JPH1147644A - 筆記具を利用したエアーブラシ - Google Patents

筆記具を利用したエアーブラシ

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JPH1147644A
JPH1147644A JP9224363A JP22436397A JPH1147644A JP H1147644 A JPH1147644 A JP H1147644A JP 9224363 A JP9224363 A JP 9224363A JP 22436397 A JP22436397 A JP 22436397A JP H1147644 A JPH1147644 A JP H1147644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
pressure air
motor
generator
case
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9224363A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takagi
宏 高木
Keiji Kato
啓二 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Pencil Co Ltd filed Critical Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority to JP9224363A priority Critical patent/JPH1147644A/ja
Publication of JPH1147644A publication Critical patent/JPH1147644A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 噴射させる高圧空気を外部から供給せずに自
ら発生させて、エアーホースやエアーボンベなどを接続
する必要がなく、小回りがきいて使いやすい斬新なエア
ーブラシを提供する。 【解決手段】 モータ1と、回転運動を往復運動に変換
する機構を介してモータ1と接続する高圧空気発生装置
2と、高圧空気発生装置2からエアーノズル3へ高圧空
気を送るチューブ4と、電池5とをケース6に内蔵する
とともに、ペン先10がエアーノズル3の空気噴射口7
に近接するように筆記具9を保持するペンホルダー8を
ケース6の外部に一体的に設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筆記具を取付け
て、そのペン先に空気を噴射して当てて、ペン先に滲出
したインクを飛散させて霧状になし、その霧状のインク
を紙などに吹き付けることにより描画などを可能とする
エアーブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のエアーブラシは、実開昭
61−102584号公報、特公昭62−30120号
公報、実開平6−57447号公報、実公平2−300
41号公報などに開示されているように、エアーホース
などを介して空気圧縮機やエアーボンベなどを接続して
使用するようになっている。したがって、描画などを行
なう場合に、エアーホースやエアーボンベなどが邪魔に
なって使いにくいという不満がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、噴射
させる高圧空気を外部から供給せずに自ら発生させて、
エアーホースやエアーボンベなどを接続する必要がな
く、小回りがきいて使いやすい斬新なエアーブラシの提
供を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の筆記具を利用したエアーブラシは、モータ
1と、回転運動を往復運動に変換するクランク15等の
装置を介してモータ1と接続する高圧空気発生装置2
と、高圧空気発生装置2からエアーノズル3へ高圧空気
を送るチューブ4と、電池5とをケース6に内蔵すると
ともに、ペン先10がエアーノズル3の空気噴射口7に
近接するように筆記具9を保持するペンホルダー8をケ
ース6の外部に一体的に設けたことを特徴とする、とい
う構成を採るものである。
【0005】なお、高圧空気発生装置2にはダイヤフラ
ムを用いることが好ましい。
【0006】
【作用】本発明のエアーブラシは、高圧空気発生装置2
を内蔵して自ら高圧空気を発生させることができるの
で、外部から高圧空気を得る必要がなく、エアーホース
やエアーボンベなどを接続しないですむ。
【0007】
【実施例】以下、図示した実施例について説明する。ま
ず、図1において符号6がケースである。このケース6
は略ピストル形を呈し、その銃口部にはエアーノズル3
を取付けている。
【0008】次に、符号1がケース6に内蔵したモータ
である。このモータ1は定格電圧が6V、無負荷回転数
が5000rpm、負荷回転数が4000rpmのもの
を使用している。
【0009】次に、符号5がモータ1の駆動源としてケ
ース6に内蔵した電池である。この電池5には単4のア
ルカリ電池4本を直列に接続して使用している。この実
施例の場合、これらの電池5で連続3時間使用すること
ができる。また、後述の筆記具9のペン先10からイン
クを1.6±0.2g飛散させる場合に、これら電池5
は約25%消耗することになる。
【0010】電池5とモータ1はリード線11と接点1
2を介して接続している。ケース6には引き金形状のス
イッチ13を回動自在に取付け、このスイッチ13を指
で引くことにより接点12が閉じて電池5からモータ1
へ電流を供給できるようになっている。
【0011】モータ1の回転軸14には、モータ1の回
転を往復運動に変換するクランク15を取付け、このク
ランク15に高圧空気発生装置2を接続している。高圧
空気発生装置にはダイヤフラムを使用している。ダイヤ
フラムには、弾性を有するシリコン(ゴム硬度35〜5
5のもの)などの薄い板材(厚みが約0.8mmのも
の)を直径約50mmの円形に打ち抜いたものを使用し
ている。ダイヤフラムは直接クランク軸に接続して約4
mmの変位量で振動するようになっている。高圧空気発
生装置2はダイヤフラムの振動により空気を吸入すると
ともに高圧にして排出することができるようになってい
る。
【0012】高圧空気発生装置2とエアーノズル3はチ
ューブ4を介して接続している。すなわち、高圧空気発
生装置2で高圧にされた空気はチューブ4を通ってエア
ーノズル3まで導かれる。高圧空気発生装置2のダイヤ
フラムからエアーノズル3の空気噴射口7までの空気流
通路の容積は約1cc以下になっている。
【0013】エアーノズル3の空気噴射口7の内径は約
0.8mmで、空気噴射口7からの空気の噴射圧は約
0.4kg/cm2 、空気の噴射量は約3000cc/
minになっている。
【0014】ペンホルダー8によって保持する筆記具9
としてはペン先10にインクが滲出するもの、例えば市
販のサインペンなどを使用することができる。
【0015】筆記具9のペン先10は直径が2mmのも
のを使用し、図2に示すように、そのペン先10の先端
部でエアーノズル3における空気噴射口7の約半分を覆
っている。
【0016】また、図3に示すように、筆記具9は、そ
の軸中心線とエアーノズル3の中心線とのなす角度
(θ)が約70°に、又、ペン先10の先端から筆記具
軸の外縁に引いた接線とエアーノズル3の中心線とのな
す角度(ψ)が約45°になるように傾斜した姿勢にな
っている。
【0017】筆記具9を除く全重量は約200gで、片
手で容易に操作できるようになっている。
【0018】スイッチ13を指で引くと接点12が閉じ
てモータ1が回転し、高圧空気発生装置2のダイヤフラ
ムが振動して、エアーノズル3から高圧空気が噴射して
筆記具9のペン先10に当たり、そのペン先10に滲出
したインクを吹き飛ばして図1に示すようにミスト状と
する。したがって、このインクミスト16を紙などに吹
き付ければ描画などを手軽に行なうことができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記の通りであり、ダイヤフラ
ムなどを用いた高圧空気発生装置2を内蔵することによ
り、外部から高圧空気を供給する必要がないので、上記
従来例のようにエアーホースやエアーポンプなど邪魔に
なるものを接続しないですみ、自由に動かすことができ
て小回りがきき使いやすいという利点がある。また、上
記実施例のように筆記具9を除く全重量を約200gに
抑えて小型軽量化が可能なので片手でも容易に操作でき
る。また、騒音も低く抑えることができ、例えば上記実
施例では約40デシベル程度に抑えることができるので
周囲に迷惑をかけないですむ。また、上記実施例のよう
に、高圧空気発生装置2のダイヤフラムからエアーノズ
ル3の空気噴射口7までの空気流通路の容積を約1cc
以下にすることによって、スイッチ13を操作してから
高圧空気を噴射するまでの反応時間を速くすることがで
きる。また、筆記具9を上記実施例のような配置でセッ
トすることによりペン先10からインクを確実に飛散さ
せることができ、専用の筆記具を製造するまでもなく、
市販の筆記具でも十分に描画が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】断面図である。
【図2】エアーノズルとペン先の正面拡大図である。
【図3】エアーノズルとペン先の側面拡大図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 高圧空気発生装置 3 エアーノズル 4 チューブ 5 電池 6 ケース 7 空気噴射口 8 ペンホルダー 9 筆記具 10 ペン先 11 リード線 12 接点 13 スイッチ 14 回転軸 15 クランク 16 インクミスト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ1と、回転運動を往復運動に変換
    するクランク15等の装置を介してモータ1と接続する
    高圧空気発生装置2と、高圧空気発生装置2からエアー
    ノズル3へ高圧空気を送るチューブ4と、電池5とをケ
    ース6に内蔵するとともに、ペン先10がエアーノズル
    3の空気噴射口7に近接するように筆記具9を保持する
    ペンホルダー8をケース6の外部に一体的に設けたこと
    を特徴とする筆記具を利用したエアーブラシ。
  2. 【請求項2】 高圧空気発生装置2にダイヤフラムを用
    いた請求項1記載の筆記具を利用したエアーブラシ。
JP9224363A 1997-08-06 1997-08-06 筆記具を利用したエアーブラシ Withdrawn JPH1147644A (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH1147644A true JPH1147644A (ja) 1999-02-23

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JP9224363A Withdrawn JPH1147644A (ja) 1997-08-06 1997-08-06 筆記具を利用したエアーブラシ

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Cited By (3)

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US6892960B2 (en) * 2002-10-15 2005-05-17 Advance Watch Company, Ltd. Airbrush
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