JPH1135432A - シャンプー組成物 - Google Patents
シャンプー組成物Info
- Publication number
- JPH1135432A JPH1135432A JP20969497A JP20969497A JPH1135432A JP H1135432 A JPH1135432 A JP H1135432A JP 20969497 A JP20969497 A JP 20969497A JP 20969497 A JP20969497 A JP 20969497A JP H1135432 A JPH1135432 A JP H1135432A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- carbon atoms
- based surfactant
- ammonium
- hydrogen atom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 すすぎ時の毛髪の重量感やべたつき感を解消
し、コンディショニング性にも優れた低刺激性シャンプ
ー組成物を提供する。 【解決手段】 (A)下記一般式(1)で表されるβ−
アラニン系界面活性剤と(B)下記一般式(2)で表さ
れるエーテルカルボン酸系界面活性剤と(C)カチオン
性高分子化合物(カチオン化セルロース等)とを含有す
ることを特徴とするシャンプー組成物。 【化1】 【化2】R2O(CH2CH2O)nCH2COOM
2 (2)
し、コンディショニング性にも優れた低刺激性シャンプ
ー組成物を提供する。 【解決手段】 (A)下記一般式(1)で表されるβ−
アラニン系界面活性剤と(B)下記一般式(2)で表さ
れるエーテルカルボン酸系界面活性剤と(C)カチオン
性高分子化合物(カチオン化セルロース等)とを含有す
ることを特徴とするシャンプー組成物。 【化1】 【化2】R2O(CH2CH2O)nCH2COOM
2 (2)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なシャンプー組
成物、さらに詳しくは、高いコンデイショニング効果を
有する低刺激性シャンプー組成物に関するものである。
成物、さらに詳しくは、高いコンデイショニング効果を
有する低刺激性シャンプー組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年ヘアケア意識の向上とともに、髪に
極力ダメージを与えず、しかもうるおいやツヤをあたえ
るタイプのシャンプーが開発されている。うるおい成分
やツヤ成分には、シリコンや各種カチオン性ポリマー等
を用いることが多いが、従来技術のものでは、それらが
すすぎ時に髪に残留し、しっとり重たい洗い上がりとな
って、洗髪後のさっぱリ感が得られなくなったり、ぬる
つきの原因になると云う問題を有していた。
極力ダメージを与えず、しかもうるおいやツヤをあたえ
るタイプのシャンプーが開発されている。うるおい成分
やツヤ成分には、シリコンや各種カチオン性ポリマー等
を用いることが多いが、従来技術のものでは、それらが
すすぎ時に髪に残留し、しっとり重たい洗い上がりとな
って、洗髪後のさっぱリ感が得られなくなったり、ぬる
つきの原因になると云う問題を有していた。
【0003】また、低刺激性のβ−アラニン系界面活性
剤を用いたシャンプー等に適した洗浄剤組成物も提案さ
れている。例えば、β−アラニン系界面活性剤とエーテ
ルカルボン酸系界面活性剤とを併用した洗浄剤組成物
(特開平9−3485号公報)、β−ラウリルアミノジ
プロピオン酸又はその塩とウンデシレン酸加水分解コラ
ーゲンの塩とを併用した洗浄剤組成物(特開平8−81
340号公報)、2−置換−2−オキサゾリンの開環異
性化カチオン重合体とラウリルアミノプロピオン酸等と
を併用した洗浄剤組成物(特開平4−41597号公
報)等が提案されている。
剤を用いたシャンプー等に適した洗浄剤組成物も提案さ
れている。例えば、β−アラニン系界面活性剤とエーテ
ルカルボン酸系界面活性剤とを併用した洗浄剤組成物
(特開平9−3485号公報)、β−ラウリルアミノジ
プロピオン酸又はその塩とウンデシレン酸加水分解コラ
ーゲンの塩とを併用した洗浄剤組成物(特開平8−81
340号公報)、2−置換−2−オキサゾリンの開環異
性化カチオン重合体とラウリルアミノプロピオン酸等と
を併用した洗浄剤組成物(特開平4−41597号公
報)等が提案されている。
【0004】しかしながら、これらの洗浄剤組成物をシ
ャンプーに使用した場合、しっとり感は良好ではある
が、さっぱり感やなめらかさにおいて、充分に満足しう
るものではない。
ャンプーに使用した場合、しっとり感は良好ではある
が、さっぱり感やなめらかさにおいて、充分に満足しう
るものではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のコン
ディショニング性を保ったまま、すすぎ時の毛髪の重
さ、べたつき感を解消し、軽やかな洗い上がりを実感で
きる、改良されたコンディショニング特性を有する低刺
激性シャンプー組成物を提供することを目的とする。
ディショニング性を保ったまま、すすぎ時の毛髪の重
さ、べたつき感を解消し、軽やかな洗い上がりを実感で
きる、改良されたコンディショニング特性を有する低刺
激性シャンプー組成物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、β−アラ
ニン系界面活性剤とエーテルカルボン酸系界面活性剤と
を含有するシャンプー組成物について検討を重ねた結
果、更に特定な成分を組み合わせることによって、軽い
すすぎ感が得られる画期的に改良されたコンディショニ
ング特性を発揮することを見い出し、本発明を完成する
に至った。
ニン系界面活性剤とエーテルカルボン酸系界面活性剤と
を含有するシャンプー組成物について検討を重ねた結
果、更に特定な成分を組み合わせることによって、軽い
すすぎ感が得られる画期的に改良されたコンディショニ
ング特性を発揮することを見い出し、本発明を完成する
に至った。
【0007】すなわち、本発明によれば、(A)下記一
般式(1)で表されるβ−アラニン系界面活性剤と、
(B)下記一般式(2)で表されるエーテルカルボン酸
系界面活性剤と、(C)カチオン性高分子化合物とを必
須成分として含有することを特徴とするシャンプー組成
物が提供される。
般式(1)で表されるβ−アラニン系界面活性剤と、
(B)下記一般式(2)で表されるエーテルカルボン酸
系界面活性剤と、(C)カチオン性高分子化合物とを必
須成分として含有することを特徴とするシャンプー組成
物が提供される。
【化1】 〔式中、R1は炭素数8〜18の飽和または不飽和炭化
水素基、M1は水素原子、アルカリ金属、アンモニウ
ム、または炭素数2〜3のヒドロキシアルキル基を有す
るアミン、Xは水素原子、または−CH2CH2COOM
1基を示す(但し、M1は前記と同じ定義)。〕
水素基、M1は水素原子、アルカリ金属、アンモニウ
ム、または炭素数2〜3のヒドロキシアルキル基を有す
るアミン、Xは水素原子、または−CH2CH2COOM
1基を示す(但し、M1は前記と同じ定義)。〕
【化2】 R2O(CH2CH2O)nCH2COOM2 (2) (式中、R2は炭素数8〜18の直鎖または分岐鎖のア
ルキル基、アルケニル基、アルキルフェニル基、nは0
〜20の数、M2は水素原子、アルカリ金属、アンモニ
ウム、または炭素数2〜3のヒドロキシアルキル基を有
するアルカノールアミンを示す。) また、本発明によれば、前記(C)カチオン性高分子化
合物が、カチオン性窒素分0.5〜1.5重量%のカチ
オン化セルロースであることを特徴とする前記シャンプ
ー組成物が提供される。
ルキル基、アルケニル基、アルキルフェニル基、nは0
〜20の数、M2は水素原子、アルカリ金属、アンモニ
ウム、または炭素数2〜3のヒドロキシアルキル基を有
するアルカノールアミンを示す。) また、本発明によれば、前記(C)カチオン性高分子化
合物が、カチオン性窒素分0.5〜1.5重量%のカチ
オン化セルロースであることを特徴とする前記シャンプ
ー組成物が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のシャンプー組成物におい
て、(A)成分として用いられるβ−アラニン系界面活
性剤は、前記一般式(1)で表される。該式中、R1は
炭素数8〜18の飽和または不飽和炭化水素基であり、
ラウリル基、ミリスチル基が好ましい。またM1は水素
原子、アルカリ金属、アンモニウム、炭素数2〜3のヒ
ドロキシアルキル基を有するアミンであり、水素原子、
ナトリウム、カリウムが好ましい。更にXは水素原子、
−CH2CH2COOM1基である。(A)成分の具体例
としては、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウム、
ラウリルアミノジプロピオン酸カリウム、ラウリルアミ
ノジプロピオン酸ジエタノールアミン、ミリスチルアミ
ノジプロピオン酸ナトリウム、ラウリルβ−アラニンナ
トリウム等が挙げられる。(A)成分は、本発明のシャ
ンプー組成物中に0.5〜50重量%、好ましくは1〜
30重量%配合するのが望ましい。
て、(A)成分として用いられるβ−アラニン系界面活
性剤は、前記一般式(1)で表される。該式中、R1は
炭素数8〜18の飽和または不飽和炭化水素基であり、
ラウリル基、ミリスチル基が好ましい。またM1は水素
原子、アルカリ金属、アンモニウム、炭素数2〜3のヒ
ドロキシアルキル基を有するアミンであり、水素原子、
ナトリウム、カリウムが好ましい。更にXは水素原子、
−CH2CH2COOM1基である。(A)成分の具体例
としては、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウム、
ラウリルアミノジプロピオン酸カリウム、ラウリルアミ
ノジプロピオン酸ジエタノールアミン、ミリスチルアミ
ノジプロピオン酸ナトリウム、ラウリルβ−アラニンナ
トリウム等が挙げられる。(A)成分は、本発明のシャ
ンプー組成物中に0.5〜50重量%、好ましくは1〜
30重量%配合するのが望ましい。
【0009】本発明の(B)成分として用いられるエー
テルカルボン酸系界面活性剤は、前記一般式(2)で表
される。該式中、R2は炭素数8〜18の直鎖または分
岐鎖のアルキル基、アルケニル基、アルキルフェニル基
であり、ラウリル基、ミリスチル基が好ましい。nはエ
チレンオキサイドの平均付加モル数であって0〜20の
数であり、1〜8が好ましい。またM2は水素原子、ア
ルカリ金属、アンモニウム、または炭素数2〜3のヒド
ロキシアルキル基を有するアミンであり、水素原子、ナ
トリウム、カリウムが好ましい。(B)成分は、本発明
のシャンプー組成物中に0.5〜50重量%、好ましく
は1〜30重量%配合するのが望ましい。
テルカルボン酸系界面活性剤は、前記一般式(2)で表
される。該式中、R2は炭素数8〜18の直鎖または分
岐鎖のアルキル基、アルケニル基、アルキルフェニル基
であり、ラウリル基、ミリスチル基が好ましい。nはエ
チレンオキサイドの平均付加モル数であって0〜20の
数であり、1〜8が好ましい。またM2は水素原子、ア
ルカリ金属、アンモニウム、または炭素数2〜3のヒド
ロキシアルキル基を有するアミンであり、水素原子、ナ
トリウム、カリウムが好ましい。(B)成分は、本発明
のシャンプー組成物中に0.5〜50重量%、好ましく
は1〜30重量%配合するのが望ましい。
【0010】また、本発明の(C)成分として用いられ
るカチオン性高分子化合物は、カチオン性を示す第4級
窒素含有基を有する高分子化合物であり、例えば、カチ
オン化セルロース、カチオン化グァーガム、アクリル系
カチオン化ポリマー(塩化ジメチルジアリルアンモニウ
ムアクリルアミドコポリマー)等が挙げられる。これら
の内、すすぎ時のなめらかさの点でカチオン化セルロー
スが好ましく、特にカチオン性を示す第4級窒素含有基
を有し、窒素分を全体の0.5〜1.5重量%含有する
ものが好ましい。また分子量は50,000〜3,00
0,000のものが好ましく、80,000〜300,
000のものが更に好ましい。(C)成分は、本発明の
シャンプー組成物中に0.01〜4重量%、好ましくは
0.1〜2重量%配合するのが望ましい。
るカチオン性高分子化合物は、カチオン性を示す第4級
窒素含有基を有する高分子化合物であり、例えば、カチ
オン化セルロース、カチオン化グァーガム、アクリル系
カチオン化ポリマー(塩化ジメチルジアリルアンモニウ
ムアクリルアミドコポリマー)等が挙げられる。これら
の内、すすぎ時のなめらかさの点でカチオン化セルロー
スが好ましく、特にカチオン性を示す第4級窒素含有基
を有し、窒素分を全体の0.5〜1.5重量%含有する
ものが好ましい。また分子量は50,000〜3,00
0,000のものが好ましく、80,000〜300,
000のものが更に好ましい。(C)成分は、本発明の
シャンプー組成物中に0.01〜4重量%、好ましくは
0.1〜2重量%配合するのが望ましい。
【0011】(A)成分、(B)成分及び(C)成分を
合わせた配合量は、シャンプー組成物全量に対して、通
常1〜50重量%、好ましくは5〜40重量%の範囲で
選ばれる。
合わせた配合量は、シャンプー組成物全量に対して、通
常1〜50重量%、好ましくは5〜40重量%の範囲で
選ばれる。
【0012】また本発明のシャンプー組成物は、前記
(A)成分、(B)成分、(C)成分の主要成分のみで
は粘度が低く、使用性の点から増粘剤を併用し適度な粘
度に調整することが好ましい。この増粘剤としては、主
要成分の特長を十分に生かすため、少量で効果のあるも
のが望ましい。
(A)成分、(B)成分、(C)成分の主要成分のみで
は粘度が低く、使用性の点から増粘剤を併用し適度な粘
度に調整することが好ましい。この増粘剤としては、主
要成分の特長を十分に生かすため、少量で効果のあるも
のが望ましい。
【0013】本発明で併用される代表的な増粘剤として
は、下記一般式(D)で表されるPOEアルキレンヒド
ロキシアルキルエーテル、下記一般式(E)で表される
メチルグルコシド誘導体、下記一般式(F)で表される
POEアルキルアミドエーテル等が挙げられる。
は、下記一般式(D)で表されるPOEアルキレンヒド
ロキシアルキルエーテル、下記一般式(E)で表される
メチルグルコシド誘導体、下記一般式(F)で表される
POEアルキルアミドエーテル等が挙げられる。
【化3】 (式中、R3は炭素数12〜24の直鎖または分岐鎖の
アルキル基、アルケニル基、R4は炭素数8〜18の直
鎖または分岐鎖のアルキル基、アルケニル基、nは40
〜80の数を示す。)
アルキル基、アルケニル基、R4は炭素数8〜18の直
鎖または分岐鎖のアルキル基、アルケニル基、nは40
〜80の数を示す。)
【化4】 (式中、x+y=100〜140)
【化5】 (式中、R5は炭素数7〜17の直鎖または分岐鎖のア
ルキル基、アルケニル基を、a+bは1〜10の数を示
す。)
ルキル基、アルケニル基を、a+bは1〜10の数を示
す。)
【0014】これらの中から、1種または2種以上を組
み合わせ、望む粘度を持つ組成物を得ることができる。
この場合の配合量は、増粘剤全体として組成物全量に対
し0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量%で
ある。
み合わせ、望む粘度を持つ組成物を得ることができる。
この場合の配合量は、増粘剤全体として組成物全量に対
し0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量%で
ある。
【0015】本発明のシャンプー組成物には、本発明の
目的が損なわれない範囲で使用目的などにより必要に応
じ、前記必須成分の他に、一般に用いられている各種添
加成分を配合することが可能である。例えば、アルキル
硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩、
脂肪酸石けん、アシル化アミノ酸又はその塩類、α−オ
レフィンスルホン酸塩などのアニオン性界面活性剤、ヤ
シ油脂肪酸アミドプロピルベタインなどのベタイン型両
性界面活性剤、イミダゾリニウムベタイン型両性界面活
性剤、スルホベタイン型両性界面活性剤、アルキルトリ
メチルアンモニウム塩などのカチオン性界活性剤、ヤシ
油脂肪酸アルカノールアミン、ショ糖脂肪酸エステル、
アルキルグルコシド、アミンオキサイドなどの極性ノニ
オン界面活性剤、ジメチルポリシロキサンなどのシリコ
ーン誘導体又はそのエマルションポリオール類、無機塩
類、有機塩類、可溶化剤、BHTやα−トコフェロール
などの酸化防止剤、像粘剤、減粘剤、紫外線吸収剤、動
植物抽出液、ピロクトンオラミン、ジンクピリチオンな
どのフケ防止剤、安息香酸及びその塩、パラベン類、ケ
ーソンCGなどの防腐剤、クエン酸、トリエタノールア
ミンなどのpH調整剤、エチレングリコールジ脂肪酸エ
ステルなどのパール化剤、アクリル酸系高分子などの乳
濁剤、色素、香料、カチオン化ポリマーなどのコンディ
ションニング剤などを添加することができる。
目的が損なわれない範囲で使用目的などにより必要に応
じ、前記必須成分の他に、一般に用いられている各種添
加成分を配合することが可能である。例えば、アルキル
硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩、
脂肪酸石けん、アシル化アミノ酸又はその塩類、α−オ
レフィンスルホン酸塩などのアニオン性界面活性剤、ヤ
シ油脂肪酸アミドプロピルベタインなどのベタイン型両
性界面活性剤、イミダゾリニウムベタイン型両性界面活
性剤、スルホベタイン型両性界面活性剤、アルキルトリ
メチルアンモニウム塩などのカチオン性界活性剤、ヤシ
油脂肪酸アルカノールアミン、ショ糖脂肪酸エステル、
アルキルグルコシド、アミンオキサイドなどの極性ノニ
オン界面活性剤、ジメチルポリシロキサンなどのシリコ
ーン誘導体又はそのエマルションポリオール類、無機塩
類、有機塩類、可溶化剤、BHTやα−トコフェロール
などの酸化防止剤、像粘剤、減粘剤、紫外線吸収剤、動
植物抽出液、ピロクトンオラミン、ジンクピリチオンな
どのフケ防止剤、安息香酸及びその塩、パラベン類、ケ
ーソンCGなどの防腐剤、クエン酸、トリエタノールア
ミンなどのpH調整剤、エチレングリコールジ脂肪酸エ
ステルなどのパール化剤、アクリル酸系高分子などの乳
濁剤、色素、香料、カチオン化ポリマーなどのコンディ
ションニング剤などを添加することができる。
【0016】
【実施例】以下実施例により本発明を説明する。 実施例1〜3、比較例1〜5 表1に示す成分および配合割合のシャンプー組成物を以
下の方法で調製し、下記に示す方法で各評価を行った。
結果を表1に併せて示す。
下の方法で調製し、下記に示す方法で各評価を行った。
結果を表1に併せて示す。
【0017】シャンプー調製法:カチオン性ポリマーを
精製水に添加し、撹拌しながら60℃前後に加温した。
透明で均一な状態となったら、他の原料を順次加え、加
温撹拌を続けた。均一に混合したら室温まで温度を下
げ、クエン酸でpHを5.8に調整し、最後に精製水で
バランスを整えた。
精製水に添加し、撹拌しながら60℃前後に加温した。
透明で均一な状態となったら、他の原料を順次加え、加
温撹拌を続けた。均一に混合したら室温まで温度を下
げ、クエン酸でpHを5.8に調整し、最後に精製水で
バランスを整えた。
【0018】評価法:すすぎ感 10名のパネラーが各シャンプーで洗髪後、すすいだ時
のなめらかさ、すすぎ後の毛髪の濡れた状態でのさっぱ
り感を下記基準に従って官能評価した。 なめらかさ すすぎ時にきしみがなく、指通りが良い ○ すすぎ時にすこしきしみ、ややごわつく △ すすぎ時にきしみ、ごわつきすすぎにくい × さっぱり感 すすぎ後、毛髪がさらさらとして適度なさっぱり感がある A すすぎ後、毛髪がきしきしとするようなさっぱり感がある B すすぎ後、毛髪がしっとりし、重い感じがする C
のなめらかさ、すすぎ後の毛髪の濡れた状態でのさっぱ
り感を下記基準に従って官能評価した。 なめらかさ すすぎ時にきしみがなく、指通りが良い ○ すすぎ時にすこしきしみ、ややごわつく △ すすぎ時にきしみ、ごわつきすすぎにくい × さっぱり感 すすぎ後、毛髪がさらさらとして適度なさっぱり感がある A すすぎ後、毛髪がきしきしとするようなさっぱり感がある B すすぎ後、毛髪がしっとりし、重い感じがする C
【0019】
【表1】 1:エナジコールDP−30(ライオン(株)製) 2:エナジコールEC−30(ライオン(株)製) 3:サンノールLMT−1430(ライオン(株)製) 4:レオガードLP(ライオン(株)製) 5:ジャガーC−13S(メイホール社製) 6:エルファコスGT−282S(ライオン(株)製) 7:グルカメートDOE−120(アマコール社製)
【0020】
【発明の効果】本発明のシャンプー組成物は、タンパク
変性率の低い低刺激性界面活性剤を主剤としたマイルド
なシャンプーであり、特定なカチオン化度を持つ高分子
化合物、特にカチオン化セルロースを配合することによ
って、髪になめらかさとうるおいを十分にあたえ、しか
もすすぎ時の軽さ、べたつきのなさを実感でき、シャン
プー後はなめらかでしかもさっぱりとした感じが得られ
るという効果を有する。
変性率の低い低刺激性界面活性剤を主剤としたマイルド
なシャンプーであり、特定なカチオン化度を持つ高分子
化合物、特にカチオン化セルロースを配合することによ
って、髪になめらかさとうるおいを十分にあたえ、しか
もすすぎ時の軽さ、べたつきのなさを実感でき、シャン
プー後はなめらかでしかもさっぱりとした感じが得られ
るという効果を有する。
Claims (2)
- 【請求項1】 (A)下記一般式(1)で表されるβ−
アラニン系界面活性剤と、(B)下記一般式(2)で表
されるエーテルカルボン酸系界面活性剤と、(C)カチ
オン性高分子化合物とを必須成分として含有することを
特徴とするシャンプー組成物。 【化1】 〔式中、R1は炭素数8〜18の飽和または不飽和炭化
水素基、M1は水素原子、アルカリ金属、アンモニウ
ム、または炭素数2〜3のヒドロキシアルキル基を有す
るアミン、Xは水素原子、または−CH2CH2COOM
1基を示す(但し、M1は前記と同じ定義)。〕 【化2】 R2O(CH2CH2O)nCH2COOM2 (2) (式中、R2は炭素数8〜18の直鎖または分岐鎖のア
ルキル基、アルケニル基、アルキルフェニル基、nは0
〜20の数、M2は水素原子、アルカリ金属、アンモニ
ウム、または炭素数2〜3のヒドロキシアルキル基を有
するアミンを示す。) - 【請求項2】 前記(C)カチオン性高分子化合物が、
カチオン性窒素分0.5〜1.5重量%のカチオン化セ
ルロースであることを特徴とする請求項1記載のシャン
プー組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20969497A JPH1135432A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | シャンプー組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20969497A JPH1135432A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | シャンプー組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1135432A true JPH1135432A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16577096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20969497A Pending JPH1135432A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | シャンプー組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1135432A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012232942A (ja) * | 2011-05-02 | 2012-11-29 | Kao Corp | 洗浄剤組成物 |
-
1997
- 1997-07-18 JP JP20969497A patent/JPH1135432A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012232942A (ja) * | 2011-05-02 | 2012-11-29 | Kao Corp | 洗浄剤組成物 |
US9138399B2 (en) | 2011-05-02 | 2015-09-22 | Kao Corporation | Cleaning agent composition |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1016401A1 (en) | Hair cleansing composition | |
TW200400052A (en) | Hair cleansing compositions | |
JP3545372B2 (ja) | 皮膚洗浄剤組成物 | |
JP2007022979A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JPH04108724A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
US5534248A (en) | Toiletry composition for hair care | |
JP2000319139A (ja) | 毛髪用洗浄剤組成物 | |
JP4291717B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP2001010935A (ja) | シャンプー組成物 | |
JP2001122742A (ja) | シャンプー組成物 | |
JP3522873B2 (ja) | シャンプー組成物 | |
JP2912504B2 (ja) | 毛髪用洗浄剤組成物 | |
JP3133504B2 (ja) | シャンプー組成物 | |
JP4787469B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JPH0940996A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JPH1135432A (ja) | シャンプー組成物 | |
JP3880960B2 (ja) | 皮膚洗浄剤組成物 | |
JPH0687721A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JPH09175952A (ja) | コンディショニングシャンプー組成物 | |
JP4485085B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP2005272359A (ja) | 毛髪用洗浄剤組成物 | |
JP2002029939A (ja) | シャンプー組成物 | |
JP2004161758A (ja) | シャンプー組成物 | |
JP3563494B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JPH05222398A (ja) | 洗浄剤組成物 |