JPH114544A - 電源装置 - Google Patents
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- JPH114544A JPH114544A JP9155128A JP15512897A JPH114544A JP H114544 A JPH114544 A JP H114544A JP 9155128 A JP9155128 A JP 9155128A JP 15512897 A JP15512897 A JP 15512897A JP H114544 A JPH114544 A JP H114544A
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Abstract
経て切り換えるインバータ装置において、負荷状態によ
って切換時に大きな横流が流れ出力電圧の歪が発生する
等の不具合があった。 【解決手段】 負荷6の電流を検出する電流センサ2
4、インバータ回路の出力電流を検出する電流センサ2
3、両センサ24、23からの出力偏差を求める減算器
111、および減算器111の出力が零となるよう電圧
指令を修正することにより、ラップ期間における横流を
抑制する横流制御回路112を備えた。
Description
電源装置)などのように、直流を交流に交換する直流/
交流電力変換回路からなる電源と、その電源と商用電源
とを切り換えて負荷へ電力を供給する電源装置に関する
ものである。
例えば特開平4−281343号公報に示された「電源
系統切換回路を有するインバータ装置」である。図にお
いて、1は直流電圧を安定化させるコンデンサ、2は直
流電圧を交流電圧に変換するインバータ、3はリアクト
ル、4はコンデンサで、このリアクトル3とコンデンサ
4でLCフィルタを構成し、1から4でインバータ回路
を構成する。また、6は負荷、7は商用電源、5は系統
切換回路で、商用電源7と負荷6との接続・解放を行う
バイパススイッチ5aと、インバータ回路と負荷6との
接続・解放を行うインバータスイッチ5bとで構成され
る。なお、バイパススイッチ5aとインバータスイッチ
5bは、電気的に開閉するスイッチ(例えばサイリス
タ,トランジスタ等)か、機械的に開閉するスイッチ
(例えばコンタクタ、モータブレーカ等)か、もしくは
それらを並列に接続したスイッチで構成される。
出する電流センサ、21はインバータ回路の出力をフィ
ルタリングしたインバータ電圧を検出する電圧センサ、
22は商用電源7の電圧を検出する電圧センサである。
回路部品を表したもので、100は系統切換回路5と後
述するスイッチ104とにオンオフ信号を出力する切換
信号発生器、102は電圧センサ22の出力から系統電
圧の位相情報を検出する位相検出器、101は位相情報
に従ってインバータ2の正弦波電圧指令を出力する基準
正弦波発生器、103はインバータ電流が過電流値以上
になったときインバータ電流に比例した垂下電圧量を出
力する過電流垂下回路、104は切換信号発生器100
の出力に従って開閉する制御スイッチ、105は基準正
弦波発生器101の出力正弦波指令から制御スイッチ1
04の出力を減算する減算器、106は減算器105の
出力であるインバータ電圧指令から電圧センサ21で検
出したインバータ電圧を減算する減算器、107は減算
器105の出力である指令とフィールドバックの電圧偏
差をなくすように動作する電圧制御回路、108は電圧
制御回路107から出力された補正後のインバータ電圧
指令からインバータ2のスイッチング信号を発生するス
イッチング信号発生器である。
り換えるときの切換信号発生器100の出力信号タイミ
ングチャートである。
ートを参照しながら説明する。系統切換回路5は、イン
バータ回路が故障したり、インバータ回路の保守を行う
ときに、インバータスイッチ5bとバイパススイッチ5
aとが共にオン状態(以後、ラップ状態という)となり
ながらインバータ2から商用電源7に、商用電源7から
インバータ2に切り換える回路である。ここで、例えば
インバータから商用電源に切り換えるとき、インバータ
スイッチ5bのオン状態からバイパススイッチ5aをオ
ンし、ラップ期間を設けた後、インバータスイッチ5b
をオフする。制御スイッチ104はこのラップ期間中オ
ンとなる。なお、このラップ期間は長くて0.5sec
程度に設定される。
7との電圧差が2%あった場合、インバータのリアクト
ル3が2%とすると100%の電流が商用電源7とイン
バータ2との間で流れてしまい(この電流を以後、横流
という)、負荷6に供給すべき負荷電流が加算されると
インバータ回路の許容電流を越えてしまうことになる。
そこで、ラップ期間中に、横流と負荷電流との和となる
インバータ電流を検出し、これら定格負荷電流値以上に
なると過電流垂下回路103から電流量に比例した電圧
調整量を出力しインバータ電圧指令から減算する。この
動作により、インバータ2から所定以上の電流が流れ出
すとそれに比例した正の電圧調整量が出力され、減算器
105で正弦波電圧指令から正の電圧補正量が減算され
インバータ電圧指令が小さくなり、その指令通りに電圧
制御回路107が動作することで商用電圧とインバータ
電圧との電圧差が少なくなるように動作させる。
有するインバータ装置は以上のように構成されているの
で、負荷電流と横流との区別がつかないため、軽負荷状
態で切り換えるとラップ状態となった瞬間に定格電流程
度の横流が流れ、負荷が急変したときと同様な歪みが出
力電圧に発生する。また、過電流垂下回路103による
リミッタ特性はインバータ電流のピーク付近で動作する
ので、インバータ出力電圧波形が部分的に増減して出力
電圧波形が歪み、また出力電圧が安定し難い。このとき
商用電源系統が弱いと負荷電圧も同じように歪んでしま
い、過電流の境界付近で商用電源7とインバータ2とで
横流のやり取りが発生し、負荷電圧が振動する恐れもあ
る。
めになされたもので、商用電源とインバータ回路のラッ
プ状態時に流れる横流をなくし、さらにインバータ回路
と商用電源との負荷移行をスムーズに行い、負荷に安定
した電圧を供給することを目的とする。
は、電圧指令に追従するようその出力電圧を制御する第
1の電源、上記第1の電源と独立した第2の電源、上記
第1の電源と負荷との間に挿入された第1の開閉器、上
記第2の電源と上記負荷との間に挿入された第2の開閉
器、および上記第1および第2の開閉器を所定の期間同
時に閉路させるラップ期間を経て、上記負荷へ電力を供
給する電源を上記第1の電源と第2の電源との相互間で
切り換える電源切換手段を備えた電源装置において、上
記負荷の電流を検出する負荷電流検出手段、上記第1の
電源の出力電流を検出する出力電流検出手段、上記両電
流検出手段からの偏差を求める減算器、およびこの減算
器の出力が零となるよう上記電圧指令を修正することに
より、上記ラップ期間における上記両電源間に流れる横
流を抑制する横流制御手段を備えたものである。
1において、その横流制御手段を、第1の開閉器の閉動
作期間と同期して動作させるようにしたものである。
1において、その負荷電流検出手段と減算器との間に、
上記負荷電流検出手段からの負荷電流検出出力と零出力
との切換えを行う負荷電流切換手段を設け、第2の電源
から第1の電源への切換時は、第1の開閉器が閉動作す
るタイミングを検出し当該タイミングで上記負荷電流切
換手段の出力を上記零出力から上記負荷電流検出出力に
切換え、上記第1の電源から第2の電源への切換時は、
第2の開閉器が閉動作するタイミングを検出し当該タイ
ミングで上記負荷電流切換手段の出力を上記負荷電流検
出出力から上記零出力に切り換えるようにしたものであ
る。
3において、その負荷電流切換手段の負荷電流検出出力
と零出力との相互間の切換えの時間的変化度合を緩和す
る負荷移行手段を備えたものである。
4において、その負荷移行手段における、負荷電流検出
出力から零出力への切換え完了のタイミングで第1の開
閉器を開路し、上記零出力から上記負荷電流検出出力へ
の切換え完了のタイミングで第2の開閉器を開路するよ
うにしたものである。
従するようその出力電圧を制御する複数の電源、上記電
源の各々と負荷との間に挿入された開閉器、および上記
各開閉器のいずれかを閉路、他を開路することにより上
記負荷へ電力を供給する上記各電源を切り換える電源切
換手段を備えた電源装置において、上記負荷の電流を検
出する負荷電流検出手段、上記各電源の出力電流を検出
する出力電流検出手段、上記各開閉器への開閉指令から
上記各電源の運転情報を入力し、これら運転情報と上記
負荷電流検出値とから上記各電源が出力すべき分担電流
を検出する分担電流検出手段、上記各電源毎に上記出力
電流検出値と上記分担電流との偏差を求める減算器、こ
の減算器の出力が零となるよう上記電圧指令を修正する
ことにより上記各電源間に流れる横流を抑制する横流制
御手段を備えたものである。
6において、その各電源の装置容量が互いに同一である
場合、分担電流検出手段は、上記各電源の運転情報から
運転状態にある電源運転台数を入力し、負荷電流検出値
を上記電源運転台数で除することにより分担電流を演算
するようにしたものである。
6において、その分担電流検出手段は、各電源の運転情
報から運転状態にあるときはすべての電源の装置容量総
和に対する当該電源の装置容量の比率(分担負荷率)を
出力し運転状態にないときは零出力とするセレクタ、上
記各セレクタの出力和を演算する加算器、上記各セレク
タの出力を上記加算器の出力で除する除算器、および上
記各除算器の出力に負荷電流検出値を乗じて上記各電源
が出力すべき分担電流を作成するかけ算器を備えたもの
である。
6ないし8のいずれかにおいて、その各電源のいずれか
の運転状態に変化が発生し各電源が出力すべき分担電流
が変化する場合、上記分担電流の時間的変化度合を緩和
して減算器へ送出する負荷移行手段を備えたものであ
る。
項1ないし9のいずれかにおいて、その電圧指令に追従
するようその出力電圧を制御する電源を、直流電圧を交
流電圧に変換するインバータ、およびこのインバータの
出力端に接続されたリアクトルとコンデンサとからなる
LCフィルタを備えたものとしたものである。
項10において、その電源の出力電流検出手段は、イン
バータの出力端の電流を検出するインバータ電流セン
サ、LCフィルタのコンデンサの電圧を検出するコンデ
ンサ電圧センサ、上記コンデンサの容量と上記コンデン
サ電圧検出値とから上記コンデンサに流れる電流を演算
するコンデンサ電流予測器、およびインバータ電流検出
値と上記コンデンサ電流予測値とから上記電源の出力電
流を演算する減算器を備えたものである。
インバータ装置の構成を示す図である。図において、1
〜7、20〜22、101、102、104、106〜
108は従来と同等のものであるので、個々の説明は省
略する。23は第1の電源であるインバータ回路の出力
電流を検出する出力電流検出手段としての電流センサ、
24は負荷6の電流を検出する負荷電流検出手段として
の電流センサ、109は系統切換回路5と制御スイッチ
104とにオンオフ指令を出力する切換信号発生器、1
11は電流センサ24からの出力と電流センサ23から
の出力との偏差を演算する減算器、112は減算器11
1の出力が零となるよう基準正弦波発生器101からの
電圧指令を修正する出力(電圧調整量)を制御スイッチ
104を介して加算器105へ送出する横流制御手段と
しての横流制御回路で、例えば、比例制御要素で構成さ
れる。
プ期間と各スイッチ5a、5b、104のON/OFF
動作を示すタイミングチャートで、上段はインバータか
らバイパスへ切り換える場合、下段はバイパスからイン
バータへ切り換える場合を示す。ここでは、制御スイッ
チ104はインバータスイッチ5bと同期してON/O
FF動作を行う。先ず、インバータからバイパス、即ち
商用電源7へ切り換える場合の動作について説明する。
インバータ2の単独運転中は、インバータスイッチ5b
および制御スイッチ104がON、バイパススイッチ5
aがOFFであるので、電流センサ23からの出力と電
流センサ24からの出力とが等しくなり、横流制御回路
112からの電圧調整量は零となっている。ここで、切
換信号発生器109からバイパススイッチ5aにON指
令が出力されるとバイパススイッチ5aがONしてラッ
プ期間が開始される。
サ23からの出力と電流センサ24からの出力との間に
偏差が生じると、減算器111がこの偏差を横流制御回
路112に出力する。横流制御回路112では、この偏
差(横流)が零となるように、バイパスから電流が流入
しているときはインバータ2の電圧を上昇させ電流の流
入を防ぐようにプラスの電圧調整量を制御スイッチ10
4を介して加算器105に送出し、逆にバイパスから電
流が流出しているときは、マイナスの電圧調整量を加算
器105に送出し、それぞれインバータ2への電圧指令
を修正する。修正された電圧指令に基づきインバータ2
が動作することで、その出力電圧と商用電源7の電圧と
が等しくなり横流が零となる。
要素で構成されているので、上述した電圧指令の修正動
作は速やかに行われる。その後、予め定められたラップ
期間が経過すると、切換信号発生器109からインバー
タスイッチ5bと制御スイッチ104とにOFF指令が
出力されラップ期間が終了して商用電源7の単独運転へ
の切り換えが完了する。
る場合の動作について説明する。商用電源7の単独運転
中は、インバータスイッチ5bおよび制御スイッチ10
4はOFF、バイパススイッチ5aはONとなっている
ので、電流センサ24からの出力がそのまま減算器11
1の偏差出力となって横流制御回路112に入力される
ことになるが、制御スイッチ104はOFF状態となっ
ているので、横流制御回路112からの電圧調整量出力
が加算器105に送出されることはない。
ータスイッチ5bおよび制御スイッチ104にON指令
が出力されると、両スイッチ5b、104がONしてラ
ップ期間が開始される。ラップ状態となって、横流が発
生すると、それによる減算器111からの偏差出力に基
づき横流制御回路112が電圧調整量を出力する。この
場合、制御スイッチ104はONとなっているので、電
圧調整量はそのまま加算器105に送出され電圧指令を
速やかに修正して横流を抑制する。
号発生器109からバイパススイッチ5aにOFF指令
が出力されラップ期間が終了してインバータ2の単独運
転への切り換えが完了する。
ップ期間でインバータ回路の出力電圧が商用電源7の電
圧に同一になるように制御され、横流や両電源間の振動
現象等のない安定した電源切り換えが達成される。
態2におけるインバータ装置の構成を示す図で、全体と
しては図1の回路と同等であるが、インバータ回路の出
力電流の検出方式のみが異なる。従って、以下、この部
分を中心に説明する。即ち、ここでは、インバータ回路
の出力電流を直接検出する電流センサ23(図1)を特
別に設けることなく、インバータ2を構成するスイッチ
ング素子の保護のために必ず設置されるインバータ2出
力端電流を検出する電流センサ20を用いてインバータ
回路の出力電流を求めるものである。
らの出力であるコンデンサ4の電圧Vcとコンデンサ4
の容量Cとから下式によりコンデンサ4の電流icを演
算するコンデンサ電流予測器である。 ic=C・(dVc/dt) 114は電流センサ20で検出されたインバータ電流か
らコンデンサ電流予測器113で求められたコンデンサ
電流を差し引くことによりインバータ回路の出力電流を
演算する減算器であり、その出力が減算器111に送出
される。
タ回路出力電流をそれ専用の電流センサ23を設けるこ
となく求めることができるので、装置が簡便安価となる
利点がある。なお、後段の各実施の形態においては、こ
のインバータ回路出力電流の検出手段に関する限り、こ
の図3の方式を採用しているが、いずれも図1に示した
電流センサ23から直接求める方式を適用してもよいこ
とは言うまでもない。
いては、切換信号発生器109から系統切換回路5のイ
ンバータスイッチ5bへON指令を出力すると同時に制
御スイッチ104へもON指令を出力する。即ち、両ス
イッチ5b、104の動作を同期させている。しかる
に、インバータスイッチ5bにコンタクタなどの機械的
スイッチを採用した場合には、ON指令を受けてから実
際に回路が閉路されるまでに数サイクルの時間がかか
り、またその時間も一定しないため、両スイッチ5b、
104が閉路するタイミングが必ずしも一致しないこと
が考えられる。
と、横流制御回路112は減算器111から大きな偏差
出力を受けて大きな電圧調整量を制御スイッチ104を
経て加算器105に送出する。この結果、インバータ2
はその出力電圧を急増して負荷電流を流そうとするが、
インバータスイッチ5bが閉路されていないので、コン
デンサ4を充電してその電圧が過大となる。この状態で
インバータスイッチ5bが挿入されると商用電源7との
間で大きな電圧差が生じ、大きな横流が流れ出力電圧も
変動する。
閉路タイミングを検出することにより上記不具合を解消
するもので、図4はそのインバータ装置の構成を示す図
である。図4において、切換信号発生器115はバイパ
ススイッチ5a、インバータスイッチ5bへON/OF
F指令を送出するとともに、両スイッチ5a、5bが実
際に閉路するタイミングで動作する閉路検出信号を入力
し、これに基づき実際にラップ状態に入ったことを確認
して負荷電流切換信号を出力する。116は切換信号発
生器115からの負荷電流切換信号に基づき減算器11
1への信号を切り換える負荷電流切換手段としての切換
器である。
て動作を説明する。図5の上段は、インバータからのバ
イパスへの切り換え時で、切換信号発生器115からバ
イパススイッチ5aにON指令が送出されてラップ期間
の開始となるが、それだけでは負荷電流切換信号は″
H″レベルを維持しており、従って、切換器116は電
流センサ24からの負荷電流検出値を減算器111に送
出し続けている。従って、実質的にインバータ運転の制
御動作が維持される。そして、バイパススイッチ5aが
実際に閉路すると(図5ではラップ期間として表示した
期間のほぼ中央に位置するタイミングで閉路している)
その閉路検出信号を受けて負荷電流切換信号が″L″レ
ベルに変化し、切換器116は零出力を減算器111へ
送出する。これによって、インバータ2は速やかにその
出力を零にし、商用電源7の単独運転に移行する。
切り換え時で、この場合は、切換信号発生器115から
インバータスイッチ5bへON指令が送出された後、実
際にインバータスイッチ5bが閉路したタイミングで、
その閉路検出信号を受けて負荷電流切換信号が″L″レ
ベルから″H″レベルに変わり、これを受けて切換器1
16はそれまでの零出力に替えて電流センサ24からの
負荷電流検出値を減算器111へ送出する。従って、こ
の場合も、上述した不具合を発生することなく、商用電
源7からインバータ2への円滑な運転切り換え特性が得
られる。
態4におけるインバータ装置の構成を示す図である。以
下、前掲形態例と異なる部分を中心に説明し、共通する
部分は適宜説明は省略するものとする。ここでは、例え
ば商用電源7が弱くても、電圧の変動を伴うことなく円
滑な電源切り換えが可能なように、切り換え時、減算器
111へ送出する信号出力の時間的変化度合を緩和する
負荷移行手段としての負荷移行回路117を設けてい
る。
を示すもので、200は変化量緩和器で、切換信号発生
器115から出力される負荷電流切換信号(″H″レベ
ルのときは″1″、″L″レベルのときは″0″)が入
力され、例えば1次フィルタ回路等で構成することによ
り、入力信号の時間的変化度合に対して緩やかに応答し
て信号を出力する。かけ算器201は電流センサ24か
らの負荷電流検出値に変化量緩和器200からの信号を
乗算しその出力信号を減算器111に送出する。
チャートである。全体の動作は実施の形態3の場合と重
複するので説明は省略するが、図8に示すように、変化
量緩和器200の働きで、減算器111に送出される負
荷移行回路117の信号出力が先の図5の場合に比較し
て緩やかに変化しており、結果として電源切り換え動作
がより円滑になされ、切り換え時の各部の電圧、電流の
変動が抑制される。
態5におけるインバータ装置の構成を示すもので、先の
図6に示す負荷移行回路117を更に変形した負荷移行
回路117aを設けることにより、ラップ期間を必要最
小限の時間で終了するようにしている。即ち、例えば、
商用電源7からインバータ2に電源を切り換える場合、
ラップ期間内で商用電源7の電圧に変動や瞬時電圧低下
などが発生するとそれに伴う横流を流さないようにイン
バータ電圧が変動することになるので、その出力電圧が
変動することになる。従って、ラップ期間は極力短い時
間内に留めるのが望ましい。図9の負荷移行回路117
aはこの目的を解決するものである。
を示すもので、図において、202は変化量緩和器20
0の入出力信号を入力し、両信号が一致していないとき
に負荷移行期間信号を出力する比較器である。他は図7
と同様である。図11はこの場合の動作を示すタイミン
グチャートである。例えば、上段に示すインバータから
バイパスへ切り換える場合について説明すると、先ず、
切換信号発生器115からバイパススイッチ5aにON
指令が送出されラップ期間がスタートする。バイパスス
イッチ5aが実際に閉路するとその閉路検出信号を受け
て負荷電流切換信号が″H″(″1″)レベルから″
L″(″0″)レベルに立ち下がり、変化量緩和器20
0によるその緩和出力信号に基づき、緩やかな切り換え
制御が開始される。同時に比較器202からの負荷移行
期間信号が立ち上がる。
0の出力信号が″L″(″0″)レベルに達すると比較
器202からの負荷移行期間信号は立ち下がる。切換信
号発生器115は、この負荷移行期間信号の立ち下がり
のタイミングでインバータスイッチ5bにOFF指令を
送出してラップ期間を直ちに終了させる。このように、
負荷移行完了を待って直ちにラップ期間が解除されるの
で、ラップ期間を切り換えに必要な最小限の時間に留め
ることができる訳である。
バータ2への切り換え時も、上段で説明した動作と基本
的に同様な動作となるので説明は省略するが、ラップ期
間を必要最小限の時間に留めることができる点で同様の
効果を奏する。
形態6におけるインバータ装置の構成を示すもので、イ
ンバータ回路を2台並列運転するときの構成図である。
図において、25は各インバータ回路の運転情報と電流
センサ24からの負荷電流検出値とを入力し、インバー
タ回路1台当たりの分担電流を算出する分担電流検出手
段としての分担電流検出回路、8a、8bはインバータ
回路で、その内部構成を図13に示す。
と略同一であるが、商用電源電圧の代わりに、他号機の
インバータ回路の出力電圧を検出するため、電圧センサ
22をインバータスイッチ5の出力側に接続している。
切換信号発生器115からインバータスイッチ5に送出
されるON/OFF指令がそのままインバータ回路の運
転情報(ONのときは″1″、OFFのときは″0″)
として分担電流検出回路25に送出される。また、分担
電流検出回路25からの分担電流が負荷移行回路117
に送出される。
装置は実施の形態4からわかるように、任意の負荷電流
指令に従って商用電源と並列運転ができるから、他の電
源と負荷を分担しながら連続運転することも可能であ
る。このとき、各インバータから出力される運転情報に
よって運転台数を把握し、その台数で負荷電流を除算し
1台当たり流すべき電流を求め、その値を全ての装置に
入力させれば負荷を分担しながら連続運転することがで
きる。図12の分担電流検出回路25は、次式で表す処
理を実行して各装置共通の分担電流をそれぞれのインバ
ータ回路8a、8bに出力する。 分担電流=負荷電流/(運転状態の総和)
2が機能し、その出力電流が指令された分担電流に等し
くなるよう、その電圧指令を修正する制御を実行する。
従って、各インバータ回路8a、8bの運転状態の切り
換え、変化に対応して常に横流の発生を防止して確実な
運転特性を達成する。また、これら運転状態が切り換わ
る過渡時は、負荷移行回路117が機能し、分担電流の
時間的変化度合を緩和して円滑な移行制御を実現する。
なお、図12はインバータ回路2台の場合を示したが、
任意の複数台の場合にも適用できることが言うまでもな
い。
ンバータ回路の装置容量が互いに同一の場合で、従っ
て、各インバータ回路に同時に送出すべき分担電流は常
に互いに同一の値でよいが、各インバータ回路の装置容
量が互いに同一でない場合は、この装置容量の差異を考
慮して各機の分担電流を決める必要がある。この実施の
形態7は、装置容量(定格容量)の違うインバータ回路
を並列運転するためのもので、その構成を図14に示
す。ここでは、容量が互いに異なる3台のインバータ回
路8a、8b、8cの並列運転を行うものとし、各イン
バータ回路へ送出すべき分担電流を出力する分担電流検
出回路25aの内部構成を図15に示す。
cはインバータ回路各号機の運転情報を入力し、運転状
態にあるときは当該号機の分担負荷率とし、運転状態に
ないときは零とする信号Pr1、Pr2、Pr3を出力す
る。ここで、分担負荷率pr1、pr2、pr3は第1〜
第3号機のインバータ回路の装置容量の総和に対する各
号機の装置容量の比率を示し、例えば、1号機の定格容
量が20KVA、2号機が50KVA、3号機が30K
VAとすると、各号機の分担負荷率は以下の通りにな
る。
a、210b、210cからの出力Pr1、Pr2、Pr
3の和を演算する加算器、212a、212b、212
cは各出力Pr1、Pr2、Pr3を加算器211の出力
で除する除算器、213a、213b、213cは各除
算器212a、212b、212cからの出力に、電流
センサ24で検出した負荷電流を乗じるかけ算器であ
る。
態にあるインバータ回路の総定格容量に対する各インバ
ータ回路の定格容量の割合に応じて分担電流を振り分け
るので、定格容量の小さいインバータ回路に過大な負担
がかかる恐れがなく、異容量電源の並列運転を安全確実
に実現することができる。
とができ、その場合の第1号機の分担電流I(i)は次
式で求められる。 I(i)=pr(i)/(ΣPr(i))・IL ここで、pr(i)は第i号機の分担負荷率、ΣPr
(i)は、図15に示す第1号機〜第n号機のセレクタ
の出力Pr1〜Prnの総和、ILは負荷電流検出値であ
る。以上により、異容量の任意の台数のインバータ回路
の並列運転が可能となる。
タ回路と商用電源とのラップ動作または、インバータ回
路同士の並列運転時の横流抑制等について説明したが、
この発明は、これらインバータ回路や商用電源に限ら
ず、電圧指令に追従するようにその出力電圧を制御する
任意の形式の電源を含む複数の電源から負荷に電力を供
給する場合に適用することができ、同等の効果を奏す
る。
は、電圧指令に追従するようその出力電圧を制御する第
1の電源、上記第1の電源と独立した第2の電源、上記
第1の電源と負荷との間に挿入された第1の開閉器、上
記第2の電源と上記負荷との間に挿入された第2の開閉
器、および上記第1および第2の開閉器を所定の期間同
時に閉路させるラップ期間を経て、上記負荷へ電力を供
給する電源を上記第1の電源と第2の電源との相互間で
切り換える電源切換手段を備えた電源装置において、上
記負荷の電流を検出する負荷電流検出手段、上記第1の
電源の出力電流を検出する出力電流検出手段、上記両電
流検出手段からの偏差を求める減算器、およびこの減算
器の出力が零となるよう上記電圧指令を修正することに
より、上記ラップ期間における上記両電源間に流れる横
流を抑制する横流制御手段を備えたので、ラップ期間に
おける第1の電源と第2の電源との間の横流発生を抑制
して電源間の切り換え動作が円滑になされる。
流制御手段を、第1の開閉器の閉動作期間と同期して動
作させるようにしたので、横流制御に係る構成が簡便と
なる。
荷電流検出手段と減算器との間に、上記負荷電流検出手
段からの負荷電流検出出力と零出力との切換えを行う負
荷電流切換手段を設け、第2の電源から第1の電源への
切換時は、第1の開閉器が閉動作するタイミングを検出
し当該タイミングで上記負荷電流切換手段の出力を上記
零出力から上記負荷電流検出出力に切換え、上記第1の
電源から第2の電源への切換時は、第2の開閉器が閉動
作するタイミングを検出し当該タイミングで上記負荷電
流切換手段の出力を上記負荷電流検出出力から上記零出
力に切り換えるようにしたので、開閉器の実際の閉路動
作タイミングに同期した確実な切り換え動作が可能とな
る。
荷電流切換手段の負荷電流検出出力と零出力との相互間
の切換えの時間的変化度合を緩和する負荷移行手段を備
えたので、切り換え動作が円滑になされる。
荷移行手段における、負荷電流検出出力から零出力への
切換え完了のタイミングで第1の開閉器を開路し、上記
零出力から上記負荷電流検出出力への切換え完了のタイ
ミングで第2の開閉器を開路するようにしたので、ラッ
プ期間を必要最小限に留めることができ、この期間に生
じ得る電圧変動等の不具合が低減される。
従するようその出力電圧を制御する複数の電源、上記電
源の各々と負荷との間に挿入された開閉器、および上記
各開閉器のいずれかを閉路、他を開路することにより上
記負荷へ電力を供給する上記各電源を切り換える電源切
換手段を備えた電源装置において、上記負荷の電流を検
出する負荷電流検出手段、上記各電源の出力電流を検出
する出力電流検出手段、上記各開閉器への開閉指令から
上記各電源の運転情報を入力し、これら運転情報と上記
負荷電流検出値とから上記各電源が出力すべき分担電流
を検出する分担電流検出手段、上記各電源毎に上記出力
電流検出値と上記分担電流との偏差を求める減算器、こ
の減算器の出力が零となるよう上記電圧指令を修正する
ことにより上記各電源間に流れる横流を抑制する横流制
御手段を備えたので、複数の電源間の横流発生を抑制し
てその並列運転が円滑になされる。
電源の装置容量が互いに同一である場合、分担電流検出
手段は、上記各電源の運転情報から運転状態にある電源
運転台数を入力し、負荷電流検出値を上記電源運転台数
で除することにより分担電流を演算するようにしたの
で、分担電流の検出が容易になされる。
検出手段は、各電源の運転情報から運転状態にあるとき
はすべての電源の装置容量総和に対する当該電源の装置
容量の比率(分担負荷率)を出力し運転状態にないとき
は零出力とするセレクタ、上記各セレクタの出力和を演
算する加算器、上記各セレクタの出力を上記加算器の出
力で除する除算器、および上記各除算器の出力に負荷電
流検出値を乗じて上記各電源が出力すべき分担電流を作
成するかけ算器を備えたので、装置容量の異なる複数電
源の並列運転時の各分担電流の検出が確実になされる。
電源のいずれかの運転状態に変化が発生し各電源が出力
すべき分担電流が変化する場合、上記分担電流の時間的
変化度合を緩和して減算器へ送出する負荷移行手段を備
えたので、並列運転される電源が切り換える場合の動作
が円滑になされる。
指令に追従するようその出力電圧を制御する電源を、直
流電圧を交流電圧に変換するインバータ、およびこのイ
ンバータの出力端に接続されたリアクトルとコンデンサ
とからなるLCフィルタを備えたものとしたので、イン
バータを含む電源の並列運転時における横流抑制が確実
になされる。
電源の出力電流検出手段は、インバータの出力端の電流
を検出するインバータ電流センサ、LCフィルタのコン
デンサの電圧を検出するコンデンサ電圧センサ、上記コ
ンデンサの容量と上記コンデンサ電圧検出値とから上記
コンデンサに流れる電流を演算するコンデンサ電流予測
器、およびインバータ電流検出値と上記コンデンサ電流
予測値とから上記電源の出力電流を演算する減算器を備
えたので、インバータ電源の出力電流の検出が簡便な構
成で可能となる。
装置の構成を示す図である。
のタイミングチャートである。
装置の構成を示す図である。
装置の構成を示す図である。
のタイミングチャートである。
装置の構成を示す図である。
図である。
のタイミングチャートである。
装置の構成を示す図である。
示す図である。
めのタイミングチャートである。
タ装置の構成を示す図である。
示す図である。
タ装置の構成を示す図である。
成を示す図である。
る。
ためのタイミングチャートである。
系統切換回路、5a バイパススイッチ、5b イン
バータスイッチ、6 負荷、7 商用電源、8a〜8c
インバータ回路、20,23,24 電流センサ、2
1,22 電圧センサ、25,25a 分担電流検出回
路、101 基準正弦波発生器、102 位相検出器、
104 制御スイッチ、105 加算器、106 減算
器、107 電圧制御回路、111 減算器、112
横流制御回路、113 コンデンサ電流予測器、114
減算器、115 切換信号発生器、116 切換器、
117,117a 負荷移行回路、200 変化量緩和
器、201 かけ算器、202 比較器、210a〜2
10c セレクタ、211 加算器、212a〜212
c 除算器、213a〜213c かけ算器。
Claims (11)
- 【請求項1】 電圧指令に追従するようその出力電圧を
制御する第1の電源、上記第1の電源と独立した第2の
電源、上記第1の電源と負荷との間に挿入された第1の
開閉器、上記第2の電源と上記負荷との間に挿入された
第2の開閉器、および上記第1および第2の開閉器を所
定の期間同時に閉路させるラップ期間を経て、上記負荷
へ電力を供給する電源を上記第1の電源と第2の電源と
の相互間で切り換える電源切換手段を備えた電源装置に
おいて、 上記負荷の電流を検出する負荷電流検出手段、上記第1
の電源の出力電流を検出する出力電流検出手段、上記両
電流検出手段からの偏差を求める減算器、およびこの減
算器の出力が零となるよう上記電圧指令を修正すること
により、上記ラップ期間における上記両電源間に流れる
横流を抑制する横流制御手段を備えたことを特徴とする
電源装置。 - 【請求項2】 横流制御手段を、第1の開閉器の閉動作
期間と同期して動作させるようにしたことを特徴とする
請求項1記載の電源装置。 - 【請求項3】 負荷電流検出手段と減算器との間に、上
記負荷電流検出手段からの負荷電流検出出力と零出力と
の切換えを行う負荷電流切換手段を設け、 第2の電源から第1の電源への切換時は、第1の開閉器
が閉動作するタイミングを検出し当該タイミングで上記
負荷電流切換手段の出力を上記零出力から上記負荷電流
検出出力に切換え、 上記第1の電源から第2の電源への切換時は、第2の開
閉器が閉動作するタイミングを検出し当該タイミングで
上記負荷電流切換手段の出力を上記負荷電流検出出力か
ら上記零出力に切り換えるようにしたことを特徴とする
請求項1記載の電源装置。 - 【請求項4】 負荷電流切換手段の負荷電流検出出力と
零出力との相互間の切換えの時間的変化度合を緩和する
負荷移行手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の
電源装置。 - 【請求項5】 負荷移行手段における、負荷電流検出出
力から零出力への切換え完了のタイミングで第1の開閉
器を開路し、上記零出力から上記負荷電流検出出力への
切換え完了のタイミングで第2の開閉器を開路するよう
にしたことを特徴とする請求項4記載の電源装置。 - 【請求項6】 電圧指令に追従するようその出力電圧を
制御する複数の電源、上記電源の各々と負荷との間に挿
入された開閉器、および上記各開閉器のいずれかを閉
路、他を開路することにより上記負荷へ電力を供給する
上記各電源を切り換える電源切換手段を備えた電源装置
において、 上記負荷の電流を検出する負荷電流検出手段、上記各電
源の出力電流を検出する出力電流検出手段、上記各開閉
器への開閉指令から上記各電源の運転情報を入力し、こ
れら運転情報と上記負荷電流検出値とから上記各電源が
出力すべき分担電流を検出する分担電流検出手段、上記
各電源毎に上記出力電流検出値と上記分担電流との偏差
を求める減算器、この減算器の出力が零となるよう上記
電圧指令を修正することにより上記各電源間に流れる横
流を抑制する横流制御手段を備えたことを特徴とする電
源装置。 - 【請求項7】 各電源の装置容量が互いに同一である場
合、分担電流検出手段は、上記各電源の運転情報から運
転状態にある電源運転台数を入力し、負荷電流検出値を
上記電源運転台数で除することにより分担電流を演算す
るようにしたことを特徴とする請求項6記載の電源装
置。 - 【請求項8】 分担電流検出手段は、各電源の運転情報
から運転状態にあるときはすべての電源の装置容量総和
に対する当該電源の装置容量の比率(分担負荷率)を出
力し運転状態にないときは零出力とするセレクタ、上記
各セレクタの出力和を演算する加算器、上記各セレクタ
の出力を上記加算器の出力で除する除算器、および上記
各除算器の出力に負荷電流検出値を乗じて上記各電源が
出力すべき分担電流を作成するかけ算器を備えたことを
特徴とする請求項6記載の電源装置。 - 【請求項9】 各電源のいずれかの運転状態に変化が発
生し各電源が出力すべき分担電流が変化する場合、上記
分担電流の時間的変化度合を緩和して減算器へ送出する
負荷移行手段を備えたことを特徴とする請求項6ないし
8のいずれかに記載の電源装置。 - 【請求項10】 電圧指令に追従するようその出力電圧
を制御する電源を、直流電圧を交流電圧に変換するイン
バータ、およびこのインバータの出力端に接続されたリ
アクトルとコンデンサとからなるLCフィルタを備えた
ものとしたことを特徴とする請求項1ないし9のいずれ
かに記載の電源装置。 - 【請求項11】 電源の出力電流検出手段は、インバー
タの出力端の電流を検出するインバータ電流センサ、L
Cフィルタのコンデンサの電圧を検出するコンデンサ電
圧センサ、上記コンデンサの容量と上記コンデンサ電圧
検出値とから上記コンデンサに流れる電流を演算するコ
ンデンサ電流予測器、およびインバータ電流検出値と上
記コンデンサ電流予測値とから上記電源の出力電流を演
算する減算器を備えたことを特徴とする請求項10記載
の電源装置。
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