JPH1146816A - 紐 具 - Google Patents
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- JPH1146816A JPH1146816A JP9219790A JP21979097A JPH1146816A JP H1146816 A JPH1146816 A JP H1146816A JP 9219790 A JP9219790 A JP 9219790A JP 21979097 A JP21979097 A JP 21979097A JP H1146816 A JPH1146816 A JP H1146816A
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- JP
- Japan
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- slider
- lanyard
- bottom portion
- cap portion
- section
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G11/00—Means for fastening cables or ropes to one another or to other objects; Caps or sleeves for fixing on cables or ropes
- F16G11/10—Quick-acting fastenings; Clamps holding in one direction only
- F16G11/101—Quick-acting fastenings; Clamps holding in one direction only deforming the cable by moving a part of the fastener
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/39—Cord and rope holders
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T24/39—Cord and rope holders
- Y10T24/3916—One-piece
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/39—Cord and rope holders
- Y10T24/3987—Loop, adjustable
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/47—Strap-end-attaching devices
- Y10T24/4755—Hook
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
- Emergency Lowering Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 組立てが簡単で低コストのラニヤード。
【解決手段】 ベースセクション１２、中空のスライダ
ーセクション１４並びに各セクション間の脆い連結部１
６とを有する弾性プラスチック製一体型のラニヤードフ
ィクスチャ１０とする。ベースセクションには要素をラ
ニヤードフィクスチャに取り付けるフックを設ける。可
撓性の紐１８をベースセクションの内側凹所に固定され
スライダーセクションを貫いて伸延する。内側凹所から
は紐をベースセクション内に錠止するプロングを伸延
し、錠止用凹部とクランプ用のフックとで、ベースセク
ションを閉じ位置に保持する。中空のスライダーセクシ
ョンはラニヤード紐上で摺動自在とし、かつ脆いブリッ
ジによりベースセクションと連続させる。
ーセクション１４並びに各セクション間の脆い連結部１
６とを有する弾性プラスチック製一体型のラニヤードフ
ィクスチャ１０とする。ベースセクションには要素をラ
ニヤードフィクスチャに取り付けるフックを設ける。可
撓性の紐１８をベースセクションの内側凹所に固定され
スライダーセクションを貫いて伸延する。内側凹所から
は紐をベースセクション内に錠止するプロングを伸延
し、錠止用凹部とクランプ用のフックとで、ベースセク
ションを閉じ位置に保持する。中空のスライダーセクシ
ョンはラニヤード紐上で摺動自在とし、かつ脆いブリッ
ジによりベースセクションと連続させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は紐具或はラニヤード
に関し、詳しくは、ラニヤード紐を固定状態で受容する
ためのラニヤードフィクスチャに関する。
に関し、詳しくは、ラニヤード紐を固定状態で受容する
ためのラニヤードフィクスチャに関する。
【０００２】
【従来の技術】ラニヤードは一般的には、首その他の付
属肢の周囲に着用し、鍵、ナイフ或は呼び子のような小
型の物品を取り付ける紐を有している。ラニヤードは、
その使用者に、例え作業中であってもそうした物品への
容易なアクセスを提供することを目的としている。ラニ
ヤードを首に掛けることによって手が自由となり、ポケ
ットを空にすることができるのでユーザーは作業時の荷
物の負担から解放される。
属肢の周囲に着用し、鍵、ナイフ或は呼び子のような小
型の物品を取り付ける紐を有している。ラニヤードは、
その使用者に、例え作業中であってもそうした物品への
容易なアクセスを提供することを目的としている。ラニ
ヤードを首に掛けることによって手が自由となり、ポケ
ットを空にすることができるのでユーザーは作業時の荷
物の負担から解放される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来、ラニヤードには
一般に２つ或は３つもの別々のフィクスチャが必要であ
り、組み立てプロセスではこれら全てのフィクスチャを
個別に取り扱わねばならない。詳しく説明すると、ラニ
ヤード紐（以下、単に紐とも称する）をそこに通すため
のフックのような、物品取り付け装置が必要である。更
に、随意的ではあるが、首その他の付属肢の周囲での紐
の有効なループサイズを自由に調節できるようにするた
めのスライドループが紐の周囲にしばしば嵌着される。
最後に、紐の端の周囲にフェルールその他を挟み付けて
紐をループ状に固定し、或は取り付け装置に隣接する部
分の周囲にフェルールその他を挟み付け、紐の、その長
さ方向に沿った動きを制限する。このように数多い組立
段階が、比較的簡単な装置の製造コストを著しく押し上
げている。本発明は、これらの組立段階の殆どを排除
し、低コストのラニヤードを提供することを意図してい
る。
一般に２つ或は３つもの別々のフィクスチャが必要であ
り、組み立てプロセスではこれら全てのフィクスチャを
個別に取り扱わねばならない。詳しく説明すると、ラニ
ヤード紐（以下、単に紐とも称する）をそこに通すため
のフックのような、物品取り付け装置が必要である。更
に、随意的ではあるが、首その他の付属肢の周囲での紐
の有効なループサイズを自由に調節できるようにするた
めのスライドループが紐の周囲にしばしば嵌着される。
最後に、紐の端の周囲にフェルールその他を挟み付けて
紐をループ状に固定し、或は取り付け装置に隣接する部
分の周囲にフェルールその他を挟み付け、紐の、その長
さ方向に沿った動きを制限する。このように数多い組立
段階が、比較的簡単な装置の製造コストを著しく押し上
げている。本発明は、これらの組立段階の殆どを排除
し、低コストのラニヤードを提供することを意図してい
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、組立段
階の殆どを排除する、上述した低コストのラニヤードが
提供される。ラニヤードは、弾性プラスチック製の一体
のラニヤードフィクスチャを含み、このラニヤードフィ
クスチャには、底部分と、キャップ部分と、ヒンジ部分
とから構成されるベースセクションが形成される。ベー
スセクションには更に、物品をラニヤードフィクスチャ
に取り付けるための取り付け手段と、紐に差し通すため
のプロングが伸延された内側凹所とを有している。キャ
ップ部分にも紐に差し通すためのプロングが設けられ
る。これにより、キャップ部分を底部分上で閉じた位置
に折り畳むと、紐を把持し且つ固定することができる。
ラニヤードフィクスチャは更に、錠止用の凹部と、この
凹部と一体化され且つキャップ部分を底部分と密着する
状態に維持するために協働する、クランプ用フックと、
を有している。ラニヤード紐を貫かせるための開口部を
有する中空のスライダセクションが、脆いブリッジセク
ションを介して底部分に結合される。
階の殆どを排除する、上述した低コストのラニヤードが
提供される。ラニヤードは、弾性プラスチック製の一体
のラニヤードフィクスチャを含み、このラニヤードフィ
クスチャには、底部分と、キャップ部分と、ヒンジ部分
とから構成されるベースセクションが形成される。ベー
スセクションには更に、物品をラニヤードフィクスチャ
に取り付けるための取り付け手段と、紐に差し通すため
のプロングが伸延された内側凹所とを有している。キャ
ップ部分にも紐に差し通すためのプロングが設けられ
る。これにより、キャップ部分を底部分上で閉じた位置
に折り畳むと、紐を把持し且つ固定することができる。
ラニヤードフィクスチャは更に、錠止用の凹部と、この
凹部と一体化され且つキャップ部分を底部分と密着する
状態に維持するために協働する、クランプ用フックと、
を有している。ラニヤード紐を貫かせるための開口部を
有する中空のスライダセクションが、脆いブリッジセク
ションを介して底部分に結合される。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の１様相に従えば、ラニヤ
ードフィクスチャのスライダセクションは、スライダ底
部分と、このスライダ底部分とヒンジによって連結され
たスライダキャップ部分とを有している。スライダ底部
分には更に、スライダキャップ部分を、スライダ底部分
を覆って閉じた位置に錠止するための追加的な錠止手段
が設けられる。本発明の別の様相では、ラニヤードフィ
クスチャ上の取り付け手段はフック或はリングである。
本発明の別の様相では、ラニヤードフィクスチャはベー
スセクションの凹所内に受容された可撓性の紐を更に有
している。本発明のこれらの特徴及びその他の特徴、様
相、利益は、以下の説明と、請求の範囲及び図面との関
連において一層良く理解されよう。
ードフィクスチャのスライダセクションは、スライダ底
部分と、このスライダ底部分とヒンジによって連結され
たスライダキャップ部分とを有している。スライダ底部
分には更に、スライダキャップ部分を、スライダ底部分
を覆って閉じた位置に錠止するための追加的な錠止手段
が設けられる。本発明の別の様相では、ラニヤードフィ
クスチャ上の取り付け手段はフック或はリングである。
本発明の別の様相では、ラニヤードフィクスチャはベー
スセクションの凹所内に受容された可撓性の紐を更に有
している。本発明のこれらの特徴及びその他の特徴、様
相、利益は、以下の説明と、請求の範囲及び図面との関
連において一層良く理解されよう。
【０００６】図１にはラニヤードフィクスチャ１０が全
体的に示されている。ラニヤードフィクスチャ１０は弾
性プラスチック製であり、スライダセクション１４と、
このスライダセクション１４と一体のベースセクション
１２とを有している。スライダセクション１４は、脆い
連結部１６を介してベースセクション１２にループ接続
されている。脆い連結部１６は、ベースセクション１２
をスライダセクション１４に釈放自在に保持する薄手の
プラスチックウエブ或はストランドその他任意のもので
あり得る。繊維その他により作製した可撓性の紐１８の
２つの端部がラニヤードフィクスチャ１０の内部に固定
され、スライダセクション１４を通して伸延される。可
撓性の紐１８は、紐差し通し用のプロング２０によりベ
ースセクション１２の内部で固定される。ラニヤードに
物品を固定するための取り付け手段２２が、ベースセク
ション１２から、このベースセクション１２と一体的に
突出される。取り付け手段２２は図１ではスナップフッ
クとして示されるが、任意の種々の取り付け手段を用い
ることができる。
体的に示されている。ラニヤードフィクスチャ１０は弾
性プラスチック製であり、スライダセクション１４と、
このスライダセクション１４と一体のベースセクション
１２とを有している。スライダセクション１４は、脆い
連結部１６を介してベースセクション１２にループ接続
されている。脆い連結部１６は、ベースセクション１２
をスライダセクション１４に釈放自在に保持する薄手の
プラスチックウエブ或はストランドその他任意のもので
あり得る。繊維その他により作製した可撓性の紐１８の
２つの端部がラニヤードフィクスチャ１０の内部に固定
され、スライダセクション１４を通して伸延される。可
撓性の紐１８は、紐差し通し用のプロング２０によりベ
ースセクション１２の内部で固定される。ラニヤードに
物品を固定するための取り付け手段２２が、ベースセク
ション１２から、このベースセクション１２と一体的に
突出される。取り付け手段２２は図１ではスナップフッ
クとして示されるが、任意の種々の取り付け手段を用い
ることができる。
【０００７】図２には底部分３０を有するベースセクシ
ョン１２が示される。底部分３０からは取り付け手段２
２が伸延され、脆い連結部１６も付設されている。ベー
スセクション１２の底部分３０には、ヒンジ３４を介し
てキャップ部分３２が連結される。ヒンジ３４は、ラニ
ヤードフィクスチャ１０を形成するプラスチックの、底
部分３０及びキャップ部分３２間を伸延する薄いウェブ
により形成される。ヒンジ３４が可撓性であることか
ら、キャップ部分３２を底部分３０上に折り曲げること
ができる。紐差し通し用のプロング２０は、ベースセク
ション１２の底部分３０とキャップ部分３２の夫々から
突出される。紐差し通し用のプロング２０の数及び配列
構成は、実施例と共に変更され得る。好ましい実施例で
は、ベースセクション１２の底部分３０上に３つの底部
分プロング２０ａが四角形状に３列に配列される。これ
らの底部分プロング２０ａの配列に相当する四角形の配
列模様を形成する状態で、キャップ部分３２から４つの
キャップ部分プロング２０ｂが伸延される。キャップ部
分プロング２０ｂは、キャップ部分３２を底部分３０を
覆って閉じた時に底部分プロング２０ａ間に入り込むよ
うに配設される。図３に示されるように、底部分プロン
グ２０ａとキャップ部分プロング２０ｂとは相互方向に
平行に伸延し、可撓性の紐１８の端部を差し通すこと
で、この可撓性の紐１８をベースセクション１２に固定
する。
ョン１２が示される。底部分３０からは取り付け手段２
２が伸延され、脆い連結部１６も付設されている。ベー
スセクション１２の底部分３０には、ヒンジ３４を介し
てキャップ部分３２が連結される。ヒンジ３４は、ラニ
ヤードフィクスチャ１０を形成するプラスチックの、底
部分３０及びキャップ部分３２間を伸延する薄いウェブ
により形成される。ヒンジ３４が可撓性であることか
ら、キャップ部分３２を底部分３０上に折り曲げること
ができる。紐差し通し用のプロング２０は、ベースセク
ション１２の底部分３０とキャップ部分３２の夫々から
突出される。紐差し通し用のプロング２０の数及び配列
構成は、実施例と共に変更され得る。好ましい実施例で
は、ベースセクション１２の底部分３０上に３つの底部
分プロング２０ａが四角形状に３列に配列される。これ
らの底部分プロング２０ａの配列に相当する四角形の配
列模様を形成する状態で、キャップ部分３２から４つの
キャップ部分プロング２０ｂが伸延される。キャップ部
分プロング２０ｂは、キャップ部分３２を底部分３０を
覆って閉じた時に底部分プロング２０ａ間に入り込むよ
うに配設される。図３に示されるように、底部分プロン
グ２０ａとキャップ部分プロング２０ｂとは相互方向に
平行に伸延し、可撓性の紐１８の端部を差し通すこと
で、この可撓性の紐１８をベースセクション１２に固定
する。
【０００８】キャップ部分３２は、底部分３０の壁の錠
止用凹部３８と、この錠止用凹部３８と協働するフック
３５とにより、底部分３０を覆って閉じた位置に錠止さ
れる。フック３５と錠止用凹部３８とは夫々、キャップ
部分３２と底部分３０との、ヒンジ３４から最も遠い各
側に位置付けられる。フック３５はキャップ部分３２か
ら上方に伸延し、楔面３６と錠止面３７とを有する楔形
状を有している。錠止用凹部３８は、底部分３０の壁の
間隙であり、ベースセクション１２が閉じた位置にある
時、フック３５をそこに受容する。キャップ部分３２を
底部分３０に対して閉じると、楔面３６が、底部分３０
の、錠止用凹部３８を画定する壁に当る。底部分３０上
にキャップ部分３２を閉じるためにキャップ部分３２に
力を加えると、フック３５は折り曲がり、楔面３６は、
楔面３６が錠止用凹部３８のフック保持用のリップ３９
を通過するまで、錠止用凹部３８とカム係合する状態と
なる。このカム係合状態は、フック３５がリップ３９を
通過した時点で外れ、フック３５は自らの弾性でもって
その錠止位置に弾発的に係入する。この錠止位置では錠
止面３７が錠止用凹部３８のリップ３９と衝突しこれに
より、キャップ部分３２はベースセクション１２の底部
分３０に対して閉じた位置に固定される。
止用凹部３８と、この錠止用凹部３８と協働するフック
３５とにより、底部分３０を覆って閉じた位置に錠止さ
れる。フック３５と錠止用凹部３８とは夫々、キャップ
部分３２と底部分３０との、ヒンジ３４から最も遠い各
側に位置付けられる。フック３５はキャップ部分３２か
ら上方に伸延し、楔面３６と錠止面３７とを有する楔形
状を有している。錠止用凹部３８は、底部分３０の壁の
間隙であり、ベースセクション１２が閉じた位置にある
時、フック３５をそこに受容する。キャップ部分３２を
底部分３０に対して閉じると、楔面３６が、底部分３０
の、錠止用凹部３８を画定する壁に当る。底部分３０上
にキャップ部分３２を閉じるためにキャップ部分３２に
力を加えると、フック３５は折り曲がり、楔面３６は、
楔面３６が錠止用凹部３８のフック保持用のリップ３９
を通過するまで、錠止用凹部３８とカム係合する状態と
なる。このカム係合状態は、フック３５がリップ３９を
通過した時点で外れ、フック３５は自らの弾性でもって
その錠止位置に弾発的に係入する。この錠止位置では錠
止面３７が錠止用凹部３８のリップ３９と衝突しこれに
より、キャップ部分３２はベースセクション１２の底部
分３０に対して閉じた位置に固定される。
【０００９】キャップ部分３２と底部分３０とは、キャ
ップ部分３２を底部分３０と整列する状態で正確に閉じ
合わせるようにキャップ部分３２を案内するための案内
手段を有している。本発明の１様相では、案内手段は、
キャップ部分３２の１つ以上の突起４１と、底部分３０
の、各突起４１に相当し且つ整合するポケット４２とを
含んでいる。キャップ部分３２を閉じると、各突起４１
が各ポケット４２に入り込み、キャップ部分３２は底部
分３０と整合する状態で閉じ合わされる。
ップ部分３２を底部分３０と整列する状態で正確に閉じ
合わせるようにキャップ部分３２を案内するための案内
手段を有している。本発明の１様相では、案内手段は、
キャップ部分３２の１つ以上の突起４１と、底部分３０
の、各突起４１に相当し且つ整合するポケット４２とを
含んでいる。キャップ部分３２を閉じると、各突起４１
が各ポケット４２に入り込み、キャップ部分３２は底部
分３０と整合する状態で閉じ合わされる。
【００１０】図２に示すように、スライダセクション１
４のスライダ底部分４５には、スライダヒンジ４４を介
してスライダキャップ部分４３が連結される。スライダ
ヒンジ４４はヒンジ３４と一体化され、スライダキャッ
プ部分４３とスライダ底部分４５とを、図５及び６に示
すように、スライダキャップ部分４３がスライダヒンジ
４４の位置で折れ曲がり、スライダ底部分４５を覆って
閉じ合わされるように連結する。このように閉じ合わさ
れることによりスライダセクション１４には、可撓性の
紐１８が貫いて伸延する貫通孔が形成される。スライダ
セクション１４は、スライダキャップ部分４３をスライ
ダ底部分４５に閉じ合わせた状態に保持するための錠止
手段を有する。本発明の１様相において、この錠止手段
は、スライダキャップ部分４３におけるスライダフック
４６である。スライダフック４６は、スライダセクショ
ン１４がスライダ底部分４５を覆って閉じ合わされた状
態にあり且つ前述のフック３５及び錠止用凹部３８に関
して先に説明したと実質的に同一の態様で構成されてい
る場合には、スライダ底部分４５のスライダ錠止用凹部
４８と協働することにより錠止機能を提供する。図６に
は中空のスライダセクション１４が示される。スライダ
セクション１４は、可撓性の紐１８に接してはいるが紐
１８を固定してはおらず、従って、この可撓性の紐１８
に沿って摺動自在である。図２に示すように、ラニヤー
ドフィクスチャ１０は一回の製造工程によって作製する
ことができる。全ての部品は同一の弾性プラスチック製
である。ラニヤードフィクスチャ１０がその製造工程を
出た後、開放された状態のベースセクション１２及びス
ライダセクション１４の夫々に可撓性の紐１８の両端を
通す。次いで、ベースセクション１２及びスライダセク
ション１４を夫々錠止位置に折り畳むと、ループ状の可
撓性の紐１８を持つラニヤードが出来上がる。
４のスライダ底部分４５には、スライダヒンジ４４を介
してスライダキャップ部分４３が連結される。スライダ
ヒンジ４４はヒンジ３４と一体化され、スライダキャッ
プ部分４３とスライダ底部分４５とを、図５及び６に示
すように、スライダキャップ部分４３がスライダヒンジ
４４の位置で折れ曲がり、スライダ底部分４５を覆って
閉じ合わされるように連結する。このように閉じ合わさ
れることによりスライダセクション１４には、可撓性の
紐１８が貫いて伸延する貫通孔が形成される。スライダ
セクション１４は、スライダキャップ部分４３をスライ
ダ底部分４５に閉じ合わせた状態に保持するための錠止
手段を有する。本発明の１様相において、この錠止手段
は、スライダキャップ部分４３におけるスライダフック
４６である。スライダフック４６は、スライダセクショ
ン１４がスライダ底部分４５を覆って閉じ合わされた状
態にあり且つ前述のフック３５及び錠止用凹部３８に関
して先に説明したと実質的に同一の態様で構成されてい
る場合には、スライダ底部分４５のスライダ錠止用凹部
４８と協働することにより錠止機能を提供する。図６に
は中空のスライダセクション１４が示される。スライダ
セクション１４は、可撓性の紐１８に接してはいるが紐
１８を固定してはおらず、従って、この可撓性の紐１８
に沿って摺動自在である。図２に示すように、ラニヤー
ドフィクスチャ１０は一回の製造工程によって作製する
ことができる。全ての部品は同一の弾性プラスチック製
である。ラニヤードフィクスチャ１０がその製造工程を
出た後、開放された状態のベースセクション１２及びス
ライダセクション１４の夫々に可撓性の紐１８の両端を
通す。次いで、ベースセクション１２及びスライダセク
ション１４を夫々錠止位置に折り畳むと、ループ状の可
撓性の紐１８を持つラニヤードが出来上がる。
【００１１】可撓性の紐１８により形成されるループを
スライダセクション１４を使用して調整するために脆い
連結部１６を切断する。脆い連結部１６は、これに僅か
な力を加えることによりベースセクション１２から切り
離すことができる。脆い連結部１６を切り離すことによ
りスライダセクション１４は、図７に示すように、可撓
性の紐１８によるループの寸法を調節するべく、この可
撓性の紐に沿って摺動自在となる。以上の説明から、幾
つかのフィクスチャの特徴を、一回の製造工程で形成す
ることのできる、単一の、一体化された装置として組み
合わせることにより、簡易性と信頼性とを有するラニヤ
ードフィクスチャが提供されることが明らかである。
スライダセクション１４を使用して調整するために脆い
連結部１６を切断する。脆い連結部１６は、これに僅か
な力を加えることによりベースセクション１２から切り
離すことができる。脆い連結部１６を切り離すことによ
りスライダセクション１４は、図７に示すように、可撓
性の紐１８によるループの寸法を調節するべく、この可
撓性の紐に沿って摺動自在となる。以上の説明から、幾
つかのフィクスチャの特徴を、一回の製造工程で形成す
ることのできる、単一の、一体化された装置として組み
合わせることにより、簡易性と信頼性とを有するラニヤ
ードフィクスチャが提供されることが明らかである。
【００１２】
【発明の効果】数多い組立段階の殆どが排除された低コ
ストのラニヤードフィクスチャが提供される。
ストのラニヤードフィクスチャが提供される。
【図１】本発明の、完全に組み立てられた状態での１実
施例の正面図である。
施例の正面図である。
【図２】ラニヤード紐を組みつける以前における本発明
の正面図である。
の正面図である。
【図３】図１を線３−３に沿って切断した断面図であ
る。
る。
【図４】図２を線４−４に沿って切断した断面図であ
る。
る。
【図５】図２を線５−５に沿って切断した断面図であ
る。
る。
【図６】図１を線６−６に沿って切断した断面図であ
る。
る。
【図７】ラニヤードフィクスチャからスライダセクショ
ンを切り離した状態を示す本発明の好ましい実施例の正
面図である。
ンを切り離した状態を示す本発明の好ましい実施例の正
面図である。
１０ ラニヤードフィクスチャ １２ ベースセクション １４ スライダセクション １６ 脆い連結部 １８ 可撓性の紐 ２０ 紐差し通し用のプロング ２０ａ 底部分プロング ２０ｂ キャップ部分プロング ２２ 取り付け手段 ３０ 底部分 ３２ キャップ部分 ３４ ヒンジ ３５ フック ３６ 楔面 ３７ 錠止面 ３８ 錠止用凹部 ３９ リップ ４１ 突起 ４２ ポケット ４３ スライダキャップ部分 ４４ スライダヒンジ ４５ スライダ底部分 ４６ スライダフック ４８ スライダ錠止用凹部
Claims (13)
- 【請求項１】 （ａ）紐固定用手段を有するベースセク
ションと、 （ｂ）細長い凹所を有するスライダセクションと、 （ｃ）ベースセクションとスライダセクションとを釈放
自在に連結するための手段と、 （ｄ）ループ状に配設された紐にして、スライダセクシ
ョンの細長い凹所を貫いて伸延して紐固定用手段に入
り、該紐固定用手段によりベースセクションに対して固
定される紐と、 を含むラニヤード。 - 【請求項２】 ベースセクションが、 紐固定用手段を取り付けてなる底部分と、 紐固定用手段を取り付けてなるキャップ部分と、 底部分とキャップ部分とを連結するヒンジと、 を含んでいる請求項１に記載のラニヤード。
- 【請求項３】 紐固定用手段が、底部分及びキャップ部
分から相互方向に向けて夫々伸延する突起である請求項
２に記載のラニヤード。 - 【請求項４】 スライダセクションが、 スライダ底部分と、 スライダキャップ部分と、 スライダ底部分とスライダキャップ部分とを連結するス
ライダヒンジと、 を含んでいる請求項１に記載のラニヤード。 - 【請求項５】 スライダセクションの細長い凹所が、ス
ライダキャップ部分とスライダ底部分との間に形成され
た貫通孔である請求項４に記載のラニヤード。 - 【請求項６】 可撓性材料から成るラニヤード紐を固定
するためのラニヤードフィクスチャであって、 ラニヤードフィクスチャに固定するべき要素に連結する
ための取り付け手段を含む底部分にして、２つの各側が
開放された内側凹所と、該内側凹所内に形成された紐差
し通し用の第１のプロングにして、前記開放された２つ
の各側の一方に向けて配向された紐差し通し用の第１の
プロング第１の錠止構成体と、を有する底部分と、 該底部分にヒンジを介して取り付けられ、紐差し通し用
の第２のプロングを有する錠止用のキャップ部分にし
て、紐差し通し用の第２のプロングが前記底部分の内側
凹所に入り込む状態において前記開放された２つの各側
の一方を閉じるようになっており、前記第１の錠止構成
体と協働して該キャップ部分を、前記底部分の内側凹所
の前記開放された２つの各側の一方を閉じる位置に固定
する第２の錠止構成体を有する錠止用のキャップ部分
と、 前記内側凹所の、開放された２つの各側の他方に隣り合
うスリーブを画定するスライダにして、前記２つの各側
の他方に向けて伸延する貫通孔を有し、ラニヤード紐が
該貫通孔に通されて底部分の内側凹所内に入り、該内側
凹所内でラニヤード紐が第１及び第２のプロングに差し
通されてなるスライダと、 スリーブを底部分に釈放自在に固定するための脆い連結
部と、 を含んでいるラニヤードフィクスチャ。 - 【請求項７】 スライダが、 スライダ底部分と、 スライダキャップ部分と、 スライダ底部分とスライダキャップ部分とを連結するス
ライダヒンジと、 スライダキャップ部分をスライダ底部分上で閉じた位置
に錠止するための追加的な錠止手段と、 を更に含んでいる請求項６に記載のラニヤードフィクス
チャ。 - 【請求項８】 紐のストランドをラニヤードに固定する
ための一体型のラニヤードフィクスチャであって、 弾性プラスチック製の底部分を有するベースセクション
にして、ラニヤードフィクスチャに固定するべき要素を
連結するための取り付け用手段を含み、２つの各側が開
放された凹所と、紐のストランドを差し通すための、該
凹所内に配設された第１のプロングと、を有するベース
セクションと、 紐のストランドを差し通すための第２のプロングが伸延
されてなるキャップ部分にして、開放された前記２つの
各側の一方が閉じられる閉じた位置に折り畳まれるよう
になっており、折り畳まれることによって、第１及び第
２の各プロングが相互の方向に突出し且つ歯合するよう
な状態下にベースセクションと整合するキャップ部分
と、 ベースセクションとキャップ部分との間に配設され且つ
一体化されたヒンジ部分にして、該ヒンジ部分に沿って
キャップ部分が前記閉じた位置に折り畳まれてなるヒン
ジ部分と、 ベースセクションとキャップ部分との一方における錠止
用凹部と、 該錠止用凹部と協働することによりキャップ部分を前記
閉じた位置に固定し、ベースセクションとキャップ部分
との他方に取り付けられたクランプ用フックと、 開放された前記２つの各側の他方に隣り合う中空のスラ
イダセクションにして、該開放された前記２つの各側の
他方に向けて伸延する貫通孔を有し、ラニヤード紐が該
貫通孔に通されてベースセクションの前記凹所に入り、
該凹所内でラニヤード紐が第１及び第２のプロングに差
し通されてなるスライダセクションと、前記弾性プラス
チック製の少なくとも１つの連結部材からなる脆いブリ
ッジ部分にして、スライダセクションをベースセクショ
ンに対して釈放自在に固定する脆いブリッジ部分と、 を含んでいるラニヤードフィクスチャ。 - 【請求項９】 スライダセクションが、 スライダ底部分と、 スライダキャップ部分と、 スライダ底部分とスライダキャップ部分とを連結するス
ライダヒンジと、 スライダキャップ部分をスライダ底部分上で閉じた位置
に錠止するための追加的な錠止用手段と、 を含んでいる請求項８に記載のラニヤードフィクスチ
ャ。 - 【請求項１０】 取付け用手段がフックである請求項８
に記載のラニヤードフィクスチャ。 - 【請求項１１】 取付け用手段がリングである請求項８
に記載のラニヤードフィクスチャ。 - 【請求項１２】 ベースセクションが、キャップ部分を
底部分上で閉じた位置に整合させるための手段を更に有
している請求項８に記載のラニヤードフィクスチャ。 - 【請求項１３】 キャップ部分を底部上で閉じた位置に
整合させるための手段が、キャップ部分における突起
と、底部分上の、該突起に相当するポケットと、を含ん
でいる請求項８に記載のラニヤードフィクスチャ。
Priority Applications (4)
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|---|---|---|---|
| US08/687,146 US5669119A (en) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | Cord lanyard |
| CA002212017A CA2212017A1 (en) | 1996-07-24 | 1997-07-31 | Lanyard |
| JP9219790A JPH1146816A (ja) | 1996-07-24 | 1997-08-01 | 紐 具 |
| TW088216994U TW417439U (en) | 1996-07-24 | 1997-08-05 | Lanyard and lanyard fixture |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/687,146 US5669119A (en) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | Cord lanyard |
| CA002212017A CA2212017A1 (en) | 1996-07-24 | 1997-07-31 | Lanyard |
| JP9219790A JPH1146816A (ja) | 1996-07-24 | 1997-08-01 | 紐 具 |
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| TW (1) | TW417439U (ja) |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |