JPH1142437A - アルミニウムハニカム構造体 - Google Patents
アルミニウムハニカム構造体Info
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Abstract
気流通過時の圧力損失が少ない、製造容易なアルミニウ
ムハニカム構造体。 【解決手段】 多数のアルミニウム箔シートが順次積層
され接着されている積層体であって、各シート間は、一
定間隔で同一方向に一定幅で、かつ塗布幅の4倍より大
きい間隔で平行塗布されており、互いに隣接する各シー
ト間でその塗布間隔が1/2間隔づつずらして塗布され
ている線状接着剤層により接着されているアルミニウム
箔シートの接着積層体をその積層方向に展張した、セル
開口形状が長方形であるアルミニウムハニカム構造体。
Description
めの担体として有用なアルミニウム製のハニカム構造体
に関する。特に本発明は、流体と触媒との接触効率が良
く、しかも流体を通す際の圧力損失が少ない触媒担持体
を製造することができるアルミニウムハニカム構造体と
その製造方法に関する。
マンガン等の触媒を担持させた状態で、複写機のオゾン
フィルターなどとして使用されている。かかる触媒担体
としての従来アルミニウムハニカム構造体は、通常コル
ゲートハニカムと称される構造体やヘキサゴンハニカム
と称される正六角形のセル形状を有するハニカム構造体
である。これらのハニカム構造体のうち、コルゲートハ
ニカム構造体は、図3に示すように、アルミニウム箔を
連続的に折り曲げてアルミニウム箔の中芯を形成し、こ
の中芯を平坦なアルミニウム箔と交互に積層して両者の
接点を接着することによって製造されており、アルミニ
ウム箔シートから形成されている中芯と平坦アルミニウ
ム箔シートとによって形成される連続空隙を有してい
る。
場合、強度が極めて小さいために折り曲げ、折り畳みに
より中芯を製造し、平坦アルミニウム箔シートと張り合
わせる作業が困難な作業であるばかりでなく、その構造
上、中芯と平坦シートの接点付近の両シート間に、図3
に符号xで示されている狭隘な通路部分が形成されるこ
とが避けられず、流体通過時の圧力損失が大きくなると
いう問題をも抱えている。
に示されるように、平坦アルミニウム箔上に塗布幅Cの
線状接着剤層を該塗布幅の4倍の長さのピッチ(間隔)
で設け、その上に平坦アルミニウム箔を貼着したのち、
最初の線状接着剤層と1/2ピッチ(間隔)ずらせた線
状接着剤層を同様の塗布幅、塗布間隔で設けて、同様に
他の平坦アルミニウム箔を貼着することを繰り返して製
造されるアルミニウム箔の接着積層体を、最後にその厚
さ方向に展張することによって製造される図4に示すよ
うな孔道断面形状が正六角形のハニカム構造体である
(特許第2124022号、特許第2620905
号)。
ルゲートハニカム構造体に見られる狭隘な流体通路部分
がないことから、圧力損失が少ないという利点がある
し、孔道断面形状(セル開口形状)が正六角形であり、
最小セルサイズ1.0mm、セル数750セル/in2
で最大の有効表面積を有しており、前記コルゲートハニ
カム構造体に比べて有効表面積を大きくすることができ
る点でも優れている。
ゴンハニカム構造体は、製造が比較的容易であるのみな
らず、優れた有効表面積を得ることができる構造体であ
り、触媒担体としてすぐれたものであるが、本発明者ら
は、ヘキサゴンハニカム構造体と基本的に同様の製造方
法によって、さらに大きな有効表面積を有するハニカム
構造体を設計することを目的として研究を重ねた結果、
本発明に到達したものである。それ故、本発明は、製造
が容易で、かつ従来のコルゲート型及びヘキサゴン型の
アルミニウムハニカム構造体よりも有効表面積が大き
く、流体通過時における圧力損失の少ないアルミニウム
ハニカム構造体を提供することを目的とするものであ
る。さらに、本発明は、触媒担体として有用な、被処理
流体通過時の圧力損失が少なく、有効表面積の大きいア
ルミニウムハニカム構造体を提供することを目的とする
ものである。
めの本発明としては、つぎの各発明が挙げられる。 (1)孔道断面形状、すなわちセル開口形状が長方形の
アルミニウムハニカム構造体。 (2)多数のアルミニウム箔シートが順次積層され接着
されている積層体であって、各シート間は、一定間隔で
同一方向に一定幅で、かつ塗布幅の4倍より大きい間隔
で平行塗布されており、互いに隣接する各シート間でそ
の塗布間隔が1/2間隔づつずらして塗布されている線
状接着剤層により接着されているアルミニウム箔シート
の接着積層体をその積層方向に展張した、セル開口形状
が長方形であるアルミニウムハニカム構造体。
開口形状が長方形のアルミニウムハニカム構造体からな
る触媒担体。 (4)上記(3)記載のセル開口形状が長方形のアルミ
ニウムハニカム構造体の孔道内面及び断面にオゾン分解
触媒を担持せしめたアルミニウムハニカム構造体。 (5)上記(3)記載のセル開口形状が長方形のアルミ
ニウムハニカム構造体の孔道内面及び断面に脱臭用触
媒、酸化チタン系触媒、マンガン系触媒及び/又は活性
炭等の吸着剤を担持せしめたアルミニウムハニカム構造
体。
接着剤塗布層を有し、該線状接着剤塗布層は、それぞれ
の塗布幅の4倍よりも大きい間隔で等間隔で配置されて
いる第一のアルミニウム箔シートに、該第一のアルミニ
ウム箔シートと同一の第二のアルミニウム箔シートを貼
着し、ついで該第二のアルミニウム箔シート面に、第一
のアルミニウム箔シートに設けたと同様の幅及び同様の
間隔で、かつ第一のアルミニウム箔シートの線状接着剤
塗布層とその塗布位置が1/2間隔(ピッチ)ずれるよ
うに線状接着剤塗布層を形成して第三のアルミニウム箔
シートを貼着し、同様に各シート間の線状接着剤塗布層
のピッチが互いに1/2間隔(ピッチ)づつずれるよう
に線状接着剤の塗布と該塗布面へのアルミニウム箔シー
トの貼着操作を繰り返し、最後の接着剤塗布アルミニウ
ム箔シート面に最後のアルミニウム箔シートを貼着して
作製されるアルミニウム箔シートの接着積層体を、その
厚さ方向(重ね合わせ方向)に展張してセル開口形状を
長方形に形成することを特徴とするアルミニウムハニカ
ム構造体の製造方法に関する。
ハニカム構造体に要求される性能としては、有効表面積
が大きいこと、被処理流体の圧力損失が小さいこと、そ
のためにはセルサイズが小さいこと等が挙げられる。現
在使用されている中では、ヘキサゴンと称されているア
ルミニウムハニカム構造体が最も上記要求性能に近い性
能を備えているとされている。ヘキサゴンは、孔道断面
形状が正六角形、セルサイズ1.0mm、セル数750
セル/in2 で最小セルサイズで最大の有効表面積を有
しており、これが技術的に略限界に近いセルサイズであ
るとされている。
ムハニカムについては、シートの量と有効面積の間につ
ぎの関係があることに着目した。 (1)セル形状が正六角形のハニカム(線状接着剤塗布
層の間隔又はピッチが線状接着剤塗布層の幅の4倍)が
そのシート量が最小(すなわち、セルの開口断面積が最
大)となり、その有効表面積は75%である。 (2)接着剤層間の間隔(ピッチ)が接着剤塗布幅の4
倍以下となるとシートの量が多くなり、有効表面積は7
5%以下となる。 (3)接着剤層間の間隔(ピッチ)が接着剤塗布幅の4
倍以上とすると、限界はあるが有効面積を75%よりも
多くすることが可能である。
より構成されるハニカム構造体でその有効面積をより大
きくするためには、線状接着剤塗布層の幅が同じであれ
ば、線状接着剤層間の間隔(ピッチ)を線状接着剤塗布
層の幅の4倍より大きくすると共に、シートを積み重ね
て貼着したのち、その積み重ね方向(厚さ方向)に展張
する際に、展張によって形成されるハニカム構造体のセ
ル開口形状が長方形になるまで展張することにより、セ
ル開口形状が正六角形のヘキサゴンハニカムよりも単位
シート量当たりの有効表面積が大きく、流体の圧力損失
が少ないアルミニウムハニカム構造体を得ることができ
る。
ミニウムハニカム構造体の製造方法を説明する。図1
は、本発明のセル開口形状が長方形のアルミニウムハニ
カム構造体のセル開口形状を示す概略図であり、図2
は、図1のハニカム構造体を製造するための接着積層体
のアルミニウム箔シートの積層接着状態を示す概略図で
ある。図3は、従来のコルゲートハニカム構造体のセル
開口形状を示す部分拡大図であり、図4は、従来のヘキ
サゴン型ハニカム構造体のセル開口形状を示す部分拡大
図であり、図5は、図1のセル開口形状を有するアルミ
ニウムハニカム構造体を枠体に嵌め込んで製造されてい
るフィルターを示す図である。図中、符号1はハニカム
構造体を示し、2はアルミニウム箔シート、3は接着
部、4はセルもしくは孔道、5はライナー、6は中芯、
7は積層体、8はフィルター構造体を示す。
ハニカム構造体1は、接着剤層間に形成されるセル又は
孔道4の形状が長方形である。このようなセル開口形状
を有するハニカム構造体は、図2に示すように、まず、
アルミニウム箔シート2上に一定幅で、かつ一定間隔P
で平行な幅Cの帯状接着剤層3を塗布し、この上に同様
のアルミニウム箔シートを貼着し、ついで、貼着したア
ルミニウム箔シート面に、最初のアルミニウム箔シート
面の接着剤層とピッチを半ピッチずらせた平行接着剤層
を塗布し、さらにアルミニウム箔シートを貼着し、この
上にも、第一のアルミニウム箔シート面上の接着剤層と
一致しており、第二のアルミニウム箔シート面上の接着
剤層とは半ピッチずれていることとなる接着剤層を塗布
してアルミニウム箔シートを貼着するという作業を繰り
返してアルミニウム箔シートの接着積層体7を形成す
る。
積層体7をその厚さ方向(矢印方向)に展張して、形成
されるセルの開口形状が図1に示す長方形となるまで展
張する。製造されるハニカム構造体1は、図3に示す従
来のコルゲート型ハニカム構造体がライナー5と中芯6
の接合部に有する、符号xで示されているような狭隘で
流体通過が困難である箇所を有していない。また、図4
に示す従来のヘキサゴン型のハニカム構造体に比べて、
後記の実施例で説明するように、単位シート量当たりの
有効表面積を大きくすることができる利点を有する。ま
た、図示しないが、接着積層体7を、その接着ラインに
対して、例えば45度というような角度で裁断して展張
することにより、孔道が傾斜しているハニカム構造体を
製造することが可能であり、このようなハニカム構造体
坦体に触媒物質を坦持して形成されるフィルターは、孔
道内を通過する空気流が乱流となり、空気流と孔道内壁
との接触効率のよいフィルターを形成することができ
る。
説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定され
るものではない。 参考例1 厚さ15μのアルミニウム箔シートを使用し、その一面
に塗布幅0.58mm、ピッチ(塗布間隔)2.31m
mで接着剤を平行線状に塗布し、ついでこの第一のアル
ミニウム箔シートの接着剤塗布面に、同じ厚さの第二の
アルミニウム箔シートを貼着し、この第2のアルミニウ
ム箔シート上に、第一のアルミニウム箔シートに設けた
と同様の塗布幅、塗布間隔(ピッチ)であって、かつ第
一にアルミニウム箔シートの線状接着剤と1/2間隔
(ピッチ)づつ塗布位置がずれるように線状接着剤を塗
布し、その塗布面に第三のアルミニウム箔シートを貼着
した。同様の操作を繰り返し、最後にアルミニウム箔シ
ートの接着剤塗布面に最後のアルミニウム箔シートを貼
着して合計200枚のアルミニウム箔シートの接着積層
体を作製した。ついで、この接着積層体を厚さ方向に展
張して、セル数が750セル/in2で、セル開口形状
が正六角形のアルミニウムハニカム構造体を製造した。
製造されたセル開口形状が正六角形のアルミニウムハニ
カム構造体は、シート面積が26.73cm2 /cm3
であり、その有効表面積39.25cm2 /cm3 であ
った。
構造体と同様のアルミニウム箔シートを使用し、接着剤
塗布幅0.58mm、塗布間隔(ピッチ)2.95mm
で接着剤を塗布し、上記セル開口形状が正六角形のアル
ミニウムハニカム構造体と同様の積層工程を経て合計2
00枚のアルミニウム箔シートの接着積層体を作製し
た。ついで、この接着積層体を厚さ方向に極限まで展張
して、形成されるセル開口の形状が略長方形であるアル
ミニウムハニカム構造体を製造した。作製されたセル開
口形状が長方形のアルミニウムハニカム構造体は、シー
ト面積が26.80cm2 /cm3 である点は開口形状
が正六角形のアルミニウムハニカム構造体と同様であっ
たが、セル数は586セル/in2 で、その有効表面積
は42.03cm2 /cm3 であって、前記開口形状が
正六角形のアルミニウムハニカム構造体に比べて有効表
面積が約7%大きくなっているハニカム構造体であっ
た。両アルミニウムハニカム構造体の比較を表1に示
す。
が1000セル/in2 のセル開口形状が正六角形のア
ルミニウムハニカム構造体を作製しようとした。上記の
厚さのアルミニウム箔シートを用いて上記セル数のハニ
カム構造体を作製するためには、接着剤塗布幅が0.5
0mmで、塗布間隔(ピッチ)2.00mmでハニカム
構造体を作製しなければならないが、このような接着剤
塗布幅と、塗布間隔ではセルサイズが0.86mmと小
さくなるため、積層体を展張してセル開口形状が正六角
形のハニカム構造体を形成することができなかった。
布幅0.58mm、塗布間隔(ピッチ)2.60mmと
してセル数が758セル/in2 のセル開口形状が長方
形のアルミニウムハニカム構造体を作製した。このアル
ミニウムハニカム構造体は、シート面積が30.56c
m2 /cm3で、有効表面積は45.12cm2 /cm
3 であり、参考例2において上記セル数1000セル/
in2 として作製しようとしてできなかったセル開口形
状が正六角形であるハニカム構造体とほぼ同等のシート
面積、有効表面積を有しており、その展張による長方形
のセル開口形状のハニカム構造体の製造も容易であっ
た。上記セル数1000セル/in2 のセル開口形状が
正六角形であるハニカム構造体が完成したと仮定して、
両構造体の比較を表2に示す。
200セル/in2 であるセル開口形状が正六角形のア
ルミニウムハニカム構造体を作製しようとした。しか
し、このセル数1200セル/in2 のハニカム構造体
を作製しようとすると、接着剤塗布幅0.45mm、塗
布間隔(ピッチ)1.80mmとして接着剤を塗布しな
ければならないが、このような間隔での接着剤塗布は非
常に困難であり、かつこのような塗布幅で接着されてい
る積層体を展張した場合に形成されるセルサイズは0.
79mmと微小となることから、作製した接着積層体を
展張してハニカム構造体を形成することができなかっ
た。
接着積層体を作製し、これを厚さ方向にセル開口形状が
長方形となるまで展張してハニカム構造体を製造したと
ころ、前記のセル数1200セル/in2 のセル開口形
状が正六角形となるべき積層体を展張した場合に得られ
るはずのハニカム構造体と同一のシート面積で、ほぼ同
一の有効表面積を有するセル開口形状が長方形のハニカ
ム構造体が得られた。結果を表3に示す。
ム構造体用に作製した接着積層体を、その接着剤塗布ラ
インに対して45度の角度で、幅10mmで裁断した。
このように裁断した積層体を展張して得たハニカム構造
体は、セル孔道が45度傾斜したハニカム構造体であっ
た。
アルミニウムハニカム構造体の孔道内面及び断面に二酸
化マンガン系触媒を坦持させて複写機用オゾンフィルタ
ーを製造した。この触媒坦持フィルターは、坦体として
のセル開口形状が長方形のアルミニウムハニカム構造体
からなる坦体の特性である、単位シート量当たりの大き
な有効表面積を有し、空気流の通過を制限するような狭
隘箇所がなく、空気流通過時の圧力損失が少ない等の特
性に由来して、従来のコルゲートハニカム構造やヘキサ
ゴンハニカム構造のアルミニウムハニカム坦体を使用し
た場合よりも複写機用フィルターの機能をより向上せし
めることができた。
ミニウムハニカム構造体の場合、従前のセル開口形状が
正六角形のハニカム構造体の有効表面積をより向上させ
ようとすると、より微小なセルサイズのハニカム構造体
の作製手法を開発しなければならない。本発明によれ
ば、前記した特定のハニカム構造体の作製方法と、該作
製方法における工夫された接着剤塗布条件を合わせ採用
することにより、従来のセル開口形状が正六角形のアル
ミニウムハニカムの有効表面積をさらに向上させること
ができる。
口形状を示す図。
に使用される接着積層体図。
図。
示す部分拡大図。
接着剤塗布部、4:孔道開口部、5:アルミニウム箔ラ
イナー、6:アルミニウム箔シートの中芯、7:接着積
層体、8:フィルター構造体、x:狭隘通路部分。
Claims (6)
- 【請求項1】 セル開口形状が長方形のアルミニウムハ
ニカム構造体。 - 【請求項2】 多数のアルミニウム箔シートが順次積層
され接着されている積層体であって、各シート間は、一
定間隔で同一方向に一定幅で、かつ塗布幅の4倍より大
きい間隔で平行塗布されており、互いに隣接する各シー
ト間でその塗布間隔が1/2間隔づつずらして塗布され
ている線状接着剤層により接着されているアルミニウム
泊シートの接着積層体をその積層方向に展張した、セル
開口形状が長方形であるアルミニウムハニカム構造体。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のセル開口形状が
長方形のアルミニウムハニカム構造体からなる触媒担
体。 - 【請求項4】 請求項3記載のセル開口形状が長方形の
アルミニウムハニカム構造体の孔道内面及び断面にオゾ
ン分解触媒を担持せしめたことを特徴とするアルミニウ
ムハニカム構造体。 - 【請求項5】 請求項3記載のセル開口形状が長方形の
アルミニウムハニカム構造体の孔道内面及び断面に脱臭
触媒及び/又は吸着剤を担持せしめたことを特徴とする
アルミニウムハニカム構造体。 - 【請求項6】 一面に平行な多数の線状接着剤塗布層を
有し、該線状接着剤塗布層は、それぞれの塗布幅の4倍
よりも大きい間隔で等間隔に配置されている第一のアル
ミニウム箔シートに、該第一のアルミニウム箔シートと
同一の第二のアルミニウム箔シートを貼着し、ついで該
第二のアルミニウム箔シート面に、第一のアルミニウム
箔シートに設けたと同様の幅及び同様の間隔で、かつ第
一のアルミニウム箔シートの線状接着剤塗布層とその塗
布位置が1/2間隔(ピッチ)ずれるように線状接着剤
塗布層を形成して第三のアルミニウム箔シートを貼着
し、同様に各シート間の線状接着剤塗布層のピッチが互
いに1/2間隔(ピッチ)づつずれるように線状接着剤
の塗布と該塗布面へのアルミニウム箔シートの貼着操作
を繰り返し、最後の接着剤塗布アルミニウム箔シート面
に最後のアルミニウム箔シートを貼着して作製されるア
ルミニウム箔シートの接着積層体を、その厚さ方向(重
ね合わせ方向)に展張してセル開口形状を長方形に形成
することを特徴とするアルミニウムハニカム構造体の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9215518A JPH1142437A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | アルミニウムハニカム構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9215518A JPH1142437A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | アルミニウムハニカム構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1142437A true JPH1142437A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16673749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9215518A Pending JPH1142437A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | アルミニウムハニカム構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1142437A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113815272A (zh) * | 2020-06-19 | 2021-12-21 | 金言实业集团有限公司 | 一种铝蜂窝板及制备工艺 |
-
1997
- 1997-07-28 JP JP9215518A patent/JPH1142437A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113815272A (zh) * | 2020-06-19 | 2021-12-21 | 金言实业集团有限公司 | 一种铝蜂窝板及制备工艺 |
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