JPH114888A - 埋め込み型ブラッドアクセス - Google Patents

埋め込み型ブラッドアクセス

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Publication number
JPH114888A
JPH114888A JP9159068A JP15906897A JPH114888A JP H114888 A JPH114888 A JP H114888A JP 9159068 A JP9159068 A JP 9159068A JP 15906897 A JP15906897 A JP 15906897A JP H114888 A JPH114888 A JP H114888A
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JP
Japan
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blood
passage
blood access
access
embedded
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Application number
JP9159068A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Masuda
利明 増田
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Nissho Corp
Original Assignee
Nissho Corp
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Publication date
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Publication of JPH114888A publication Critical patent/JPH114888A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 血液浄化の際、血液回路の穿刺針を刺し損ね
ることなく、安全に穿刺することができるブラッドアク
セスを提供する。 【解決手段】 二方向に開口した血液通路11を有する
とともに血液通路11と外部とを連通する連通孔12が
設けられた本体1と、連通孔12を閉鎖する部材であっ
て穿刺針で刺通可能かつ再シール性を有する閉鎖部材2
と、血液通路11に接続された抗血栓性を有するチュー
ブ31、32とから構成される。そして、この埋め込み
型ブラッドアクセスを体内に埋設し、チューブ31の端
部を静脈に接続するとともにチューブ32の端部を動脈
に接続し、血液回路の穿刺針4で閉鎖部材2を刺通し、
ここから血液が採集されて血液浄化が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として血液透析
等の血液浄化が行われる際、血管から血液回路への血液
の出入口となるブラッドアクセスに関する。
【0002】
【従来の技術】ブラッドアクセスには、2本のカニュー
レ先端をそれぞれ動脈と静脈に挿入して、これらの基端
を皮膚の小孔より体外に出して連結した外シャント、静
脈と動脈を吻合することによって動脈側の血液が静脈側
に流入するようにした内シャント、人工血管等を移植す
ることにより得られる内シャント(例えば、特開平8−
238263号公報にはシャントチューブとして使用で
きる人工血管として、内膜肥厚を防止し、かつ、形成す
る内膜に対して十分なアンカーリング効果を示す人工血
管が紹介されている)、筋膜を切開してその下にある動
脈の分枝を結紮切断してこれを遊離し筋膜をその下で縫
合して皮下の浅い部位に動脈を転移させるいわゆる動脈
表在化等がある。現在、行われている血液透析において
は、静脈と動脈を吻合する内シャントを用いるのが主流
となっており、内シャントにより膨らんだ静脈の2箇所
に血液回路の穿刺針を穿刺して血液を体外循環させてい
る。ここで、血管に穿刺針を穿刺する際、穿刺針を刺し
損ねてしまうことがあり、このような場合には内出血を
引き起こすとともに再び異なる部位に穿刺しなければな
らないという問題が生じていた。医療従事者は穿刺針の
刺し損ねをしないように細心の注意が必要であるが、1
00%避けられるものではない。一方、主として海外で
は、家庭で血液透析を行う家庭透析が行われてきてお
り、家庭透析の利点としては、自分の都合で任意の時間
に透析を行える、ウィルス性肝炎等の発生頻度が低い等
が挙げられる。そして、家庭透析においては、医療従事
者が出向いて行かなくてもいいように、患者が自らの体
に穿刺する自己穿刺という方法も導入されている。しか
しながら、従来のブラッドアクセスに患者自身が穿刺す
ることはとても危険であり、その危険性は医療従事者が
穿刺するのに比べはるかに大きかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題を解
決するためのもので、血液浄化の際、血液回路の穿刺針
を刺し損ねることなく、安全に穿刺することができるブ
ラッドアクセスを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意検討の結
果、穿刺針で刺通可能な再シール性の刺入部位を有する
体内埋め込み型のブラッドアクセスを採用することによ
り、上記課題を解決することを見出し、本発明に到達し
た。すなわち本発明は、血液通路が形成されるととも
に、該血液通路と外部とを連通する連通孔が設けられて
なる本体と、前記連通孔を閉鎖する部材であって、穿刺
針で刺通可能かつ再シール性を有する閉鎖部材と、前記
血液通路に接続された抗血栓性を有するチューブ、から
なる埋め込み型ブラッドアクセスである。ここで、血液
通路は一方向に開口していても二方向に開口していても
よく、また、連通孔は1つ設けられていても、2つ設け
られていてもよい。閉鎖部材は自己シール性を有してい
るものが好ましく、特にゴム弾性材料から形成されるの
が好ましい。また、閉鎖部材は極細繊維から形成されて
いてもよい。さらに、血液通路の開口端にコネクターを
設け、このコネクターにチューブを接続するようにして
もよい。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明の埋め込み型ブラッドアクセス
の一実施例を示す断面図、図2は図1に示す埋め込み型
ブラッドアクセスの斜視図、図3は本発明の埋め込み型
ブラッドアクセスの他の実施例を示す断面図、図4は本
発明の埋め込み型ブラッドアクセスのさらに他の実施例
を示す断面図である。図1、図2に示す埋め込み型ブラ
ッドアクセスは、二方向に開口した血液通路11を有す
るとともに血液通路11と外部とを連通する連通孔12
が設けられた本体1と、連通孔12を閉鎖する部材であ
って穿刺針で刺通可能かつ再シール性を有する閉鎖部材
2と、血液通路11に接続された抗血栓性を有するチュ
ーブ31、32とから構成される。そして、この埋め込
み型ブラッドアクセスを体内に埋設し、チューブ31の
端部を静脈に接続するとともにチューブ32の端部を動
脈に接続し、図5に示す血液回路の穿刺針4で閉鎖部材
2を刺通し、ここから血液が採集されて血液浄化が行わ
れる。
【0006】本体1は、略台形状に形成されており、本
体1の底面に平行に血液通路11が形成されるととも
に、この血液通路11から本体1の上面に向かって連通
孔12が設けられ、この連通孔12は閉鎖部材2で閉鎖
されている。血液通路11はその側壁の二方向に開口し
ており、開口端からチューブ31、32が挿入され接続
されている。血液通路11は連通孔12に面した部分が
連通孔12の大きさに合わせて拡径されており、連通孔
12の開口形状は通常円形である。連通孔12の内径は
3mm〜30mmであるのが好ましく、より好ましくは
5mm〜20mmである。3mm未満であると穿刺可能
範囲が狭く、穿刺に失敗する虞があるとともに皮膚の同
一箇所に何度も穿刺してしまう傾向があり、30mmを
越えるとそれに伴って本体1も大きくなる為埋め込みに
くくなる傾向がある。本体1の外観形状は埋設しやすい
形状であれば特に限定されないが、血液通路11および
連通孔12は血液の滞留を引き起こさないように形成さ
れているのが好ましい。また、本体1は生体適合性に優
れるとともに、穿刺針4が容易に突き抜けない材質であ
るのが好ましい。このような材質として、ステンレス、
チタン等の金属やセラミックス、ポリエーテルスルホン
やポリスルホン等の硬質合成樹脂が挙げられる。尚、連
通孔12に接する側壁付近および連通孔12に接する血
液通路11の側壁付近をステンレス、チタン、セラミッ
クス等の硬質材料で補強し、そのまわりをシリコーンゴ
ム、ポリテトラフルオロエチレン、ポリウレタン等の軟
質合成樹脂で形成してもよい。本体1は一体に形成して
もよいが、閉鎖部材2を連通孔12に配置しやすくする
ために、本体1を上下あるいは左右二つに分割して形成
し、閉鎖部材2を二つの部材の間に挟持するようにして
もよい。この際、分割して形成された本体1の二つの部
材は嵌着、接着等の手段で固着される。さらに、本体1
内部表面の血液に接する部分は抗血栓処理されているの
が好ましく、延伸加工された多孔性のポリテトラフルオ
ロエチレン、ポリエステル線維等の抗血栓材料を接着し
てもよい。
【0007】尚、本体1は体内組織へ固着してもよく、
固着方法としては、本体1に血液通路11および連通孔
12とは連通しないように孔(図示しない)を設けこの
孔に縫合糸を通して縫いつける方法、本体1にメッシュ
(図示しない)を埋設して縫合糸により縫いつける方
法、生体接着剤例えばフィブリノーゲンとトロンビンの
混合液(接着時に混合)により接着する方法等が挙げら
れる。
【0008】閉鎖部材2は一般に凸レンズ状に形成され
た再シール性を有する部材であり、これが本体1の内径
方向中心に向かって押圧されるように、その縁部で本体
1に固着されている。閉鎖部材2の形状は特に限定され
ないが、穿刺針4抜去後のシール性を考慮した厚さを有
するのが好ましい。また、閉鎖部材2の材質としては、
自己シール性を有するものが好ましく、例えば表面がシ
リコーンゴムでその内部にシリコーンゲルが充填された
もの、また表面がシリコーンゴムでその内部にポリエス
テル、ポリウレタン、ポリプロピレン等からなる極細線
維が充填されたもの等が好ましく、シリコーンゴム、シ
リコーンオイルを含有したシリコーンゴム、ポリウレタ
ン等の生体適合性に優れたゴム状弾性体も採用できる。
また、ポリエステル、ポリウレタン、ポリプロピレン、
ステンレス等からなる極細線維(線維径0.5μm〜1
00μm位が好ましい)のみにより形成されたものでも
よい。この極細線維のみにより形成された閉鎖部材2
は、血液が線維の隙間に入りこんで凝固し、これにより
シール性を発現するものである。尚、閉鎖部材2はコア
リングが生じにくいものが好ましい。また、閉鎖部材2
表面の血液に接する部分は抗血栓処理されているのが好
ましく、延伸加工された多孔性のポリテトラフルオロエ
チレン、ポリエステル線維等の抗血栓材料を接着しても
よい。
【0009】チューブ31、32は、それぞれの一端が
本体1の血液通路11に挿入され接続されており、それ
ぞれの他端が血管に接続される。チューブ31、32と
本体1は接着されており、この際、シリコーン系、エポ
キシ系、ウレタン系等の接着剤が使用される。尚、チュ
ーブ31、32と血管との接続は結紮が好ましい。チュ
ーブ31、32の材質としては、自家静脈、異種動脈、
臍帯静脈等の生物材料を用いた人工血管、ポリテトラフ
ルオロエチレンを延伸加工して作った多孔性のグラフ
ト、ポリエステル線維からなるグラフト等の合成材料を
用いた人工血管が好ましく使用できるが、抗血栓性に優
れるとともに長期留置可能なものであれば特に限定され
ない。また、チューブ31、32の太さは、接続される
血管の太さに応じて決定されるものであるが、内径が3
mm〜15mmであるのが好ましい。3mm未満である
と血流の確保が困難になる傾向があり、15mmを越え
ると血液通路11を大きく形成する必要がありそれに伴
って本体1も大きく形成しなければならなくなる傾向が
ある。尚、血液通路11には図4に示すようなコネクタ
ー13、14を設け、これにチューブ31、32を接続
するようにしてもよい。また、チューブ31、32にコ
ネクター(図示しない)を設け、これをそれぞれ血液通
路11のコネクター13、14と係合するようにしても
よい。これにより、長期間埋め込まれた埋め込み型ブラ
ッドアクセスと新しい埋め込み型ブラッドアクセスの交
換が容易になる。
【0010】使用に際しては、本発明の埋め込み型ブラ
ッドアクセスの閉鎖部材2に、図5に示すような血液回
路の穿刺針4が刺通され、ここから血液が採集されて血
液浄化が行われる。図5に示す穿刺針4は、内針41が
ステンレスからなる中実の針であり、外套42がステン
レス等の硬質材料からなり内針41の外周に摺動可能に
密着されている。そして、内針41と外套42の先端は
軸方向から所定の角度傾斜した同一平面上に配置され、
刃面が形成されている。また、外套42基端には外套ハ
ブ43が設けられ、外套ハブ43にはクランプチューブ
44が接続され、クランプチューブ44には血液回路と
接続可能なルアーコネクター45が接続され、ルアーコ
ネクター45にはゴム膜の装填されたキャップ46が取
り付けられている。ここで穿刺針4は穿刺時の痛みを最
小限に抑えるように形成されているのはいうまでもな
く、内針41は閉鎖部材2にコアリングを生じさせない
ように形成されているのが好ましい。また外套42はめ
くれの生じないように形成されているのが好ましい。穿
刺針4は、内針41が中実の針であるので、血液のフラ
ッシュバックによる血管到達を確認できないが、本体1
に突き当たった時に血管到達を確認することができる。
血液浄化が1本の穿刺針4により行われる単針方式の場
合は、外套42の基端側にY字型分岐部を設けたもの
(図示しない)等が使用される。尚、穿刺針4としては
本例の留置針に限定されず、閉鎖部材2にコアリングを
生じさせない構造の翼状針、注射針等も使用できる。
【0011】次に、本実施例の埋め込み型ブラッドアク
セスの使用方法について説明する。皮膚を切開した後、
静脈及び動脈を切開し、静脈とチューブ31を結紮して
接続するとともに動脈とチューブ32を結紮して接続
し、埋め込み型ブラッドアクセスを体内に埋設する。こ
こで、血液は埋め込み型ブラッドアクセスの血液通路1
1を通過して循環するので、通常の生活に何ら支障をき
たすことはない。埋め込み型ブラッドアクセスが埋設さ
れた部分の皮膚は若干盛り上がっているので、触診によ
りその位置を容易に把握でき、血液浄化を行う際には、
この盛り上がった部分の中央部を目指して穿刺針4を穿
刺すれば、埋め込み型ブラッドアクセスの閉鎖部材2を
貫通して血液通路11に穿刺針4を刺入することができ
る。この時、血液通路11を介して血管と血液回路が連
通される。
【0012】本発明の他の実施例を図面に基づいて説明
する。図3に示す埋め込み型ブラッドアクセスは、一方
向に開口した血液通路11を有するとともに血液通路1
1と外部とを連通する連通孔12を有する本体1と、連
通孔12を閉鎖する部材であって穿刺針で刺通可能かつ
再シール性を有する閉鎖部材2と、血液通路11に接続
された抗血栓性を有するチューブ33とから構成され
る。そして、この埋め込み型ブラッドアクセスを体内に
埋設するとともにチューブ33の端部を血管に接続し、
図5に示す血液回路の穿刺針4を閉鎖部材2に刺通し
て、ここから血液が採集されて血液浄化が行われる。こ
こで接続される血管は、静脈と動脈を吻合することによ
って動脈側の血液が流入した静脈であるのが好ましい。
【0013】図3に示す構成は、図1、図2に示す構成
において二方向に開口していた血液通路11の一方を閉
塞してチューブ32を取り除いた形のものであり、図
1、図2に示す埋め込み型ブラッドアクセスと同様に、
チューブ33が血管に接続される。ここで、チューブ3
3と血管との接続は結紮が好ましい。尚、図3に示す埋
め込み型ブラッドアクセスは、体内に埋設された後、そ
の内部を常に血液が循環するものではないので、抗血液
凝固剤を注入(ヘパリンロック)しておくことが必要で
ある。
【0014】次に、本実施例の埋め込み型ブラッドアク
セスの使用方法について説明する。まず皮膚および血管
を切開し、血管の切開された部分に埋め込み型ブラッド
アクセスから延びるチューブ33の端部を挿入して結紮
により接続し、埋め込み型ブラッドアクセスを体内に埋
設する。そして、連通孔12、血液通路11およびチュ
ーブ33内にヘパリン等の抗血液凝固剤を注入する。埋
め込み型ブラッドアクセスが埋設された部分の皮膚は若
干盛り上がっているので、その位置を容易に把握でき、
血液浄化を行う際には、この盛り上がった部分の中央部
を目指して穿刺針4を穿刺すれば、埋め込み型ブラッド
アクセスの閉鎖部材2を貫通して血液通路11に穿刺針
4を刺入することができる。この時、血液通路11を介
して血管と血液回路が連通される。血液浄化完了後、再
び連通孔12、血液通路11およびチューブ33内にヘ
パリン等の抗血液凝固剤を注入する。
【0015】さらに、本発明の埋め込み型ブラッドアク
セスの他の実施例として、図4に示すように、二方向に
開口した血液通路11を有するとともに血液通路11と
外部とを連通する二つの連通孔121、122を有する
本体1と、連通孔121、122を閉鎖する部材であっ
て穿刺針で刺通可能かつ再シール性を有する閉鎖部材2
1、22と、血液通路11に接続された抗血栓性を有す
るチューブ34、35とから構成されるものも採用でき
る。血液通路11の開口縁部にはコネクター13、14
が形成されており、このコネクター13、14にチュー
ブ34、35が接続されている。この形状は、チューブ
34、35にコネクター(図示しない)を設け、このコ
ネクターとコネクター13、14により血液通路11と
チューブ34、35を接続する場合に好ましく採用でき
る。本例の埋め込み型ブラッドアクセスは、穿刺針4を
二本使用して体外循環させて血液浄化する場合において
使用でき、図1、図2に示す埋め込み型ブラッドアクセ
スと同様にチューブ34、35の自由端が血管に接続さ
れる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明の埋め込み型ブラッ
ドアクセスにより、血液浄化を行う際に、血液回路の穿
刺針を刺し損ねることなく安全に穿刺することができ
る。特に患者自身が自己穿刺する場合、その危険性を最
小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の埋め込み型ブラッドアクセスの一実施
例を示す断面図である。
【図2】図1に示す埋め込み型ブラッドアクセスの斜視
図である。
【図3】本発明の埋め込み型ブラッドアクセスの他の実
施例を示す断面図である。
【図4】本発明の埋め込み型ブラッドアクセスのさらに
他の実施例を示す断面図である。
【図5】本発明の埋め込み型ブラッドアクセスに刺通さ
れる血液回路の穿刺針の説明図である。
【符号の説明】
1 本体 11 血液通路 12、121、122 連通孔 13、14 コネクター 2、21、22 閉鎖部材 31、32、33、34、35 チューブ 4 穿刺針 41 内針 42 外套 43 外套ハブ 44 クランプチューブ 45 ルアーコネクター 46 キャップ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血液通路が形成されるとともに、該血液
    通路と外部とを連通する連通孔が設けられてなる本体
    と、前記連通孔を閉鎖する部材であって、穿刺針で刺通
    可能かつ再シール性を有する閉鎖部材と、前記血液通路
    に接続された抗血栓性を有するチューブ、からなる埋め
    込み型ブラッドアクセス。
  2. 【請求項2】 血液通路が一方向に開口してなる請求項
    1に記載の埋め込み型ブラッドアクセス。
  3. 【請求項3】 血液通路が二方向に開口してなる請求項
    1に記載の埋め込み型ブラッドアクセス。
  4. 【請求項4】 連通孔が1つ設けられてなる請求項1〜
    3のいずれかに記載の埋め込み型ブラッドアクセス。
  5. 【請求項5】 連通孔が2つ設けられてなる請求項1ま
    たは3に記載の埋め込み型ブラッドアクセス。
  6. 【請求項6】 閉鎖部材が自己シール性を有してなる請
    求項1〜5のいずれかに記載の埋め込み型ブラッドアク
    セス。
  7. 【請求項7】 閉鎖部材がゴム弾性材料から形成されて
    なる請求項6に記載の埋め込み型ブラッドアクセス。
  8. 【請求項8】 閉鎖部材が極細繊維から形成されてなる
    請求項1〜5のいずれかに記載の埋め込み型ブラッドア
    クセス。
  9. 【請求項9】 血液通路の開口端にコネクターが設けら
    れ、該コネクターにチューブが接続されてなる請求項1
    〜8のいずれかに記載の埋め込み型ブラッドアクセス。
JP9159068A 1997-06-16 1997-06-16 埋め込み型ブラッドアクセス Pending JPH114888A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012139359A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Kawasumi Lab Inc 血管アクセスデバイス
CN107376043A (zh) * 2017-08-24 2017-11-24 范朕 一种可植入皮下的血管通路穿刺阀

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