JPH11353192A - スケジュール管理装置及びスケジュール管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

スケジュール管理装置及びスケジュール管理プログラムを記録した記録媒体

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Publication number
JPH11353192A
JPH11353192A JP10157314A JP15731498A JPH11353192A JP H11353192 A JPH11353192 A JP H11353192A JP 10157314 A JP10157314 A JP 10157314A JP 15731498 A JP15731498 A JP 15731498A JP H11353192 A JPH11353192 A JP H11353192A
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JP
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task
schedule
start time
status
command
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JP10157314A
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Inventor
Masato Shimizu
正人 清水
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH11353192A publication Critical patent/JPH11353192A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータで処理される各種業務毎の各業
務タスクにそれぞれスケジュール監視モジュールを組み
込まなくても各種業務のスケジュール管理を可能にす
る。 【解決手段】 現時刻を計時する時計部16と、コンピ
ュータで処理される各種の業務毎にその業務の起動時刻
とその業務を処理する業務タスク15の指定情報とを予
め登録したスケジュールデータベース17と、スケジュ
ール管理タスク18を設ける。スケジュール管理タスク
18は、スケジュールデータベース17に登録された起
動時刻を監視して、時計部16で計時されている現時刻
を経過した業務を検知すると、その起動時刻に対応して
スケジュールデータベース17に登録されたタスク指定
情報により指定される業務タスク15に起動を指令する
コマンドを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単体のコンピュー
タまたは複数のコンピュータをネットワークで接続して
なるコンピュータシステムにおいて処理される各種の業
務のスケジュール管理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータシステムにおけるス
ケジュール管理技術について、図10を用いて説明す
る。同図に示すコンピュータシステムは、3台のパーソ
ナルコンピュータ1,2,3をLAN(Local Area Net
work)等のネットワーク4で相互通信自在に接続したも
ので、便宜上、パーソナルコンピュータ1がサーバコン
ピュータとして機能し、他のパーソナルコンピュータ
2,3がクライアントコンピュータとして機能するもの
とする。
【0003】このようなコンピュータシステムにおい
て、各パーソナルコンピュータ1,2,3は、それぞれ
処理対象の各種業務毎に業務タスク5を実装していた。
また、現日付及び時刻を計時する時計部6と、当該コン
ピュータで処理される各種業務のスケジュール(業務別
の起動日時)を登録したスケジュールデータベース7と
を内蔵していた。また、各業務タスク5にはそれぞれス
ケジュール監視モジュール5aが組み込まれており、こ
のスケジュール監視モジュール5aは、スケジュールデ
ータベース7を常時監視して時計部6にて計時されてい
る日時が自己の業務モジュール5bの起動時刻になる
と、その自己の業務モジュール5bを起動させるものと
なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のコンピュータシステムにおけるスケジュール管
理技術においては、各業務タスク5毎に独自のスケジュ
ール監視モジュール5aを組み込まなければならないの
でプログラムの作成が面倒である上、タスク個々のデー
タ量が増大するためにコンピュータ毎にプログラムの記
憶エリアとして大きなメモリ領域が必要であるという問
題があった。また、いずれかの業務タスクに組み込まれ
たスケジュール監視モジュール5aにバグが見つかった
場合に、他の業務タスク5に組み込まれたスケジュール
監視モジュール5aについても見直さなければならない
等、管理面でも煩雑さがあった。
【0005】また、従来のこの種のコンピュータシステ
ムにおいては、スケジュールデータベース7を各コンピ
ュータ1,2,3に設けていたため、コンピュータ間で
同期を取る必要がある業務が存在した場合に、同期が取
れるように各コンピュータ1,2,3のスケジュールデ
ータベース7を設計しなければなら図、煩雑であるとい
う問題もあった。このような問題は、サーバコンピュー
タ1のみにスケジュールデータベース7を設け、他のク
ライアントコンピュータ2,3がスケジュール監視モジ
ュール5a,5bの動作によりネットワーク4を介して
サーバコンピュータ1のスケジュールデータベース7を
定期的に参照するように構成することによって解決でき
るが、この構成はコンピュータ間の通信トラフィック量
が著しく増加し好ましくなかった。
【0006】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、コンピュータで処
理される各種業務毎の各業務タスクにそれぞれスケジュ
ール監視モジュールを組み込まなくても各種業務のスケ
ジュール管理を行うことができるスケジュール管理装置
を提供しようとするものである。また、各種業務を処理
するコンピュータに読取らせることで、各種業務毎の各
業務タスクにそれぞれスケジュール監視モジュールを組
み込まなくても各種業務のスケジュール管理を行い得る
スケジュール管理プログラムを記録した記録媒体を提供
しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、現時刻を計時する時計部と、コンピュータで処理さ
れる各種の業務毎にその業務の起動時刻とその業務を処
理する業務タスクの指定情報とを予め登録したスケジュ
ールデータベースと、このスケジュールデータベースに
登録された起動時刻を監視して時計部で計時されている
現時刻を経過した業務の有無を判別するスケジュール監
視手段と、このスケジュール監視手段により起動時刻を
経過した業務を検知するとその起動時刻に対応してスケ
ジュールデータベースに登録されたタスク指定情報によ
り指定される業務タスクに起動を指令するコマンドを送
信するコマンド送信手段とを備えたスケジュール管理装
置である。なお、コンピュータは、単体でも、複数台の
コンピュータをネットワークで接続したコンピュータシ
ステムであってもよい。コンピュータシステムの場合、
本発明のスケジュール管理装置はサーバコンピュータに
設ける。そして、タスク指定情報により指定される業務
タスクがクライアントコンピュータに実装されたタスク
の場合、スケジュール管理装置のコマンド送信手段は、
ネットワークを介して該当するクライアントコンピュー
タにコマンドを送信するものとなる。
【0008】本願請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明のスケジュール管理装置において、コマンド送信
手段によるコマンドの送信を失敗すると所定回数まで同
コマンドの送信をリトライする送信リトライ手段を設け
たものである。本願請求項3記載の発明は、現時刻を計
時する時計部と、不揮発性の記憶部に設けられ、コンピ
ュータで処理される各種の業務毎にその業務の起動時刻
とその業務を処理する業務タスクの指定情報とを予め登
録するとともにその業務の実行状態を識別するステータ
スを記録したスケジュールデータベースと、揮発性の記
憶部に設けられ、スケジュールデータベースに登録され
た起動時刻及びタスク指定情報の中から非実行状態のス
テータスを記録した起動時刻及びタスク指定情報が抽出
されて書込まれるスケジュールデータファイルと、この
スケジュールデータファイルに書込まれた起動時刻を監
視して時計部で計時されている現時刻を経過した業務の
有無を判別するスケジュール監視手段と、このスケジュ
ール監視手段により起動時刻を経過した業務を検知する
とその起動時刻に対応してスケジュールデータファイル
に記憶されたタスク指定情報により指定される業務タス
クに起動を指令するコマンドを送信するコマンド送信手
段と、このコマンド送信手段によるコマンドの送信を成
功するとスケジュールデータベースに記録されている該
当業務のステータスを非実行状態から実行済状態に更新
するステータス更新手段とを備えたスケジュール管理装
置である。本願請求項4記載の発明は、現時刻を計時す
る時計部と、不揮発性の記憶部に設けられ、コンピュー
タで処理される各種の業務毎にその業務の起動時刻とそ
の業務を処理する業務タスクの指定情報とを予め登録す
るとともにその業務の実行状態を識別するステータスを
記録したスケジュールデータベースと、揮発性の記憶部
に設けられ、スケジュールデータベースに登録された起
動時刻及びタスク指定情報の中から非実行状態のステー
タスを記録した起動時刻及びタスク指定情報が抽出され
て非実行状態のステータスとともに書込まれるスケジュ
ールデータファイルと、スケジュールデータファイルに
書込まれた起動時刻を監視して時計部で計時されている
現時刻を経過した業務の有無を判別するスケジュール監
視手段と、このスケジュール監視手段により起動時刻を
経過した業務を検知するとその起動時刻に対応してスケ
ジュールデータファイルに記憶されたタスク指定情報に
より指定される業務タスクに起動を指令するコマンドを
送信するコマンド送信手段と、このコマンド送信手段に
よるコマンドの送信を成功するとスケジュールデータフ
ァイルに記憶している該当業務のステータスを非実行状
態から実行済状態に書換えるステータス書換手段と、ス
ケジュールデータファイルに記憶した各データを定期的
にスケジュールデータベースに上書きして更新した後、
該スケジュールデータデースから非実行状態のステータ
スを記録した起動時刻及びタスク指定情報を抽出して非
実行状態のステータスとともにスケジュールデータファ
イルに書込むスケジュール更新手段と、不揮発性の記憶
部に設けられ、装置のシステム異常が発生したことに応
じてスケジュールデータファイルの内容が転送されるス
ケジュール退避ファイルと、装置がシステム異常から復
旧したとき、スケジュールデータファイルに書込まれた
データをスケジュール退避ファイルに格納されているデ
ータに基づいて修正するデータ修正手段とを備えたスケ
ジュール管理装置である。
【0009】本願請求項5記載の発明は、現時刻を計時
する時計部と、処理対象の各種業務毎にその業務の起動
時刻とその業務を処理する業務タスクの指定情報とを予
め登録したスケジュールデータベースとを有したコンピ
ュータに、スケジュールデータベースに登録された起動
時刻を監視して時計部で計時されている現時刻を経過し
た業務の有無を判別するステップと、このステップによ
り起動時刻を経過した業務を検知するとその起動時刻に
対応してスケジュールデータベースに登録されたタスク
指定情報により指定される業務タスクに起動を指令する
コマンドを送信するステップとを実行させるスケジュー
ル管理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な
記録媒体である。
【0010】本願請求項6記載の発明は、現時刻を計時
する時計部を備えるとともに、不揮発性の記憶部に処理
対象の各種業務毎にその業務の起動時刻とその業務を処
理する業務タスクの指定情報とを予め登録するとともに
その業務の実行状態を識別するステータスを記録したス
ケジュールデータベースを設けてなるコンピュータに、
スケジュールデータベースに登録された起動時刻及びタ
スク指定情報の中から非実行状態のステータスを記録し
た起動時刻及びタスク指定情報を抽出して揮発性の記憶
部に書込むステップと、このステップにより揮発性の記
憶部に書込まれた起動時刻を監視して時計部で計時され
ている現時刻を経過した業務の有無を判別するステップ
と、このステップにより起動時刻を経過した業務を検知
するとその起動時刻に対応して揮発性の記憶部に記憶さ
れたタスク指定情報により指定される業務タスクに起動
を指令するコマンドを送信するステップと、このステッ
プによるコマンドの送信を成功するとスケジュールデー
タベースに記録されている該当業務のステータスを非実
行状態から実行済状態に更新するステップとを実行させ
るスケジュール管理プログラムを記録したコンピュータ
読取り可能な記録媒体である。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明のスケジュール管理
技術をコンピュータシステムに適用した一実施の形態の
システム構成図である。図示するように、本実施の形態
のコンピュータシステムは、3台のパーソナルコンピュ
ータ11,12,13をLAN等のネットワーク14で
相互通信自在に接続したもので、パーソナルコンピュー
タ11はサーバコンピュータとして機能し、他のパーソ
ナルコンピュータ12,13はクライアントコンピュー
タとして機能する。
【0012】各パーソナルコンピュータ11,12,1
3は、それぞれ処理対象の各種業務毎に業務タスク15
を実装している。また、サーバコンピュータとして機能
するパーソナルコンピュータ11は、現日付及び時刻を
計時する時計部16と、当該コンピュータシステムで処
理される各種業務のスケジュールを登録したスケジュー
ルデータベース17とを内蔵している。さらに、このパ
ーソナルコンピュータ11は、前記スケジュールデータ
ベース17を常時監視して、時計部16にて計時されて
いる日時が起動日時になった業務を認識すると、その業
務を処理する業務タスクに起動を指令するコマンドを送
信する処理を当該コンピュータ11に実行させるための
スケジュール管理タスク18を実装している。
【0013】図2は前記サーバコンピュータとして機能
するパーソナルコンピュータ11の要部構成を示すブロ
ック図であって、制御部本体としてのCPU(Central
Processing Unit )21、固定的データを格納したRO
M(Read Only Memoly)22、可変的データを格納する
揮発性記憶部としてのRAM(Random Access Memoly)
23、電源異常によるシステムダウンのときにオンする
再起動フラグf等を記憶保持するEPROM(Erasable
Programmable Read Only Memoly)24、前記時計部1
6、前記ネットワーク14を介して行う各クライアント
コンピュータ12,13とのデータ伝送を制御する伝送
コントローラ25、不揮発性記憶部としてのHDD(Ha
rd Disc Drive )装置26、このHDD装置26の駆動
を制御するHDDコントローラ27、キーボード,ディ
スプレイなどの入出力装置28、フロッピーディスク,
CD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータ読取り
可能な記録媒体29に記録されたデータを読取る媒体読
取装置30、前記入出力装置28及び媒体読取装置30
とCPU21とのインタフェースを司るデバイスコント
ローラ31などを備えている。そしてCPU21と、R
OM22,RAM23,EPROM24,時計部16,
伝送コントローラ25,HDDコントローラ27及びデ
バイスコントローラ31とを、アドレスバス,データバ
スなどのバスライン32で電気的に接続している。
【0014】また、このパーソナルコンピュータ11
は、UPS(Uninterruptible PowerSupply)33を搭
載しており、このUPS33で主電源の停電等による電
圧の異常低下が検知されると、CPU21に電源異常通
知信号Sが与えられるようになっている。
【0015】かかる構成のパーソナルコンピュータ11
において、前記HDD装置26には、図3に示すよう
に、OS(Operating System)や各種業務タスク15や
スケジュール管理タスク18などのアプリケーションプ
ログラムを実装したプログラムファイル41の他、前記
スケジュールデータベース17とスケジュール退避ファ
イル42とを記憶している。また、前記RAM23に
は、図4に示すように、各種プログラムがロードされる
主記憶エリア51の他、スケジュールデータファイル5
2,第1のタイマカウンタT1,第2のタイマカウンタ
T2などのメモリ領域が形成されるようになっている。
【0016】さて、本実施の形態においては、各パーソ
ナルコンピュータ11,12,13でそれぞれ処理され
る各種業務の業務タスク15毎に、図5に示すフォーマ
ットのスケジュールデータをスケジュールデータベース
17に登録する。なお、図5に示すスケジュールデータ
において、項目「起動日付」及び「起動時刻」は、当該
スケジュールデータで管理される業務の起動開始日付及
び時刻である。項目「SeqNo.(シーケンスナンバー)」
は、当該スケジュールデータ固有の番号である。項目
「優先度」は、当該スケジュールデータで管理される業
務の優先度であり、同時刻に複数の業務タスク15の起
動タイミングになるとどの業務タスクを優先するかを決
定する材料となる。項目「リトライ回数」は、当該スケ
ジュールデータで管理される業務の業務タスク15に起
動を指令するコマンドの送信失敗時のリトライ上限回数
であり、リトライしない場合は[0]となる。項目「タ
イムアウト時間」は、コマンドを送信した業務タスク1
5からの応答待機時間であり、この時間内にコマンド受
信完了応答がなかった場合にコマンドの送信を失敗した
とみなす。項目「有効期限日付」及び「有効期限時間」
は、当該スケジュールデータで管理される業務の起動時
刻が経過してからその業務の業務タスク15に起動を指
令するコマンドを送信するまでの猶予期間である。
【0017】また、項目「送信先ネットワークID」及
び「送信先PC名」は、当該スケジュールデータで管理
される業務の業務タスク15が存在するコンピュータ1
1,12,13のネットワークアドレス及び名称であ
り、項目「送信先タスク名」は、その業務タスク15の
名称である。また、項目「回答有無」は、コマンドに対
する応答の必要有無を示すデータであって、これらの項
目「送信先ネットワークID」,「送信先PC名」,
「送信先タスク名」及び「回答有無」により業務タスク
15に起動を指令するコマンドが作成される。最後に、
項目「ステータス」は、当該スケジュールデータで管理
される業務の実行状態を識別するデータであって、未実
行の間は[0],実行中のときには[1],実行済にな
ると[2],実行を失敗すると[3],実行期限切れに
なると[4]となる。
【0018】しかして、サーバコンピュータとして機能
するパーソナルコンピュータ11のCPU21は、主電
源の投入により立ち上がると、RAM23をクリアした
後、HDD装置26のプログラムファイル41からOS
やスケジュール管理タスク18を含む必要なアプリケー
ションプログラムを読込んでRAM23の主記憶エリア
51にロードするなどのイニシャライズ処理を行う。そ
の後、CPU21は、スケジュール管理タスク18を起
動して、図6〜図9の流れ図に示す処理を開始する。
【0019】先ず、ST(ステップ)1としてEPRO
M24に記憶している再起動フラグfがオンされている
か否かを判断する。ここで、再起動フラグfがオフして
いる場合には、直前の電源ダウンは主電源の停電等によ
る電圧の異常低下によるものでないと判断し、ST2と
してHDD装置26上のスケジュールデータベース17
を検索して、項目「ステータス」が[0]のスケジュー
ルデータを抽出して読込み、RAM23のスケジュール
データファイル52に書込む。
【0020】次に、ST3としてRAM23の第1のタ
イマカウンタT1及び第2のタイマカウンタT2のカウ
ント動作(時計部16にて計時される時刻が例えば1秒
を経過する毎にデータを1ずつカウントアップさせる動
作)を開始させる。しかる後、ST4として第1のタイ
マカウンタT1がタイムアウトしたか否かを判断する。
なお、第1のタイマカウンタT1は40秒をカウントす
る毎にタイムアウトするものとする。ST4にて第1の
タイマカウンタT1がタイムアウトしていない場合に
は、ST5として第2のタイマカウンタT2がタイムア
ウトしたか否かを判断する。なお、第2のタイマカウン
タT2は10分をカウントする毎にタイムアウトするも
のとする。ST5にて第2のタイマカウンタT2がタイ
ムアウトしていない場合には、ST6としてUPS33
から電源異常通知信号Sが入力されたか否かを判断す
る。そして、電源異常通知信号Sが入力されていない場
合にはST4に戻る。
【0021】ST4にて第1のタイマカウンタT1のタ
イムアウトを検知した場合には、ST7としてスケジュ
ールデータファイル52に格納したスケジュールデータ
を検索して、項目「ステータス」が[0:未実行]で起
動日時が時計部16にて計時されている現時刻を経過し
ているデータの有無を判別する。そして、該当するスケ
ジュールデータを検出したならば(ST8のYES)、
ST9としてそのスケジュールデータの中から1データ
を業務起動対象のスケジュールデータとして選択する。
具体的には、該当するスケジュールデータが1データの
み存在する場合には、そのスケジュールデータを業務起
動対象のスケジュールデータとして選択する。一方、該
当するスケジュールデータが複数存在する場合には、起
動日時からの経過時間が最も長いスケジュールデータを
業務起動対象のスケジュールデータとして選択する。な
お、起動日時からの経過時間が最も長いデータが複数あ
る場合にはその中で優先度が最も高いデータを業務起動
対象のスケジュールデータとして選択する。(スケジュ
ール監視手段) こうして、スケジュールデータファイル52から業務起
動対象のスケジュールデータを選択したならば、ST1
0としてその業務起動対象データの項目「ステータス」
を[1:実行中]に書換える。
【0022】次に、ST11としてその業務起動対象デ
ータの項目「送信先ネットワークID」,「送信先PC
名」,「送信先タスク名」及び「回答有無」により業務
タスク15に起動を指令するコマンドのメッセージ伝文
を作成し、このコマンドメッセージ伝文を「送信先ネッ
トワークID」及び「送信先PC名」で特定されるパー
ソナルコンピュータ11,12,13に送信する。この
とき、「送信先ネットワークID」及び「送信先PC
名」で特定されるパーソナルコンピュータがサーバコン
ピュータ11の場合には自己宛に送信し、クライアント
コンピュータ12,13の場合にはネットワーク14を
介して送信する。(コマンド送信手段) ここで、このコマンドメッセージ伝文を受信したパーソ
ナルコンピュータ11,12,13においては、コマン
ドメッセージ伝文に組み込まれたコマンドの項目「送信
先タスク名」で指定される業務タスク15を起動して業
務処理を開始する。そして、コマンドの項目「回答有
無」が回答有りになっていた場合には、この業務処理を
正常に終了した後、正常終了応答を返信するものとなっ
ている。
【0023】そこでCPU21は、ST11にてコマン
ドメッセージ伝文を送信した後、その業務起動対象デー
タの項目「回答有無」が回答有りになっていた場合に
は、項目「タイムアウト時間」の間だけ正常終了応答を
待機する。そして、このタイムアウト時間内に正常終了
応答を受信したならば(ST12のYES)、ST13
としてその業務起動対象データの項目「ステータス」を
[2:実行済」に書換える。なお、業務起動対象データ
の項目「回答有無」が回答無しの場合には、直ちにその
業務起動対象データの項目「ステータス」を[2:実行
済」に書換える。(ステータス書換手段) これに対し、タイムアウト時間内に正常終了応答を受信
できなかった場合には(ST12のNO)、ST14と
してコマンド送信のリトライが可能か否かを判断する。
ここで、その業務起動対象データの項目「リトライ回
数」が[1]以上であり、かつ、これまでのリトライ回
数が項目「リトライ回数」に設定されたリトライ上限回
数以下であればリトライ可能と判断し、ST11に戻っ
てコマンドメッセージ伝文の送信をリトライする。(送
信リトライ手段) これに対し、その業務起動対象データの項目「リトライ
回数」が[0]若しくはリトライ回数がリトライ上限回
数を超えた場合には、ST15としてその業務起動対象
データの項目「ステータス」を[3:実行失敗」に書換
える。
【0024】こうして、業務起動対象のスケジュールデ
ータの項目「ステータス」を[2]または[3]に書換
えたならば、次に、ST16としてスケジュールデータ
ファイル52に格納したスケジュールデータを検索し
て、項目「ステータス」が[0:未実行]で起動日時か
らの経過時間が項目「有効期限日付」及び「有効期限時
間」によって設定された猶予期間を経過しているデータ
の有無を判別する。そして、該当するスケジュールデー
タを検出したならば(ST8のYES)、ST9として
そのスケジュールデータの項目「ステータス」を[4:
期限切れ]に書換える。
【0025】その後、ST19として第1のタイマカウ
ンタT1のカウント動作を再開させたならば、ST4に
戻る。なお、ST7のスケジュールデータファイル検索
処理において項目「ステータス」が[0:未実行]で起
動日時が現時刻を経過しているデータを検出できなかっ
た場合には、ST9〜ST15の処理を行わずにST1
6に進む。また、ST16のスケジュールデータファイ
ル検索処理において項目「ステータス」が[0:未実
行]で起動日時からの経過時間が猶予期間を経過してい
るデータを検出できなかった場合には、ST18の処理
を行わずにST19に進む。
【0026】ST5にて第2のタイマカウンタT2のタ
イムアウトを検知した場合には、先ず、ST20として
スケジュールデータファイル52に格納したスケジュー
ルデータを全て読出し、HDD装置26上のスケジュー
ルデータベース17に上書きして、スケジュールデータ
ベースに登録された各スケジュールデータのうちスケジ
ュールデータファイル52上でステータスが書換えられ
たデータの項目「ステータス」を更新する(ステータス
更新手段)。次に、ST21としてスケジュールデータ
ファイル52をクリアした後、ST22として上記スケ
ジュールデータベース17を検索して、項目「ステータ
ス」が[0]のスケジュールデータを再度抽出して読込
み、スケジュールデータファイル52に書込む。(スケ
ジュール更新手段) その後、ST23として第2のタイマカウンタT2のカ
ウント動作を再開させたならば、ST4に戻る。
【0027】ST6にてUPS33から送信された電源
異常通知信号Sを検知した場合には、ST24としてス
ケジュールデータファイル52に格納された各スケジュ
ールデータの項目「ステータス」,「SeqNo.」及び「起
動日付」を全て読出し、HDD装置26上のスケジュー
ル退避ファイル42に書込む。その後、ST25として
EPROM24に格納された再起動フラグfをオンした
ならば、この処理を終了する。
【0028】一方、ST1にて上記再起動フラグfがオ
ンしていた場合には、直前の電源ダウンは主電源の停電
等による電圧の異常低下によるものであると判断し、S
T26としてHDD装置26上のスケジュールデータベ
ース17を検索して、項目「ステータス」が[0]のス
ケジュールデータを抽出して読込み、RAM23のスケ
ジュールデータファイル52に書込む。次に、ST27
として同HDD装置26上のスケジュール退避ファイル
42に格納されているデータ「SeqNo.」,「起動日付」
及び「ステータス」を読込む。そして、ST28として
このスケジュール退避ファイル42から読込んだデータ
と項目「SeqNo.」及び「起動日付」が一致するスケジュ
ールデータをスケジュールデータファイル52の中から
検索し、該当するスケジュールデータを検出したならば
(ST29のYES)、そのスケジュールデータの項目
「ステータス」をスケジュール退避ファイル42から読
込んだ該当データの「ステータス」に一致させるべく上
書き更新する。(データ修正手段) こうして、スケジュール退避ファイル42から読込んだ
データによるスケジュールデータファイル52の検索処
理を終了したならば(ST31のYES)、EPROM
24の再起動フラグfをオフした後、ST3に進む。
【0029】このように本実施の形態においては、コン
ピュータシステムを構成する各パーソナルコンピュータ
11,12,13のうち、サーバコンピュータとして機
能するパーソナルコンピュータ11に、現時刻を計時す
る時計部16とともに、各パーソナルコンピュータ1
1,12,13で処理される各種の業務毎に、その業務
の起動日付及び起動時刻とその業務を処理する業務タス
ク15を指定する送信先ネットワークID,送信先PC
名及び送信先タスク名の各情報とを含むスケジュールデ
ータを予め登録したスケジュールデータベース17とを
設けている。また、記録媒体29に記録されたスケジュ
ール管理タスク18を当該パーソナルコンピュータ11
の媒体読取装置30で読取らせることによって、当該パ
ーソナルコンピュータ11にスケジュール管理タスク1
8を実装している。
【0030】そして、このサーバコンピュータとして機
能するパーソナルコンピュータ11は、スケジュール管
理タスク18の実行によりスケジュールデータベース1
7に登録されたスケジュールデータを監視して起動時刻
を時計部16で計時されている現時刻が経過した業務の
有無を判別する。そして、起動時刻を現時刻が経過した
業務のスケジュールデータを検知するとそのスケジュー
ルデータのタスク指定情報により指定される業務タスク
15に起動を指令するコマンドを送信するようになって
いる。したがって、各パーソナルコンピュータ11,1
2,13で処理される各種業務毎の各業務タスク15に
それぞれスケジュール監視モジュールを組み込まなくて
も、各種業務のスケジュール管理を行うことができる。
【0031】また本実施の形態においては、上記コマン
ドの送信に失敗した場合には、該当スケジュールデータ
に設定されたリトライ回数まで同コマンドの送信をリト
ライするようになっている。したがって、コマンドの送
信成功率が高くなり、各種業務のスケジュール管理をよ
り安定した状態で行えるようになる。
【0032】また本実施の形態においては、不揮発性の
HDD装置26にスケジュールデータベース17を設け
るとともに、揮発性のRAM23にスケジュールデータ
ファイル52を設け、スケジュールデータベース17に
登録されたスケジュールデータの中から非実行状態のス
テータス[=0]を記録したスケジュールデータを抽出
してスケジュールデータファイル52に書込む。そし
て、このスケジュールデータファイル52に書込まれた
スケジュールデータの起動時刻を監視して時計部16で
計時されている現時刻を経過した業務の有無を判別し、
起動時刻を現時刻が経過した業務のスケジュールデータ
を検知するとそのスケジュールデータのタスク指定情報
により指定される業務タスク15に起動を指令するコマ
ンドを送信する。そして、コマンドの送信を成功する
と、スケジュールデータベース17に登録されている該
当業務のスケジュールデータのステータスを非実行状態
[=0]から実行済状態[=2]に更新するようになっ
ている。したがって、RAM23上のスケジュールデー
タファイル52を検索して起動業務の可否を判断してい
るので、HDD装置26上のスケジュールデータベース
17をアクセスする場合に比べてCPU21の負荷が小
さく、CPU21のパフォーマンスを向上できる。ま
た、スケジュールデータファイル52には、非実行状態
のスケジュールデータのみが抽出されて格納されるの
で、スケジュールデータベース17を検索する場合と比
べて処理時間が短縮される効果も奏する。
【0033】また本実施の形態においては、起動時刻を
現時刻が経過した業務の業務タスク15に起動を指令す
るコマンドを送信し、そのコマンドの送信を成功した場
合に、取敢えず、スケジュールデータファイル52に記
憶している該当業務のスケジュールデータのステータス
を非実行状態[=0]から実行済状態[=2]に書換え
ている。そして、このスケジュールデータファイル52
に記憶した各スケジュールデータを定期的(本実施の形
態では10分毎)にスケジュールデータベース17に上
書きして更新した後、該スケジュールデータデース17
から非実行状態のステータスを記録した起動時刻及びタ
スク指定情報を再度抽出して非実行状態のステータスと
ともにスケジュールデータファイル52に書込むように
している。さらに、不揮発性のHDD装置26にスケジ
ュール退避ファイル42を設け、UPS33から電源異
常通知信号Sが与えられると、スケジュールデータファ
イル52に書込まれているスケジュールデータを上記ス
ケジュール退避ファイル42に退避させる。その後、シ
ステムが復旧すると、スケジュールデータベース17か
ら抽出されスケジュールデータファイル52に書込まれ
たステータス=0のスケジュールデータのステータス
を、スケジュール退避ファイル42に格納されているデ
ータに基づいて修正するものとなっている。したがっ
て、電源異常によるシステムダウンが発生しても、シス
テム復旧後には自動的にスケジュールデータファイル5
2をダウン直前の状態に戻すことができる。
【0034】なお、前記一実施の形態は本発明をコンピ
ュータシステムに適用するものとして説明したが、本発
明は単体のコンピュータにおけるスケジュール管理装置
としても同様にして適用できるものである。
【0035】また、前記一実施の形態では電源異常によ
るシステムダウンの際に図9の流れ図に示す処理を実行
したが、ネットワーク14の障害やデータベース17の
ダウンが発生した場合に図9の流れ図に示す処理を実行
することで、信頼性をより高めることも可能である。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本願請求項1記載の
発明によれば、コンピュータで処理される各種業務毎の
各業務タスクにそれぞれスケジュール監視モジュールを
組み込まなくても各種業務のスケジュール管理を行うこ
とができ、業務タスクのプログラム作成及び修正に要す
る手間の簡略化、及びプログラム記憶領域の小容量化、
並びにコンピュータ間の通信トラフィック量低減化等を
図りつつ安定したスケジュール管理を実現できるスケジ
ュール管理装置を提供できる。また本願請求項2記載の
発明によれば、より安定した各種業務のスケジュール管
理を実現でき、信頼性を向上できるスケジュール管理装
置を提供できる。また本願請求項3記載の発明によれ
ば、請求項1記載の発明と同様な効果をコンピュータの
パフォーマンスを低下させることなく実現できるスケジ
ュール管理装置を提供できる。また本願請求項4記載の
発明によれば、請求項3記載の発明と同等の効果を奏す
るのはもとより、電源異常などのシステムダウンが発生
しても復旧後にダウン前の状態に自動的に復元できるの
で、より一層の信頼性の向上を図り得るスケジュール管
理装置を提供できる。
【0037】また本願請求項5記載の発明によれば、各
種業務を処理するコンピュータに読取らせることで、各
種業務毎の各業務タスクにそれぞれスケジュール監視モ
ジュールを組み込まなくても各種業務のスケジュール管
理を行い得るスケジュール管理プログラムを記録した記
録媒体を提供できる。また本願請求項6記載の発明によ
れば、請求項5記載の発明と同様な効果をコンピュータ
のパフォーマンスを低下させることなく実現できるスケ
ジュール管理プログラムを記録した記録媒体を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるコンピュータシ
ステムの概略構成図。
【図2】 同実施の形態においてサーバコンピュータと
して機能するパーソナルコンピュータの要部構成を示す
ブロック図。
【図3】 同パーソナルコンピュータのHDD装置が記
憶する主要なファイルを示す図。
【図4】 同パーソナルコンピュータのRAMに形成さ
れる主要なメモリエリアを示す図。
【図5】 同実施の形態においてスケジュールデータベ
ースに登録されるスケジュールデータのフォーマットを
示す図。
【図6】 同パーソナルコンピュータのCPUが実行す
るスケジュール管理タスクの処理手順を示す流れ図。
【図7】 図6における第1のタイマカウンタのタイム
アウト後の処理を示す流れ図。
【図8】 図6における第2のタイマカウンタのタイム
アウト後の処理を示す流れ図。
【図9】 図6における電源異常通知信号入力後の処理
を示す流れ図。
【図10】従来のコンピュータシステムにおけるスケジ
ュール管理技術の説明に用いる図。
【符号の説明】
11…パーソナルコンピュータ(サーバコンピュータ) 12,13…パーソナルコンピュータ(クライアントコ
ンピュータ) 14…ネットワーク 15…業務タスク 16…時計部 17…スケジュールデータベース 18…スケジュール管理タスク 42…スケジュール退避ファイル 52…スケジュールデータファイル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現時刻を計時する時計部と、 コンピュータで処理される各種の業務毎にその業務の起
    動時刻とその業務を処理する業務タスクの指定情報とを
    予め登録したスケジュールデータベースと、 このスケジュールデータベースに登録された起動時刻を
    監視して前記時計部で計時されている現時刻を経過した
    業務の有無を判別するスケジュール監視手段と、 このスケジュール監視手段により起動時刻を経過した業
    務を検知するとその起動時刻に対応して前記スケジュー
    ルデータベースに登録されたタスク指定情報により指定
    される業務タスクに起動を指令するコマンドを送信する
    コマンド送信手段と、を具備したことを特徴とするスケ
    ジュール管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスケジュール管理装置に
    おいて、 コマンド送信手段によるコマンドの送信を失敗すると所
    定回数まで同コマンドの送信をリトライする送信リトラ
    イ手段を設けたことを特徴とするスケジュール管理装
    置。
  3. 【請求項3】 現時刻を計時する時計部と、 不揮発性の記憶部に設けられ、コンピュータで処理され
    る各種の業務毎にその業務の起動時刻とその業務を処理
    する業務タスクの指定情報とを予め登録するとともにそ
    の業務の実行状態を識別するステータスを記録したスケ
    ジュールデータベースと、 揮発性の記憶部に設けられ、前記スケジュールデータベ
    ースに登録された起動時刻及びタスク指定情報の中から
    非実行状態のステータスを記録した起動時刻及びタスク
    指定情報が抽出されて書込まれるスケジュールデータフ
    ァイルと、 このスケジュールデータファイルに書込まれた起動時刻
    を監視して前記時計部で計時されている現時刻を経過し
    た業務の有無を判別するスケジュール監視手段と、 このスケジュール監視手段により起動時刻を経過した業
    務を検知するとその起動時刻に対応して前記スケジュー
    ルデータファイルに記憶されたタスク指定情報により指
    定される業務タスクに起動を指令するコマンドを送信す
    るコマンド送信手段と、 このコマンド送信手段によるコマンドの送信を成功する
    と前記スケジュールデータベースに記録されている該当
    業務のステータスを非実行状態から実行済状態に更新す
    るステータス更新手段と、を具備したことを特徴とする
    スケジュール管理装置。
  4. 【請求項4】 現時刻を計時する時計部と、 不揮発性の記憶部に設けられ、コンピュータで処理され
    る各種の業務毎にその業務の起動時刻とその業務を処理
    する業務タスクの指定情報とを予め登録するとともにそ
    の業務の実行状態を識別するステータスを記録したスケ
    ジュールデータベースと、 揮発性の記憶部に設けられ、前記スケジュールデータベ
    ースに登録された起動時刻及びタスク指定情報の中から
    非実行状態のステータスを記録した起動時刻及びタスク
    指定情報が抽出されて非実行状態のステータスとともに
    書込まれるスケジュールデータファイルと、 前記スケジュールデータファイルに書込まれた起動時刻
    を監視して前記時計部で計時されている現時刻を経過し
    た業務の有無を判別するスケジュール監視手段と、 このスケジュール監視手段により起動時刻を経過した業
    務を検知するとその起動時刻に対応して前記スケジュー
    ルデータファイルに記憶されたタスク指定情報により指
    定される業務タスクに起動を指令するコマンドを送信す
    るコマンド送信手段と、 このコマンド送信手段によるコマンドの送信を成功する
    と前記スケジュールデータファイルに記憶している該当
    業務のステータスを非実行状態から実行済状態に書換え
    るステータス書換手段と、 前記スケジュールデータファイルに記憶した各データを
    定期的に前記スケジュールデータベースに上書きして更
    新した後、該スケジュールデータデースから非実行状態
    のステータスを記録した起動時刻及びタスク指定情報を
    抽出して非実行状態のステータスとともに前記スケジュ
    ールデータファイルに書込むスケジュール更新手段と、 不揮発性の記憶部に設けられ、装置のシステム異常が発
    生したことに応じて前記スケジュールデータファイルの
    内容が転送されるスケジュール退避ファイルと、 前記装置がシステム異常から復旧したとき、前記スケジ
    ュールデータファイルに書込まれたデータを前記スケジ
    ュール退避ファイルに格納されているデータに基づいて
    修正するデータ修正手段と、を具備したことを特徴とす
    るスケジュール管理装置。
  5. 【請求項5】 現時刻を計時する時計部と、処理対象の
    各種業務毎にその業務の起動時刻とその業務を処理する
    業務タスクの指定情報とを予め登録したスケジュールデ
    ータベースとを有したコンピュータに、 前記スケジュールデータベースに登録された起動時刻を
    監視して前記時計部で計時されている現時刻を経過した
    業務の有無を判別するステップと、 このステップにより起動時刻を経過した業務を検知する
    とその起動時刻に対応して前記スケジュールデータベー
    スに登録されたタスク指定情報により指定される業務タ
    スクに起動を指令するコマンドを送信するステップとを
    実行させるスケジュール管理プログラムを記録したコン
    ピュータ読取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 現時刻を計時する時計部を備えるととも
    に、不揮発性の記憶部に処理対象の各種業務毎にその業
    務の起動時刻とその業務を処理する業務タスクの指定情
    報とを予め登録するとともにその業務の実行状態を識別
    するステータスを記録したスケジュールデータベースを
    設けてなるコンピュータに、 前記スケジュールデータベースに登録された起動時刻及
    びタスク指定情報の中から非実行状態のステータスを記
    録した起動時刻及びタスク指定情報を抽出して揮発性の
    記憶部に書込むステップと、 このステップにより揮発性の記憶部に書込まれた起動時
    刻を監視して前記時計部で計時されている現時刻を経過
    した業務の有無を判別するステップと、 このステップにより起動時刻を経過した業務を検知する
    とその起動時刻に対応して前記揮発性の記憶部に記憶さ
    れたタスク指定情報により指定される業務タスクに起動
    を指令するコマンドを送信するステップと、 このステップによるコマンドの送信を成功すると前記ス
    ケジュールデータベースに記録されている該当業務のス
    テータスを非実行状態から実行済状態に更新するステッ
    プとを実行させるスケジュール管理プログラムを記録し
    たコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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