JPH1139770A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH1139770A
JPH1139770A JP9209800A JP20980097A JPH1139770A JP H1139770 A JPH1139770 A JP H1139770A JP 9209800 A JP9209800 A JP 9209800A JP 20980097 A JP20980097 A JP 20980097A JP H1139770 A JPH1139770 A JP H1139770A
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JP
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disk
main body
semiconductor chip
disk device
tray
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JP9209800A
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English (en)
Inventor
Shigeru Yoshino
茂 芳野
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体チップから発生する熱の放熱性に優れ、
アース接続をとることができる。 【解決手段】本発明のディスク装置は、ディスク装置の
電気回路を構成する回路基板と、回路基板上に搭載され
た半導体チップ17に装着された金属製の放熱部材18
とを有する。放熱部材18は、半導体チップ17のモー
ルド部上面に被せられる板状の本体部181と、本体部
181から延出し、半導体チップ17のアース端子17
1に接触する一対の脚部183と、本体部181の中央
部に形成された開口182の縁部から該開口182の中
央部上方へ向かって延出する端子部184とで構成され
ている。端子部184は、弾性を有するバネ部材であ
り、ディスクトレーの裏面を覆う金属製の底板に接触し
てアース接続をとることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクを再生
または記録/再生するディスク装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】CD−ROM、CD−R等の光ディスク
を再生、または記録/再生するディスク装置が知られて
いる。このようなディスク装置は、パソコン等のコンピ
ュータ装置に搭載されているが、近年普及しつつあるノ
ート型パソコンのような小型のラップトップのパソコン
に対しては、ディスク装置も小型化、薄型化が図られて
いる。
【0003】このようなディスク装置は、箱状の装置本
体に対し、光ディスクの装填位置と排出位置とを移動可
能なディスクトレーを有し、該ディスクトレーを装置本
体内に収納した状態で、ディスクトレーに設置されたデ
ィスク回転駆動機構によりディスクを高速で回転しつ
つ、同じくディスクトレーに設置された光学ヘッドおよ
びその駆動機構により光ディスクに記録された情報を読
み取り、再生するものである。
【0004】また、ディスク装置には、ディスクトレー
を装置本体内に装填した状態を保持するロック機構が搭
載されている。このロック機構は、ディスクトレーを排
出する際、そのロックを解除するための駆動源であるソ
レノイドを備えている。
【0005】また、ディスク装置は、前記ディスク回転
駆動機構、前記光学ヘッドおよびその駆動機構、前記ロ
ック機構の駆動源等の作動を制御するための回路基板を
有しており、この回路基板上には、ドライバICのよう
な半導体チップが搭載されている。
【0006】この半導体チップは、その駆動に伴って発
熱するため、温度上昇による性能の低下等の影響を考慮
して、半導体チップから発生した熱を有効に放散するこ
とが必要とされる。
【0007】従来では、この放熱対策として、半導体チ
ップのモールド部上面に放熱シートを設置していたが、
十分な放熱効果が得られないという欠点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、半導
体チップから発生する熱の放熱性に優れ、また、アース
接続をとることができるディスク装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(5)の本発明により達成される。
【0010】(1) 光ディスクに記録された情報を再
生する機能を有するディスク装置であって、装置本体
と、前記装置本体に対し移動可能なディスクトレーと、
光ディスクを回転駆動するディスク回転駆動手段と、光
学ヘッドと、前記光学ヘッドを光ディスクの半径方向に
駆動する光学ヘッド移動機構と、ディスク装置の電気回
路を構成する回路基板と、前記回路基板上に搭載された
半導体チップに装着された金属製の放熱部材とを有し、
前記放熱部材は、アース接続をとり得る端子部を備えて
いることを特徴とするディスク装置。
【0011】(2) 前記放熱部材は、前記半導体チッ
プの上面に被せられる本体部と、前記本体部に接続さ
れ、前記半導体チップのアース端子に接触する脚部と、
前記本体部から延出し、ディスク装置の金属部分に接触
してアース接続をとる端子部とを備えてなるものである
上記(1)に記載のディスク装置。
【0012】(3) 前記端子部は、バネ部材で構成さ
れる上記(2)に記載のディスク装置。
【0013】(4) 前記回路基板は、前記ディスクト
レーの裏面側に搭載されている上記(1)ないし(3)
のいずれかに記載のディスク装置。
【0014】(5) 端子部が、前記ディスクトレーの
裏面を覆う金属製の底板に接触している上記(4)に記
載のディスク装置。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディスク装置を添
付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明のディスク装置の実施例の
外観を示す斜視図、図2は、本発明のディスク装置の分
解斜視図、図3、図4および図5は、それぞれ本発明の
ディスク装置におけるディスクトレーの裏面の構造を示
す底面図、図6は、本発明のディスク装置においてディ
スクトレーが収納された状態を示す平面図、図7は、本
発明のディスク装置においてディスクトレーが引き出さ
れた状態を示す平面図、図8および図9は、それぞれ、
ディスクトレーの排出機構の構成を示す斜視図、図10
および図11は、それぞれ、ロック機構の構成を拡大し
て示す平面図、図12は、光学ヘッドの移動を案内する
ガイド棒の構成を示す斜視図、図13は、半導体チップ
に装着された放熱部材の構成を示す斜視図である。
【0017】なお、本明細書では、図2中の左上方およ
び図3〜図7中の上方を「後」または「後方」、図2中
の右下方および図3〜図7中の下方を「前」または「前
方」として説明する。
【0018】図1に示すように、本発明のディスク装置
1は、音楽用CD、CD−ROM、CD−R、CD−R
W等の光ディスクに記録された情報を再生する機能(ま
たは記録/再生する機能)を有する装置であって、例え
ばノート型パソコンに代表されるラップトップパソコン
のようなコンピュータ装置500の本体に対し着脱自在
なものである。そのため、ディスク装置1は、その全体
形状が扁平で比較的薄型のものである。ディスク装置1
は、コンピュータ装置500の本体の収納空間501内
に装填されると、電力の供給がなされ、作動することが
可能となる。
【0019】図2に示すように、ディスク装置1は、主
に、装置本体(ケーシング)2と、装置本体2の上部を
覆う天板(蓋体)3と、光ディスク(図示せず)を載置
し、装置本体2に対し前後方向(水平方向)に移動する
ディスクトレー4と、ディスクトレー4に設置されたド
ライブユニット5と、ディスクトレー4を前方へ押圧し
て排出する排出機構8と、ディスクトレー4の装置本体
2への収納状態を保持するロック機構9と、ディスクト
レー4の前方正面に設置された前板(フロントベゼル)
10と、ディスクトレー4の裏面を覆う底板(裏蓋)1
1と、ディスクトレー4を光ディスクの装填位置(以下
単に「装填位置」と言う)と光ディスクの排出位置(以
下単に「排出位置」と言う)とに移動するためのガイド
レール機構12と、弾性部材13と、放熱部材18とで
構成されている。以下、これらの構成について詳細に説
明する。
【0020】装置本体2は、金属板をプレス成形等によ
り所定に変形させて形成された筐体で構成されている。
装置本体2内の後部付近には、本ディスク装置1の諸動
作を制御する等のための回路が形成された回路基板21
が設置されている。
【0021】回路基板21上には、半導体チップ22お
よび23が搭載されている。半導体チップ22はデコー
ダICであり、CD−ROMデータデコード処理やホス
トインターフェイス制御等を行うものである。また、半
導体チップ23はDSP(デジタルシグナルプロセッ
サ)用ICであり、光ディスクからの信号を読取るため
のサーボ制御やEFM復調信号処理等を行うものであ
る。
【0022】また、回路基板21の後端部には、ディス
ク装置1をコンピュータ装置500の本体に装填したと
き、コンピュータ装置500側の各端子と接続するため
のコネクタ24が、装置本体2の後面に露出して設置さ
れている。このコネクタ24を介してディスク装置1内
の各部へ信号や電力が供給される。
【0023】このような装置本体2の上部には、天板3
が例えばビス止めにより装着され、装置本体2と天板3
との間に、ディスクトレー4を収納する空間が形成され
る。また、ディスクトレー4の前面および裏面には、そ
れぞれ、前板10および底板11が例えばビス止めによ
り固定されている。
【0024】なお、天板3および底板11は、それぞ
れ、装置本体2と同様に、金属板をプレス成形等により
所定に変形させてなる板状部材であり、ディスクトレー
4および前板10は、それぞれ、樹脂材料で成形された
ものである。
【0025】ディスクトレー4は、浅い凹状のディスク
収納部41を有しており、光ディスク(図示せず)は、
このディスク収納部41に収納され、後述するディスク
保持機構54に保持された状態で搬送される。なお、デ
ィスクトレー4は、光ディスクをディスク収納部41に
収納したとき、光ディスクの一部がディスク収納部41
からはみ出すような形状をなしている。排出位置にある
ディスクトレー4に対し、この光ディスクのはみ出し部
分を手で把持して光ディスクの着脱を行うことができ
る。
【0026】ディスクトレー4には、ドライブユニット
5が設置されている。ドライブユニット5は、基台51
と、該基台51に搭載されたディスク回転駆動手段とで
構成されている。ディスク回転駆動手段は、光ディスク
を回転駆動するスピンドルモータ52と、該スピンドル
モータ52のローターに固定されたターンテーブル53
と、該ターンテーブル53の中心部に設置されたディス
ク保持機構54とで構成されている。
【0027】スピンドルモータ52は、高速回転可能な
ものであり、例えば光ディスクを200〜6400rpm
程度で定速回転することができる。
【0028】ディスク保持機構54は、120°間隔で
配置され、径方向外方へ向かって付勢されている3つの
爪部材541を有し、これらの爪部材541が光ディス
クの中心開口の縁部に係合、圧接されて光ディスクを保
持する。
【0029】また、ドライブユニット5には、光学ヘッ
ド(ピックアップ)6と、該光学ヘッド6を光ディスク
の半径方向に駆動する光学ヘッド移動機構7とが搭載さ
れている。
【0030】光学ヘッド6は、対物レンズ61と、該対
物レンズを光軸方向(フォーカシング)および光ディス
クの半径方向(トラッキング)に駆動するアクチュエー
タ62と、レーザ光源と、集光光学系と、ビームスプリ
ッタ(またはハーフミラー)と、情報検出用およびフォ
ーカシング信号、トラッキング信号検出用の受光素子
と、これらを支持する支持部材63とを備え、光ディス
クの記録面へ照射されたレーザ光の反射光を、対物レン
ズ、ビームスプリッタ(またはハーフミラー)等を介し
て受光素子へ導く構成のものである(図12参照)。
【0031】対物レンズ61は、基台51に形成された
開口511を介してディスク収納部41に露出し、光デ
ィスクの記録面と対面する。
【0032】支持部材63は、例えばダイキャストで製
造されるような金属材料で構成され、その一端側に、ガ
イド棒76を挿通する孔641が形成された一対の摺動
部64を有している。また、支持部材63の他端側に
は、基台51の側壁内側に形成されたガイドレール51
2に係合し、このガイドレール512に沿って摺動する
摺動部65が形成されている。
【0033】光学ヘッド移動機構7は、正転/逆転可能
なモータ71と、該モータの回転軸に固定されたウォー
ム72と、該ウォーム72に噛合する大径ギア73と、
大径ギア73に固定されかつ同軸で回転する小径ギア7
4と、支持部材63に固定され、小径ギア74と噛合す
るラックギア75と、支持部材63の移動経路を規定す
るガイド棒76とで構成されている。
【0034】なお、ディスク装置1の薄型化を図るため
に、大径ギア73および小径ギア74は、その厚さが比
較的薄いものが用いられる。そのため、これらに所定の
応力が作用すると、両ギアの回転軸に対する軸振れを生
じ易くなる。しかしながら、本実施例では、後述する弾
性部材13または14を設けたことにより、このような
大径ギア73および小径ギア74の軸振れが防止され、
よって、小径ギア74がラックギア75へ噛み込むこと
が防止される。
【0035】モータ71が駆動すると、その回転力がウ
ォーム72、大径ギア73、小径ギア74およびラック
ギア75に順次伝達され、支持部材63がガイド棒76
に沿って光ディスクの半径方向に移動する。この場合、
モータ71の回転方向により、支持部材63は、光ディ
スクの回転中心に接近する方向または回転中心から遠ざ
かる方向に移動する。
【0036】ガイド棒76は、その両端部にて基台51
に固定されている。このガイド棒76には、その外周に
螺旋状の溝77が形成されている。この溝77を設けた
ことにより、次のような効果が生じる。
【0037】支持部材63の摺動部64の孔641内に
は、部品点数削減のために滑り軸受けの嵌入を省略して
いるで、ガイド棒76との摺動によりバリや摩耗粉が発
生することがあるが、この場合でも、発生したバリ等が
溝77内に逃げるので、バリの噛み込みにより摺動部6
4のガイド棒76に対する摺動性が低下すること、すな
わち摺動抵抗の増大を防止することができる。この場
合、溝77が螺旋状に形成されていると、バリ等の発生
部位にかかわらず、そのバリ等を溝77内に確実に取り
込むことができるという利点がある。
【0038】このように、光学ヘッド6は、ガイド棒7
6に沿って常に円滑に摺動することができるので、光デ
ィスクの再生や記録に際し、誤動作の発生をより確実に
防止することができる。
【0039】溝77の深さは、特に限定されないが、ガ
イド棒76の最大外径の16〜33%程度であるのが好
ましく、23%程度であるのがより好ましい。溝77の
深さが浅過ぎると、前述したようなバリ等を十分に収納
することができず、また、溝77の深さが深過ぎると、
ガイド棒76の強度が低下する。
【0040】なお、溝77の形状は、図示のものに限ら
ず、例えば、ガイド棒76の長手方向と平行に形成され
た少なくとも1本の溝でもよい。また、このような直線
状の溝と螺旋状の溝とを組み合わせたものでもよい。
【0041】基台51の前方の側壁内側には、支持部材
63が光ディスクの回転中心から最も遠い位置(以下
「遠位端」と言う)に達したとき(図4に示す状態)、
ラックギア75の端部が当接するマット状の弾性部材
(緩衝部材)13が設置されている。これにより、支持
部材63が遠位端に到達したとき、その衝撃や圧縮力を
弾性部材13が吸収するので、前記衝撃や圧縮力の反作
用により小径ギア74がラックギア75へ噛み込むこと
(特に過剰に噛み込んで復帰が困難となること。以下同
じ。)や、大径ギア73がウォーム72に噛み込むこと
が防止される。
【0042】弾性部材13としては、例えば、天然ゴ
ム、イソプレンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、
スチレン−ブタジエンゴム、ブチルゴム等の各種ゴム
や、各種熱可塑性エラストマーで構成されたものが挙げ
られる。また、弾性部材13は、スポンジ、不織布のよ
うな多孔質体で構成されていてもよい。
【0043】なお、このような弾性部材13は、支持部
材63が光ディスクの回転中心に最も接近した位置に到
達したとき、ラックギア75の他方の端部または支持部
材63が当接するような箇所に設置されていてもよい。
この場合には、支持部材63が光ディスクの回転中心に
最接近したとき、前記と同様のギアの噛み込み防止効果
が得られる。
【0044】図5は、弾性部材の他の構成を示してい
る。同図に示す弾性部材14は、支持部材63が遠位端
に到達したとき、支持部材63に当接する板バネ141
を備えるものである。この板バネ141は、前記弾性部
材13と同様の機能を発揮する。
【0045】この弾性部材14は、例えば銅、銅合金、
ステンレス鋼のような金属材料で構成され、導電性を有
している。そして、弾性部材14は、弾性を有する板バ
ネ状をなす端子部142および143を有している。
【0046】このうち、一方の端子部142は、基台5
1の金属部分と接触し、他方の端子部143は、ディス
クトレー4に金属製の底板11を装着したとき、その底
板11の内面と接触する。これにより、光学ヘッド6の
アクチュエータ62等は、支持部材63、弾性部材1
4、底板11およびこれに接触する装置本体2を介して
グラウンド(アース)に接続され、スピンドルモータ5
2は、基台51の金属部分、弾性部材14、底板11お
よびこれに接触する装置本体2を介して、グラウンド
(アース)に接続され、ノイズの発生や誤動作の防止に
寄与する。
【0047】このような弾性部材14を用いた場合、ア
ース接続のための導電性部材を兼ねることができるの
で、部品点数の減少が図れるという利点がある。
【0048】以上のようなドライブユニット5は、3つ
のゴムブッシュ55を介してディスクトレー4に装着さ
れている。ドライブユニット5が振動を生じた場合で
も、これらのゴムブッシュ55がその振動を吸収し、制
振効果、騒音低減効果を発揮する。
【0049】ディスクトレー4の裏面の前方部には、ロ
ック機構9が設置されている。このロック機構9は、ソ
レノイド91と、ソレノイド91のプランジャ92の外
周に設置されたコイルバネ93と、プランジャ92の先
端部に係合するロックレバー94と、装置本体2側に形
成されたピン99とで構成されている。
【0050】コイルバネ93は、プランジャ92が伸長
する方向にプランジャ92を付勢している。
【0051】ロックレバー94は、ソレノイド91のプ
ランジャ92の伸縮動作に連動して作動するもので、そ
の基端側がヒンジ98によりディスクトレー4に対し回
動可能(変位可能)に支持されている。そして、ロック
レバー94の先端部には、ピン99に係合し得るフック
95が形成され、ヒンジ98による回動中心とフック9
5との中間位置には、プランジャ92の先端部が係止す
る板状の係止部96が立設されている。また、ロックレ
バー94のヒンジ98による回動中心より先端側近傍に
は、後述するピン部材20の先端が当接可能な押圧部9
7が形成されている。
【0052】ソレノイド91を作動させるスイッチ91
1は、前板10の裏面に対面して設置されており、前板
10に形成されたイジェクトボタン101を押すことに
より、このスイッチ911がオンとなり、ソレノイド9
1へ通電されて励磁される。
【0053】なお、ロックレバー94の構成材料は、特
に限定されないが、金属材料で構成されているのが好ま
しく、特に、鉄、ニッケル、コバルトまたはこれらを主
とする合金(例えば、ステンレス鋼)のような強磁性体
で構成されているのが好ましい。この理由は、後に詳述
する。
【0054】ピン99は、装置本体2の底板より立設さ
れている。このピン99は、一方の固定側ガイドレール
121の内側近傍であって、スライドレール123の摺
動およびディスクトレー4の移動を妨げない位置に形成
されている(図7参照)。
【0055】次に、ロック機構9の作用について説明す
る。ソレノイド91が非作動状態では、コイルバネ93
の弾性力(付勢力)によりプランジャ92が伸長状態と
され、これに伴い、プランジャ92の肩部921が係止
部96に係止していることから、ロックレバー94は、
ヒンジ98を中心に図3、図4中反時計回りに回動する
方向へ付勢されている。このとき、ディスクトレー4が
装置本体2内に収納されている状態(装填位置)では、
ロックレバー94のフック95がピン99に係止し、こ
の収納状態が保持(ロック)される(図10参照)。
【0056】なお、このロック状態に至る動作は、次の
通りである。ディスクトレー4を後方へ向けて押し込
み、装填位置へ移動させる際には、まず、フック95の
先端の傾斜面951がピン99に当接し、ピン99によ
り傾斜面951が押圧されつつピン99が傾斜面951
に沿って摺動し、ロックレバー94が時計回りに回動す
る。ピン99が傾斜面951の終端に至り、傾斜面95
1から外れると、コイルバネ93の付勢力によりロック
レバー94が再び反時計回りに回動し、フック95がピ
ン99に係止し、ロックされる。
【0057】以上のようなロック状態において、イジェ
クトボタン101を押すと、スイッチ911がオンとな
り、ソレノイド91へ通電されて励磁される。これによ
り、プランジャ92がコイルバネ93の付勢力に抗して
収縮し、プランジャ92の先端部(肩部921または頭
部922)およびこれに係止している係止部96を介し
てロックレバー94がソレノイド91側へ引っ張られ、
ロックレバー94がヒンジ98を中心に図3、図4中時
計回りに回動する。このロックレバー94の回動によ
り、フック95がピン99から外れ、ディスクトレー4
の収納状態のロックが解除される(図11参照)。
【0058】このとき、ロックレバー94の少なくとも
係止部96が強磁性体で構成されている場合には、ソレ
ノイド91へ通電されプランジャ92が励磁されたと
き、プランジャ92の肩部921が係止部96を磁気的
に吸着し、この吸着状態を維持しつつ、プランジャ92
の収縮に伴ってロックレバー94をソレノイド91側へ
引き寄せるように作動する。これにより、プランジャ9
2の頭部922が係止部96に係止してロックレバー9
4を同様に作動させる場合に比べて、係止部96とプラ
ンジャ92との遊びが少なくなり、動作に無駄がなくな
るという利点がある。その結果、より迅速なロック動作
およびその解除動作が可能となるとともに、ロック機構
9の設置スペースを小さくすることができる。
【0059】なお、誤って肩部921による係止部96
の吸着が外れた場合でも、頭部922が係止部96に係
止することとなるので、ロックの解除動作は、確実にな
される。
【0060】ディスクトレー4の裏面の後方部には、ス
ピンドルモータ52、モータ71、アクチュエータ6
2、ソレノイド91等の駆動制御や、光学ヘッド6の受
光素子で得られる信号の処理等を行うための回路が形成
された回路基板15が設置されている。
【0061】この回路基板15は、装置本体2に設置さ
れた回路基板21とフレキシブルプリント配線19を介
して電気的に接続されている。また、回路基板15は、
スピンドルモータ52、モータ71、ソレノイド91、
光学ヘッド6のアクチュエータ62、受光素子およびレ
ーザ光源とも、図示しない同様のフレキシブルプリント
配線を介して接続されている。
【0062】また、回路基板15には、半導体チップ1
6、17等の各種電子部品が搭載されている。
【0063】図3〜図5、図13に示すように、半導体
チップ17には、半導体チップ17の駆動により発生す
る熱を放熱(放散)するための放熱部材18が装着され
ている。この放熱部材18は、例えば銅、銅合金、ステ
ンレス鋼、アルミニウムのような金属材料で構成され、
高い熱伝導性と導電性とを有している。
【0064】放熱部材18は、半導体チップ17の上面
(モールド部上面)に被せられる板状の本体部181
と、本体部181から下方へ折り曲げられて形成され、
半導体チップ17のアース端子171に接触する一対の
脚部183と、本体部181の中央部に形成された開口
182の縁部から該開口182の中央部上方へ向かって
延出する端子部184とで構成されている(図13参
照)。
【0065】端子部184は、弾性を有するバネ部材で
あり、ディスクトレー4に金属製の底板11を装着した
とき、その底板11の内面と接触する。これにより、回
路基板15上の半導体チップ17等は、放熱部材18、
底板11およびこれに接触する装置本体2を介してグラ
ウンド(アース)に接続され、ノイズの発生や誤動作の
防止に寄与する。
【0066】また、半導体チップ17で発生した熱は、
放熱部材18へ伝達され、その本体部181から放散さ
れるが、その熱の一部は、端子部184を介して底板1
1へも伝達され、放散される。これにより、放熱効果、
すなわち半導体チップ17の冷却効率も向上する。
【0067】このように放熱部材18は、優れた放熱作
用を有するのみならず、アース接続を行うため等の電気
接点部材としての機能をも兼ね備えているため、部品点
数の削減に寄与する。
【0068】放熱部材18は、半導体チップ17に嵌合
されて装着されていればよいが、これらを接着剤で接着
してもよい。この場合、使用される接着剤としては、熱
伝導性の良いものが好ましい。
【0069】なお、本実施例において、半導体チップ1
7は、ドライバICであり、比較的発熱量が多いもので
あるため、このような放熱部材18を装着するのに適し
ているが、他の種類の半導体チップに同様の放熱部材1
8を装着してもよいことは、言うまでもない。すなわ
ち、本実施例においては、半導体チップ17、22また
は23のうちのいずれかに、このような放熱部材18を
装着することができる。
【0070】また、放熱部材18の形状、構造は、図示
のものに限定されず、装着する半導体チップの種類や形
状、端子部が接触する金属部分の位置や構造等に応じ
て、適宜設定することができる。
【0071】ディスクトレー4は、装置本体2に対し、
前後方向に装填位置と排出位置との間を移動(摺動)す
る。この移動は、ガイドレール機構12によりなされ
る。
【0072】図3および図7に示すように、ガイドレー
ル機構12は、一対の固定側ガイドレール121と、一
対の可動側ガイドレール122と、これらのガイドレー
ル121、122のそれぞれに対し摺動し得る一対のス
ライドレール123とで構成されている。
【0073】両固定側ガイドレール121は、それぞ
れ、装置本体2の対向する側壁の内側に固着されてい
る。この固定側ガイドレール121には、その長手方向
に沿って溝が形成されており、この溝内にスライドレー
ル123が挿入され、これにより、スライドレール12
3は、固定側ガイドレール121に対し摺動する。
【0074】スライドレール123には、その長手方向
に沿って溝が形成されている。両可動側ガイドレール1
22は、それぞれ、ディスクトレー4の対向する側方縁
部に凸条として形成されている。スライドレール123
の溝内には、可動側ガイドレール122が挿入され、こ
れにより、スライドレール123は、可動側ガイドレー
ル122に対し摺動する。
【0075】なお、両スライドレール123の後端に
は、ストッパ124が形成され、該ストッパ124の係
止により、スライドレール123の固定側ガイドレール
121に対する前方への移動限界を規制している。ま
た、一方のスライドレール123の途中には、ストッパ
125が形成され、該ストッパ125の係止により、可
動側ガイドレール122のスライドレール123に対す
る前方への移動限界を規制している。
【0076】以上のようなガイドレール機構12によ
り、ディスクトレー4は、その全体が装置本体2内に収
納された状態である装填位置(図6に示す状態)と、そ
の全体が装置本体2の前方側に排出された状態である排
出位置(図7に示す状態)との間を移動することができ
る。
【0077】装置本体2内後方の片方の側部には、ディ
スクトレー4の排出機構8が設置されている。この排出
機構8は、装置本体2の側板を折り曲げて形成した一対
の軸支持部81と、両軸支持部81に支持されたシャフ
ト82と、シャフト82の外周部に配置されたコイルバ
ネ(付勢部材)83と、シャフト82に挿通され、コイ
ルバネ83により前方へ付勢される係止部材84とで構
成されている。
【0078】両軸支持部81には、それぞれ、U字状の
溝811が形成されている。一方、シャフト82の両端
部には、それぞれ、その外径が縮径した縮径部が形成さ
れ、この縮径部が対応する溝811内に挿入または嵌入
されることにより、シャフト82が軸支持部81に支持
されている。
【0079】なお、シャフト82は、装置本体2から天
板3を除去した状態では、両軸支持部81に対し着脱自
在とされており、装置本体2に天板3をビス止めする
と、その天板3によりシャフト82が両溝811から離
脱することが阻止され、両軸支持部81に支持された状
態が保持される。このような構成とすることにより、排
出機構8の組み立てを容易に行うことができる。
【0080】係止部材84は、シャフト82が挿通され
る孔841と、装置本体2の中央側へ向けて突出する突
部842とを有している。突部842は、ディスクトレ
ー4の後部付近の片方の側部に形成された段差部42に
当接、係止する。
【0081】コイルバネ83は、その後端が一方の軸支
持部81に当接している。また、コイルバネ83の前端
は、係止部材84に当接し、係止部材84を前方へ付勢
する。ただし、係止部材84は、前方側の軸支持部81
に当接したところで停止し、それ以上前方へは移動しな
い。
【0082】ディスクトレー4を後方へ移動して装填位
置へ押し込む際には、段差部42と突部842との係合
により、係止部材84が後方へ押圧され、コイルバネ8
3の付勢力に抗して同方向へ移動する。ディスクトレー
4が装填位置へ接近し、該装填位置へ到達すると、ピン
99は、ロックレバー94の傾斜面951を経た後、フ
ック95に引っ掛かり、その状態が保持される。このと
き、コイルバネ83は、所定の長さまで圧縮され、その
弾性力により係止部材84を介してディスクトレー4を
前方へ付勢している(図6、図8参照)。
【0083】このようにディスクトレー4が装填位置に
あり、かつ、ディスク保持機構54に光ディスクが装
着、保持されているときには、スピンドルモータ52、
光学ヘッド6、光学ヘッド移行機構7等を作動させて光
ディスクの再生または記録を行うことができる。
【0084】イジェクトボタン101を押して前述した
ようにロック機構9のロックを解除すると、ロックレバ
ー94のフック95がピン99から外れる。これによ
り、ディスクトレー4は、コイルバネ83の付勢力によ
り係止部材84を介して押圧され、前方へ移動する。コ
イルバネ83が伸長し、係止部材84が前方側の軸支持
部81に当接するところまでディスクトレー4が移動す
ると、ディスクトレー4の前端部分は、コンピュータ装
置500に装填された状態の装置本体2の前面から突出
する。この突出部分を手で把持し、ディスクトレー4を
前方へ引き出すことにより、ディスクトレー4を排出位
置まで移動させることができる(図7、図9参照)。そ
して、排出位置にあるディスクトレー4に対し、光ディ
スクの着脱、交換を行うことができる。
【0085】このような構成の排出機構8によれば、排
出機構8の各構成要素がディスクトレー4から独立して
おり、ディスクトレー4上に形成されていない。そのた
め、例えば、ディスクトレー4に引っ張りバネの端部を
固定するためのピンや螺子等を設ける必要がなく、よっ
て、構造が簡単であり、部品点数の削減が図れ、また、
組み立ても容易であり、設置スペースも小さい。また、
金属材料同士の摺動がないので、ディスクトレー4を前
方へ押し出す動作を円滑に行うことができる。
【0086】このようなディスク装置1では、例えばデ
ィスクトレー4が装填位置にあり、光ディスクを回転駆
動して再生または記録を行っている最中に、停電、電池
切れやその他の原因で電力の供給が遮断されたり、衝撃
が加わったりすると、イジェクトボタン101の操作に
よりソレノイド91を作動させてロック機構9のロック
を解除することができなくなることがある。この場合に
は、手動でロック機構9のロックを解除し、ディスクト
レー4を前方へ引き出すことが必要であり、本ディスク
装置1は、このようなディスクトレー4の非常排出を行
う非常排出手段を備えている。
【0087】この非常排出手段は、装置本体2の排出機
構8と反対側の側板の前端部付近に形成された孔25
と、ロックレバー94に形成された押圧部97とで構成
される(図3、図6参照)。孔25は、装置本体2の側
方からピン部材20を挿入するためのものであり、ディ
スクトレー4が装填位置にあるとき、押圧部97が対面
する位置に形成されている。
【0088】また、ディスク装置1をコンピュータ装置
500の本体に装填している状態では、孔25は、コン
ピュータ装置500の本体の収納空間501内に位置
し、コンピュータ装置500の表面には露出していな
い。
【0089】図3、図6、図11に示すように、ディス
クトレー4の非常排出を行う場合には、ピン部材20の
先端部を孔25に挿入し、ピン部材20の先端で押圧部
97を押圧する。これにより、ロックレバー94がヒン
ジ98を中心に図3、図4、図11中時計回りに回動
し、フック95がピン99から外れ、ロック機構9のロ
ックが解除される(図11参照)。このロックが解除さ
れると、前述したような排出機構8の作動により、ディ
スクトレー4の前端部分が装置本体2の前面から突出
し、この突出部分を手で把持して前方へ引き出すことに
より、ディスクトレー4を排出位置まで移動させること
ができる。
【0090】この非常排出手段の特徴は、ピン部材20
による操作を装置本体2の側方から行うことにある。す
なわち、装置本体2の側方から非常排出操作を行うため
には、ディスク装置1をコンピュータ装置500の本体
から取り出した状態(図1参照)で行う必要がある。デ
ィスク装置1へ電力を供給するための電源部(図示せ
ず)は、コンピュータ装置500の本体に内蔵されてい
るため、このようなディスク装置1を取り出した状態で
は、コネクタ24が外れ、ディスク装置1内の各部への
電力供給は、強制的に遮断されることとなる。従って、
スピンドルモータ52の駆動回転も停止され、光ディス
クが高速回転した状態でディスクトレー4が引き出され
ることが防止される。そのため、光ディスクを損傷する
こともない。
【0091】また、ロック機構9が、所定方向に付勢さ
れた回動可能なロックレバー94と、そのフック95に
係合するピン99とを備える構成であるため、前述した
手順によるディスクトレー4の非常排出を容易かつ確実
に行うことができる。
【0092】以上、本発明のディスク装置を図示の実施
例に基づいて説明したが、本発明は、これに限定される
ものではなく、本発明の各部の構成は、同様の機能を発
揮し得る任意の構成のものに置換することができる。
【0093】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のディスク装
置によれば、放熱部材が優れた放熱性を有するととも
に、アース接続を行うため等の電気接点部材としての機
能をも兼ね備えているため、アース接続による利点を享
受しつつ、部品点数を減少することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク装置の実施例の外観を示す斜
視図である。
【図2】本発明のディスク装置の分解斜視図である。
【図3】本発明のディスク装置におけるディスクトレー
の裏面の構造を示す底面図である。
【図4】本発明のディスク装置におけるディスクトレー
の裏面の構造を示す底面図である。
【図5】本発明のディスク装置におけるディスクトレー
の裏面の構造を示す底面図である。
【図6】本発明のディスク装置においてディスクトレー
が収納された状態を示す平面図である。
【図7】本発明のディスク装置においてディスクトレー
が引き出された状態を示す平面図である。
【図8】ディスクトレーの排出機構の構成を示す斜視図
である。
【図9】ディスクトレーの排出機構の構成を示す斜視図
である。
【図10】ロック機構の構成を拡大して示す平面図であ
る。
【図11】ロック機構の構成を拡大して示す平面図であ
る。
【図12】光学ヘッドの移動を案内するガイド棒の構成
を示す斜視図である。
【図13】半導体チップに装着された放熱部材の構成を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ディスク装置 2 装置本体 21 回路基板 22、23 半導体チップ 24 コネクタ 25 孔 3 天板 4 ディスクトレー 41 ディスク収納部 42 段差部 5 ドライブユニット 51 基台 511 開口 512 ガイドレール 52 スピンドルモータ 53 ターンテーブル 54 ディスク保持機構 541 爪部材 55 ゴムブッシュ 6 光学ヘッド 61 対物レンズ 62 アクチュエータ 63 支持部材 64 摺動部 641 孔 65 摺動部 7 光学ヘッド移動機構 71 モータ 72 ウォーム 73 大径ギア 74 小径ギア 75 ラックギア 76 ガイド棒 77 溝 8 排出機構 81 軸支持部 811 溝 82 シャフト 83 コイルバネ 84 係止部材 841 孔 842 突部 9 ロック機構 91 ソレノイド 911 スイッチ 92 プランジャ 921 肩部 922 頭部 93 コイルバネ 94 ロックレバー 95 フック 951 傾斜面 96 係止部 97 押圧部 98 ヒンジ 99 ピン 10 前板 101 イジェクトボタン 11 底板 12 ガイドレール機構 121 固定側ガイドレール 122 可動側ガイドレール 123 スライドレール 124、125 ストッパ 13、14 弾性部材 141 板バネ 142、143 端子部 15 回路基板 16、17 半導体チップ 171 アース端子 18 放熱部材 181 本体部 182 開口 183 脚部 184 端子部 19 フレキシブルプリント配線 20 ピン部材 500 コンピュータ装置 501 収納空間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクに記録された情報を再生する
    機能を有するディスク装置であって、 装置本体と、前記装置本体に対し移動可能なディスクト
    レーと、光ディスクを回転駆動するディスク回転駆動手
    段と、光学ヘッドと、前記光学ヘッドを光ディスクの半
    径方向に駆動する光学ヘッド移動機構と、ディスク装置
    の電気回路を構成する回路基板と、前記回路基板上に搭
    載された半導体チップに装着された金属製の放熱部材と
    を有し、 前記放熱部材は、アース接続をとり得る端子部を備えて
    いることを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記放熱部材は、前記半導体チップの上
    面に被せられる本体部と、前記本体部に接続され、前記
    半導体チップのアース端子に接触する脚部と、前記本体
    部から延出し、ディスク装置の金属部分に接触してアー
    ス接続をとる端子部とを備えてなるものである請求項1
    に記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記端子部は、バネ部材で構成される請
    求項2に記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記回路基板は、前記ディスクトレーの
    裏面側に搭載されている請求項1ないし3のいずれかに
    記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】 端子部が、前記ディスクトレーの裏面を
    覆う金属製の底板に接触している請求項4に記載のディ
    スク装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7315452B2 (en) 2004-12-28 2008-01-01 Toshiba Samsung Storage Technology Corporation Optical disk device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7315452B2 (en) 2004-12-28 2008-01-01 Toshiba Samsung Storage Technology Corporation Optical disk device
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