JPH1143898A - 拭取り紙用処理剤組成物 - Google Patents

拭取り紙用処理剤組成物

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JPH1143898A
JPH1143898A JP9215768A JP21576897A JPH1143898A JP H1143898 A JPH1143898 A JP H1143898A JP 9215768 A JP9215768 A JP 9215768A JP 21576897 A JP21576897 A JP 21576897A JP H1143898 A JPH1143898 A JP H1143898A
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勝 尾崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ティッシュペーパーやトイレットペーパー等
の拭取り紙に対して、その吸水性を損うことなく優れた
柔軟性、平滑性を付与し、しかも臭気を低減した拭取り
紙用処理剤組成物を提供する。 【解決手段】 (A)式:−R−O−(式中、Rはケイ
素原子と結合している2価炭化水素基である。)で表さ
れる有機基を介してケイ素原子に結合するオキシエチレ
ン基を15重量%以上含有し、かつ、アルデヒドおよび
ケトンの総含有量が100ppm以下であるオキシエチ
レン基含有ジオルガノポリシロキサンおよび(B)ジメ
チルポリシロキサンまたはジメチルポリシロキサンのメ
チル基の一部を他の有機基で置換したジオルガノポリシ
ロキサン(但し、(A)成分を含まない。)からなるこ
とを特徴とする拭取り紙用処理剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は拭取り紙用処理剤組
成物に関し、詳しくは、ティッシュペーパーやトイレッ
トペーパー等の拭取り紙に対して、その吸水性を損うこ
となく優れた柔軟性、平滑性を付与し、しかも臭気を低
減した拭取り紙用処理剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ティッシュペーパーやトイレットペーパ
ー等の拭取り紙は、その柔軟性や平滑性が十分でないた
めに、例えば、風邪や花粉症等により鼻炎を患った時に
頻繁に鼻水を拭取ると鼻の周辺部が肌荒れを起して赤く
なったり痛くなったりするという問題点があった。また
トイレットペーパーも、1日に何回も使用すると肛門お
よびその周辺部に炎症が起きたり、特に痔疾を患ってい
る場合には非常に使用し難い等の問題点があった。この
ような問題点を改良すべく、例えば、その表面を各種の
ジオルガノポリシロキサンで処理したソフトティッシュ
ペーパーが提案されている(特開平3−900号公報お
よび特開平2ー224626号公報参照)。しかし該公
報で例示されているジオルガノポリシロキサンの中で
も、ジメチルポリシロキサンやアミノ基含有オルガノポ
リシロキサンはティッシュペーパーの柔軟性や平滑性の
改良に対しては十分な効果を発揮するものの、吸水性が
低下してしまうという欠点があった。一方、本発明者ら
は既に、ティッシュペーパーの吸水性を保持しつつ柔軟
性や平滑性を更に向上させるには、オキシエチレン基を
15重量%以上含有するオキシエチレン基含有ジオルガ
ノポリシロキサンが好適であり、さらに該シロキサンが
乳化剤としての作用も兼ね備えていることを見出し、該
オキシエチレン基含有ジオルガノポリシロキサンとアミ
ノ基含有ジオルガノポリシロキサンと水からなる拭き取
り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物を提案した
(特開平6ー311943号公報参照)。しかし、該組
成物で処理したティッシュペーパーを重ねて使用する
と、オキシエチレン基含有ジオルガノポリシロキサン特
有の不快臭があるという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上記問題
点を解消すべく鋭意検討した結果、不快臭の主因である
アルデヒドおよびケトンの総含有量を100ppm以下
に低減したオキシエチレン基含有ジオルガノポリシロキ
サンと、ジメチルポリシロキサンあるいはメチル基の一
部を他の有機基で置換したジオルガノポリシロキサンと
を組合わせて使用することにより、上記問題点が解消す
ることを見出し、本発明に到達した。即ち、本発明の目
的は、ティッシュペーパーやトイレットペーパー等の拭
取り紙に対して、その吸水性を損うことなく優れた柔軟
性、平滑性を付与し、しかも臭気を低減した拭取り紙用
処理剤組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)式:−
R−O−(式中、Rはケイ素原子と結合している2価炭
化水素基である。)で表される有機基を介してケイ素原
子に結合するオキシエチレン基を15重量%以上含有
し、かつ、アルデヒドおよびケトンの総含有量が100
ppm以下であるオキシエチレン基含有ジオルガノポリ
シロキサン100重量部 および(B)ジメチルポリシロキサンまたはジメチルポ
リシロキサンのメチル基の一部を他の有機基で置換した
ジオルガノポリシロキサン(但し、(A)成分を含まな
い。)
5〜2,000重量部からなることを特徴とする拭取
り紙用処理剤組成物に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明組成物に使用される(A)
成分のオキシエチレン基含有ジオルガノポリシロキサン
は、拭取り紙の柔軟性や平滑性を向上させるだけでな
く、吸水性の低下を防止するために必要な成分である。
このジオルガノポリシロキサンは、式:−R−O−で表
される有機基を介してケイ素原子に結合するオキシエチ
レン基、即ち、ケイ素原子に結合する一般式:−R−O
−(C24O)a(Cn2nO)b1で表されるオキシア
ルキレン基を含有する。上式中、Rはケイ素原子と結合
している2価炭化水素基であり、メチレン基,エチレン
基,プロピレン基,ブチレン基などのアルキレン基;
式:−(CH22−C64−で示されるようなアルキレ
ンアリーレン基が例示される。R1は水素原子あるいは
炭素原子数1〜4の一価炭化水素基であり、メチル基,
エチル基,プロピル基,ブチル基などのアルキル基が例
示される。nは3または4であり、aは3〜100の
数、bは0〜50の数であり、a≧bである。上式にお
いて、オキシエチレン単位とオキシアルキレン単位はブ
ロック共重合していてもランダム共重合していてもよ
い。またこのオキシアルキレン基の結合位置は分子鎖の
側鎖、両末端、片末端の何れでもよい。本成分中のオキ
シエチレン基、即ち、上式における式:(C24O)で
表されるオキシエチレン単位の含有量は15重量%以上
であり、好ましくは30〜60重量%の範囲である。こ
れは、15重量%未満であると本成分の水溶性が低下し
て本発明組成物の吸水性が低下するためである。
【0006】また、本成分のオキシエチレン基含有ジオ
ルガノポリシロキサンは、不快臭の主因となるアルデヒ
ド類およびケトン類の総含有量が100ppm以下でな
ければならず、さらに50ppm以下であることが好ま
しい。これは、100ppmを越えると、本発明組成物
をティッシュペーパー等に処理した際に不快臭を与える
ためである。本成分のようなオキシエチレン基含有ジオ
ルガノポリシロキサンは、一般に、ケイ素原子結合水素
原子含有ジオルガノポリシロキサンと、式:CH2=C
HCH2O(C24O)10Hで表されるような脂肪族不
飽和結合含有ポリエーテル化合物とを、イソプロピルア
ルコール等の溶媒の存在下で、塩化白金酸等の触媒を用
いて付加反応させた後、溶媒を100〜150℃の温度
条件下で減圧除去することにより製造される。そして、
このようにして得られたオキシエチレン基含有ジオルガ
ノポリシロキサンおよびその原料が経日的に少しずつ酸
化分解されることにより、不快臭の原因であるアルデヒ
ド類(ホルムアルデヒド,アセトアルデヒド,プロピオ
ンアルデヒド)やケトン類が生成し、それらの総含有量
は、通常、200〜500ppm程度となる。これを低
減する方法、即ち、脱臭処理方法としては、例えば、オ
キシエチレン基含有ジオルガノポリシロキサンに無機酸
と水を加えた後、高温真空下でアルデヒド類を除去する
方法(特開平2−302438号公報参照)、オキシエ
チレン基含有ジオルガノポリシロキサンにフィチン酸を
添加して着臭を防止する方法(特開昭60−18525
号公報参照)、オキシエチレン基含有ジオルガノポリシ
ロキサンを活性炭で脱臭処理した後、一般にプラスチッ
クやゴムに使用されるアミン系もしくはフェノール系の
有機系酸化防止剤、あるいはビタミンEを500〜1,
000ppm添加して脱防臭する方法、100〜120
℃の温度条件下で1〜2Torrまで減圧できる薄膜蒸
発機を用いて、市販されているオキシエチレン基含有ジ
オルガノポリシロキサンを再処理する方法が挙げられ
る。これらの方法以外にも、他の脱臭技術を組合わせて
脱臭してもよい。尚、本成分中のアルデヒド類やケトン
類の含有量は、ガスクロマトグラフィでも分析可能であ
るが、滴定分析で測定するのが好適である。
【0007】(A)成分のオキシエチレン基含有ジオル
ガノポリシロキサン中、前記したオキシアルキレン基以
外のケイ素原子に結合する有機基は、置換もしくは非置
換の一価炭化水素基であることが好ましく、メチル基,
エチル基,プロピル基,ブチル基,ペンチル基,ヘキシ
ル基,ヘプチル基,オクチル基などのアルキル基;フェ
ニル基,トリル基などのアリール基;シクロペンチル
基,メチルシクロペンチル基,シクロヘキシル基,シク
ロヘプチル基などのシクロアルキル基;2−フェニルエ
チル基,3,3,3−トリフルオロプロピル基などの置換
アルキル基が例示される。またこのジオルガノポリシロ
キサンの25℃における動粘度は30〜100,000
mm2/sの範囲であることが好ましく、より好ましく
は50〜50,000mm2/sの範囲である。
【0008】このような(A)成分の具体例としては、
下記式で表される化合物が挙げられる。
【化1】
【化2】
【化3】
【化4】
【0009】本発明組成物に使用される(B)成分のジ
メチルポリシロキサンまたは、ジメチルポリシロキサン
のメチル基の一部を他の有機基で置換してなる、上記
(A)成分以外のジオルガノポリシロキサンは、ティッ
シュペーパー類に平滑性および柔軟性を付与する成分で
あり、一般的に水には難溶ないし不溶である。本成分と
しては、例えば、一般式:
【化5】 で表されるジオルガノポリシロキサンが挙げられる。上
式中、Q1はメチル基またはフェニル基であり、Q2はQ
1または炭素原子数2〜30のアルキル基,アルケニル
基,アリール基,アリーレンアルキル基等の一価炭化水
素基、アミノ基含有有機基、エポキシ基含有有機基、カ
ルボキシル基含有有機基、フェノール基含有有機基およ
びカルビノール基含有有機基からなる群から選択される
有機基である。ここで、アミノ基含有有機基としては、
式:
【化6】 {式中、Rは2価炭化水素基であり、R2およびR3は水
素原子,炭素原子数1〜18のアルキル基,シクロヘキ
シル基,−COCH3基および−COCH2O(C2
4O)d4(式中、R4は炭素原子数1〜22の一価炭化
水素基であり、dは1〜20の整数である。)からなる
群から選択される基であり、cは0または1である。}
で表される基が例示される。カルボキシル基含有有機基
としては、式:−RCOOR5(式中、Rは前記と同じ
であり、R5は水素原子または炭素原子数1〜22の一
価炭化水素基である。)で表される基が例示される。エ
ポキシ基含有有機基としては、式:
【化7】 (式中、Rは前記と同じである。)で表される基が例示
される。フェノール基含有有機基としては、式:−R−
64OHで表される基または式:−R−C63(OC
3)OH(式中、Rは前記と同じである。)で表され
る基が例示される。カルビノール基含有有機基として
は、式:−R−O−(C24O)eH(式中、Rは前記
と同じであり、eは0,1または2である。)で表され
る基が例示される。AはQ1,Q2,水酸基および炭素原
子数1〜18のアルコキシ基からなる群から選択される
基である。lは10〜2,000の数であり、より優れ
た平滑性や柔軟性を発揮するためには、100〜1,0
00の数であることが好ましい。mは平均0.1〜20
0の数であり、好ましくは1〜100の数である。l+
mは11〜2,000の範囲であることが好ましく、よ
り好ましくは50〜1,000の範囲である。本成分の
配合量は、(A)成分100重量部に対して5〜2,0
00重量部の範囲であり、好ましくは5〜1,000重
量部の範囲であり、より好ましくは30〜500重量部
の範囲である。これは、5重量部未満であると乳化分散
力が低下し、また、2,000重量部を越えるとティッ
シュペーパーやトイレットペーパー等の拭取り紙に十分
な柔軟性を付与できなくなるためである。
【0010】このような(B)成分としては、下記式で
示される化合物が例示される。これらの中でも、ジメチ
ルポリシロキサンやアミノ基含有ジオルガノポリシロキ
サンが最も有用である。
【化8】
【化9】
【化10】
【化11】
【化12】
【化13】
【化14】
【化15】
【化16】
【化17】
【化18】
【化19】
【化20】
【化21】
【化22】
【0011】本発明組成物は上記(A)成分および
(B)成分からなるものであるが、これ以外に、微量の
香料,着色料,保存料、並びに保湿剤として、グリセリ
ン,ペンタエリスリトール,ソルビトール等の水酸基を
分子内に3個以上有する多価アルコールなどを添加配合
することができる。
【0012】本発明組成物は、25℃における動粘度が
50〜1,000mm2/sの範囲であれば高圧噴霧機を
用いてそのままスプレーすることができるが、一般的に
は、トルエン,キシレン等の芳香族系溶剤、ヘキサン,
ヘプタン,ミネラルターペン等の脂肪族系溶剤、1,1,
1−トリクロロエタン,パークロルエチレン等の塩素系
溶剤、メチルエチルケトン,ジエチルケトン等の溶剤に
希釈溶解したものが使用される。溶剤は1種類のみでも
2種類以上を混合したものでもよく、その配合量は、オ
ルガノポリシロキサン量が1〜40重量%となるような
量であることが好ましい。
【0013】また、本発明組成物を、カチオン系、ノニ
オン系、アニオン系、あるいは必要に応じて両性の界面
活性剤を添加して、ホモミキサー,ホモジナイザー,ラ
インミキサー,ソノレーター等の乳化機を用いて乳化し
たものを水で希釈して、使用することもできる。乳化剤
として使用されるカチオン系界面活性剤としては、オク
チルトリメチルアンモニウムヒドロキシド,ドデシルト
リメチルアンモニウムヒドロキシド,ヘキサデシルトリ
メチルアンモニウムヒドロキシド,オクチルジメチルベ
ンジルアンモニウムヒドロキシド,デシルジメチルベン
ジルアンモニウムヒドロキシド,ジドデシルジメチルア
ンモニウムヒドロキシド,オクタデシルジメチルアンモ
ニウムヒドロキシド,牛脂トリメチルアンモニウムヒド
ロキシド,椰子油トリメチルアンモニウムヒドロキシド
のような第4級アンモニウムヒドロキシドおよびこれら
の塩が例示される。ノニオン系界面活性剤としては、ポ
リオキシアルキレンアルキルエーテル,ポリオキシアル
キレンアルキルフェノールエーテル,ポリオキシアルキ
レン高級脂肪酸エステル,ポリオキシアルキレンソルビ
タン脂肪酸エステル,ポリエチレングライコール,ポリ
プロピレングライコール,ジプロピレングライコールが
例示される。アニオン系界面活性剤としては、高級脂肪
酸塩類,高級アルコール硫酸エステル塩類,アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩類,アルファオレフィンスルホン酸
塩類、アルキルナフタレンスルホン酸塩類,アルキルホ
スホン酸塩類,ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫
酸塩類が挙げられる。尚、本発明組成物のエマルジョン
を、pH5.5以下の酸性サイドで長期間保存すると不
快臭の主因となるアルデヒド類やケトン類の生成が促進
されるのに対し、pH6〜10の微酸性〜アルカリ性サ
イドでは不快臭の発生が抑制されることから、臭気の抑
制にはエマルジョンのpH調整が非常に大切である。こ
のため、本発明組成物のエマルジョンのpHは6〜10
の範囲であることが好ましく、より好ましくは7〜9の
範囲である。
【0014】本発明組成物による拭取り紙の処理方法と
しては、グラビアロールやキスロールで拭取り紙の片面
または両面にコーティングして付着させる方法、スプレ
ー装置を用いて噴霧して付着させる方法が挙げられる。
特に本発明組成物を溶液タイプとして使用した場合に
は、拭取り紙のクレープも変形なく、紙の収縮も認めら
れないという利点を有する。本発明組成物の付着量は、
目的や用途によって異なるが、拭取り紙に対するジオル
ガノポリシロキサン類の付着量が0.1〜5重量%の範
囲となる量が好ましく、より好ましくは0.5〜3重量
%の範囲となる量である。
【0015】以上のような本発明の拭取り紙用処理剤組
成物によれば、これをティッシュペーパーやトイレット
ペーパー等の拭取り紙に処理した後、溶剤や水等の希釈
剤を蒸発させるだけで、ティッシュペーパーやトイレッ
トペーパー等の吸水性を保持しつつ優れた平滑性および
柔軟性を付与し、しかも臭気のない処理が可能であると
いう利点を有する。
【0016】
【実施例】次に本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例中、部とあるのは重量部を意味し、動粘度は25
℃における値である。また、オキシエチレン基含有ジオ
ルガノポリシロキサン中のアルデヒドおよびケトンの総
含有量の測定および拭取り紙用処理剤組成物の評価は、
次に示す試験方法によって行った。 ○アルデヒドおよびケトンの総含有量 オキシエチレン基含有ジオルガノポリシロキサン50g
を100mlビーカーに精秤し、これに塩酸ヒドロキシ
アミン溶液(ヒドロキシアミン50gを純水150ml
に溶かしメタノールを加えて1リットルとしたもの)を
ホールピペットで加えて、均一に混合して1時間放置し
た。次いでこれに、メタノール50mlをメスシリンダ
ーで加えて、N/10メタノール性苛性カリ標準溶液
[関東化学(株)製]にて電位差滴定を行った。同時に
空試験を行い、次式によりアルデヒドおよびケトンの総
含有量を算出した。 アルデヒドおよびケトンの総含有量(ppm)=[(A−B)×
F×0.29]/S×10,000 A:本試験に要したN/10メタノール性苛性カリ標準
溶液の滴定ml数 B:空試験に要したN/10メタノール性苛性カリ標準
溶液の滴定ml数 F: N/10メタノール性苛性カリ標準溶液の力価 S:オキシエチレン基含有ジオルガノポリシロキサン採
取量 ○風合い 拭取り紙用処理剤組成物で処理された2枚重ねのティッ
シュペーパー5枚を折りたたみ、指触にて風合いを調べ
た。 ○鼻擦り性 拭取り紙用処理剤組成物で処理されたティッシュペーパ
ー1枚を2つ折りにし、これを用いて5分間隔で10回
鼻を強くかんで擦り、鼻の周辺部の皮膚の状態を肉眼に
て観察した。判定は次のように示した。 ○:鼻の周辺部の皮膚が赤くならなかった。 ×:鼻の周辺部の皮膚がやや赤くなった。 ○吸水性 拭取り紙用処理剤組成物で処理されたティッシュペーパ
ーの表面にスポイトで水を1滴滴下し、この水滴がティ
ッシュペーパーに吸収されて拡散するまでの時間(秒)
を測定した。 ○臭気 拭取り紙用処理剤組成物で処理されたティッシュペーパ
ーを3枚重ねにして、口と鼻の周辺部を覆い、鼻で呼吸
をして臭気の程度を臭覚により次のように判定した。 ○:不快臭はほとんどなし。 △:不快臭がかすかにする。 ×:明らかに不快臭が認められる。 ○総合評価 上記の結果に基づいて、得られた組成物が拭取り紙用処
理剤として好適であるか、不適であるかを判断した。
【0017】
【実施例1】 式:
【化23】 で表される動粘度500mm2/sのジメチルポリシロ
キサン10部および式:
【化24】 で表される動粘度2200mm2/sの脱臭処理したオ
キシエチレン基含有ジオルガノポリシロキサン(該シロ
キサン中、オキシエチレン基の含有量は46.4重量%
であり、アルデヒドおよびケトンの総含有量は2.3p
pmであり、オキシエチレン単位とオキシプロピレン単
位はランダム共重合していた。)10部を、n−ヘキサ
ン400部に溶解して溶液タイプの拭取り紙用処理剤組
成物を調製した(処理剤a)。一方、蛍光X線分析によ
りシリコーン付着の無いことが確認されている市販の3
枚重ねの無処理のティッシュペーパー(縦197mm,
横229mm)を金網上に広げ、その表面と裏面に、上
記で得られた溶液タイプの拭取り紙用処理剤組成物を簡
易スプレー(吹付けエアー圧0.5kg/cm2)で吹付
けた。このとき、ティッシュペーパーに対してジメチル
ポリシロキサンとオキシエチレン基含有ジオルガノポリ
シロキサンの合計量が1.5重量%となるような量を吹
付けた。次いで、このティッシュペーパーを80℃に設
定された乾燥機に2分間入れて乾燥させ、拭取り紙用処
理剤組成物で処理されたティッシュペーパーを作製し
た。得られたティッシュペーパーの風合い、鼻擦り性、
吸水性および臭気を測定し、それらの結果を表1に示し
た。本発明の拭取り紙用処理剤組成物で処理されたティ
ッシュペーパーは臭気が全くなく、本発明の溶液タイプ
の拭取り紙用処理剤組成物がティッシュペーパー処理剤
として総合的に好適であることが判明した。また、上記
で得られたティッシュペーパーで、顔に塗られたファン
デーションと頬紅をクレンジングクリームを使用して拭
取ることにより、拭取り性を測定した。このティッシュ
ペーパーは非常に平滑で拭取り性も良好であり、顔の同
一部分を10回擦っても全く痛くなかった。
【0018】
【比較例1】実施例1において、脱臭処理したオキシエ
チレン基含有ジオルガノポリシロキサンの代わりに、脱
臭処理をしていないオキシエチレン基含有ジオルガノポ
リシロキサン(アルデヒドおよびケトンの総含有量は3
70ppmであった。)を用いた以外は実施例1と同様
にして、溶液タイプの拭取り紙用処理剤組成物を調製し
た(処理液b)。得られた拭取り紙用処理剤組成物を用
いて、実施例1と同様にしてティッシュペーパーを処理
して、その風合い、鼻擦り性、吸水性、臭気を測定し
た。それらの結果を表1に示した。
【0019】
【比較例2】実施例1において、脱臭処理したオキシエ
チレン基含有ジオルガノポリシロキサンを配合しなかっ
た以外は実施例1と同様にして、溶液タイプの拭取り紙
用処理剤組成物を調製した(処理液c)。得られた拭取
り紙用処理剤組成物を用いて、実施例1と同様にしてテ
ィッシュペーパーを処理して、その風合い、鼻擦り性、
吸水性、臭気を測定した。それらの結果を表1に示し
た。
【0020】
【比較例3】実施例1において、ジメチルポリシロキサ
ンを配合しなかった以外は実施例1と同様にして、溶液
タイプの拭取り紙用処理剤組成物を調製した(処理液
d)。得られた拭取り紙用処理剤組成物を用いて、実施
例1と同様にしてティッシュペーパーを処理して、その
風合い、鼻擦り性、吸水性、臭気を測定した。それらの
結果を表1に示した。
【0021】
【比較例4】実施例1において、溶液タイプの拭取り紙
用処理剤組成物の代わりにn−ヘキサンを用いた以外は
実施例1と同様にして、ティッシュペーパーを処理し
た。このティッシュペーパーを用いて実施例1と同様に
拭取り性を測定したところ、拭取り性は良好であった
が、顔の同一部分を10回擦るとその部分が荒れて痛く
なった。
【0022】
【表1】
【0023】
【実施例2】 式:
【化25】 で表され、アミノ基の含有量が0.82重量%であり、
動粘度が1250mm2/sであるアミノ基含有ジオル
ガノポリシロキサン15部および式:
【化26】 で表される動粘度120mm2/sの脱臭処理したオキ
シエチレン基含有ジオルガノポリシロキサン(該シロキ
サン中、オキシエチレン基の含有量は61.1重量%で
あり、アルデヒドおよびケトンの総含有量は23.0p
pmであった。)15部を200ccのビーカーに入
れ、4枚羽根の攪拌機を用いて5分間高速で混合した。
この混合物に水15部と氷酢酸0.2部を加えて、さら
に5分間高速で混合した。次いで、水30部を加えて5
分間混合した後、さらに水24.8部を加えて5分間混
合して、エマルジョンタイプの拭取り紙用処理剤組成物
を調製した(処理液e)。このエマルジョンのpHは
6.2であり、また、アミノ基含有ジオルガノポリシロ
キサンとオキシエチレン基含有ジオルガノポリシロキサ
ンの含有量は30重量%であった。一方、蛍光X線分析
によりシリコーン付着の無いことが確認されている市販
の3枚重ねの無処理のティッシュペーパー(縦197m
m,横229mm)を金網上に広げ、その表面と裏面
に、上記で得られたエマルジョンタイプの拭取り紙用処
理剤組成物を簡易スプレー(吹付けエアー圧0.5kg
/cm2)で吹付けた。このとき、ティッシュペーパー
に対してアミノ基含有ジオルガノポリシロキサンとオキ
シエチレン基含有ジオルガノポリシロキサンの合計量が
1.5重量%となるような量を吹付けた。次いで、この
ティッシュペーパーを110℃に設定された乾燥機に5
分間入れて乾燥させ、拭取り紙用処理剤組成物で処理さ
れたティッシュペーパーを作製した。得られたティッシ
ュペーパーの風合い、鼻擦り性、吸水性および臭気を測
定し、それらの結果を表2に示した。本発明の拭取り紙
用処理剤組成物で処理されたティッシュペーパーは風合
いが良好であり、鼻擦り性も問題なく、吸水性の低下も
見られず、臭気も全くないものであり、本発明のエマル
ジョンタイプの拭取り紙用処理剤組成物がティッシュペ
ーパー処理剤として総合的に好適であることが判明し
た。
【0024】
【比較例5】 式:
【化27】 で表され、アミノ基の含有量が0.82重量%であり、
動粘度が1250mm2/sであるアミノ基含有ジオル
ガノポリシロキサン15部に、ポリオキシエチレン(6
モル)ラウリルエーテル型ノニオン系界面活性剤3部と
ポリオキシエチレン(9.5モル)ノニルフェノールエ
ーテル型ノニオン系界面活性剤2部を200ccのビー
カーに入れ、4枚羽根の攪拌機を用いて5分間高速で混
合した。この混合物に水5部と氷酢酸0.2部を加え
て、さらに5分間高速で混合した。次いで、水50部を
加えて5分間混合した後、さらに水24.8部を加えて
5分間混合して、エマルジョンタイプの拭取り紙用処理
剤組成物を調製した(処理液f)。このエマルジョンの
pHは6.3であった。得られたエマルジョンタイプの
拭取り紙用処理剤組成物を用いて、実施例2と同様にし
てティッシュペーパーを処理して、その風合い、鼻擦り
性、吸水性、臭気を測定した。それらの結果を表2に示
した。
【0025】
【比較例6】 式:
【化28】 で表される動粘度120mm2/sの脱臭処理したオキ
シエチレン基含有ジオルガノポリシロキサン(該シロキ
サン中、オキシエチレン基の含有量は61.1重量%で
あり、アルデヒドおよびケトンの総含有量は23.0p
pmであった。)30部を水70部に溶解してエマルジ
ョンタイプの拭取り紙用処理剤組成物を調製した(処理
液g)。得られたエマルジョンタイプの拭取り紙用処理
剤組成物を用いて、実施例2と同様にしてティッシュペ
ーパーを処理して、その風合い、鼻擦り性、吸水性、臭
気を測定した。それらの結果を表2に示した。
【0026】
【比較例7】実施例2において、脱臭処理したオキシエ
チレン基含有ジオルガノポリシロキサンの代わりに、脱
臭処理をしていないオキシエチレン基含有ジオルガノポ
リシロキサン(アルデヒドおよびケトンの総含有量は3
35ppmであった。)を用いた以外は実施例2と同様
にして、エマルジョンタイプの拭取り紙用処理剤組成物
を調製した(処理液h)。このエマルジョンのpHは
6.3であった。得られたエマルジョンタイプの拭取り
紙用処理剤組成物を用いて、実施例2と同様にしてティ
ッシュペーパーを処理して、その風合い、鼻擦り性、吸
水性、臭気を測定した。それらの結果を表2に示した。
【0027】
【表2】
【0028】
【実施例3】実施例2で得られたエマルジョンタイプの
拭取り紙用処理剤組成物(pH6.2)、およびこのエ
マルジョンタイプの拭取り紙用処理剤組成物に、1/1
0規定苛性ソーダ水溶液を加えてpHを9.0に調整し
た拭取り紙用処理剤組成物(処理液j)について、調製
直後と30℃の恒温機中で8ヶ月間放置後に、実施例2
と同様にティッシュペーパーを処理して、その風合い、
鼻擦り性、吸水性、臭気を測定した。それらの結果を表
3に示した。本発明の拭取り紙用処理剤組成物(pH
6.2およびpH9.0)は8ヶ月経過後も臭気の発生が
認められず、非常に良好な処理剤であった。
【0029】
【表3】
【0030】
【実施例4】実施例1において、オキシエチレン基の含
有量が46.4重量%であるオキシエチレン基含有ジオ
ルガノポリシロキサンの代わりに、式:
【化29】 で表される動粘度2900mm2/sの脱臭処理したオ
キシエチレン基含有ジオルガノポリシロキサン(該シロ
キサン中、オキシエチレン基の含有量は30.0重量%
であり、アルデヒドおよびケトンの総含有量は12pp
mであり、オキシエチレン単位とオキシプロピレン単位
はランダム共重合していた。)を使用した以外は、実施
例1と同様にして溶液タイプの拭取り紙用処理剤組成物
を調製した。得られた拭取り紙用処理剤組成物を用い
て、実施例1と同様にしてティッシュペーパーを処理し
た。このティッシュペーパーの風合い、鼻擦り性、吸水
性および臭気を実施例1と同様に測定したところ、芯が
認められず全体がふんわりとした風合いであり、臭気や
鼻擦り性も全く問題なく、吸水性も瞬時(0秒)であ
り、本発明の溶液タイプの拭取り紙用処理剤組成物が総
合的に良好なティッシュペーパー処理剤であることが判
明した。
【0031】
【発明の効果】本発明の拭取り紙用処理剤組成物は上記
(A)成分と(B)成分からなり、(A)成分としてア
ルデヒドおよびケトンの総含有量を100ppm以下に
低減したオキシエチレン基含有ジオルガノポリシロキサ
ンを使用しているが故に、本発明組成物により処理され
たティッシュペーパーやトイレットペーパー等の拭取り
紙が、その吸水性を損うことなく優れた柔軟性や平滑性
を有し、しかも臭気が著しく低減しているという特徴を
有する。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)式:−R−O−(式中、Rはケイ
    素原子と結合している2価炭化水素基である。)で表さ
    れる有機基を介してケイ素原子に結合するオキシエチレ
    ン基を15重量%以上含有し、かつ、アルデヒドおよび
    ケトンの総含有量が100ppm以下であるオキシエチ
    レン基含有ジオルガノポリシロキサン100重量部 および(B)ジメチルポリシロキサンまたはジメチルポ
    リシロキサンのメチル基の一部を他の有機基で置換した
    ジオルガノポリシロキサン(但し、(A)成分を含まな
    い。)
    5〜2,000重量部からなることを特徴とする拭取
    り紙用処理剤組成物。
  2. 【請求項2】 (B)成分中の他の有機基が、炭素原子
    数2〜30のアルキル基,アルケニル基,アリール基,
    アリーレンアルキル基等の一価炭化水素基、アミノ基含
    有有機基、エポキシ基含有有機基、カルボキシル基含有
    有機基、フェノール基含有有機基、カルビノール基含有
    有機基、水酸基およびアルコキシ基からなる群から選択
    される基である請求項1に記載の拭取り紙用処理剤組成
    物。
  3. 【請求項3】 (B)成分のジオルガノポリシロキサン
    がアミノ基含有ジオルガノポリシロキサンである請求項
    1に記載の拭取り紙用処理剤組成物。
  4. 【請求項4】 (A)成分および(B)成分を、溶媒で
    希釈してなる溶液タイプの請求項1に記載の拭取り紙用
    処理剤組成物。
  5. 【請求項5】 (A)成分および(B)成分を、ノニオ
    ン系、アニオン系またはカチオン系の界面活性剤で乳化
    し、pHを6〜10の範囲に調整してなるエマルジョン
    タイプの請求項1に記載の拭取り紙用処理剤組成物。
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