JPH1143092A - 消火装置付き小型船舶 - Google Patents
消火装置付き小型船舶Info
- Publication number
- JPH1143092A JPH1143092A JP21697097A JP21697097A JPH1143092A JP H1143092 A JPH1143092 A JP H1143092A JP 21697097 A JP21697097 A JP 21697097A JP 21697097 A JP21697097 A JP 21697097A JP H1143092 A JPH1143092 A JP H1143092A
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- Japan
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- fire
- fire extinguisher
- fire extinguishing
- upper lid
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 消火装置を設置するスペースのない小型のエ
ンジンルームに、天井噴射型の自動消火装置を設置し、
乗船者の安全を確保し、不安と恐怖を解消する。 【構成】 エンジン及びエンジン付帯機器を収納したエ
ンジンルームの天井板が船舶の外面に露出して上蓋を形
成し、該上蓋を開くことによりエンジンルーム内を点検
整備することができる形式の小型船舶であって、上蓋の
中央部に上方に突出した収納部が形成され、該収納部に
下方に向けて突出した噴射ノズルを有する消火剤タンク
と温度センサーを備え、センサーが高温を感知した時に
消火剤が噴射ノズルから噴射する形式の消火装置を収納
し、該収納部と消火装置との間に緩衝材を充填し、上蓋
裏面において消火装置を固定する固定板を脱着可能に設
け、該固定板から温度センサーと噴射ノズルを下方に向
けて突出させる。
ンジンルームに、天井噴射型の自動消火装置を設置し、
乗船者の安全を確保し、不安と恐怖を解消する。 【構成】 エンジン及びエンジン付帯機器を収納したエ
ンジンルームの天井板が船舶の外面に露出して上蓋を形
成し、該上蓋を開くことによりエンジンルーム内を点検
整備することができる形式の小型船舶であって、上蓋の
中央部に上方に突出した収納部が形成され、該収納部に
下方に向けて突出した噴射ノズルを有する消火剤タンク
と温度センサーを備え、センサーが高温を感知した時に
消火剤が噴射ノズルから噴射する形式の消火装置を収納
し、該収納部と消火装置との間に緩衝材を充填し、上蓋
裏面において消火装置を固定する固定板を脱着可能に設
け、該固定板から温度センサーと噴射ノズルを下方に向
けて突出させる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は船舶、特に小型船舶
の火災発生時に自動的に作動して消火することができ、
乗船者の恐怖と危険を回避する消火装置付き小型船舶に
関する。
の火災発生時に自動的に作動して消火することができ、
乗船者の恐怖と危険を回避する消火装置付き小型船舶に
関する。
【0002】
【従来の技術】船舶の火災は海上で発生するため乗船者
は逃げ場がなく、火災による死亡率は陸上に比較しては
るかに高いものである。消火器或いは消火装置はすべて
の船舶に装備されているが、現実にはほとんど使用する
ことがないため、一般の乗船者は消火器の設置場所すら
忘れがちである。加えて火災発生時はパニックに陥り、
冷静さを失っているため通常覚えていることさえ忘れが
ちである。現に、火災発生時に消火器を取出し、始めて
作動させて初期消火に成功した率は小さい。この理由は
火災発生場所と消火器の設置場所との関係にあり、火災
を背にして消火器を取りに行くことはほとんどできない
ことが、火災時の経験談からも判明している。
は逃げ場がなく、火災による死亡率は陸上に比較しては
るかに高いものである。消火器或いは消火装置はすべて
の船舶に装備されているが、現実にはほとんど使用する
ことがないため、一般の乗船者は消火器の設置場所すら
忘れがちである。加えて火災発生時はパニックに陥り、
冷静さを失っているため通常覚えていることさえ忘れが
ちである。現に、火災発生時に消火器を取出し、始めて
作動させて初期消火に成功した率は小さい。この理由は
火災発生場所と消火器の設置場所との関係にあり、火災
を背にして消火器を取りに行くことはほとんどできない
ことが、火災時の経験談からも判明している。
【0003】上記の理由から現実に人が火災を発見した
時点で消火器を操作させる方法には問題が多く、消火装
置自体が火災による異常な高温を検知したとき自動的に
作動する装置が好ましい。また、消火剤は火災発生場所
の真上から噴射するのが最も効率的であるが、手動の場
合には人間の背の高さの関係からほとんど不可能に近
い。また、作動時に動顛しているため正確に噴射するこ
とができず、消火剤が無駄に使用されることが多かっ
た。
時点で消火器を操作させる方法には問題が多く、消火装
置自体が火災による異常な高温を検知したとき自動的に
作動する装置が好ましい。また、消火剤は火災発生場所
の真上から噴射するのが最も効率的であるが、手動の場
合には人間の背の高さの関係からほとんど不可能に近
い。また、作動時に動顛しているため正確に噴射するこ
とができず、消火剤が無駄に使用されることが多かっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】船舶の火災発生場所は
エンジンルームが特に多い。本出願人は天井取付け型の
消火装置を開発した者であり、この消火装置を船舶に装
着することを試みたが、小型船舶においてはエンジンル
ームが特に小さく、天井そのものがエンジンルームの唯
一の開閉箇所になっていることが多い。このような小型
エンジンルームには天井から噴射する形式の消火装置を
取付ける空間が存在しない。しかも、このような小型船
舶における火災に際しては、船舶自体が小さいため火の
まわりが早く危険度はきわめて大きい。本発明はこのよ
うな小型船舶においてもエンジン火災に際して自動的に
消火することができる技術を提供することを目的とす
る。
エンジンルームが特に多い。本出願人は天井取付け型の
消火装置を開発した者であり、この消火装置を船舶に装
着することを試みたが、小型船舶においてはエンジンル
ームが特に小さく、天井そのものがエンジンルームの唯
一の開閉箇所になっていることが多い。このような小型
エンジンルームには天井から噴射する形式の消火装置を
取付ける空間が存在しない。しかも、このような小型船
舶における火災に際しては、船舶自体が小さいため火の
まわりが早く危険度はきわめて大きい。本発明はこのよ
うな小型船舶においてもエンジン火災に際して自動的に
消火することができる技術を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンジン及び
エンジン付帯機器を収納したエンジンルームの天井板が
船舶の外面に露出して上蓋を形成し、該上蓋を開くこと
によりエンジンルーム内を点検整備することができる形
式の小型船舶であっても、最も火災が発生し易いエンジ
ンルームの上蓋に、突出部を設けて消火装置を収納でき
る形状に変形するものである。かくして得られた収納部
に上蓋の裏面から緩衝材を充填して消火装置を収納後、
上蓋裏面を固定板で脱着可能に固定し、固定板から温度
センサーと噴射ノズルを突出させたことを特徴とする。
エンジン付帯機器を収納したエンジンルームの天井板が
船舶の外面に露出して上蓋を形成し、該上蓋を開くこと
によりエンジンルーム内を点検整備することができる形
式の小型船舶であっても、最も火災が発生し易いエンジ
ンルームの上蓋に、突出部を設けて消火装置を収納でき
る形状に変形するものである。かくして得られた収納部
に上蓋の裏面から緩衝材を充填して消火装置を収納後、
上蓋裏面を固定板で脱着可能に固定し、固定板から温度
センサーと噴射ノズルを突出させたことを特徴とする。
【0006】船舶においては海面の波による振動とエン
ジンから発生する微振動の両者を受け、両振動が共鳴す
ることにより自動消火装置が受ける振動は拡大され、消
火装置の耐久性が阻害される。この欠点を解決するため
に、消火装置と収納部とにより形成される空間に樹脂発
泡体などの緩衝材を充填して消火装置が受ける振動によ
る耐久性の低下を解消した。
ジンから発生する微振動の両者を受け、両振動が共鳴す
ることにより自動消火装置が受ける振動は拡大され、消
火装置の耐久性が阻害される。この欠点を解決するため
に、消火装置と収納部とにより形成される空間に樹脂発
泡体などの緩衝材を充填して消火装置が受ける振動によ
る耐久性の低下を解消した。
【0007】更に、収納場所が確保できない状況下で、
エンジンルームの真上に位置する上蓋の形状を変形させ
て収納部を確保し、この中に消火装置を収納するもので
ある。その結果、火災が発生してエンジンルームが異常
な高温に達した場合には上蓋裏面から突出する温度セン
サーが検知し、直ちに消火装置が作動して同じく上蓋裏
面から突出する噴射ノズルから消火剤が噴射して速やか
に消火することができる。
エンジンルームの真上に位置する上蓋の形状を変形させ
て収納部を確保し、この中に消火装置を収納するもので
ある。その結果、火災が発生してエンジンルームが異常
な高温に達した場合には上蓋裏面から突出する温度セン
サーが検知し、直ちに消火装置が作動して同じく上蓋裏
面から突出する噴射ノズルから消火剤が噴射して速やか
に消火することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を実施する船舶は、エンジ
ン及びエンジン付帯機器を収納するエンジンルームが狭
く、上蓋を開けることによりエンジンルーム内を点検で
きる形式の船舶である。したがって、エンジンルームに
は消火装置を取付けるべき固定した天井がない。また上
蓋を閉じた状態では消火装置を取付けるべきスペースが
ない。仮にあったとしても、消火剤をエンジンルームの
全体に拡散させるためには消火装置の噴射ノズルとエン
ジン及びエンジン付帯機器との間に多少の空間が存在す
ることを要する。
ン及びエンジン付帯機器を収納するエンジンルームが狭
く、上蓋を開けることによりエンジンルーム内を点検で
きる形式の船舶である。したがって、エンジンルームに
は消火装置を取付けるべき固定した天井がない。また上
蓋を閉じた状態では消火装置を取付けるべきスペースが
ない。仮にあったとしても、消火剤をエンジンルームの
全体に拡散させるためには消火装置の噴射ノズルとエン
ジン及びエンジン付帯機器との間に多少の空間が存在す
ることを要する。
【0009】図1には本発明の1実施例の一部切欠きを
有する側面図、図2は図1の1点鎖線で囲まれた部分の
拡大断面図、図3は図2を開いた状態の断面図である。
本発明は図1に示すように、開閉式の上蓋1の中央部を
突出させて収納部2とし、収納部2内に消火装置3を収
納するものである。その結果、上蓋1の中央部が突出し
た形状となる。この収納部2の位置は正確に上蓋1の中
央部である必要はなく、消火装置3が作動したときにエ
ンジンルーム4の全体に消火剤が拡散する位置であれば
よい。上蓋1はヒンジ5を介して開閉し、消火装置3を
収納した裏面を固定板6で覆う。固定板6には穿孔を設
け、該穿孔から火災による高温を検知する温度センサー
7と消火剤を噴射する噴射ノズル8を突出させる。24
はスクリューである。
有する側面図、図2は図1の1点鎖線で囲まれた部分の
拡大断面図、図3は図2を開いた状態の断面図である。
本発明は図1に示すように、開閉式の上蓋1の中央部を
突出させて収納部2とし、収納部2内に消火装置3を収
納するものである。その結果、上蓋1の中央部が突出し
た形状となる。この収納部2の位置は正確に上蓋1の中
央部である必要はなく、消火装置3が作動したときにエ
ンジンルーム4の全体に消火剤が拡散する位置であれば
よい。上蓋1はヒンジ5を介して開閉し、消火装置3を
収納した裏面を固定板6で覆う。固定板6には穿孔を設
け、該穿孔から火災による高温を検知する温度センサー
7と消火剤を噴射する噴射ノズル8を突出させる。24
はスクリューである。
【0010】エンジンルームの上面に消火装置を取付け
たため、消火装置3は波による揺れとエンジンの振動に
よる揺れ、上蓋1の開閉による振動を受けることにな
る。これらの振動に耐えて消火装置の温度センサーの正
確性と消火装置自体の耐久性を確保するためには、収納
部2内の空間に緩衝材9を充填することが好ましい。緩
衝材として発泡スチロールのようなプラスチック発泡
体、プラスチック成型体、ハニカム構造体、その他振動
吸収性を有するものはすべて使用できる。更に収納部の
上部には余分の空間、すなわち全収納部の高さの1/3
〜1/5の空間を確保して収納部全体を大型化し、この
空間にやや固い緩衝材を詰めることにより、外部から収
納部に衝撃が加わる率を低減し、仮に加わった場合にも
その衝撃を緩和することができる。
たため、消火装置3は波による揺れとエンジンの振動に
よる揺れ、上蓋1の開閉による振動を受けることにな
る。これらの振動に耐えて消火装置の温度センサーの正
確性と消火装置自体の耐久性を確保するためには、収納
部2内の空間に緩衝材9を充填することが好ましい。緩
衝材として発泡スチロールのようなプラスチック発泡
体、プラスチック成型体、ハニカム構造体、その他振動
吸収性を有するものはすべて使用できる。更に収納部の
上部には余分の空間、すなわち全収納部の高さの1/3
〜1/5の空間を確保して収納部全体を大型化し、この
空間にやや固い緩衝材を詰めることにより、外部から収
納部に衝撃が加わる率を低減し、仮に加わった場合にも
その衝撃を緩和することができる。
【0011】25は上蓋1を開閉するための把手であ
り、把手25を持って引き上げることにより図3に示す
ように消火装置ごと開くことができる。10は上蓋1に
固定板6を固定するためのネジであり、消火装置の点検
を要する場合にはネジ10を取外して消火装置を点検す
ることができる。
り、把手25を持って引き上げることにより図3に示す
ように消火装置ごと開くことができる。10は上蓋1に
固定板6を固定するためのネジであり、消火装置の点検
を要する場合にはネジ10を取外して消火装置を点検す
ることができる。
【0012】本発明の消火装置は、図4に示すようにド
ーナツ状の消火剤タンク11からなり、消火剤タンク1
1の下端から噴射ノズル8が突出している。消火剤タン
ク11に囲繞された上部空間には炭酸ガスボンベ12が
封緘部13を下面にして収納されている。14は撃針で
あり、先端が炭酸ガスボンベ12の封緘部13と対峙し
ている。15はハンマーであり、先端の係合部17が係
合した圧縮杆16によりスプリング18を圧縮してハン
マー15が撃針14を叩くのを防止している。図5は図
4の温度センサー部分、すなわち、図4の1点鎖線で囲
まれた部分の拡大断面図である。19はヒューズ、20
はヒューズケースであり、保護金属21を介して押圧ネ
ジ22で圧縮杆16を押圧し、係合部17を温度センサ
ーの本体に係合させ、スプリング18を圧縮状態に維持
している。23は集熱板である。
ーナツ状の消火剤タンク11からなり、消火剤タンク1
1の下端から噴射ノズル8が突出している。消火剤タン
ク11に囲繞された上部空間には炭酸ガスボンベ12が
封緘部13を下面にして収納されている。14は撃針で
あり、先端が炭酸ガスボンベ12の封緘部13と対峙し
ている。15はハンマーであり、先端の係合部17が係
合した圧縮杆16によりスプリング18を圧縮してハン
マー15が撃針14を叩くのを防止している。図5は図
4の温度センサー部分、すなわち、図4の1点鎖線で囲
まれた部分の拡大断面図である。19はヒューズ、20
はヒューズケースであり、保護金属21を介して押圧ネ
ジ22で圧縮杆16を押圧し、係合部17を温度センサ
ーの本体に係合させ、スプリング18を圧縮状態に維持
している。23は集熱板である。
【0013】火災により温度が異常に上昇した場合には
集熱板23が先ず熱せられ、この熱がヒューズケース2
0を介してヒューズ19に伝わりヒューズ19を溶解す
る。その結果、圧縮杆16に加わる圧縮力が消滅し、軽
く係合しているに過ぎない係合部17の係合が外れてス
プリング18を圧縮する力を失う。圧縮力を失ったスプ
リング18はその弾撥力によりハンマー15を強く打ち
上げ撃針14の尾部を強打し、撃針14が炭酸ガスボン
ベ12の封緘部13を開封する。噴出した炭酸ガスは消
火剤タンクの上部に溜まり、その圧力により消火剤が噴
射ノズル8から噴射して火災を鎮火する。
集熱板23が先ず熱せられ、この熱がヒューズケース2
0を介してヒューズ19に伝わりヒューズ19を溶解す
る。その結果、圧縮杆16に加わる圧縮力が消滅し、軽
く係合しているに過ぎない係合部17の係合が外れてス
プリング18を圧縮する力を失う。圧縮力を失ったスプ
リング18はその弾撥力によりハンマー15を強く打ち
上げ撃針14の尾部を強打し、撃針14が炭酸ガスボン
ベ12の封緘部13を開封する。噴出した炭酸ガスは消
火剤タンクの上部に溜まり、その圧力により消火剤が噴
射ノズル8から噴射して火災を鎮火する。
【0014】自動消火装置装置は上記の構成に限定する
ものでなく、下方に向けて突出した噴射ノズルを有する
消火剤タンクと温度センサーを備え、センサーが高温を
感知した時に消火剤が噴射ノズルから噴射する形式のも
のであればよい。温度センサーが働いた場合には炭酸ガ
スボンベを開封して炭酸ガスの圧力により消火剤を噴射
する形式が好ましい。
ものでなく、下方に向けて突出した噴射ノズルを有する
消火剤タンクと温度センサーを備え、センサーが高温を
感知した時に消火剤が噴射ノズルから噴射する形式のも
のであればよい。温度センサーが働いた場合には炭酸ガ
スボンベを開封して炭酸ガスの圧力により消火剤を噴射
する形式が好ましい。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、消火装置を設置するス
ペースのない小型のエンジンルームにも天井噴射型の自
動消火装置を設置することが可能になり、乗船者の安全
を確保し、不安と恐怖を解消することができる。
ペースのない小型のエンジンルームにも天井噴射型の自
動消火装置を設置することが可能になり、乗船者の安全
を確保し、不安と恐怖を解消することができる。
【図1】図1は本発明の1実施例の一部切欠きを有する
側面図である。
側面図である。
【図2】図2は図1の1点鎖線で囲まれた部分の拡大断
面図である。
面図である。
【図3】図3は図2を開いた状態の拡大断面図である。
【図4】図4は本発明の天井噴射型自動消火側面図の1
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図5】図5は図4の1点鎖線で囲まれた部分の拡大断
面図である。
面図である。
1 上蓋 2 収納部 3 消火装置 4 エンジンルーム 5 ヒンジ 6 固定板 7 温度センサー 8 噴射ノズル 9 緩衝材 10 ネジ 11 消火剤タンク 12 炭酸ガスボンベ 13 封緘部 14 撃針 15 ハンマー 16 圧縮杆 17 係合部 18 スプリング 19 ヒューズ 20 ヒューズケース 21 保護金属 22 押圧ネジ 23 集熱板 24 スクリュー 25 把手
Claims (4)
- 【請求項1】 エンジン及びエンジン付帯機器を収納し
たエンジンルームの天井板が船舶の外面に露出して上蓋
を形成し、該上蓋を開くことによりエンジンルーム内を
点検整備することができる形式の小型船舶であって、上
蓋の中央部に上方に突出した収納部が形成され、該収納
部に消火装置を収納し、上蓋裏面において消火装置を固
定する固定板を脱着可能に設け、該固定板から温度セン
サーと噴射ノズルを下方に向けて突出させたことを特徴
とする消火装置付き小型船舶。 - 【請求項2】 収納部と消火装置との間に緩衝材が充填
されていることを特徴とする請求項1記載の消火装置付
き小型船舶。 - 【請求項3】 消火装置が下方に向けて突出した噴射ノ
ズルを有する消火剤タンクと温度センサーを備え、セン
サーが高温を感知した時に消火剤が噴射ノズルから噴射
する形式の消火装置であることを特徴とする請求項1又
は2記載の消火装置付き小型船舶。 - 【請求項4】 消火装置が炭酸ガスボンベを収納し、温
度センサーが働いた場合には炭酸ガスボンベを開封して
炭酸ガスの圧力により消火剤を噴射する形式の消火装置
であることを特徴とする請求項3記載の消火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21697097A JPH1143092A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 消火装置付き小型船舶 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21697097A JPH1143092A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 消火装置付き小型船舶 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1143092A true JPH1143092A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16696782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21697097A Pending JPH1143092A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 消火装置付き小型船舶 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1143092A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012210888A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Sumitomo Heavy Industries Marine & Engineering Co Ltd | 船舶用タンク構造 |
JP2015155251A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | 株式会社Ihi検査計測 | 耐衝撃機構及び船舶搭載装置 |
-
1997
- 1997-07-29 JP JP21697097A patent/JPH1143092A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012210888A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Sumitomo Heavy Industries Marine & Engineering Co Ltd | 船舶用タンク構造 |
JP2015155251A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | 株式会社Ihi検査計測 | 耐衝撃機構及び船舶搭載装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040308 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20061221 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070116 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070522 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |