JPH1141185A - Catvシステムにおける無停電電源装置の異常検知方法 - Google Patents
Catvシステムにおける無停電電源装置の異常検知方法Info
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- JPH1141185A JPH1141185A JP19377997A JP19377997A JPH1141185A JP H1141185 A JPH1141185 A JP H1141185A JP 19377997 A JP19377997 A JP 19377997A JP 19377997 A JP19377997 A JP 19377997A JP H1141185 A JPH1141185 A JP H1141185A
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Abstract
ブレーカー落ちを監視することができない。 【解決手段】 CATVシステムの中継伝送網1に給電
装置である無停電電源装置2が接続され、同無停電電源
装置2はそれにブレーカー落ち等の異常が発生すると、
同無停電電源装置2に設けた信号発生器3から中継伝送
網1に放送信号に障害を与える障害信号を出力して、受
信者が視聴する放送に障害を生じさせ、その放送障害に
よりセンタ側で異常を検知できるようにする。
Description
おける無停電電源装置の異常をセンタ側において確認で
きるようにするためのものであり、特にステイタスモニ
タ等による通信手段で遠隔地の無停電電源装置を監視す
ることができない単方向CATVシステムにおいて有効
なものである。
継伝送網Aには中継増幅器B等に電力を供給するための
給電装置として無停電電源装置Cが接続されている。無
停電電源装置Cは、商用AC100VをAC60V に変換する商用
電源回路Dと予備電源(バッテリー等の2次電池)Eの
2つの系統の電源を備えており、通常は商用電源回路D
側を電源とし、商用100Vが停電した場合に予備電源Eを
電源とする。この電源系統の切り替えはリレー回路Fに
より自動的に行われ、商用100Vが停電すると電源系統が
商用電源回路Fから予備電源Eへと切り替わり、商用電
源回路Dが回復すると予備電源Eから商用電源回路Dへ
と切り替わる。なお、予備電源Eは商用電源が生きてい
る間に充電されるようになっている。
には保安面から商用100Vの給電側にブレーカーGが設け
られている。しかしブレーカーGは雷サージ電流等で落
ちるとそれ自体は自動復帰されないため、商用100Vが回
復した後も商用電源回路DにAC100Vが入らず、予備電源
Eによる給電が継続されて数時間後にバッテリー切れで
放送が停止してしまう。近年、多くのCATVシステム
では幹線が双方向化されており、この場合、中継増幅器
の監視などに使われるステイタスモニタを無停電電源装
置に付加してセンタでブレーカー落ちを把握することが
できるが、旧来からの単方向CATVシステムではステ
イタスモニタによる無停電電源の監視は行えず、ブレー
カーが落ちればバッテリー切れによる放送停止の恐れが
大きい。従って単方向CATVシステムでは停電の後に
監視員が見回り点検などを行ってブレーカーが落ちてい
ないかどうかを調べる必要があった。
ムにおける無停電電源装置の異常検知方法は図1に示す
ように、CATVシステムの中継伝送網1に給電装置で
ある無停電電源装置2が接続され、同無停電電源装置2
はそれにブレーカー落ち等の異常が発生すると、同無停
電電源装置2に設けた信号発生器3から中継伝送網1に
放送信号に障害を与える障害信号を出力して、受信者が
視聴する放送に障害を生じさせ、その放送障害によりセ
ンタ側で異常を検知できるようにしたことを特徴とする
ものである。
ムにおける無停電電源装置の異常検知方法の実施形態で
あり、旧来からの無停電電源装置2に、同装置2でのブ
レーカー7の状態を監視できる監視機能4とCATVシ
ステムの放送信号に障害を与えることができる障害信号
(一種の妨害信号)を発生する信号発生器3とを設けて
ある。
ATVシステムの放送信号に少なからず多からず障害を
与えることができるものであり、放送を視聴している視
聴者が放送に異常があると気付ける程度に大きく、しか
し視聴者が放送の内容を理解できなくならない程度に小
さな障害を与えるものである(但し、視聴者からクレー
ムが付くような程度の障害は与えることができるように
する)。この障害信号は放送信号にのみ障害を与えるこ
とができるようにしてあり、例えば90MHz 〜222MHzの一
般放送の帯域の信号とする。従って、CATVシステム
の状態を維持するのに重要なパイロット信号等には妨害
が及ばないようにする。この障害信号による障害は、映
像信号にノイズを入れるものであったり、音声にノイズ
を入れるものであったり、或いはそれらを複合したもの
であったりすることができる。この実施形態において
は、信号発生器3が出力する障害信号は予備電源(バッ
テリー)5に入力されるようにしてあり、予備電源回路
5側の電力がリレー回路6を通じてCATVシステムの
中継伝送網1に給電されている状態で、なお且つ監視機
能4が信号発生器3に障害信号を発生するよう指示を与
えている状態で同中継伝送網1に伝送されるようになっ
ている。
レーカー7の状態を最低限監視できるものであり、ブレ
ーカー7が落ちると信号発生器3に信号を出力して同信
号発生器3に障害信号を出力させる。
装置2でブレーカー落ちが発生すると中継伝送網1に障
害信号が出力されて視聴者の視聴する放送に障害が生
じ、視聴者からの放送がおかしい、ノイズが多い等のク
レームという形でセンタが無停電電源装置2の異常を確
認することが可能となる。なお、CATVシステムの運
営者が予め複数の視聴者或いは全ての視聴者に対して障
害信号による障害の程度を説明し、障害があったときに
センタに通報するよう依頼しておけば、センタ側でより
確実に異常の確認することができるようになる。
電電源装置の異常検知方法によれば、無停電電源装置2
でブレーカー落ち等の異常が発生すると視聴者の視聴す
る放送に障害が発生されるため、センタには視聴者から
放送がおかしい、ノイズが多い等のクレームが入るよう
になり、センタはこのクレームをもって無停電電源装置
2の異常を確認することが可能となる。従って、ステイ
タスモニタ等による双方向通信手段で遠隔監視を行うこ
とができない単方向CATVシステムでも無停電電源装
置のブレーカー落ちを確認することが可能となり、バッ
テリー切れによる放送停止という最悪の状況を阻止する
ことができる。
装置の異常検知方法の第1の実施形態を示した概略図。
Claims (1)
- 【請求項1】CATVシステムの中継伝送網(1)に給
電装置である無停電電源装置(2)が接続され、同無停
電電源装置(2)はそれにブレーカー落ち等の異常が発
生すると、同無停電電源装置(2)に設けた信号発生器
(3)から中継伝送網(1)に放送信号に障害を与える
障害信号を出力して、受信者が視聴する放送に障害を生
じさせ、その放送障害によりセンタ側で異常を検知でき
るようにしたことを特徴とするCATVシステムにおけ
る無停電電源装置の異常検知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19377997A JP3846976B2 (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | Catvシステムにおける無停電電源装置の異常検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP19377997A JP3846976B2 (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | Catvシステムにおける無停電電源装置の異常検知方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1141185A true JPH1141185A (ja) | 1999-02-12 |
JP3846976B2 JP3846976B2 (ja) | 2006-11-15 |
Family
ID=16313670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP19377997A Expired - Fee Related JP3846976B2 (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | Catvシステムにおける無停電電源装置の異常検知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3846976B2 (ja) |
-
1997
- 1997-07-18 JP JP19377997A patent/JP3846976B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3846976B2 (ja) | 2006-11-15 |
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