JPH114521A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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Publication number
JPH114521A
JPH114521A JP9155207A JP15520797A JPH114521A JP H114521 A JPH114521 A JP H114521A JP 9155207 A JP9155207 A JP 9155207A JP 15520797 A JP15520797 A JP 15520797A JP H114521 A JPH114521 A JP H114521A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuse
box
terminal
connector
holding means
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9155207A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Yoshida
範之 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication of JPH114521A publication Critical patent/JPH114521A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボックス内に収容する中継端子を無くしてヒ
ューズとコネクタの端子とを直接接続できるようにす
る。 【解決手段】 ボックス10の上面10aにヒューズ装
着用の凹部11aを設け、該凹部の底壁に端子挿入穴1
1cを設けると共に、凹部の両側よりヒューズ基板部の
保持手段(11d)をボックス上面より上向きに突設
し、かつ、上記凹部底壁の下面よりボックス下面に開口
するコネクタ装着部12を設け、ヒューズ20の基板部
20aの下部を上記凹部に嵌合して、その上端面を上記
保持手段により保持してヒューズをボックスに固定し、
上記端子挿入穴よりボックス内に突出するヒューズの端
子板を、上記コネクタ装着部に装着するコネクタ内の端
子と直接電気接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気接続箱に関し、
詳しくは、自動車に搭載される電気接続箱で、ヒュース
装着部とコネクタ装着部を備え、ヒューズ装着部に予め
取り付けられているヒューズに対して、自動車搭載時に
コネクタ装着部にコネクタを装着してヒューズと接続さ
せるものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電気接続箱においては、図5に
示すように、電気接続箱1に予めヒューズ2を装着した
状態で電気接続箱1に保護カバー3を被せている。この
電気接続箱1を自動車に搭載する時、保護カバー3を外
して、カーメーカーにおいてリレーを装着後、自動車に
組みつけ、ワイヤハーネスの電線端末に接続したコネク
タ4を電気接続箱1に装着して、上記ヒューズ2とコネ
クタ4内の端子とを電気接続させている。
【0003】上記電気接続箱1に取り付けるヒューズ2
は、保護カバー3を外した時に脱落する恐れがあるた
め、図6に示すように、電気接続箱1の内部に中継端子
6を先に挿入して、電気接続箱1の内部に形成した係止
部(図示せず)に固定し、その後、ヒューズ2を中継端
子6の嵌合部6aに挿入係止し、よって、ヒューズ2を
電気接続箱1に固定している。即ち、ヒューズ2を中継
端子6を介して電気接続箱1に固定すると共にヒューズ
2を中継端子6と電気接続させている。この状態で、自
動車搭載時に、ワイヤハーネスと接続したコネクタ4を
電気接続箱1に取り付け、コネクタ4内の電線圧着端子
5を上記中継端子6と接続し、よって、ヒューズ2と電
線接続端子5とを電気接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成では、ヒュー
ズ2とワイヤハーネスの電線端末端子5とを直接接続す
ることができず、中継端子6を必要とするため、部品点
数が増加してコスト高になると共に、電気接続箱1に中
継端子6を収容するスペースを必要とするため、大型化
する問題がある。また、中継端子6を電気接続箱1内に
挿入係止する作業が必要となり、作業工程数も増加する
問題がある。
【0005】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、中継端子を不要とし、部品点数および作業工数の
減少を図ることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1で、ボックスの上面にヒューズ
装着用の凹部を設け、該凹部の底壁に端子挿入穴を設け
ると共に、凹部の両側よりヒューズ基板部の保持手段を
ボックス上面より上向きに突設し、かつ、上記凹部底壁
の下面よりボックス下面に開口するコネクタ装着部を設
け、ヒューズの基板部の下部を上記凹部に嵌合して、そ
の上端面を上記保持手段により保持してヒューズをボッ
クスに固定し、上記端子挿入穴よりボックス内に突出す
るヒューズの端子板を、上記コネクタ装着部に装着する
コネクタ内の端子と直接電気接続する構成としているこ
とを特徴とする電気接続箱を提供している。
【0007】上記ヒューズ基板部の保持手段は、上記凹
部の両側より突設する一対のバネ性を有するリブからな
り、これらリブの先端に上記ヒューズ基板部の上端面に
圧接する係止爪を設け、これら係止爪によりヒューズ基
板部をボックスへと押圧固定している。
【0008】あるいは、上記ヒューズ基板部の保持手段
として、上記凹部の一側よりヒンジ部を有するL型係止
片を突設し、該L型係止片の先端に穴を設けている一
方、上記凹部の他側より先端に係止爪を設けた係止片を
突設して、上記L型係止片を上記ヒューズ基板部の上端
面に架け渡して、上記穴に上記係止爪を挿入係止して上
記ヒューズをボックスに固定する構成としている。
【0009】上記のようにヒューズ基板部の保持手段を
ボックスより一体成形で突設しておくと、ヒューズをボ
ックスに中継端子なしで直接的に固定することができ
る。また、ボックスに固定されたヒューズに対して、自
動車搭載時に、ワイヤハーネスに接続したコネクタをボ
ックスに挿入係止すると、該コネクタ内に収容した電線
端末の端子にヒューズの端子板が直接接触させることが
できる。
【0010】このように、中継端子を不要とできるた
め、部品点数および組付工数を減少することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。電気接続箱のボックス10には、そ
の上面10aにヒューズ装着部11を設けると共に、該
ヒューズ装着部11と対向させて、ボックスの下面10
bに開口したコネクタ装着部12を設けている。
【0012】上記ヒューズ装着部11はヒューズ20の
基板部20aの下部を内嵌する凹部11aをボックス上
面10aより段状に凹設していると共に、該凹部11a
の底壁11bに2つの端子挿入穴11cを穿設してい
る。また、凹部11aの両側の上面10aよりヒューズ
保持用の一対のバネ性を有するリブ11d、11dを突
設し、これらリブ11d、11dを互いに近接する方向
に付勢している。
【0013】上記一対のリブ11d、11dは上端に互
いに近接する方向に係止爪部11e、11eを屈折させ
て形成している。これら係止爪部11e、11eは、凹
部11aに嵌合するヒューズ基板部20aの上面に対向
する方向より係止して、ヒューズ20の抜け止めを図る
ものである。
【0014】上記ヒューズ装着部11の下部に設ける上
記コネクタ装着部12は、ヒューズ装着部11の凹部底
壁11bの下面よりボックス10の下面10bに開口さ
せて形成している。該コネクタ装着部12にコネクタ1
5を挿入して係止すると、該コネクタ15の内部に収容
した電線端末の端子16、16に、凹部底壁11bの端
子挿入穴11cより突出するヒューズ20の端子板20
b、20cが夫々挿入して、電気接続できるように設定
している。
【0015】電気接続箱を上記構成とすると、中継端子
をボックス内部に予め取り付けておかなくとも、ヒュー
ズ20をヒューズ装着部11に装着して、一対のリブ1
1d、11dの係止爪11e、11eで両側よりボック
ス上面10aに押圧保持するため、ヒューズ20はボッ
クス10に固定される。
【0016】上記のようにヒューズ20を予め取り付け
た電気接続箱を自動車に搭載して、ワイヤハーネスの先
端に取り付けたコネクタ15をコネクタ装着部12にボ
ックス10の下方より挿入係止すると、該コネクタ15
内の端子16、16の電気接触部16a、16aにヒュ
ーズ20の端子板20b、20cが直接に挿入して、ヒ
ューズ20と端子16、16とが電気接続する。
【0017】図3および図4は第2実施形態を示し、第
1実施形態との相違点は、ヒューズ20をボックス10
に固定する手段として、一対のリブの代わりに、凹部1
1bの一方側よりL型係止片11fを上向きに突設して
いると共に、他方側に上向き係止片11gを突設してい
る点である。
【0018】上記L型係止片11fは、ボックス上面1
0aより突出する上向き突片11f−1の上端に薄肉ヒ
ンジ部11f−2を介して横向き突片11f−3を設
け、該横向き突片11f−3の先端に係止穴11f−4
を穿設している。他方の係止片11gは、その上端に爪
部11g−1を設けており、該爪部11g−1を係止穴
11f−4に挿入して係止するようにしている。
【0019】この第2実施形態においても、ボックス1
0の凹部11aにヒューズ基板部20aの下部を嵌合し
た状態で、L型係止片11fの横向き突片11f−3を
基板部20aの上面に架け渡し、係止片11gの先端係
止爪11g−1を係止穴11f−4に挿入係止すると、
ヒューズ20はボックス10に固定される。
【0020】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、ボックスで直接的にヒューズを固定する構成
としているため、中継端子を介してヒューズを固定する
必要がなく、よって、中継端子を不要とすることがで
き、部品点数を削減できる。
【0021】さらに、中継端子のボックスへの組付工程
も不要とでき、作業手数を簡略化できる。さらに、中継
端子をボックス内に装着しないため、ボックスの構造を
簡単にできると共に、中継端子用のスペースを確保する
必要がないため、電気接続箱の小型化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示す断面図である。
【図2】 第1実施形態の分解斜視図である。
【図3】 第2実施形態の断面図である。
【図4】 第2実施形態の要部斜視図である。
【図5】 従来例を示す斜視図である。
【図6】 従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
10 ボックス 10a 上面 10b 下面 11 ヒューズ装着部 11a 凹部 11b 底壁 11c 端子挿入穴 11d リブ 11e 係止爪 11f L型係止片 11g 係止片 12 コネクタ装着部 20 ヒューズ 20a 基板部 20b、20c 端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボックスの上面にヒューズ装着用の凹部
    を設け、該凹部の底壁に端子挿入穴を設けると共に、凹
    部の両側よりヒューズ基板部の保持手段をボックス上面
    より上向きに突設し、かつ、上記凹部底壁の下面よりボ
    ックス下面に開口するコネクタ装着部を設け、ヒューズ
    の基板部の下部を上記凹部に嵌合して、その上端面を上
    記保持手段により保持してヒューズをボックスに固定
    し、上記端子挿入穴よりボックス内に突出するヒューズ
    の端子板を、上記コネクタ装着部に装着するコネクタ内
    の端子と直接電気接続する構成としていることを特徴と
    する電気接続箱。
  2. 【請求項2】 上記ヒューズ基板部の保持手段は、上記
    凹部の両側より突設する一対のバネ性を有するリブから
    なり、これらリブの先端に上記ヒューズ基板部の上端面
    に圧接する係止爪を設けている請求項1に記載の電気接
    続箱。
  3. 【請求項3】 上記ヒューズ基板部の保持手段は、上記
    凹部の一側よりヒンジ部を有するL型係止片を突設し、
    該L型係止片の先端に穴を設けている一方、上記凹部の
    他側より先端に係止爪を設けた係止片を突設して、上記
    L型係止片を上記ヒューズ基板部の上端面に架け渡し
    て、上記穴に上記係止爪を挿入係止して上記ヒューズを
    ボックスに固定する構成としている請求項1に記載の電
    気接続箱。
JP9155207A 1997-06-12 1997-06-12 電気接続箱 Withdrawn JPH114521A (ja)

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JP9155207A JPH114521A (ja) 1997-06-12 1997-06-12 電気接続箱

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JP9155207A JPH114521A (ja) 1997-06-12 1997-06-12 電気接続箱

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JPH114521A true JPH114521A (ja) 1999-01-06

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ID=15600856

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102340081A (zh) * 2010-07-16 2012-02-01 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 线缆连接器组件
JP2016040976A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 矢崎総業株式会社 電子部品の組付構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102340081A (zh) * 2010-07-16 2012-02-01 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 线缆连接器组件
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Effective date: 20040907