JPH1147166A - 歯垢検出器 - Google Patents

歯垢検出器

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JPH1147166A
JPH1147166A JP22294997A JP22294997A JPH1147166A JP H1147166 A JPH1147166 A JP H1147166A JP 22294997 A JP22294997 A JP 22294997A JP 22294997 A JP22294997 A JP 22294997A JP H1147166 A JPH1147166 A JP H1147166A
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JP
Japan
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light
plaque
degree
receiver
reflected
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JP22294997A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Shibata
力 柴田
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Ricoh Elemex Corp
Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歯の表面や歯の間に存在する歯垢の程度を物
理的に簡便かつ正確に検知することができる歯垢検出器
を提供する。 【解決手段】 光源10と、第1および第2の受光器1
6・17と、光源10からの光を検査部位Aに導く一
方、その検査部位Aからの反射光をそれら受光器16・
17に導く光ファイバ11・12・13・15aと、そ
れら第1および第2の受光器16・17の受光量から、
検査部位Aにおける歯垢の程度を判別する判別手段18
とを有する。第1の受光器16は、検査部位Aからまっ
すぐに反射した正反射光を光ファイバ13・12を通し
て受光する。第2の受光器17は、まわりに散乱した散
乱反射光を光ファイバ束15を通して受光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、歯の表面や歯の
間に存在する歯垢を物理的に検出する歯垢検出器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、歯垢を検出する方法としては、た
とえば、特開昭60ー194945号公報に記載される
ものや、特公昭63ー2528号公報に記載されるもの
があった。
【0003】前者の特開昭60ー194945号公報に
記載されるものは、柄の先端に、U字状・針状・塊状の
部分を有する歯垢検知具を用い、その先端部分を検査歯
に当てて移動することにより歯垢を掻き取るようにし、
該先端部分に付着する歯垢の量から歯垢の程度を検出す
るものである。
【0004】後者の特公昭63ー2528号公報に記載
されるものは、0.01〜2.0重量%の蛍光染料を添加した
歯磨剤を用い、歯磨き時に蛍光染料を歯垢に付着し、白
熱光や蛍光灯の光を適宜なフィルタを介して照射するこ
とにより発光し、その発光の具合から歯垢の程度を検出
するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の方法
は、簡便ではあるが、歯の間などの隙間に溜った歯垢は
検知できるが、歯の表面に薄く付着した歯垢は検知し難
い欠点があった。
【0006】また、後者の方法では、奥歯などの歯垢は
見難い欠点があり、実際には歯科医などによる歯磨き指
導のときなどに行われるだけであった。
【0007】そこで、この発明の目的は、歯の表面や歯
の間に存在する歯垢の程度を物理的に簡便かつ正確に検
知することができる歯垢検出器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明による歯垢検出器は、たとえば以下の図示実施
の形態で説明するとおり、光源10・20と、受光器1
6・17・22と、光源10・20からの光を検査部位
Aに導く一方、その検査部位Aからの光を受光器16・
17・22に導く光ファイバ11・12・13・15a
・21・28と、受光器16・17・22の受光量か
ら、検査部位Aにおける歯垢の程度を判別する判別手段
18・23とを有する、ことを特徴とする。
【0009】そして、検査時は、光源10・20からの
光を光ファイバ11・12・13・15・21・28で
検査部位Aに導くとともに、その検査部位Aからの光を
受光器16・17・22に入れ、その受光器の受光量か
ら判別手段18・23で、検査部位Aにおける歯垢の程
度を判別する。
【0010】請求項2に記載の発明は、そのような請求
項1に記載の歯垢検出器において、たとえば以下の図1
ないし3に示す実施の形態で説明するとおり、受光器1
6・17を、検査部位Aからまっすぐに反射した正反射
光を受光する第1の受光器16と、まわりに散乱した散
乱反射光を受光する第2の受光器17とで構成し、それ
ら第1および第2の受光器16・17の受光量から判別
手段18で歯垢の程度を判別してなる、ことを特徴とす
る。
【0011】請求項3に記載の発明は、同様に、請求項
1に記載の歯垢検出器において、たとえば以下の図4や
図5に示す実施の形態で説明するとおり、光源20の発
光量に対する受光器22の受光量から、判別手段23で
歯垢の程度を判別してなる、ことを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、上記請求項1な
いし3に記載の歯垢検出器において、たとえば以下の図
6に示す実施の形態で説明するとおり、歯ブラシ26に
一体的に設けてなる、ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。図1には、この発明に
よる歯垢検出器の基本構成の一例を示す。
【0014】図中符号10は発光ダイオードやレーザダ
イオードや白熱電球等の光源、11・12・13はそれ
ぞれ光ファイバ、14はビームスプリッタ、15は光フ
ァイバ束、16はフォトダイオードやフォトトランジス
タ等の第1の受光器、17は同じくフォトダイオードや
フォトトランジスタ等の第2の受光器、18は判別手
段、19は表示器や警報器等の報知手段である。
【0015】1の光ファイバ11の一端は光源10に向
け、別の光ファイバ12の一端は第1の受光器16に向
け、それらの光ファイバ11・12の他端はビームスプ
リッタ14を介してさらに別の光ファイバ13の一端に
接続する。
【0016】また、光ファイバ束15の一端は第2の受
光器17に向け、他端は光ファイバ13の他端と一緒に
束ねてそこに検出部aを形成する。検出部aでは、図2
に示すように、光ファイバ束15を構成する各光ファイ
バ15aの中心に位置して光ファイバ13を設けてな
る。
【0017】そして、第1の受光器16と第2の受光器
17はともに判別手段18に接続し、判別手段18は報
知手段19に接続してなる。
【0018】いま、この歯垢検出器を使用するときは、
検出部aを検査歯の検査部位Aに向け、光源10を点灯
し、その光を光ファイバ11・13を通して検査歯に導
き、検査歯の検査部位Aに当てる。
【0019】検査部位Aに当てた光は、図3において一
部は実線で示すようにまっすぐに反射し、残りは点線で
示すようにまわりに反射する。
【0020】そして、まっすぐに反射した正反射光は、
再び光ファイバ13を通して戻し、ビームスプリッタ1
4で光源10からの光と分別して光ファイバ12に入
れ、第1の受光器16に導く。
【0021】一方、まわりに反射した散乱反射光は、光
ファイバ束15を通して第2の受光器17に導く。
【0022】ところで、検査部位Aにおける歯垢が多く
なると、正反射光が減少し、散乱反射光が増大する傾向
にある。そこで、第1の受光器16の出力と第2の受光
器17の出力から正反射光量に対する散乱反射光量を算
出し、判別手段18で、検査部位Aにおける歯垢の程度
を判別する。
【0023】そして、その判別結果を報知手段19で報
知する。たとえば、歯垢の量をデジタル式やアナログ式
の数値やグラフで表示して報知したり、歯垢があること
を光・音・振動等で伝達して報知したりする。
【0024】図4には、この発明による歯垢検出器の基
本構成の他例を示す。図中符号20は上述した光源10
と同様な光源、21はU字状に折り返した1の光ファイ
バ、22は上述した受光器16・17と同様な1の受光
器、23は同じく上述した判別手段18と同様な判別手
段、24はまた上述した報知手段19と同様な報知手段
である。
【0025】この図4に示す歯垢検出器では、光ファイ
バ21の折り返し部分が検出部aとなる。そして、使用
するときは、この検出部aを検査歯に当て、光源20を
点灯する。歯垢の量が多くなると、この検出部aから漏
れる光の量が多くなる傾向にある。よって、受光器22
の出力から光源20の発光量に対する受光器22の受光
量を算出し、同様に判別手段23で、検査部位Aにおけ
る歯垢の程度を判別し、報知手段24で報知する。
【0026】図4では検出部aを丸くわん曲するが、図
5に示すように両側に外平面b・cを設けて先端をとが
らせて形成してもよい。そして、この図5に示す歯垢検
出器では、歯の間の歯垢を検出するときは歯の間に、検
出部aのとがらせた先端を挿入し、検査歯表面の歯垢を
検出するときは検査歯表面に外平面bまたはcを当てて
使用する。
【0027】なお、この図4および図5に示す歯垢検出
器では、いうまでもなく、光ファイバ21の検出部a部
分において、コアを取り巻くクラッド層がない方がより
感度を高めることができる。しかしながら、クラッド層
は、必ずしも除去しなくともよい。
【0028】図6には、この発明による歯垢検出器を、
歯ブラシ26に一体的に設ける例を示す。この例では、
光源・受光器・電池・判別手段を、歯ブラシ26中の図
中符号27で示す部分に埋め込む。光ファイバは、プラ
スチック製で、図中符号28で示すように、一端をその
部分27に接続し、歯ブラシ26中をのびて他端28a
をブラシ部29で柄31から外向きに突出する。また、
報知手段は、図中符号30で示すように、前記部分27
に接続し、表面を露出して柄31の基部に設ける。
【0029】そして、一体的に設ける歯垢検出器で歯垢
が取れたどうか確認しながら、歯ブラシ26で歯磨きを
行う。
【0030】
【発明の効果】したがって、請求項1ないし4に記載の
発明によれば、歯の表面や歯の間に存在する歯垢の程度
を物理的に簡便かつ正確に検知することができる。
【0031】請求項4に記載の発明によれば、歯垢検出
器で歯垢が取れたどうか確認しながら歯磨きを行うか
ら、歯磨きを効率的に行い、歯垢が残ったり、逆に磨き
過ぎたりすることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による歯垢検出器の基本構成の一例を
示す説明図である。
【図2】その検出部の横断面図である。
【図3】検査歯からの正反射光と散乱反射光を説明する
説明図である。
【図4】この発明による歯垢検出器の基本構成の他例を
示す説明図である。
【図5】その変形例を示す説明図である。
【図6】この発明による歯垢検出器を、歯ブラシに一体
的に設ける例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 光源 11・12・13・15a 光ファイバ 15 光ファイバ束 16 第1の受光器 17 第2の受光器 18 判別手段 20 光源 21 光ファイバ 22 受光器 23 判別手段 26 歯ブラシ 28 光ファイバ A 検査部位

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、受光器と、前記光源からの光を
    検査部位に導く一方、その検査部位からの光を前記受光
    器に導く光ファイバと、前記受光器の受光量から、前記
    検査部位における歯垢の程度を判別する判別手段とを有
    する、歯垢検出器。
  2. 【請求項2】 前記受光器を、前記検査部位からまっす
    ぐに反射した正反射光を受光する第1の受光器と、まわ
    りに散乱した散乱反射光を受光する第2の受光器とで構
    成し、それら第1および第2の受光器の受光量から前記
    判別手段で歯垢の程度を判別してなる、請求項1に記載
    の歯垢検出器。
  3. 【請求項3】 前記光源の発光量に対する前記受光器の
    受光量から、前記判別手段で歯垢の程度を判別してな
    る、請求項1に記載の歯垢検出器。
  4. 【請求項4】 歯ブラシに一体的に設けてなる、請求項
    1ないし3に記載の歯垢検出器。
JP22294997A 1997-08-06 1997-08-06 歯垢検出器 Pending JPH1147166A (ja)

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