JPH1137668A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
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- JPH1137668A JPH1137668A JP20706097A JP20706097A JPH1137668A JP H1137668 A JPH1137668 A JP H1137668A JP 20706097 A JP20706097 A JP 20706097A JP 20706097 A JP20706097 A JP 20706097A JP H1137668 A JPH1137668 A JP H1137668A
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- Japan
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- steam
- cooling fluid
- atmosphere
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
外部に蒸気やドレンを排出することのない熱交換器を得
ること。 【解決手段】 熱交換容器1内の大気開放管4にフィル
タ―部5,20を設ける。フィルタ―部20の出口側に
第二の冷却流体供給部11を設ける。大気開放管4を通
過してくる不凝縮気体とドレンと蒸気の混合流体は、フ
ィルタ―部20でドレンと蒸気が捕捉され、水滴となっ
て大気開放管4内を滴下すると共に、第二の冷却流体供
給部11からの冷却流体により更に確実に滴下し、気体
としての不凝縮気体だけが上部の開放口21から外部へ
排出される。
Description
で使用され残った蒸気や、高温ドレンから発生した再蒸
発蒸気などを、水などの冷却流体で熱交換して凝縮させ
ることにより、モヤモヤと立ち込める蒸気を無くした
り、あるいは、冷却流体を熱交換して温度上昇した温水
を別途使用して蒸気の保有熱を有効利用するものに関す
る。
ば特開昭60−120186号公報に示されたものがあ
る。これは、蒸気供給口を有する熱回収室に冷却管を内
設し、この熱回収室に大気開放部を連通して、大気開放
部と熱回収室の下部に凝縮液を貯溜させることにより、
熱回収室内へ不凝縮気体、例えば空気等、が流入するこ
とを防止して効率良く熱交換することができるものであ
る。
は、熱回収室の外部から不凝縮気体が流入してくること
は防止できるが、蒸気供給口から供給される蒸気中に不
凝縮気体が混入していると、その不凝縮気体の流れによ
って蒸気の一部あるいはドレンの一部が大気開放部から
外部へ排出されてしまう問題があった。不凝縮気体と共
に排出される蒸気やドレンは周辺の環境を悪化させるこ
ととなり、極力防止しなければならないのである。
に空気等の不凝縮気体が混入している場合であっても、
外部に蒸気やドレンを排出することのない熱交換器を得
ることである。
めに講じた手段は、大気開放部を設けた熱交換容器に蒸
気と冷却流体を供給して、蒸気を冷却流体で熱交換する
ことにより凝縮させるものにおいて、大気開放部にフィ
ルタ―部を設けると共に、少なくとも当該フィルタ―部
の出口側に第二の冷却流体供給部を配置したものであ
る。
却流体により熱交換されて凝縮する。供給される蒸気中
に空気等の不凝縮気体が混入していると、不凝縮気体は
冷却流体により凝縮することがないために大気開放部か
ら外部へ排出されるが、その流れによって凝縮すべく蒸
気やドレンの一部が大気開放部へ至る。
より、不凝縮気体と蒸気とドレンの混合流体はこのフィ
ルタ―部を通過する間に、蒸気とドレンの混合が促進さ
れ水滴状になると共に、微小な水滴はフィルタ―部で集
合して成長し、所定の質量になると重力により大気開放
部内を滴下する。
却流体供給部からフィルタ―部に冷却流体を供給するこ
とにより、フィルタ―部で重力で滴下することができる
まで成長することのなかった蒸気とドレンの混合水滴
は、この冷却流体によって滴下できる大きさまで成長し
て大気開放部内を滴下することができる。従って、より
確実に蒸気とドレンを滴下させてこれらが外部へ排出さ
れることを防止することができる。水滴が分離された不
凝縮気体だけがフィルタ―部から系外へ排出される。
いることができ、金属や合成樹脂の細線を詰め合わせた
ものや、グラスファイバ―や、多孔質の焼結金属等を用
いることができる。
べく蒸気を供給する蒸気供給口2と、蒸気の凝縮したド
レンを排出するオ―バ―フロ―管3と、熱交換容器1の
中央に設けた大気開放部としての大気開放管4と、大気
開放管4の上下に取り付けたフィルタ―部5,20、及
び、第二の冷却流体供給部11で熱交換器を構成する。
た冷却コイル7を大気開放管4の周囲に配置して、上部
を温水排出管8と連通する。排出管8を分岐して管12
を設けて第二の冷却流体供給部11と接続する。第二の
冷却流体供給部11は下端部から冷却流体をフィルタ―
部20の上面に噴射することのできるノズルを有するも
のである。また、管12に冷却コイル7の上方から冷却
流体を噴射するノズル13,14を接続する。ノズル1
3,14からの冷却流体により、熱交換容器1内での蒸
気の凝縮を促進するものである。
は、バルブ9を介して図示しないブロワやシュリンクト
ンネル等の蒸気使用装置の出口側や再蒸発タンク等と接
続して凝縮すべく蒸気を熱交換容器1へ供給する。
の下端部10は、熱交換容器1の下方で開口させ、大気
開放管4の更に中央にオ―バ―フロ―管3を取り付け
る。蒸気供給口2から熱交換容器1内へ供給される蒸気
が冷却コイル7で冷却されて凝縮しドレンとなって熱交
換容器1の下部に溜る。溜ったドレンは供給される蒸気
の圧力により大気開放管4内を上昇してオ―バ―フロ―
管3から外部へ排除される。
を設け、更に上方にも第二のフィルタ―部5を設ける。
フィルタ―部5,20は、ステンレスワイヤ―等の金属
の細線を多数本詰め込んだものであり、空気等の気体は
通過させるものである。フィルタ―部5の上部に複数の
開放口21を有する蓋22を取り付ける。
る蒸気中に多量の不凝縮気体例えば空気等を含んでいる
場合、熱交換容器1内に溜った気体は大気開放管4の下
端部10から大気開放管4へ至る間にドレンや蒸気の一
部を巻込んで大気開放管4内へ至る。
気開放管4内のフィルタ―部20に至り、不凝縮気体は
通過するが、ドレンは集合拡大して水滴状となると共
に、蒸気との混合が促進されて更に大きな水滴となる。
大きな塊となったドレンと蒸気の水滴は、大気開放管4
内を下から上へ通過する流体流れに抗して自重で大気開
放管4下部に滴下する。
ができずにフィルタ―部20を通過してしまった蒸気と
ドレンの一部は、第二の冷却流体供給部11からの冷却
流体により凝縮すると共に大きな水滴状となって大気開
放管4内へ滴下する。
に上方へ至ったとしてもフィルタ―部5により凝縮され
て滴下することにより、外部へ排出されることはない。
ドレンと蒸気が確実に分離された不凝縮気体は大気開放
管4上部の開放口21から外部へ排出される。
より、蒸気が含まれている場合のようにモヤモヤと湯気
が周囲に立ち込めることが無いと共に、ドレンが含まれ
ている場合のように周囲に悪影響を及ぼすことが無い。
気等の不凝縮気体を含む場合であっても、大気開放部に
フィルタ―部と第二の冷却流体供給部を設けたことによ
り、不凝縮気体に混入してきた蒸気やドレンはフィルタ
―部で捕捉されると共に、冷却流体で確実に大気開放部
内を滴下することにより、不凝縮気体だけを外部へ排出
することができ、周辺の環境の悪化を防止することがで
きる。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 大気開放部を設けた熱交換容器に蒸気と
冷却流体を供給して、蒸気を冷却流体で熱交換すること
により凝縮させるものにおいて、大気開放部にフィルタ
―部を設けると共に、少なくとも当該フィルタ―部の出
口側に第二の冷却流体供給部を配置したことを特徴とす
る熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20706097A JP3862821B2 (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20706097A JP3862821B2 (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1137668A true JPH1137668A (ja) | 1999-02-12 |
JP3862821B2 JP3862821B2 (ja) | 2006-12-27 |
Family
ID=16533549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20706097A Expired - Fee Related JP3862821B2 (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3862821B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016114325A (ja) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | 株式会社テイエルブイ | 熱交換器 |
-
1997
- 1997-07-15 JP JP20706097A patent/JP3862821B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016114325A (ja) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | 株式会社テイエルブイ | 熱交換器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3862821B2 (ja) | 2006-12-27 |
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