JPH11355899A - ステレオ音声システムにおいて音声バランスを動的に維持する方法およびシステム - Google Patents
ステレオ音声システムにおいて音声バランスを動的に維持する方法およびシステムInfo
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- JPH11355899A JPH11355899A JP11125426A JP12542699A JPH11355899A JP H11355899 A JPH11355899 A JP H11355899A JP 11125426 A JP11125426 A JP 11125426A JP 12542699 A JP12542699 A JP 12542699A JP H11355899 A JPH11355899 A JP H11355899A
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- H04S7/303—Tracking of listener position or orientation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Stereophonic System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ステレオ音声システムにおける音声出力バラ
ンスを動的に維持する方法およびシステムを提供する。 【解決手段】 このステレオ音声システムは、小さな手
持ち式無線周波数遠隔制御機構と、各スピーカの近くに
配置された一組の送信器/受信器制御装置とを含む。た
とえば、ステレオ音声システムは、左フロント・スピー
カに1つ、右フロント・スピーカに1つ、左リア・スピ
ーカに1つ、右リア・スピーカに1つ、中央スピーカに
1つ、サブウーファーに1つの合計6つの送信器/受信
器制御装置を有する。ステレオ音声システムは、聴取者
の物理的位置に基づいて、聴取領域全体にわたってステ
レオのヘッドホン効果をシュミレートするように音声バ
ランスを調整することができる。
ンスを動的に維持する方法およびシステムを提供する。 【解決手段】 このステレオ音声システムは、小さな手
持ち式無線周波数遠隔制御機構と、各スピーカの近くに
配置された一組の送信器/受信器制御装置とを含む。た
とえば、ステレオ音声システムは、左フロント・スピー
カに1つ、右フロント・スピーカに1つ、左リア・スピ
ーカに1つ、右リア・スピーカに1つ、中央スピーカに
1つ、サブウーファーに1つの合計6つの送信器/受信
器制御装置を有する。ステレオ音声システムは、聴取者
の物理的位置に基づいて、聴取領域全体にわたってステ
レオのヘッドホン効果をシュミレートするように音声バ
ランスを調整することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に、音声システ
ムの制御に関し、より詳細には、音声システムの音声出
力を制御する方法およびシステムに関する。さらに詳細
には、本発明は、ステレオ音声システムにおける音声出
力バランスを動的に維持する方法およびシステムに関す
る。
ムの制御に関し、より詳細には、音声システムの音声出
力を制御する方法およびシステムに関する。さらに詳細
には、本発明は、ステレオ音声システムにおける音声出
力バランスを動的に維持する方法およびシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ホーム・シアター・システムにお
いて、家庭の視聴者に自宅で劇場品質のビデオ・プレゼ
ンテーションを提供するために、多くの技術的改善がな
されてきた。典型的なホーム・シアター・システムは、
ディジタル汎用ディスク(DVD)やワイド・スクリー
ン・テレビジョンなどの装置を十分に備えたビデオ・シ
ステムの他に、サラウンド・サウンドTM音声システムを
含む高性能音声システムを有し、それにより、家庭の視
聴者は、自分自身があたかも劇場にいるかのように、ホ
ーム・シアター・システムによって提供される映画から
の様々な音響効果を体験することができる。
いて、家庭の視聴者に自宅で劇場品質のビデオ・プレゼ
ンテーションを提供するために、多くの技術的改善がな
されてきた。典型的なホーム・シアター・システムは、
ディジタル汎用ディスク(DVD)やワイド・スクリー
ン・テレビジョンなどの装置を十分に備えたビデオ・シ
ステムの他に、サラウンド・サウンドTM音声システムを
含む高性能音声システムを有し、それにより、家庭の視
聴者は、自分自身があたかも劇場にいるかのように、ホ
ーム・シアター・システムによって提供される映画から
の様々な音響効果を体験することができる。
【0003】一般に、ヘッドホンは、左右のステレオ・
チャネルからの音声出力を最良のバランスで聴取者に提
供する。これは、ヘッドホンが、聴取者の物理的位置の
変化に関係なく聴取者の鼓膜から一定の距離に位置する
ためである。一方、従来のスピーカから再生される音声
出力を聞くとき、聴取者は、真のステレオ・バランスを
維持するために、左右のステレオ・チャネル・スピーカ
から等しい距離に位置しなければならない。そうでない
と、最高性能の音声システムでも、聴取者は、ヘッドホ
ンと同様のステージの中央にいる音響イメージを得るた
めに、システムの音声バランス制御を手動で調整しなけ
ればならない。この開示は、聴取者の物理的位置に関係
なく、聴取者に音声チャネル間で真のステレオ・バラン
スを提供するのに必要なすべての調整を自動的に行なう
方法を提供する。
チャネルからの音声出力を最良のバランスで聴取者に提
供する。これは、ヘッドホンが、聴取者の物理的位置の
変化に関係なく聴取者の鼓膜から一定の距離に位置する
ためである。一方、従来のスピーカから再生される音声
出力を聞くとき、聴取者は、真のステレオ・バランスを
維持するために、左右のステレオ・チャネル・スピーカ
から等しい距離に位置しなければならない。そうでない
と、最高性能の音声システムでも、聴取者は、ヘッドホ
ンと同様のステージの中央にいる音響イメージを得るた
めに、システムの音声バランス制御を手動で調整しなけ
ればならない。この開示は、聴取者の物理的位置に関係
なく、聴取者に音声チャネル間で真のステレオ・バラン
スを提供するのに必要なすべての調整を自動的に行なう
方法を提供する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、以上の点
に鑑みて、本発明の一目的は、音声システム制御のため
の改善された方法およびシステムを提供することであ
る。
に鑑みて、本発明の一目的は、音声システム制御のため
の改善された方法およびシステムを提供することであ
る。
【0005】本発明のもう1つの目的は、音声システム
の音声出力を制御するための改善された方法およびシス
テムを提供することである。
の音声出力を制御するための改善された方法およびシス
テムを提供することである。
【0006】本発明のもう1つの目的は、ステレオ音声
システムにおける音声出力バランスを動的に維持するた
めの改善された方法およびシステムを提供することであ
る。
システムにおける音声出力バランスを動的に維持するた
めの改善された方法およびシステムを提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の方法およびシス
テムによれば、ステレオ音声システムは、基本装置と多
数のスピーカとを含む。別個の制御装置を使用して基本
装置に各スピーカを結合する。次に、聴取者は、無線周
波数信号を送信できる遠隔制御機構によって、すべての
制御装置に対する自分の物理的位置を示す。遠隔制御機
構と各制御装置との間を無線周波数信号が伝わるのにか
かる時間に基づいて、各制御装置に対する遠隔制御機構
の位置が決定される。最後に、各制御装置に対する遠隔
制御機構の位置に従って、真のステレオ・バランスを有
する音声出力を聴取者に提供できるように各スピーカの
音声出力が調整される。
テムによれば、ステレオ音声システムは、基本装置と多
数のスピーカとを含む。別個の制御装置を使用して基本
装置に各スピーカを結合する。次に、聴取者は、無線周
波数信号を送信できる遠隔制御機構によって、すべての
制御装置に対する自分の物理的位置を示す。遠隔制御機
構と各制御装置との間を無線周波数信号が伝わるのにか
かる時間に基づいて、各制御装置に対する遠隔制御機構
の位置が決定される。最後に、各制御装置に対する遠隔
制御機構の位置に従って、真のステレオ・バランスを有
する音声出力を聴取者に提供できるように各スピーカの
音声出力が調整される。
【0008】本発明のすべての目的、特徴および利点
は、以下の詳細に記述した説明から明らかになるであろ
う。
は、以下の詳細に記述した説明から明らかになるであろ
う。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、図面、特に図1を参照する
と、本発明の好ましい実施形態を実装することができる
ステレオ音声システムのブロック図が示されている。図
のように、ステレオ音声システム10の中心構成要素
は、基本装置(ベース・ユニット:BaseUnit)11であ
り、これは、とりわけ当技術分野で周知の前置増幅器と
低音増幅器を含む。基本装置11は、中央チャネル・ス
ピーカ13とサブウーファ12に接続される。さらに基
本装置11は、左フロント送信器/受信器制御装置(T
RCU:Transmitter/Receiver Control Unit)14L
を介して左フロント・スピーカ15L、また右フロント
TRCU14Rを介して右フロント・スピーカ15Rに
接続される。さらに基本装置11は、左リアTRCU1
6Lを介して左リア・スピーカ17Lに接続され、右リ
アTRCU16Rを介して右リア・スピーカ17Rに接
続される。TRCU14LとTRCU14Rは、それぞ
れ左フロント・スピーカ15Lと右フロント・スピーカ
15Rのすぐ近くにある。同様に、TRCU16LとT
RCU16Rは、それぞれ左リア・スピーカ17Lと右
リア・スピーカ17Rのすぐ近くにある。
と、本発明の好ましい実施形態を実装することができる
ステレオ音声システムのブロック図が示されている。図
のように、ステレオ音声システム10の中心構成要素
は、基本装置(ベース・ユニット:BaseUnit)11であ
り、これは、とりわけ当技術分野で周知の前置増幅器と
低音増幅器を含む。基本装置11は、中央チャネル・ス
ピーカ13とサブウーファ12に接続される。さらに基
本装置11は、左フロント送信器/受信器制御装置(T
RCU:Transmitter/Receiver Control Unit)14L
を介して左フロント・スピーカ15L、また右フロント
TRCU14Rを介して右フロント・スピーカ15Rに
接続される。さらに基本装置11は、左リアTRCU1
6Lを介して左リア・スピーカ17Lに接続され、右リ
アTRCU16Rを介して右リア・スピーカ17Rに接
続される。TRCU14LとTRCU14Rは、それぞ
れ左フロント・スピーカ15Lと右フロント・スピーカ
15Rのすぐ近くにある。同様に、TRCU16LとT
RCU16Rは、それぞれ左リア・スピーカ17Lと右
リア・スピーカ17Rのすぐ近くにある。
【0010】中央チャネル・スピーカ13、左フロント
・スピーカ15L、および右フロント・スピーカ15R
は、比較的高い調子(すなわち、高音部)の音声信号を
出力するように設計されたスピーカ(すなわちツィー
タ)である。一方、サブウーファ12は、比較的低い調
子(すなわち、低音部)の音声信号を出力するように設
計されている。左リア・スピーカ17Lと右リア・スピ
ーカ17Rは、サラウンド音響効果を持つ音声信号を出
力するように設計されたスピーカであることが好まし
い。
・スピーカ15L、および右フロント・スピーカ15R
は、比較的高い調子(すなわち、高音部)の音声信号を
出力するように設計されたスピーカ(すなわちツィー
タ)である。一方、サブウーファ12は、比較的低い調
子(すなわち、低音部)の音声信号を出力するように設
計されている。左リア・スピーカ17Lと右リア・スピ
ーカ17Rは、サラウンド音響効果を持つ音声信号を出
力するように設計されたスピーカであることが好まし
い。
【0011】本発明の好ましい実施形態として、スピー
カ15L、15R、17L、17Rのそれぞれからの音
声出力を自動的に調整して、遠隔制御機構18を保持す
る聴取者にステレオ・バランスのとれた音声出力を送る
ことができるように、小さい手持ち式遠隔制御機構18
を使って、音声システム10のTRCU14L、TRC
U14R、TRCU16L、TRCU16Rに対する物
理的位置の信号を送ることができる。
カ15L、15R、17L、17Rのそれぞれからの音
声出力を自動的に調整して、遠隔制御機構18を保持す
る聴取者にステレオ・バランスのとれた音声出力を送る
ことができるように、小さい手持ち式遠隔制御機構18
を使って、音声システム10のTRCU14L、TRC
U14R、TRCU16L、TRCU16Rに対する物
理的位置の信号を送ることができる。
【0012】遠隔制御機構18は、TRCU14L、T
RCU14R、TRCU16LおよびTRCU16Rの
それぞれとの間で無線周波数(RF:Radio Frequenc
y)信号を送受信できるRF送信器/受信器であること
が好ましい。送信周波数は、約900のMHZであるこ
とが好ましく、周波数偏移変調(FSK:Frequency sh
ift Keying)方式を利用してバイナリ情報を表す。FS
K方式は、当技術分野で周知の電圧制御発振器を使用す
ることにより実現することができる。バイナリ情報は、
送信装置がTRCU14L、14R、16L、16Rの
うちの1つか遠隔制御機構18かに関係なく、最初の4
ビットが送信装置内でハードコードされた8ビット・フ
ォーマットで送信される。そのような最初の4ビット
中、第1のビットは論理「1」であり、次に3ビットの
コンポーネント識別が続くことが好ましい。最後の4ビ
ットは、主に、類似の送信周波数を有する他の無線周波
数源との干渉を防ぐために、ユーザ定義される。したが
って、最後の4ビットは、1つのステレオ音声システム
内のすべての送信装置で同じに設定されなければならな
い。
RCU14R、TRCU16LおよびTRCU16Rの
それぞれとの間で無線周波数(RF:Radio Frequenc
y)信号を送受信できるRF送信器/受信器であること
が好ましい。送信周波数は、約900のMHZであるこ
とが好ましく、周波数偏移変調(FSK:Frequency sh
ift Keying)方式を利用してバイナリ情報を表す。FS
K方式は、当技術分野で周知の電圧制御発振器を使用す
ることにより実現することができる。バイナリ情報は、
送信装置がTRCU14L、14R、16L、16Rの
うちの1つか遠隔制御機構18かに関係なく、最初の4
ビットが送信装置内でハードコードされた8ビット・フ
ォーマットで送信される。そのような最初の4ビット
中、第1のビットは論理「1」であり、次に3ビットの
コンポーネント識別が続くことが好ましい。最後の4ビ
ットは、主に、類似の送信周波数を有する他の無線周波
数源との干渉を防ぐために、ユーザ定義される。したが
って、最後の4ビットは、1つのステレオ音声システム
内のすべての送信装置で同じに設定されなければならな
い。
【0013】したがって、遠隔制御機構18は、送信お
よびバランス調整シーケンスを始めるメイン・ボタンの
他に、聴取者が送信ビット・パターンのうちの最後の4
ビットを選択する一組のスイッチも含む。これと同じ理
由で、TRCU14L、14R、16L、16Rはそれ
ぞれ、遠隔制御機構18のそれと類似の一組のスイッチ
を含む。また、遠隔制御機構18は、送信の経過とバッ
テリ状態を示すLEDなどのその他の機能を含むことも
できる。
よびバランス調整シーケンスを始めるメイン・ボタンの
他に、聴取者が送信ビット・パターンのうちの最後の4
ビットを選択する一組のスイッチも含む。これと同じ理
由で、TRCU14L、14R、16L、16Rはそれ
ぞれ、遠隔制御機構18のそれと類似の一組のスイッチ
を含む。また、遠隔制御機構18は、送信の経過とバッ
テリ状態を示すLEDなどのその他の機能を含むことも
できる。
【0014】すべてのTRCUは、基本装置11と、た
とえばスピーカ15L、15R、17L、17Rのうち
の1つのスピーカとの間に直列に接続することができる
音声入力ポートと音声出力ポートとを有する。この例示
的実装では、音声出力バランスの変更は、基本装置11
自体のバランス制御では行なわれない。その代わりに、
音声出力バランスは、可変分圧器を利用して、基本装置
11のバランス制御に関してTRCUによって調整され
る。
とえばスピーカ15L、15R、17L、17Rのうち
の1つのスピーカとの間に直列に接続することができる
音声入力ポートと音声出力ポートとを有する。この例示
的実装では、音声出力バランスの変更は、基本装置11
自体のバランス制御では行なわれない。その代わりに、
音声出力バランスは、可変分圧器を利用して、基本装置
11のバランス制御に関してTRCUによって調整され
る。
【0015】次に、図2を参照すると、本発明の好まし
い実施形態によるTRCU内の可変分圧器の回線図が示
されている。図示したように、可変分圧器20は、可変
抵抗器(すなわち、直列抵抗器)21と固定抵抗器(す
なわち並列抵抗器)22を含み、可変抵抗器21は、デ
ィジタル制御式可変抵抗器であることが好ましい。たと
えばスピーカ15Lなどのスピーカに送られる音声出力
の振幅を、可変分圧器20によって制御することができ
る。さらに、可変抵抗器21の抵抗は、対数目盛で制御
できることが好ましく、それにより、抵抗は、音の強さ
に対する人間の耳の応答と調和することができる。
い実施形態によるTRCU内の可変分圧器の回線図が示
されている。図示したように、可変分圧器20は、可変
抵抗器(すなわち、直列抵抗器)21と固定抵抗器(す
なわち並列抵抗器)22を含み、可変抵抗器21は、デ
ィジタル制御式可変抵抗器であることが好ましい。たと
えばスピーカ15Lなどのスピーカに送られる音声出力
の振幅を、可変分圧器20によって制御することができ
る。さらに、可変抵抗器21の抵抗は、対数目盛で制御
できることが好ましく、それにより、抵抗は、音の強さ
に対する人間の耳の応答と調和することができる。
【0016】可変分圧器20内で、並列抵抗器22の抵
抗は、直列抵抗器21の抵抗が最小のときにほぼすべて
の信号電力が基本装置の出力からスピーカ15Lに転送
されるように、十分に小さくなくてはならない。しかし
ながら、直列抵抗器21の抵抗が最大のときは、基本装
置からのほとんどの出力電力は、直列抵抗器21内で消
費され、スピーカ15Lの音声出力の振幅は、ステレオ
音声システムの他のスピーカの音声出力の振幅よりも小
さくなる。
抗は、直列抵抗器21の抵抗が最小のときにほぼすべて
の信号電力が基本装置の出力からスピーカ15Lに転送
されるように、十分に小さくなくてはならない。しかし
ながら、直列抵抗器21の抵抗が最大のときは、基本装
置からのほとんどの出力電力は、直列抵抗器21内で消
費され、スピーカ15Lの音声出力の振幅は、ステレオ
音声システムの他のスピーカの音声出力の振幅よりも小
さくなる。
【0017】本発明の多くの目的のうちの1つとして、
聴取者の位置の検出は、おそらくステレオ音声システム
10の最も複雑な機能である。ステレオ音声システム1
0が通常の居間に配置される場合、聴取者は、所与のT
RCUから1〜20フィート(約30cm〜6m10c
m)の範囲にいる。したがって、この距離範囲における
1つの信号RF送信の飛行時間は、1.5〜20ナノ秒
の範囲であり、個々のRF送信の飛行時間の間の有意の
差を決定することはほとんど不可能である。このタイプ
の高精度の時間差検出は、通常、民生用電子機器に使用
するには高価すぎるきわめて高精度な部品を必要とす
る。したがって、本発明における聴取者位置の検出の実
施には、別の技術を利用する。遠隔制御機構18と各T
RCUの間で多数のRF信号が送られる場合、たとえば
1000回の送信では、1.5マクロ秒〜20マイクロ
秒の範囲の累積飛行時間となるため、時間差の計算はき
わめてしやすくなる。
聴取者の位置の検出は、おそらくステレオ音声システム
10の最も複雑な機能である。ステレオ音声システム1
0が通常の居間に配置される場合、聴取者は、所与のT
RCUから1〜20フィート(約30cm〜6m10c
m)の範囲にいる。したがって、この距離範囲における
1つの信号RF送信の飛行時間は、1.5〜20ナノ秒
の範囲であり、個々のRF送信の飛行時間の間の有意の
差を決定することはほとんど不可能である。このタイプ
の高精度の時間差検出は、通常、民生用電子機器に使用
するには高価すぎるきわめて高精度な部品を必要とす
る。したがって、本発明における聴取者位置の検出の実
施には、別の技術を利用する。遠隔制御機構18と各T
RCUの間で多数のRF信号が送られる場合、たとえば
1000回の送信では、1.5マクロ秒〜20マイクロ
秒の範囲の累積飛行時間となるため、時間差の計算はき
わめてしやすくなる。
【0018】次に、図3を参照すると、本発明の好まし
い実施形態による、ステレオ音声システムにおける音声
出力バランスを動的に維持するために聴取者の位置の検
出を実行する方法を示す詳細な論理流れ図が示される。
ブロック30から開始し、聴取者により遠隔制御機構1
8を使って送信シーケンスが開始される。開始プロセス
の一環として、遠隔制御機構18は、ブロック31に示
したように、特定のTRCUに1バイトのデータ(開始
バイト)を送る。開始バイトは、前に説明したように、
先頭の「1」と、その後の特定TRCUの3ビットのコ
ンポーネント識別と、4ビットのユーザ定義コードを含
む。開始バイトの転送は、1つのTRCUに1回だけ行
われ、後で説明する送信/受信サイクルの一部と見なさ
れない。この単一の開始バイトを特定のTRCUが受け
取った後、その特定のTRCUは、ブロック32に示す
ように、遠隔制御機構18に肯定応答バイトを送信し、
特定のTRCU内の送信カウンタの値をセットし、時間
カウンタを始動させる。
い実施形態による、ステレオ音声システムにおける音声
出力バランスを動的に維持するために聴取者の位置の検
出を実行する方法を示す詳細な論理流れ図が示される。
ブロック30から開始し、聴取者により遠隔制御機構1
8を使って送信シーケンスが開始される。開始プロセス
の一環として、遠隔制御機構18は、ブロック31に示
したように、特定のTRCUに1バイトのデータ(開始
バイト)を送る。開始バイトは、前に説明したように、
先頭の「1」と、その後の特定TRCUの3ビットのコ
ンポーネント識別と、4ビットのユーザ定義コードを含
む。開始バイトの転送は、1つのTRCUに1回だけ行
われ、後で説明する送信/受信サイクルの一部と見なさ
れない。この単一の開始バイトを特定のTRCUが受け
取った後、その特定のTRCUは、ブロック32に示す
ように、遠隔制御機構18に肯定応答バイトを送信し、
特定のTRCU内の送信カウンタの値をセットし、時間
カウンタを始動させる。
【0019】遠隔制御機構18は、肯定応答(acknowle
dgement)バイトを受け取った後、ブロック33に示す
ように、特定のTRCUに肯定応答バイトを再び送り戻
す。これと交換に、特定のTRCUは、ブロック34に
示すように、遠隔制御機構18に肯定応答バイトを送り
戻す。これにより、ブロック35に示すように、送信/
受信の1サイクルが完了し、特定のTRCU内の送信カ
ウンタが1だけ減分される。この送信/受信サイクル
は、特定のTRCU内の送信カウンタが0になるまで繰
り返される。特定のTRCU内の送信カウンタがまだ0
に達していない場合は、プロセスはブロック33に戻
る。
dgement)バイトを受け取った後、ブロック33に示す
ように、特定のTRCUに肯定応答バイトを再び送り戻
す。これと交換に、特定のTRCUは、ブロック34に
示すように、遠隔制御機構18に肯定応答バイトを送り
戻す。これにより、ブロック35に示すように、送信/
受信の1サイクルが完了し、特定のTRCU内の送信カ
ウンタが1だけ減分される。この送信/受信サイクル
は、特定のTRCU内の送信カウンタが0になるまで繰
り返される。特定のTRCU内の送信カウンタがまだ0
に達していない場合は、プロセスはブロック33に戻
る。
【0020】所定数の送信/受信サイクル(たとえば、
1000)の後で、送信カウンタが0になる。この時点
で、ブロック37に示すように、特定のTRCU内の時
間カウンタが停止され、時間カウンタの値が記憶され
る。ステレオ音声システム10にポーリングが必要なT
RCUが多数ある場合は、プロセスは、ブロック31に
戻る。遠隔制御機構18が開始バイトを開始した後、ブ
ロック33〜35に示すように、次のTRCUが、同じ
送信/受信シーケンスを続行する。
1000)の後で、送信カウンタが0になる。この時点
で、ブロック37に示すように、特定のTRCU内の時
間カウンタが停止され、時間カウンタの値が記憶され
る。ステレオ音声システム10にポーリングが必要なT
RCUが多数ある場合は、プロセスは、ブロック31に
戻る。遠隔制御機構18が開始バイトを開始した後、ブ
ロック33〜35に示すように、次のTRCUが、同じ
送信/受信シーケンスを続行する。
【0021】ステレオ音声システム10内の最後のTR
CUが、遠隔制御機構18による送信/受信シーケンス
を完了した後、ステレオ音声システム10内の各TRC
Uは、隣り合った対の他方のTRCUに時間カウンタ値
を伝え、ブロック39に示すように、次いで各TRCU
が時間の比率を個々に計算する。例として図1のステレ
オ音声システム10を使用すると、TRCU14L、1
4R、16Lおよび16Rそれぞれの内部の直列抵抗器
の値は、次式によって計算することができる。
CUが、遠隔制御機構18による送信/受信シーケンス
を完了した後、ステレオ音声システム10内の各TRC
Uは、隣り合った対の他方のTRCUに時間カウンタ値
を伝え、ブロック39に示すように、次いで各TRCU
が時間の比率を個々に計算する。例として図1のステレ
オ音声システム10を使用すると、TRCU14L、1
4R、16Lおよび16Rそれぞれの内部の直列抵抗器
の値は、次式によって計算することができる。
【0022】14Lの場合
【数1】
【0023】14Rの場合
【数2】
【0024】16Lの場合
【数3】
【0025】16Rの場合
【数4】
【0026】ここで、t1は、TRCU14Lと遠隔制
御機構18間の累積飛行時間(cumulative flight tim
e)であり、t2は、TRCU14Rと遠隔制御機構18
間の累積飛行時間であり、t3は、TRCU16Lと遠
隔制御機構18間の累積飛行時間であり、t4は、TR
CU16Rと遠隔制御機構18間の累積飛行時間であ
る。個々の累積飛行時間は、ブロック37で得られる記
憶された時間カウンタ値によって表される。この例にお
いて、式(1)と(3)は、ステレオ音声システム10
の左チャネル用であり、式(2)と(4)は、右チャネ
ル用である。
御機構18間の累積飛行時間(cumulative flight tim
e)であり、t2は、TRCU14Rと遠隔制御機構18
間の累積飛行時間であり、t3は、TRCU16Lと遠
隔制御機構18間の累積飛行時間であり、t4は、TR
CU16Rと遠隔制御機構18間の累積飛行時間であ
る。個々の累積飛行時間は、ブロック37で得られる記
憶された時間カウンタ値によって表される。この例にお
いて、式(1)と(3)は、ステレオ音声システム10
の左チャネル用であり、式(2)と(4)は、右チャネ
ル用である。
【0027】最後に、ブロック40に示すように、各T
RCU内の可変抵抗器が調整される。したがって、聴取
者の物理的位置を探し、次に時間比率の計算に基づいて
抵抗を調整することによって、聴取者に、真のステレオ
・バランスを有する音声出力を提供することができる。
RCU内の可変抵抗器が調整される。したがって、聴取
者の物理的位置を探し、次に時間比率の計算に基づいて
抵抗を調整することによって、聴取者に、真のステレオ
・バランスを有する音声出力を提供することができる。
【0028】開始シーケンスと次の送信/受信シーケン
スでは、遠隔制御機構18とTRCUSのどちらか一方
に、(1)戻りデータを受け取らない状態、(2)指定
時間後に戻りデータを受け取った状態、(3)間違った
データが戻された状態、(4)指定時間後に間違ったデ
ータが戻された状態の4つのエラー状態が存在する。前
述のエラー状態のそれぞれについて、ステレオ音声シス
テム10は、問題が発生したTRCUの送信/受信シー
ケンスを直ちに停止し、そのTRCUについてだけ最初
からやり直すようにプログラムされる。
スでは、遠隔制御機構18とTRCUSのどちらか一方
に、(1)戻りデータを受け取らない状態、(2)指定
時間後に戻りデータを受け取った状態、(3)間違った
データが戻された状態、(4)指定時間後に間違ったデ
ータが戻された状態の4つのエラー状態が存在する。前
述のエラー状態のそれぞれについて、ステレオ音声シス
テム10は、問題が発生したTRCUの送信/受信シー
ケンスを直ちに停止し、そのTRCUについてだけ最初
からやり直すようにプログラムされる。
【0029】以上説明したように、本発明は、ステレオ
音声システムにおける音声出力バランスを動的に維持す
る方法およびシステムを提供する。本発明は、家庭用ス
テレオ装置、マルチメディア機能を有するパーソナル・
コンピュータ・システム、または公共通知環境において
も適用可能である。本発明を例示するために、MPEG
2 Dolby DigitalTMシステムなどの6チ
ャンネル・ホーム・シアター・システムを利用すること
ができるが、開示した原理は、より一般的な2チャンネ
ル・ステレオ・システムにおいて容易に実装することが
できる。
音声システムにおける音声出力バランスを動的に維持す
る方法およびシステムを提供する。本発明は、家庭用ス
テレオ装置、マルチメディア機能を有するパーソナル・
コンピュータ・システム、または公共通知環境において
も適用可能である。本発明を例示するために、MPEG
2 Dolby DigitalTMシステムなどの6チ
ャンネル・ホーム・シアター・システムを利用すること
ができるが、開示した原理は、より一般的な2チャンネ
ル・ステレオ・システムにおいて容易に実装することが
できる。
【0030】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
の事項を開示する。
【0031】(1)基本装置と複数のスピーカとを含む
ステレオ音声システムにおける音声出力バランスを動的
に維持する方法であって、前記複数のスピーカのそれぞ
れと前記基本装置との間に制御装置を結合する段階と、
遠隔制御機構により、前記制御装置のすべてに対する聴
取者の物理的位置を示す段階と、前記制御装置のそれぞ
れに対する前記遠隔制御機構の相対距離を決定する段階
と、前記物理的位置において真のステレオ・バランス音
声が得られるように、前記複数のスピーカそれぞれの音
声出力を調整する段階とを含む方法。 (2)前記結合する段階がさらに、前記各スピーカのす
ぐ近くに前記各制御装置を配置する段階を含む、上記
(1)に記載の方法。 (3)前記示す段階が、無線周波数信号を送ることによ
って実施される、上記(1)に記載の方法。 (4)前記決定する段階が、前記遠隔制御機構と前記各
制御装置との間で信号を伝送するのに要する時間を測定
することによって実施される、上記(1)に記載の方
法。 (5)前記調整する段階が、前記各制御装置の可変抵抗
器の値を調整することによって実施される、上記(1)
に記載の方法。 (6)基本装置と複数のスピーカとを含む音声出力バラ
ンスを動的に維持することができるステレオ音声システ
ムであって、前記複数のスピーカのそれぞれと前記基本
装置との間に結合された制御装置と、前記制御装置のす
べてに対する聴取者の物理的位置を示すための遠隔制御
機構と、前記制御装置のそれぞれに対する前記遠隔制御
機構の相対距離を決定する手段と、前記物理的位置にお
いて真のステレオ・バランスが得られるように、前記多
数のスピーカの音声出力を調整する手段とを含むステレ
オ音声システム。 (7)前記制御装置の前記それぞれが、前記各スピーカ
のすぐ近くに配置される、上記(6)に記載の音声シス
テム。 (8)前記遠隔制御機構が、無線周波数信号を利用し
て、前記制御装置のすべてに対する聴取者の物理的位置
を示す、上記(6)に記載の音声システム。 (9)前記決定する手段が、前記遠隔制御機構と前記制
御装置のそれぞれとの間で信号を伝送するのにかかる時
間を測定する、上記(6)に記載の音声システム。 (10)前記調整する手段が可変分圧器である、上記
(6)に記載の音声システム。 (11)前記可変分圧器がさらに可変抵抗器を含む、上
記(10)に記載の音声システム。
ステレオ音声システムにおける音声出力バランスを動的
に維持する方法であって、前記複数のスピーカのそれぞ
れと前記基本装置との間に制御装置を結合する段階と、
遠隔制御機構により、前記制御装置のすべてに対する聴
取者の物理的位置を示す段階と、前記制御装置のそれぞ
れに対する前記遠隔制御機構の相対距離を決定する段階
と、前記物理的位置において真のステレオ・バランス音
声が得られるように、前記複数のスピーカそれぞれの音
声出力を調整する段階とを含む方法。 (2)前記結合する段階がさらに、前記各スピーカのす
ぐ近くに前記各制御装置を配置する段階を含む、上記
(1)に記載の方法。 (3)前記示す段階が、無線周波数信号を送ることによ
って実施される、上記(1)に記載の方法。 (4)前記決定する段階が、前記遠隔制御機構と前記各
制御装置との間で信号を伝送するのに要する時間を測定
することによって実施される、上記(1)に記載の方
法。 (5)前記調整する段階が、前記各制御装置の可変抵抗
器の値を調整することによって実施される、上記(1)
に記載の方法。 (6)基本装置と複数のスピーカとを含む音声出力バラ
ンスを動的に維持することができるステレオ音声システ
ムであって、前記複数のスピーカのそれぞれと前記基本
装置との間に結合された制御装置と、前記制御装置のす
べてに対する聴取者の物理的位置を示すための遠隔制御
機構と、前記制御装置のそれぞれに対する前記遠隔制御
機構の相対距離を決定する手段と、前記物理的位置にお
いて真のステレオ・バランスが得られるように、前記多
数のスピーカの音声出力を調整する手段とを含むステレ
オ音声システム。 (7)前記制御装置の前記それぞれが、前記各スピーカ
のすぐ近くに配置される、上記(6)に記載の音声シス
テム。 (8)前記遠隔制御機構が、無線周波数信号を利用し
て、前記制御装置のすべてに対する聴取者の物理的位置
を示す、上記(6)に記載の音声システム。 (9)前記決定する手段が、前記遠隔制御機構と前記制
御装置のそれぞれとの間で信号を伝送するのにかかる時
間を測定する、上記(6)に記載の音声システム。 (10)前記調整する手段が可変分圧器である、上記
(6)に記載の音声システム。 (11)前記可変分圧器がさらに可変抵抗器を含む、上
記(10)に記載の音声システム。
【図1】本発明の好ましい実施形態を実装することがで
きるステレオ音声システムのブロック図である。
きるステレオ音声システムのブロック図である。
【図2】本発明の好ましい実施形態による送信器/受信
器制御装置内の可変分圧器の回路図である。
器制御装置内の可変分圧器の回路図である。
【図3】本発明の好ましい実施形態によるステレオ音声
システムにおいて音声出力バランスを動的に維持するた
めに聴取者の位置検出を実行する方法の詳細な論理流れ
図である。
システムにおいて音声出力バランスを動的に維持するた
めに聴取者の位置検出を実行する方法の詳細な論理流れ
図である。
10 ステレオ音声システム 11 基本装置 12 サブウーファ 13 中央チャネル・スピーカ 15L 左フロント・スピーカ 15R 右フロント・スピーカ 17L 左リア・スピーカ 17R 右リア・スピーカ 18 遠隔制御機構 20 可変分圧器 21 可変抵抗器 22 固定抵抗器
フロントページの続き (72)発明者 ダニエル・アンソニー・テンプル アメリカ合衆国78750 テキサス州オース チン レーク・クリーク・パークウェイ 10707 ナンバー209
Claims (11)
- 【請求項1】基本装置と複数のスピーカとを含むステレ
オ音声システムにおける音声出力バランスを動的に維持
する方法であって、 前記複数のスピーカのそれぞれと前記基本装置との間に
制御装置を結合する段階と、 遠隔制御機構により、前記制御装置のすべてに対する聴
取者の物理的位置を示す段階と、 前記制御装置のそれぞれに対する前記遠隔制御機構の相
対距離を決定する段階と、 前記物理的位置において真のステレオ・バランス音声が
得られるように、前記複数のスピーカそれぞれの音声出
力を調整する段階とを含む方法。 - 【請求項2】前記結合する段階がさらに、前記各スピー
カのすぐ近くに前記各制御装置を配置する段階を含む、
請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】前記示す段階が、無線周波数信号を送るこ
とによって実施される、請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】前記決定する段階が、前記遠隔制御機構と
前記各制御装置との間で信号を伝送するのに要する時間
を測定することによって実施される、請求項1に記載の
方法。 - 【請求項5】前記調整する段階が、前記各制御装置の可
変抵抗器の値を調整することによって実施される、請求
項1に記載の方法。 - 【請求項6】基本装置と複数のスピーカとを含む音声出
力バランスを動的に維持することができるステレオ音声
システムであって、 前記複数のスピーカのそれぞれと前記基本装置との間に
結合された制御装置と、 前記制御装置のすべてに対する聴取者の物理的位置を示
すための遠隔制御機構と、 前記制御装置のそれぞれに対する前記遠隔制御機構の相
対距離を決定する手段と、 前記物理的位置において真のステレオ・バランスが得ら
れるように、前記多数のスピーカの音声出力を調整する
手段とを含むステレオ音声システム。 - 【請求項7】前記制御装置の前記それぞれが、前記各ス
ピーカのすぐ近くに配置される、請求項6に記載の音声
システム。 - 【請求項8】前記遠隔制御機構が、無線周波数信号を利
用して、前記制御装置のすべてに対する聴取者の物理的
位置を示す、請求項6に記載の音声システム。 - 【請求項9】前記決定する手段が、前記遠隔制御機構と
前記制御装置のそれぞれとの間で信号を伝送するのにか
かる時間を測定する、請求項6に記載の音声システム。 - 【請求項10】前記調整する手段が可変分圧器である、
請求項6に記載の音声システム。 - 【請求項11】前記可変分圧器がさらに可変抵抗器を含
む、請求項10に記載の音声システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/080,810 US6118880A (en) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | Method and system for dynamically maintaining audio balance in a stereo audio system |
US09/080810 | 1998-05-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11355899A true JPH11355899A (ja) | 1999-12-24 |
JP3396838B2 JP3396838B2 (ja) | 2003-04-14 |
Family
ID=22159763
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12542699A Expired - Fee Related JP3396838B2 (ja) | 1998-05-18 | 1999-05-06 | ステレオ音声システムにおいて音声バランスを動的に維持する方法およびシステム |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US6118880A (ja) |
JP (1) | JP3396838B2 (ja) |
KR (1) | KR19990087906A (ja) |
TW (1) | TW415156B (ja) |
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1998
- 1998-05-18 US US09/080,810 patent/US6118880A/en not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-04-09 KR KR1019990012613A patent/KR19990087906A/ko not_active IP Right Cessation
- 1999-04-30 TW TW088107058A patent/TW415156B/zh not_active IP Right Cessation
- 1999-05-06 JP JP12542699A patent/JP3396838B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR19990087906A (ko) | 1999-12-27 |
US6118880A (en) | 2000-09-12 |
TW415156B (en) | 2000-12-11 |
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