JPH1145173A - 乱数発生装置及び遊技機制御用マイクロコンピュータ - Google Patents

乱数発生装置及び遊技機制御用マイクロコンピュータ

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JPH1145173A
JPH1145173A JP9215780A JP21578097A JPH1145173A JP H1145173 A JPH1145173 A JP H1145173A JP 9215780 A JP9215780 A JP 9215780A JP 21578097 A JP21578097 A JP 21578097A JP H1145173 A JPH1145173 A JP H1145173A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 遊技機に使用される乱数発生装置において、
入賞タイミングに左右されない乱数を発生させることが
出来ると共に、規則性の殆どない長周期の乱数、すなわ
ちできる限り自然乱数に近い値を得る。 【解決手段】 最大周期の異なるM系列発生式を複数式
内蔵する手段と、これらのM系列発生式をそれぞれ一周
期のみ発生させる手段と、最大周期に達したら別のM系
列発生式に順次若しくはランダムに切り替え手段5と、
電源投入によるリセットによりハードウェアロジックが
初期化されることによって発生する特定乱数列の防止手
段と、M系列発生における基点データ生成手段と初期値
がゼロ時の時に発生するM系列のロックアップを防止す
る手段とからなる乱数発生装置とそれを内蔵させた遊技
機制御用マイクロコンピュータ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技機に使用される乱
数発生装置において、入賞タイミングに左右されない乱
数を発生させることが出来ると共に、規則性の無い長周
期の乱数、すなわちできる限り自然乱数に近い値を得る
手段に関するものである。遊技機業界において求められ
る理想的な乱数としては以下の要件を満たすことが望ま
しい。 (1)特定の乱数値の発生頻度の同等性 例えば2進数の条件下で1000個の乱数を発生させた
場合には“0”、“1”の数がそれぞれ500個である
こと。 (2)不規則性 系列(乱数の並び)がどんなに不規則であったとして
も、系列の中にある特定の乱数値が一定周期で出現する
様な乱数発生装置では、いわゆる体感器の様なインター
バルタイマー発生器で簡単に照準を合わせることが可能
となってしまう為に、系列としての不規則性は勿論のこ
と特定の乱数値の出現に関する周期も不規則であること
が必要とされる。 (3)検査機関での再現性 遊技機メーカー側の試験結果と同等のものが検査機関で
テストしても同様に再現できるものでなくてはならな
い。 (4)遊技機制御用マイクロコンピュータで制御可能で
あること。 遊技機に搭載される遊技機制御用マイクロコンピュータ
は、大型計算機やワークステーションで使用されるマイ
クロコンピュータよりも処理速度や性能が劣っており、
これらの高性能機で使用される乱数発生方式を同じ様に
使用できるとは限らない。
【0002】一般的には理想的な乱数とは不規則性であ
ること、すなわち次に出現する数値が予測不可能である
ことが最も優先され、他の条件は必要条件ではあるが必
ずしも絶対条件では無い場合が多く、遊技機業界では上
記4点の条件の内一つも欠如すること無く全て内包され
ていることが必要とされる。したがって、他の業界で通
用している乱数発生理論及び方式乃至運用が必ずしも遊
技機業界で適用できるとは限らない。
【0003】
【従来の技術】遊技機は静電気等のノイズの影響を受け
ても暴走しない様、遊技機を制御するCPUに対し、一
定時間毎にリセットによる割り込みをかけ、常にプログ
ラムの先頭番地に戻れる様に設計してある。一定時間と
は約数〜数十ミリ秒であり、この時間内で乱数生成処理
も含め、他の処理も行なわなくてはならない。従来の遊
技機で使用されている乱数はソフトウェアにて生成さ
れ、その乱数生成プログラムは遊技機を制御するプログ
ラム内に組み込まれている。遊技機はリセット割込み毎
に所定メモリ内の乱数格納エリアに前回保持されていた
乱数を更新するシーケンスになっており、例えばパチン
コ遊技機において、入賞口に球が入る度に入賞センサー
がそれを感知してその情報をCPUへ知らせ、CPUは
乱数格納エリアにある数値を読み出して乱数としてい
る。
【0004】従来、遊技機業界で使用されているソフト
ウェアによる乱数発生方式としておもに線形合同法(b
=0:乗算合同法 b≠0:混合合同法)が採用され、
これは次式で発生させている。 Xn+1+aXn+b(mod m)
【0005】また、他の乱数発生方式としてM系列(Ma
ximum length sequence)があり、スペクトル拡散通信
などの通信分野、制御系のシミュレーション等で用いら
れる雑音(ノイズ)の代用、RAMの故障診断等の計測
制御分野で幅広く用いられている。M系列は1周期内に
おける統計的ばらつきが無いことが証明されており、大
型計算機やワークステーションの環境下ではシフトレジ
スタの段数が概ね500段〜1000段のM系列のもの
が利用され、ガロア体GF(2)上の多項式とした場
合、最大周期は2500−1〜21000−1であり実質上無
限大の周期をもつものとして扱っている。
【0006】また、他の乱数発生方式としてカオス(C
haos)現象を利用したものがある。カオスはギリシ
ャ語から英語になったもので、混沌、大混乱、無秩序を
意味し、数学的には「決定論システムにおいて起こる確
率論的なふるまい」と定義されている。カオス現象の発
見はアメリカの気象学者ローレンツが微分方程式の計算
の過程で最初に入力する初期値データのごくわずかの違
いにより計算結果が大きく違っていったことがきっかけ
とする。すなわち初期値のごくわずかな違いにより安定
な周期運動から安定な周期運動が存在しない振動が出現
し、数列が予測できない現象が出現し、後年カオス現象
として認識される様になった。この様に微分方程式の様
な非線形方程式において、初期値のごくわずかな違いが
カオス現象を引き起こし、数列が予測困難になることが
一般的に知られ、このカオス現象を利用して乱数として
用いることができる。カオス乱数の例としてテント写
像、ロジスティック写像、チェビシェフ写像、ベルヌイ
シフトを利用したものがある。
【0007】M系列を利用した乱数発生装置では、一組
のシフトレジスタの段数内で必要以上の制御ゲートを挿
入したり、シフトレジスタの各段数のビットから出力さ
れるデータを組み合わせてゲーティングを行い、その出
力を最終乱数としたり、同様にデータのビットを入れ換
えたものを最終乱数とする様な装置がある。
【0008】ソフトウェア、またはハードウェアにせ
よ、現状の遊技機に使用される乱数発生方式では入賞し
た時点で、任意に設定した最大周期を一巡することなく
ただちに初期値を書き換え、再び初期値を基点として巡
回する方式のものが多い。また、電源投入によるリセッ
トによりハードウェアロジックが初期化されることによ
って最初に発生する乱数列が特定化されるという問題が
ある。以下「従来装置」という。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】CPUは乱数生成処理
も含む他の処理もリセット割り込みによるインターバル
タイマ期間内で処理している為、乱数量や乱数の取り得
る範囲におのずと限界があり、乱数の一定周期化が生じ
てしまう。また、複数の乱数や乱数発生範囲を大きく取
ることはソフトウェア上の大きな負担になり、現状の遊
技機を制御するプログラムの容量制限、及びビット幅の
小さい数MHz以下のシステムクロックで動作するスピ
ードの遅いCPUでの条件下では実質上困難になる。
(0003の課題)
【0010】線形合同法による乱数を最適とするにはm
を最低でも232以上に設定しなければならない。しかし
1語のビット数の小さい遊技機制御用マイクロコンピュ
ータで実現するには難しく、実現するにはmを当該数値
よりも小さく設定せざるを得ない。mを小さい値に設定
するということは、周期を小さくすることに他ならず、
乱数発生方式としての信頼性は低下する。また、仮に周
期が大きく出来たとしても、遊技機で必要な図柄変動や
大当りの確率は数十〜数百分の一程度である為、これら
の確率に合わせる為の抽選手段が別途必要になり、ソフ
トウェアまたはハードウェアのいずれかで実現させたと
してもプログラムの容量やロジックの増大になり負担と
なる。また、線形合同法は、aとbをどの様な数値を選
んでも、多次元分布において結晶構造的規則性があるこ
とが指摘され、多次元分布が一様にならないことが判明
している。(0004の課題)
【0011】M系列はシフトレジスタの段数を増やせば
増やす程、最大周期を大きくできるが、その増大に伴
い、一つの乱数値を得る為のクロック数は増大する。
(周期が最大となるのはあくまでもシフトレジスタの最
終段出力の為)その為、数MHz以下のシステムクロッ
クで動作するスピードの遅いCPUと同じ周波数で動作
させていては所望の乱数量を得ることはできない。した
がって、最大周期を大きく取れば取る程、シフトレジス
タを構成する各FF(フリップフロップ)に供給するク
ロックの周波数をそれなりに高くしなければならない。
しかし、ハードロジックはクロックの周波数が高くなれ
ば高くなる程消費電力は大きくなり、現状の電源ではド
ライブしきれない可能性が出てくる。また、遊技機の基
板の大きさは限定されており、この限定スペース内に電
源を構成する部品、遊技機制御用マイクロコンピュー
タ、周辺LSIを全て実装しなければならず、現状では
電源を強化する為の実装スペースを確保することは実質
的に困難であり、またコスト面においても遊技機メーカ
ーの大きな負担となる。また各FFに供給するクロック
は基本的には同一クロックを使用する為、クロックスキ
ューの問題も考慮しなくてはならない。以上の点からも
遊技機で使用できるM系列は、100段を超えるものを
使用することは実質的に困難である。(0005の課
題)
【0012】カオス乱数を発生させる場合、扱う数値は
小数点を含む数値となり、最適な乱数を得るには最低で
も小数点以下10桁以上の数値を扱えるものでなくては
ならない。例えばソフトウェアにてカオス乱数を発生さ
せる場合において、Z80では小数点演算命令を持って
おらず、また、プログラムのステップ数も数千ステップ
も要してしまい、現状の乱数生成プログラムの容量をは
るかに超えてしまう。一つの乱数値を得るのにも多くの
処理時間を要してしまう。また、ハードウェアにて発生
させる場合においても、小数点以下10桁以上の数値を
演算できる回路を並列式演算方式で実現した場合、多く
のゲート数を要してしまい、コスト的なメリットは無
い。以上の点からもビット幅の小さい数MHz以下のシ
ステムクロックで動作するスピードが遅くて小数演算命
令を持たないCPU及び現状のメモリ制限での条件下で
はカオス乱数を発生させることは実質上困難である。
(0006の課題)
【0013】従来のM系列を利用した乱数発生装置は、
最大周期が固定(シフトレジスタの段数が固定)のもの
がほとんどである。この為、必要以上の制御ゲートを多
用して乱数列の規則化を防止しようとしている。しか
し、M系列の最大周期はあくまでもシフトレジスタの段
数で決定され、この段数内でいくら制御ゲートを挿入し
たり、シフトレジスタの各段数のビットから出力される
データを組み合わせてゲーティングを行ったり、または
データのビットを入れ換えたとしても、乱数列の並びが
変わるだけで最大周期を超えた後、同じパターンの乱数
列の繰り返しになる(図1の従来装置参照)。したがっ
て、この周期に合わせたインターバルタイマ発生器があ
れば簡単に大当り(特定の乱数値)を狙うことが可能で
ある。また、図柄表示やゲーム性においても一定周期化
することによって遊戯者が容易に次の展開が予想でき、
遊戯機に対する興味を喪失してしまう。
【0014】遊技機業界にとって最も重要な乱数の不規
則性とは系列(乱数値の並び)の不規則性よりもむしろ
特定の乱数値が次に出現するまでの周期の不規則性であ
る。したがって、制御ゲートを多用したり、シフトレジ
スタの各段数のビットから出力されるデータを組み合わ
せてゲーティングを行ったり、またはデータのビットを
入れ換えたとしてもそれは系列の不規則性だけにしかな
らない。(0007の課題)
【0015】また、従来装置で特定の乱数値が次に出現
するまでの周期を不規則にする為の手段として、入賞の
度に初期値を書き替えるものがあるが、その方式だと個
々の乱数値の発生頻度に偏りが生じ、乱数としての信頼
性は低い。何故なら最大周期内に何回も入賞が発生した
場合、その都度周期途上の乱数値を切り捨てることにな
り、実質上、任意の設定した確率よりも高い確率で抽選
されることに他ならず、場合によっては不本意な大当り
連チャンを誘発する要因にもなりかねない。(図2参
照)入賞の度に初期値を書き替える方式のものが通用す
るのはあくまでも最大周期内に1回のみ入賞があること
だけを前提とした場合のみであり、いずれにせよ初期値
を書き換えるにしても、任意に設定した最大周期を一巡
した後に行なう方式にしなければならない。(0008
の課題)
【0016】そこで本発明は、かかる従来技術の欠点に
鑑みなされたもので、遊技機メーカーが従来行なってい
るソフトウェアによる乱数発生をハードウェアにて行な
い、遊技機メーカーのソフトウェアにかかる負担を軽減
し、最大周期がそれぞれ異なる統計的及び不規則性が良
好なM系列発生式を複数式内蔵し、これらの各M系列発
生式を一周期の期間のみ使用することを条件に、一周期
が終ったことを知らせるトリガ信号により別のM系列発
生式に順次もしくはランダムに切り替わる手段により、
特定の乱数値の一定周期化を防止し、また入賞があった
場合においてもその時点ですぐに初期値を書き替えるこ
と無く(すなわち別のM系列にすぐに切り替わること無
く)、必ず最大周期を一巡した後に書き替える手段(図
2参照)により不本意な大当り連チャンの要因を排除
し、検査機関においても遊技機メーカー側の試験結果と
同様のものが再現できることが可能な乱数発生装置を提
供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、最大
周期の異なるM系列発生式を複数式内蔵する手段と、こ
れらのM系列発生式をそれぞれ一周期のみ発生させる手
段と、最大周期に達したら再度繰り返すこと無く別のM
系列発生式に順次若しくはランダムに切り替え手段と、
電源投入によるリセットによりハードウェアロジックが
初期化されることによって発生する特定乱数列の防止手
段と、M系列発生における基点データ生成手段と初期値
がゼロ時の時に発生するM系列のロックアップを防止す
る手段とからなる乱数発生装置により本目的を達成す
る。請求項2の発明は、最大周期が互いに素であるM系
列発生式をそれぞれ組み合わせて積M系列発生式とし、
前記手段により長周期(最大周期がそれぞれM、Nの場
合、M×N)を得る手段を複数式内蔵させた乱数発生装
置である。請求項3の発明は、最終出力選択手段から出
力される乱数値を記憶しておき、M系列選択レジスタや
基点データ生成手段に対して初期値を入力する記憶手段
からなる乱数発生装置である。請求項4の発明は、請求
項1乃至2のいずれか1項記載の乱数発生装置を内蔵さ
せたことを特徴とする遊技機制御用マイクロコンピュー
タである。
【0018】
【作用】本発明にかかる乱数発生装置では、最大周期の
異なるM系列発生式を複数式内蔵し、それぞれ一周期の
み発生させ、別のM系列発生式に切り替わる手段によ
り、理論的に本乱数発生装置全体の最大周期は、内蔵す
る各M系列発生式の数量分の最大周期を加算したものと
なる。また、最大周期が互いに素であるM系列発生式を
組にし積M系列発生式とすることで、最大周期はそれぞ
れ組にしたM系列発生式の最大周期の乗算値とすること
ができる。例えばM系列発生式を原始5項式とした場
合、次式で表せる。 f(x)=Xp+Xq+Xr+X+1(最大周期はXp
1) 仮にGF(2)でpが10、11の係数を持つ2つのM
系列発生式を内蔵した場合、本乱数発生装置の最大周期
は210−1+211−1 = 3070である。更に請求
項2による乱数発生装置では、(210−1)×(211
1)=2094081を最大周期を得ることができる。
更に基点データによる周期も考慮すると、本乱数発生装
置の最大周期は初期値データのビット長の乗算値とな
る。例えば初期値データを仮に8ビットだとすると、上
記の例で3070×256=785920となる。また
請求項3の発明では、最終出力選択手段から出力した乱
数値を入賞、または選択されたM系列が最大周期に達し
たことを知らせる更新トリガ信号によって記憶手段に格
納しておき、次のM系列発生式及び系列基点となるデー
タを初期値としてスタートさせる様に構成されたもので
ある。本発明にかかる請求項1及び2のいずれかの乱数
発生装置においても、最大周期がそれぞれ異なるM系列
発生式を順次、もしくはランダムに選択し、それぞれ一
周期のみ発生させ、別のM系列発生式に切り替る手段に
より特定の乱数値が次に出現するまでの周期は一定では
ない利点を持つ。また、ランダムに選択した結果仮に再
度同じM系列発生式が選択されても、前回発生された乱
数値を初期値(最初に発生する基点が違う)として乱数
を発生するので、同様の利点を持つ。M系列は最大周期
内で発生する各乱数値(“0”、“1”)の統計は同数
であり、本乱数発生装置は必ず最大周期を発生させた
後、別のM系列発生式に置き替るので統計が偏ることは
無い。本乱数発生装置のM系列発生式選択手段としてク
ロスポイントスイッチを採用することにより電気的に他
の回路を簡単に切断できることや、M系列を発生するの
に必要なシフトレジスタや制御ゲートを最小限にするこ
とが可能になることや、一連のn段シフトレジスタに制
御ゲートの挿入位置をデータを替えることにより簡単に
シフトさせることが行うことができる。したがって、従
来装置のように各M系列発生式毎にシフトレジスタや制
御ゲートを用意することなく、クロスポイントスイッチ
を利用して一連のn段シフトレジスタに制御ゲートの挿
入位置、及び乱数出力段を決定することで複数のM系列
発生式を内蔵させることが可能になる。
【0019】
【実施例】以下に本発明を図示された実施例に従って詳
細に説明する。図3は本発明にかかる乱数発生装置の第
一実施例の概念を示すブロック図であり、クロスポイン
トスイッチを利用して一連のn段シフトレジスタに制御
ゲートの挿入位置、及び乱数出力段を決定することで複
数のM系列発生式を内蔵するn段シフトレジスタ&基点
データ生成手段1と、該n段シフトレジスタ&基点デー
タ生成手段1の制御ロジックを生成する制御回路2と、
各M系列発生式の最大周期設定値が各々内蔵された各M
系列対応周期設定回路3と、各M系列対応周期設定回路
3より供給された設定値をカウントし設定値に達したら
更新トリガ信号を発するカウンタ4と、共有データを各
回路に供給すると共にM系列発生式選択手段6に次の発
生式の選択を指示するM系列選択レジスタ5と、n段シ
フトレジスタ&基点データ生成手段1から共有データに
基づき最終出力段を選択する最終出力選択手段7と、特
定乱数列の発生又はM系列のロックアップを防止するた
めの初期値を提供するメモリ8とで構成されている。前
記各M系列対応周期設定回路3と、更新トリガ信号を発
するカウンタ4と、M系列選択レジスタ5によりM系列
発生式をそれぞれ1周期のみ発生する手段を構成してお
り、M系列発生式選択手段6が、その機能によりM系列
発生式を順次又はランダムに切り替え手段を構成してい
る。電源投入時、または遊技機全体を初期化するシステ
ムリセットが入力されると、メモリ8に格納されていた
初期値1がn段シフトレジスタ&基点データ生成手段1
に、初期値2,3がM系列選択レジスタ5にロードされ
る。これらの初期値データは、初期値1においては系列
を発生させる為のスタート基点となり、また初期値2、
初期値3においてはM系列発生式を選択する為のデータ
となり、初期値2は入賞があった時の乱数値が、初期値
3は選択されたM系列発生式が最大周期に達した時の乱
数値がメモリ8に格納される。M系列選択レジスタ5に
ロードされた初期値データは、M系列発生式を選択する
為の共有データとして各M系列対応周期設定回路3、M
系列発生式選択手段6、及び最終出力選択手段7に供給
される。各M系列対応周期設定回路3では、M系列発生
式の最大周期設定値が各々内蔵されており、共有データ
に対応した設定値をカウンタ4へ供給し、M系列発生式
選択手段6では共有データに対応したM系列発生式を選
択し、最終出力選択手段7では共有データに対応したn
段シフトレジスタ&基点データ生成手段1の最終出力段
を選択する。カウンタ4は、各M系列対応周期設定回路
3より供給された設定値をカウントし、設定値(最大周
期)に達したらその情報を更新トリガ信号としてM系列
発生式選択手段6へ知らせる。M系列発生式選択手段6
は、共有データに基づき、制御回路2にて生成された制
御ロジックをn段シフトレジスタ1の任意の段数位置に
挿入し、M系列発生式を設定する。カウンタ4から更新
トリガ信号があれば、その時点の乱数値に対応した別の
M系列発生式を選択する。なお、M系列発生の選択の実
現手法として汎用のマルチ・プレクサを用いたデコード
方法とクロスポイントスイッチを用いる手法等がある。
制御回路2は、n段シフトレジスタ1の各々任意の出力
段をそれぞれ任意に組み合わせてゲーティング(おもに
排他的論理和)を行ない、所望のM系列発生式を発生す
る為の制御ロジックを生成する。
【0020】図4は本発明にかかる乱数発生装置の第一
実施例の概念図のシーケンス動作を示すフローチャート
であり、M系列発生式がランダムに切り替わる方式のも
のである。すなわち遊戯機の入賞の有無を確認した後に
M系列発生式が最大周期に達したか否かをチェックし、
入賞した時に入賞フラグをセットしてメモリ8の初期値
2エリアに乱数値を書き込み、更新フラグの有無を確認
し、もしフラグが立っていない時にはメモリ8の初期値
1エリアに乱数値を書き込みM系列発生式を継続動作さ
せる。また更新フラグが立っていた時には、メモリ8の
初期値エリア3のエリアに乱数値を書き込むと共に更新
フラグをクリアしてM系列発生式を継続動作させる。ま
たM系列発生式が最大周期に達した時には、更新フラグ
を立て、メモリ8の初期値1及び初期値3エリアに乱数
値を書き込み、入賞フラグが立っているか否かを確認す
る。そして入賞フラグがたっている時には、前回の初期
値1及び2データをロードしてM系列選択レジスタ5の
基点データをセットし、入賞フラグをクリアすると共に
M系列発生式選択手段6を介して次のM系列発生式でス
タートさせる。もし入賞フラグが立っていない時には、
前回の初期値1及び3のデータをロードしてM系列選択
レジスタ5の基点データをセットすると共にM系列発生
式選択手段6を介して次のM系列発生式でスタートさせ
る。
【0021】図5は本発明にかかる乱数発生装置の第一
実施例の概念図のシーケンス動作を示すフローチャート
であり、M系列発生式が規則的に循環して切り替わる方
式のものである。最初にM系列選択レジスタ5に“0”
がセットされ、このデータに対応したM系列発生式が選
択される。そして最大周期に達すると、M系列選択レジ
スタ5のデータが+1インクリメントされ、このデータ
に対応したM系列発生式が選択される。もし、仮にM系
列発生式が16式内蔵されていたとすると、M系列選択
レジスタ5のデータが“F”でこのデータに対応したM
系列発生式が最大周期に達した場合、M系列選択レジス
タ5のデータに“0”がセットされ、同様のシーケンス
を繰り返す。M系列発生式が規則的に循環して切り替わ
る方式のものは、検査機関で行う試射試験等に有効であ
り、例えば本乱数発生装置にユーザモードと検査モード
を設け、ソフトウェア、またはハードウェアスイッチで
簡単にモードを切り替えるようにしても良い。
【0022】図6はn段シフトレジスタ1の論理概念図
を示すもので、図の通りn段接続されているものとす
る。n段シフトレジスタ1の各段のフリップフロップ
(以下FFと呼ぶ)は、リセット、またはプリセット可
能なものとする。便宜上、データ入力/クロック/デー
タ出力端子と、リセット/プリセット端子と分割して表
示している。論理積ゲートが各段にあるのは、制御回路
2で生成される制御ゲートを挿入する為の手段であり、
また論理積ゲートの片側をプルアップしているのは、M
系列発生式選択手段6をクロスポイントスイッチで実現
した場合、電気的に切離された時の論理のフラツキを無
くす為で、通常のマルチ・プレクサによるデコード方式
にて実現する場合、このプルアップ抵抗は不要となる。
M系列は各段のFF出力がオールゼロになるとロックア
ップ状態になり動作しなくなる。したがって、ロックア
ップ状態を防ぐには、各段のFF出力の内1つが“1”
であれば良い。このロックアップ状態の防止手段を図6
(2/2)に図示するように初期値が0とならないよう
にしてある。基点データ設定レジスタは初期値1データ
を基に各段のFFをリセット、またはプリセットするこ
とによって基点データを決定するものである。この基点
データ設定レジスタは最大周期の一番小さいM系列発生
式を決定するFF段の前段のどこに配置してもよいが、
比較的近辺の前段に配置した方が良い。また、同様にロ
ックアップ状態を防ぐ手段である1段のみ強制的にプリ
セットされるFFもどこに配置してもよいが、最大周期
の一番小さいM系列発生式を決定するFF段に配置した
方が良い。この強制的にプリセットされるFFにより、
初期値1データがゼロであってもロックアップ状態を防
止することが可能となる。
【0023】図7は制御回路2の論理概念図を示すもの
で、図の通り排他的論理和ゲートで構成され、各M系列
発生式に対応したタイプのものが複数個内蔵されてい
る。M系列が多項式になればなる程、排他的論理和ゲー
トは多段になる。
【0024】M系列発生式選択手段6は、通常のマルチ
・プレクサによるデコード方式にて実現する方法とクロ
スポイントスイッチを採用して実現する方法がある。ク
ロスポイントスイッチは、n×nで配列された半導体ス
イッチで構成され、入力データに対応した個々のスイッ
チをオン/オフする。このクロスポイントスイッチによ
り、n×n個分のM系列発生式を選択することが可能と
なる。例として4×4型のクロスポイントスイッチの真
理値表を図8に示している。
【0025】M系列は特性多項式で表され、本装置は各
種多項式を内蔵することが可能であるが、遊技機で必要
な乱数は、原始3項式や原始5項式で発生させる分には
十分に仕様に耐え得る。n次元の原始3項式と原始5項
式を内蔵した場合の実施例を図9に示している。また、
本装置のクロスポイントの選択位置により、制御回路2
の制御ゲートをn段シフトレジスタ群にシフトして挿入
することが可能となる為、複数の最大周期の異なるM系
列発生式を内蔵させることが可能となる。
【0026】また、クロスポイントスイッチを増設、ま
たは増設したクロスポイントスイッチをカスケード接続
することにより、異なる多項式を合成して高次元のM系
列発生式として乱数を発生させることも可能である。n
次元の原始3項式と原始5項式をそれぞれ合成した場合
の概念の実施例を図10に示している。
【0027】図11はn次元の原始5項式を16式内蔵
した場合のクロスポイントスッチとロジックとの関係を
示した図であり、その結果共有データとの関係で図12
(1)〜(16)に示すようなn次元原始5項式が16
式(例えばX18+X4+X2+X+1、X19+X5+X3
2+1、X20+X6+X4+X3+1、X21+X7+X5
4+1、X14+X5+X4+X2+1、X15+X6+X5
31、X16+X7+X6+X4+1、X17+X8+X7
5+1、X10+X5+X3+X+1、X11+X6+X4
2+1、X12+X7+X5+X3+1、X13+X8+X6
4+1、X6+X3+X2+X+1、X7+X5+X4+X
+1、X8+X5+X4+X3+1及びX9+X6+X5+X4
+1)を内蔵した状態となる。
【0028】
【発明の効果】従来のパチンコ遊技機等では、一般的に
は乱数の発生はソフトウェアで行なわれている為、ソフ
トウェアにかかる負担が大きいが、本発明にかかる乱数
発生装置は、かかるソフトウェアの負担を軽減する役割
を果たし、また遊技機用マイクロコンピュータで制御可
能な特定の乱数値が一定周期化しない乱数を提供するこ
とができる。この為、遊技者が機械(体感器等)を用い
て意図的に入賞タイミングを図って特定の乱数値を引い
て大当りを狙うことが実質的にできなくなる。すなわ
ち、入賞タイミングを人為的に操作することによる攻略
法を無くすことができる。更に図柄表示やゲーム性にお
いても遊戯者が次の展開を容易に予想することが出来な
い、すなわち遊戯者を飽きさせない品質の高い乱数を提
供することが可能となる。また、入賞による乱数更新に
おいても必ず最大周期を一巡した後に書き換える方式を
採用することにより、従来装置による途上の乱数を切り
捨てることによって発生する高確率化による不当な大当
たり連チャンを防止し、また射幸心をあおることの無い
健全な乱数を提供することが本乱数発生装置の目的であ
る。また、大型計算機やワークステーション環境下で使
用されるシフトレジスタが100段以上のM系列発生式
と同等の長周期性を本乱数発生方式によってシフトレジ
スタ段数が数〜数十段程度のM系列発生式で提供するこ
とができるので、一つの乱数値を得るクロック数や消費
電力を軽減できる。また、本乱数発生装置で使用される
M系列発生式はシフトレジスタ段数が数十段程度の為、
低い周波数でも高速で動作させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来装置と本装置の仕様比較を示す図であ
る。
【図2】 最大周期内で二回以上の入賞があった場合の
従来装置と本装置の仕様比較を示す図である。
【図3】 本発明にかかる第一実施例の装置のブロック
図である。
【図4】 本発明にかかる第一実施例の装置のM系列発
生式がランダム方式により切り替わることを示す動作フ
ローチャートである。
【図5】 本発明にかかる第一実施例の装置のM系列発
生式が規則循環方式により切り替わることを示す動作フ
ローチャートである。
【図6】 n段シフトレジスタ&基点データ生成手段1
のブロック図である。
【図7】 制御回路2の論理概念図である。
【図8】 4×4型クロスポイントスイッチの真理値表
である。
【図9】 n次元の原始3項式と原始5項式を内蔵した
場合の概念を示す図である
【図10】 n次元の原始3項式と原始5項式を合成し
た場合の概念を示す図である。
【図11】 n次元の原始5項式を16式内蔵した場合
の実施例を示す図である。
【図12】 n次元の原始5項式を16式(前半8式)
の論理式とブロック図との関係を示す図である。
【図13】 n次元の原始5項式を16式(後半8式)
の論理式とブロック図との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 n段シフトレジスタ&基点データ生成手段 2 制御回路 3 各M系列対応周期設定回路 4 カウンタ 5 M系列選択レジスタ 6 M系列発生式選択手段 7 最終出力選択手段 8 メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最大周期の異なるM系列発生式を複数式
    内蔵する手段と、これらのM系列発生式をそれぞれ一周
    期のみ発生させる手段と、最大周期に達したら別のM系
    列発生式に順次若しくはランダムに切り替え手段5と、
    電源投入によるリセットによりハードウェアロジックが
    初期化されることによって発生する特定乱数列の防止手
    段と、M系列発生における基点データ生成手段と初期値
    がゼロ時の時に発生するM系列のロックアップを防止す
    る手段とからなる乱数発生装置。
  2. 【請求項2】 最大周期が互いに素であるM系列発生式
    をそれぞれ組み合わせて積M系列発生式としたものが複
    数式内蔵手段に組み込まれていることを特徴とする請求
    項1記載の乱数発生装置。
  3. 【請求項3】 最終出力選択手段から出力される乱数値
    を記憶しておき、M系列選択レジスタや基点データ生成
    手段に対して初期値を入力する記憶手段を有することを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の乱数発
    生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至2のいずれか1項記載の乱
    数発生装置を内蔵させたことを特徴とする遊技機制御用
    マイクロコンピュータ。
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