって分離されており、 前記第一のヒータブレード脚の第一端は電気エネルギー源と電気的に接触する ようになされており、前記第一のヒータブレード脚、前記接続区分および前記第 二のヒータブレード脚を含んで各抵抗加熱路を形成して前記第一および第二のブ レードに沿って前記電気抵抗ヒータブレードの各々を加熱し、かくして挿入され たシガレットを加熱するようにし、前記第一のブレードの前記第一端は共通の接 続体を有するヒータ。 49.前記第一のヒータブレード脚(116A)の第一端を接地した請求の範囲 第48項のヒータ。 50.前記第一のヒータブレード脚の第一端の共通の接続体がハブである請求の 範囲第48項または第49項のヒータ。 51.前記第一のヒータブレード脚と第二のヒータブレード脚とを分離するギャ ップ(125)は喫煙者が吸い込む時に加熱されたシガレット中へ空気流を引込 むのを許容する大きさにした請求の範囲第48項乃至第50項のいずれか一のヒ ータ。 52.支持ハブ(110)を更に備え、前記第一のヒータブレード脚(116A )の各々の第一端が前記支持ハブから延びており、 前記支持ハブは電気エネルギー源と電気的に接触して前記第一のヒータブレー ド脚の第一端に対して共通体を形成するようにした請求の範囲第48項乃至第5 1項のいずれか一のヒータ。 53.前記第二のヒータブレード脚(116B)の第二端がそれぞれ電気エネル ギー源と電気的に接触するようになされ、前記第一のヒータブレード脚、前記接 続エッジ区分および前記第二のヒータブレードを含んで各抵抗加熱回路を形成し て、それぞれ前記電気抵抗ヒータブレード(121)の各々を加熱し、かくして 挿入されたシガレットを加熱するようにした請求の範囲第52項のヒータ。 54.前記第二のヒータブレード脚(116B)の第二端(122)が前記支持 ハブ(111)に向けて延びてこの支持ハブから電気的に絶縁されている請求の 範囲第52項または第53項のヒータ。 55.前記第二のヒータブレード脚(116B)の第二端(122)が前記ハブ からギャップによって分離されている請求の範囲第52項または第53項のヒー タ。 56.前記ハブの少なくとも一つおよび前記第二のヒータブレード脚の第二端に 施された電気絶縁物を更に有する請求の範囲第52項のヒータ。 57.前記第二のヒータブレード脚の第二端および前記第一のヒータブレード脚 の第一端の少なくとも一つに施された電気絶縁体を更に有する請求の範囲第52 項のヒータ。 58.前記支持ハブ(111)、前記第二のヒータブレード脚(116B)の第 二端(122)および前記第一のヒータブレード脚(116B)の第一端の周囲 にセラミックハブ支持構造物を形成する電気絶縁体(300)を更に有する請求 の範囲第52項のヒータ。 59.前記支持ハブおよび前記ブレードが一体的である請求の範囲第52項乃至 第58項のいずれか一のヒータ。 60.前記接続区分(118)は加熱素子が加熱された時に熱膨張を補償するた めの自由端(118B)を更に有する請求の範囲第48項乃至第59項のいずれ か一のヒータ。 61.喫煙装置内に静止状態に配置され、前記ブレード(121)の前記接続区 分の自由端(118B)を受入れる通路(210)を形成する支持構造物(83 )を更に有する請求の範囲第60項のヒータ。 62.前記通路(210)が前記ヒータブレードの並進的な膨張および収縮を許 すようになされている請求の範囲第61項のヒータ。 63.前記の各通路内に設けられた枢支ピン(204)を有し、この枢支ピンは 組合されたヒータブレードの加熱時に前記接続区分の組合された自由端(118 B)が前記枢支ピンを中心として枢動して前記第一および第二のヒータブレード 脚(116A,B)を挿入されたシガレットに向けて内方へ偏倚させるようにし た請求の範囲第61項または第62項のヒータ。 64.前記第一のヒータブレード脚(116A)および第二のヒータブレード脚 (116B)の少なくとも一つがセラミック(300)で被覆されて強化および 電気絶縁されている請求の範囲第48項乃至第63項のいずれか一のヒータ。 65.前記第二のヒータブレード脚(116B)の前記セラミックに隣接した部 分が電気エネルギー源と電気的に接触するようになされている請求の範囲第64 項のヒータ。 66.前記ブレード(121)が挿入されたシガレットを摺動的に受入れるよう になされている請求の範囲第48項乃至第65項のいずれか一のヒータ。 67.前記第二のヒータブレード脚の第二端がステップ形状であり、このステッ プ形状が電気エネルギー源と電気的に接触するようになされた端区分(122C )を含む請求の範囲第48項乃至第66項のいずれか一のヒータ。 68.各ヒータブレード(121)の前記第一および第二のヒータブレード脚( 116A,B)が実質的に平行である請求の範囲第48項乃至第67項のいずれ か一のヒータ。 69.前記接続エッジが約160°乃至200°の弯曲を有する請求の範囲第4 8項乃至第68項のいずれか一のヒータ。 70.前記第一および第二のヒータブレード脚(116A,B)の少なくとも一 つのものの挿入されたシガレットに面した下面が前記ヒータブレード脚の横断方 向において実質的に非平面状である請求の範囲第48項乃至第69項のいずれか 一のヒータ。 71.前記下面が弯曲している請求の範囲第70項のヒータ。 72.前記下面がアングル状である請求の範囲第70項のヒータ。 73.前記の複数の電気抵抗ヒータブレード(121)がグループで設けられ、 グループ間のギャップ(133)が挿入されたシガレットに非加熱部分を与えて 喫煙後にシガレットの除去を容易ならしめる強度を提供するようになされている 請求の範囲第48項乃至第72項のいずれか一のヒータ。 74.前記第一および第二のヒータブレード脚(116A,B)の少なくとも一 つがじゃ紋岩形である請求の範囲第48項乃至第73項のいずれか一のヒータ。 75.前記第一および第二のブレード脚の両者がじゃ紋岩形であって、脚の間の 空隙がじゃ紋岩形となるように相互に平行である請求の範囲第74項のヒータ。 76.少なくとも一つのブレード(121,122)の少なくとも一端が前記の 少なくとも一つの脚の隣接する作用部分より幅広であり、前記脚の一端が前記脚 の作用部分より電流密度およびオーム加熱が低い請求の範囲第48項のヒータ。 77.前記接続区分(119)が穿孔されている請求の範囲第48項乃至第76 項のいずれか一のヒータ。 78.前記第一および第二のヒータブレード脚(116A,B)が挿入されたシ ガレットに向けて内方へ偏倚されている請求の範囲第48項乃至第77項のいず れか一のヒータ。 79.前記第一および第二のヒータブレード脚(116A,B)および前記接続 エッジが約100乃至約200μオーム・センチの抵抗を有する請求の範囲第4 8項乃至第78項のいずれか一のヒータ。 80.前記第一および第二のヒータブレード脚(116A,B)および前記接続 エッジが約50乃至約500μオーム・センチの抵抗を有する請求の範囲第48 項乃至第79項のいずれか一のヒータ。 81.前記第一および第二のヒータブレード脚(116A,B)および前記接続 エッジが約10乃至約50ジュールのパルスによって約0.2秒乃至約2.0秒 で約200℃乃至約1000℃の温度に達しうる請求の範囲第48項乃至第80 項のいずれか一のヒータ。 82.前記第一および第二の脚(116A,B)および前記接続エッジが約18 00乃至約10000パルスに対してこれらの温度までパルス付勢されうる請求 の範囲第81項のヒータ。 83.前記第一および第二のヒータブレード脚(116A,B)を分離するギャ ップ(125)は組合されたヒータブレードの第一および第二のヒータブレード 脚の各々から挿入されたタバコの前記ギャップの下に位置する部分への累積輻射 加熱を最大ならしめる寸法になされている請求の範囲第48項のヒータ。 84.前記第一および第二のヒータブレード脚(116A,B)および前記接続 エッジ区分が鉄アルミナイド(iron aluminides)およびニッケルアルミナイド (nickel aluminides)からなる群から選択された電気抵抗材料を含む請求の範 囲第48項乃至第83項のいずれか一のヒータ。 85.請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか一によるシガレットとライターと を備え、前記ライターはヒータブレードを受入れる容器を形成する複数の抵抗ヒ ータブレードを有し、前記ブレードは前記シガレットが前記容器に挿入される時 に前記タバコプラグに少なくとも部分的に重なるようにした電気喫煙装置。 86.ヒータブレードが前記タバコプラグの長さに沿って延びて前記非充填空間 に部分的に重なる請求の範囲第85項の電気喫煙装置。 87.ライターが請求の範囲第48項乃至第84項のいずれか一のヒータを有す る請求の範囲第85項または第86項の電気喫煙装置。
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