JPH1150056A - コークス炉のコック開度制御方法 - Google Patents

コークス炉のコック開度制御方法

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JPH1150056A
JPH1150056A JP22063997A JP22063997A JPH1150056A JP H1150056 A JPH1150056 A JP H1150056A JP 22063997 A JP22063997 A JP 22063997A JP 22063997 A JP22063997 A JP 22063997A JP H1150056 A JPH1150056 A JP H1150056A
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JP
Japan
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cock
flow rate
opening
fuel gas
flow
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Application number
JP22063997A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Kiyoshi
英典 木吉
Yasutaka Shihara
康孝 紫原
Yuuji Ishiharaguchi
裕二 石原口
Keihachiro Tanaka
啓八郎 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炉団流量や分配管圧力などの変動の影響を受
けることなく、各々の燃焼室で必要とする燃料ガス流量
や空気流量を必要充分な精度で燃焼室に供給することの
可能なコークス炉のコック開度制御方法を提供する。 【解決手段】 予め計測して、求めた燃料ガスコック2
5の開度流量特性を用いて求めたコック開度φiに対応
するコック流量比Piと炉団平均燃料ガス流量から炉団
の平均的なコック毎最大流量Fmax,MEを計算し、
コック毎最大流量Fmax,MEと分配管圧力及び燃焼
室内圧力との関係から炉団の平均的なコック流量係数K
MEを適応修正し、適応修正された設定流量係数KSV
と分配管設定圧力及び燃焼室設定圧力からコック毎設定
最大流量Fmax,SVを求め、コック毎設定最大流量
Fmax,SVに基づいて、コック設定流量Fi,SV
を開度流量特性を用いて設定開度φi,SVに変換して
決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭化室と燃焼室と
が複数列配列されたコークス炉のコック開度制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般にコークス炉は、炉幅方向に交互に
複数列配列され炭化室(以後、単に窯と呼ぶこともあ
る)と燃焼室との対で1つの炉を形成し、通常は50〜
100個の炉が集まって1つの炉団を構成している。燃
焼室は炉壁(レンガ壁)を介して炭化室と隣接し、炉長
方向に20〜30個に仕切られており、各々の小燃焼室
の底部は蓄熱室に通じている。各々の小燃焼室には、燃
料ガスコックと空気コックで流量調整された燃料ガスと
空気がそれぞれの予熱用蓄熱室で予熱されて供給され、
これらの燃焼によって炉壁を通じて両側の炭化室が加熱
され、石炭の乾留が行われる。そして各々の小燃焼室で
生成した排ガスは熱回収用蓄熱室に引き落とされて熱回
収され、水平煙道に排出され、煙道に集合されて煙突か
ら大気に排出される。そして予熱用蓄熱室を「立ち
側」、熱回収用蓄熱室を「引き側」と称し、立ち側と引
き側は燃焼サイクル(30分の制御周期)で交互に切り
替えられる。
【0003】ところで、コークス炉では多数の窯を用い
て大量の石炭を乾留するので、乾留時間は窯間でほぼ同
一時間になることが望まれ、このために各々の燃焼室に
供給される燃料ガスと空気の流量がそれぞれのコックを
用いて調整される。したがって、仮にコックの開度調整
が適正であれば、必要最少限の乾留時間と燃料ガス流量
で所期のコークスを得ることができる。しかし実際に
は、多数のコック間で開度調整にばらつきがあり、この
ため石炭の乾留が目標通りに行われず、各窯の乾留時間
が異なり、全ての窯の石炭が乾留するまで燃焼を継続す
る必要があり、無駄な燃料ガスを消費せざるを得ないこ
とになる。そこで乾留時間を窯間でほぼ同一時間にする
ため、従来より、熟練作業者が窯間での乾留時間を判定
し、経験に基づいて試行錯誤的に幾度も燃料ガスコック
や空気コックの開度調整を繰り返しているのが実情であ
る。また、コック開度の調整方法として、例えば特開昭
60−31589号公報や特開昭63−248888号
公報には、コックの開度と流量との関係(以後、単に開
度流量特性と称す)を線形近似して固定し、実績乾留時
間を目標乾留時間に保持するコック変更流量より変更開
度を算出する方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では熟練作業者が必要であるし、各燃焼室で必要と
する燃料ガス流量や空気流量が変わる度に手間のかかる
調整を幾度も繰り返さなければならず、最適な炉操業に
は縁遠いものである。また公開されている従来のコック
開度調整技術は、開度流量特性を線形近似して固定して
用いているが、開度流量特性は炉団への燃料ガス及び空
気流量や分配管圧力などの変動によって影響を受け、そ
の特性が変化するため、望ましい流量調整性能が得られ
ていないのが実情である。本発明はかかる事情に鑑みて
なされたもので、炉団への燃料ガス及び空気流量や分配
管圧力などの変動の影響を受けることなく、各々の燃焼
室で必要とする燃料ガス流量や空気流量を必要充分な精
度で燃焼室に供給することの可能なコークス炉のコック
開度制御方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のコークス炉のコック開度制御方法は、石炭を装入
して乾留する炭化室と該炭化室を両側から加熱するため
の燃焼室とを炉幅方向に交互に複数列備え、各々の該燃
焼室に燃料ガスと空気を供給する流路、該流路に各々の
該燃焼室に供給する前記燃料ガスと空気の流量を調整す
る燃料ガスコックと空気コック及び各々の前記燃焼室か
ら排出された排ガスを通す水平煙道を有するコークス炉
のコック開度制御方法において、以下の手順を有する。 手順1:前記燃料ガスコックの開度と流量との関係を予
め計測して、最大開度と最大流量を用いて正規化した開
度流量特性を設定する。 手順2:前記開度流量特性を用いて求めたコック開度に
対応するコック流量比と炉団平均流量から炉団の平均的
なコック毎最大流量を計算する。 手順3:前記炉団の平均的なコック毎最大流量と分配管
圧力及び燃焼室内圧力との関係から炉団の平均的なコッ
ク流量係数を適応修正する。 手順4:該適応修正された設定流量係数と分配管設定圧
力及び燃焼室内設定圧力からコック毎設定最大流量を求
める。 手順5:前記コック毎設定最大流量に基づいて、コック
設定流量を設定流量比に変換する。 手順6:前記設定流量比に基づいて、前記開度流量特性
を用いて設定開度に変換する。 請求項2記載のコークス炉のコック開度制御方法は、請
求項1記載のコークス炉のコック開度制御方法におい
て、前記空気コックの開度制御においても、前記手順1
〜手順6と同様の手順を有する。
【0006】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係るコークス炉のコック開度制御方法を適用するコ
ークス炉の主要部の外観図、図2は同コークス炉の流路
主要部の構成図、図3は同コークス炉のコック開度制御
方法におけるコック開度制御系の構造を示すブロック図
である。
【0007】以下、本発明を図1〜図3に基づき具体的
に説明する。図1においてはコークス炉10の内部構造
がわかるように部分的に断面が示されている。図1を参
照すると、石炭が装入される炭化室11と、この炭化室
11を両側から加熱するための燃焼室12とはZ軸方向
(炉幅方向)に交互に配置されており、各々多数設けら
れている。炭化室11の下方には蓄熱室13が設けられ
ており、蓄熱室13は供給される燃料ガスと空気を燃焼
室12に導くと共に、燃焼によって発生した排ガスを集
合煙道14a、14bに導く。したがって高温の排ガス
が通過する蓄熱室13はそれによって加熱され、熱を蓄
積するので、燃焼室12に導かれる燃料ガスと空気は、
予め蓄熱室13内で温められ、燃焼し易くなる。なお、
この実施の形態では、燃料ガスと空気が通る流路と排ガ
スが通る水平煙道17は燃焼サイクル(30分の制御周
期)で交互に切り替えられる。石炭は各炭化室11に装
入され、乾留が終了した石炭、すなわち乾留されたコー
クスは図示しない押し出し機によって炉蓋15側から押
し出され、その反対側から炉外に取り出される。
【0008】コークス炉10の流路主要部の構成を示す
図2を参照して説明する。それぞれの燃焼室12に供給
される空気(AIR)21は、立ち側の空気コック22
によって流量調整され、切り替えコック23、水平管1
8a及びアンダージェットパイプ19aを通って蓄熱室
13から供給される。また、互いにカロリーの異なるコ
ークスガス(COG)と高炉ガス(BFG)を混合した
燃料ガス(MG)24は、立ち側の燃料ガスコック25
によって流量調整され、切り替えコック26、水平管1
8g及びアンダージェットパイプ19gを通って蓄熱室
13からそれぞれの燃焼室12に供給される。一方、炉
団に供給される空気流量や燃料ガス流量は流量調節器2
7、28によって流量調整される。これらの流量調節器
27、28は、図示しないプロセスコンピュータによっ
てこれらの設定流量(目標流量)が制御され、流量を調
整する。燃焼室12で生成された排ガスは、水平煙道
(ソールフリュー部)17を通り、炉蓋15側(PS)
とその反対側(CS)に設けられたウェストダンパー1
6a、16bのいずれかを通って集合煙道14a、14
bに導かれる。空気コック22及び燃料ガスコック25
は図2に示すように、それぞれの燃焼室12へ空気21
及び燃料ガス24を供給するために供給本管から分岐さ
れた分配管に設けられており、供給本管の上流側にはそ
れぞれの分配管内の圧力を測定し、設定するための図示
しない圧力調整器が設けられている。空気コック22や
燃料ガスコック25にはそれぞれアクチュエータ22
a、25aが接続されており、各々の開度を調整可能に
構成している。これらのアクチュエータ22a、25a
は、図示しないプロセスコンピュータによってこれらの
設定開度(目標開度)が制御され、コック開度を調整す
る。
【0009】本発明の一実施の形態に係るコークス炉の
コック開度制御方法を、コークス炉のコック開度制御系
の構造を示す図3を参照して説明する。前記プロセスコ
ンピュータは燃焼サイクル切り替え完了毎に、次に説明
する処理手順によって与えられたコック設定流量を設定
開度に変換して決定し、コック開度を修正制御する。燃
料ガスコック25と空気コック22とを同時に開度制御
することも、また燃料ガスコック25のみ開度制御し、
空気コック22については既知の方法で制御することも
できる。図3に破線枠で示すコックの開度流量特性は、
本発明の実施に先立ってコックの開度と流量との関係を
計測し、最大開度と最大流量とで正規化した開度流量特
性であり、図の横軸は最大開度を100[%]で表した
コック開度であり、図の縦軸は最大流量を1で表した流
量比である。なお、図3に示す各ブロックの左上の○内
の数字は、以下に説明する処理手順を示すものである。
【0010】(手順1)前回の燃焼サイクルで立ち側に
あった全てのコックの開度に対応するコック流量比Pi
を、図3に破線枠で示すコックの開度流量特性を折れ線
近似して求める。 Pi=(PA−PB)×(φi−φB)/(φA−φB)+PB・・(1) ここで、φiは立ち側にあったコック(i)のコック開
度、φA、φBはコック開度φiを間に挟む開度流量特
性の開度水準、PA、PBは開度水準φA、φBに対応
した開度流量特性の流量比水準である。 (手順2)コック流量比と前回燃焼サイクルでの炉団平
均流量より、炉団の平均的なコック毎最大流量Fma
x,MEを求める。 Fmax,ME=FME/ΣPi ・・・・(2) ここで、ΣPiは前回燃焼サイクルで立ち側にあった全
てのコック流量比Piの合計値、FMEは前回燃焼サイ
クルでの炉団平均流量である。そして、前回燃焼サイク
ルで立ち側にあったコック(i)のコック流量Fiを、 Fi(k−1)=Pi×Fmax,ME ・・・・(3) で求める。ここで、kは燃焼サイクルに付した番号であ
る。
【0011】(手順3)手順2で求めた炉団の平均的な
コック毎最大流量Fmax,MEと分配管圧力及び燃焼
室内圧力との関係から炉団の平均的なコック流量係数を
適応修正する。最大コック開度の時コックを通る最大流
量Fmaxを Fmax=K×〔2×(P−Ptop )/ρ〕0.5 ・・・・(4) で表し、炉団の平均的なコック流量係数を KME(k−1)=Fmax,ME/ 〔2×(PME−Ptop ME)/ρ〕0.5 ・・・・(5) で求め、その変動を平滑化して前回燃焼サイクル(k−
1)でのコック設定流量係数KSV(k−1)を求め
る。 KSV(k−1)=S×KME(k−1) +(1−S)×KSV(k−3)・・・・・(6) ここで、Kはコック流量係数、Pは分配管圧力、Ptop
は燃焼室内圧力、ρは流体密度、KME及びKSVは炉
団の平均的コック流量係数及び設定流量係数、PME及
びPtop MEは前回燃焼サイクルでの分配管平均圧力及
び燃焼室内平均圧力、Sは過去の操業経験から求まる平
滑化定数である。また、燃焼サイクルは偶数立ち→奇数
立ち→偶数立ち・・・が繰り返されるため、(6)式の
右辺第2項には前前々回燃焼サイクル(k−3)での設
定流量係数KSV(k−3)を用いた。
【0012】(手順4)設定流量係数と分配管設定圧力
及び燃焼室内設定圧力からコック毎設定最大流量Fma
x,SVを求める。 Fmax,SV=KSV(k−2) ×〔2×(PSV−Ptop SV)/ρ〕0.5 ・・・・(7) ここで、PSV及びPtop SVは今回燃焼サイクル
(k)での分配管設定圧力及び燃焼室内設定圧力であ
る。また、燃焼サイクルは偶数立ち→奇数立ち→偶数立
ち・・・が繰り返されるため、(7)式では、前前回燃
焼サイクル(k−2)での設定流量係数KSV(k−
2)を用いた。 (手順5)コック毎設定最大流量Fmax,SVに基づ
いて、今回燃焼サイクル(k)で立ち側にあるコック
(i)の設定流量を設定流量比Pi,SVに変換する。 Pi,SV=Fi,SV/Fmax,SV ・・・・・・(8) ここで、Fi,SVはコック(i)の設定流量である。
【0013】(手順6)図3に破線枠で示すコックの開
度流量特性を折れ線近似して、設定流量比Pi,SVを
設定開度φi,SVに変換する。 φi,SV=(φA−φB)×(Pi,SV−PB) /(PA−PB)+φB ・・・・・・・・(9) ここで、PA,PBはコック(i) の設定流量比Pi,S
Vを間に挟む開度流量特性の流量比水準、φA,φBは
流量比水準PA, PBに対応した開度流量特性の開度水
準である。 (手順7)コックの設定開度φi,SVをコック開度を
修正するアクチュエータに出力して開度を修正する。
【0014】以上のような制御によって炉団の平均的な
コック流量係数を適応修正することにより、各々の燃焼
室で必要とする燃料ガス流量や空気流量を必要充分な精
度で燃焼室に供給することができる。なお、本発明の説
明においては、開度流量特性を折れ線近似してコック開
度を流量比に、またコックの設定流量比を設定開度に変
換したが、これに限定されず、開度流量特性を多項式で
近似し、その結果を用いて、コック開度を流量比に、ま
たコックの設定流量比を設定開度に変換してもよい。ま
た、コックの開度を自動的な制御によって修正するよう
に説明したが、例えばコックの設定開度を作業者に操業
ガイドし、作業者によってコックの開度を修正してもよ
い。
【0015】
【発明の効果】請求項1及び2記載のコークス炉のコッ
ク開度制御方法においては、燃料ガスコックのコック毎
最大流量と分配管圧力及び燃焼室内圧力との関係から炉
団の平均的なコック流量係数を適応修正し、該適応修正
された設定流量係数と分配管設定圧力及び燃焼室内設定
圧力からコック毎設定最大流量を求め、該コック毎設定
最大流量に基づいて、コック設定流量を前記開度流量特
性を介して設定開度に変換して決定しているので、各々
の燃焼室で必要とする燃料ガス流量を必要充分な精度で
燃焼室に供給することができるので、炉団流量や分配管
圧力などの変動の影響を受けることなく、乾留時間を窯
間でほぼ同一時間にすることができると共に、操業の安
定性が向上する。特に、請求項2記載のコークス炉のコ
ック開度制御方法は、空気コックについても燃料ガスコ
ックと同様のコックの開度制御を行なっているので、さ
らに乾留時間を窯間でほぼ同一時間にすることができる
と共に、操業の安定性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るコークス炉のコッ
ク開度制御方法を適用するコークス炉の主要部の外観図
である。
【図2】同コークス炉の流路主要部の構成図である。
【図3】同コークス炉のコック開度制御方法におけるコ
ック開度制御系の構造を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 コークス炉 11 炭化室 12 燃焼室 13 蓄熱室 14a 集合煙道 14b 集合煙
道 15 炉蓋 16a ウェス
トダンパー 16b ウェストダンパー 17 水平煙道(ソールフリュー部) 18a 水平管 18g 水平管 19a アンダ
ージェットパイプ 19g アンダージェットパイプ 21 空気 22 空気コック 22a アクチ
ュエータ 23 切り替えコック 24 燃料ガス 25 燃料ガスコック 25a アクチ
ュエータ 26 切り替えコック 27 流量調節
器 28 流量調節器
フロントページの続き (72)発明者 田中 啓八郎 東京都中央区日本橋本町1丁目9番4号 株式会社日鉄エレックス内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石炭を装入して乾留する炭化室と該炭化
    室を両側から加熱するための燃焼室とを炉幅方向に交互
    に複数列備え、各々の該燃焼室に燃料ガスと空気を供給
    する流路、該流路に各々の該燃焼室に供給する前記燃料
    ガスと空気の流量を調整する燃料ガスコックと空気コッ
    ク及び各々の前記燃焼室から排出された排ガスを通す水
    平煙道を有するコークス炉のコック開度制御方法におい
    て、以下の手順を有することを特徴とするコークス炉の
    コック開度制御方法。 手順1:前記燃料ガスコックの開度と流量との関係を予
    め計測して、最大開度と最大流量を用いて正規化した開
    度流量特性を設定する。 手順2:前記開度流量特性を用いて求めたコック開度に
    対応するコック流量比と炉団平均流量から炉団の平均的
    なコック毎最大流量を計算する。 手順3:前記炉団の平均的なコック毎最大流量と分配管
    圧力及び燃焼室内圧力との関係から炉団の平均的なコッ
    ク流量係数を適応修正する。 手順4:該適応修正された設定流量係数と分配管設定圧
    力及び燃焼室内設定圧力からコック毎設定最大流量を求
    める。 手順5:前記コック毎設定最大流量に基づいて、コック
    設定流量を設定流量比に変換する。 手順6:前記設定流量比に基づいて、前記開度流量特性
    を用いて設定開度に変換する。
  2. 【請求項2】 前記空気コックの開度制御においても、
    前記手順1〜手順6と同様の手順を有する請求項1記載
    のコークス炉のコック開度制御方法。
JP22063997A 1997-07-31 1997-07-31 コークス炉のコック開度制御方法 Pending JPH1150056A (ja)

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