JPH1149659A - 絹フィブロインを含む皮膚塗布剤 - Google Patents

絹フィブロインを含む皮膚塗布剤

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JPH1149659A
JPH1149659A JP9223174A JP22317497A JPH1149659A JP H1149659 A JPH1149659 A JP H1149659A JP 9223174 A JP9223174 A JP 9223174A JP 22317497 A JP22317497 A JP 22317497A JP H1149659 A JPH1149659 A JP H1149659A
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JP
Japan
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skin
wound
silk
coated
liniment
Prior art date
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Pending
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JP9223174A
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English (en)
Inventor
Takashi Ninagawa
隆 蜷川
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SILK KOGEI KK
Original Assignee
SILK KOGEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絹タンパク質の創傷治癒促進効果とアルギン
酸塩の回復促進効果を組み合わせ、肌荒れ防止及び回復
に大きな効果を有する皮膚塗布剤を提供する。 【解決手段】 例えば、水1000mlに絹フィブロインを0.
050g〜5g、アルギン酸ナトリウムを0.050g〜5g投入し、
十分に攪拌する。絹フィブロイン及びアルギン酸ナトリ
ウム(一部カルシウムを含んでいてもよい)の作用によ
りこの溶液はゲル化し、皮膚への塗布に適した態様とな
る。これを塗布することにより、長時間の水や洗剤等と
の接触により荒れた肌が速やかに元のみずみずしい肌に
回復する。また、比較的短時間の作業の場合、そして塗
布が許容される場合には、作業の前に予め本発明に係る
皮膚塗布剤を塗布しておくことにより、肌荒れを有効に
防止することができる。なお、実使用に際しては、適宜
防腐剤(例えば、30mg以下の安息香酸ソーダ)を混入さ
せておくことが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、損傷した皮膚の回
復の促進及び健全な皮膚の保護を目的とする皮膚塗布剤
に関する。
【0002】
【従来の技術】水や洗剤等を長時間素手で扱わねばなら
ない食品業、理・美容業従業者等は、肌荒れが大きな問
題となる。これらの場合、予め薬剤を塗布することが許
されないか、或いは、長時間且つ激しい作業のために予
め塗布しても効果が無いことが多いため、事後処置で肌
荒れに対して高い回復効果を有する塗布剤が望まれる。
【0003】従来の肌荒れ処置クリーム等には、アルギ
ン酸塩(アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カルシウ
ム)が含まれており、その膨潤性、フィルム形成性等の
作用により皮膚を乾燥から保護し、皮膚組織自体の形成
回復を助けるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、絹タンパク
質の創傷治癒促進効果と上記アルギン酸塩の回復促進効
果を組み合わせ、肌荒れ回復に大きな効果を有する皮膚
塗布剤を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明に係る皮膚塗布剤は、絹フィブロイン
及びアルギン酸ナトリウム/カルシウムを主成分とする
ことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】例えば、水1000mlに絹フィブロイ
ンを0.050g〜5g、アルギン酸ナトリウムを0.050g〜5g投
入し、十分に攪拌する。絹フィブロイン及びアルギン酸
ナトリウム(一部カルシウムを含んでいてもよい)の作
用によりこの溶液はゲル化し、皮膚への塗布に適した態
様となる。なお、実使用に際しては、適宜防腐剤(例え
ば、30mg以下の安息香酸ソーダ)を混入させておくこと
が望ましい。
【0007】アルギン酸ナトリウムは、こんぶ等の褐藻
類から抽出されたものが市販されており、一般に粉末状
で提供される。絹フィブロインは、例えば、精練後の絹
繊維を一旦塩化カルシウム溶液に溶解し、不純物・未溶
解物を除去した後、透析により塩化カルシウムを除去し
てフィブロイン成分のみを抽出する。本発明の皮膚塗布
剤で用いる場合、このフィブロイン溶解液を平面上に広
げて乾燥し、フィルム化した後粉砕して粉末化したもの
を用いてもよいし、適宜水分を除去してゲル化した状態
のものを用いてもよい。
【0008】
【発明の効果】本発明に係る皮膚塗布剤は、皮膚創傷部
の回復に優れた効果を有するフィブロインタンパク質
と、肌荒れ処置クリーム等に用いられるアルギン酸塩
(アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カルシウム)とを
含むため、長時間の水や洗剤等との接触により荒れた肌
を速やかに元のみずみずしい肌に回復させる。また、比
較的短時間の作業の場合、そして塗布が許容される場合
には、そのような作業の前に予め本発明に係る皮膚塗布
剤を塗布しておくことにより、肌荒れを有効に防止する
ことができる。
【0009】本発明に係る皮膚塗布剤に含まれる絹フィ
ブロインは動物性タンパクから成るため、創部等に対す
る順応性が良く、体内に吸収されても問題はない。むし
ろ、フィブロインは血中コレステロール濃度を低下させ
る作用等があることが報告されている(陳開利ほか,
「ラットの血中コレステロール濃度低下に対するフィブ
ロイン投与の効果」,日本蚕糸学雑誌62:56-60, 199
3)。
【0010】更に、絹フィブロインをフィルム状にした
ものは、皮膚創部、火傷部等に被覆することにより、そ
れらの部分における乾燥を防止し、外部からの汚染を防
ぐとともに、神経終末への刺激を防止して疼痛を緩和
し、治癒を促進する創傷被覆材として使用され得る。絹
フィブロインフィルムの創傷治癒効果の実験例を以下詳
しく説明するが、本発明に係る皮膚塗布剤はそれと主剤
を同一とするものであるため、同様の効果が期待される
ものである。
【0011】[実験方法]厚さ0.3mmのフィルム状絹フ
ィブロインフィルムを用いて、創傷治癒効果を検討し
た。8週令のCRJ:CD-1 nu/nu(ICRヌード、Ch
arles River JapanInc.)マウスの左右側面の皮膚(表
皮及び真皮)をそれぞれ15×9mm四方剥離して皮膚全層
欠損創を作成し、右側剥離面をシルクフィルム、左側剥
離面をコントロールとして市販の創傷被覆材であるデュ
オアクティブ ドレッシング(DuoACTIVE Dressing, Br
istol-Myers Squibb Co.)及び滅菌生理食塩水にて浸軟
化したAlloask D(大鵬薬品工業株式会社)によって被
覆した。さらに、細菌感染を防ぐため滅菌ガーゼで被覆
し、弾力テープにて固定した。創傷作成後7、14及び
21日目に各創傷保護材被覆部位から創傷保護材を剥離
した後、肉眼的観察を行なった。また、健常部を含めて
筋層より切除を行ない、10%フォルマリンで固定後、Hem
atoxylin-Eosin染色を施し、病理組織学的観察を行なっ
た。実験は各々3回以上繰り返し、再現性のある結果が
得られた。
【0012】[創傷面の肉眼的観察] 7日目:DuoACTIVE Dressing被覆部位では滲出液により
DuoACTIVE Dressingは浸軟していた。また、創面の収縮
は認められず、辺縁部は厚い痂皮に覆われており、創面
は紅色及び褐色調の糜爛面を呈していた。一方、シルク
フィルムの被覆面は乾燥しており、一部のマウスでは軽
度に創面の収縮がみられるが、痂皮の形成は軽度であっ
た。創面は紅色及び褐色調の湿潤な糜爛面を呈してお
り、シルクフィルムと創面との密着性も保たれていた。
Alloask D被覆部位については、シルクフィルムとほぼ
同様の結果であった。
【0013】14日目:DuoACTIVE Dressing被覆部位は
創面の収縮が見られ、縮小した創面では滲出液が減少
し、比較的乾燥していた。糜爛面は中央部が痂皮に覆わ
れていた。同時に、創面は辺縁部では上皮化が軽度に認
められた。一方、シルクフィルム被覆部位は乾燥してお
り、一部に融解する例も認められたが、創面の収縮及び
上皮化が顕著であり、縮小した糜爛面は創面中央に僅か
に認められるのみとなった。Alloask D被覆部位も、被
覆面は乾燥しており、上皮化した創面周辺部ではAlloas
k Dの剥離も認められた。また、シルクフィルム被覆部
位と同様に創面の収縮及び上皮化が顕著であり、縮小し
た糜爛面は中央部に僅かに認められるのみとなった。
【0014】21日目:DuoACTIVE Dressing被覆部位は
創面の収縮及び上皮化が進み、創面周辺部の上皮化した
部分では痂皮の剥離が認められるが、中央部には痂皮を
伴った明かな糜爛面が残存していた。一方、シルクフィ
ルム被覆部位及びAlloask D被覆部位は、創面面積の縮
小はほぼ同様の経過を示し、DuoACTIVE Dressing被覆部
位の創面面積の縮小はシルクフィルム被覆部位及びAllo
ask D被覆部位に対して縮小傾向の遅延を認めた。DuoAC
TIVE Dressing被覆部位、シルクフィルム被覆部位及びA
lloask D被覆部位における創面面積の減少傾向を図1に
示す。
【0015】[病理組織学的観察] 7日目:DuoACTIVE Dressing被覆部位では痂皮形成が認
められ、一部では高度であった。痂皮下には瀰漫性に好
中球、リンパ球を中心とした顕著な炎症性細胞の浸潤が
認められ、高度な浮腫を伴っていた。また、創傷部周囲
では血管の拡張像や血管の新生像を伴う炎症性肉芽組織
の形成傾向が認められた。一方、シルクフィルム被覆部
位では痂皮形成は軽度で、創面周囲の健常部より上皮の
伸長が軽度に認められた。痂皮下には好中球、リンパ球
を中心とした炎症性細胞の浸潤が中程度で、炎症性浮腫
も伴っていた。肉芽組織の形成傾向は、創面周囲より認
められた。Alloask D被覆部位においても、シルクフィ
ルム被覆部位と同様に、痂皮形成は軽度で、創面周囲の
健常部より上皮の伸長及び肉芽組織の形成傾向が認めら
れた。また、痂皮下の炎症性浮腫、血管の拡張像及び炎
症性細胞の浸潤については、シルクフィルム被覆部位よ
り、やや目立った。
【0016】14日目:DuoACTIVE Dressing被覆部位で
は、痂皮下には創傷部周囲より上皮が伸長しており、ま
た、これらの再生上皮は、やや肥厚した部分と薄い部分
が認められた。しかし、上皮化傾向は軽度から中等度に
留まっており、創面中央部は明かな糜爛面を呈してい
た。糜爛面では中等度に炎症性細胞が浸潤していたが、
再生上皮下の炎症性細胞の浸潤は軽度で浮腫も軽減し、
上皮化部分及び糜爛部においても肉芽組織の増殖が認め
られた。一方、シルクフィルム被覆部位では、一部糜爛
が残存していたが、薄く残存した痂皮下に上皮の伸長が
顕著に認められた。浮腫は軽減し、真皮及び脂肪組織に
リンパ球を中心とした炎症性細胞の浸潤が見られたが、
軽度であった。肉芽組織の形成も中等度に認められた
が、上皮化した真皮部分を中心に膠原線維に置換されつ
つあった。Alloask D被覆部位についても、シルクフィ
ルム被覆部位と同様に上皮の伸長が顕著であり、炎症も
軽度で肉芽組織の形成及び肉芽細胞における膠原線維へ
の置換も認められた。
【0017】21日目:DuoACTIVE Dressing被覆部位で
は痂皮は薄く残存しているが、顕著に減少しており、一
部で糜爛も残存しているが上皮の伸長が顕著に認められ
た。また、炎症性細胞の浸潤は軽度であり、肉芽組織も
膠原線維に置換されつつあった。シルクフィルム被覆部
位では、痂皮はごく一部で残存するのみであり、創面は
再生表皮でほぼ全面が覆われていた。炎症性細胞は概ね
消失しており、肉芽組織は密な膠原線維により大部分が
置換されていた。Alloask D被覆部位においても、シル
クフィルム被覆部位とほぼ同様の所見であった。
【0018】DuoACTIVE Dressing被覆部位とシルクフィ
ルム被覆部位との創面の病理学的変化を図2にまとめ
た。Alloask D被覆部位はシルクフィルム被覆部位とほ
ぼ同様であったので、省略した。更に、シルクフィルム
の他、粉末状のフィブロイン(シルクパウダー)を用い
て同様の実験を行なったところ、シルクパウダーもコン
トロールに比べて良好な治癒効果を示したが、シルクフ
ィルムに比較すると創面との密着性が緩くなるため、や
や効果が劣るものと考えられた。
【0019】以上説明した通り、シルクフィルム被覆部
位はDuoACTIVE Dressing被覆部位に比べて明らかな創傷
面積の縮小が認められ、シルクフィルム被覆創はDuoACT
IVEDressing被覆創と比べて少なくとも7日早く治癒の
完成が認められた。ただし、シルクフィルム被覆部位と
Alloask D被覆部位との間には差は認められなかった。
【0020】一般的に、創面開放状態での創傷治癒過程
は、以下の3期に分類される。 1)急性期(滲出期):受創部に滲出液の貯留があって浮
腫を示し、好中球、後に単核球の浸潤などの炎症反応や
血液凝固反応がみられる。 2)修復期(増殖期):血管が新生し、受創部へ伸長し、
単核球及び線維芽細胞などの肉芽組織により欠損部の修
復が行なわれる。一方、表皮細胞も可動性を獲得し、分
裂増殖し、表皮組織を再生する。また、線維芽細胞から
のコラーゲンの分泌も行なわれる。 3)慢性期(瘢痕化):細胞の動きは鎮静化し、コラーゲ
ン線維に架橋が形成され、創部の物理的強度が増大す
る。血管系も退縮し、周囲の正常組織とは異なった組織
が創傷部位を占める。
【0021】シルクフィルム及びコントロールの被覆材
で被覆した場合、共に表皮及び真皮組織の再生が認めら
れたが、治癒過程においてシルクフィルムがDuoACTIVE
Dressing被覆創に比べて異なっているところは、1)の急
性期反応が軽度な点にある。これは、シルクフィルムの
有する適度な不感蒸泄のコントロール能力の為であると
考えられ、滲出液のドレナージが極めて効率よく行なわ
れるためであると思われる。滲出液の貯留による浮腫
は、それ自体が血行障害を招来し、創傷の回復を遅らせ
るばかりでなく、それを処理するために創部に遊走した
好中球によっても回復が阻害される。また、シルクフィ
ルムは体液、蛋白質、電解質等の喪失を抑制し、リンパ
球、マクロファージ等の免疫担当細胞や周囲組織から分
泌されるインターロイキン1やケラチノサイト増殖因子
などのサイトカインの濃度を適度に保ち、線維芽細胞や
表皮細胞の増殖の促進にも役立つものと思われる。ま
た、フィブロインはグリシン、アラニンを多く含むアミ
ノ酸組成をもったタンパク質であるので、このフィブロ
インのケラチノサイト或いは線維芽細胞の増殖に対する
直接作用の可能性も考え、現在解析中である。
【0022】以上より、シルクフィルムは回復の障害と
なる創面の乾燥を防ぎ、創面を適度な湿潤状態に保つこ
とにより様々な初期障害を効率よく取り除き、上皮及び
真皮の再生に役立つ創傷被覆材であると思われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シルクフィルム等被覆によるマウス創面面積
減少傾向を示すグラフ。
【図2】 シルクフィルム等被覆創面の病理学的変化を
示すグラフ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絹フィブロイン及びアルギン酸ナトリウ
    ム/カルシウムを主成分とする皮膚塗布剤。
JP9223174A 1997-08-04 1997-08-04 絹フィブロインを含む皮膚塗布剤 Pending JPH1149659A (ja)

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JPH1149659A true JPH1149659A (ja) 1999-02-23

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ID=16793973

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6482420B2 (en) 2000-12-27 2002-11-19 Noboru Huziwara Composition having bactericidal action, cosmetics containing said composition and ultraviolet ray screening agent
JP2004155679A (ja) * 2002-11-05 2004-06-03 Kadoriile Nishida:Kk 外用製剤
WO2008124975A1 (fr) * 2007-04-12 2008-10-23 Suzhou University Filtre de cigarette en soie et procédé de préparation dudit filtre
JP2010513266A (ja) * 2006-12-14 2010-04-30 ファインコ リミテッド ハイドロゲル・マスクパック、これらの製造方法及びこれらの製造に利用される組成物
KR20150088652A (ko) * 2014-01-24 2015-08-03 충남대학교산학협력단 수화겔형 실크 피브로인 창상피복재 및 그 제조방법

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