JPH1147204A - 健康器具 - Google Patents
健康器具Info
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- JPH1147204A JPH1147204A JP9222975A JP22297597A JPH1147204A JP H1147204 A JPH1147204 A JP H1147204A JP 9222975 A JP9222975 A JP 9222975A JP 22297597 A JP22297597 A JP 22297597A JP H1147204 A JPH1147204 A JP H1147204A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lower limb
- pedals
- rotating shaft
- trainee
- electric motor
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課 題】 下肢の機能訓練に適した健康器具を提供
する。 【解決手段】 健康器具は、回転可能に支持されている
回転軸(16)と、この回転軸の両端部から略径方向に
延在する左右一対のレバー(17)と、このレバーの先
端部に設けられているペダル(18)と、訓練者の足を
ペダルに保持するための保持具(21)と、前記回転軸
を回転駆動するモーター(27)とを備えている。
する。 【解決手段】 健康器具は、回転可能に支持されている
回転軸(16)と、この回転軸の両端部から略径方向に
延在する左右一対のレバー(17)と、このレバーの先
端部に設けられているペダル(18)と、訓練者の足を
ペダルに保持するための保持具(21)と、前記回転軸
を回転駆動するモーター(27)とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下肢の機能訓練を
するための健康器具に関する。
するための健康器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の健康器具は、健康な人が身体を鍛
練するための物であり、スポーツクラブなどに設置され
ている。そして、下肢を鍛練する自転車形式の健康器具
は、回転軸に負荷が加えられており、訓練者はペダルを
押して回転している。
練するための物であり、スポーツクラブなどに設置され
ている。そして、下肢を鍛練する自転車形式の健康器具
は、回転軸に負荷が加えられており、訓練者はペダルを
押して回転している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、麻痺した下
肢をリハビリする際に、従来の健康器具を用いると、訓
練者がペダルを押すことができず、機能訓練を行うこと
ができなかった。
肢をリハビリする際に、従来の健康器具を用いると、訓
練者がペダルを押すことができず、機能訓練を行うこと
ができなかった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、下肢の機能訓練に適した健康器具を提供す
ることを目的とする。
めのもので、下肢の機能訓練に適した健康器具を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の健康器具は、回
転可能に支持されている回転軸(16)と、この回転軸
の両端部から略径方向に延在する左右一対のレバー(1
7)と、このレバーの先端部に設けられているペダル
(18)と、訓練者の足をペダルに保持するための保持
具(21)と、前記回転軸を回転駆動するモーター(2
7)とを備えている。
転可能に支持されている回転軸(16)と、この回転軸
の両端部から略径方向に延在する左右一対のレバー(1
7)と、このレバーの先端部に設けられているペダル
(18)と、訓練者の足をペダルに保持するための保持
具(21)と、前記回転軸を回転駆動するモーター(2
7)とを備えている。
【0006】また、前記モーターが、正転および逆転す
ることが可能である場合がある。
ることが可能である場合がある。
【0007】さらに、モーターからの動力が、摩擦継手
(31,34)を介して回転軸に伝達されている場合が
ある。
(31,34)を介して回転軸に伝達されている場合が
ある。
【0008】そして、訓練者の下腿または上腿が左右に
傾くことを防止する下肢案内部材(24,51)が設け
られている場合がある。なお、この下肢案内部材で、下
腿の傾きおよび上腿の傾きの両方を防止することも、当
然可能である。
傾くことを防止する下肢案内部材(24,51)が設け
られている場合がある。なお、この下肢案内部材で、下
腿の傾きおよび上腿の傾きの両方を防止することも、当
然可能である。
【0009】また、前記下肢案内部材が、訓練者の下肢
の外側に配置されている略垂直な下肢案内板で構成され
ており、この下肢案内板における下肢を案内する案内面
には、表面が円滑な弾性体(52)が設けられている場
合がある。
の外側に配置されている略垂直な下肢案内板で構成され
ており、この下肢案内板における下肢を案内する案内面
には、表面が円滑な弾性体(52)が設けられている場
合がある。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明における健康器具の
実施の第1の形態を図1ないし図3を用いて説明する。
図1は本発明にかかる健康器具の実施の第1の形態の側
面図である。図2は電動式回転リハビリ器具を椅子側か
ら見た図である。図3は訓練者の姿勢を変更した場合の
健康器具の側面図である。
実施の第1の形態を図1ないし図3を用いて説明する。
図1は本発明にかかる健康器具の実施の第1の形態の側
面図である。図2は電動式回転リハビリ器具を椅子側か
ら見た図である。図3は訓練者の姿勢を変更した場合の
健康器具の側面図である。
【0011】健康器具は、架台1と、この架台1に着脱
自在に取り付けられている電動式回転リハビリ器具2
と、椅子3とで構成されている。この健康器具は、電動
式回転リハビリ器具2が設けられている側が前側で、椅
子3が設けられている側が後側となっている。そして、
架台1は、左右一対の細長いフレーム6からなり、その
前部には、複数の取付孔7が形成されている。
自在に取り付けられている電動式回転リハビリ器具2
と、椅子3とで構成されている。この健康器具は、電動
式回転リハビリ器具2が設けられている側が前側で、椅
子3が設けられている側が後側となっている。そして、
架台1は、左右一対の細長いフレーム6からなり、その
前部には、複数の取付孔7が形成されている。
【0012】電動式回転リハビリ器具2の支持部材11
は2本の支柱で構成されているとともに、上下に分割さ
れている。そして、上部支持部材12は、下部支持部材
13に上下方向にスライド可能に取り付けられている。
また、支持部材11の下端部は、基台14で連結されて
おり、この基台14の左右両サイドが、フレーム6の取
付孔7にボルト締めされている。基台14をボルト締め
する取付孔7の位置を変更することにより、電動式回転
リハビリ器具2の支持部材11の取付位置を、前後に移
動することができる。支持部材11の上部には、支持部
材11の支柱間に掛け渡されている状態で、回転軸16
が略水平、かつ、回動可能に支持されている。この回転
軸16の両端は、上部支持部材12から外側に突出して
おり、この回転軸16の両端部から、各々、レバー17
が回転軸16の略径方向に延在している。左右のレバー
17は、互いに反対方向に延びており、その先端部に
は、各々ペダル18が設けられている。このペダル18
は、略水平な軸を回動軸として、レバー17に対して回
動可能に取り付けられているとともに、保持具としての
ベルト21が設けられている。このベルト21は、端部
に布ファスナーが設けられ、訓練者23の足(すなわち
踝より下側)を締めつけたり開放したりすることが可能
となっており、足が訓練中にペダル18から離脱する事
を防止することができる。さらに、ペダル18には、下
肢案内部材である下肢固定部材24が突出して設けられ
ており、この下肢固定部材24に訓練者23の下腿が固
定ベルト25で固定されている。この下肢固定部材24
により、訓練者23の下肢が、左右方向特に外側に傾斜
することを防止している。
は2本の支柱で構成されているとともに、上下に分割さ
れている。そして、上部支持部材12は、下部支持部材
13に上下方向にスライド可能に取り付けられている。
また、支持部材11の下端部は、基台14で連結されて
おり、この基台14の左右両サイドが、フレーム6の取
付孔7にボルト締めされている。基台14をボルト締め
する取付孔7の位置を変更することにより、電動式回転
リハビリ器具2の支持部材11の取付位置を、前後に移
動することができる。支持部材11の上部には、支持部
材11の支柱間に掛け渡されている状態で、回転軸16
が略水平、かつ、回動可能に支持されている。この回転
軸16の両端は、上部支持部材12から外側に突出して
おり、この回転軸16の両端部から、各々、レバー17
が回転軸16の略径方向に延在している。左右のレバー
17は、互いに反対方向に延びており、その先端部に
は、各々ペダル18が設けられている。このペダル18
は、略水平な軸を回動軸として、レバー17に対して回
動可能に取り付けられているとともに、保持具としての
ベルト21が設けられている。このベルト21は、端部
に布ファスナーが設けられ、訓練者23の足(すなわち
踝より下側)を締めつけたり開放したりすることが可能
となっており、足が訓練中にペダル18から離脱する事
を防止することができる。さらに、ペダル18には、下
肢案内部材である下肢固定部材24が突出して設けられ
ており、この下肢固定部材24に訓練者23の下腿が固
定ベルト25で固定されている。この下肢固定部材24
により、訓練者23の下肢が、左右方向特に外側に傾斜
することを防止している。
【0013】また、回転軸16には、支持部材11の支
柱間に、ウォーム歯車26が回転自在に取り付けられて
いる。このウォーム歯車26には、電動モーター27に
取り付けられているウォーム28が螺合している。電動
モーター27は上部支持部材12に固定されている。そ
して、ウォーム歯車26の両側には、内側の摩擦板31
が設けられている。この内側の摩擦板31は、回転軸1
6に回転自在に取り付けられているとともに、ウォーム
歯車26に対しては、一体に回転するように構成されて
いる。そして、内側の摩擦板31は、付勢手段であるバ
ネ32により外側に付勢されている。また、内側の摩擦
板31の外側には、外側の摩擦板34が設けられてい
る。この外側の摩擦板34は、回転軸16に対して一体
に回転するように固定されている。この内側の摩擦板3
1および外側の摩擦板34により、摩擦継手が構成され
ており、電動モーター27からの動力は、この摩擦継手
を介して、回転軸16に伝達されている。
柱間に、ウォーム歯車26が回転自在に取り付けられて
いる。このウォーム歯車26には、電動モーター27に
取り付けられているウォーム28が螺合している。電動
モーター27は上部支持部材12に固定されている。そ
して、ウォーム歯車26の両側には、内側の摩擦板31
が設けられている。この内側の摩擦板31は、回転軸1
6に回転自在に取り付けられているとともに、ウォーム
歯車26に対しては、一体に回転するように構成されて
いる。そして、内側の摩擦板31は、付勢手段であるバ
ネ32により外側に付勢されている。また、内側の摩擦
板31の外側には、外側の摩擦板34が設けられてい
る。この外側の摩擦板34は、回転軸16に対して一体
に回転するように固定されている。この内側の摩擦板3
1および外側の摩擦板34により、摩擦継手が構成され
ており、電動モーター27からの動力は、この摩擦継手
を介して、回転軸16に伝達されている。
【0014】そして、電動モーター27が回転すると、
ウォーム28およびウォーム歯車26を介して、内側の
摩擦板31が回転する。また、外側の摩擦板34は、摩
擦により、内側の摩擦板31と一体に回転する。さら
に、この外側の摩擦板34の回転と一体となって、回転
軸16、レバー17およびペダル18が回転する。した
がって、通常は、電動モーター27と、ペダル18とは
一体となって回転している。ところで、ペダル18に一
定以上の負荷が加わると、内側の摩擦板31と外側の摩
擦板34とが滑り、外側の摩擦板34は回転を停止する
とともに、内側の摩擦板31は電動モーター27により
回転されている。
ウォーム28およびウォーム歯車26を介して、内側の
摩擦板31が回転する。また、外側の摩擦板34は、摩
擦により、内側の摩擦板31と一体に回転する。さら
に、この外側の摩擦板34の回転と一体となって、回転
軸16、レバー17およびペダル18が回転する。した
がって、通常は、電動モーター27と、ペダル18とは
一体となって回転している。ところで、ペダル18に一
定以上の負荷が加わると、内側の摩擦板31と外側の摩
擦板34とが滑り、外側の摩擦板34は回転を停止する
とともに、内側の摩擦板31は電動モーター27により
回転されている。
【0015】一方、架台1の後部に設けられている椅子
3は、逆V字状の前後支柱41,42と、座席部44と
からなり、この座席部44は、前側支柱41に形成され
ている多数の取付孔46により、取付高さを調整するこ
とができる。
3は、逆V字状の前後支柱41,42と、座席部44と
からなり、この座席部44は、前側支柱41に形成され
ている多数の取付孔46により、取付高さを調整するこ
とができる。
【0016】この様に構成されている健康器具におい
て、訓練者23が下肢の機能訓練をする際には、椅子3
の座席部44に座り、足をペダル18にベルト21で固
定し、さらに、下腿を下肢固定部材24に固定ベルト2
5で固定する。ついで、電動モーター27を稼働する
と、回転軸16が回転し、それに伴って、ペダル18が
円運動を開始する。そして、ペダル18に保持されてい
る足が、半強制的に動かされる。電動モーター27の回
転速度は、可変であり、訓練者23の体調に合わせてペ
ダル18の移動速度を調整することができる。また、電
動モーター27は正転および逆転することが可能であ
り、回転軸16の回転方向を変更することができる。こ
れらの操作や、電動モーター27の起動停止などは、図
示しない手元スイッチなどで行うことができる。
て、訓練者23が下肢の機能訓練をする際には、椅子3
の座席部44に座り、足をペダル18にベルト21で固
定し、さらに、下腿を下肢固定部材24に固定ベルト2
5で固定する。ついで、電動モーター27を稼働する
と、回転軸16が回転し、それに伴って、ペダル18が
円運動を開始する。そして、ペダル18に保持されてい
る足が、半強制的に動かされる。電動モーター27の回
転速度は、可変であり、訓練者23の体調に合わせてペ
ダル18の移動速度を調整することができる。また、電
動モーター27は正転および逆転することが可能であ
り、回転軸16の回転方向を変更することができる。こ
れらの操作や、電動モーター27の起動停止などは、図
示しない手元スイッチなどで行うことができる。
【0017】そして、上部支持部材12を下部支持部材
13に対して上下にスライドさせて、電動式回転リハビ
リ器具2の支持部材11の高さを調整したり、また、座
席部44がボルト締めされている取付孔46を変更し
て、座席部44の取付高さを調整したり、さらに、電動
式回転リハビリ器具2の取付位置を前後に移動したりし
て、訓練者23の姿勢を変更することができる。たとえ
ば、図3においては、電動式回転リハビリ器具2を後側
に移動するとともに、電動式回転リハビリ器具2の高さ
を低くし、かつ、座席部44の位置を高くしている。こ
の様にすると、訓練者23の姿勢は、図1に図示してい
る状態よりも、起き上がった状態となる。
13に対して上下にスライドさせて、電動式回転リハビ
リ器具2の支持部材11の高さを調整したり、また、座
席部44がボルト締めされている取付孔46を変更し
て、座席部44の取付高さを調整したり、さらに、電動
式回転リハビリ器具2の取付位置を前後に移動したりし
て、訓練者23の姿勢を変更することができる。たとえ
ば、図3においては、電動式回転リハビリ器具2を後側
に移動するとともに、電動式回転リハビリ器具2の高さ
を低くし、かつ、座席部44の位置を高くしている。こ
の様にすると、訓練者23の姿勢は、図1に図示してい
る状態よりも、起き上がった状態となる。
【0018】前述のように、実施の第1の形態では、ペ
ダル18に突出して設けられている下肢固定部材24
で、訓練者23の下肢を保持し、訓練者23の下肢が左
右方向特に外側に傾くことを防止している。この様にし
て、訓練者23の下肢を、下肢固定部材24で案内する
ことにより、下肢が不安定な訓練者23でも、適正な姿
勢で、訓練を行うことができる。
ダル18に突出して設けられている下肢固定部材24
で、訓練者23の下肢を保持し、訓練者23の下肢が左
右方向特に外側に傾くことを防止している。この様にし
て、訓練者23の下肢を、下肢固定部材24で案内する
ことにより、下肢が不安定な訓練者23でも、適正な姿
勢で、訓練を行うことができる。
【0019】次に、本発明における健康器具の実施の第
2の形態について、図4および図5を用いて説明する。
図4は実施の第2の形態における健康器具の側面図であ
る。図5は訓練者の下肢および下肢案内板の平面図であ
る。なお、この実施の第2の形態の説明において、前記
実施の第1の形態の構成要素に対応する構成要素には同
一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
2の形態について、図4および図5を用いて説明する。
図4は実施の第2の形態における健康器具の側面図であ
る。図5は訓練者の下肢および下肢案内板の平面図であ
る。なお、この実施の第2の形態の説明において、前記
実施の第1の形態の構成要素に対応する構成要素には同
一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0020】前述の実施の第1の形態では、下肢案内部
材である下肢固定部材24が、ペダル18に設けられて
いるが、ペダル18が小さいので、下肢固定部材24の
取付強度を確保することが困難である。そこで、実施の
第2の形態においては、架台1のフレーム6に、下肢案
内部材として下肢案内板51を略垂直に立設している。
この下肢案内板51は、訓練者23の下肢の外側に位置
しており、訓練者23の下肢が外側に傾くことを防止し
ている。また、下肢案内板51における下肢を案内する
案内面には、シリコンゴムなどの表面が円滑な弾性体5
2が貼付して設けられている。
材である下肢固定部材24が、ペダル18に設けられて
いるが、ペダル18が小さいので、下肢固定部材24の
取付強度を確保することが困難である。そこで、実施の
第2の形態においては、架台1のフレーム6に、下肢案
内部材として下肢案内板51を略垂直に立設している。
この下肢案内板51は、訓練者23の下肢の外側に位置
しており、訓練者23の下肢が外側に傾くことを防止し
ている。また、下肢案内板51における下肢を案内する
案内面には、シリコンゴムなどの表面が円滑な弾性体5
2が貼付して設けられている。
【0021】前述のように実施の第2の形態では、下肢
案内板51が、架台1に強固に取り付けられており、取
付強度を確保することができる。また、訓練中に、下肢
の移動に伴って、下肢案内板51を動かす必要がなく、
構造が簡単となる。
案内板51が、架台1に強固に取り付けられており、取
付強度を確保することができる。また、訓練中に、下肢
の移動に伴って、下肢案内板51を動かす必要がなく、
構造が簡単となる。
【0022】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、下肢固定部材24および
下肢案内板51は、右足側にのみ設けられているが、下
肢案内部材は、少なくとも左側または右側の何れか一方
に設けられていれば良く、たとえば、左足側にも設ける
ことが可能である。また、下肢案内部材が設けられてい
ないことも可能である。
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、下肢固定部材24および
下肢案内板51は、右足側にのみ設けられているが、下
肢案内部材は、少なくとも左側または右側の何れか一方
に設けられていれば良く、たとえば、左足側にも設ける
ことが可能である。また、下肢案内部材が設けられてい
ないことも可能である。
【0023】(2)実施の形態においては、健康器具
は、椅子3を備えているが、椅子3を備えていないこと
も可能である。 (3)下肢案内部材は、下肢が左右方向特に外側に傾く
ことを防止することができるならば、その構造は適宜変
更可能である。たとえば、下肢案内部材としての支持部
材を座席部44に回動自在に設け、この支持部材に上腿
を固定し、この支持部材で上腿を支持することも可能で
ある。
は、椅子3を備えているが、椅子3を備えていないこと
も可能である。 (3)下肢案内部材は、下肢が左右方向特に外側に傾く
ことを防止することができるならば、その構造は適宜変
更可能である。たとえば、下肢案内部材としての支持部
材を座席部44に回動自在に設け、この支持部材に上腿
を固定し、この支持部材で上腿を支持することも可能で
ある。
【0024】(4)実施の形態においては、電動モータ
ー27は電動であるが、モーターの動力源は、電気だけ
ではなく、たとえば、油圧や空気圧等でも可能である。 (5)レバー17やペダル18の形状や構造は適宜変更
可能である。たとえば、レバー17を円板状とすること
も可能である。
ー27は電動であるが、モーターの動力源は、電気だけ
ではなく、たとえば、油圧や空気圧等でも可能である。 (5)レバー17やペダル18の形状や構造は適宜変更
可能である。たとえば、レバー17を円板状とすること
も可能である。
【0025】(6)実施の形態においては、保持具はベ
ルト21で構成されているが、足を保持することができ
るならば、その構造や形状は適宜変更可能である。 (7)実施の第2の形態においては、下肢案内板51
は、架台1に取り付けられているが、椅子3に取り付け
たり、架台1とは別体に設けたりすることができる。
ルト21で構成されているが、足を保持することができ
るならば、その構造や形状は適宜変更可能である。 (7)実施の第2の形態においては、下肢案内板51
は、架台1に取り付けられているが、椅子3に取り付け
たり、架台1とは別体に設けたりすることができる。
【0026】(8)実施の形態においては、回転軸16
は、一本で構成されているが、左右に分割して2本で構
成することも可能である。 (9)下肢案内板51の案内面が滑らかな場合などに
は、弾性体52は必ずしも設ける必要はない。また、弾
性体52の材質は適宜変更可能である。たとえば、AB
S樹脂などの弾性を有する樹脂で形成することも可能で
ある。 (10)実施の形態においては、回転軸16を回転可能
に支持する支持部材11は、2本の支柱で構成されてい
るが、その支持構造は適宜変更可能である。
は、一本で構成されているが、左右に分割して2本で構
成することも可能である。 (9)下肢案内板51の案内面が滑らかな場合などに
は、弾性体52は必ずしも設ける必要はない。また、弾
性体52の材質は適宜変更可能である。たとえば、AB
S樹脂などの弾性を有する樹脂で形成することも可能で
ある。 (10)実施の形態においては、回転軸16を回転可能
に支持する支持部材11は、2本の支柱で構成されてい
るが、その支持構造は適宜変更可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、訓練者の足を保持して
いるペダルがモーターで駆動されている。したがって、
訓練者が足の力が弱く、ペダルを踏み込むことができな
い時でも、ペダルが移動しているので、足の機能訓練を
行うことができる。
いるペダルがモーターで駆動されている。したがって、
訓練者が足の力が弱く、ペダルを踏み込むことができな
い時でも、ペダルが移動しているので、足の機能訓練を
行うことができる。
【0028】また、前記モーターが、正転および逆転す
ることが可能である場合には、足の移動方向を変更する
ことができ、足の機能訓練を効率よく行うことができ
る。
ることが可能である場合には、足の移動方向を変更する
ことができ、足の機能訓練を効率よく行うことができ
る。
【0029】さらに、モーターからの動力が、摩擦継手
を介して回転軸に伝達されている場合には、訓練者が疲
れた場合などには、足の移動を止めるだけで、訓練を中
断することができる。そして、足を動かすと、簡単に訓
練を再開することができる。
を介して回転軸に伝達されている場合には、訓練者が疲
れた場合などには、足の移動を止めるだけで、訓練を中
断することができる。そして、足を動かすと、簡単に訓
練を再開することができる。
【0030】また、訓練者の下腿または上腿が左右に傾
くことを防止する下肢案内部材が設けられている場合に
は、下肢が不安定な訓練者でも、適正な姿勢で、機能訓
練を行うことができる。
くことを防止する下肢案内部材が設けられている場合に
は、下肢が不安定な訓練者でも、適正な姿勢で、機能訓
練を行うことができる。
【0031】さらに、前記下肢案内部材が、訓練者の下
肢の外側に配置されている略垂直な下肢案内板で構成さ
れており、この下肢案内板における下肢を案内する案内
面には、表面が円滑な弾性体が設けられている場合があ
る。この様な場合には、下肢案内部材の構造が簡単とな
るとともに、表面が円滑な弾性体が設けられているの
で、訓練者の足に無理な力が加わることを防止すること
ができる。
肢の外側に配置されている略垂直な下肢案内板で構成さ
れており、この下肢案内板における下肢を案内する案内
面には、表面が円滑な弾性体が設けられている場合があ
る。この様な場合には、下肢案内部材の構造が簡単とな
るとともに、表面が円滑な弾性体が設けられているの
で、訓練者の足に無理な力が加わることを防止すること
ができる。
【図1】図1は本発明にかかる健康器具の実施の第1の
形態の側面図である。
形態の側面図である。
【図2】図2は電動式回転リハビリ器具を椅子側から見
た図である。
た図である。
【図3】図3は訓練者の姿勢を変更した場合の健康器具
の側面図である。
の側面図である。
【図4】図4は実施の第2の形態における健康器具の側
面図である。
面図である。
【図5】図5は訓練者の下肢および下肢案内板の平面図
である。
である。
16 回転軸 17 レバー 18 ペダル 21 ベルト(保持具) 24 下肢固定部材(下肢案内部材) 27 電動モーター 31 内側の摩擦板(摩擦継手) 34 外側の摩擦板(摩擦継手) 51 下肢案内板(下肢案内部材) 52 弾性体
Claims (5)
- 【請求項1】 回転可能に支持されている回転軸と、 この回転軸の両端部から略径方向に延在する左右一対の
レバーと、 このレバーの先端部に設けられているペダルと、 訓練者の足をペダルに保持するための保持具と、 前記回転軸を回転駆動するモーターとを備えている健康
器具。 - 【請求項2】 前記モーターが、正転および逆転するこ
とが可能なことを特徴としている請求項1記載の健康器
具。 - 【請求項3】 前記モーターからの動力は、摩擦継手を
介して回転軸に伝達されていることを特徴としている請
求項1または2記載の健康器具。 - 【請求項4】 訓練者の下腿または上腿が左右に傾くこ
とを防止する下肢案内部材が設けられていることを特徴
としている請求項1,2または3記載の健康器具。 - 【請求項5】 前記下肢案内部材が、訓練者の下肢の外
側に配置されている略垂直な下肢案内板で構成されてお
り、 この下肢案内板における下肢を案内する案内面には、表
面が円滑な弾性体が設けられていることを特徴としてい
る請求項4記載の健康器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9222975A JPH1147204A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 健康器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9222975A JPH1147204A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 健康器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1147204A true JPH1147204A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16790834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9222975A Pending JPH1147204A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 健康器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1147204A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011135051A (ja) * | 2009-11-24 | 2011-07-07 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | Soi基板の作製方法 |
CN109350454A (zh) * | 2018-12-10 | 2019-02-19 | 李言志 | 一种骨科用下肢康复辅助机器 |
CN110585675A (zh) * | 2019-09-03 | 2019-12-20 | 许昌学院 | 一种舞蹈辅助训练装置 |
CN110916979A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-03-27 | 陈漫 | 一种膝关节康复训练椅 |
CN116173462A (zh) * | 2023-04-24 | 2023-05-30 | 中国人民解放军总医院第八医学中心 | 一种心血管患者护理康复用具 |
-
1997
- 1997-08-06 JP JP9222975A patent/JPH1147204A/ja active Pending
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