JPH113676A - 走査電子顕微鏡 - Google Patents

走査電子顕微鏡

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Publication number
JPH113676A
JPH113676A JP9153588A JP15358897A JPH113676A JP H113676 A JPH113676 A JP H113676A JP 9153588 A JP9153588 A JP 9153588A JP 15358897 A JP15358897 A JP 15358897A JP H113676 A JPH113676 A JP H113676A
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JP
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lens
focus
objective lens
electrostatic lens
electron beam
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JP9153588A
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English (en)
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Atsushi Yamada
篤 山田
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Jeol Ltd
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Jeol Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートフォーカス等の動作を高い精度で行う
ことができ、また、フォーカス変化によっても像の移動
が生じない走査電子顕微鏡を実現する。 【解決手段】 対物レンズ絞りの位置に配置された静電
レンズ32を通過した電子ビームは、対物レンズ4によ
って収束され、試料5上にフォーカスされる。ここで、
対物レンズ4の励磁を変えずに静電レンズ32の各電極
の電圧を変化させると、点線のように電子ビームのフォ
ーカスの状態が変化する。なお、実線は静電レンズ32
を動作させない場合のフォーカスの状態を示している。
このように、電子ビームのフォーカスを変化させる場合
には静電レンズ32に印加する電圧を変えることによっ
て行うため、速い速度でフォーカスを変化させることが
できると共に、再現性も良い利点を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ビームのオー
トフォーカスを高い精度で行うことができる走査電子顕
微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、オートフォーカス機能を有した
従来の走査電子顕微鏡の一例を示している。1は電子銃
(図示せず)から発生し加速された電子ビームである。
2,3は2段偏向コイルであり、2段偏向コイル2,3
の夫々には、水平と垂直方向の偏向コイルが含まれてい
る。4は対物レンズであり、対物レンズ4によって細く
集束された電子ビームは試料5に照射される。6は試料
5への電子ビームの照射によって発生した、例えば、2
次電子を検出するための検出器である。
【0003】2段偏向コイル2,3の水平方向の偏向コ
イルには、水平走査信号発生回路7から駆動回路8を介
して水平走査信号が供給され、垂直方向偏向コイルに
は、垂直走査信号発生回路9から駆動回路10を介して
垂直走査信号が供給される。水平走査信号発生回路7と
垂直走査信号発生回路9からの走査信号の速度(周期)
は、コンピュータの如き制御回路11によって制御され
る。
【0004】前記検出器6によって検出された信号は、
増幅器12を介して水平,垂直走査信号が供給されてい
る陰極線管13とフィルター回路14に供給される。フ
ィルター回路14の出力信号は絶対値回路15を介して
積分回路16に供給され、積分回路16によって積分さ
れる。積分回路16の積分値は、AD変換器17によっ
てデジタル信号に変換され、制御回路11内の信号強度
分布メモリー19に記憶される。
【0005】制御回路11内には信号強度分布メモリー
19に記憶された多数の積分値の最大値を検出する最大
値検出ユニット20を有している。更に、制御回路11
は対物レンズ値設定データメモリー21,補助コイル値
設定データメモリー22を有している。対物レンズ値設
定データメモリー21の値は、DA変換器23を介して
対物レンズ駆動回路24に供給される。
【0006】また、補助コイル値設定データメモリー2
2の値はDA変換器25を介して補助コイル26の駆動
回路27に供給される。なお、28は対物レンズ値変換
ユニット,29はオートフォーカスユニットである。こ
のような構成の動作は次の通りである。
【0007】通常の2次電子像を観察する場合、所望の
走査速度となるよう制御回路11は水平走査信号発生回
路7と垂直走査信号発生回路9を制御し、その結果、所
望の偏向信号が偏向コイル2,3に供給され、電子ビー
ム1は、偏向コイル2,3により偏向を受け、試料5の
所望領域を走査する。
【0008】電子ビームの試料5への照射に伴って発生
した2次電子は、検出器6によって検出され、その検出
信号は、増幅器12によって増幅された後、走査信号が
供給されている陰極線管13に供給されることから、陰
極線管13には試料の2次電子像が表示される。
【0009】次にオートフォーカス動作について図2
(a)の補助コイル26の動作曲線、図2(b)の対物
レンズ4の動作曲線を参照しながら説明する。なお、図
2(a),(b)の横軸は時間であり、縦軸は励磁強度
(試料表面とレンズとの間の距離に等しい)である。
【0010】まず、対物レンズ値設定データメモリー2
1に図2(b)に示す初期値Zo を設定し、この初期値
に基づいて対物レンズ駆動回路24を動作させ、対物レ
ンズ4を励磁する。次にオートフォーカススタートユニ
ット29を動作させ、補助コイル値設定データメモリー
22の値を図2(a)に示すように変化させる。図2
(a)では設定値の変化を便宜上直線状に示したが、具
体的には図3(a)に示すようにステップ状に変化させ
る。
【0011】このステップ状の変化の都度、偏向コイル
2,3には試料5上の所望領域を1回走査するための走
査信号が供給される。試料5への電子ビームの照射に基
づいて発生した2次電子は検出器6によって検出され
る。検出信号は増幅器12によって増幅され、フィルタ
ー回路14によって特定の周波数成分をカットした後、
絶対値回路15において負信号が反転される。
【0012】絶対値回路15の出力は積分回路16に供
給されて信号の積分が行われる。この積分は試料上の所
望領域の1回の2次元走査の期間実行され、その走査が
終了した後、積分値はAD変換器17を介して制御回路
11内の信号強度分布メモリー19に送られて記憶され
る。このような積分動作を補助コイル26のステップ状
の励磁変化ごとに、そして、+Aから−Aまで行うと、
図3(b)に示す分布がメモリー19に記憶されること
になる。
【0013】制御回路11内の最大値検出ユニット20
は、図3(b)の分布の最大値を検出し、その時の補助
コイル26への励磁強度を対物レンズ値変換ユニット2
8に供給する。なお、この最大値の励磁の時に電子ビー
ムのフォーカスが合っている。この結果、対物レンズ値
設定データメモリー21の値は初期設定値Zo にフォー
カスが合っているときの補助コイルの励磁強度分(初期
値Zo と合焦点位置とのずれ量)ΔZ1が加算された値
となる。
【0014】対物レンズ4の励磁をZo +ΔZ1に設定
した後、再度上記したオートフォーカス動作を実行し、
その時のZo +ΔZ1と合焦点値とのずれ量ΔZ2につ
いては、補助コイル値設定データメモリー29にセット
される。このセットされる対物レンズの励磁値ΔZ1と
補助コイルの励磁値ΔZ2とは、図2(a),(b)に
示されている。このΔZ1とΔZ2との設定完了によっ
てオートフォーカス動作は終了する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述したオートフォー
カス動作においては、対物レンズ4のヒステリシスによ
り、動作精度が悪いという欠点を有している。例えば、
対物レンズ4に同じ電流値を流しても、電子ビームのフ
ォーカスは同じとはならない。
【0016】また、対物レンズの軸は、対物レンズ4の
上部に配置される対物レンズ絞りがずれていた場合、フ
ォーカス変化にともない、観察画面上の画像が移動して
しまう問題も生じる。すなわち、フォーカスをサーチす
るとき、試料上の同じ位置を電子ビームが通らないた
め、検出するフォーカスデータに誤差が生じる。
【0017】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、その目的は、オートフォーカス等の動作を高い
精度で行うことができ、また、フォーカス変化によって
も像の移動が生じない走査電子顕微鏡を実現するにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】第1の発明に基づく走査
電子顕微鏡は、電子ビームを試料上に細く集束すると共
に試料上で電子ビームを2次元的に走査し、試料から得
られた信号を検出し、検出信号に基づいて試料の走査像
を得るようにした走査電子顕微鏡において、対物レンズ
絞り位置に静電レンズを配置するようにしたことを特徴
としている。
【0019】第1の発明では、対物レンズ絞り位置に静
電レンズを配置し、フォーカスを変化させる際には静電
レンズに印加する電圧を変化させる。第2の発明に基づ
く走査電子顕微鏡は、第1の発明において、静電レンズ
の下側に開き角制御レンズを配置したことを特徴として
いる。
【0020】第2の発明では、静電レンズの下側に開き
角制御レンズを配置し、静電レンズで電子ビームのフォ
ーカスを変化させたときの開き角の変化を補正する。第
3の発明に基づく走査電子顕微鏡は、第1の発明におい
て、オートフォーカス動作時に、静電レンズにステップ
状に変化する電圧を印加するようにしたことを特徴とし
ている。
【0021】第3の発明では、オートフォーカス動作時
に、静電レンズにステップ状に変化する電圧を印加し、
フォーカス変化の応答を速くする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図4は、本発明に基づく走
査電子顕微鏡の基本光学系を示している。電子銃(図示
せず)から発生し加速された電子ビーム1は、収束レン
ズ31によって収束される。収束レンズ31によって収
束された電子ビーム1は、対物レンズ絞りの位置に配置
された静電レンズ32を通過する。
【0023】静電レンズ32は、図5にその詳細を示す
ように3枚の電極33,34,35より構成されてお
り、例えば、中央の電極34にはマイナスの電圧が印加
され、両端の電極33,35にはプラスの電圧が印加さ
れる。図中の点線は静電レンズによる電界分布Eを示し
ており、電子ビーム1は実線のように静電レンズ32の
凸レンズ作用により収束される。
【0024】なお、中央の電極34を接地電位としても
良く、また、逆に中央部の電極34にプラスの電圧を印
加し、両端の電極33,35にマイナスの電圧を印加す
るか、接地電位としても良い。その場合には、静電レン
ズ32は凹レンズとして作用する。
【0025】図4で対物レンズ絞りの位置に配置された
静電レンズ32を通過した電子ビーム1は、対物レンズ
4によって収束され、試料5上にフォーカスされる。こ
こで、対物レンズ4の励磁を変えずに静電レンズ32の
各電極の電圧を変化させると、点線のように電子ビーム
1のフォーカスの状態が変化する。なお、実線は静電レ
ンズ32を動作させない場合のフォーカスの状態を示し
ている。
【0026】このように、図4の光学系では、電子ビー
ム1のフォーカスを変化させる場合には静電レンズ32
に印加する電圧を変えることによって行うため、速い速
度でフォーカスを変化させることができると共に、再現
性も良い利点を有する。すなわち、従来の磁界型のレン
ズを用いたフォーカスの変化では、応答の遅れがあって
高速のフォーカス変化動作が困難であると共に、磁界型
レンズのヒステリシスにより、フォーカスの再現性が悪
い欠点があったが、図4の光学系はそのような欠点を解
決することができる。
【0027】例えば、2種類の高さが異なる試料を観察
する場合、2種類のフォーカス値を用いることになる
が、静電レンズにより2種類のフォーカス変化を行え
ば、高速に精度良くフォーカスを変化させることができ
る。
【0028】また、従来では、対物レンズ絞りと対物レ
ンズおよび補助コイルの3つの軸の内1つでも軸がずれ
ている場合、対物レンズによりフォーカスを変化させた
場合には観察画面上で像が移動することになるが、本発
明においては静電レンズを対物レンズ絞りと兼用さてお
り、対物レンズと静電レンズの軸が合っていれば、この
静電レンズでフォーカスを変化させれば、像の移動は生
じない。
【0029】図6は上記した光学系を用いてオートフォ
ーカスを行うようにした走査電子顕微鏡を示しており、
図1の従来装置と同一ないしは類似部分には同一番号を
付し、その詳細な説明は省略する。
【0030】図6の構成で、対物レンズ絞り位置には静
電レンズ32が配置されている。この静電レンズ32を
構成する各電極には、静電レンズ電源36からの電圧信
号が供給される。静電レンズ電源36には、制御回路1
1内のデータメモリー37に記憶された静電レンズデー
タからの信号がDA変換器38を介して供給され、この
信号に応じた電圧信号を発生する。
【0031】このような構成でオートフォーカス動作を
行う場合には、まず、対物レンズ値設定データメモリー
21からの初期値に基づいて、対物レンズ駆動回路24
を動作させ、対物レンズ4を励磁する。次にオートフォ
ーカススタートユニット29を動作させ、データメモリ
ー37から静電レンズ電源36に供給される信号の値を
ステップ状に変化させる。
【0032】このステップ状の信号変化にともない、静
電レンズ32のレンズ強度もステップ状に変化し、そし
て試料5上の電子ビームのフォーカスも変化する。な
お、この静電レンズ強度のステップ状の変化の都度、図
示していない偏向コイルに試料5上の所望領域を電子ビ
ームで1回走査する走査信号が供給される。
【0033】試料5への電子ビームの照射に基づいて発
生した2次電子は検出器6によって検出される。検出信
号は増幅器12によって増幅され、フィルター回路14
によって特定の周波数成分をカットした後、絶対値回路
15において負信号が反転される。
【0034】絶対値回路15の出力は積分回路16に供
給されて信号の積分が行われる。この積分は試料上の所
望領域の1回の2次元走査の期間実行され、その走査が
終了した後、積分値はAD変換器17を介して制御回路
11内の信号強度分布メモリー19に送られて記憶され
る。このような積分動作は静電レンズ32のステップ状
の強度変化ごとに行われる。
【0035】制御回路11内の最大値検出ユニット20
は、積分値分布の最大値を検出し、その時の静電レンズ
32の強度(合焦点位置)に相当する電圧を対物レンズ
値変換ユニット28に供給する。この結果、対物レンズ
値設定データメモリー21の値は、初期設定値にフォー
カスが合ったときの静電レンズ32の電圧に相当する分
が加算された値となる。
【0036】以上のように、図5に示した構成では、電
子ビーム1のフォーカス変化を静電レンズ32によって
行うようにしたので、試料に照射されるプローブ電流の
変化がない。また、静電レンズ32によりフォーカス変
化を行ったので、磁界型の補助コイルを用いた従来に比
べて応答を速くすることができる。
【0037】更に、電磁コイルの場合のヒステリシスの
影響がないため、ヒステリシスによるフォーカス値の誤
差がなく、動作精度を向上させることができる。そし
て、対物レンズ絞りの軸と静電レンズが一体化している
ため、図1に示した補助コイル26の場合と比較して、
フォーカス変化時の像のずれを著しく小さくすることが
できる。
【0038】上記した実施の形態では、静電レンズによ
って電子ビームのフォーカスをステップ状に変化させ、
最適なフォーカス状態のときの静電レンズ電圧に相当す
る値を対物レンズ4の励磁強度に加えるようにした。こ
の方式以外に、動作時間を短縮させるために、最適なフ
ォーカス状態のときの静電レンズ32の強度に静電レン
ズ32を固定するようにしても良い。具体的には、最大
値検出ユニット20で検出された静電レンズ強度に基づ
いてデータメモリー37を制御し、データメモリー37
から静電レンズ電源36に最適値を供給するように構成
すれば良い。
【0039】この場合、静電レンズ32によるフォーカ
スの変化量によっては、最適開き角が変化する。このた
め、図7に示すように、静電レンズ32と対物レンズ4
との間に開き角制御レンズ40を配置し、この開き角制
御レンズ40で試料5に照射される電子ビームの開き角
αを常に一定に制御することは有効である。
【0040】以上本発明の実施の形態を詳述したが、本
発明は上記した形態に限定されない。例えば、2次電子
を検出したが、反射電子を検出してもよい。また、静電
レンズの構成は、3枚電極を用いたものに限定されず、
1枚あるいは2枚であっても良く、更には4枚以上であ
っても良い。更に、対物レンズ絞り位置に配置する静電
レンズの電極は、3枚電極の場合、中間電極とする必要
はなく、他の電極を対物レンズ絞り位置に配置しても良
い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明では、
対物レンズ絞り位置に静電レンズを配置し、フォーカス
を変化させる際には静電レンズに印加する電圧を変化さ
せるように構成したので、高速度でフォーカスを変化さ
せることができると共に、再現性も良い利点を有する。
【0042】すなわち、従来の磁界型のレンズを用いた
フォーカスの変化では、応答の遅れがあって高速のフォ
ーカス変化動作が困難であると共に、磁界型レンズのヒ
ステリシスにより、フォーカスの再現性が悪い欠点があ
ったが、本発明の光学系はそのような欠点を解決するこ
とができる。
【0043】例えば、2種類の高さが異なる試料を観察
する場合、2種類のフォーカス値を用いることになる
が、静電レンズにより2種類のフォーカス変化を行え
ば、高速に精度良くフォーカスを変化させることができ
る。
【0044】また、従来では、対物レンズ絞りと対物レ
ンズおよび補助コイルの3つの軸の内1つでも軸がずれ
ている場合、対物レンズによりフォーカスを変化させた
場合には観察画面上で像が移動することになるが、本発
明においては静電レンズを対物レンズ絞りと兼用させて
いるので、対物レンズと静電レンズの軸があっていれ
ば、この静電レンズでフォーカスを変化させれば、像の
移動は生じない。
【0045】第2の発明に基づく走査電子顕微鏡は、第
1の発明において、静電レンズの下側に開き角制御レン
ズを配置したので、静電レンズで電子ビームのフォーカ
スを変化させたときの開き角の変化を補正することがで
きる。
【0046】第3の発明に基づく走査電子顕微鏡は、第
1の発明において、オートフォーカス動作時に、静電レ
ンズにステップ状に変化する電圧を印加するようにした
ので、フォーカス変化の応答を速くすることができると
共に、フォーカスの再現性も高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のオートフォーカス機能を有した走査電子
顕微鏡を示す図である。
【図2】図1の走査電子顕微鏡によるオートフォーカス
動作を説明するために用いた信号波系図である。
【図3】図1の走査電子顕微鏡によるオートフォーカス
動作を説明するために用いた信号波系図である。
【図4】本発明に基づく走査電子顕微鏡の基本光学系を
示す図である。
【図5】3枚電極より成る静電レンズの一例を示す図で
ある。
【図6】本発明に基づくオートフォーカス機能を有した
走査電子顕微鏡の一例を示す図である。
【図7】開き角制御レンズを配置した光学系を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 電子ビーム 4 対物レンズ 5 試料 6 検出器 11 制御回路 14 フィルタ回路 15 絶対値回路 16 積分回路 17 AD変換器 20 最大値検出ユニット 21 対物レンズ値設定データメモリー 23,38 DA変換器 28 対物レンズ値変換ユニット 29 オートフォーカスユニット 32 静電レンズ 36 静電レンズ電源 37 データメモリー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ビームを試料上に細く集束すると共
    に試料上で電子ビームを2次元的に走査し、試料から得
    られた信号を検出し、検出信号に基づいて試料の走査像
    を得るようにした走査電子顕微鏡において、対物レンズ
    絞り位置に静電レンズを配置するようにした走査電子顕
    微鏡。
  2. 【請求項2】 静電レンズと対物レンズとの間に開き角
    制御レンズを配置した請求項1記載の走査電子顕微鏡。
  3. 【請求項3】 オートフォーカス動作時に、静電レンズ
    にステップ状に変化する電圧を印加するようにした請求
    項1記載の走査電子顕微鏡。
JP9153588A 1997-06-11 1997-06-11 走査電子顕微鏡 Withdrawn JPH113676A (ja)

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JP9153588A JPH113676A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 走査電子顕微鏡

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JP9153588A JPH113676A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 走査電子顕微鏡

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JP (1) JPH113676A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008192521A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Hitachi High-Technologies Corp 荷電粒子線装置
WO2022058253A3 (en) * 2020-09-17 2022-04-21 Asml Netherlands B.V. Charged particle assessment tool, inspection method

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