JPH1141656A - データ通信方法並びに移動機及び無線基地局装置 - Google Patents

データ通信方法並びに移動機及び無線基地局装置

Info

Publication number
JPH1141656A
JPH1141656A JP9209641A JP20964197A JPH1141656A JP H1141656 A JPH1141656 A JP H1141656A JP 9209641 A JP9209641 A JP 9209641A JP 20964197 A JP20964197 A JP 20964197A JP H1141656 A JPH1141656 A JP H1141656A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reservation
packet
code
band
mobile station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9209641A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Tatsumi
昭憲 巽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9209641A priority Critical patent/JPH1141656A/ja
Priority to KR1019997002299A priority patent/KR100326779B1/ko
Priority to AU82435/98A priority patent/AU8243598A/en
Priority to PCT/JP1998/003203 priority patent/WO1999004592A1/ja
Priority to CN98801012A priority patent/CN1234953A/zh
Priority to EP98932554A priority patent/EP0936832A4/en
Priority to CA002266508A priority patent/CA2266508A1/en
Publication of JPH1141656A publication Critical patent/JPH1141656A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J13/00Code division multiplex systems
    • H04J13/16Code allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • H04Q11/0478Provisions for broadband connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0466Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource the resource being a scrambling code

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチコードパケット通信で同時アクセ
スによる予約パケットの衝突を効果的に抑制すること。 【解決手段】 複数の移動機1と基地局2との間でマル
チコードパケット伝送方式でデータ伝送を行う。移動機
1は、乱数発生部7で発生した乱数に基づきコード選択
部8が1つのコードをランダムに選択する。予約パケッ
ト生成部4が生成した予約パケットを選択したコードを
使用して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA方式でパ
ケット交換形のデータ通信を行うためのデータ通信方法
並びに移動機及び無線基地局装置に係り、特に複数のコ
ードを使用するマルチコードパケット伝送方式に好適な
データ通信方法並びに移動機及び無線基地局装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CDMA(Code Division Multiple
Access)移動通信システムにおけるパケット交換では、
伝送信号を一定の大きさのパケットに区切って通信する
ため回線交換の多元接続のような符号によるチャネル分
割は行わず、同一帯域同一コードに離散的にパケットを
送受信する。
【0003】同時通信する移動局数が少なくパケット量
が少ない場合は、衝突の確立が少ないため、ランダムに
パケットを送信することができる。この方式は、ランダ
ム・アクセス多元接続と呼ばれる。
【0004】一方、移動局の数が増えてくると、パケッ
トの衝突の確立が高くなってくるため、パケット伝送帯
域へのアクセスを何らかの方法で制御する必要がある。
たとえば、上り伝送パケットを送ろうとする端末が予約
パケットを送出し、予約パケットを受信した基地局がチ
ャネル使用のスケジューリングを行い、パケット制御チ
ャネルで端末に送信すべきチャネルとタイミングを通知
するといった方法をとることができる。この際、予約チ
ャネルは複数パケットが重なって送信されることがある
が、CDMA方式では1chip以上の時間差があれば
別々に復調可能なため衝突が起こりにくいという利点が
ある。
【0005】ところで、単一のコードで対応できるパケ
ット数には限りがあるため、将来的な移動機数の増大に
も十分に対応するためには、複数のコードを使用して送
受信するマルチコード化を図る必要がある。
【0006】図9にマルチコードパケット伝送方式にお
ける予約手順を示す。MSは移動機、BTSは基地局で
ある。移動機からランダムに送信される複数の予約パケ
ット1〜3を受けた基地局で別々の使用コードを割り付
けた予約確認パケット1〜3を各移動機に送信すること
により、各移動機が許可されたコードを使用してデータ
パケットの送信を開始する。
【0007】このように、伝送帯域を複数のコードを使
用するマルチコード化することにより、伝送容量を増大
することができ移動機の増加に伴うパケット数の増大に
も対応することができる。また、単一の移動機が瞬時に
大容量のデータを伝送する場合にもコードを複数確保す
ることにより短時間で送受信することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数コ
ードを使用してパケット通信を行う場合であっても、予
約パケットを基地局へ送信する際に使用するコードが同
一であれば増大した予約パケットの衝突は避けることが
できない。
【0009】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたものであり、マルチコードパケット通信で予約パケ
ットのコードをランダム化することにより、又は予約パ
ケット数自体を減少させることにより、移動機からの同
時アクセスによる予約パケットの衝突を効果的に抑制す
ることのできるマルチコードパケット伝送方法及び装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために次のような手段を講じた。
【0011】請求項1記載の発明は、複数のコードを用
いてランダムにアクセスしてパケット交換形の通信を行
うデータ通信方法であり、移動機が基地局に帯域を予約
する場合、乱数に基づいて複数のコードの中から1つの
コードを選択し、選択したコードを用いて予約パケット
を送出する構成を採る。
【0012】また、請求項15記載の発明は、無線基地
局との間でマルチコードでパケット交換形の通信を行う
移動機であり、パケット送信要求が発生すると予約パケ
ットを生成する予約パケット生成手段と、乱数を発生す
る乱数発生手段と、発生した乱数に基づき複数のコード
から1つのコードをランダムに選択するコード選択手段
と、選択したコードを使用して予約パケットを送信する
予約手段とを具備する構成を採る。
【0013】これらの構成により、各移動機が予約パケ
ットを送信するのに使用するコードが乱数でランダム化
されることから、複数の移動機からの同時アクセスによ
る予約パケットの衝突を軽減することができる。
【0014】請求項2記載の発明は、複数のコードを用
いてランダムにアクセスしてパケット交換形の通信を行
うデータ通信方法であり、移動機が基地局に帯域を予約
する場合、移動機の識別子に対して割り振られたコード
を用いて予約パケットを送出する構成を採る。
【0015】また、請求項16記載の発明は、無線基地
局との間でマルチコードでパケット交換形の通信を行う
移動機であり、パケット送信要求が発生すると予約パケ
ットを生成する予約パケット生成手段と、移動機識別子
に割り振られたコードを発生させるコード発生手段と、
発生したコードを使用して予約パケットを送信する予約
手段とを具備する構成を採る。
【0016】これらの構成により、各移動機が予約パケ
ットを送信するのに使用するコードが移動機識別子でラ
ンダム化されることから、複数の移動機からの同時アク
セスによる予約パケットの衝突を軽減することができ
る。
【0017】また、請求項14記載の発明は、複数のコ
ードで確保された伝送帯域にランダムアクセスしてパケ
ット交換形の通信を行うデータ通信方法であり、基地局
においてコード毎のトラヒックを監視し、トラヒック量
に応じてコードに対する移動機識別子の分配を変え、変
更した識別子分配情報を送信する構成を採る。
【0018】この構成により、移動機に対してコードの
使用状況に応じて更新した分配識別子を報知することが
できる。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項2記載のデ
ータ通信方法において、コードのトラヒック状態に応じ
て移動機の識別子に対して割り振るコードを動的に変化
させる構成を採る。
【0020】このような構成により、特定のコードのト
ラヒックが高くなった場合には、高トラヒックコードに
含まれる一部の移動機識別子を低トラヒックのコードに
含まれるように分配を変えることにより、トラヒック状
況に応じて予約パケットの衝突の可能性を下げるように
切替えることができる。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3のいずれかに記載のデータ通信方法において、移動
機は、希望帯域数の指定と、全帯域数が予約されたか否
かを即時通知する指定を含む予約パケットを送信する構
成を採る。
【0022】また、請求項9記載の発明は、複数のコー
ドを用いてランダムアクセスしてパケット交換形の通信
を行うデータ通信方法であり、基地局が移動機から予約
パケットを受信した場合、予約パケットに含まれた表示
内容に基づいた処理を実行して、即時に全帯域数が予約
可能な場合にのみ帯域を予約し、予約結果を表示した予
約確認パケットを予約元の移動機に送信する構成を採
る。
【0023】また、請求項17記載の発明は、複数移動
機との間でマルチコードでパケット交換形の通信を行う
無線基地局装置であり、マルチコードで確保された伝送
帯域の使用状況を管理する帯域管理手段と、受信予約パ
ケットの内容を分析する予約パケット分析手段と、予約
パケットの分析結果から予約元の移動機が即時に全帯域
数を確保できる場合にのみ帯域を予約することを要求し
ていれば、前記帯域管理手段に問い合わせて即時に指定
されている全帯域数を確保できる場合に帯域予約する全
帯域確保手段と、予約の可否を表示した予約確認パケッ
トを生成する予約確認パケット生成手段とを具備する構
成を採る。
【0024】これらの構成により、1つの予約パケット
で一度に複数の帯域を確保することができ、予約パケッ
ト数を減少することができる。
【0025】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項3のいずれかに記載のデータ通信方法において、移動
機は、希望帯域数の指定と、予約できた帯域数を即時通
知する指定とを含む予約パケットを送信する構成を採
る。
【0026】また、請求項10記載の発明は、複数のコ
ードで確保された伝送帯域にランダムアクセスしてパケ
ット交換形の通信を行うデータ通信方法であり、基地局
が移動機から予約パケットを受信した場合、予約パケッ
トに含まれた表示内容に基づいた処理を実行して、即時
に予約可能な帯域があれば最低限その帯域だけでも予約
し、予約結果を表示した予約確認パケットを予約元の移
動機に送信する構成を採る。
【0027】また、請求項18記載の発明は、複数移動
機との間でマルチコードでパケット交換形の通信を行う
無線基地局装置であり、マルチコードで確保された伝送
帯域の使用状況を管理する帯域管理手段と、受信予約パ
ケットの内容を分析する予約パケット分析手段と、予約
パケットの分析結果から予約元の移動機が即時に確保で
きる帯域があれば最低限その帯域だけでも予約すること
を要求していれば、前記帯域管理手段に問い合わせて即
時に確保できる帯域があれば帯域予約する一部帯域確保
手段と、予約した帯域数又は予約不可を表示した予約確
認パケットを生成する予約確認パケット生成手段とを具
備する構成を採る。
【0028】これらの構成により、希望した全ての帯域
を確保することができない場合であっても一部の帯域を
確保できる場合には、予約可能な分だけ使用することが
可能になる。この結果、時間を開けずに即座にパケット
通信に入れる可能性を上げることができると共に、予約
パケットの数を減少できる。
【0029】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項3のいずれかに記載のデータ通信方法において、移動
機は、希望帯域数の指定と、指定した全帯域について確
保できるフレーム番号を通知する指定とを含む予約パケ
ットを送信する構成を採る。
【0030】また、請求項11記載の発明は、複数のコ
ードで確保された伝送帯域にランダムアクセスしてパケ
ット交換形の通信を行うデータ通信方法であり、基地局
が移動機から予約パケットを受信した場合、予約パケッ
トに含まれた表示内容に基づいた処理を実行して、数フ
レーム待てば全帯域予約可能であれば数フレーム先の空
きを確保して指定された全帯域数の予約を行い、予約し
た各帯域でのフレーム番号を表示した予約確認パケット
を予約できた時点で予約元の移動機に送信する構成を採
る。
【0031】また、請求項19記載の発明は、複数移動
機との間でマルチコードでパケット交換形の通信を行う
無線基地局装置であり、マルチコードで確保された伝送
帯域の使用状況を管理する帯域管理手段と、受信予約パ
ケットの内容を分析する予約パケット分析手段と、予約
パケットの分析結果から予約元の移動機が即時に全帯域
予約できなくても全帯域予約可能な状況になった時点で
全帯域予約することを要求していれば、前記帯域管理手
段に問い合わせて帯域状況から数フレーム先までの空き
を見つけて指定された全帯域数を予約する帯域確保手段
と、予約した帯域のフレーム番号を表示した予約確認パ
ケットを生成する予約確認パケット生成手段とを具備す
る構成を採る。
【0032】これらの構成により、予約パケットで指定
した帯域をすぐに確保できなくても、しばらく待てば空
きがある場合に空きフレームに帯域を確保するので予約
が確立する確立が高くなり、予約パケット数の削減を図
ることができる。
【0033】請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求
項3のいずれかに記載のデータ通信方法において、移動
機は、希望帯域数の指定と、全帯域を使用できるように
なった時点で通知する指定とを含む予約パケットを送信
する構成を採る。また、請求項12記載の発明は、複数
のコードで確保された伝送帯域にランダムアクセスして
パケット交換形の通信を行うデータ通信方法であり、基
地局が移動機から予約パケットを受信した場合、予約パ
ケットに含まれた表示内容に基づいた処理を実行して、
全帯域を確保できるようになった時点で予約確認パケッ
トを予約元の移動機に送信する構成を採る。
【0034】また、請求項20記載の発明は、請求項1
9記載の無線基地局装置において、予約パケットで指定
された全帯域を予約できた時点で予約元の移動機へ予約
した帯域のフレーム番号を設定した予約確認パケットを
送信する構成を採る。
【0035】この構成により、予約確立が高くなり予約
パケットの数を減少できる。
【0036】請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求
項3のいずれかに記載のデータ通信方法において、移動
機は、希望帯域数の指定と、一部の帯域でも予約できる
ようになった時点で随時通知する指定とを含む予約パケ
ットを送信する構成を採る。
【0037】また、請求項13記載の発明は、複数のコ
ードで確保された伝送帯域にランダムアクセスしてパケ
ット交換形の通信を行うデータ通信方法であり、基地局
が移動機から予約パケットを受信した場合、予約パケッ
トに含まれた表示内容に基づいた処理を実行して、一部
の帯域を予約できるようになった時点で確保した帯域の
コード種別とフレーム番号とを予約確認パケットに設定
して予約元の移動機に送信する構成を採る。
【0038】また、請求項21記載の発明は、複数移動
機との間でマルチコードでパケット交換形の通信を行う
無線基地局装置であり、マルチコードで確保された伝送
帯域の使用状況を管理する帯域管理手段と、受信予約パ
ケットの内容を分析する予約パケット分析手段と、予約
パケットの分析結果から予約元の移動機が予約できた帯
域数を即時通知するように指定していれば、前記帯域管
理手段に問い合わせて即時に確保できる帯域があれば帯
域予約する一部帯域確保手段と、予約した帯域数又は予
約不可を表示した予約確認パケットを生成する予約確認
パケット生成手段とを具備する構成を採る。
【0039】これらの構成により、予約パケットで指定
した帯域をすぐに確保できなくても、しばらく待てば空
きがある場合に、空きフレームに帯域を確保するので予
約が確立する確立が高くなり、予約パケット数の削減を
図ることができる。
【0040】請求項22記載の発明は、請求項15又は
請求項16記載の移動機と、請求項17乃至請求項21
のいずれかに記載の無線基地局装置とか移動無線通信シ
ステムを構成する。
【0041】このような構成により、予約パケットの衝
突が少なく、また予約パケット数を減らすことのできる
移動無線通信システムを実現できる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して具体的に本
発明の実施の形態について説明する。
【0043】(実施の形態1)図1に、本発明にかかる
実施の形態1のCDMA移動通信システムの機能ブロッ
クを示す。
【0044】本実施の形態1のCDMA移動通信システ
ムは、CDMA方式によるデータ伝送を行う移動機1と
基地局2とを備えて構成される。
【0045】移動機1は、複数コードを用いるマルチコ
ードパケット伝送を制御するパケット送信制御部3、予
約パケットを生成する予約パケット生成部4、帯域確保
後のデータ送信を行うデータ送信部5、パケットデータ
を使用コードに対応した符号系列でCDMA変調して基
地局2に無線送信する無線送信部6を備える。また、移
動機1は、乱数発生部7、発生した乱数に基づいて使用
するコードを選択するコード選択部8、無線送信部6が
予約パケットを送信するのに使用するコードをコード選
択部8の選択コードに切替えるスイッチ9を備えるもの
である。さらに、移動機1は、基地局2等からの送信デ
ータを受信する無線受信部11、受信した予約確認パケ
ットを分析して確保帯域等の情報をパケット送信制御部
3へ伝える予約確認パケット分析部12、報知情報等か
らフレームタイミングを生成するタイミング生成部1
3、フレーム内の使用ブロックを選択するオフセット選
択部14及びデータ受信部15を備える。
【0046】基地局2は、移動機1からの送信データを
受信する無線受信部21、受信した予約パケットを分析
する予約パケット分析部22、予約パケットの設定に応
じて帯域を確保する帯域確保部23、帯域管理部24を
備えている。また、基地局2は、帯域確保部23から渡
される予約帯域を移動機1へ通知する帯域予約結果通知
部25、帯域予約結果をパケットに変換する予約確認パ
ケット生成部26、送信データをCDMA変調して送信
する無線送信部27を備える。さらに、基地局2は、無
線受信部21で受信した受信データを扱うデータ受信部
28、基地局2からのデータ送信を行うデータ送信部2
9を備えている。
【0047】次に、以上のように構成されたCDMA移
動通信システムにおいて実際の送信データのパケット伝
送に先立って行われる帯域予約の動作について説明す
る。
【0048】図2にマルチコードパケット伝送方式での
予約手順のシーケンス図を示し、図3にマルチコードパ
ケット伝送方式で確保される帯域の概念図を示す。一般
のパケット伝送方式では、1符号系列で送信データをス
ペクトル拡散して送受信する1つの帯域(コード)が確
保され、その一つの帯域に複数の端末又は基地局がラン
ダムにアクセスして時分割にブロック単位でパケットを
送受信する。一方、本実施形態で採用するマルチコード
パケット伝送方式では、種類の異なる複数の符号系列で
送信データをスペクトル拡散できるようにして同時に複
数の帯域(マルチコード)を確保できるようにしてい
る。図3(a)〜(c)には、3つの符号系列を使用し
て3つの帯域を確保した例が示されており、各符号系列
で確保される帯域をコード1〜3と呼んでいる。
【0049】図1に示す移動機1において、パケット送
信要求が発生すると、パケット送信制御部3が予約パケ
ット生成部4に対して予約パケットの生成を指示する。
予約パケット生成部4はパケット送信制御部3から指示
を受けると基地局2に対して帯域を予約する予約パケッ
トを生成する。
【0050】図4(a)に予約パケットのフレームフォ
ーマットを示す。予約パケットには、当該パケットの種
別を示すパケット識別子、予約パケットの送信先となる
宛先(基地局)、予約パケットの発信元を示す出元(本
移動機)、予約を入れたい帯域の数を設定した予約コー
ド数、予約タイプ等がセットされる。
【0051】移動機1では、大容量のデータを瞬時に伝
送したい場合に予約コード数に最大数(コード数=3
本)を設定し、少ないデータを伝送する場合には予約コ
ード数に最小数(コード数=1本)を設定することにな
る。また、予約タイプとは、(a)予約コード数に示さ
れた全ての帯域を確保できた場合にだけ予約を入れる、
(b)予約コード数に示された全ての帯域を確保できな
いが一部の帯域に予約を入れられるならばその帯域だけ
でも予約を入れる、といった移動機1の希望する予約形
態のことである。同時に希望した全帯域を確保できなけ
れば意味が無いような場合、(a)の予約タイプをセッ
トすることになる。また、小さいデータを時間を置かず
に速く送りたいような場合、(b)の予約タイプをセッ
トすることになる。
【0052】以上のようなフレームフォーマットを有す
る予約パケットが、無線送信部6の所定コードに対応し
た信号処理系に入力される。予約パケットが入力する無
線送信部6の信号処理系はスイッチ9にて切替えられ
る。具体的には、乱数発生部7から出力される乱数でコ
ード1〜コード3のいずれかをコード選択部8で選択し
てスイッチ9の切替を制御する。したがって、予約パケ
ットを伝送する帯域はコード1〜コード3の中からラン
ダムに選択されることになる。
【0053】無線送信部6では、予約パケットをランダ
ムに選択されたコードのフレームの所定ブロックに挿入
する。図3に示すように、1フレームは複数のブロック
に分割されて管理されており、オフセット選択部14か
ら与えられるオフセット信号にてランダムに選択された
ブロックに挿入される。
【0054】ここで、無線受信部11からタイミング生
成部13に対してスーパーフレームの先頭ビットに同期
したタイミング信号が与えられる。タイミング生成部1
3は、このタイミング信号を基準にして現在のフレーム
に対する同期を検出しオフセット選択部14へ入力す
る。オフセット選択部14は、1フレームの先頭からの
オフセットを決めて該当ブロックへ予約パケットを挿入
するように動作する。
【0055】このように、予約パケットを伝送するコー
ドがランダムに選択され、さらに1フレーム内のブロッ
クまでもランダムに選択されるので、複数の移動機から
出される予約パケットはコードとブロックとに対する2
種類のランダム化処理により予約パケットが特定のコー
ド及びブロックに集中することを完全に抑制できる。
【0056】一方、基地局2の無線受信部21では、移
動機1から受信したパケットのパケット識別子が予約パ
ケットであれば、その予約パケットを予約パケット分析
部22へ渡して内容をチェックする。予約パケット分析
部22は、帯域確保部23に予約パケットに設定されて
いた出元と予約コード数と予約タイプとを通知する。
【0057】帯域確保部23は、全帯域確保部23−A
と一部帯域確保部23−Bとを備えている。帯域確保部
23では、予約パケット分析部22から通知された予約
タイプに応じて、全帯域確保部23−A又は一部帯域確
保部23−Bのいずれか一方を起動する。
【0058】いま、予約タイプとして上記(a)の予約
タイプが通知された場合、全帯域確保部23−Aが起動
される。全帯域確保部23−Aは、予約パケット分析部
22から通知された予約コード数の全てについて帯域を
予約できるか否か帯域管理部24に問い合わせを行う。
【0059】帯域管理部24は、コード1〜3の使用状
況及び予約状況を管理していて、全帯域確保部23−A
から問合わせを受けると、該当するコードの使用状況及
び予約状況を答える。全帯域確保部23−Aは、使用状
況及び予約状況から予約コード数の全てについて帯域を
予約できるか否か判断する。判断の結果、予約コード数
の全てについて帯域を予約できる場合は、帯域管理部2
4に対して予約コード数の全帯域について予約を入れる
一方、帯域予約結果通知部25に対して予約OKを通知
する。予約コード数の一部の帯域しか予約できない状況
であれば、又は現時点では全て予約済みであれば、予約
NGを帯域予約結果通知部25に対して通知する。
【0060】また、予約タイプとして上記(b)の予約
タイプが通知された場合、一部帯域確保部23−Bが起
動される。一部帯域確保部23−Bは、予約パケット分
析部22から通知された予約コード数の全てについて帯
域を予約できるか否か帯域管理部24に問い合わせを行
う。
【0061】全コード数について予約可能な場合は、上
記同様に帯域管理部24に対して予約コード数の全帯域
について予約を入れる一方、帯域予約結果通知部25に
対して予約OKを通知する。
【0062】また、予約コード数の一部しか予約できな
いような状況であれば、予約可能な帯域について帯域管
理部24に予約を入れる一方、帯域予約結果通知部25
に対して一部だけ予約を入れた予約コード数及びコード
種別を通知する。なお、予約コード数の全てについて予
約が取れない様であれば予約NGを帯域予約結果通知部
25に対して通知する。
【0063】帯域予約結果通知部25では、帯域確保部
23から通知された情報に基づいて予約元の移動機1に
対する帯域予約結果通知を作成して予約確認パケット生
成部26へ渡す。具体的には、予約元の移動機1の宛先
情報と予約に対する予約OK/NGの情報又は一部予約
の取れた予約コード数を予約確認パケット生成部26へ
入力する。
【0064】予約確認パケット生成部26は、帯域予約
結果通知部25から与えられる帯域予約結果通知に基づ
いて予約確認パケット1を生成して無線送信部27に入
力する。図4(b)に全帯域確保部23−Aの帯域確保
結果に対する予約確認パケット1のフレームフォーマッ
トを示している。予約確認パケット1には予約OK/N
Gの情報が挿入されている。図4(c)に一部帯域確保
部23−Bの帯域確保結果に対する予約確認パケット2
のフレームフォーマットを示している。予約確認パケッ
ト2には一部確保できた帯域の予約コード数及びコード
種別が挿入されている。一部帯域確保部23−Bの帯域
確保結果であっても予約NGの場合は図4(b)に示す
フレームフォーマットにて予約確認パケットが作成され
る。
【0065】移動機1では、無線受信部11がパケット
識別子に基づいて受信パケットから予約確認パケットを
抽出して予約確認パケット分析部12へ入力する。予約
確認パケット分析部12は、図4(b)又は(c)に示
す予約確認パケット1,2から予約OK/NG情報又は
予約コード数の情報を取り出してパケット送信制御部3
へ通知する。
【0066】パケット送信制御部3は、予約要求に対す
る予約確認パケット1,2によって予約OK又は予約コ
ード数が通知されると、データ送信部5に対して予約の
取れたコードをパケット通信に使用するコードに指定し
てデータパケットの伝送を開始させる。
【0067】このような実施の形態によれば、予約パケ
ットを送信する帯域を乱数に基づいてランダム化すると
共に予約パケットを挿入するオフセット(ブロック)に
ついてもランダム化しているので、同時期に多数の移動
機1が予約パケットを送信する場合であってもランダム
なコード及びタイミングで予約パケットを送ることが出
来、予約パケットの衝突を効果的に抑制することができ
る。
【0068】また、本実施の形態によれば、予約パケッ
トのフレームフォーマットに予約コード数の領域を確保
して1つの予約パケットで複数のコードを予約できるよ
うにしたので、複数のコードを予約するときでも各コー
ド毎に予約パケットを送出する必要が無く、予約パケッ
トの数を軽減することができる。
【0069】また、本実施の形態によれば、予約パケッ
トのフレームフォーマットに予約タイプの領域を確保し
て、予約タイプを基地局2へ一緒に通知できるようにし
たので、指定した帯域を全部確保できなくても予約可能
な分だけ使用することができ、帯域予約のリトライ数を
軽減できる。
【0070】(実施の形態2)図5に、本発明にかかる
実施の形態2のCDMA移動通信システムの機能ブロッ
クを示す。なお、図1に示す実施の形態1と同一機能の
部分には同一符号を付している。
【0071】本実施の形態2のCDMA移動通信システ
ムは、CDMA方式によるデータ伝送を行う移動機31
と基地局32とを備えて構成される。移動機31は、個
々の移動機にユニークに割り付けられた識別番号である
移動機IDを発生するID発生部33を備えている。I
D発生部33は、内蔵するROM等の記憶媒体に自分の
移動機IDを記憶している。コード選択部34はID発
生部33から入力する移動機IDに対応したコード情報
をスイッチ9に対して出力する。コード選択部34は、
移動機IDと使用コードとを対応させたコードテーブル
が設定されている。コード選択部34のコードテーブル
には自分のIDを含む一つ又は複数のID(末尾)に1
つのコードが割り付けられている。一つ又は複数のID
毎にコードを割り付けておくことにより、IDの異なる
移動機間で使用コードを分散できる効果がある。ID分
配情報監視部35は、基地局32の送信した報知情報の
中からID分配情報を検出してコード選択部34のコー
ドテーブル情報を生成するものである。
【0072】基地局32は、無線受信部21で受信され
るパケットから移動機ID毎のトラヒックを監視するト
ラヒック監視部36を備える。トラヒック監視は、移動
機IDの末尾だけをみるものとする。例えば、末尾=0
の移動機IDを持つ移動機のトラヒックをモニタし、他
の末尾=1,2,3、…についても同様にトラヒック監
視を行う。
【0073】ID分配部37は、トラヒック量に応じて
コードに対するIDの分配を変え、特定のIDにトラヒ
ックが集中するのを防止する。ここで、コード選択部3
4のコードテーブルには1つ又は複数のID(末尾)に
1つのコードが割り付けられ、複数の移動機31が使用
するコードに偏りが生じない様にしている。しかし、同
一コードが割り付けられたID(末尾)を持つ移動機が
基地局32のエリア内に集中することまで想定すると、
コード選択部34のコードテーブルが固定であると不都
合が生じる可能性もある。本実施の形態では、ID分配
部37が、トラヒック量に応じてコードに対するIDの
分配を変えることで、現実の状況に対応して最適なコー
ドの分散が実現される。
【0074】報知情報生成部38は、報知情報として基
地局が送信する各種情報の中にID分配部37が再分配
したコードに対するIDの分配情報を含めて送信するも
のとする。
【0075】次に、以上のように構成されたCDMA移
動通信システムにおいて実際の送信データのパケット伝
送に先立って行われる帯域予約の動作について説明す
る。なお、前述した実施の形態1と同じ動作内容につい
ては説明を省略する。
【0076】移動機31では、予約パケットを送信する
際、ID発生部33の出力する自移動機31の移動機I
Dに対応したコードをコード選択部34が上記コードテ
ーブルに基づいて選択してスイッチ9へ与える。この結
果、予約パケット生成部4の発生した予約パケットが、
無線送信部6において当該移動機IDに対応したコード
を使用して送信される。同様に、同一の基地局32に対
してアクセスする各移動機において自分の移動機IDに
対応したコードを使用して予約パケットが送信される。
【0077】基地局32では、ID分配部37において
各移動機IDに対する使用コードの割り振りが行われて
いる。たとえば、ID末尾=0,1に対してコード1を
割付け、ID末尾=2に対してコード2を割り付けてい
たところ、ID末尾=0のトラヒックが増加し、相対的
にID末尾=1、2のトラヒックが低くなってきたとす
る。このような場合、コード1を使用してID末尾=
0,1の移動機が予約パケットを送信すると衝突が発生
する可能性が高くなる。そこで、コード1が割り付けら
れているID末尾=1に対して割り付けるコードをコー
ド1からコード2へ変更する。ID分配結果は報知情報
生成部39が報知情報として無線送信部27に渡してエ
リア内の各移動機に対して送信される。
【0078】移動機31では、定期的に基地局32から
放送される報知情報を受信していて、ID分配情報監視
部35で報知情報の中からID分配情報を抽出する。I
D分配情報に自局のID末尾と同一番号のコードが変更
になっていれば、コード選択部34のコードテーブルを
更新して変更コードを反映させる。
【0079】このように実施の形態2によれば、移動機
31において予約パケットの伝送に使用するコードを各
移動機IDに基づいて群分けしたので、予約パケットの
衝突を減少することができる。
【0080】また、実施の形態2によれば、基地局32
においてトラヒック量に応じてコードに対するIDの分
配を変え、移動機31に伝えるようにしたので、特定の
IDにトラヒックが集中するのを防止することができ、
予約パケットの衝突を減少することができる。
【0081】(実施の形態3)図6に、本発明にかかる
実施の形態3のCDMA移動通信システムの機能ブロッ
クを示す。なお、図1に示す実施の形態1と同一機能の
部分には同一符号を付している。
【0082】本実施の形態3のCDMA移動通信システ
ムは、CDMA方式によるデータ伝送を行う移動機41
と基地局42とを備えて構成される。移動機41は、図
7(a)に示すフレームフォーマットを有する予約パケ
ットを生成する予約パケット生成部43を備える。基地
局42は、空フレーム番号指定部44−Aを有する帯域
確保部44を備える。その他の構成は実施の形態1と同
様である。
【0083】予約パケット生成部43は、パケット送信
制御部3から予約パケットの生成を指示されると、設定
内容によっては予約パケットの予約タイプの領域に空待
可の情報をさらに付加してセットする。図7(a)は予
約タイプの領域に空待可の情報を付加的にセットした予
約パケットのフレームフォーマットを示している。
【0084】ここで、基地局42において予約パケット
を受信したとき、移動機41が即座にアクセスできるコ
ードはないが複数フレーム待てば予約を入れられる空き
がある場合がある。移動機41において、予約パケット
を送信したときに即座にパケットを送信できなくても良
いからフレームに空きが生じた時点で予約確認パケット
を返してほしい場合に、予約パケットの予約タイプの領
域に空待可の情報をセットする。
【0085】基地局42では、予約パケット分析部22
で予約パケットの予約タイプの領域から空待可が検出さ
れ、かつ、帯域確保部44で予約コード数に対応したコ
ードが確保できなかった場合に空フレーム番号指定部4
4−Aが起動される。空フレーム番号指定部44−A
は、帯域管理部24から取得した現在の各コードの予約
状況から、各コードについて数フレーム先まで予約可能
なフレームがあるか否かチェックする。そして、予約可
能なフレームが存在するコードでのフレーム番号及びコ
ード番号を検出する。図8に示すように、コード1の第
4フレームに空きがある場合、使用コード=1、使用許
可フレーム番号=4といった情報を帯域予約結果通知部
25へ通知する。
【0086】帯域予約結果通知部25は、予約パケット
の予約タイプが予約コード数の全てを確保することを要
求しており、予約コード数の全てが確保できた場合は、
予約元に移動機(宛先)と予約したコードのフレーム番
号とを帯域予約結果通知情報として予約確認パケット生
成部26に与える。なお、予約パケットの予約タイプが
予約コード数の全てを確保することを要求していたが、
同時に全て確保することは不可能な場合には、予約NG
を予約確認パケット生成部26に与える。
【0087】また、帯域予約結果通知部25は、予約パ
ケットの予約タイプが予約コード数の一部でもよいから
確保することを要求しており、予約コード数の一部しか
確保できなかった場合は、予約元に移動機(宛先)と予
約したコードのフレーム番号とを帯域予約結果通知情報
として予約確認パケット生成部26に与える。
【0088】予約確認パケット生成部26は、予約パケ
ットに設定されていた全てのコードについて予約できて
いる場合は、図7(b)に示す予約確認パケット3を生
成して無線送信部27から送信する。また、予約パケッ
トに設定されていた一部のコードについて予約できてい
る場合は、図7(c)に示す予約確認パケット4を生成
して無線送信部27から送信することになる。
【0089】移動機41では、予約確認パケット3,4
を受信すると、予約確認パケット分析部12が予約確認
パケット3,4に設定されている使用許可フレーム番号
(コード番号を含む)をパケット送信制御部3に通知す
る。パケット送信制御部3は、フレームカウンタから送
信対象のフレーム番号を取得し、使用許可フレーム番号
となったならば指定コードを指定してデータパケットの
送信を開始する。
【0090】このような実施の形態3によれば、即座に
パケット送信に入れない状況であっても、数フレーム待
てば空きが生じることがわかっている場合に、移動機4
1からの要求により数フレーム先の使用可能なフレーム
番号を予約して移動機41へ送信するようにしたので、
予約パケットの数を減少することができる。
【0091】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、マ
ルチコードパケット通信で予約パケットのコードをラン
ダム化することができ、又は予約パケット数自体を減少
させることができ、移動機からの同時アクセスによる予
約パケットの衝突を効果的に抑制することのできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施の形態1のCDMA移動通
信システムの機能ブロック図。
【図2】実施の形態1におけるマルチコードパケット伝
送方式での予約手順のシーケンス図。
【図3】マルチコードパケット伝送方式の概念図。
【図4】実施の形態1におけるマルチコードパケット伝
送方式での各種フレームフォーマット図。
【図5】本発明にかかる実施の形態2のCDMA移動通
信システムの機能ブロック図。
【図6】本発明にかかる実施の形態3のCDMA移動通
信システムの機能ブロック図。
【図7】実施の形態3におけるマルチコードパケット伝
送方式での各種フレームフォーマット図。
【図8】あるコードのフレーム予約状況を示す図。
【図9】従来方式でのマルチコードパケット伝送方式の
予約手順のシーケンス図。
【符号の説明】
1、31,41 移動機 2、32,42 基地局 3 パケット送信制御部 4 予約パケット生成部 5 データ送信部 6 無線送信部 7 乱数発生部 8 コード選択部 9 スイッチ 11 無線受信部 12 予約確認パケット分析部 13 タイミング生成部 14 オフセット選択部 15 データ受信部 21 無線受信部 22 予約パケット分析部 23 帯域確保部 24 帯域管理部 25 帯域予約結果通知部 26 予約確認パケット生成部 27 無線送信部 36 トラヒック監視部 37 ID分配部 39 報知情報生成部

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコードを用いてランダムにアクセ
    スしてパケット交換形の通信を行うデータ通信方法であ
    り、移動機が基地局に帯域を予約する場合、乱数に基づ
    いて複数のコードの中から1つのコードを選択し、選択
    したコードを用いて予約パケットを送出することを特徴
    とするデータ通信方法。
  2. 【請求項2】 複数のコードを用いてランダムにアクセ
    スしてパケット交換形の通信を行うデータ通信方法であ
    り、移動機が基地局に帯域を予約する場合、移動機の識
    別子に対して割り振られたコードを用いて予約パケット
    を送出することを特徴とするデータ通信方法。
  3. 【請求項3】 コードのトラヒック状態に応じて移動機
    の識別子に対して割り振るコードを動的に変化させるこ
    とを特徴とする請求項2記載のデータ通信方法。
  4. 【請求項4】 移動機は、希望帯域数の指定と、全帯域
    数が予約されたか否かを即時通知する指定とを含む予約
    パケットを送信することを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれかに記載のデータ通信方法。
  5. 【請求項5】 移動機は、希望帯域数の指定と、予約で
    きた帯域数を即時通知する指定とを含む予約パケットを
    送信することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
    れかに記載のデータ通信方法。
  6. 【請求項6】 移動機は、希望帯域数の指定と、指定し
    た全帯域について確保できるフレーム番号を通知する指
    定とを含む予約パケットを送信することを特徴とする請
    求項1乃至請求項3のいずれかに記載のデータ通信方
    法。
  7. 【請求項7】 移動機は、希望帯域数の指定と、全帯域
    を使用できるようになった時点で通知する指定とを含む
    予約パケットを送信することを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれかに記載のデータ通信方法。
  8. 【請求項8】 移動機は、希望帯域数の指定と、一部の
    帯域でも使用できるようになった時点で通知する指定と
    を含む予約パケットを送信することを特徴とする請求項
    1乃至請求項3のいずれかに記載のデータ通信方法。
  9. 【請求項9】 複数のコードを用いてランダムアクセス
    してパケット交換形の通信を行うデータ通信方法であ
    り、基地局が移動機から予約パケットを受信した場合、
    予約パケットに含まれた表示内容に基づいた処理を実行
    して、即時に全帯域数が予約可能な場合にのみ帯域を予
    約し、予約結果を表示した予約確認パケットを予約元の
    移動機に送信することを特徴とするデータ通信方法。
  10. 【請求項10】 複数のコードで確保された伝送帯域に
    ランダムアクセスしてパケット交換形の通信を行うデー
    タ通信方法であり、基地局が移動機から予約パケットを
    受信した場合、予約パケットに含まれた表示内容に基づ
    いた処理を実行して、即時に予約可能な帯域があれば最
    低限その帯域だけでも予約し、予約結果を表示した予約
    確認パケットを予約元の移動機に送信することを特徴と
    するデータ通信方法。
  11. 【請求項11】 複数のコードで確保された伝送帯域に
    ランダムアクセスしてパケット交換形の通信を行うデー
    タ通信方法であり、基地局が移動機から予約パケットを
    受信した場合、予約パケットに含まれた表示内容に基づ
    いた処理を実行して、数フレーム先の空きまで使用する
    ことにより指定された全帯域を確保し、確保したフレー
    ム番号を予約確認パケットに設定して予約元の移動機に
    送信することを特徴とするデータ通信方法。
  12. 【請求項12】 複数のコードで確保された伝送帯域に
    ランダムアクセスしてパケット交換形の通信を行うデー
    タ通信方法であり、基地局が移動機から予約パケットを
    受信した場合、予約パケットに含まれた表示内容に基づ
    いた処理を実行して、全帯域を確保できるようになった
    時点で予約確認パケットを予約元の移動機に送信するこ
    とを特徴とするデータ通信方法。
  13. 【請求項13】 複数のコードで確保された伝送帯域に
    ランダムアクセスしてパケット交換形の通信を行うデー
    タ通信方法であり、基地局が移動機から予約パケットを
    受信した場合、予約パケットに含まれた表示内容に基づ
    いた処理を実行して、一部の帯域を予約できるようにな
    った時点で確保した帯域のコード種別とフレーム番号と
    を予約確認パケットに設定して予約元の移動機に送信す
    ることを特徴とするデータ通信方法。
  14. 【請求項14】 複数のコードで確保された伝送帯域に
    ランダムアクセスしてパケット交換形の通信を行うデー
    タ通信方法であり、基地局でコード毎のトラヒックを監
    視し、トラヒック量に応じてコードに対する移動機識別
    子の分配を変え、変更した識別子分配情報を送信するこ
    とを特徴とするデータ通信方法。
  15. 【請求項15】 無線基地局との間でマルチコードでパ
    ケット交換形の通信を行う移動機であり、パケット送信
    要求が発生すると予約パケットを生成する予約パケット
    生成手段と、乱数を発生する乱数発生手段と、発生した
    乱数に基づき複数のコードから1つのコードをランダム
    に選択するコード選択手段と、選択したコードを使用し
    て予約パケットを送信する予約手段とを具備したことを
    特徴とする移動機。
  16. 【請求項16】 無線基地局との間でマルチコードでパ
    ケット交換形の通信を行う移動機であり、パケット送信
    要求が発生すると予約パケットを生成する予約パケット
    生成手段と、移動機識別子に割り振られたコードを発生
    させるコード発生手段と、発生したコードを使用して予
    約パケットを送信する予約手段とを具備したことを特徴
    とする移動機。
  17. 【請求項17】 複数移動機との間でマルチコードでパ
    ケット交換形の通信を行う無線基地局装置であり、マル
    チコードで確保された伝送帯域の使用状況を管理する帯
    域管理手段と、受信予約パケットの内容を分析する予約
    パケット分析手段と、予約パケットの分析結果から予約
    元の移動機が全帯域数が予約されたことを即時通知する
    ように指定していれば、前記帯域管理手段に問い合わせ
    て即時に指定されている全帯域数を確保できる場合に帯
    域予約する全帯域確保手段と、予約の可否を表示した予
    約確認パケットを生成する予約確認パケット生成手段と
    を具備する無線基地局装置。
  18. 【請求項18】 複数移動機との間でマルチコードでパ
    ケット交換形の通信を行う無線基地局装置であり、マル
    チコードで確保された伝送帯域の使用状況を管理する帯
    域管理手段と、受信予約パケットの内容を分析する予約
    パケット分析手段と、予約パケットの分析結果から予約
    元の移動機が予約できた帯域を随時通知することを指定
    していれば、前記帯域管理手段に問い合わせて即時に確
    保できる帯域があれば帯域予約する一部帯域確保手段
    と、予約した帯域数又は予約不可を表示した予約確認パ
    ケットを生成する予約確認パケット生成手段とを具備す
    る無線基地局装置。
  19. 【請求項19】 複数移動機との間でマルチコードでパ
    ケット交換形の通信を行う無線基地局装置であり、マル
    チコードで確保された伝送帯域の使用状況を管理する帯
    域管理手段と、受信予約パケットの内容を分析する予約
    パケット分析手段と、予約パケットの分析結果から予約
    元の移動機が指定した全帯域について確保できるフレー
    ム番号の通知を要求していれば、前記帯域管理手段に問
    い合わせて帯域状況から数フレーム先の空きまで使用し
    て全帯域を確保できるフレームを確保する帯域確保手段
    と、予約した帯域のフレーム番号を表示した予約確認パ
    ケットを生成する予約確認パケット生成手段とを具備す
    る無線基地局装置。
  20. 【請求項20】 予約パケットで指定された全帯域を予
    約できた時点で予約元の移動機へ予約した帯域のフレー
    ム番号を設定した予約確認パケットを送信することを特
    徴とする請求項19記載の無線基地局装置。
  21. 【請求項21】 複数移動機との間でマルチコードでパ
    ケット交換形の通信を行う無線基地局装置であり、マル
    チコードで確保された伝送帯域の使用状況を管理する帯
    域管理手段と、受信予約パケットの内容を分析する予約
    パケット分析手段と、予約パケットの分析結果から予約
    元の移動機が一部の帯域でも予約できるようになった時
    点で確保できる帯域のコード種別とフレーム番号を通知
    することを要求していれば、前記帯域管理手段に問い合
    わせて帯域状況から数フレーム先の空きまで使用するこ
    とにより予約可能な帯域を確保する帯域確保手段と、予
    約できた帯域のコード種別とフレーム番号を表示した予
    約確認パケットを生成する予約確認パケット生成手段と
    を具備する無線基地局装置。
  22. 【請求項22】 請求項15又は請求項16記載の移動
    機と、請求項17乃至請求項21のいずれかに記載の無
    線基地局装置とからなることを特徴とする移動無線通信
    システム。
JP9209641A 1997-07-19 1997-07-19 データ通信方法並びに移動機及び無線基地局装置 Pending JPH1141656A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9209641A JPH1141656A (ja) 1997-07-19 1997-07-19 データ通信方法並びに移動機及び無線基地局装置
KR1019997002299A KR100326779B1 (ko) 1997-07-19 1998-07-16 데이터 통신 방법, 이동기 및 무선 기지국 장치
AU82435/98A AU8243598A (en) 1997-07-19 1998-07-16 Data communication method, mobile machine, and radio base station
PCT/JP1998/003203 WO1999004592A1 (fr) 1997-07-19 1998-07-16 Procede de communication de donnees, appareil mobile et station de base radio
CN98801012A CN1234953A (zh) 1997-07-19 1998-07-16 数据通信方法及移动台和无线基站装置
EP98932554A EP0936832A4 (en) 1997-07-19 1998-07-16 DATA COMMUNICATION METHOD, MOBILE APPARATUS AND RADIO BASE STATION
CA002266508A CA2266508A1 (en) 1997-07-19 1998-07-16 Data communication method, mobile machine, and radio base station

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9209641A JPH1141656A (ja) 1997-07-19 1997-07-19 データ通信方法並びに移動機及び無線基地局装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1141656A true JPH1141656A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16576162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9209641A Pending JPH1141656A (ja) 1997-07-19 1997-07-19 データ通信方法並びに移動機及び無線基地局装置

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP0936832A4 (ja)
JP (1) JPH1141656A (ja)
KR (1) KR100326779B1 (ja)
CN (1) CN1234953A (ja)
AU (1) AU8243598A (ja)
CA (1) CA2266508A1 (ja)
WO (1) WO1999004592A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007052746A1 (ja) * 2005-11-04 2007-05-10 Ntt Docomo, Inc. 伝送制御方法、移動局及び無線基地局

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8072915B1 (en) * 1998-06-12 2011-12-06 Ericsson Ab Common power control channel in a CDMA system and a system and method for using such a channel
US6519233B1 (en) 1998-06-12 2003-02-11 Nortel Networks, Ltd. Subscriber unit burst mode reservation in a code division multiple access wireless communication system
CN100471097C (zh) * 2000-02-02 2009-03-18 株式会社Ntt都科摩 单载波/ds-cdma分组传送方法与系统
DE10064425A1 (de) * 2000-12-21 2003-03-06 Iad Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Erkennung von Kollisionen bei der Teilnehmeranmeldung in einem TDMA-Nachrichtenübertragungssystem
KR20020081528A (ko) * 2001-04-18 2002-10-28 광주과학기술원 무선 이동통신에서의 트래픽 제어방법
CN101099309A (zh) * 2005-01-31 2008-01-02 富士通株式会社 无线通信系统、在该系统中使用的基站及终端

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3527329A1 (de) * 1985-07-31 1987-02-05 Philips Patentverwaltung Digitales funkuebertragungssystem mit variabler zeitschlitzdauer der zeitschlitze im zeitmultiplexrahmen
GB2270815B (en) * 1992-09-18 1996-05-08 Roke Manor Research Improvements in or relating to cellular mobile radio systems
FI94994C (fi) * 1992-10-19 1995-11-27 Nokia Telecommunications Oy Hajapääsymenetelmä radiojärjestelmässä
FI933129A0 (fi) * 1993-07-08 1993-07-08 Nokia Mobile Phones Ltd Dataoeverfoeringsfoerfarande foer ett digitalt cellulaert mobiltelefonsystem och ett digitalt cellulaert mobiltelefonsystem
JP2981112B2 (ja) * 1994-04-08 1999-11-22 松下電器産業株式会社 スペクトル拡散通信データ伝送方式
JP3212238B2 (ja) * 1995-08-10 2001-09-25 株式会社日立製作所 移動通信システムおよび移動端末装置
JPH09327072A (ja) * 1996-06-05 1997-12-16 Hitachi Ltd Cdma通信方法及びスペクトル拡散通信システム
JP3361707B2 (ja) * 1996-12-27 2003-01-07 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信システムのトラヒック制御方法および基地局装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007052746A1 (ja) * 2005-11-04 2007-05-10 Ntt Docomo, Inc. 伝送制御方法、移動局及び無線基地局
JPWO2007052746A1 (ja) * 2005-11-04 2009-04-30 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 伝送制御方法、移動局及び無線基地局
JP2009278673A (ja) * 2005-11-04 2009-11-26 Ntt Docomo Inc 伝送制御方法、移動局及び無線基地局
JP4616350B2 (ja) * 2005-11-04 2011-01-19 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 伝送制御方法、移動局及び無線基地局
JP2011139520A (ja) * 2005-11-04 2011-07-14 Ntt Docomo Inc 伝送制御方法、移動局及び無線基地局
US8098628B2 (en) 2005-11-04 2012-01-17 Ntt Docomo, Inc. Transmission control method, mobile station, and radio base station for performing a random access request and response
KR101198823B1 (ko) 2005-11-04 2012-11-07 가부시키가이샤 엔티티 도코모 전송 제어 방법, 이동국 및 무선기지국

Also Published As

Publication number Publication date
KR20000068587A (ko) 2000-11-25
WO1999004592A1 (fr) 1999-01-28
CA2266508A1 (en) 1999-01-28
AU8243598A (en) 1999-02-10
CN1234953A (zh) 1999-11-10
EP0936832A4 (en) 2002-03-27
EP0936832A1 (en) 1999-08-18
KR100326779B1 (ko) 2002-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2359514C (en) Apparatus and method for use in the multicast of traffic data in wireless multiple access communications systems
US6996088B1 (en) Distributed trunking mechanism for VHF networking
CN102088775B (zh) 竞争资源的分配方法、系统及装置
US7822421B2 (en) Apparatus and method for use in allocating a channel resource in wireless multiple access communications systems
US7933286B2 (en) Distributed trunking mechanism for VHF networking
KR101332229B1 (ko) 다중-주파수 네트워크에서 플로우 데이터 획득을 위한 방법들 및 장치
US20050157666A1 (en) Method for distribution of wireless transmit/receive unit (WTRU) capability between point to point and point to multipoint services
JP2004072457A (ja) 無線通信システム
KR19990084355A (ko) 이동 통신시스템에 있어서 페이징 채널의 부하 분산방법
JP2003163962A (ja) 通信制御方法、通信制御システム、移動機及び基地局
HUT69343A (en) Method for providing reserved communication access using multiple random access resourches
US6836664B2 (en) System and method of achieving dynamic channel bandwidth
EP1367773A1 (en) Communication terminal containing apparatus, communication terminal apparatus, and radio communication system
US7020471B2 (en) Method for data communication with subscriber stations, and a radio communications network for implementing the method
JPH1141656A (ja) データ通信方法並びに移動機及び無線基地局装置
US20020065035A1 (en) Method of and system for contents distribution
US20020168979A1 (en) Method, network and control station for the two-way alternate control of radio systems of different standards in the same frequency band
KR20020076104A (ko) 이동통신 시스템에서 역방향 링크의 송신 제어 방법
JP2000069544A (ja) 無線リソース割当制御方法
JP2000341192A (ja) 優先制御機能付き時分割多重アクセス無線通信方式
JPH0210926A (ja) 無線通信方式
EP1576838B1 (en) Allocating a channel resource in a system
WO2021180543A1 (en) Method and apparatus for coordinating multi-access point communications
JPH1013914A (ja) グループ通信チャネル配置方式
KR100691602B1 (ko) 정보 배신 장치 및 이동 단말기