JPH1136818A - 排熱利用複合発電プラントの制御装置 - Google Patents

排熱利用複合発電プラントの制御装置

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JPH1136818A
JPH1136818A JP9208398A JP20839897A JPH1136818A JP H1136818 A JPH1136818 A JP H1136818A JP 9208398 A JP9208398 A JP 9208398A JP 20839897 A JP20839897 A JP 20839897A JP H1136818 A JPH1136818 A JP H1136818A
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JP
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temperature
condenser
steam
control means
evaporator
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JP9208398A
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Toshiyuki Takahashi
俊行 高橋
Akio Wakao
明男 若尾
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排熱流量あるいは排熱温度の変化にかかわら
ず常に安定した発電機出力を得られ、排熱の有効利用が
図れる排熱利用複合発電プラントの制御装置を提供する
ことである。 【解決手段】 排熱の蒸気を排熱蒸気タービン4に導き
発電し、余剰熱水および排熱蒸気を蒸発器14に供給し
て低沸点媒体と熱交換させ、得られた蒸発ガスにて低沸
点媒体タービン16を駆動して発電する。そして、発電
機5の電力負荷設定に対しての排熱蒸気流量変動や媒体
系統の媒体温度変動による蒸発器14および凝縮器18
の2次遅れ要因を低減し、常に安定した発電機出力を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排熱を利用して得
られた蒸気及び余剰熱水を利用した排熱利用複合発電プ
ラントの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、排熱利用発電プラントは工業用
プラントの排熱あるいは地下から得られる排熱を利用し
て蒸気分離器で蒸気と熱水に分離し分離された蒸気を排
熱蒸気タービンに導き発電機を駆動して発電する。そし
て、排熱蒸気タービンで仕事を終えた蒸気を復水器に導
き、復水にしてその復水を冷却塔により冷却している。
このような排熱利用発電プラントは、火力発電プラント
と同様に蒸気によりタービンを回転させるものである
が、火力発電プラントに比べ蒸気タービンを回転させる
のに要する燃料費を大幅に節約できるため、近年、資源
活用の面から注目され始めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな排熱利用発電プラントは、排熱の有効利用の観点か
ら蒸気分離器で発生する蒸気流量についての制御を特に
行なっていない。工業用プラント等から得られる排熱の
全てを蒸気分離器に導き、蒸気と熱水に分離してその蒸
気をタービン駆動に用いるようにしており、排熱流量あ
るいは排熱温度が変化すると直ちに発電機出力も変動す
る。
【0004】また、蒸気分離器で分離された余剰熱水お
よび排熱蒸気タービンで仕事を終えた排熱蒸気について
は、復水器等に戻すだけで排熱の有効利用がなされない
面もあった。
【0005】本発明の目的は、排熱流量あるいは排熱温
度の変化にかかわらず常に安定した発電機出力を得ら
れ、排熱の有効利用が図れる排熱利用複合発電プラント
の制御装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
排熱利用複合発電プラントの制御装置は、排熱蒸気ター
ビン発電機の出力負荷設定値を満たす蒸気流量を排熱蒸
気タービンに導くように制御する蒸気流量制御手段と、
復水器のレベルが排熱蒸気タービン蒸気流量および復水
器温度を加味した復水器水位レベル設定値になるように
制御する復水器水位レベル制御手段と、復水器の復水温
度が排熱蒸気タービンの排熱蒸気温度又は蒸発器の熱水
温度を加味すると共に蒸気流量およびホットウェルタン
ク温度を加味した復水器温度設定値になるように制御す
る復水器温度制御手段と、冷却塔の水槽温度が冷却塔入
口温度および復水器レベルを加味した冷却塔水槽温度設
定値になるように制御する冷却塔水槽温度制御手段と、
排熱蒸気タービン排熱蒸気温度が規定値以上のときは低
沸点媒体タービン発電機の出力負荷設定値を満たす蒸発
ガス流量を低沸点媒体タービンに導くように制御する蒸
気ガス流量制御手段と、蒸気分離器の器内圧力が蒸発ガ
ス流量を加味した蒸気分離器内圧力設定値になるように
制御する蒸気分離器内圧力制御手段と、蒸発器の蒸発ガ
ス圧力が蒸気分離器内圧力および蒸発器レベルを加味し
た蒸発ガス圧力設定値になるように制御する蒸発ガス圧
力制御手段と、蒸発器のレベルが蒸発ガス流量を加味し
た蒸発器レベル設定値になるように制御する蒸発器レベ
ル制御手段と、ホットウェルタンクの温度が低沸点媒体
タービン排熱ガス温度および蒸発ガス流量を加味したホ
ットウェルタンク温度設定値になるように制御するホッ
トウェルタンク温度制御手段とを備えたものである。
【0007】請求項2の発明に係わる排熱利用複合発電
プラントの制御装置は、請求項1の発明において、復水
器レベル制御手段は、復水器レベルと予め定められた設
定値との復水器レベル偏差信号から、蒸気流量制御手段
の蒸気流量制御指令信号と復水器温度制御手段の復水器
温度制御指令信号とを減算して得られる復水器レベル制
御指令信号に基づき、復水器のレベルを制御するように
したものである。
【0008】請求項3の発明に係わる排熱利用複合発電
プラントの制御装置は、請求項1の発明において、復水
器温度制御手段は、復水器の復水温度と予め定められた
設定値との復水器温度偏差信号から、復水温度と排熱蒸
気タービン排熱蒸気温度との温度偏差と復水温度と蒸発
器排熱蒸気温度との温度偏差とのうち高値の偏差信号
と、蒸気流量制御手段の蒸気流量制御指令信号と、ホッ
トウェルタンク温度制御手段のホットウェルタンク温度
制御指令信号とを減算して得られた復水器温度制御指令
信号に基づき、復水器の復水温度を制御するようにした
ものである。
【0009】請求項4の発明に係わる排熱利用複合発電
プラントの制御装置は、請求項1の発明において、冷却
塔水槽温度制御手段は、水槽温度と予め定められた設定
値との水槽温度偏差信号から、水槽温度と冷却塔入口温
度との偏差信号と、復水器レベル制御手段の復水器レベ
ル制御指令信号とを減算して得られた冷却塔水槽温度制
御指令に基づき、冷却塔の水槽温度を制御するようにし
たものである。
【0010】請求項5の発明に係わる排熱利用複合発電
プラントの制御装置は、請求項1の発明において、蒸気
分離器内圧力制御手段は、蒸気分離器の器内圧力と予め
定められた設定値との偏差信号から、蒸気流量制御手段
の蒸気流量制御指令信号を減算して得られた蒸気分離器
内圧力制御指令信号に基づき、蒸気分離器の器内圧力を
制御するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
排熱利用複合発電プラントの制御装置。
【0011】請求項6の発明に係わる排熱利用複合発電
プラントの制御装置は、請求項1の発明において、蒸発
ガス圧力制御手段は、蒸発器の蒸発ガス圧力と予め定め
られた設定値との偏差信号から、蒸気分離器内圧力制御
手段の蒸気分離器内圧力制御指令信号と、蒸発ガス流量
制御手段の蒸発ガス流量偏差信号とを減算して得られた
蒸発ガス圧力制御指令信号に基づき、蒸発器の蒸発ガス
圧力を制御するようにしたものである。
【0012】請求項7の発明に係わる排熱利用複合発電
プラントの制御装置は、請求項1の発明において、蒸発
器レベル制御手段は、蒸発器のレベルと予め定められた
設定値との偏差信号から、蒸発ガス流量制御手段の蒸発
ガス流量偏差信号を減算して得られた蒸発器レベル制御
指令信号に基づき、蒸発器のレベルを制御するようにし
たものである。
【0013】請求項8の発明に係わる排熱利用複合発電
プラントの制御装置は、請求項1の発明において、ホッ
トウェルタンク温度制御手段は、ホットウェルタンクの
温度と予め定められた設定値との偏差信号から、ホット
ウェルタンク温度と低沸点媒体タービン排熱ガス温度と
の偏差信号と、蒸発ガス流量制御手段の蒸発ガス流量制
御指令信号とを減算して得られたホットウェルタンク温
度制御指令信号に基づき、ホットウェルタンクの温度を
制御するようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の実施の形態に係わる排熱利用複
合発電プラントの制御装置37の構成図であり、図2
は、その制御装置37を排熱利用複合発電プラントに適
用したプラント構成図である。
【0015】図2において、高温熱水あるいは地下から
得られる排熱は、排熱ポンプ1を利用して排熱蒸気流路
を通って蒸気分離器2に送られる。この蒸気分離器2で
は排熱流体の蒸気と熱水との分離が行われる。分離され
た蒸気は排熱蒸気タービン蒸気流量調節弁3を介して排
熱蒸気タービン4に供給され、発電機5を駆動し発電す
る。排熱蒸気タービン4を通過した後の排熱蒸気は、排
熱蒸気タービン排熱流路を通って復水器6に送られ復水
される。復水器6で復水された復水は復水ポンプ7によ
り復水流路を通って復水器レベル調節弁8を介して冷却
塔9へ送られ冷却ファン10により冷却される。冷却フ
ァン10で冷却された冷却水は冷却水流路を通って復水
器温度調節弁11を介し復水器6へ送られる。
【0016】一方、蒸気分離器2で分離された余剰熱水
は、蒸気分離器熱水流路を通って蒸気分離器圧力調節弁
12を介して蒸発器14に送られ低沸点媒体と熱交換さ
れる。また、排熱蒸気タービン4を通過した後の排熱蒸
気は排熱蒸気タービン排熱流路を通って蒸発ガス圧力調
節弁13を介して蒸発器14に送られ低沸点媒体と熱交
換される。このように、蒸気分離器2の余剰熱水および
排熱蒸気タービン4の排熱蒸気は、蒸発器14に送られ
低沸点媒体と熱交換される。そして、蒸発器14を通過
した後の熱水は蒸発器熱水流路を通って復水器6に送ら
れる。
【0017】次に、蒸発器14で熱交換された低沸点媒
体の蒸発ガスは、蒸発ガス流路を通って蒸発ガス流量調
節弁15を介して低沸点媒体タービン16に供給され発
電機17を駆動し発電する。低沸点媒体タービン16を
通過した後の蒸発ガスは低沸点媒体タービン排熱流路を
通って凝縮器18に送られ冷却水で冷却されホットウェ
ルタンク19に回収される。回収された低沸点媒体は媒
体ポンプ20により媒体流路を通ってホットウェルタン
クレベル調節弁21を介して蒸発器14に送られる。
【0018】また、凝縮器18に送られる冷却水は、冷
却塔9より冷却水ポンプ22により冷却水流路を通って
ホットウェルタンク温度調節弁23を介して凝縮器18
に送られる。そして、凝縮器18を通過した後の復水
は、復水流路を通って冷却塔9へ送られる。
【0019】次に、本発明の制御装置37には、蒸気流
量検出器24、復水器レベル検出器、復水器温度検出器
26、排熱蒸気温度検出器27、蒸発器熱水温度検出器
28、水槽温度検出器29、復水流路温度検出器30、
蒸発ガス流量検出器31、蒸気分離器圧力検出器32、
蒸発器出口圧力検出器33、蒸発器レベル検出器34、
ホットウェルタンク温度検出器35、低沸点媒体タービ
ン排熱温度検出器36でそれぞれ検出された流量、レベ
ル、温度、圧力が入力され、これらの信号に基づいて、
排熱蒸気タービン蒸気流量調節弁3、復水器レベル調節
弁8、冷却ファン10、復水器温度調節弁11、蒸気分
離器圧力調節弁12、蒸発ガス圧力調節弁13、蒸発ガ
ス流量調節弁15、ホットウェルタンクレベル調節弁2
1、ホットウェルタンク温度調節弁23を調節し、発電
機5の電力負荷設定に対しての排熱蒸気流量変動や媒体
系統の媒体温度変動による蒸発器14および凝縮器18
の2次遅れ要因を低減し、常に安定した発電機出力を得
るように制御する。
【0020】図1において、本発明の制御装置37は、
蒸気流量制御手段A、復水器レベル制御手段B、復水器
温度制御手段C、冷却塔水槽温度制御手段D、蒸発ガス
流量制御手段E、蒸気分離器内圧力制御手段F、蒸発ガ
ス圧力制御手段G、蒸発器レベル制御手段H、ホットウ
ェルタンク温度制御手段Iを備えている。以下、これら
の制御手段について説明する。
【0021】まず、蒸気流量制御手段Aは、発電機5の
出力負荷設定値を満たす蒸気流量を排熱蒸気タービン4
に導くように蒸気流量調整弁3を調節して制御するもの
である。排熱蒸気タービン4に通気される蒸気流量は、
発電機5の電力負荷設定に対しその規定流量になるよう
に制御され、排熱蒸気タービン4の蒸気流量検出器24
により検出された蒸気流量に基づき蒸気流量調節弁3の
開度制御により行われる。
【0022】排熱蒸気流路の蒸気流量検出器24の検出
信号は、開平演算器38でリニアにされ、電力設定器3
9に設定された出力負荷設定値に相当する蒸気流量値と
比較されて蒸気流量偏差信号が求められる。そして、そ
の蒸気流量偏差信号をPID調節計40で演算して蒸気
流量制御信号aを求め、電空変換器41で電流信号を空
気信号に変換して排熱蒸気タービン4の入口の蒸気流量
調節弁3の開度を制御する。これにより、排熱蒸気ター
ビン4の発電機5の電力設定値に追従して蒸気流量は制
御されることになる。
【0023】復水器レベル制御手段Bは、復水器6のレ
ベルが蒸気流量制御および復水器温度制御を加味した復
水器レベル設定値になるように制御するものである。復
水器レベルはその規定値になるように制御され、復水器
レベル検出器25により検出された復水器レベルに基づ
き復水器ポンプ7の出口の復水器レベル調節弁8の開度
を制御して行われる。
【0024】復水器6のレベル検出器25で検出された
復水器6のレベルは、レベル設定器43に設定されたレ
ベル設定値と比較され、ここで得られた復水器レベル偏
差を加減演算器44に入力する。一方、バイアス器42
を介して入力された蒸気流量制御手段Aからの蒸気流量
制御指令信号aおよびバイアス器59を介して入力され
た復水器温度制御手段Cからの復水器温度制御指令信号
cを加減演算器44で復水器レベル偏差から減算する。
【0025】そして、加減演算器44で得られた演算信
号をPID調節計45に入力し、ここで制御信号を得
て、電空変換器46で電流信号を空気信号に変換して、
復水ポンプ7の出口の復水器レベル調節弁8の開度を制
御する。これにより復水器6のレベルはその設定値に追
従して制御される。
【0026】復水器温度制御手段Cは、復水器6の復水
温度と予め定められた設定値との復水器温度偏差信号か
ら、復水温度と排熱蒸気タービン排熱蒸気温度との温度
偏差と復水温度と蒸発器排熱蒸気温度との温度偏差との
うち高値の偏差信号と、蒸気流量制御手段Aの蒸気流量
制御指令信号aと、ホットウェルタンク温度制御手段I
のホットウェルタンク温度制御指令信号iとを減算して
得られた復水器温度制御指令信号cに基づき、復水器の
復水温度を制御するものである。
【0027】復水器6の温度は、その値が規定値になる
ように、復水器温度検出器26により検出された復水器
温度に基づき冷却塔9の出口の復水器温度調節弁11の
開度を調節して制御される。
【0028】復水器温度検出器26の検出信号は温度変
換器48で電流信号に変換され、温度設定器49に設定
された温度設定値と比較される。ここで得られた復水器
温度偏差は加減演算器50に入力される。
【0029】一方、排熱蒸気温度検出器27の検出信号
を温度変換器53で電流信号に変換して加減演算器55
に入力し復水温度検出信号との偏差信号を求める。同様
に、蒸発器熱水温度検出器28の検出信号を温度変換器
54で電流信号に変換し加減演算器56に入力し復水温
度検出信号との偏差信号求める。そして、これら二つの
偏差信号をハイバリューゲート57に入力し値の大きい
方の偏差信号をバイアス器58に出力する。バイアス器
58からの信号は加減算器50で復水器温度偏差から減
算される。
【0030】また、バイアス器42を介して入力された
蒸気流量制御手段Aからの蒸気流量制御指令信号aおよ
びバイアス器94を介して入力されたホットウェルタン
ク温度制御手段Iからのホットウェルタンク温度制御指
令信号iを加減演算器50で復水器温度偏差から減算す
る。そして、加減演算器50で得られた演算信号をPI
D調節計51に入力し、ここで制御信号を得て電空変換
器52で電流信号を空気信号に変換して、冷却塔9の出
口の圧力調節弁11の開度を制御する。これにより復水
器6の温度設定値に追従して制御する。
【0031】冷却塔水槽温度制御手段Dは、冷却塔9の
水槽温度が規定値になるように、冷却塔9の水槽温度検
出器29により検出された冷却塔水槽温度に基づいて冷
却塔9の冷却ファン10の回転数で制御させるものであ
る。
【0032】冷却塔水槽温度制御手段Dでは、水槽温度
と予め定められた設定値との水槽温度偏差信号から、水
槽温度と冷却塔入口温度との偏差信号と、復水器レベル
制御手段Bの復水器レベル制御指令信号bとを減算して
得られた冷却塔水槽温度制御指令dに基づき、冷却塔9
の水槽温度を制御する。
【0033】冷却塔水槽温度検出器29の検出信号は、
温度変換器60で電流信号に変換され、その変換された
水槽温度検出信号と温度設定器61に設定された温度設
定値とを比較する。そして、得られた冷却塔水槽温度偏
差を加減演算器62に入力する。
【0034】一方、復水流路の温度検出器30の検出信
号は温度変換器65で電流信号に変換され、その変換さ
れた温度検出信号を加減演算器66に入力し水槽温度検
出信号との偏差信号が求められる。この偏差信号はバイ
アス器67を介して加減算器62に入力される。また、
加減算器62にはバイアス器47を介して復水器レベル
制御手段Bからの復水器レベル制御指令信号bが入力さ
れる。加減算器62では、冷却塔水槽温度偏差から、バ
イアス器67を介して入力された偏差信号およびバイア
ス器47を介して入力された復水器レベル制御手段Bか
らの復水器レベル制御指令信号bを減算する。
【0035】そして、加減演算器62で得られた演算信
号をPID調節計63に入力し、ここで制御信号を得
て、サイリスタスイッチ64で電流信号に変換して、冷
却塔9の冷却塔ファン10の回転数を制御する。これに
より冷却塔9の水槽温度設定値に追従して制御される。
【0036】蒸発ガス流量制御手段Eは、発電機17の
出力負荷設定値を満たす蒸発ガス流量を排熱蒸気タービ
ン排熱蒸気温度が規定値以上のときに、低沸点媒体ター
ビン16に導くように制御するものである。低沸点媒体
タービン16に通気される蒸発ガス流量は、蒸発ガス流
量調節弁15の開度で制御される。つまり、排熱蒸気タ
ービン排熱蒸気温度が規定値以上のときに、発電機17
の電力負荷設定に対し規定流量になるように、低沸点媒
体タービン16の蒸発ガス流量検出器31により検出さ
れた蒸発ガス流量に基づき蒸発ガス流量調節弁15の開
度制御を行う。
【0037】蒸発ガス流路の蒸発ガス流量検出器31の
検出信号は開平演算器68でリニアにされ、電力設定器
69に設定された出力負荷設定値に相当する蒸発ガス流
量値と比較される。そして、そこで得られた蒸発ガス流
量偏差信号を切替器96に入力する。
【0038】一方、排熱蒸気タービン排熱流路の排熱蒸
気温度検出器27の検出信号を温度変換器53で電流信
号に変換した温度検出信号を制限器95に入力する。制
限器95はその排熱蒸気温度が規定値以上のときON信
号を切替器96に出力するものであり、切換器96は制
限器95の出力がONの時は蒸発ガス流量偏差信号を出
力し、OFFの時は全閉信号を出力する。
【0039】切換器96からの信号はPID調節計70
で演算して、蒸発ガス流量制御信号eを得る。そして、
電空変換器71で電流信号を空気信号に変換して低沸点
媒体タービン16の入力の蒸発ガス流量調節弁15の開
度を制御する。これにより、低沸点媒体タービン16の
発電機17の電力設定値に追従して蒸発ガス流量は制御
されることになる。
【0040】蒸気分離器内圧力制御手段Fは、蒸気分離
器2の器内圧力が蒸発ガス流量制御を加味した蒸気分離
器内圧力設定値になるように制御するものである。蒸気
分離器内圧力制御手段Fでは、蒸気分離器2の器内圧力
と予め定められた設定値との偏差信号から、蒸気流量制
御手段Aの蒸気流量制御指令信号aを減算して得られた
蒸気分離器内圧力制御指令信号fに基づき、蒸気分離器
2の器内圧力を制御する。つまり、蒸気分離器2の器内
圧力が規定値になるように蒸気分離器2の圧力検出器3
2により検出された蒸気分離器内圧力に基づき蒸気分離
器2の出口の蒸気分離器内圧力調節弁15の開度を調節
して制御する。
【0041】蒸気分離器圧力検出器32で検出された蒸
気分離器の器内圧力検出信号は、圧力設定器73に設定
された圧力設定値と比較され、ここで蒸気分離器圧力偏
差が求められる。この蒸気分離器圧力偏差は加減演算器
74に入力される。
【0042】一方、バイアス器42を介して入力された
蒸気流量制御手段Aからの蒸気流量制御指令信号aを加
減演算器74に入力し蒸気分離器圧力偏差から減算す
る。そして、加減演算器74で得られた演算信号をPI
D調節計75に入力し、ここで制御信号を得て、電空変
換器76で電流信号を空気信号に変換して、蒸気分離器
2の出口の蒸気分離器圧力調節弁12の開度を制御す
る。これにより蒸気分離器2の圧力の設定値に追従して
制御する。
【0043】蒸発ガス圧力制御手段Gは、蒸発ガス流路
の蒸発ガス圧力が蒸気分離器内圧力制御および蒸発ガス
流量制御を加味した蒸発ガス圧力設定値になるように制
御するものである。つまり、蒸発器14の蒸発ガス圧力
が規定値になるように蒸発器14の出口の圧力検出器3
3により検出された蒸発ガス圧力に基づき排熱蒸気ター
ビン4の出口蒸発ガス圧力調節弁13の開度制御を行
う。
【0044】蒸発ガス圧力制御手段Gでは、蒸発器14
の蒸発ガス圧力と予め定められた設定値との偏差信号か
ら、蒸気分離器内圧力制御手段Fの蒸気分離器内圧力制
御指令信号fと、蒸発ガス流量制御手段Eの蒸発ガス流
量偏差信号eとを減算して得られた蒸発ガス圧力制御指
令信号gに基づき、蒸発器14の蒸発ガス圧力を制御す
る。
【0045】蒸発ガス流路の蒸発器出口圧力検出器33
で蒸発ガス圧力を検出し、この検出信号は圧力設定器7
8に設定された圧力設定値と比較され、蒸発ガス圧力偏
差が求められる。この蒸発ガス圧力偏差は加減演算器7
9に入力される。
【0046】一方、バイアス器77を介して入力された
蒸気分離器内圧力制御手段Fからの蒸気分離器内圧力制
御指令信号fおよび蒸発ガス流量制御手段Eの蒸発ガス
流量制御指令信号eを加減演算器79で蒸発ガス圧力偏
差から減算する。そして、加減演算器79で得られた演
算信号をPID調節計80に入力し、ここで制御信号を
得て、電空交換器81で電流信号を空気信号に変換し
て、排熱蒸気タービン4の出口の蒸発ガス圧力調節弁1
3の開度を制御する。これにより蒸発ガス流路の圧力の
設定値に追従して制御する。
【0047】蒸発器レベル制御手段Hは、蒸発器14の
レベルが蒸発ガス流量制御を加味した蒸発器レベル設定
値になるように制御するものである。つまり、蒸発器1
4のレベルが規定値になるように、蒸発器レベル検出器
34により検出された蒸発器レベルに基づき媒体ポンプ
20の出口の蒸発器レベル調節弁21の開度を調節して
制御する。蒸発器レベル制御手段Hでは、蒸発器14の
レベルと予め定められた設定値との偏差信号から、蒸発
ガス流量制御手段Eの蒸発ガス流量偏差信号eを減算し
て得られた蒸発器レベル制御指令信号hに基づき、蒸発
器14のレベルを制御する。
【0048】蒸発器レベル検出器34で蒸発器14のレ
ベルを検出し、この検出信号はレベル設定器82に設定
されたレベル設定値と比較され蒸発器レベル偏差が求め
られる。ここで得られた蒸発器レベル偏差を加減演算器
83に入力する。
【0049】一方、バイアス器72を介して入力された
蒸発ガス流量制御手段Eからの蒸発ガス流量制御指令信
号eを加減演算器83で蒸発器レベル偏差から減算す
る。そして、加減演算器83で得られた演算信号をPI
D調節計84に入力し、ここで制御信号を得て、電空変
換器85で電流信号を空気信号に変換して、媒体ポンプ
20の出口の蒸発器レベル調節弁21の開度を制御す
る。これにより蒸発器14のレベルの設定値に追従して
制御する。
【0050】ホットウェルタンク温度制御手段Iは、ホ
ットウェルタンク19の温度が規定値になるように、ホ
ットウェルタンク温度検出器35により検出されたホッ
トウェルタンク温度に基づいて冷却塔9の出口のホット
ウェルタンク温度調節弁23の開度を調節し制御するも
のである。
【0051】ホットウェルタンク温度制御手段Iでは、
ホットウェルタンクの温度と予め定められた設定値との
偏差信号から、ホットウェルタンク温度と低沸点媒体タ
ービン排熱ガス温度との偏差信号と、蒸発ガス流量制御
手段Eの蒸発ガス流量制御指令信号eとを減算して得ら
れたホットウェルタンク温度制御指令信号iに基づき、
ホットウェルタンクの温度を制御する。
【0052】ホットウェルタンク温度検出器35で検出
されたホットウェルタンク19の温度検出信号は温度変
換器86で電流信号に変換される。変換されたホットウ
ェルタンク温度検出信号と温度設定器87に設定された
温度設定器と比較しホットウェルタンク温度偏差を求め
る。ここで得られたホットウェルタンク温度偏差を加減
演算器88に入力する。
【0053】一方、低沸点媒体タービン排熱温度検出器
36で検出された低沸点媒体タービン排熱流路の温度検
出信号を温度変換器91で電流信号に変換し、その変換
した排熱温度検出信号を加減演算器92に入力する。加
減算器92ではホットウェルタンク温度と排熱温度との
偏差信号が求められ、バイアス器93を介して加減算器
88に入力される。
【0054】加減算器88では、バイアス器93を介し
て入力された排熱温度偏差信号および蒸発ガス流量制御
手段Eからの蒸発ガス流量制御指令信号eをホットウェ
ルタンク温度偏差から減算する。そして、加減演算器8
8で得られた演算信号をPID調節計89に入力し、こ
こで制御信号を得て、電空変換器90で電流信号を空気
信号に変換して、冷却水ポンプ22の出口のホットウェ
ルタンク温度調節弁23の開度を制御する。これにより
ホットウェルタンク19の温度の設定値に追従して制御
する。
【0055】このように、発電機5、17の電力負荷設
定に対して排熱蒸気流量変動や媒体系統の媒体温度変動
による蒸発器や凝縮器等の2次遅れ要因を低減しするの
で、常に安定した発電機出力を得ることが可能となる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
温熱水あるいは地下から得られる排熱を蒸気分離し、分
離された蒸気を排熱蒸気タービンに導き発電機を駆動す
ると共に、余剰熱水および排熱蒸気タービンで仕事を終
えた排熱と低沸点媒体を熱交換させ気化した蒸発ガスを
低沸点媒体タービンに導き発電機を駆動させるので、高
効率運用可能な複合発電ができ排熱の有効利用ができ
る。
【0057】また、排熱利用複合発電プラントの電力設
定負荷に対して、排熱蒸気流路の蒸気分離器内の圧力変
動により排熱蒸気タービン入口の蒸気圧力変動を防止
し、さらに、熱水系統への蒸発器の排熱流量変動による
蒸発器の低沸点媒体蒸発ガス圧力の変動を防止し過渡的
な負荷変動に対して安定に制御でき、かつ高効率な運用
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる排熱利用複合発電
プラントの制御装置の構成図。
【図2】本発明が適用される排熱利用複合発電プラント
のプラント構成図。
【符号の説明】
1 排熱ポンプ 2 蒸気分離器 3 排熱蒸気タービン蒸気流量調節弁 4 排熱蒸気タービン 5、17 発電機 6 復水器 7 復水ポンプ 8 復水器レベル調節弁 9 冷却塔 10 冷却ファン 11 復水器温度調節弁 12 蒸気分離器圧力調節弁 13 蒸発ガス圧力調節弁 14 蒸発器 15 蒸発ガス流量調節弁 16 低沸点媒体タービン 18 凝縮器 19 ホットウェルタンク 20 媒体ポンプ 21 ホットウェルタンクレベル調節弁 22 冷却水ポンプ 23 ホットウェルタンク温度調節弁 24 蒸気流量検出器 25 復水器レベル検出器 26 復水器温度検出器 27 排熱蒸気温度検出器 28 蒸発器熱水温度検出器 29 水槽温度検出器 30 復水流路温度検出器 31 蒸発ガス流量検出器 32 蒸気分離器圧力検出器 33 蒸発器出口圧力検出器 34 蒸発器レベル検出器 35 ホットウェルタンク温度検出器 36 低沸点媒体タービン排熱温度検出器 37 制御装置 38、68 開平演算器 57 ハイバリューゲート 64 サイリスタスイッチ A 蒸気流量制御手段 B 復水器レベル制御手段 C 復水器温度制御手段 D 冷却塔水槽温度制御手段 E 蒸発ガス流量制御手段 F 蒸気分離器内圧力制御手段 G 蒸発ガス圧力制御手段 H 蒸発器レベル制御手段 I ホットウェルタンク温度制御手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温熱水あるいは地下から得られる排熱
    を蒸気分離器で蒸気と熱水に分離し、前記蒸気を排熱蒸
    気タービンに導き発電機を駆動して発電すると共に、前
    記排熱蒸気タービンで仕事を終えた蒸気を復水器に導く
    排熱系統と、前記蒸気分離器で得られた熱水および前記
    排熱蒸気タービンで仕事を終えた排熱蒸気を蒸発器に供
    給し低沸点媒体と熱交換させて復水器に導き、前記蒸発
    器で得られた低沸点媒体の蒸発ガスを低沸点媒体タービ
    ンに導き発電機を駆動して発電すると共に、前記低沸点
    媒体タービンで仕事を終えた排ガスを凝縮器に導きホッ
    トウェルタンクに回収し循環させる媒体系統と、前記復
    水器及び前記凝縮器を冷却する冷却塔とを有した排熱利
    用複合発電プラントの制御装置において、前記排熱蒸気
    タービン発電機の出力負荷設定値を満たす蒸気流量を前
    記排熱蒸気タービンに導くように制御する蒸気流量制御
    手段と、前記復水器のレベルが前記排熱蒸気タービン蒸
    気流量および前記復水器温度を加味した復水器水位レベ
    ル設定値になるように制御する復水器水位レベル制御手
    段と、前記復水器の復水温度が前記排熱蒸気タービンの
    排熱蒸気温度又は前記蒸発器の熱水温度を加味すると共
    に前記蒸気流量および前記ホットウェルタンク温度を加
    味した復水器温度設定値になるように制御する復水器温
    度制御手段と、前記冷却塔の水槽温度が前記冷却塔入口
    温度および前記復水器レベルを加味した冷却塔水槽温度
    設定値になるように制御する冷却塔水槽温度制御手段
    と、前記排熱蒸気タービン排熱蒸気温度が規定値以上の
    ときは前記低沸点媒体タービン発電機の出力負荷設定値
    を満たす蒸発ガス流量を前記低沸点媒体タービンに導く
    ように制御する蒸気ガス流量制御手段と、前記蒸気分離
    器の器内圧力が前記蒸発ガス流量を加味した蒸気分離器
    内圧力設定値になるように制御する蒸気分離器内圧力制
    御手段と、前記蒸発器の蒸発ガス圧力が前記蒸気分離器
    内圧力および前記蒸発器レベルを加味した蒸発ガス圧力
    設定値になるように制御する蒸発ガス圧力制御手段と、
    前記蒸発器のレベルが前記蒸発ガス流量を加味した蒸発
    器レベル設定値になるように制御する蒸発器レベル制御
    手段と、前記ホットウェルタンクの温度が前記低沸点媒
    体タービン排熱ガス温度および前記蒸発ガス流量を加味
    したホットウェルタンク温度設定値になるように制御す
    るホットウェルタンク温度制御手段とを備えたことを特
    徴とする排熱利用複合発電プラントの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記復水器レベル制御手段は、前記復水
    器レベルと予め定められた設定値との復水器レベル偏差
    信号から、前記蒸気流量制御手段の蒸気流量制御指令信
    号と前記復水器温度制御手段の復水器温度制御指令信号
    とを減算して得られる復水器レベル制御指令信号に基づ
    き、前記復水器のレベルを制御するようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の排熱利用複合発電プラントの
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記復水器温度制御手段は、前記復水器
    の復水温度と予め定められた設定値との復水器温度偏差
    信号から、前記復水温度と前記排熱蒸気タービン排熱蒸
    気温度との温度偏差と前記復水温度と蒸発器排熱蒸気温
    度との温度偏差とのうち高値の偏差信号と、前記蒸気流
    量制御手段の蒸気流量制御指令信号と、前記ホットウェ
    ルタンク温度制御手段のホットウェルタンク温度制御指
    令信号とを減算して得られた復水器温度制御指令信号に
    基づき、前記復水器の復水温度を制御するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の排熱利用複合発電プラ
    ントの制御装置。
  4. 【請求項4】 前記冷却塔水槽温度制御手段は、前記水
    槽温度と予め定められた設定値との水槽温度偏差信号か
    ら、前記水槽温度と前記冷却塔入口温度との偏差信号
    と、前記復水器レベル制御手段の復水器レベル制御指令
    信号とを減算して得られた冷却塔水槽温度制御指令に基
    づき、冷却塔の水槽温度を制御するようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の排熱利用複合発電プラントの
    制御装置。
  5. 【請求項5】 前記蒸気分離器内圧力制御手段は、前記
    蒸気分離器の器内圧力と予め定められた設定値との偏差
    信号から、前記蒸気流量制御手段の蒸気流量制御指令信
    号を減算して得られた蒸気分離器内圧力制御指令信号に
    基づき、前記蒸気分離器の器内圧力を制御するようにし
    たことを特徴とする請求項1に記載の排熱利用複合発電
    プラントの制御装置。
  6. 【請求項6】 前記蒸発ガス圧力制御手段は、前記蒸発
    器の蒸発ガス圧力と予め定められた設定値との偏差信号
    から、前記蒸気分離器内圧力制御手段の蒸気分離器内圧
    力制御指令信号と、前記蒸発ガス流量制御手段の蒸発ガ
    ス流量偏差信号とを減算して得られた蒸発ガス圧力制御
    指令信号に基づき、前記蒸発器の蒸発ガス圧力を制御す
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の排熱利
    用複合発電プラントの制御装置。
  7. 【請求項7】 前記蒸発器レベル制御手段は、前記蒸発
    器のレベルと予め定められた設定値との偏差信号から、
    前記蒸発ガス流量制御手段の蒸発ガス流量偏差信号を減
    算して得られた蒸発器レベル制御指令信号に基づき、前
    記蒸発器のレベルを制御するようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載の排熱利用複合発電プラントの制御装
    置。
  8. 【請求項8】 前記ホットウェルタンク温度制御手段
    は、前記ホットウェルタンクの温度と予め定められた設
    定値との偏差信号から、前記ホットウェルタンク温度と
    低沸点媒体タービン排熱ガス温度との偏差信号と、前記
    蒸発ガス流量制御手段の蒸発ガス流量制御指令信号とを
    減算して得られたホットウェルタンク温度制御指令信号
    に基づき、前記ホットウェルタンクの温度を制御するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載の排熱利用複
    合発電プラントの制御装置。
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