JPH1147743A - 波浪追従型自走式油回収器 - Google Patents
波浪追従型自走式油回収器Info
- Publication number
- JPH1147743A JPH1147743A JP9220744A JP22074497A JPH1147743A JP H1147743 A JPH1147743 A JP H1147743A JP 9220744 A JP9220744 A JP 9220744A JP 22074497 A JP22074497 A JP 22074497A JP H1147743 A JPH1147743 A JP H1147743A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- recovery device
- waves
- main body
- outrigger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/20—Controlling water pollution; Waste water treatment
- Y02A20/204—Keeping clear the surface of open water from oil spills
Landscapes
- Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
- Removal Of Floating Material (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、波浪中の海面で、油が方々に分
散、漂流していても、より効果的に油回収を行うことが
できると同時に、回収器が静止状態でも、効率的な油回
収ができる装置に関する。 【解決手段】 波浪に同調して、油をもらさない機能を
備えていると同時に、油のある位置まですばやく移動し
て、油回収を行う。また、油回収器は静止していても、
水流を起こし油を集めて、効率的に回収を行うことを特
徴とする。
散、漂流していても、より効果的に油回収を行うことが
できると同時に、回収器が静止状態でも、効率的な油回
収ができる装置に関する。 【解決手段】 波浪に同調して、油をもらさない機能を
備えていると同時に、油のある位置まですばやく移動し
て、油回収を行う。また、油回収器は静止していても、
水流を起こし油を集めて、効率的に回収を行うことを特
徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、海洋に油が流出
した場合に、波浪があってもこれに回収器が同調し、流
出油を逃がさないで回収する。一方、油が潮流、風等に
よりかたまりを形成して流れても、油のかたまりの方向
に自走して油を回収できると同時に、回収器を止めて油
回収を行う場合でも、水流を起こし油を効率的に回収で
きる、全く新規な回収装置である。
した場合に、波浪があってもこれに回収器が同調し、流
出油を逃がさないで回収する。一方、油が潮流、風等に
よりかたまりを形成して流れても、油のかたまりの方向
に自走して油を回収できると同時に、回収器を止めて油
回収を行う場合でも、水流を起こし油を効率的に回収で
きる、全く新規な回収装置である。
【０００２】
【従来の技術】従来、油回収器は一体型であり、単独で
海面に浮いたり、船に取り付けられて、油回収を行って
いた。
海面に浮いたり、船に取り付けられて、油回収を行って
いた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 （イ）波浪があった場合、波に同調しなくて、波と油が
回収器の上を越えたり下を潜ったりして、油回収が十分
できない。 （ロ）船につけた場合は、船は小回りがきかないので、
油のかたまりの位置に簡単に行くことができず、十分な
油回収ができなかった。 （ハ）回収器が静止した状態では水流がないために、油
は滞留して回収ができなかった。 本発明は以上の欠点を解決し、油回収の効率を上げるも
のである。
があった。 （イ）波浪があった場合、波に同調しなくて、波と油が
回収器の上を越えたり下を潜ったりして、油回収が十分
できない。 （ロ）船につけた場合は、船は小回りがきかないので、
油のかたまりの位置に簡単に行くことができず、十分な
油回収ができなかった。 （ハ）回収器が静止した状態では水流がないために、油
は滞留して回収ができなかった。 本発明は以上の欠点を解決し、油回収の効率を上げるも
のである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】アウトリガー（１）、オ
イルフェンス（２）と回収器本体（３）が独立の動きで
波浪に同調して、油を後部にもらすことなく、オイルフ
ェンス（２）にそって油を中央部に集め、回収器本体
（３）に取り付けたベルトコンベア（４）で油を回収す
る。また、本装置はアウトリガー（１）に取り付けられ
た推進器（５）を、母船又は陸上より操縦用アンテナ
（６）を介して、無線で操縦を行い油のある位置へ自走
移動する。推進器（５）は左右逆方向回転可能で、回収
器は小回りがきく。以上の構成からなる油回収器であ
る。さらに、回収器が静止していても、回収器本体
（３）の推進器（１０）をまわすことにより、水流を起
こし、油がベルトコンベア（４）に集まり、効率的な油
回収ができる。
イルフェンス（２）と回収器本体（３）が独立の動きで
波浪に同調して、油を後部にもらすことなく、オイルフ
ェンス（２）にそって油を中央部に集め、回収器本体
（３）に取り付けたベルトコンベア（４）で油を回収す
る。また、本装置はアウトリガー（１）に取り付けられ
た推進器（５）を、母船又は陸上より操縦用アンテナ
（６）を介して、無線で操縦を行い油のある位置へ自走
移動する。推進器（５）は左右逆方向回転可能で、回収
器は小回りがきく。以上の構成からなる油回収器であ
る。さらに、回収器が静止していても、回収器本体
（３）の推進器（１０）をまわすことにより、水流を起
こし、油がベルトコンベア（４）に集まり、効率的な油
回収ができる。
【０００５】
【発明の実施の形態】波浪中の海面に油が漂流している
場合に、アウトリガー（１）、オイルフェンス（２）と
回収器本体（３）が独立の動きをし、波浪に同調して油
を後部にもらすことなく、オイルフェンス（２）にそっ
て油を中央部に集め、回収器本体（３）に取り付けたベ
ルトコンベア（４）で油を回収する。さらに、海面の油
は、潮流や風の影響を受けて漂流する。この漂流した油
を回収するために、油のある位置まで自走し、油回収を
行う。自走は、アウトリガーに取り付けた推進器
（５） によるが、操縦は、母船又は陸上より操縦用ア
ンテナを介して、無線で行う。推進器（ ５）は、左
右逆方向回転もできるので、回収器は小回りがきき、効
果的な油回収ができる。また、回収器が静止して油回収
を行う場合、回収器本体（３）に取り付けた推進器（１
０）を回転させ、水流を起こし、油をベルトコンベア
（４）に集め、効率的な油回収ができる。
場合に、アウトリガー（１）、オイルフェンス（２）と
回収器本体（３）が独立の動きをし、波浪に同調して油
を後部にもらすことなく、オイルフェンス（２）にそっ
て油を中央部に集め、回収器本体（３）に取り付けたベ
ルトコンベア（４）で油を回収する。さらに、海面の油
は、潮流や風の影響を受けて漂流する。この漂流した油
を回収するために、油のある位置まで自走し、油回収を
行う。自走は、アウトリガーに取り付けた推進器
（５） によるが、操縦は、母船又は陸上より操縦用ア
ンテナを介して、無線で行う。推進器（ ５）は、左
右逆方向回転もできるので、回収器は小回りがきき、効
果的な油回収ができる。また、回収器が静止して油回収
を行う場合、回収器本体（３）に取り付けた推進器（１
０）を回転させ、水流を起こし、油をベルトコンベア
（４）に集め、効率的な油回収ができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。ア
ウトリガー（１）、オイルフェンス（２）と回収器本体
（３）は、上下及び回転自由な結合冶具（７）により結
合され、上記３者が独立の動きを行い、波浪に同調し、
油を後部にもらすことなく、上下の油もれを防ぐ構造の
オイルフェンス（２）にそって油を中央部に集め、回収
器本体（３）に取り付けたベルトコンベア駆動モータ
（８）により回転するベルトコンベア（４）で油を回収
する。また、本装置は、アウトリガー（１）に取り付け
た推進器（５）を、母船又は陸上より操縦用アンテナ
（６）を介して無線で操縦を行い、前後、旋回運動によ
り自走し、油が漂流している位置に移動し、油を効率的
に回収し、油溜タンク（９）に溜める。一方、回収器が
静止して油回収を行う場合、回収器本体（３）に取り付
けた推進器（１０）を回転させることにより、油をベル
トコンベア（４）に導き、効率的に油回収を行う。
ウトリガー（１）、オイルフェンス（２）と回収器本体
（３）は、上下及び回転自由な結合冶具（７）により結
合され、上記３者が独立の動きを行い、波浪に同調し、
油を後部にもらすことなく、上下の油もれを防ぐ構造の
オイルフェンス（２）にそって油を中央部に集め、回収
器本体（３）に取り付けたベルトコンベア駆動モータ
（８）により回転するベルトコンベア（４）で油を回収
する。また、本装置は、アウトリガー（１）に取り付け
た推進器（５）を、母船又は陸上より操縦用アンテナ
（６）を介して無線で操縦を行い、前後、旋回運動によ
り自走し、油が漂流している位置に移動し、油を効率的
に回収し、油溜タンク（９）に溜める。一方、回収器が
静止して油回収を行う場合、回収器本体（３）に取り付
けた推進器（１０）を回転させることにより、油をベル
トコンベア（４）に導き、効率的に油回収を行う。
【０００７】
【発明の効果】波浪中でも、油を後ろにもらすことなく
油回収ができる。また、小回りのきく自走装置により、
油のある位置にすばやく移動して、油を回収できるため
に、非常に効率のよい油回収が可能となる。一方、回収
器が静止状態でも、水流を起こし、効率よく油回収を行
うことができる。
油回収ができる。また、小回りのきく自走装置により、
油のある位置にすばやく移動して、油を回収できるため
に、非常に効率のよい油回収が可能となる。一方、回収
器が静止状態でも、水流を起こし、効率よく油回収を行
うことができる。
【図１】この発明に係わる全体斜視図を示す。
【図２】回収器本体の中央断面図を示す。
【図３】横断面図を示す。
【符号の説明】 １ アウトリガー ２ オイルフェンス ３ 回収器本体 ４ 油回収用ベルトコンベア ５ 推進器 ６ 操縦用アンテナ ７ 結合冶具 ８ ベルトコンベア駆動モータ ９ 油溜タンク １０ 水流発生用推進器
Claims (3)
- 【請求項１】 波浪中の海面に油が漂流している場合、
アウトリガー（１）、オイルフェンス（２）と回収器本
体（３）が独立の動きをし、波浪に同調し、油を後部に
もらすことなく、中央部の油回収用ベルトコンベア
（４）へ集める装置。 - 【請求項２】 潮流や風の影響を受けて漂流する油を回
収するために、油のある位置までアウトリガーに取り
付けた推進器（５）により自走し、油回収を行う装置。 - 【請求項３】 回収器が静止して油回収を行う場合、回
収器本体（３）に取り付けた推進器（１０）を回転さ
せ、水流を起こし、油をベルトコンベア（４）に効率的
に導く装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9220744A JPH1147743A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 波浪追従型自走式油回収器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9220744A JPH1147743A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 波浪追従型自走式油回収器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1147743A true JPH1147743A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16755861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9220744A Pending JPH1147743A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 波浪追従型自走式油回収器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1147743A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2360002A (en) * | 2000-03-07 | 2001-09-12 | Kenneth James Watkins | Apparatus for recovering oil from the surface of open water |
| KR200448372Y1 (ko) | 2009-10-12 | 2010-04-07 | 주식회사 청우엔지니어링 | 유출 오일 회수설비 |
| KR101136074B1 (ko) | 2011-09-27 | 2012-04-17 | 김중근 | 수상 유류 회수장치 |
| KR101117043B1 (ko) | 2010-03-23 | 2012-06-20 | 전북대학교산학협력단 | 하이브리드형 구동시스템에 의한 수표면 부유물 처리장치 |
| CN110777749A (zh) * | 2019-11-06 | 2020-02-11 | 刘晓琦 | 一种生态河道垃圾拦截装置 |
| CN112482334A (zh) * | 2020-11-17 | 2021-03-12 | 杭州岳崎环保科技有限公司 | 一种河道漂浮垃圾清理清理闸门 |
| CN113699957A (zh) * | 2021-07-27 | 2021-11-26 | 海南浙江大学研究院 | 一种实现海漂垃圾捕获和运输的水上机器人 |
-
1997
- 1997-08-01 JP JP9220744A patent/JPH1147743A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2360002A (en) * | 2000-03-07 | 2001-09-12 | Kenneth James Watkins | Apparatus for recovering oil from the surface of open water |
| GB2360002B (en) * | 2000-03-07 | 2003-11-26 | Kenneth James Watkins | Slick sweep - oil sea rescue vehicle |
| KR200448372Y1 (ko) | 2009-10-12 | 2010-04-07 | 주식회사 청우엔지니어링 | 유출 오일 회수설비 |
| KR101117043B1 (ko) | 2010-03-23 | 2012-06-20 | 전북대학교산학협력단 | 하이브리드형 구동시스템에 의한 수표면 부유물 처리장치 |
| KR101136074B1 (ko) | 2011-09-27 | 2012-04-17 | 김중근 | 수상 유류 회수장치 |
| CN110777749A (zh) * | 2019-11-06 | 2020-02-11 | 刘晓琦 | 一种生态河道垃圾拦截装置 |
| CN110777749B (zh) * | 2019-11-06 | 2021-07-16 | 绍兴市魏达机械有限公司 | 一种生态河道垃圾拦截装置 |
| CN112482334A (zh) * | 2020-11-17 | 2021-03-12 | 杭州岳崎环保科技有限公司 | 一种河道漂浮垃圾清理清理闸门 |
| CN113699957A (zh) * | 2021-07-27 | 2021-11-26 | 海南浙江大学研究院 | 一种实现海漂垃圾捕获和运输的水上机器人 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4786795A (en) | Sun tracking device floating upon liquid surface | |
| CN106347594B (zh) | 一种无线充电自动清理水面机器人系统 | |
| KR102032623B1 (ko) | 쌍동선 형태의 무선 조종 해양쓰레기 수거 드론 | |
| CN109501974B (zh) | 水面垃圾清理船 | |
| WO2003046375A1 (en) | Submerged water current turbine | |
| CN113699957B (zh) | 一种实现海漂垃圾捕获和运输的水上机器人 | |
| KR102028135B1 (ko) | 자세 복원 기능을 갖는 무인 해양 자율주행 드론 | |
| JPH1147743A (ja) | 波浪追従型自走式油回収器 | |
| US11661156B2 (en) | Apparatus and method for collecting marine debris | |
| CN113682436B (zh) | 一种海洋生态环境巡检航行器 | |
| CN105908686A (zh) | 一种漂浮物自动清理装置 | |
| JP2016191384A (ja) | 水力タービン用の支持装置 | |
| CN109178261B (zh) | 一种基于振荡浮摆自发电式水下探测机器人及其应用 | |
| CN210310827U (zh) | 一种海底驱动移动装置 | |
| CN215794344U (zh) | 一种太阳能智能水面漂浮物清理船 | |
| CN205283480U (zh) | 漂浮式水动光伏跟踪装置 | |
| CN114991104A (zh) | 一种湖泊沙滩两用的垃圾清理装置 | |
| US4294698A (en) | Device for cleaning liquid surfaces | |
| JP2000240555A (ja) | 水中発電装置 | |
| KR20000009258A (ko) | 원격조정에 의해 구동되는 복원성이 우수한 자항식 브러쉬벨트스키머 | |
| CN206903805U (zh) | 一种半潜式可移动波浪能发电装置 | |
| CN206750094U (zh) | 大型浮管式发电机壳体固定结构 | |
| CN218322667U (zh) | 一种水面垃圾清理装置 | |
| JP2000126763A (ja) | 水上浮遊物回収装置 | |
| CN213948716U (zh) | 水面垃圾清理无人船 |