JPH1145153A - マウス - Google Patents

マウス

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JPH1145153A
JPH1145153A JP9201302A JP20130297A JPH1145153A JP H1145153 A JPH1145153 A JP H1145153A JP 9201302 A JP9201302 A JP 9201302A JP 20130297 A JP20130297 A JP 20130297A JP H1145153 A JPH1145153 A JP H1145153A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発電機を駆動させるために必要な力をマウス
ボールに加えなければならず、通常のマウス操作よりも
大きな力が必要となって利用者は違和感を感じていた。 【解決手段】 コードレスマウス10に備えられるとと
もに同コードレスマウス10の一時的な移動に伴ってし
ばらくの間自由回転が可能な偏芯はずみ車50と同偏芯
はずみ車50を装着するはずみ車装着部60との間で発
電を行うことにより、利用者は違和感を感じることなく
マウス操作を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、マウスに関し、特に、
マウス自体が発電した電力で駆動するマウスに関する。
【0001】
【従来の技術】従来のマウスとしては、特開平7−22
5649号公報に開示されたものが知られている。同公
報によれば、マウス1は、図6に示すように、底部に備
えられたボール2と、同ボール2と面接するピンチロー
ラ3と、このピンチローラ3に連結されるとともに同ピ
ンチローラ3の回転力により発電を行う発電機4とを備
え、ボール2を回転させることによりピンチローラ3を
回転させて発電機4に発電させる。
【0002】上記ピンチローラ3と発電機4は、シャフ
ト5を介して連結されているため、ボール2が実際に回
転する力を発電機4に伝達していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマウス
においては、発電機4を駆動させるために必要な力をボ
ール2に加えなければならず、通常のマウス操作よりも
大きな力が必要となって利用者は違和感を感じていた。
本発明は、上記課題をかんがみてなされたもので、利用
者が違和感を感じることなく使用可能なマウスの提供を
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、マウス本体と、上記マウ
ス本体に備えられた偏芯はずみ車と、上記偏芯はずみ車
に連結された発電器と、上記発電器から電源供給されて
蓄電する蓄電部と、上記蓄電部から電源供給されてマウ
ス操作に応じた信号出力するマウス信号出力部とを具備
する構成としてある。上記のように構成した請求項1に
かかる発明においては、利用者がマウス本体を移動させ
ると、同マウス本体に備えられた偏芯はずみ車が回転駆
動し、同偏芯はずみ車に連結された発電器にて発電が行
われる。すると、同発電器から蓄電部に電源供給されて
同蓄電部は蓄電する。また、マウス信号出力部は、この
蓄電部からの電源供給によりマウス操作に応じた信号を
出力する。
【0005】上記マウス本体は、外部からケーブル等を
介して電源供給を受けることなく、底面に設置されたマ
ウスボールを回転させる等してマウス操作を行うことの
可能なものを示している。上記偏芯はずみ車は、マウス
本体が移動するときに回転を始め、同移動が終わった後
でも自重による慣性力によって自由回転が可能な構成で
あれば良く、はずみ車の周縁部分に重りを備えたもの等
が含まれる。この偏芯はずみ車の構成の一例として、請
求項2にかかる発明は、上記請求項1に記載のマウスに
おいて、上記偏芯はずみ車は、筒型に形成してある。
【0006】上記のように構成した請求項2にかかる発
明においては、利用者がマウス本体を移動させると、筒
型に形成された偏芯はずみ車が回転駆動される。このよ
うに、偏芯はずみ車を筒型に形成すると、同偏芯はずみ
車の重量を調整しやすいという点で適例であるが、同偏
芯はずみ車は必ずしも筒型に限られる必要はなく、本来
の偏芯はずみ車の観点においては、円盤型に構成して実
現することも可能である。
【0007】上記発電器は、偏芯はずみ車に連結される
とともに同偏芯はずみ車の回転駆動により発電可能なも
のであれば良い。従って、巻きコイルを磁場中で回転さ
せて実現することもできるし、コイルパターンをエッチ
ングした円板を磁場中で回転させることにより実現する
こともできる。また、上記偏芯はずみ車自体にコイルパ
ターンを形成する等して、発電器を兼用する偏芯はずみ
車を備える場合も含まれる。
【0008】上記蓄電部は、発電器から電源供給されて
蓄電することができれば良く、リチウムイオン電池やニ
ッケルカドミウム電池等の蓄電池で構成されるものが含
まれる。上記マウス信号出力部は、マウス操作に応じた
信号を出力することが可能な構成であれば良く、ケーブ
ルを介して同信号を出力するものやケーブルを介さずに
同信号を出力するものが含まれる。この後者の場合の構
成の一例として、請求項3にかかる発明は、上記請求項
1または請求項2のいずれかに記載のマウスにおいて、
上記マウス信号出力部は、マウス操作信号をコードレス
で送信する構成としてある。
【0009】上記のように構成した請求項3にかかる発
明においては、マウス信号出力部は上記蓄電部から供給
される電源により、利用者のマウス操作に基づくマウス
操作信号をコードレスで送信する。なお、このマウス操
作信号には、電波や赤外光等が含まれる。また、上記マ
ウス本体の構成の一例として、請求項4にかかる発明
は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載のマウス
において、上記マウス本体は、上記偏芯はずみ車を外部
から被覆可能に構成している。
【0010】上記のように構成した請求項4にかかる発
明においては、利用者がマウス本体を移動させると、同
マウス本体により外部から被覆された偏芯はずみ車は回
転駆動される。このとき、上記偏芯はずみ車は、マウス
本体により外部から被覆されていれば良く、透明な樹脂
で成形された部材により被覆して実現する場合や窓枠を
設けた部材により被覆して実現する場合等が含まれる。
上記マウスは、外部からの電源供給を受けず、同マウス
自体で必要な電源を得ることができる構成であれば良
く、上記発電器以外の電力供給源を併用して実現するこ
とも可能である。かかる場合の構成の一例として、請求
項5にかかる発明は、上記請求項1〜請求項4のいずれ
かに記載のマウスにおいて、上記マウス本体は、上記蓄
電部に電源供給可能な太陽電池パネルを備える構成とし
てある。
【0011】上記のように構成した請求項5にかかる発
明においては、マウス本体に備えられた太陽電池パネル
から得られた電力を上記蓄電部に蓄電する。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、利用者が
違和感を感じることなく使用可能なマウスを提供するこ
とができる。また、請求項2にかかる発明によれば、偏
芯はずみ車の重量を調整しやすくすることができる。さ
らに、請求項3にかかる発明によれば、コードレスマウ
スに適用することができる。
【0013】さらに、請求項4にかかる発明によれば、
利用者がマウス本体内部で回転駆動される偏芯はずみ車
を見ながらマウス操作をすることができる。さらに、請
求項5にかかる発明によれば、太陽光を利用した電源を
併用して、上記発電器による発電を補うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かるコードレスマウスを斜視図により示している。な
お、説明の便宜上、図1において紙面左下方を前方と呼
ぶとともに紙面右下方を左方と呼ぶことにする。
【0015】コードレスマウス10は、透明な樹脂でド
ーム型に形成されて下方が開口した上ケーシング21
と、この上ケーシング21の開口部分の形状に合わせて
成形された下ケーシング22とからなる本体部20を備
え、同上ケーシング21の前方上面には一対の操作キー
23,23を備えている。かかる構成により、利用者は
コードレスマウス10のドーム型部分を上方から手のひ
らでつかんで同コードレスマウス10を前後左右に移動
させたり、指で操作キー23,23を押下操作する等の
マウス操作を行う。なお、コードレスマウス10の前端
には発光部24が備えられ、このマウス操作に基づく赤
外光を送信出力している。
【0016】本実施形態では、透明な樹脂を用いて上ケ
ーシング21を成形することにより、本体部20の内部
構造や動きを見ることができるようにしている。しか
し、必ずしもこのような構成とする必要はなく、窓枠を
有する上ケーシング21を用いて同様に本体部20の内
部構造や動きを見ることができる構成としても良い。ま
た、操作キー23は、本実施形態のように一対備えてい
るものである必要はなく、一つだけ配置されたものやテ
ンキー等の複数のキーが配置されたものであっても良
い。
【0017】上記コードレスマウス10の内部には、マ
ウス操作に用いるマウスボール30、同マウスボール3
0の回転を検出するピンチローラ等で構成される検出部
40、図示しない制御基板等とともに、本体部20の移
動により回転可能な偏芯はずみ車50が備えられてい
る。なお、コードレスマウス10は、本実施形態で用い
ているようなマウスボール30を備えた機械式マウスで
ある必要はなく、マウスボールを備えずに各座標位置を
指定して入力可能な光学式マウス等に適用することも可
能である。
【0018】この偏芯はずみ車50は、コードレスマウ
ス10内で電源を得るために必要な発電の動力源として
回転力を用いるために備えられており、図2に示すよう
に、中心部に円形の貫通孔50aを有する径の大きな円
板で構成され、上ケーシング21の頂点付近から下方に
延設されたはずみ車装着部60に装着される。このはず
み車装着部60は、上ケーシング21から下方に延設さ
れる軸材21aと、同軸材21aの下端に上記貫通孔5
0aよりも僅かに小さな径で形成された軸円板21b
と、同軸円板21bの下端にネジ止めされるコイルパタ
ーン円板21cを備えている。この軸円板21bは、偏
芯はずみ車50の厚みよりも僅かに上下方向に厚く形成
されるとともに、上端面21b1が僅かに広く形成され
ている。かかる構成により、軸円板21bを上方から偏
芯はずみ車50の貫通孔50aに挿入し、コイルパター
ン円板21cを下方から同軸円板21bに取り付ける
と、同偏芯はずみ車50が上端面21b1とコイルパタ
ーン円板21cとの間に挟持されるとともに軸円板21
bを軸に回転可能となる。なお、この偏芯はずみ車50
がスムーズに回転できるようにするため、軸円板21b
側に周面上に僅かに突出する複数の玉21b2を配置
し、偏芯はずみ車50側の同玉21b2との対面位置に
滑面を形成して玉軸受けを構成している。
【0019】上記偏芯はずみ車50は、周方向の一部に
重り51を備えている。このため、利用者がコードレス
マウス10を例えば右方に移動させると、偏芯はずみ車
50において他の部分よりも重くなっている重り51の
部分がこの移動方向とは反対の左方に移動する。そし
て、利用者が上記移動をやめてコードレスマウス10を
停止させると、同重り51の部分は右方に勢いよく戻ろ
うとする。従って、偏芯はずみ車50は、この勢いを利
用してしばらく自由回転を続けることができる。
【0020】また、この偏芯はずみ車50の下面には、
磁石のN極とS極を周方向へ交互に配置してあり、コイ
ルパターン円板21cの上面には、コイルパターンがエ
ッチング加工してある。かかる構成により、偏芯はずみ
車50が回転駆動されて磁石がコイルパターンに対面し
ながら回転すると、コイルパターンに接続されたリード
線21c1を介してコイルパターン円板21cから電力
を取り出すことができる。
【0021】本実施形態では、上述したように発電器を
兼用する偏芯はずみ車50を用いているが、少なくとも
偏芯はずみ車50の回転力を発電器の駆動軸に伝達し、
同発電器に発電を行わせることができれば良い。従っ
て、発電器を偏芯はずみ車50と別個に構成するととも
に、両者間に歯車機構等を介在させて上記回転力を伝達
させることにより実現することも可能である。上記はず
み車装着部60で生じた電力は、図3に示すようにリチ
ウムイオン電池70に蓄えられた後、制御回路80に供
給される。すると、同制御回路80では、マウス信号送
信用IC80aにより同電力を用いて操作キー23,2
3に連結されたキーマトリックス80bの導通状況のス
キャンをしたり、検出部40にてマウスボール30の回
転状況を検出して、マウス信号に基づく赤外光を発光部
24に備えられた発光ダイオード24aにより送信出力
させる。
【0022】同検出部40は、マウスボール30に当接
するとともに同マウスボール30の回転に伴って回転駆
動可能なピンチローラ41,41と、同ピンチローラ4
1,41にシャフト42,42を介して連結される検出
器43,43を備え、マウスボール30の回転に伴って
回転駆動されるピンチローラ41,41の回転状況を検
出器43,43で検出している。この検出器43,43
は、図示しない上記シャフト42,42を回転軸に支持
されるとともに周方向に所定間隔でスリットが形成され
た回転板43a,43aと、このスリットを挟んで一方
に配置された発光ダイオード43b,43bと、同スリ
ットを挟んで他方に配置されるとともに同発光ダイオー
ド43b,43bから発光された赤外光を受光するフォ
トダイオード43c,43cを備え、上記スリットを介
してフォトダイオード43c,43cで受光される赤外
光の受光状況に応じてピンチローラ41,41の回転角
や回転方向を検出している。
【0023】なお、図1に示すように、上記操作キー2
3,23の間に装着された太陽電池パネル25は、リチ
ウムイオン電池70に接続されており、はずみ車装着部
60から得られる電力が十分でないとき、同電力を補っ
て発電を行って同リチウムイオン電池70に電力供給を
行う。この太陽電池パネル25は、必ずしも上述したよ
うに操作キー23,23の間だけに装着される必要はな
く、本体部20の全面に装着されるものであっても良
い。従って、上記はずみ車装着部60から得られた電力
を蓄えるリチウムイオン電池70は蓄電部を構成し、マ
ウス操作に基づく赤外光を発光部24に送信出力させる
等する制御回路80は、マウス信号出力部を構成する。
この場合、はずみ車装着部60から得られた電力を一時
的に蓄えるためにリチウムイオン電池70を用いている
が、ニッケルカドミウム電池等の他の蓄電池で構成する
ことも可能である。
【0024】また、少なくともマウス信号を出力可能な
構成であれば良いため、本実施形態のようにコードレス
のマウスを用いる必要はなく、ケーブルを介してマウス
操作に基づく上記マウス信号を出力可能な構成とするこ
とも可能である。ところで、本実施形態では円板型の偏
芯はずみ車50を用いているが、少なくとも上述したよ
うに本体部20の移動に伴って回転駆動されるものであ
れば良く、図4に示すような筒型に形成された筒型偏芯
はずみ車100を適用することも可能である。そこで、
この筒型偏芯はずみ車100を適用した場合について説
明する。
【0025】同図によれば、筒型偏芯はずみ車100は
筒体で構成され、はずみ車装着部110に装着される。
このはずみ車装着部110は、図5に示すように、下ケ
ーシング22の中央付近から上方に筒型偏芯はずみ車1
00の外径と同径で形成された台座部110aと、筒型
偏芯はずみ車100の内径よりも僅かに径の小さなコイ
ルパターン部110bとから構成される。なお、このは
ずみ車装着部110に筒型偏芯はずみ車100を装着す
るとき、同はずみ車装着部110の上端には、蓋体12
0をネジ止めしている。従って、このはずみ車装着部1
10から飛び出すことなく、筒型偏芯はずみ車100を
回転させることができる。
【0026】また、マウスボール30は、同蓋体120
の下面に形成された円柱型の押さえ材120aにより下
ケーシング22との間で挟持され、台座部110aの内
方に備えられたピンチローラ41,41によって回転が
検出される。このピンチローラ41,41の回転力は、
台座部110aの側面に形成された貫通孔110a1を
介してシャフト42,42により同台座部110aの外
部に備えられた検出器43,43に伝達される。
【0027】上記筒型偏芯はずみ車100も上述した円
板型の場合と同様に、周方向の一部に重り100aを備
えている。このため、利用者がコードレスマウス10を
例えば右方に移動させると、筒型偏芯はずみ車100に
おいて他の部分よりも重くなっている重り100aの部
分がこの移動方向とは反対の左方に移動する。そして、
利用者が上記移動をやめてコードレスマウス10を停止
させると、同重り100aの部分は右方に勢いよく戻ろ
うとする。従って、筒型偏芯はずみ車100は、この勢
いを利用してしばらく自由回転を続けることができる。
【0028】また、この筒型偏芯はずみ車100の内周
面には、周方向に磁石のN極とS極を交互に並べて配置
してある。一方、上記コイルパターン部110bの外周
面には、コイルパターンがエッチング加工してある。か
かる構成により、筒型偏芯はずみ車100を回転させる
と、このコイルパターン部110bに形成されたコイル
パターンから電力を取り出すことができる。なお、上述
した円板型の場合と同様に、筒型偏芯はずみ車100の
内周面とコイルパターン部110bとの間と、同筒型偏
芯はずみ車100の底面と台座部110aの上面との間
には、玉軸受けが構成されており、筒型偏芯はずみ車1
00のスムーズな回転が可能となっている。
【0029】そして、上記コイルパターン部110bで
生じた電力は、上述した場合と同様にリチウムイオン電
池70に蓄えられた後、上記マウスボール30の回転や
上記操作キー23,23の押下によるマウス操作に基づ
く赤外光を発光部24に送信出力させる等する制御回路
80に供給される。以上のように、筒型偏芯はずみ車1
00を用いると、重り100aの大きさや配置場所を容
易に変更できるため、重り100aの重量を簡単に調整
することができるようになる。
【0030】次に、本実施形態にかかるコードレスマウ
ス10が発電を行うときの動作を説明する。利用者がコ
ードレスマウス10を前方に移動させた場合、偏芯はず
み車50の重り51の部分がこの移動方向とは反対の後
方に移動する。そして、利用者が上記移動をやめてコー
ドレスマウス10を停止させると、同重り51の部分は
前方に勢いよく戻ろうとする。従って、偏芯はずみ車5
0は、この勢いを利用してしばらく自由回転を続ける。
【0031】このとき、偏芯はずみ車50の下面に配置
された磁石が、コイルパターン円板の上面に形成された
コイルパターンに対面しながら回転して発電を行う。そ
して、生じた電力は図3に示す電気回路を介してリチウ
ムイオン電池70に蓄えられる。制御回路80は必要に
応じて同リチウムイオン電池70に蓄電された電力を用
い、利用者の行ったマウス操作に基づく赤外光を発光部
24に送信出力させる。また、太陽電池パネル25は、
はずみ車装着部60からの電源供給がないときにこの電
源供給を補ってリチウムイオン電池70に蓄電させてい
る。
【0032】上述したようにコードレスマウス10を前
方に移動させる場合に限らず、利用者が前後左右のいず
れか、あるいは斜めや円を描くようにコードレスマウス
10を移動させると、同様の動作が行われて制御回路8
0に電源供給が行われる。このように、コードレスマウ
ス10に備えられるとともに同コードレスマウス10の
一時的な移動に伴ってしばらくの間自由回転が可能な偏
芯はずみ車50と同偏芯はずみ車50を装着するはずみ
車装着部60との間で発電を行うことにより、利用者は
違和感を感じることなくマウス操作を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかるコードレスマウスの主要構
成を示す斜視図である。
【図2】偏芯はずみ車とはずみ車装着部の構成を示す分
解斜視図である。
【図3】コードレスマウス内の電源供給回路を示す回路
図である。
【図4】変形例にかかるコードレスマウスの主要構成を
示す斜視図である。
【図5】筒型偏芯はずみ車とはずみ車装着部の構成を示
す分解斜視図である。
【図6】従来のコードレスマウスの構成を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
10…コードレスマウス 20…本体部 25…太陽電池パネル 50…偏芯はずみ車 60…はずみ車装着部 70…リチウムイオン電池 80…制御回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マウス本体と、 上記マウス本体に備えられた偏芯はずみ車と、 上記偏芯はずみ車に連結された発電器と、 上記発電器から電源供給されて蓄電する蓄電部と、 上記蓄電部から電源供給されてマウス操作に応じた信号
    出力するマウス信号出力部とを具備することを特徴とす
    るマウス。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のマウスにおいて、 上記偏芯はずみ車は、筒型に形成されることを特徴とす
    るマウス。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載のマウスにおいて、 上記マウス信号出力部は、マウス操作信号をコードレス
    で送信することを特徴とするマウス。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載のマウスにおいて、 上記マウス本体は、上記偏芯はずみ車を外部から被覆可
    能に構成されることを特徴とするマウス。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載のマウスにおいて、 上記マウス本体は、上記蓄電部に電源供給可能な太陽電
    池パネルを備えることを特徴とするマウス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006026149A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Janome Sewing Mach Co Ltd 電動ミシン
KR100845814B1 (ko) 2006-09-18 2008-07-11 엘지전자 주식회사 수동식 충전 무선 광마우스
JP2012159937A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Nec System Technologies Ltd マウスおよびマウスのバッテリー充電方法

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