JPH11502050A - マルチブラシ式ステアリングホイール用コミュテータ - Google Patents

マルチブラシ式ステアリングホイール用コミュテータ

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JPH11502050A
JPH11502050A JP8525002A JP52500296A JPH11502050A JP H11502050 A JPH11502050 A JP H11502050A JP 8525002 A JP8525002 A JP 8525002A JP 52500296 A JP52500296 A JP 52500296A JP H11502050 A JPH11502050 A JP H11502050A
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plates
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JP8525002A
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マイケル アール コールンカー
ドラーガン ボゴヴィカン
ラヴァーン アール ニューマン
パヴェル ブーク
ポール アール チャンドラー
Original Assignee
ユナイテッド テクノロジーズ オートモーティヴ インコーポレイテッド
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    • H01R35/04Turnable line connectors with limited rotation angle with frictional contact members
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
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Abstract

(57)【要約】 乗物のステアリングホイールシステムに特に有用な改良された電気的コミュテータは、ワイヤブラシ又はフィンガの組を第1プレートに備えている。ワイヤブラシ又はフィンガは、第2プレートの複数の同一平面リングに接触する。これら2つのプレートは、互いに回転する。ワイヤブラシ又はフィンガは、上記組のいずれかが短絡するおそれを減少する。いずれかのワイヤが曲がったり、折れたり或いは関連接触リングとの接触状態から外れたりしたときにも、他のワイヤの少なくとも幾つかが接触状態に保たれる。更に、接触リングの各々には複数組のワイヤブラシ又はフィンガが組み合わされ、これも、回路がそのままに保たれる可能性を高める。他の特徴において、上記複数の組は、周囲方向に離間された組が両方向に対向するように取り付けられる。このように、ホイールが時計方向に回転されても反時計方向に回転されても、回転に対する抵抗、即ち電気的通信の室に差がない。

Description

【発明の詳細な説明】 マルチブラシ式ステアリングホイール用コミュテータ発明の分野 本発明は、1995年2月17日に出願された米国特許出願第08/390, 034号の一部継続出願である。本発明は、2つの相対的に回転する部品に使用 するための電気的コミュテータの改良に係る。先行技術の説明 従来、互いに回転する2つの部品間に電気的な通信を転送するために回転型の 電気的コミュテータが使用されている。1つの通常の用途では、ステアリングホ イールと固定のステアリングカラムとの間の電気的通信が多数の形式のコミュテ ータの1つにより与えられている。ステアリングホイールは、固定のステアリン グカラムに対し多数の回転を経て回転しなければならないので、相対的な回転を 受け入れられるようにステアリングホイールと固定のステアリングカラムとの間 に電気的信号を通信する何らかの方法が必要とされる。 1つの標準的なステアリングホイールの電気的コミュテータにおいては、ワイ ヤリボンが回転部材を固定部材の接続部に物理的に接続する。ワイヤリボンは、 多数の完全な相対的な回転を許すようにコイル状にされる。公知のワイヤリボン は、各方向に固定のステアリングカラムに対してステアリングホイールを約3. 5回転させることができる。これは充分な回転であるが、ワイヤリボン型接続に は幾つかの欠点がある。 先ず第1に、ワイヤリボンは、いかなる軸方向空間においても2つ以上の接続 部の使用を許さない。従って、ステアリングホイールから固定のステアリングカ ラムへ転送しなければならない電気的通信の数が増加するにつれて、ワイヤリボ ンを使用するコミュテータに必要とされる軸方向の長さも急激に増加する。近代 的な乗物のステアリングシステムは、ステアリングホイールと固定のステアリン グカラムとの間に多数の個別の電気的信号を通信しなければならない。例えば、 ステアリングホイールは、現在、航行制御器、エアバッグシステム及び警笛から の信号を搬送しなければならない。更に、ラジオ又はライト用の他の制御器も、 ステアリングホイールに組み込まれる。従って、回転するステアリングホイール と固定のステアリングカラムとの間に多数の電気的信号を確実に通信する電気的 コミュテータが必要とされる。比較的大きなワイヤリボンは、全ての必要な信号 を通信するために多量の軸方向スペースを必要とする。 自動車環境においては、必要なスペースを最小にすることが要求される。従っ て、ワイヤリボンコミュテータは、大きな軸方向スペースを必要とするために、 その用途が制限される。 更に、ワイヤリボンは、受け入れられる量の相対的な回転を与えることができ るが、これは、回転部材と固定部材との間にワイヤリボンが正確に取り付けられ たときだけである。即ち、ワイヤリボンは、回転部材と非回転部材との間に正確 に取り付けられたときだけ、時計方向又は反時計方向に3.5回転を与えること ができる。ワイヤリボンが不適切に取り付けられると、例えば、第1の方向には 6回転できるが、他の方向には1回転しかできないことになる。これは、当然、 望ましからぬことである。 他の主たる形式のステアリングホイールコミュテータは、固定部材のリングに 沿って回転部材と共に回転する単一接続点である。このようなコミュテータは、 ワイヤリボンの正確な位置設定を必要とせず、又、多量の軸方向スペースも必要 としない。しかしながら、単一接触点のロータリコミュテータは、常に必要とさ れるようには動作しない。例えば、単一の接触点がリングとの接触を断つか又は 曲がった場合に、回転部材と固定部材との間の電気的通信がもはや生じない。 公知の単一接触点では、接触点又はリングに汚れや埃が付くと、接触点がリン グとの電気的通信を断つことになる。加えて、単一接触点の場合、リング上の半 径方向位置にスクラッチやこぶが生じた場合に、電気的接触点がリングとの接触 から外れ、電気回路が切断される。又、接続部に振動が生じると、単一電気的接 触点はリングとの接触から外れることになる。これは、当然、望ましからぬこと である。 傾斜リングに接触保持された多数のワイヤを使用する1つのシステムが提案さ れている。このシステムは、多数の信号を送信することができず、又、不当な軸 方向スペースを必要とする。 同様に、公知の単一接触点は、他のリングに向かってある角度で延びる。時計 方向の角度方向は、反時計方向の回転に対して大きな抵抗を生じ、そしてその逆 のことも言える。又、電気的接続の完全性が時計方向と反時計方向とで異なる。発明の要旨 ここに開示する本発明の実施形態では、電気的コミュテータは、非回転プレー トと回転プレートを備えている。これらのプレートの一方には、複数の半径方向 に離間された同一平面の電気接触部材が設けられる。複数の電気接触部材の各々 は、接触リングに個々に接触し、回転プレートと非回転プレートとの間に電気的 通信を与える。複数の半径方向に離間された同一平面接触リングによって多数の 回路が形成される。複数の電気接触部材の1つが曲がったり折れたりした場合に も、他の電気接触部材が電気回路を形成する。更に、接触リングにこぶやスクラ ッチや他の不連続部が生じた場合には、複数の電気的接触部材の幾つかの接触が 外れるが、他の接触部材は、このような不連続部のない半径方向位置にある。こ れらの他の接触部材は、リングと接触したままであり、電気回路をそのまま保持 する。 本発明の好ましい実施形態では、回転プレート及び非回転プレートの一方に固 定された接触タブに溶接された10本の個々のワイヤを含むワイヤブラシにより 複数の電気接触部材が形成される。この単一の接触タブは、公知の複数のワイヤ よりも確実な接続を与える。他の本数のワイヤも使用できるが、個別の電気接続 の数を増加するために5本より多数のワイヤを使用するのが好ましい。好ましい 実施形態では、接触部材を含まないプレートは、そのプレートの周囲全体に延び る多数の同一平面の電気的接触リングを備えている。従って、複数の接触部材が 完全な1回転にわたって回転するが、各回転を通して接触リングに接触したまま である。複数の接触部材がリングに沿って回転し続けることができるので、回転 の数に制限はない。他の好ましい実施形態では、型抜きされた導電性部材の接触 タブに、電気的接続を与える一体的フィンガが形成される。 本発明の他の好ましい特徴においては、複数組の複数の接触部材が上記接触リ ングの各々に組み合わされる。例えば、1つの接触リングは、180°離間され た2つの位置に複数の接触部材の組を有する。更に重要な機能として、接触部材 の組の数を増加して、それらが90°ごとに又は更に頻繁に配置されるようにす るのが望ましい。接触部材の組の数が大きいほど、開路のおそれが少なくなる。 本発明の更に好ましい実施形態では、ワイヤブラシ又はフィンガが、一方のプ レートから、他方のプレートに真に垂直でない角度で延びる。従って、ワイヤブ ラシは、非垂直角度で関連接触リングに接近する。ワイヤは、小さなスプリング 力で接触リングに対して維持されるのが好ましい。1つの実施形態においては、 ワイヤブラシ又はフィンガの端が、その関連接触リングと接触するように、角度 付けされた部分に対して垂直に曲げられる。別の実施形態では、ブラシ又はフィ ンガの端が接触リングに接触し、次いで、接触リングから離れるように上方に曲 げられる。 本発明の最も好ましい実施形態では、角度付けされたワイヤブラシ又はフィン ガは、ブラシ又はフィンガの組の少なくともあるものが、ブラシ又はフィンガの 組の他のものとは異なる方向に延びるように取り付けられる。即ち、接触リング の1つに関連したブラシ又はフィンガの第1組は、そのプレートから反時計方向 に延びるが、その同じ接触リングに関連したブラシの組の別のものは、そのプレ ートから時計方向に延びる。このように、ブラシ又はフィンガは、2つのプレー トが反時計方向に回転するか又は時計方向に回転するかに関わりなく良好な電気 的接触を与えるように適切に配置される。 本発明の最も好ましい実施形態では、接触リングは、プレートに挿入モールド される。更に、ブラシは、好ましくは、取付タブに溶接され、次いで、これらの タブは、関連するプレートに接続される。ワイヤ又はフィンガは、好ましくは、 良好な導電特性及びスプリング特性の両方を有する金属で形成される。本発明の 最も好ましい実施形態では、ブラシ又はフィンガを受け入れるプレートは、ブラ シ又はフィンガの組の間に電気的通信を与えるためにブラシの多数の組の各々の 間に延びるリングも備えている。既知の電気的接触は、各プレートからそれに関 連した行先へと延びる。 本発明のこれら及び他の特徴は、添付図面を参照した以下の詳細な説明から明 らかとなろう。図面の簡単な説明 図1は、本発明によるステアリングホイールシステムの斜視図である。 図2は、図1の2−2線に沿った本発明による電気的コミュテータの断面図で ある。 図3は、本発明に組み込まれる第1プレートの平面図である。 図4は、本発明の第2プレートの平面図である。 図5は、本発明による電気ブラシの接続を示す図である。 図6は、ワイヤブラシの第1の実施形態の側面図である。 図7は、図6の7−7線に沿った図である。 図8は、ワイヤブラシの第2の実施形態を示す側面図である。 図9は、ワイヤブラシの別の実施形態を示す図である。好ましい実施形態の詳細な説明 図1は、ステアリングホイール22を組み込んだ乗物のステアリングシステム 20を概略的に示す。図示されたように、ステアリングホイールに組み合わされ たパネル23は、多数の電気信号ボタン及びエアバッグシステムを備えている。 良く知られたように、ここに24で概略的に示すステアリングホイールシステム の一部分は、ステアリングホイールと共に回転するが、ステアリングカラム25 は固定に保持される。回転プレート27及び固定プレート29を含む電気的コミ ュテータ28が概略的に示されている。この電気的コミュテータ28は、ステア リングホイール22に関連した電気スイッチ及び部品と乗物の制御装置との間に 電気信号を通信できるようにする。 図2に示すように、プレート27は、該プレートを固定プレート29に対して 回転する回転部材に取り付けるためのシャフトを受け入れる穴30と、プレート 27及び29を互いに接近保持するためのタブ31とを組み込んでいる。複数の 同一平面接触リング32、34、35及び36がプレート29に形成され、その 各々には個別の電気回路が組み合わされる。例えば、リング32は、乗物の警笛 が組み合わされ、リング34は、エアバッグが組み合わされ、そしてリング36 は、航行制御器が組み合わされる。本発明の実際の用途は、5つ以上の回路を含 むことができるが、簡単化のために、4つの回路だけが図示されている。電気的 接続部38は、リング32、34及び36からステアリングホイール22の関連 する接続部へと延びる。 本発明は、一方のプレート27から他方のプレート29へと延びる複数の組の 電気接続部40を備えている。これら電気接続部40は、回転プレート27から 非回転プレート29へ延びるように示されているが、電気接続部40を非回転プ レート上に取り付け、そして同一平面リング32、34及び36を回転プレート に取り付けてもよいことを理解されたい。 以下に述べるように、電気接続部40は、ワイヤブラシ又はフィンガを含むの が好ましい。1つの実施形態においては、5本以上のワイヤが、各ブラシに横に 並んで整列され、半径方向外方に延びる。更に好ましくは、1つのブラシに10 本以上のワイヤが設けられる。ブラシのワイヤの1つが曲がったり折れたりして も、他のワイヤが電気回路を形成する。これは、電気的コミュテータの故障率を 大幅に低減する。例えば、公知の1接触点システムにおいて、千分の1の故障率 があった場合には、各々千分の1の故障率を有する10個の接触部の使用は故障 率を最終的に小さな数値に減少することになろう。 又、図2に示すように、壁41は、プレート29に一体成形され、同一平面接 触リング間に分離を与える。この場合も、簡単化のために、壁41が各リング間 に図示されていないが、各々の接触リング間に使用することができる。 図3に示すように、プレート27は、ブラシ取付タブ位置44の組の間に延び るリング42を組み込んでいる。各ブラシ取付タブ44は、ワイヤブラシの組4 0の1つを取り付ける。図示されたように、リング42は、41で示すように、 周囲方向に180°離間された2つの位置のみでブラシ40の組を取り付けるこ とができる。しかしながら、他のリング42は、それより多数のブラシ40の組 を有してもよい。図示された他のリングにおいては、各90°増分でブラシ40 の組が取り付けられる。通常、エアバッグ接続のような更に重要な機能について は、付加的な組が使用される。 又、図示されたように、リング42の1つに関連して43及び47で示された 接続部は、互いに向き合っている。以下に述べるように、ワイヤブラシ40は、 プレート27からプレート29に向かってある角度で延びる。ブラシの組43及 び47が互いに向かい合うときは、回転が時計方向であるか反時計方向であるか に関わりなくその組の一方が回転に対してある角度にされる。従って、ある方向 の回転の方が他の方向の回転よりも抵抗が大きいということはない。電気的接続 の信頼性は、時計方向の回転と反時計方向の回転との間で相違しない。 図4は、接触リングを有するプレート29を示す平面図である。図示されたよ うに、リング32、34、35及び36は、プレート29の周囲全体にわたって 延びている。更に、図示されたように、接続部分38は、プレートを貫通して延 び、他の電気的部材に接続されて、電気的通信を与える。接続部分38と残りの 電気的部分との間の接続の細部、並びにシステムの他の電気的部分の細部は、こ の技術で良く知られており、本発明の部分を形成しない。又、リングは同一平面 であるから、限定された軸方向スペースに多数のリングを配置できる。 図示されたように、プレート29には、多数の半径方向に離間された同一平面 の接触リングを形成することができる。接触リング45は、プレート29の最も 内側の半径方向部分においてリング32、34、35及び36の各々から半径方 向内方に若干離間されて示されている。簡単化のために、図2には少数のリング しか示されていないが、図4は、小さな軸方向スペースにおいて本発明のコミュ テータ28を経て多数の電気回路に通信できることを示している。 図5は、明瞭化のためにプレート27を除去してワイヤブラシ接続部において 下方を見た図である。図5に示すように、ブラシ取付タブ44は、1組の細いワ イヤ40を取り付けている。これらワイヤは、回転軸に対して半径方向外方に延 びる方向に互いに横に並んで取り付けられる。一方のプレートが回転すると、ワ イヤはリング36に沿ってスライドし、電気回路を維持する。個々のワイヤ本数 が多いほど、付加的な個別の接続が与えられることにより、接続全体の信頼性が 高められる。単一のタブ44を用いてリングへ接続することは、多数の個々のワ イヤを接続する公知の使用よりも確実な接続が与えられる。 図6に示すように、第1の実施形態では、ワイヤブラシの組40は、プレート 29に対して垂直ではない角度で延びるワイヤ46を備えている。このワイヤブ ラシ46は、2つの溶接点47においてタブ44に溶接される。屈曲部分49は リング29との接触部分である。図示されたように、ワイヤブラシの接触部分 49は、プレート29の接触リング36に沿って移動する。プレート27及び2 9は、軸方向に充分接近して取り付けられ、接触部分49は、小さなスプリング バイアス力によりリング36と接触保持され、良好な電気的接続を確立すること を理解されたい。 図7は、図6の7−7線に沿った図である。図示されたように、ワイヤブラシ の組40は、47においてタブ44に溶接された上部46aを備えている。ワイ ヤブラシの組40には、内実の上部46aを形成できると共に、複数の個別のワ イヤ端46bを接触端に形成することができる。複数のワイヤ端46bは、ブラ シ端のいずれかが接触リング36との接触状態から外れても、他のブラシ端が接 触状態に保たれるようにする。図示されたように、接触リング36の特定の半径 方向部分に不連続部36dがあると、ワイヤ端46bの最も左の2つが接触リン グ36との接触状態から外れる。しかしながら、他のワイヤ端46bが接触リン グ36と接触状態に保持される。単一接触部材のコミュテータにおいては、単一 部材の接触が外れると、開路となる。特定のワイヤブラシが図示されているが、 内実の上部46aを複数の完全に個別のワイヤ部分46bと置き換えられること も理解されたい。 図8は、ワイヤブラシ54がプレート29に対してある角度で端56まで延び そしてこの端56が垂直に延びるように曲げられてリング36に接触するような 別の実施形態52を示している。この場合も、小さなスプリングバイアス力が端 56をリング36と接触状態に維持する。 更に別の実施形態60が図9に示されている。この更に別の実施形態60にお いては、タブに溶接された複数のワイヤを用いるのではなく、接触部材60は、 単一の金属部片から型抜きされる。中央のタブ部分62は回転プレートに接続さ れ、そして複数のフィンガ64が単一の金属部片から個々に型抜きされて、タブ 62から延びる。図9に特に示された実施形態では、フィンガ64は、中央のタ ブ62からある角度で両方向に延びる。 好ましい実施形態では、プレート27及び29は非導電性材料で形成される。 リング32、34、36及び42は、これらのプレートに挿入モールドされる。 これらプレートから離れるように延びる電気的接続部は、適当な接続部又はター ミナルを有する。回転又は固定プレート27、29のいずれかは、多機能スイッ チ又はハウジングのような別の組立体の一部分であってもよい。更に、プレート 27、29のいずれか又は両方が回転プレートであってもよい。 回転プレートは、PTFEのような自己潤滑材料で形成される。プレート上に 形成される回路材料は、銅の積層体を有する既知の基体材料である。このような 材料の1つは、2オンスの銅の積層体を有するFR−4基体である。銅のトレー スに5マイクロインチのニッケルが電気メッキされて、30マイクロインチのロ ジウムのためのベースが形成され、このロジウムは、最終仕上げのためにニッケ ル上にメッキされる。回路間隔は、各接触リング間に設計上の最小値を有する。 1つの実施形態では、最小回路間隔が0.635mmであると分かった。所要の 間隔を決定するために、絶縁耐圧強度テストが要求される。このようなテストに おいては、DC440ボルトが1秒間印加される。隣接回路の絶縁耐圧強度は、 室温において漏れが500マイクロアンペアを越えてはならない。このテストに パスした場合には、最小間隔が充分に与えられると判断することができる。プレ ートの基板厚みは、0.020ないし0.250インチであるのが好ましい。既 知の格子基板は、通常、約0.01625インチ(1/16インチ)の厚みを有 する。リングの巾は、公称量の刻み目を受け入れても依然機能できるほど充分で なければならない。同時に、回路の巾は、各接触リングに必要な半径方向のスペ ースを増加し、従って、1つの用途に使用できる接触リングの数を減少する。Z ワイヤ又はメッキされたスルーホール接続を使用することもできる。これらは、 既知の形式の電気的接続であり、当業者に馴染み深いものである。基板材料は、 多数の既知のベース材料の1つでよい。例えば、既知のベース材料は、フェノー ル樹脂含浸ペーパ、アクリルポリエステル含浸ランダムガラスマット、エポキシ 含浸ペーパ、又はエポキシ含浸ファイバガラスクロースを含む。又、銅の回路ト レースをテフロン上に直接付着する技術も最近開発されている。これは、プレー トを形成する有用な方法である。マルチフィンガ部材の材料は、銅、貴金属合金 及びバイメタルを含む3つの主たるグループから選択できる。接触部として使用 するように示唆される銅合金は、ベリリウム銅、ニッケル銀、燐青銅及びプフィ ノダル(pfinodal)材料である。貴金属合金は、パラジウム−銀−白金合金、又は パラジウム−銀−白金−金合金を含む。バイメタルは、貴金属合金の性能効果を 有する低コストの銅合金の組合せを含む。1つの例は、プフィノダルと、パラジ ウム−銀−白金の組合せである。プフィノダルはベース金属であり、そしてパラ ジウム−銀−白金は、貴金属の外面を形成する。又、接触リングが表面に直接的 に氷衣するのを防止するために一方のプレート内に加熱素子を設けるのが有効で あることも考えられる。 本発明の好ましい実施形態を以上に説明したが、当業者であれば、本発明の範 囲内に入る多数の変更が明らかであろう。従って、本発明の真の精神及び範囲は 請求の範囲に規定されるものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),JP (72)発明者 ボゴヴィカン ドラーガン アメリカ合衆国 ミシガン州 48312 ス ターリング ハイツ ブリース コート 12215 (72)発明者 ニューマン ラヴァーン アール アメリカ合衆国 ミシガン州 48075 サ ウスフィールド グリーンヴィュー ロー ド 21494 (72)発明者 ブーク パヴェル アメリカ合衆国 ミシガン州 48035 ク リントン タウンシップ フォールマン 16877 (72)発明者 チャンドラー ポール アール アメリカ合衆国 ミシガン州 48176 サ リーン グリーンヒルズ 7120

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1プレートと、これに対向する第2プレートとを備え、これら第1及び第 2プレートは、相対的回転軸の周りで互いに回転するように取り付けられ、 上記第1及び第2プレートの一方は、上記軸の周りを周囲方向に各々延びる 複数の同一平面の電気的接触リングを有し、上記第1及び第2プレートの他方は 、電気的接触部材の組を有し、各組は、上記他方のプレートから延びる横に並ん で整列された複数の電気的接触部材を備え、そして上記各組は、上記電気的接触 リングの1つと接触するように延び、上記複数の電気的接触部材は、上記組のい ずれかと上記同一平面の電気的接触リングとの間の切断のおそれを減少すること を特徴とする回転型電気的コミュテータ。 2.上記複数の電気的接触部材は、複数のワイヤを含む請求項1に記載の電気的 コミュテータ。 3.上記複数のワイヤの複数の組が、上記接触リングの少なくとも1つと接触し て、周囲方向に離間された位置に設けられる請求項2に記載の電気的コミュテー タ。 4.上記複数の接触リングの少なくとも1つは、上記複数の接触リングの他のも のよりも多数の上記組に接触する請求項3に記載の電気的コミュテータ。 5.上記組の各々の複数のワイヤは、一般的に半径方向外方に横に並んだ関係に 整列されたワイヤを含む請求項3に記載の電気的コミュテータ。 6.上記ワイヤは、上記軸に対し非平行な角度で延びる請求項3に記載の電気的 コミュテータ。 7.上記ワイヤブラシの上記周囲方向に離間された組の少なくともあるのもは互 いに向かってある角度で延び、上記ワイヤブラシの第1の組は、上記プレートの 上記他方から反時計方向に延び、そして上記第1の組から周囲方向に離間された 上記ワイヤブラシの第2の組は、上記プレートの上記他方から時計方向に延びる 請求項6に記載の電気的コミュテータ。 8.上記ワイヤは、上記プレートの上記他方から端部へとある角度で延び、該端 部は、上記軸に一般的に平行に上記プレートの上記一方に向かって延びて上記接 触リングに接触する請求項6に記載の電気的コミュテータ。 9.上記ワイヤは、上記プレートの上記一方に直接接触するように上記角度で延 び、そして上記ワイヤブラシの端は、上記プレートの上記一方からある角度で軸 方向に離れるように延びる請求項6に記載の電気的コミュテータ。 10.接触リングは、上記電気的ブラシの関連する組の間に電気的通信を与える請 求項3に記載の電気的コミュテータ。 11.上記ワイヤブラシは取付タブに溶接され、この取付タブは上記プレートの上 記他方に固定される請求項2に記載の電気的コミュテータ。 12.上記電気的コミュテータは、乗物のステアリングホイールに使用される請求 項1に記載の電気的コミュテータ。 13.上記プレートの上記一方は、プラスチック材料で形成され、そして上記接触 リングは、このプラスチック材料に挿入モールドされる請求項1に記載の電気的 コミュテータ。 14.上記プレートの上記一方には壁が形成されて、上記プレートの他方に向かっ て上記同一平面の電気的接触リング間に延び、上記複数の同一平面の電気的接触 リング間に分離を与える請求項1に記載の電気的コミュテータ。 15.上記複数の上記電気的接触部材は、単一の型抜きされた金属部片で形成され 、この単一の型抜きされた金属部片は、上記プレートの上記他方に固定されるタ ブ部分を有し、そして複数の個々の金属フィンガがこのタブから上記同一平面の 電気的接触リングと接触するように延びている請求項1に記載の電気的コミュテ ータ。 16.上記フィンガは、上記タブから両周囲方向に延びる請求項15に記載の電気 的コミュテータ。 17.乗物を操向するためのステアリングホイールであって、このステアリングホ イールと共に回転するように取り付けられた電気部品を含むステアリングホイー ルと、 上記ステアリングホイールと共に回転するように取り付けられた第1プレー トであって、上記ステアリングホイールの部品からの電気的通信が延びてくると ころの第1プレートと、 上記第1プレートに対向して取り付けられ、上記第1プレートに対して固定 された第2プレートであって、上記第1プレートが上記ステアリングホイールと 共にこの第2プレートに対して中心軸の周りで回転するような第2プレートとを 備え、 上記第1及び第2プレートの一方には、上記軸の周りを周囲方向に延びる複 数の接触リングが設けられ、上記第1及び第2プレートの他方には、接触部材の 組が設けられ、これら複数の電気的接触部材には単一のタブが接続され、この単 一のタブは、上記第1及び第2プレートの上記他方に固定され、上記接触部材の 各組は、複数の電気的接触部材を含み、上記組の少なくとも1つは、接触リング の各々に接触され、上記複数の電気的接触部材は、上記組のいずれかが上記第1 と第2のプレート間の電気的通信を失うおそれを減少することを特徴とする乗物 の電気通信システム。 18.上記回転する第1プレートには、上記電気的接触部材が設けられる請求項1 7に記載の乗物システム。 19.上記複数の接触部材は、一般的に半径方向外方に横に並んだ関係で整列され た複数のワイヤを含む請求項17に記載の乗物システム。 20.上記ワイヤは、上記軸に対して非平行に上記プレートの上記一方に向かって ある角度で延びる請求項19に記載の乗物システム。 21.上記ワイヤブラシの上記周囲方向に離間された組の少なくともあるものは、 互いに向かってある角度で延び、上記ワイヤブラシの第1の組は、上記プレート の上記他方から反時計方向に延び、そして上記第1の組から周囲方向に離間され たワイヤブラシの第2の組は、上記プレートの上記他方から時計方向に延びる請 求項20に記載の乗物システム。 22.上記ワイヤは、上記プレートの上記他方から端部へとある角度で延び、該端 部は、上記軸に一般的に平行に上記プレートの上記一方に向かって延びて、上記 接触リングに接触する請求項20に記載の乗物システム。 23.上記ワイヤは、上記プレートの上記一方に直接接触するように上記角度で延 び、そして上記ワイヤブラシの端は、上記プレートの上記一方からある角度で軸 方向に離れるように延びる請求項20に記載の乗物システム。 24.上記接触リングは、フラットで且つ同一平面である請求項17に記載の乗物 システム。 25.上記プレートの上記一方から上記プレートの上記他方に向かって壁が延びて おり、該壁は、上記同一平面の接触リング間にある請求項24に記載の乗物シス テム。 26.上記接触部材の組は、上記プレートの上記他方に固定された単一のタブを含 み、このタブから上記接触リングに接触するように複数の一体的な金属フィンガ が延びている請求項17に記載の乗物システム。 27.上記フィンガは、上記プレートの上記一方に向かってある角度で両周囲方向 に上記タブから延びる請求項26に記載の乗物システム。
JP8525002A 1995-02-17 1996-02-05 マルチブラシ式ステアリングホイール用コミュテータ Pending JPH11502050A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US39003495A 1995-02-17 1995-02-17
US08/390,034 1995-02-17
US08/435,869 1995-05-04
US08/435,869 US6007344A (en) 1995-02-17 1995-05-04 Multiple brush steering wheel commutator
PCT/US1996/001625 WO1996025777A1 (en) 1995-02-17 1996-02-05 Multiple brush steering wheel commutator

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Publication Number Publication Date
JPH11502050A true JPH11502050A (ja) 1999-02-16

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JP8525002A Pending JPH11502050A (ja) 1995-02-17 1996-02-05 マルチブラシ式ステアリングホイール用コミュテータ

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EP (1) EP0809873B1 (ja)
JP (1) JPH11502050A (ja)
DE (1) DE69604156T2 (ja)
WO (1) WO1996025777A1 (ja)

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Publication number Publication date
DE69604156D1 (de) 1999-10-14
EP0809873B1 (en) 1999-09-08
DE69604156T2 (de) 2000-03-09
EP0809873A1 (en) 1997-12-03
WO1996025777A1 (en) 1996-08-22

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