JPH1148788A - ウエザストリップ - Google Patents

ウエザストリップ

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JPH1148788A
JPH1148788A JP9213577A JP21357797A JPH1148788A JP H1148788 A JPH1148788 A JP H1148788A JP 9213577 A JP9213577 A JP 9213577A JP 21357797 A JP21357797 A JP 21357797A JP H1148788 A JPH1148788 A JP H1148788A
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Sukenori Aritake
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造に際しての作業性の向上及びコストの低減
を図ることができるとともに、外観品質の向上を図るこ
とのできるウエザストリップを提供する。 【解決手段】ウエザストリップ14は、断面略U字状を
なすトリム部15及び該トリム部15に対し一体形成さ
れてなる中空状のシール部16を有する。ウエザストリ
ップ14の大部分はゴム材料よりなる押出成形部21に
より構成され、その両端末部が型成形部22により接続
される。押出成形部21のトリム部15の外側には、熱
可塑性エラストマー(TPE)の皮膜よりなる加飾部2
7が設けられている。型成形部22は、TPEにより構
成される。このため、型成形に際し、加硫等を行う必要
がない。また、金型装置の簡素化が図られ、その温度も
さほど高くならないため、型成形時に加飾部27が融解
せず、加飾部27を予め削りとっておく必要もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエザストリップ
に係り、詳しくは、被取着体に対し取着されるトリム部
と、中空状のシール部とを備え、トリム部の外側に加飾
部が設けられたウエザストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のウエザストリップ(オー
プニングトリムと称されることも多い)は、ソリッドゴ
ムよりなり、断面略U字状をなすトリム部及び該トリム
部に対し一体形成されてなるスポンジゴムよりなる中空
状のシール部を有する。このウエザストリップは、車両
の車体開口部に、例えばサイドパネルのフランジに対し
前記トリム部が嵌め込まれることにより、取着されてい
る。そして、ドアが閉められたときには、前記シール部
とドアフレームとが当接して、ドアと車体開口部との間
がシールされる。
【0003】かかるウエザストリップにおいて、近年、
意匠性の向上を図るべく、トリム部の外側に加飾部が設
けられるようになってきている。この加飾部は、自動車
の内装に合わせるようにして所定の着色が施された熱可
塑性エラストマーの皮膜や、ファブリック等により構成
される。
【0004】ところで、上記の如きウエザストリップ
は、大部分は公知の押出成形法により成形されるが、環
状に形成する必要がある場合には、押出成形により得ら
れた押出成形部の両端末部を接続する必要がある。この
ため、従来では、型成形による接続が行われ、この型成
形に際しても、押出成形部と同等の素材(ゴム材料)が
用いられていた。
【0005】しかし、この型成形に際し、ゴム材料を用
いた場合には、射出後、金型内で加硫・硬化させる必要
があり、金型自体は加硫に必要な温度(約180℃〜2
00℃)に加熱される。そのため、押出成形部の端末部
をそのままの状態で金型にセットした場合には、トリム
部を覆っていた加飾部が、上記熱によって融解してしま
い、接続の妨げとなるばかりでなく、部分的に融解した
加飾部により外観品質の低下をも招来してしまう。
【0006】従って、従来では、型成形に際し、トリム
部の端末部に相当する部分を覆っていた加飾部を、所定
長だけ別途削りとった上で金型にセットするようにして
いた(第1の従来技術)。
【0007】また、特開平5−138684号公報に開
示された技術においては、コーナー部に相当する部分の
シール部を予め切削しておき、金型を用いた型成形法に
より接続するものが開示されている。この技術では、加
飾部が接触しうる部分を冷却型とした特殊な金型を用い
て型成形するようにしている(第2の従来技術)。
【0008】さらに、実公平7−2270号公報には、
取付固定用の金具をトリム部にインサート成形する技術
が開示されている。このように、異物を部分的にインサ
ート成形する場合にも、型成形を行う必要があるが、か
かる場合にも、上記第1の従来技術と同様、トリム部の
端末部に相当する部分を覆っていた加飾部を、別途削り
とって金型にセットするようにしていた(第3の従来技
術)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1〜第3の従来技術においては、いずれも型成形部をゴ
ム材料により成形していたため、加硫に時間を要し、結
果として成形時間が長期化してしまっていた。
【0010】また、特に第1及び第3の従来技術におい
ては、加飾部の一部を削りとる必要があるため、作業性
の著しい低下及びコストの増大を招いていた。さらに、
削り屑が成形部内に混ざり込んでしまった場合には、型
成形部を構成するゴム材料に対し異物が混入されたこと
となり、外観品質が損なわれてしまうおそれがあった。
【0011】併せて、第2の従来技術では、特殊な金型
を必要とするため、設備の大型化及びコストの増大を招
くこととなっていた。また、金型が複雑化することか
ら、型割り線も外部から視認される位置に設定せざるを
得ない場合が生じ、かかる場合には成形品の外観品質の
低下を招くおそれもあった。さらに、特殊な金型を用い
たからといって、大部分が加熱型のため、ワークの金型
へのセットの状態によっては必ずしも加飾部の融解を防
止できるとは限らず、ワークの金型へのセットには細心
の注意が必要であって、作業性の低下を招いていた。
【0012】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、製造に際しての作業性
の向上及びコストの低減を図ることができるとともに、
外観品質の向上を図ることのできるウエザストリップを
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、被取着体に対し
取着されるトリム部及び該トリム部に対し一体形成され
てなる中空状のシール部を有するゴム材料よりなる押出
成形部と、前記トリム部の外側に設けられた加飾部と、
前記押出成形部に対し接続形成され、熱可塑性エラスト
マーよりなる型成形部とを備えたウエザストリップをそ
の要旨としている。
【0014】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載のウエザストリップにおいて、前記型成形部に
は、前記加飾部に対応するようにしてカバー部材が設け
られていることをその要旨としている。
【0015】さらに、請求項3に記載の発明では、請求
項1又は2に記載のウエザストリップにおいて、前記加
飾部は、熱可塑性エラストマーにより構成されているこ
とをその要旨としている。
【0016】(作用)上記請求項1に記載の発明によれ
ば、ウエザストリップのトリム部が被取着体に対し取着
される。また、トリム部に対し一体形成されてなる中空
状のシール部により被取着体と相手部材との間がシール
される。さらに、トリム部の外側に設けられた加飾部に
より、外観品質が向上しうる。
【0017】さて、本発明では、ウエザストリップは、
ゴム材料よりなる押出成形部に対し接続形成された型成
形部を備えるが、該型成形部は、熱可塑性エラストマー
により構成される。このため、型成形に対し、加硫等を
行う必要がなく、ゴム材料を使用した場合に比べて、短
い時間で成形が完了する。
【0018】また、型の温度もさほど高くならないた
め、型成形時に加飾部が融解してしまうこともない。従
って、型成形に際し加飾部を予め削りとる必要もない。
さらに、複雑、かつ、特殊な型を用いる必要がない。
【0019】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、前記型成形部に
は、前記加飾部に対応するようにしてカバー部材が設け
られている。このため、加飾部とカバー部材とにより、
一体感が増し、外観的な違和感が解消しうる。
【0020】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
請求項1、2に記載の発明の作用に加えて、前記加飾部
は、熱可塑性エラストマーにより構成されている。この
ため、押出成形部が例えばEPDM等のゴム材料で形成
されている場合に、同じオレフィン系の熱可塑性エラス
トマー材の加飾部を用いることによって、両者の結合力
が増すとともに、型成形部との相溶性もあって、加飾部
と型成形部との接合力も増加する。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0022】図1〜3に示すように、車両11の車体開
口部(例えばルーフサイドパネル12やドア用サイドパ
ネル)の被取着体としてのフランジ13には、オープニ
ングトリムウエザストリップ(以下、「ウエザストリッ
プ」と称する)14が設けられている。ウエザストリッ
プ14は、断面略U字状をなすトリム部15及び該トリ
ム部15に対し一体形成されてなる中空状のシール部1
6を有する。このウエザストリップ14は、前記フラン
ジ13に対し前記トリム部15が嵌め込まれることによ
り、車両11に取着されている。そして、ドア17が閉
められたときには、前記シール部16とドアフレーム1
8とが当接して、ドアフレーム18及びルーフサイドパ
ネル12間がシールされる。
【0023】ウエザストリップ14の大部分は、公知の
押出成形法により成形された押出成形部21により構成
される。また、本実施の形態におけるウエザストリップ
14は、環状に形成されており、前記押出成形部21の
両端末部が型成形部(図1で網目模様を付した部分)2
2により接続されている。
【0024】前記押出成形部21のトリム部15は、E
PDMソリッドゴムにより構成され、その内部には、ト
リム部15が一定の形状を保持しうるよう金属製のイン
サート23が埋設されている。また、同トリム部15の
内面からは、複数の保持用シールリップ24が内方に向
けて突出形成されている。従って、トリム部15が前記
フランジ13に嵌め込まれた際には、該シールリップ2
4の弾性圧接力によりウエザストリップ14は容易に脱
落しないようになっている。
【0025】また、押出成形部21のシール部16は、
EPDMスポンジゴムにより構成されている。さらに、
トリム部15には、車内側に延設された室内リップ25
が一体形成されている。そして、トリム部15と室内リ
ップ25との間には、内装品を構成するピラーガーニッ
シュ26の端部が介在され、前記室内リップ25により
ピラーガーニッシュ26の端部が覆われるようになって
いる。
【0026】併せて、本実施の形態では、前記トリム部
15の外側(室内リップ25も含む)には、熱可塑性エ
ラストマー(TPE)の皮膜よりなる加飾部27が設け
られている。この加飾部27は、内装品(例えば前記ピ
ラーガーニッシュ26)に合わせるようにして所定の着
色が施されており、該加飾部27の存在により、外観品
質の向上が図られている。この加飾部27は、押出成形
部21の成形と同時にトリム部15に対し取着される。
【0027】次に、本実施の形態の特徴的部分について
説明する。前記型成形部22は、基本的には押出成形部
21とほぼ同様の断面形状を有しており(但し、保持用
シールリップ24は成形の都合上省略されている)、前
記加飾部27と同様、熱可塑性エラストマー(TPE)
により構成されている。型成形部22を成形するに際し
ては、図4に示すような金型装置30が用いられる。す
なわち、金型装置30は、通常の樹脂成形に用いられる
のと同様、簡易な構成(部分的な加熱と同時に部分的な
冷却を必要としない構成)よりなっており、具体的には
第1の金型31、第2の金型32、第3の金型33及び
第4の金型34を備えている。なお、第2の金型32に
は、型成形部22のトリム部の内面を形成するためのコ
ア36が設けられているが、コア36と第2の金型32
とを一体的に形成してもよい。そして、これら各型31
〜34により、型成形部22を成形するためのキャビテ
ィ35が構成されている。
【0028】続いて、上記の構成を有してなるウエザス
トリップ14の製造方法について説明する。まず、公知
の押出成形法により、長尺状の押出成形部21を得る。
このとき、上述したように、加飾部27についても前記
トリム部15の外側に対し同時に取着される。
【0029】次に、押出成形部21の両端末部を前記金
型装置30にセットする。このとき、従来技術とは異な
り、加飾部27の一部を削りとるようなことはせず、両
端末部はそのままの状態でセットされる。
【0030】そして、図5に示すように、可塑化された
TPEを前記キャビティ35内に射出、充填する。この
とき、ゴム材料を成形する場合と異なり、金型装置30
には加硫に必要な加熱装置は必要なく、TPEは常温で
成形でき、その射出・充填後には金型装置30によって
冷却され、全体的に冷却固化される。
【0031】そして、冷却固化後、型開きをし、金型装
置30から取り出すことにより、図1に示すようなウエ
ザストリップ14が得られるのである。次に、本実施の
形態の作用及び効果について説明する。
【0032】・本実施の形態におけるウエザストリップ
14は、ゴム材料よりなる押出成形部21に対し接続形
成された型成形部22を備えるが、該型成形部22は、
TPEにより構成される。このため、型成形部の材料と
してゴム材料を用いていた従来技術とは異なり、型成形
に際し、加硫等を行う必要がなく、短い時間で成形が完
了する。その結果、作業性の向上を図ることができる。
【0033】・また、金型装置30の温度もさほど高く
ならないため、型成形時に加飾部27が融解してしまう
こともない。従って、加飾部27の融解による外観品質
の低下を防止することができる。さらに、融解のおそれ
がないことから、型成形に際し加飾部27を予め削りと
っておく必要もない。従って、さらなる作業性の向上及
びコストの低減を図ることができる。また、加飾部27
が削りとられることがないため、型成形時に削りとられ
た加飾部27の屑が型成形部22に混入されてしまうこ
とがない。そのため、屑の混入により外観品質が低下し
てしまうという事態を抑制することができる。
【0034】・さらに、型成形部22を得るに際し、T
PEを射出充填すればよく、加飾部27が融解してしま
うこともないため、複雑、かつ、特殊な型を用いる必要
がない。つまり、金型装置30の簡素化を図ることがで
きる。そのため設備の大型化、コストの増大を防止する
ことができる。また、金型装置30の簡素化が図られる
ことから、型割り線も外部から視認されにくい位置に設
定することができる。その結果、外観品質のさらなる向
上を図ることができる。
【0035】(第2の実施の形態)次に、本発明を具体
化した第2の実施の形態について説明する。但し、本実
施の形態の構成等において、上述した第1の実施の形態
と同等である部材等については同一の符号を付してその
説明を省略する。そして、以下には、第1の実施の形態
との相違点を中心として説明することとする。
【0036】上記第1の実施の形態では、押出成形部2
1の両端末部を接続するべく、型成形部22を成形する
こととした。これに対し、本実施の形態では、図6に示
すように、コーナー部に対応する部分において型成形部
42を成形している点に特徴を有している。これは、コ
ーナー部において、押出成形部41を曲げると、その曲
げ応力により中空状のシール部44が潰れ変形してしま
い、シール部44としての機能を発揮しにくくなるた
め、当該部位においては型成形により中空形状を確保し
ようとする趣旨である。
【0037】このように、本実施の形態では、ウエザス
トリップ40は、トリム部43、シール部44及び加飾
部45を有するゴム製の押出成形部41を備えるととも
に、コーナー部に対応する部分のシール部は型成形部4
2となっている。そして、該型成形部42も上記第1の
実施の形態と同様、TPEにより構成されている。
【0038】次に、本実施の形態におけるウエザストリ
ップ40の製造方法について説明する。まず、公知の押
出成形法により、押出成形部41を得る。このとき、上
記同様、加飾部45についても前記トリム部43の外側
に対し同時に取着される。
【0039】次に、図7に示すように、押出成形部41
のうち、コーナー部に相当する部分のシール部44を切
欠き、切欠き部46を形成する。そして、該切欠き部4
6に相当する部分を型成形用の金型装置(図示略)にセ
ットする。このとき、本実施の形態においても、加飾部
45の一部を削りとるようなことはせず、切欠き部46
に相当する部分はそのままの状態でセットされる。
【0040】そして、可塑化されたTPEを金型装置の
キャビティ内に射出、充填する。このとき、ゴム材料を
成形する場合と異なり、金型装置の温度はさほど高くは
なく、射出・充填後にはTPEが金型装置によって冷却
固化される。
【0041】そして、冷却固化後、型開きをし、金型装
置から取り出すことにより、図6に示すようなウエザス
トリップ40が得られるのである。本実施の形態におい
ても、基本的には上記第1の実施の形態と同等の作用効
果が奏される。
【0042】尚、本発明は前記実施の形態に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一
部を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)上記第1の実施の形態において、型成形部22を
成形するに際し、図8に示すように、取付固定用の金具
51をトリム部15にインサート成形するようにしても
よい。このように、異物を部分的にインサート成形する
場合にも、型成形を行う必要があるが、かかる場合に
も、上記実施の形態と同じ方法で成形でき、同等の作用
効果が奏される。
【0043】(2)上記実施の形態では、型成形部2
2、42をTPEにより構成し、該TPEが露呈する恰
好となっていたが、図9に示すように、型成形部52に
は、押出成形部のトリム部に設けられている加飾部に対
応するようにして、カバー部材53を設けるようにして
もよい。
【0044】このような構成とするには、金型装置の成
形面に対し、予めカバー部材53をセットしておき、T
PEを射出・充填すればよい。かかる構成とすることに
より、加飾部とカバー部材53とにより、一体感が増
し、外観的な違和感が解消する。その結果、さらなる外
観品質の向上を図ることができる。
【0045】(3)また、図8に点線で示すように、別
体のカバー部材54を設け、型成形のTPEの露出を防
ぐようにしてもよい。このようにすると、上記(2)の
カバー部材53のインモールド成形よりも成形が簡単に
なるとともに、図8に示したように、インサートを有す
る場合にも対応ができる。
【0046】(4)上記実施の形態における室内リップ
25や保持用シールリップ24の一部又は全部を省略し
てもよい。また、保持用シールリップ24の数や形状は
上記実施の形態のものに何ら限定されるものではない。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のウエザス
トリップによれば、製造に際しての作業性の向上及びコ
ストの低減を図ることができるとともに、外観品質の向
上を図ることができるという優れた効果を奏する。
【0048】また、特に、請求項2及び3に記載の発明
によれば、さらなる外観品質の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のウエザストリップを示す斜
視図。
【図2】車両を示す側面図。
【図3】ウエザストリップの押出成形部を示す拡大断面
図。
【図4】型成形部を成形するための金型装置を示す断面
図。
【図5】型成形部成形時の状態を示す断面図。
【図6】第2の実施の形態のウエザストリップを示す斜
視図。
【図7】押出成形部のシール部を切欠いた状態を示す斜
視図。
【図8】他の実施の形態におけるウエザストリップを示
す斜視図。
【図9】他の実施の形態におけるウエザストリップを示
す断面図。
【符号の説明】
13…被取着体としてのフランジ、14、40…ウエザ
ストリップ、15、43…トリム部、16、44…シー
ル部、21、41…押出成形部、22、42、52…型
成形部、27、45…加飾部、30…金型装置、53…
カバー部材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取着体に対し取着されるトリム部及び
    該トリム部に対し一体形成されてなる中空状のシール部
    を有するゴム材料よりなる押出成形部と、 前記トリム部の外側に設けられた加飾部と、 前記押出成形部に対し接続形成され、熱可塑性エラスト
    マーよりなる型成形部とを備えたことを特徴とするウエ
    ザストリップ。
  2. 【請求項2】 前記型成形部には、前記加飾部に対応す
    るようにしてカバー部材が設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載のウエザストリップ。
  3. 【請求項3】 前記加飾部は、熱可塑性エラストマーに
    より構成されていることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のウエザストリップ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004001774A (ja) * 1999-07-23 2004-01-08 Toyoda Gosei Co Ltd ウエザストリップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004001774A (ja) * 1999-07-23 2004-01-08 Toyoda Gosei Co Ltd ウエザストリップ

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