JPH1142296A - 指屈伸運動助成具 - Google Patents

指屈伸運動助成具

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JPH1142296A
JPH1142296A JP21594697A JP21594697A JPH1142296A JP H1142296 A JPH1142296 A JP H1142296A JP 21594697 A JP21594697 A JP 21594697A JP 21594697 A JP21594697 A JP 21594697A JP H1142296 A JPH1142296 A JP H1142296A
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Takeshige Fujitani
武茂 藤谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手指を折り曲げたり、起立(伸ばしたり)し
て、指定した手指の屈伸運動を行うと共に、該運動に伴
う運動能力を得点表示化でき、該運動にゲーム性を取り
込める指屈伸運動助成具を提供する。 【解決手段】 被助成者の指の屈伸運動を助成するため
の指屈伸運動助成具であって、手で握ることができる形
状のケースを有し、特定指の屈伸運動を指示する屈伸運
動指示手段と、指折り曲げ状態検出部と指伸び状態検出
部を指屈伸状態検出手段と、指示に基づいて指屈伸運動
を行った際の指屈伸の反応時間、運動時間、指伸び状態
等の運動能力値として検出する制御手段、および該運動
能力値を得点表示する得点表示手段を設け、前記指屈伸
運動の運動能力値を得点表示で確認しながら指屈伸運動
が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手の指屈伸運動助
成具に係り、より詳細には、手指を折り曲げたり、起立
(伸ばしたり)して、指定した手指の屈伸運動を行うと
共に、該運動に伴う運動能力を得点表示化することで、
該運動にゲーム性を取り込んだ指屈伸運動助成具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、リハビリテーション等において使
用する指運動助成具(訓練具)としては、種々のものが
提案されていて、例えば、次のようなものがある。 周面に複数個の磁石を突出させたゴルフボール程度
の大きさの球体。この球体は、クルミの殻の代わりに用
いるもので、手指を動かすことで、運動神経や運動中枢
を刺激させ得ると共に、磁石により血行を高めるもので
ある(例えば、実開平6−48693号公報参照)。 片手で握ることのできる把持部と、この把持部から
横方向に延びる2つの隔たったアームと、このアームの
間で回転自在に支持されており、外周に多数本の螺旋状
突起を有する一対のローラと、このローラの端部にそれ
ぞれ固着されていて、互いに噛み合っている歯車とから
なる指訓練具。この訓練具は、把持部を手で握って手の
親指と、残りの3指のうちのいずれかの指とをそれぞれ
ローラに掛け、このローラを互いに反対方向に一定角度
の範囲で往復運動させるものである(特公昭52−38
456号、特開平9−66118号公報参照) そして、これらの指運動助成具は、いずれも指の運動を
活発化させ、運動神経を刺激させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した指運
動助成具は、『手指を動かして、手指に刺激を付与する
ことでマッサージ効果を得ることに主眼が置かれた助成
具』であるため、次のような課題がある。 飽き易く、長期間にわたっての使用が難しい。一般
的に、手指の運動神経を活発化させるには、この運動を
繰り返すことが必要であり、この繰り返しによって、始
めて、マッサージ効果が得られる。 これらの指運動助成具は、手の平、あるいは手指を
刺激することができるものの、指先に動きの大きな運動
をさせることができない。 等の課題がある。
【0004】ところで、指先に動きの大きな運動をさせ
る助成具としては、2つのリングあるいは筒体を接合し
た指運動助成具が提案されている(特開平7−2895
98号公報参照)。そして、この助成具によれば、5指
のうちの親指を除く隣接する2指を挿入して、強い握力
を有しない薬指等の指、あるいは欠損または機能劣化し
た指に対する補強機能を付与することができる。しか
し、この助成具も前述した助成具の同じく、飽き易く、
長期間にわたっての使用が難しい。
【0005】そこで、本発明者は、このような観点に立
脚し、種々、研究した結果、繰り返し使用ができ、指運
動助成に効果が認められる指運動助成具としては、 手指を単に刺激するのでなく、指の屈伸運動が繰り
返しできること、 携帯性を有し、手軽に使用できること、 ゲーム性を付与すること、 の〜の条件を満足するものであることを究明した。
【0006】本発明は、以上のような課題に対処して創
作したものであって、その目的とする処は、手指を折り
曲げたり、起立(伸ばしたり)して、指定した手指の屈
伸運動を行うと共に、該運動に伴う運動能力を得点表示
化でき、該運動にゲーム性を取り込める指屈伸運動助成
具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そして、上記課題を解決
するための手段としての本発明の指屈伸運動助成具は、
被助成者の指の屈伸運動を助成するための指屈伸運動助
成具であって、該被助成者が手で握ることができる形状
のケースを有し、該ケースには、該被助成者へ特定指の
屈伸運動を指示する屈伸運動指示手段と、該被助成者が
指を折り曲げた状態であることを検出する指折り曲げ状
態検出部と該被助成者が指を伸ばした状態であることを
検出する指伸び状態検出部をケース握りポジションに設
けた指屈伸状態検出手段と、該被助成者が前記屈伸運動
指示手段の指示に基づいて、該被助成者が指屈伸運動を
行った際の指屈伸の反応時間、運動時間、指伸び状態等
の運動能力値として検出する制御手段、および該運動能
力値を得点表示する得点表示手段を設け、前記指屈伸運
動の運動能力値を得点表示で確認しながら指屈伸運動が
行えることを特徴とする。
【0008】また、本発明の指屈伸運動助成具は、前記
発明において、前記ケースが、直方体状のケースから
なり、該ケースの上面または/および背面に親指を除く
指の屈伸状態を検出する指屈伸状態検出手段を設け、ま
た該ケースの側面に親指の屈伸状態を検出する指屈伸状
態検出手段を設けてなる構成、前記指屈伸状態検出手
段の指折り曲げ状態検出部が、前記各指のケース握りポ
ジションにおける指先側に設け、前記指起立状態検出部
が、該各指のケース握りポジションにおける指根元側に
設けてなる構成、前記屈伸運動指示手段と得点表示手
段が、共通の液晶を用いていて、該屈伸運動指示手段
が、該液晶の点滅により指示してなる構成をも特徴とす
る。
【0009】前記『ケース』は、通常、直方体、その他
の多面体からなり、洋服やシャツのポケットに収納で
き、手で握れる大きさが好ましい。前記指のケース握り
ポジションは、ケースを握った際の各指の位置をいい、
通常、仕切り線等を設けた構成としている。また、必要
に応じて、各指が嵌まる溝を形成した構成とすることも
できる。しかし、別段、仕切り線や指嵌合用溝等はなく
てもよい。前記屈伸運動指示手段としては、液晶パネル
を用いて、該パネルに表示される文字や記号等を点滅さ
せることで指示する形態が好ましい。その外の形態とし
ては、LED等を用いて、所定のプログラムに基づいて
指定指に対応するLEDを発光させる構成を用いること
ができる。通常、屈伸運動指示手段は、5指に対応し、
どの指を屈伸させるかについての指示体を有し、この指
示体が点滅あるいは発光等によって被助成者に視覚的に
認識させ得る形態からなる。また前記指折り曲げ状態検
出部としては、各指に対応して設けてあり、面スイッ
チ、押しボタンスイッチ等からなり、このスイッチの操
作によって、制御手段を介して、運動能力値として演算
処理され、得点表示手段によって特定として表示でき
る。前記指伸び状態検出部は、指定された指が起立して
前記ポジションから離れた場合において、所定角度以上
起立した際、これを検出するための検出部であって、通
常、光センサーを用いている。この光センサーは、各指
について複数個設けて、指の起立角度を検出するように
してもよい。また、前記制御手段は、ケースに内蔵した
CPUで構成していて、複数種類のプログラムを記録し
ている。また、前記運動能力値としては、被助成者が指
屈伸運動を行った際の指屈伸の反応時間、運動時間、指
伸び状態、指定した指と屈伸運動した指との正答率を用
いることかできる。
【0010】そして、本発明の指屈伸運動助成具は、電
源をONにし、かつケースの各ボジションを所定の指で
握って、指折り曲げ状態検出部の各スイッチをON状態
にする。この状態で、屈伸運動指示手段で指示される指
について屈伸運動を行うと、該屈伸運動による運動能力
値が、制御手段を介して得点表示手段によって特定とし
て表示できる。従って、この得点を見ながら、指屈伸運
動がゲーム感覚で繰り返しできることになる。
【0011】以上の説明より明らかなように、本発明の
指屈伸運動助成具によれば、被助成者が手で握ることが
できる形状のケースからなるので、その携帯性が良好に
なると共に、如何なる場所でも手軽に使用することがで
きる。また、該ケースの被助成者の各指のケース握りポ
ジションに、指折り曲げ状態検出部と指伸び状態検出部
からなる屈伸運動指示手段が設けてあるので、指の折り
曲げ状態、指の起立状態を性格に検出でき、指運動を確
実に行えるように助成できる。また、この指屈伸運動に
ついての運動能力値を得点とする得点表示手段が設けて
あり、この得点を確認しながら指の屈伸運動を行えるの
で、ゲーム感覚で気軽に指屈伸運動を行えるという効果
を有する。
【0012】前記発明において、前記ケースが、直方体
状のケースからなり、該ケースの上面または/および背
面に親指を除く指の屈伸状態を検出する指屈伸状態検出
手段を設け、また該ケースの側面に親指の屈伸状態を検
出する指屈伸状態検出手段を設けてなる構成にあって
は、前記ケースを良好に握ることができ、指の屈伸運動
をスムーズに行え、またケースの上面と背面の両面に形
成した構成にあっては、左右の手に対応できるという効
果を有する。また、前記指屈伸状態検出手段の指折り曲
げ状態検出部が、前記各指のケース握りポジションにお
ける指先側に設け、前記指起立状態検出部が、該各指の
ケース握りポジションにおける指根元側に設けてなる構
成にあっては、指の屈伸運動が運動動作を大きく、かつ
正確に行えるという効果を有する。また、前記屈伸運動
指示手段と得点表示手段が、共通の液晶を用いていて、
該屈伸運動指示手段が、該液晶の点滅により指示してな
る構成にあっては、助成具全体の構成をコンパクト化す
ることができるという効果を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明を具体化した実施例について説明する。ここに、図1
〜図5は、本発明の一実施形態を示し、図1は斜視図、
図2(a)〜(f)は各面を示す図、図3、図4は使用
状態を説明するための説明図、図5はブロック図であ
る。そして、本実施形態の指屈伸運動助成具は、図1〜
図2に示すように、概略すると、ケース1と、指屈伸状
態検出手段2と、制御手段3と、屈伸運動指示手段4、
および得点表示手段5の5つの部分から構成してある。
【0014】ケース1は、片方の手で握ることができる
大きさの直方体(6面体)からなるケースであって、通
常、合成樹脂や金属で形成してある。そして、ケース1
の外面には、指屈伸状態検出手段2と屈伸運動指示手段
4、および得点表示手段5が設けてあり、またケース1
の内部には、制御手段3が設けてある。ケース1は、厚
み:1.5cm〜3cm程度、縦:4cm〜6cm程
度、横:7cm〜10cm程度の大きさで、手で程よく
握れる形態にしてある。しかし、このケースの形状、大
きさは、この助成具を使用する人の手のサイズによっ
て、任意の大きさ、形状とすることができる。そして、
ケース1の上面1a、裏面1b、および側面1cには、
屈伸状態検出手段2を設けるための各指のケース握りポ
ジション6(6a,6b,6c,6d,6e)が設けて
ある。このケース握りポジション6は指屈伸状態検出手
段2を操作するためのセット位置を示している。なお、
ケース握りポジション6は、別段、個別に形成する必要
はない。単に、指を握る場合のセット位置を示す。ここ
では、仕切り線10によって示している。
【0015】指屈伸状態検出手段2は、ケース1を手で
握った状態において、各指を屈伸させた際、その折り曲
げた状態と、伸ばした状態を検出するための部分であっ
て、指折り曲げ状態検出部7(7a,7b,7c,7
d,7e)と該被助成者が指を伸ばした状態であること
を検出する指伸び状態検出部8(8a,8b,8c,8
d,8e)が設けてある。指折り曲げ状態検出部7は、
面スイッチや押しボタンスイッチ等のスイッチによって
形成してあり、指折り曲げ状態検出部7aは、親指の折
り曲げ状態検出部で、ケース1の側面1cに設けてあ
る。指折り曲げ状態検出部7b〜7eは、ケース1の上
面1aと裏面1bの両面に設けあり、左右の手に対応で
きる形態としてある。ここで、指折り曲げ状態検出部7
b〜7eのうち、7bは人指し指用、7cは中指用、7
dは薬指用、7eは小指用の折り曲げ状態検出部であ
る。また指伸び状態検出部8は、光センサーによって形
成してある。指伸び状態検出部8aは、親指の伸び状態
検出部で、ケース1の側面1cに設けてある。指伸び状
態検出部8b〜8eは、ケース1の上面1aと裏面1b
の両面に設けあり、左右の手に対応できる形態としてあ
る。ここで、指伸び状態検出部8b〜8eのうち、8b
は人指し指用、8cは中指用、8dは薬指用、8eは小
指用の伸び状態検出部である。そして、この指折り曲げ
状態検出部7は、ケース握りポジション6の指先側に設
けてあり、指伸び状態検出部8は、ケース握りポジショ
ン6の指根元側に設けてある。指折り曲げ状態検出部7
でスイッチを投入した状態であれば、指定された指につ
いて折り曲げた状態にあることが検出でき、また指伸び
状態検出部8が、他の指については、指折り曲げ状態検
出部7が検出していて、指定された指について、その指
の存在を検出しなければ、害指が所定以上の伸び状態に
あることを検出できる。この指伸び状態検出部8は、ケ
ース握りポジション6において、指根元側から指先側に
かけて複数個配置した構成とすることもできる。この構
成にあっては、指の伸び角度を検出することができる。
そして、この指折り曲げ状態検出部7、指伸び状態検出
部8で検出された検出信号はケース1に設けてある制御
手段3に伝達される。
【0016】制御手段3は、通常、ケース1の内部に内
蔵されていて、ボード上に配置されたCPUチップから
なる。この制御手段3は、図5のブロック図に示すよう
に、指屈伸運動指示手段4で被助成者にどのボジション
6の指を屈伸させるかを指示するためのプログラムが記
録されていて、このプログラムに従って、指屈伸運動指
示手段4で表示させ、また指屈伸状態検出手段2で得ら
れた検出信号から、被助成者が指屈伸運動を行った際の
指屈伸の反応時間、運動時間、指伸び状態等の運動能力
値として演算処理し、これを指屈伸運動の運動能力値と
して得点表示手段5で得点表示させるための制御部分で
ある。
【0017】指屈伸運動指示手段4は、被助成者にどの
ボジション6の指を屈伸させるかを指示するため部分で
あり、ケース1の正面1dに設けてある。指屈伸運動指
示手段4は、得点表示手段5と一体表示できるように液
晶パネルからなる表示器(4a,4b,4c,4d,4
e)で形成している。この指屈伸運動指示手段4を形成
する表示器(4a,4b,4c,4d,4e)は、各指
折り曲げ状態検出部7(7a,7b,7c,7d,7
e)と指伸び状態検出部8(8a,8b,8c,8d,
8e)に対応した5つの表示器からなる。そして、指屈
伸運動指示は、指定する指に対応する液晶を点滅させる
ことで被助成者に指示を与える構成としている。また、
得点表示手段5は、前述したように、表示器(4a,4
b,4c,4d,4e)を兼用して、得点表示器(5
a,5b,5c,5d,5e)からなる。
【0018】また、ケース1の背面(図2c参照)に
は、切り換えスイッチ9(9a,9b,9c,9d,9
e)が設けてある。この切り換えスイッチ9は、一部の
指に不自由な指がある場合、その指の運動能力値の得点
判定から外すためのスイッチである。このスイッチを入
れた指については、その指屈伸運動による得点から外し
て、自由な指についてのみの運動能力の得点を得ること
ができる。例えば、薬指が不自由であれば、スイッチ9
cを投入することで、この薬指に対応するポジション6
cにおける指伸び状態検出部8c、指折り曲げ状態検出
部7cからの検出信号を無視する等することができる構
成としてある。なお、図面において、11はスタートス
イッチ、12はプログラム切り換えスイッチ、13は電
源スイッチである。
【0019】そして、本実施形態の指屈伸運動助成具
は、まず、ケース1の各ポジション6に対応する指をセ
ットするようにして、該ケース1を下方の手で握り、こ
の状態で、電源スイッチ13をONにすると、表示器
(4a,4b,4c,4d,4e)が、制御手段3に記
録されている一連のプログラムに従って、指屈伸をさせ
る指に対応する表示器(4a,4b,4c,4d,4
e)の何れかが点滅、その他種々の形状として表示され
る。ここで、表示器としては、液晶表示パネルを用いて
いるので、表示器上に種々の形状を表示させることがで
きるため、同時に視覚神経をも刺激できる。そして、被
助成者は、この指示表示に従って対応する指について屈
伸運動をする。すると、この屈伸運動をしているか、否
かを、指伸び状態検出部8、指折り曲げ状態検出部7が
検出し、の検出信号が制御手段3に伝達され、その屈伸
運動の反応時間や、正答率が演算処理され、この処理デ
ータが、運動能力値として、得点表示器5に表示される
ことになる。従って、被助成者(助成具使用者)は、こ
の得点表示器5に表示される得点を見ながら指屈伸運動
をすることができるため、今回あるいは現在の得点が難
点であるかを把握しながら屈伸運動ができることにな
る。そのため、ゲーム感覚でもって指屈伸運動をするこ
とができるため、飽きることなく繰り返して、屈伸運動
をすることができる。また、プログラム切り換えスイッ
チ12を操作して、指屈伸をさせる指の指示プログラム
を変更、切り換えすることによっても、飽きを解消でき
ると共に、より高度で、複雑な屈伸運動を行うことがで
きる。また、得点表示は、一回単位でなく、1週間、1
ケ月単位で合計得点を表示させることで、より楽しくゲ
ーム感覚で指の屈伸運動を行うことがてき、リハビリ効
果をいっそう高めることもできる。
【0020】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものでなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で
変形実施できる構成を含む。因に、前述した実施形態に
おいては、指折り曲げ状態検出部と指伸び状態検出部を
ケースの上面と裏面の両面に設けた構成で説明したが、
一面にのみ形成した構成としてもよいことは当然であ
る。また、両面に指折り曲げ状態検出部と指伸び状態検
出部を設ける場合は、指折り曲げ状態検出部および/ま
たは指伸び状態検出部について、ケースの表裏の同一対
応個所に設けることが好ましい。この構成とすること
で、内部の制御手段の形態を簡略化することか可能にな
るという利点を有する。また、親指についての折り曲げ
状態検出部と指伸び状態検出部については左右の手の両
方について兼用できるようにすることが好ましい。従っ
て、折り曲げ状態検出部と指伸び状態検出部を、それぞ
れ9個設ければよい。また、ケースの形状等は種々の形
態とすることができることは当然である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図2(a)は、上面図、図2(b)は正面図、
図2(c)は背面図、図2(d)は左側面図、図2
(e)は右側面図である。
【図3】使用状態を説明するための説明図である。
【図4】使用状態を説明するための説明図である。
【図5】本実施形態のブロック図である。
【符号の説明】
1・・・ケース、2・・・指屈伸状態検出手段、3・・
・制御手段、4・・・屈伸運動指示手段、5・・・得点
表示手段、6・・・ケース握りポジション、7・・・指
折り曲げ状態検出部、8・・・指伸び状態検出部、9・
・・切り換えスイッチ、10・・・仕切り線、11・・
・スタートスイッチ、12・・・プログラム切り換えス
イッチ、13・・・電源スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被助成者の指の屈伸運動を助成するため
    の指屈伸運動助成具であって、該被助成者が手で握るこ
    とができる形状のケースを有し、該ケースには、該被助
    成者へ特定指の屈伸運動を指示する屈伸運動指示手段
    と、該被助成者が指を折り曲げた状態であることを検出
    する指折り曲げ状態検出部と該被助成者が指を伸ばした
    状態であることを検出する指伸び状態検出部をケース握
    りポジションに設けた指屈伸状態検出手段と、該被助成
    者が前記屈伸運動指示手段の指示に基づいて、該被助成
    者が指屈伸運動を行った際の指屈伸の反応時間、運動時
    間、指伸び状態等の運動能力値として検出する制御手
    段、および該運動能力値を得点表示する得点表示手段を
    設け、前記指屈伸運動の運動能力値を得点表示で確認し
    ながら指屈伸運動が行えることを特徴とする指屈伸運動
    助成具。
  2. 【請求項2】 前記ケースが、直方体状のケースからな
    り、該ケースの上面または/および背面に親指を除く指
    の屈伸状態を検出する指屈伸状態検出手段を設け、また
    該ケースの側面に親指の屈伸状態を検出する指屈伸状態
    検出手段を設けてなる請求項1に記載の指屈伸運動助成
    具。
  3. 【請求項3】 前記指屈伸状態検出手段の指折り曲げ状
    態検出部が、前記各指のケース握りポジションにおける
    指先側に設け、前記指起立状態検出部が、該各指のケー
    ス握りポジションにおける指根元側に設けてなる請求項
    1または2に記載の指屈伸運動助成具。
  4. 【請求項4】 前記屈伸運動指示手段と得点表示手段
    が、共通の液晶を用いていて、該屈伸運動指示手段が、
    該液晶の点滅により指示してなる請求項1〜3のいずれ
    かの項に記載の指屈伸運動助成具。
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