JPH1137966A - セラミック基板、セラミック成形体及びそれらの製造方法 - Google Patents

セラミック基板、セラミック成形体及びそれらの製造方法

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JPH1137966A
JPH1137966A JP20960097A JP20960097A JPH1137966A JP H1137966 A JPH1137966 A JP H1137966A JP 20960097 A JP20960097 A JP 20960097A JP 20960097 A JP20960097 A JP 20960097A JP H1137966 A JPH1137966 A JP H1137966A
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molded body
paste
hole
filling
ceramic
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JP20960097A
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Mitsuaki Miwa
光秋 三輪
Kunio Yanagi
邦夫 柳
Yoshiaki Kuroki
義昭 黒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/09Use of materials for the conductive, e.g. metallic pattern
    • H05K1/092Dispersed materials, e.g. conductive pastes or inks
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/11Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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    • H05K3/40Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K3/4038Through-connections; Vertical interconnect access [VIA] connections
    • H05K3/4053Through-connections; Vertical interconnect access [VIA] connections by thick-film techniques
    • H05K3/4061Through-connections; Vertical interconnect access [VIA] connections by thick-film techniques for via connections in inorganic insulating substrates

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペースト充填用貫通孔が小さくても導電性ペ
ーストを確実に充填することができ、ひいては焼成後に
おいて導通不良が生じにくいセラミック基板を提供す
る。 【解決手段】 セラミック基板1は、基板本体2と、該
基板本体2の厚さ方向に形成されるとともに一端が該基
板本体2の一方の板面(案内先板面)に至るように形成
された導電案内部7と、基板本体2の厚さ方向中間部に
形成されるとともに、導電案内部7の他端側が接続する
配線部3とを備え、導電案内部7が、基板本体2の厚さ
方向と直交する面による断面の寸法が配線部側において
案内先板面の側よりも大きくされたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミック基板、
セラミック成形体及びそれらの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】内部に配線パターンを有するセラミック
基板においては、該配線パターンから基板表面に至る導
電案内部を基板の厚さ方向に形成し、例えばその表面側
末端に端子部等を形成することが一般的に行われてい
る。このようなセラミック基板は、セラミック成形体を
焼成することにより得られるが、その成形体は例えば次
のようにして製造されている。まず、セラミックグリー
ンシートの表面に配線部となるべき導電性ペースト層を
印刷により形成し、該導電性ペースト層が形成された該
グリーンシートの上側から、該導電性ペースト層に対応
する位置において板厚方向に貫通するペースト充填用貫
通孔を有する別のセラミックグリーンシートを積層す
る。そして、該ペースト充填用貫通孔に対し導電性ペー
ストをスクリーン印刷等により充填し、導電性ペースト
層とグリーンシート表面とにまたがる導電案内部を形成
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年では電子
回路基板の小型化が進んでおり、それに伴い配線パター
ンや電極端子等も薄膜化及び細幅化する傾向にある。こ
のような小型の基板を製造する場合、配線パターンが細
幅化するとペースト充填用貫通孔もこれに対応して小さ
くなり、例えばその直径を0.1mm以下程度にまで小さ
くしなければならない場合もある。そして、このように
ペースト充填用貫通孔の直径が小さくなると、導電性ペ
ーストの確実な充填が非常に困難となり、例えば空隙等
が生じて貫通孔に導電性ペーストを確実に充填できず、
焼成後のセラミック基板において導通不良等が生じやす
くなる問題がある。
【0004】本発明の課題は、ペースト充填用貫通孔が
小さくても導電性ペーストを確実に充填することがで
き、ひいては焼成後において導通不良が生じにくいセラ
ミック基板及びそれを製造するためのセラミック成形
体、さらにそれらセラミック基板及びセラミック成形体
の製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上述の課
題を解決するために、本発明のセラミック基板は、基板
本体と、該基板本体の厚さ方向に形成されるとともに一
端が該基板本体の一方の板面(案内先板面)に至るよう
に形成された導電案内部と、基板本体の厚さ方向中間部
又は案内先板面と反対の板面上に形成されるとともに、
導電案内部の他端側が接続する配線部とを備え、導電案
内部が、基板本体の厚さ方向と直交する面による断面の
寸法が配線部側において案内先板面の側よりも大きくさ
れたことを特徴とする(請求項1)。
【0006】上述の構成においては、導電案内部の断面
寸法が、配線部側において板面側よりも大きいので、導
電案内部と配線部との間の接触面積を増加させることが
でき、ひいては導通不良が生じにくくなる。
【0007】上記セラミック基板においては、導電案内
部の案内先板面側の先端部分は、該案内先板面上に形成
された電極端子部に結合することができる(請求項
2)。この場合、電極端子部を基板本体に埋め込むこと
により、その表面を案内先板面とほぼ面一にすることが
できる(請求項3)。電極端子部の表面が案内先板面と
ほぼ面一となることで、例えば後述するように、該基板
を液体の電気物性測定用基板として用いる場合は、液体
を塗布した際に該液体が電極端子部の隣接するもの同士
にまたがりやすくなり、測定精度をより向上させること
ができる。
【0008】上記セラミック基板は、配線部と電極端子
部との組を基板本体の板面幅方向に複数並列的に形成
し、電極端子部の隣接するもの同士にまたがるように測
定対象となる液体を塗布し、配線部及び電極端子部を介
して該液体に通電することにより、該液体を介して流れ
る電圧ないし電流の情報に基づいて該液体の電気的性質
を測定する基板、すなわち液体の電気物性測定用基板と
して構成することができる(請求項4)。このような基
板では、微量の液体の物性を精密に測定することが要求
されるので、配線部の幅ひいては導電案内部の断面寸法
も例えば0.3mm以下と非常に小さくなる。しかしなが
ら、このような構成でも、導電案内部が前述の形状とな
ることで配線部との間の導通不良に起因したトラブルが
生じにくく、ひいては高精度の測定が可能な基板を得る
ことができる。
【0009】上記本発明のセラミック基板は、下記本発
明のセラミック成形体を焼成することにより得ることが
できる。すなわち、該本発明のセラミック成形体は、セ
ラミック粉末により板状に形成されるとともにその一方
の板面と接するように導電性ペースト層が形成された成
形体本体を有し、その成形体本体には、一端が該成形体
本体の他方の板面(以下、案内先板面という)に開口
し、他端側が導電性ペースト層に連なるようにこれを厚
さ方向に貫通してペースト充填用貫通孔が形成される。
そして、そのペースト充填用貫通孔に充填された導電性
ペーストが、導電性ペースト層から成形体本体の案内先
板面に至る導電案内部を形成し、ペースト充填用貫通孔
は、上記厚さ方向と直交する面による断面の寸法が、導
電性ペースト層側において案内先板面側よりも大きくさ
れる(請求項5)。
【0010】上述の構成においては、ペースト充填用貫
通孔の断面寸法が導電性ペースト層側において案内先板
面側よりも大きくされているので、導電案内部と導電性
ペースト層との間の接触面積を増加させることができ、
ひいては焼成後における導通不良等が生じにくくなる。
具体的にはペースト充填用貫通孔は、その内周面が導電
性ペースト層側において径大となるテーパー面とするこ
とができる(請求項6)。こうすれば、導電性ペースト
がテーパー面を伝ってスムーズに充填されるので、空隙
等がさらに生じにくくなる。また、このようなテーパー
状の貫通孔は、後述する通り打抜きにより簡単に形成で
きる。
【0011】次に、請求項2のセラミック基板は、導電
案内部の案内先板面側の先端を、該案内先板面上に形成
された電極端子部ペーストパターンと一体化したセラミ
ック成形体(請求項9)を用いることで能率的に製造で
きる。また、請求項3のセラミック基板は、電極端子部
ペーストパターンが成形体本体に埋め込まれるととも
に、その表面が案内先板面とほぼ面一になったセラミッ
ク成形体(請求項10)を使用することで能率的に製造
できる。
【0012】そして、上記本発明の請求項1ないし4の
セラミック基板は、上記請求項5ないし10のいずれか
に記載のセラミック成形体を焼成することにより製造す
ることができる。この場合、焼成により、成形体本体は
基板本体となり、導電性ペースト層は配線部となる(請
求項11)。また、電極端子部ペーストパターンは電極
端子部となる。
【0013】次に、本発明のセラミック成形体の製造方
法は、以下の工程を含むことを特徴とする(請求項1
2)。 ペースト充填用貫通孔形成工程:セラミック粉末によ
り板状に形成された成形体本体に対し、その厚さ方向に
貫通するとともに、厚さ方向と直交する向きにおけるそ
の断面寸法が一方の板面側において他方の板面側よりも
大きくされたペースト充填用貫通孔を形成する。 ペースト充填工程:成形体本体のペースト充填用貫通
孔に対して導電性ペーストを充填する。 ペースト層形成工程:その成形体本体の一方の板面に
接するように導電性ペースト層を形成する。
【0014】この場合、ペースト充填用貫通孔には、断
面寸法の大きい開口部側から導電性ペーストを充填する
ことができる(請求項13)。これによれば、導電性ペ
ーストがペースト充填用貫通孔に対し大きい側の開口部
から充填されるので、充填不良による空隙等が発生しに
くくなり、ひいてはそれに起因した導通不良等も起こり
にくくなる。
【0015】上記本発明のセラミック成形体の製造方法
は、下記の工程を含むものとすることができる(請求項
14)。 ペースト層印刷・形成工程:成形体本体とは別の板状
のセラミック成形体(以下、副成形体ともいう)の表面
に導電性ペースト層を印刷・形成する。 積層工程:その副成形体の該導電性ペースト層が印刷
・形成された板面に対し成形体本体を、ペースト充填用
貫通孔の断面寸法の大きい開口部側において導電性ペー
スト層に接するように積層する。この場合、ペースト充
填工程は成形体本体の副成形体への積層前又は積層後に
実施される。これによれば、厚さ方向中間に導電性ペー
スト層が形成されたセラミック成形体、ひいては厚さ方
向中間に配線部が形成されたセラミック基板を能率よく
製造することができる。
【0016】上記方法においてペースト充填工程を成形
体本体の積層前に行う場合、導電性ペーストはペースト
充填用貫通孔に対し、断面寸法の大きい開口部側から充
填することができる(請求項15)。この場合、その充
填後において成形体本体を副成形体に対し、上記開口部
側が導電性ペースト層に接するように積層する。これに
より、例えばペースト充填用貫通孔の直径が小さい場合
でも、導電性ペーストがペースト充填用貫通孔に対し大
きい側の開口部から充填されるので、充填不良による空
隙等が発生しにくくなり、ひいてはそれに起因した導通
不良等も起こりにくくなる。なお、ペースト充填工程は
成形体本体の積層後に行うこともできる。この場合、導
電性ペーストはペースト充填用貫通孔に対し、成形体本
体の該断面寸法の小さい側の面から充填することとなる
(請求項16)。
【0017】次に、ペースト充填用貫通孔は前述の通
り、内周面が導電性ペースト層側において径大となるテ
ーパー面とすることができるが、このようなペースト充
填用貫通孔は打抜きにより形成できる。具体的には、該
ペースト充填用貫通孔は、打抜きダイと、そのダイ孔に
相対的に出入りする打抜きパンチとを用いて、成形体本
体を打抜くことにより形成され、ペースト充填用貫通孔
は打抜きパンチに面する側が小径となるテーパー面とな
る(請求項17)。これにより、テーパー状のペースト
充填用貫通孔を簡単に形成することができる。
【0018】次に、本発明のセラミック成形体におい
て、成形体本体の厚さtが0.2〜0.3mmに設定され
る場合、ペースト充填用貫通孔は、案内先板面側の開口
部(小径側開口部)の直径D1を0.1〜0.11mm、
同じく導電性ペースト層側の開口部(大径側開口部)の
直径D2を0.3〜0.7mmの範囲に調整するのがよい
(請求項7)。ペースト充填用貫通孔の大径側開口部の
直径D2が0.1mm未満になると、導電性ペーストをペ
ースト充填用貫通孔に対し確実に充填できなくなる場合
がある。一方、D2が0.7mmを超えると、小径側開口
部と大径側開口部との間の径差が大きくなり過ぎて、打
抜きによる貫通孔の形成が困難となる場合がある。な
お、直径D2はより望ましくは0.4〜0.5mmの範囲
に調整するのがよい。また、ペースト充填用貫通孔は、
小径側開口部の直径をD1、大径側開口部の直径をD2
として、D2/D1は3〜7の範囲で調整するのがよい
(請求項8)。D2/D1が3未満になると、導電性ペ
ーストをペースト充填用貫通孔に対し確実に充填できな
くなる場合がある。また、D2/D1が7を超えると、
小径側開口部と大径側開口部との間の径差が大きくなり
過ぎて、打抜きによる貫通孔の形成が困難となる場合が
ある。なお、D2/D1はより望ましくは4〜5の範囲
に調整するのがよい。
【0019】また、本発明のセラミック成形体の製造方
法において、ペースト充填用貫通孔を打抜きにより形成
する場合、該貫通孔の小径側開口部の直径D1を0.1
〜0.11mmとするには、例えば成形体本体の厚みが
0.2mmの場合、打抜きパンチの直径を0.11〜0.
14mmに設定するようにする。打抜きパンチの直径が該
範囲を外れると、小径側開口部の直径D1の値を上述の
範囲に調整できなくなる。この場合、D2を0.3〜
0.7mmとし、D2/D1を3以上とするには、打抜き
パンチとダイ孔との間に形成される径差(クリアラン
ス)を成形体本体の厚さの5〜15%の範囲で調整する
必要がある(請求項18)。該径差がこの範囲の下側に
外れると、貫通孔の内周面が打抜方向に比較的切り立っ
た形状となり、D2/D1の値が3よりも小さな値とな
ってしまう。一方、上側に外れた場合は、打抜きダイに
よる打抜力への受け力が不足して、小径側開口部周縁に
打抜方向の返りが生じやすくなり、例えば小径側開口部
の周囲にくぼみが生じて平坦度が失われたり、あるいは
小径側開口部の直径D1が希望の大きさよりも大きくな
る等の問題を生ずる場合がある。また、打抜き後の打抜
パンチの保持時間を0.1s以上に設定するのがよい。
該保持時間が0.1s未満になると、D2/D1を3以
上の値に維持できなくなる場合がある。
【0020】上記ペースト充填工程において、ペースト
充填用貫通孔には、導電性ペーストを成形体本体の案内
先板面から盛り上がりを生ずるように充填することがで
き、そのペースト充填工程後において、その盛上がり部
を押さえ部材により加圧する加圧工程を実施することが
できる。(請求項19)。これにより、導電性ペースト
が充填不十分となって空隙が生じた場合でも、押さえ部
材により導電性ペーストを押さえ付けてペースト充填用
貫通孔に押し込むようにすることでそのような空隙を埋
めることができ、ひいては導通不良等がさらに生じにく
くなる。
【0021】また、前述の電極端子部ペーストパターン
は、上記加圧工程において盛上がり部を加圧することに
より成形体本体の表面に形成することができる。これに
より、ペースト充填用貫通孔の空隙の埋め込みと電極端
子部ペーストパターンの形成とを同時に行うことができ
るので効率的である。また、押さえ部材で加圧するよう
になっているので、電極端子部ペーストパターンの表面
の平坦化と上記面一化とを簡単に行うことができる。
【0022】次に、本発明のセラミック成形体の製造方
法の請求項16の態様に関連して、ペースト充填用貫通
孔に対応するペースト供給貫通部を有するマスクシート
を、該ペースト供給貫通部がペースト充填用貫通孔に対
して位置合わせされた状態で、成形体本体に対して積層
するマスクシート積層工程を付加することができる。こ
の場合、マスクシートを成形体本体に積層した状態で、
該マスクシートの上から導電性ペーストを塗布すること
により、ペースト供給貫通部を介してペースト充填用貫
通孔に対し該導電性ペーストを充填することができる。
【0023】この方法によれば、ペースト供給貫通部を
有するマスクシートを成形体本体に重ね、そのマスクシ
ートのペースト供給貫通部を介して、成形体本体のペー
スト充填用貫通孔に導電性ペーストを充填するようにし
たから、ペースト充填用貫通孔が相当に小さい場合であ
っても確実に導電性ペーストを充填することができ、ひ
いては焼成後の基板における導通不良等も生じにくくな
る。
【0024】この場合、前述の盛上がり部を、ペースト
供給貫通部の深さに対応する高さで形成することができ
る。すなわち、マスクシートのペースト供給貫通部を利
用して、盛上がり部を容易に形成できる。また、マスク
シートの厚さ、すなわちペースト供給貫通部の深さを調
整することで、盛上がり部の形成高さを容易に調整で
き、ひいてはペースト充填用貫通孔へのペースト充填量
の調整も簡単である。
【0025】上記マスクシート積層工程においては、成
形体本体に形成された成形体側ピン孔と、これに対応し
てマスクシートに形成されたマスクシート側ピン孔とに
共通の位置決めピンを差し込むことにより、ペースト供
給貫通部をペースト充填用貫通孔に位置合わせした状態
でマスクシートを成形体本体に対し積層することができ
る。これにより、ペースト供給貫通部とペースト充填用
貫通孔との位置合わせを極めて簡単かつ正確に行うこと
ができ、ひいてはペースト充填用貫通孔に対する導電性
ペーストの充填を一層確実に行うことができる。
【0026】また、上記マスクシート積層工程に先立っ
て、ペースト充填用貫通孔を形成前又は形成後の成形体
本体に対し成形体側ピン孔を形成する、成形体側ピン孔
形成工程を行うことができる。さらに、上記マスクシー
ト積層工程に先立って、ペースト供給貫通部を形成前又
は形成後のマスクシートに対しマスクシート側ピン孔を
形成する、マスクシート側ピン孔形成工程を行うことも
できる。
【0027】成形体側ピン孔とマスクシート側ピン孔と
は、成形体本体とマスクシートとを互いに積層した状態
で両者を打ち抜くことにより同時に形成することができ
る。これにより、成形体側ピン孔とマスクシート側ピン
孔とを、位置ずれ等を生ずることなく短時間で効率的に
形成することができる。
【0028】また、上記成形体側ピン孔形成工程におい
て成形体本体には、成形体側ピン孔とペースト充填用貫
通孔とを打抜きにより同時に形成することができる。こ
れにより、成形体側ピン孔とペースト充填用貫通孔と
を、位置ずれ等を生ずることなく短時間で効率的に形成
することができる。
【0029】さらに、マスクシート側ピン孔形成工程に
おいてマスクシートには、マスクシート側ピン孔とペー
スト供給貫通部とを打抜きにより同時に形成することが
できる。これにより、マスクシート側ピン孔とペースト
供給貫通部とを、短時間で効率的に形成することができ
る。
【0030】さらに、ペースト供給貫通部及びペースト
充填用貫通孔を形成前の成形体本体とマスクシートとを
互いに積層し、その状態でそれら成形体本体とマスクシ
ートとを打ち抜くことにより、ペースト供給貫通部とペ
ースト充填用貫通孔とを同時に形成することができる。
これにより、ペースト供給貫通部とペースト充填用貫通
孔とを、位置ずれ等の問題を生ずることなく短時間で効
率的に形成することができる。
【0031】成形体本体は後の分割工程により、ペース
ト供給貫通部がそれぞれ形成された複数の小成形体本体
に分割されることが予定されている場合に、それら小成
形体本体となるべき部分を除いた余白領域に成形体側ピ
ン孔を形成することができる。これにより、余白領域を
成形体側ピン孔の形成部として有効活用でき、しかも複
数の小成形体本体に対し、各ペースト充填用貫通孔に導
電性ペーストを確実かつ能率的に充填することができ
る。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す実施例を参照して説明する。図1は、本発明の
セラミック基板(以下、単に基板ともいう)1の一例を
模式的に示している。基板1は、基板本体2の上面(案
内先板面)に形成された電極端子部5と、基板本体2の
下面に形成された電極端子部6と、基板本体2の板厚方
向中間部において、基板本体2の長手方向に沿って形成
された配線部3とを有している。電極端子部5及び6
は、基板本体2の厚さ方向に形成された導電案内部7及
び8により、配線部3の対応する端部にそれぞれ電気的
に接続されている。導電案内部7は、図1(b)に示す
ように、基板本体2の板厚方向と直交する向きにおける
その断面寸法が、配線部3側において電極端子部5側よ
りも大きく設定された円錐形状を有している。一方、導
電案内部8は、その断面寸法が配線部3側及び電極端子
部6側のそれぞれにおいてほぼ同一寸法とされた円柱形
状を有している。なお、電極端子部5及び6は、基板本
体2側に埋め込まれて基板本体2の表面とほぼ面一とな
るように形成されている。
【0033】上記基板1は液体の電気抵抗値あるいはそ
の他の電気的物性値を測定するために使用されるもので
ある。具体的には基板1は、配線部3と電極端子部5と
の組が板面幅方向に複数並列的に形成されている。そし
て、測定対象となる液滴を電極端子部5の隣接するもの
同士にまたがるように落とし、電極端子部6から配線部
3及び電極端子部5を介して該液滴に通電するととも
に、そのときに該液滴を介して流れる電圧ないし電流の
情報に基づいて該液体の電気的物性値の測定を行う。
【0034】図21にその測定方法の一例を示してい
る。まず、基板1の電極端子部6a,6b,6cに測定
装置70を接続する。測定装置70は、図21(c)に
示すように、例えば公知の交流電位差計方式による抵抗
計として構成されており、トランジスタ回路71、変成
器CT、すべり線抵抗器72、同期整流器73、及び検
出器74等を含む。そして、電極端子部5a,5b,5
cにまたがるように液体を塗布し、その液滴Lの上から
同図(b)に示すように、ガラス板等の絶縁板Gを同じ
く電極端子部5a,5b,5cにまたがるように重ね
る。そしてトランジスタ回路71で交流定電流Iを流
し、接地端子E(電極端子部5a)と端子P(電極端子
部5b)との間の電圧をすべり線抵抗72のRs部分に
生ずる電圧と平衡させることにより測定する。ここで、
平衡したときはVE=KIRSであり、VE=IRXである
からRX=KRS(なお、Kは変成器CTの変成比であ
る)となり、液滴Lの抵抗値(RX)を求めることがで
きる。
【0035】基板1は、微量の液滴の測定が可能となる
ように、例えばその長さが35mm程度、幅が4mm程度、
厚さが0.6mm程度とされ、また、配線部3は、その幅
が0.3mm程度に設定されている。さらに、電極端子部
5は長さ0.12mm、幅0.2mm程度であり、導電案内
部7の断面径は0.1mm程度とされている。
【0036】上記基板1は、図1(c)に示すセラミッ
ク成形体(以下、単に成形体ともいう)20を焼成する
ことにより得られる。上記成形体20は、基板1の配線
部3となるべき導電性ペースト層21を間に挟んで、2
枚のセラミックグリーンシート(以下、単にグリーンシ
ートという)22,23が互いに積層された構成を有し
ている。このうち、グリーンシート22は請求項でいう
成形体本体に相当するものであり、電極端子部5側の導
電案内部7を形成するために、一端が該グリーンシート
22の表面(案内先板面)に開口し、他端側が導電性ペ
ースト層21に連なるようにこれを厚さ方向に貫通して
ペースト充填用貫通孔24が形成されている。
【0037】ペースト充填用貫通孔24は、グリーンシ
ート22の厚さ方向と直交する面による断面の寸法が、
導電性ペースト層21側においてグリーンシート22の
表面側よりも径大となるテーパー面状に形成されてい
る。一方、グリーンシート23には、電極端子部6側の
導電案内部8を形成するために、一端が該グリーンシー
ト23の表面に開口し、他端側が導電性ペースト層21
に連なるようにこれを厚さ方向に貫通してペースト充填
用貫通孔25が形成されている。なお、ペースト充填用
貫通孔25はテーパー面状ではなく円筒面状に形成され
ている。
【0038】そして、これらペースト充填用貫通孔2
4,25に導電性ペースト21’が充填され、導電性ペ
ースト層21とセラミックグリーンシート22及び23
のそれぞれの表面とにまたがるように、導電案内部2
7,28が形成されている。なお、本実施例において導
電性ペーストは、電極端子部5が液体と直接接触するこ
とを考慮して、耐食性に優れたPt(白金)が使用され
ている。また、Pt以外にもW(タングステン)ないし
Mo(モリブデン)等を使用することも可能であるが、
この場合は、焼成後において電極端子部5の表面に、A
u等の高耐食性金属による被覆をメッキ等により形成す
ることが有効である。
【0039】以下、本発明の方法により成形体20を製
造する一例について説明する。図2は、その製造に用い
られるグリーンシート22及び23の例を平面図により
示している。グリーンシート22及び23は、アルミナ
粉末と焼結助剤粉末との混合粉末に、有機結合剤、可塑
剤、解膠剤及び溶剤等からなる成形助剤を配合・混練し
てこれを方形シート状に成形することにより得られるも
のである。これらグリーンシート22及び23は、互い
に積層されて成形体20とされた後、切断線Cによって
複数の横長方形のシート部分SないしS’に分割される
ことが予定されている。これらシート部分S,S’は積
層状態で小成形体本体を形成し、後の焼成によりそれぞ
れ基板1となるべきものである。
【0040】具体的には、長方形状のグリーンシート2
2及び23の中心線Oを挟んでその両側には、それぞれ
複数の上記シート部分S及びS’が、その幅方向に互い
に隣接するように配列している。また、同図(a)に示
すように、グリーンシート22には、各シート部分Sに
対応して中心線Oに関して内側となるようにペースト充
填用貫通孔24が形成されている。一方、同図(b)に
示すように、グリーンシート23には、同じく中心線O
に関して外側となるように各シート部分S’に対応して
ペースト充填用貫通孔25が形成されている。さらに、
グリーンシート22,23のシート部分S及びS’以外
の余白領域には、成形体側ピン孔としてのグリーンシー
ト側ピン孔(後述)29,29’が複数形成されてい
る。
【0041】図5及び図6は、グリーンシート22及び
23へのグリーンシート側ピン孔及びペースト充填用貫
通孔の形成工程を示している。まず、グリーンシート側
ピン孔の形成には、図5に示す金型100を使用する。
すなわち、図5(a)に示すように、セラミックグリー
ンシート22をダイ孔105を有する下型102上にセ
ットし、次いで同図(b)に示すように、パンチ103
を有した上型101を下型102に向けて相対的に接近
させることにより、同図(c)に示すようにパンチ10
3がダイ孔105内に進入してシート22が打ち抜か
れ、グリーンシート側ピン孔29が形成される(図2
(a))。なお、上型101には、ストリッパ部材10
6がばね部材107により上型101から離間する向き
に付勢された状態で設けられており、打抜き前ではグリ
ーンシート22の固定及びグリーンシート22の逃げ防
止、打抜き後においてはグリーンシート22がパンチ1
03とともに連れ戻ること、及び打抜きの際のシート2
2の浮き上がりが防止されるようになっている。
【0042】次にペースト充填用貫通孔の形成は、図6
に示す金型(打抜きダイ)110を使用する。すなわ
ち、図6(a)に示すように、上記グリーンシート22
をダイ孔116を有する下型112に対し、該下型11
2の上面から突出して配置された位置決めピン113を
グリーンシート側ピン孔29に差し込んでセットする。
そして、同図(b)及び(c)に示すように、パンチ1
15を有する上型111を下型112に向けて相対的に
接近させることにより、パンチ115がダイ孔116内
に進入してシート22が打ち抜かれ、同図(d)に示す
ようにペースト充填用貫通孔24が形成される(図2
(a))。なお、上型111には、前述の上型101と
同様のストリッパ部材120及びばね部材121が設け
られている。
【0043】このようにして打ち抜かれたペースト充填
用貫通孔24は、図9(c)に示すように、パンチ11
5に面する側が小径となるテーパー面状のものとなって
いる。具体的には、グリーンシート22の厚さtが0.
2〜0.3mm、貫通孔24の小径側開口部の直径D1が
0.1〜0.11mm、大径側開口部の直径D2が0.3
〜0.7mm、望ましくは0.4〜0.5mmの範囲で調整
されており、D2/D1が3〜7、望ましくは4〜5の
範囲で調整されている。本実施例では、例えばtが0.
26mm、D1が0.1mm、D2=0.6mmである。貫通
孔24のD1とD2を上記範囲に調整するには、例えば
パンチ115の直径を0.1〜0.13mm、パンチ11
5とダイ孔116との径差を0.01〜0.042mmの
範囲で調整し、打抜き速度を例えば300〜800mm/
sの範囲で調整すればよい。
【0044】ここで、図9(b)に示すように、打抜き
により生ずる貫通孔24の大径側開口部の直径D2はダ
イ孔116の直径よりも大きくなっている。そして、グ
リーンシート22は比較的柔軟であり、パンチ115に
より打ち抜かれた部分は、ダイ孔116の外側にはみ出
す部分が生じていても、パンチ115による加圧により
変形しながらダイ孔116内に押し込まれ排出されるこ
ととなる。
【0045】なお、以上のグリーンシート側ピン孔29
及びペースト充填用貫通孔24の形成は、グリーンシー
ト23についてもほぼ同様の手順により実施される。た
だし、グリーンシート23側においては、その厚さtが
0.6mm程度とシート22より厚く、また、ペースト充
填用貫通孔25(図2(b))はテーパー面状ではな
く、内径0.6mm程度の円筒面状に形成されている。
【0046】次に、図10(a)に示すように、グリー
ンシート23の表面に、配線部3(図1)に対応したパ
ターン形状の導電性ペースト層21をスクリーン印刷等
により形成する。このとき、同図(b)に示すように、
ペースト充填用貫通孔25の一部が導電性ペーストによ
り充填される場合がある。次に、同図(c)に示すよう
に、グリーンシート22に対し、ペースト充填用貫通孔
24の大径側開口部(図9(c))から導電性ペースト
21’をスクリーン印刷等により充填する(ペースト充
填工程)。ここで、ペースト充填用貫通孔24の大径側
開口部から導電性ペースト21’を充填することで、該
導電性ペースト21’の充填を確実に行うことができ
る。
【0047】このようにペースト充填用貫通孔24への
充填が完了後、同図(d)及び(e)に示すように、グ
リーンシート22を反転させ、ペースト充填用貫通孔2
4の大径側開口部(図9(c))の面が導電性ペースト
層21に接するように40〜60℃加熱にて加圧積層す
る。そして、図11(a)に示すように、積層されたグ
リーンシート22及び23を印刷用位置決めダイ302
に対し、グリーンシート側ピン孔29,29’に基準ピ
ン303を差し込むことにより、グリーンシート22が
上となるようにセットする。そして、同図(b)に示す
ように、スクリーン印刷によりペースト充填用貫通孔2
4に対応する位置に導電性ペースト21’を充填し、グ
リーンシート22の表面から盛り上がった盛上がり部T
(図12(a))を形成する。続いて導電性ペースト2
1’を乾燥させた後、同図(c)に示すように、加熱手
段310によりダイ302を例えば40℃〜60℃に加
熱した状態で、押さえ部材311をグリーンシート22
上に重ねて加圧することにより、積層されたグリーンシ
ート22及び23を一体化する。ここで、図12(b)
に示すように、押さえ部材311により盛上がり部Tを
押さえ付けることで、その盛り上がった導電性ペースト
21’がシート22の板面方向に広がりつつ厚さ方向に
押し込まれ、シート22の上面とほぼ面一の電極端子ペ
ーストパターン5’(焼成により電極端子部5(図1)
となる)が、導電案内部27の上部に一体化された状態
で形成される(加圧工程)。
【0048】ここで、ペースト充填用貫通孔24は、導
電性ペースト層21側の開口部がこれと反対側の開口部
よりも大径となるテーパー面とされている。こうするこ
とによって、導電案内部27と導電性ペースト層21と
の間で、可能な接触面積を増加させることができ、ひい
ては焼成後における導通不良等が生じにくくなる。ま
た、導電性ペースト21’が充填不十分となって空隙が
生じた場合でも、押さえ部材311により導電性ペース
ト21’を押さえ付けてペースト充填用貫通孔24に押
し込むようにしたからそのような空隙を埋めることがで
き、ひいては導通不良等がさらに生じにくくなる。
【0049】このようにグリーンシート22の加圧工程
が完了すると、図13に示すように、グリーンシート2
3のペースト充填貫通孔25への導電性ペースト21’
の充填が行われる。すなわち、図13(a)に示すよう
に、グリーンシート22及び23を反転させ、グリーン
シート23が上側となるように印刷用位置決めダイ30
2にセットする。続いて、同図(b)に示すように、ス
クリーン印刷によりペースト充填用貫通孔25に対して
導電性ペースト21’を充填するとともに、盛上がり部
Tを形成する。そして、導電性ペースト21’を乾燥さ
せた後、同図(c)に示すように、ダイ302を40℃
〜60℃に加熱した状態で、押さえ部材311により上
側から加圧することにより、図12(c)を援用して示
すように、グリーンシート22及び23を一体化しつつ
導電案内部28と電極端子ペーストパターン6’(焼成
により電極端子部6(図1)となる)が形成される。
【0050】そして、このようなセラミック成形体60
(図4)において図示しない打抜きパンチにより切断線
Cに沿って切断することにより、図1(c)に示すよう
に、それぞれセラミック基板となるべき成形体20に分
離する(切断工程)。その後、成形体20を、例えば温
度1500〜1600℃で焼成することにより、図1
(a)に示すセラミック基板1が得られる。ここで、グ
リーンシート22,23は一体化して基板本体2となる
とともに、導電性ペースト層21は配線部3、さらに電
極端子ペーストパターン5’,6’はそれぞれ電極端子
部5,6となる。
【0051】また、ペースト充填用貫通孔24,25に
対してスクリーン印刷により導電性ペースト21’を充
填する方法以外に、図3に示すマスクシート42,43
を用いる方法も可能である。以下、その方法について説
明する。
【0052】図3はマスクシート42及び43(後述)
の平面図を示している。マスクシート42,43は、例
えばポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート等のプラスチックから構成されており、グリー
ンシート22,23とほぼ同一の平面寸法を有してい
る。マスクシート42は、後述するペースト充填工程に
おいてグリーンシート22(図2(a))に対して使用
するものであり、前述のペースト充填用貫通孔24に対
応するペースト供給貫通孔(ペースト供給貫通部)44
と、グリーンシート側ピン孔29に対応するマスクシー
ト側ピン孔49がそれぞれ形成されている。一方、マス
クシート43も、同様に後述するペースト充填工程にお
いてグリーンシート23(図2(b))に対して使用す
るものであり、ペースト充填用貫通孔25に対応するペ
ースト供給貫通孔(ペースト供給貫通部)45と、グリ
ーンシート側ピン孔29’に対応するマスクシート側ピ
ン孔49’とがそれぞれ形成されている。
【0053】図7及び図8は、マスクシート42及び4
3へのマスクシート側ピン孔及びペースト供給貫通孔の
形成工程を示している。マスクシート側ピン孔は図7に
示す金型200を用いて形成される。すなわち、同図
(a)に示すように、マスクシート42をダイ孔205
を有する下型202にセットし、同図(b)に示すよう
に、パンチ203を有した上型201を下型202に向
けて相対的に接近させることにより、同図(c)に示す
ように、パンチ203がダイ孔205に進入してマスク
シート側ピン孔49が形成される。なお、上型201に
は、ストリッパ部材206及びばね部材207が設けら
れている。
【0054】次に、ペースト供給貫通孔は図8に示す金
型210を用いて形成される。まず、同図(a)に示す
ように、マスクシート42を下型212に対し、該下型
212に形成された位置決めピン213にマスクシート
側ピン孔49を差し込んでセットする。そして、同図
(b)及び(c)に示すように、パンチ215を有する
上型211を下型212に向けて相対的に接近させるこ
とにより、パンチ215がダイ孔216に進入してシー
ト42が打ち抜かれ、同図(d)に示すようにペースト
供給貫通孔44が形成される(図3(a))。なお、上
型211には、ストリッパ部材220及びばね部材22
1が設けられている。
【0055】なお、以上のマスクシート側ピン孔49及
びペースト供給貫通孔44の形成は、マスクシート43
についてもほぼ同様の手順により実施される。
【0056】次に、図14(a)に示すように、グリー
ンシート23の表面に、配線部3(図1)に対応したパ
ターン形状の導電性ペースト層21をスクリーン印刷等
により形成する。このとき、図14(c)に示すように
ペースト充填用貫通孔25の一部が導電性ペーストによ
り充填される場合がある。そして、同図(b)に示すよ
うに、その上からグリーンシート22を、ペースト充填
用貫通孔24の大径側開口部(図9(c))の面が導電
性ペースト層21に接するように積層する。そして、図
15(a)に示すように、積層されたグリーンシート2
2及び23を印刷用位置決めダイ302に対し、グリー
ンシート側ピン孔29,29’に基準ピン303を差し
込むことにより、グリーンシート22が上となるように
セットする。続いて、グリーンシート22の上側からマ
スクシート42を、マスクシート側ピン孔49に位置決
めピン303を差し込んで積層する(マスクシート積層
工程)。このとき、マスクシート42は、ペースト供給
貫通孔44がグリーンシート22のペースト充填用貫通
孔24に対して位置合わせされる。
【0057】そして、同図(b)に示すように、上記マ
スクシート42の上に導電性ペースト21’を塗布し、
その状態で板部材Hをマスクシート42上で移動させる
ことにより、ペースト供給貫通孔44を介してペースト
充填用貫通孔24に対し導電性ペースト21’が充填さ
れ、導電案内部27が形成される(ペースト充填工
程)。次いで、同図(c)に示すようにマスクシート4
2をグリーンシート22から剥がし取り、導電性ペース
ト21’を乾燥させた後、同図(d)に示すように加熱
手段310によりダイ302を例えば40℃〜60℃に
加熱した状態で、押さえ部材311をグリーンシート2
2上に重ねて加圧することにより、積層されたグリーン
シート22及び23を一体化する。ここで、図16
(b)に示すように、マスクシート42を剥がし取った
状態においては、ペースト充填用貫通孔24には、ペー
スト供給貫通孔44の深さに対応する分だけ、導電性ペ
ースト21’が口部から若干盛り上がった状態で充填さ
れている。そして、図16(c)に示すように、押さえ
部材311により盛上がり部Tを押さえ付けることで、
その盛り上がった導電性ペースト21’がシート22の
板面方向に広がりつつ厚さ方向に押し込まれ、シート2
2の上面とほぼ面一の電極端子ペーストパターン5’
(焼成により電極端子部5(図1)となる)が、導電案
内部27の上部に一体化された状態で形成される。
【0058】このようにグリーンシート22のペースト
充填用貫通孔24への充填が完了後、図17に示すよう
に、グリーンシート23のペースト充填用貫通孔25へ
の導電性ペースト21’の充填も同様に行われる。すな
わち、図17(a)に示すように、グリーンシート22
及び23を反転させ、グリーンシート23が上側となる
ように印刷用位置決めダイ302にセットする。続い
て、その上側からマスクシート43をグリーンシート2
3に対し、同様にマスクシート側ピン孔49’を位置決
めピン303に差し込んでセットする。
【0059】そして、同図(b)に示すように、上記マ
スクシート43の上から導電性ペースト21’を塗布
し、板部材Hによりペースト供給貫通孔45を介してペ
ースト充填用貫通孔25に対し導電性ペースト21’を
充填する。そして、同図(c)に示すように、マスクシ
ート43をグリーンシート23から剥がし取り、導電性
ペースト21’を乾燥させた後、同図(d)に示すよう
に、ダイ302を40℃〜60℃に加熱した状態で、押
さえ部材311により上側から加圧することにより、図
16を援用して示すように、グリーンシート22及び2
3を一体化しつつ導電案内部28と電極端子ペーストパ
ターン6’(焼成により電極端子部6(図1)となる)
が形成される。
【0060】そして、このようなセラミック成形体60
(図4)において図示しない打抜きパンチにより切断線
Cに沿って切断することにより、図1(c)に示すよう
に、それぞれセラミック基板となるべき成形体20に分
離する(切断工程)。その後、成形体20を、例えば温
度1500〜1600℃で焼成することにより、図1
(a)に示すセラミック基板1が得られる。
【0061】上記方法においては、ペースト供給用貫通
孔44,45を有するマスクシート42,43をグリー
ンシート22,23に重ね、そのマスクシート42,4
3のペースト供給用貫通孔44,45を介して、グリー
ンシート22,23のペースト充填用貫通孔24,25
に導電性ペースト21’を充填するようにしたから、ペ
ースト充填用貫通孔24,25が相当に小さい場合であ
っても確実に導電性ペースト21’を充填することがで
き、ひいては焼成後の基板における導通不良等も生じに
くくなる。
【0062】なお、図18に示すように、成形体側ピン
孔形成工程において、グリーンシート22(あるいは2
3)には、グリーンシート側ピン孔29(29’)とペ
ースト充填用貫通孔24(25)とを打抜きダイ400
を用いて、打抜きにより同時に形成することができる
(なお、括弧内の符号は図2(b)を参照)。また図1
8を援用して示すように、マスクシート側ピン孔形成工
程において、マスクシート42(43)には、マスクシ
ート側ピン孔49(49’)とペースト供給貫通孔44
(45)とを打抜きダイ400を用いて、打抜きにより
同時に形成することができる(なお、括弧内の符号は図
3(b)を参照)。打抜ダイ400は、図5ないし図8
と同様に、上型401、下型402、パンチ403,4
05、ダイ孔408,409、ストリッパ部材406及
びばね部材407等を備えている。
【0063】さらに、図19に示すように、グリーンシ
ート22(あるいは23)とマスクシート42(あるい
は43)とを互いに積層し、その状態でそれらグリーン
シート22(23)とマスクシート42(43)とを、
打抜ダイ500を用いて打ち抜くことにより、ペースト
供給貫通孔44(あるいは45)とペースト充填用貫通
孔24(25)とを同時に形成することができる。打抜
ダイ500は、図5ないし図8と同様に、上型501、
下型502、パンチ505、ダイ孔508、ストリッパ
部材506及びばね部材507等を備えている。
【0064】また、図20に示すように、グリーンシー
ト22(あるいは23)とマスクシート42(あるいは
43)とを互いに積層した状態で、これを打抜ダイ60
0を用いて打ち抜くことで、グリーンシート側ピン孔2
9(29’)とマスクシート側ピン孔49(49’)と
を同時に形成することもできる。打抜ダイ600は、図
5ないし図8と同様に、上型601、下型602、パン
チ605、ダイ孔608、ストリッパ部材606及びば
ね部材607等を備えている。
【0065】なお、図1(a)に示すように、セラミッ
ク基板1において電極端子部6は、基板本体2の表面か
ら突出した形態とすることも可能である。また、以上の
実施例ではペースト充填用貫通孔25は、テーパー面状
ではなく円筒面状に形成されていたが、これをテーパー
面状に形成することも可能である。
【0066】また、図22に示すように、製造されるセ
ラミック基板1としては、1枚のグリーンシート22に
対してその片面に導電性ペースト層21を印刷して焼成
した構成でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセラミック基板の一例を示す概念図、
及びセラミック成形体の断面図。
【図2】セラミックグリーンシートの平面図。
【図3】マスクシートの平面図。
【図4】セラミック成形体の平面図、及び正面断面図。
【図5】成形体側ピン孔形成工程の説明図。
【図6】ペースト充填用貫通孔形成工程の説明図。
【図7】マスクシート側ピン孔形成工程の説明図。
【図8】ペースト供給貫通部形成工程の説明図。
【図9】ペースト充填用貫通孔形成工程の部分拡大説明
図。
【図10】図5〜図8に続く工程説明図。
【図11】図10に続く工程説明図。
【図12】図11の部分拡大工程説明図。
【図13】図11に続く工程説明図。
【図14】図10の別の方法の一例を示す工程説明図。
【図15】図14に続く工程説明図。
【図16】図15の部分拡大工程説明図。
【図17】図15に続く工程説明図。
【図18】図5〜図8の工程における変形例を示す概念
図。
【図19】同じくその別の変形例を示す概念図。
【図20】さらに別の変形例を示す概念図。
【図21】液体の測定方法の一例を示す概念図。
【図22】セラミック基板の変形例を示す概念図。
【符号の説明】
1 セラミック基板 2 基板本体 3 配線部 5、6 電極端子部 5’、6’ 電極端子部ペーストパターン 7、8 導電案内部 20、60 セラミック成形体 21 導電性ペースト層 22 セラミックグリーンシート(成形体本体) 23 セラミックグリーンシート(副成形体) 24、25 ペースト充填用貫通孔 27、28 導電案内部 29、29’ グリーンシート側ピン孔(成形体側ピン
孔) 42、43 マスクシート 44、45 ペースト供給貫通孔(ペースト供給貫通
部) 49、49’ マスクシート側ピン孔 110 金型(打抜きダイ) 115 パンチ(打抜きパンチ) 116 ダイ孔 303 位置決めピン

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板本体と、 前記基板本体の厚さ方向に形成されるとともに一端が該
    基板本体の一方の板面(以下、案内先板面という)に至
    るように形成された導電案内部と、 前記基板本体の厚さ方向中間部又は前記案内先板面と反
    対の板面上に形成されるとともに、前記導電案内部の他
    端側が接続する配線部とを備え、 前記導電案内部は、前記基板本体の厚さ方向と直交する
    面による断面の寸法が前記配線部側において前記案内先
    板面の側よりも大きくされたことを特徴とするセラミッ
    ク基板。
  2. 【請求項2】 前記導電案内部の前記案内先板面側の先
    端部分は、該案内先板面上に形成された電極端子部に結
    合されている請求項1記載のセラミック基板。
  3. 【請求項3】 前記電極端子部は前記基板本体に埋め込
    まれて、その表面が前記案内先板面とほぼ面一になって
    いる請求項2記載のセラミック基板。
  4. 【請求項4】 前記配線部と前記電極端子部との組が前
    記基板本体の板面幅方向に複数並列的に形成されてお
    り、前記電極端子部の隣接するもの同士にまたがるよう
    に測定対象となる液体を前記案内先板面上に塗布し、前
    記配線部及び前記電極端子部を介して該液体に通電する
    ことにより、該液体を介して流れる電圧ないし電流の情
    報に基づいて該液体の電気的性質が測定できるようにな
    っている請求項2又は3に記載のセラミック基板。
  5. 【請求項5】 セラミック粉末により板状に形成される
    とともにその一方の板面と接するように導電性ペースト
    層が形成された成形体本体を有し、 その成形体本体には、一端が該成形体本体の他方の板面
    (以下、案内先板面という)に開口し、他端側が前記導
    電性ペースト層に連なるようにこれを厚さ方向に貫通し
    てペースト充填用貫通孔が形成されるとともに、そのペ
    ースト充填用貫通孔に充填された導電性ペーストが、前
    記導電性ペースト層から前記成形体本体の前記案内先板
    面に至る導電案内部を形成し、 前記ペースト充填用貫通孔は、前記厚さ方向と直交する
    面による断面の寸法が、前記導電性ペースト層側におい
    て前記案内先板面側よりも大きくされたことを特徴とす
    るセラミック成形体。
  6. 【請求項6】 前記ペースト充填用貫通孔は、その内周
    面が前記導電性ペースト層側において径大となるテーパ
    ー面とされている請求項5記載のセラミック成形体。
  7. 【請求項7】 前記成形体本体の厚さtが0.2〜0.
    3mmに調整されており、前記ペースト充填用貫通孔は、
    前記案内先板面側の開口部(以下、小径側開口部ともい
    う)の直径D1が0.1〜0.11mm、同じく前記導電
    性ペースト層側の開口部(以下、大径側開口部ともい
    う)の直径D2が0.3〜0.7mmの範囲に調整されて
    いる請求項5又は6に記載のセラミック成形体。
  8. 【請求項8】 前記ペースト充填用貫通孔は、小径側開
    口部の直径をD1、大径側開口部の直径をD2として、
    D2/D1が3〜7の範囲で調整されている請求項7記
    載のセラミック成形体。
  9. 【請求項9】 前記導電案内部の前記案内先板面側の先
    端は、該案内先板面上に形成された電極端子部ペースト
    パターンと一体化されている請求項5ないし8のいずれ
    かに記載のセラミック成形体。
  10. 【請求項10】 前記電極端子部ペーストパターンは前
    記成形体本体に埋め込まれるとともに、その表面が前記
    案内先板面とほぼ面一になっている請求項9記載のセラ
    ミック成形体。
  11. 【請求項11】 前記請求項5ないし10のいずれかに
    記載のセラミック成形体を焼成することにより、前記成
    形体本体を基板本体とし、前記導電性ペースト層を配線
    部として、請求項1ないし4のいずれかに記載の前記セ
    ラミック基板を得ることを特徴とするセラミック基板の
    製造方法。
  12. 【請求項12】 前記請求項5ないし10のいずれかに
    記載のセラミック成形体を製造する方法であって、 セラミック粉末により板状に形成された成形体本体に対
    し、その厚さ方向に貫通するとともに、前記厚さ方向と
    直交する向きにおけるその断面寸法が一方の板面側にお
    いて他方の板面側よりも大きくされたペースト充填用貫
    通孔を形成するペースト充填用貫通孔形成工程と、 前記ペースト充填用貫通孔に対して導電性ペーストを充
    填するペースト充填工程と、 前記成形体本体の一方の板面に接するように導電性ペー
    スト層を形成するペースト層形成工程と、 を含むことを特徴とするセラミック成形体の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記ペースト充填用貫通孔には、前記
    断面寸法が大きい開口部側から前記導電性ペーストが充
    填される請求項12記載のセラミック成形体の製造方
    法。
  14. 【請求項14】 前記成形体本体とは別の板状のセラミ
    ック成形体(以下、副成形体ともいう)の表面に導電性
    ペースト層を印刷・形成するペースト層印刷・形成工程
    と、 その副成形体の該導電性ペースト層が印刷・形成された
    板面に対し前記成形体本体を、前記ペースト充填用貫通
    孔の前記断面寸法の大きい側において前記導電性ペース
    ト層に接するように積層する積層工程とを含み、 前記ペースト充填工程は前記成形体本体の前記副成形体
    への積層前又は積層後に実施される請求項12又は13
    に記載のセラミック成形体の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記ペースト充填工程は、前記成形体
    本体の前記副成形体への積層前に行われるものとされ、
    前記導電性ペーストは前記ペースト充填用貫通孔に対
    し、前記断面寸法の大きい開口部側から充填される請求
    項14記載のセラミック成形体の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記ペースト充填工程は、前記成形体
    本体の前記副成形体への積層後に行われるものとされ、
    前記導電性ペーストは前記ペースト充填用貫通孔に対
    し、前記断面寸法の小さい開口部側から充填される請求
    項14記載のセラミック成形体の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記ペースト充填用貫通孔形成工程に
    おいて前記ペースト充填用貫通孔は、打抜きダイと、そ
    のダイ孔に相対的に出入りする打抜きパンチとを用い
    て、前記成形体本体を打抜くことにより形成され、前記
    ペースト充填用貫通孔は前記打抜きパンチに面する側が
    小径となるテーパー面として形成される請求項12ない
    し16のいずれか記載のセラミック成形体の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記打抜きパンチと前記ダイ孔との径
    差は、前記成形体本体の厚さの5〜15%の範囲で調整
    されている請求項17記載のセラミック成形体の製造方
    法。
  19. 【請求項19】 前記ペースト充填工程において、前記
    ペースト充填用貫通孔には前記導電性ペーストが前記成
    形体本体の案内先板面から盛り上がりを生ずるように充
    填されるとともに、 そのペースト充填工程後において、その盛上がり部を押
    さえ部材により加圧する加圧工程を含む請求項12ない
    し18のいずれかに記載のセラミック成形体の製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002232017A (ja) * 2001-01-30 2002-08-16 Kyocera Corp 発光素子収納用パッケージおよびその製造方法
JP2003249750A (ja) * 2002-02-25 2003-09-05 Kyocera Corp 配線基板およびその製造方法

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