JPH11352527A - 遅延線光バッファ - Google Patents

遅延線光バッファ

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JPH11352527A
JPH11352527A JP16078998A JP16078998A JPH11352527A JP H11352527 A JPH11352527 A JP H11352527A JP 16078998 A JP16078998 A JP 16078998A JP 16078998 A JP16078998 A JP 16078998A JP H11352527 A JPH11352527 A JP H11352527A
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JP
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optical
delay
terminal
delay line
terminals
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JP16078998A
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Norifumi Kobayashi
憲文 小林
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型且つ低コストで、さらに遅延時間の調整が
容易な遅延線光バッファを提供すること。 【解決手段】nを2以上の整数として2n個の端子を有
し(2n−2)番目の端子から(2n−1)番目の端子
および(2n−1)番目の端子から2n番目の端子へは
順方向伝達特性を有する光サーキュレータと、該光サー
キュレータの偶数番号の端子に接続されるn個の反射器
と、該n個の反射器の後に接続されるn個の光ゲート素
子と、該n個の光ゲート素子からの光信号を合成する光
合成器と、前記光サーキュレータの1番目の端子を除く
奇数番号の端子に接続される(n−1)本の遅延光ファ
イバと、該(n−1)本の遅延光ファイバの他端に接続
される(n−1)個の全反射器とから構成したことにあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ATM(Asynch
ronous Tranfer Mode )交換機に使用する光バッファに
係わり、特に遅延線光バッファに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ATM交換は、情報をセルと呼ばれる固
定長のパケット単位に扱い、ハードウェア的にルーティ
ング処理を行なうもので、高いスループットを実現でき
る。特に大容量な交換機として、光の高速性及び広帯域
性を活かした光ATM交換機が重要視されている。
【0003】光ATM交換機では、一つの出力回線へ同
時に複数のセルが入力されて衝突することを回避するた
め、セルの待ち合わせ用の光バッファ(メモリ)が必要
となる。光バッファとしては、光ファイバ等の遅延光伝
送路による遅延時間差を利用した遅延線光バッファが考
えられている。
【0004】図2は、従来の遅延線光バッファの第一例
を示した全体構成図である。11は光分岐器、19a〜
19nは遅延光ファイバ、15a〜15nは光ゲート素
子、16は光ゲート制御回路、17は光合成器、10は
入力光信号、18は出力光信号である。
【0005】入力光信号10は、光分岐器11によりn
個に分岐され、各分岐出力はそれぞれ長さの異なる遅延
光ファイバ19a、19b、19c・・・19nを経
て、光ゲート素子15a、15b、15c・・・15n
へ入力される。各光ゲート素子15a、15b、15c
・・・15nからの出力は光合成器17により合成され
て出力される。
【0006】ここで、各遅延光ファイバ19a、19
b、19c・・・19nの長さは、最も遅延時間の短い
経路に対して、それぞれT、2T、3T・・・(n−
1)・Tの相対的な遅延時間を有するように構成されて
いる。ただし、Tは1セル分の伝搬時間を表す。この
時、光ゲート制御回路16により、入力セルに同期して
任意の光ゲート素子15a、15b、15c・・・15
nをON状態、すなわち光信号が光ゲート素子15a、
15b、15c・・・15nを透過できる状態にするこ
とにより、n通りのタイミングで光セル信号を出力させ
ることができる。このような構成によりn段の入力セル
バッファ機能を実現することができる。
【0007】光ATM交換機が光の高速性を十分に活用
するためには、光信号セルはビットレートの極めて高い
信号が用いられる。その場合、各遅延光ファイバの遅延
時間は高い精度で設定することが要求される。例えば、
光信号セルが10Gbpsで変調されているとすると、1ビ
ット当たりのタイムスロットは100psecとなり、各ビ
ットが誤り無く伝送されるためには、遅延時間の精度は
約20psec以下に抑える必要がある。20psecの遅延時
間は、約4mmの光ファイバ長の精度に相当する。バッフ
ァ段数が多くなると、各段のバッファに要求される制度
はさらに厳しくなる。以上で説明したような遅延時間を
高精度に調整できる光バッファとして、光サーキュレー
タを用いた反射型構成の遅延線光バッファがある。
【0008】図3は、従来の遅延線光バッファの第二
例、すなわち上述した反射型構成の遅延線光バッファの
全体構成図である。11は光分岐器、12a、12b、
12c・・・12nは光サーキュレータ、13a、13
b、13c・・・13nは遅延線光ファイバ、14a、
14b、14c・・・14nは全反射器、15a、15
b、15c・・・15nは光ゲート素子、16は光ゲー
ト制御回路、17は光合成器、10は入力光信号、18
は出力光信号である。
【0009】図2に示した遅延光ファイバ19a、19
b、19c・・・19nの部分が、光サーキュレータ1
2a、12b、12c・・・12nと遅延光ファイバ1
3a、13b、13c・・・13nと全反射器14a、
14b、14c・・・14nとで置き換わった構成にな
っている。
【0010】遅延光ファイバ13a、13b、13c・
・・13nは、一端が光サーキュレータ12a、12
b、12c・・・12nに接続され、他端は全反射器1
4a、14b、14c・・・14nに接続されている。
このような構成にすれば、全反射器14a、14b、1
4c・・・14nは簡単に遅延光ファイバ13a、13
b、13c・・・13nと取り外したり、接続したりす
ることが容易なため、遅延時間の調整は、遅延光ファイ
バ13a、13b、13c・・・13nを切断すること
で簡単に行なうことができる。さらにまた、遅延光ファ
イバ端面のフレネル反射を利用することで調整途中でも
遅延時間をモニタすることができる。つまり、遅延光フ
ァイバに全反射器が取り付けられていなくても端面が空
気に接していれば、遅延光ファイバを伝搬している全光
電力の約3.5%は光サーキュレータに戻り、そして光
ゲート素子に伝搬されるので、このわずかな光信号によ
り遅延時間をモニタすることができる。そのため、組立
て調整が容易となり、遅延時間精度の高い遅延線光バッ
ファを実現することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の遅延線光バッフ
ァには次の問題点があった。
【0012】長さの異なる複数の遅延光ファイバと、各
遅延光ファイバ毎に光サーキュレータが必要なため、こ
の部分の集積化やアレイ化が不可能であった。そのた
め、組立て部品点数が増え、且つ調整箇所も多くなり、
遅延線光バッファを小型・低コスト化することができな
かった。
【0013】従って本発明の目的は、前記した従来技術
の欠点を解消し、小型且つ低コストで、さらに遅延時間
の調整が容易な遅延線光バッファを提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を実
現するため、nを2以上の整数として2n個の端子を有
し(2n−2)番目の端子から(2n−1)番目の端子
および(2n−1)番目の端子から2n番目の端子へは
順方向伝達特性を有する光サーキュレータと、該光サー
キュレータの偶数番号の端子に接続されるn個の反射器
と、該n個の反射器の後に接続されるn個の光ゲート素
子と、該n個の光ゲート素子からの光信号を合成する光
合成器と、前記光サーキュレータの1番目の端子を除く
奇数番号の端子に接続される(n−1)本の遅延光ファ
イバと、該(n−1)本の遅延光ファイバの他端に接続
される(n−1)個の全反射器とから構成した。
【0015】前記のn個の光ゲート素子からの光信号
は、それぞれの光信号強度が等しくなるように前記n個
の反射器の反射率をそれぞれ定めるのが好ましい。
【0016】前記のn本の遅延光ファイバは、n本のテ
ープファイバであっても良い。
【0017】前記のn個の全反射器は、前記n本のテー
プファイバの他端に直接蒸着された金属膜あるいは多層
誘電体膜であっても良い。
【0018】前記のn個の反射器は、平面基板上に誘電
体多層膜あるいは金属膜を蒸着して形成され、且つアレ
イ化されたものであっても良い。
【0019】前記のn個の光ゲート素子は、平面基板上
に作製され、且つアレイ化されたものであっても良い。
【0020】前記の光合成器は、平面基板上形成された
プレーナ型であっても良い。
【0021】前記の光サーキュレータは、n個の入力端
子とn個の出力端子が対向して配置され、且つ該光サー
キュレータの入力端子側には他端に金属膜が蒸着された
前記のテープファイバが接続されて、さらに前記光サー
キュレータの出力端子側にはすべて同一平面基板上に形
成された前記反射器と前記光ゲート素子と前記光合成器
が接続されて成っても良い。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の遅延線光バッフ
ァの一実施例を示した全体構成図である。1は光サーキ
ュレータ、2a、2b、2c・・・2nは反射器、3
a、3b、3c・・・3nは光ゲート素子、4は光ゲー
ト制御回路、5は光合成器、6a、6b、6c・・・6
nは遅延光ファイバ、7a、7b、7c・・・7nは全
反射器、8は入力光信号、9は出力光信号である。
【0023】光サーキュレータ1は、n個の端子があり
それぞれの端子を区別するためにP1〜P2nまで端子
番号が付けられている。ただしnは2以上の整数であ
る。光サーキュレータ1の外部から奇数番号の端子に入
力された光信号は、その奇数番号に1を足した偶数番号
の端子に伝搬され、その偶数番号の端子から光サーキュ
レータ1の外部に伝搬される。同様に、光サーキュレー
タ1の外部から偶数番号の端子に入力された光信号は、
その偶数番号に1を足した奇数番号の端子に伝搬され、
その奇数番号の端子から光サーキュレータ1の外部に伝
搬される。すなわち、端子P2n−2から端子P2n−
1の方向、および端子P2n−1から端子P2nの方向
へは順方向伝達特性を有する。
【0024】反射器2a、2b、2c・・・2nは、光
サーキュレータ1の偶数番号の端子に直接あるいは光伝
送路を介して接続され、これらの反射器を透過した光信
号の強度がいずれも等しくなるように、それぞれ反射率
が定められている。ただし反射器2nは反射率が零にな
っており、光サーキュレータ1に戻る光信号はないよう
に構成されている。
【0025】遅延光ファイバ6a、6b、6c・・・6
nは、すべて同じ長さの光ファイバであり、一端は光サ
ーキュレータ1の奇数番号の端子に、他端は全反射器7
a、7b、7c・・・7nに接続されている。光サーキ
ュレータ1の偶数番号の端子に接続された一つの反射器
により反射された光信号が光サーキュレータ1の端子を
通過して全反射器に到達して全反射し、この全反射され
た光信号が再び光サーキュレータ1を通過して次の反射
器に到達するまでの時間を1セル分の伝搬時間Tと定義
している。このTが目的の値になるように、遅延光ファ
イバの長さを決定している。
【0026】反射器2a、2b、2c・・・2nを通過
した光信号は、光ゲート素子3a、3b、3c・・・3
nを介して光合成器5により合成され、出力光信号9と
して伝搬される。光ゲート素子3a、3b、3c・・・
3nと光ゲート制御回路4の動作は図2と同様である。
【0027】この構成によれば、光サーキュレータ1の
端子Plから入力された光信号は、端子P2を経て反射
器2aに入力され、そのまま反射器2aを透過して光ゲ
ート素子3aへ入力される透過光と、再び端子P2へ反
射される反射光とに分けられる。端子P2へ反射された
反射光は、端子P3から出力され、遅延光ファイバ6a
と全反射器7aにより遅延光ファイバ6aを往復伝搬し
た後、再び端子P3へ入力される。端子P3から入力さ
れた光信号は、端子Plから光信号を入力した場合と同
様に、端子P4に接続された反射器2bに入力され、透
過光と反射光に分けられる。透過光は光ゲート素子3b
へ入力され、反射光は再び端子P4へ入力される。以下
同様にして端子P4から入力された光信号は、反射器2
b・・・2nと全反射器7b・・・7n−1と、その間
の遅延光ファイバ6b・・6n−1により、分岐、遅
延、反射が繰り返される。
【0028】ここで、端子P4に接続された反射器2b
を透過する光信号は、端子P2に接続された反射器2a
を透過する光信号に比べて、反射器2aから全反射器7
aを経由し反射器2bまで伝搬するのに必要な時間だけ
遅延を受けた光信号となる。全ての反射器2a、2b、
2c・・・2nと全ての全反射器7a、7b、7c・・
・7n−1との間の伝搬遅延時間をT/2(ただしTは
1セル分の伝搬時間)で一定とすれば、光サーキュレー
タ1の偶数番号の端子に関して、(m+1)番目(mは
1以上の整数)の端子に接続された反射器から出力され
る光信号は、m番目の端子に接続された反射器から出力
される光信号に比べて、T時間だけ遅延された信号とな
る。つまり端子P2に接続された反射器2aから出力さ
れる光信号を基準とすると、端子P4に接続された反射
器2bではT、端子P6に接続された反射器2cでは2
T、以下同様に端子P2nに接続された反射器2nでは
(n−1)・Tの相対的な遅延を受けた光信号となる。
【0029】この時に、光ゲート制御回路4により、入
力セルに同期して任意の光ゲート素子3a、3b、3c
・・・3nをON状態、すなわち光信号が光ゲート素子
3a、3b、3c・・・3nを通過できる状態にするこ
とにより、n通りのタイミングで光セル信号を出力させ
ることができ、n段の入カセルバッファ機能を実現する
ことが可能である。
【0030】ただし、光ゲート素子3a、3b、3c・
・・3nへ入力される光信号は、遅延の大きさにより遅
延と反射を繰り返す回数がそれぞれ異なる。遅延時間の
大きな光信号ほど、反射器、光サーキュレータ、遅延光
ファイバおよび全反射器の有するそれぞれの損失が多く
積算される。そのため、光ゲート素子3a、3b、3c
・・・3nから出力される光信号強度が、あるいは光ゲ
ート素子を経て光合成器9から出力される光信号強度が
全て等しくなるように、反射器2a、2b、2c・・・
2nの反射光と透過光に分岐する割合、つまり反射率
(または透過率)が個々に設定されている。
【0031】上記した構成により、遅延線光バッファは
次のように組立てることができる。
【0032】使用する光素子として、光サーキュレータ
1は偶数番号の端子と奇数番号の端子が互いに対向して
配置された光サーキュレータ(一例としてPhotonic Tec
hnologies 社製(豪州)、10ポート光サーキュレー
タ:HALO−1550−10)、光ゲート素子3a、
3b、3c・・・3nは同一基板に複数の光ゲート素子
を作成した光ゲートアレイ、光合成器5は平面基板上に
形成したプレーナ型光カプラを用いた。また反射器2
a、2b、2c・・・2nは、光サーキュレータ1の出
力端面や光ゲートアレイの入力端面に誘電体多層膜や金
属膜を蒸着したもの、あるいは平面基板上に誘電体多層
膜や金属膜を蒸着して同一平面上にアレイ化したものを
用いた。遅延光ファイバ6a、6b、6c・・・6n−
1は、全て同じ遅延時間(言い換えれば同じ長さ)の光
ファイバで良いため、n本の光ファイバをアレイ化した
テープファイバを用いた。
【0033】ここで、これらアレイ化した光素子の入出
力端子の配置間隔を全て同じ幅に設定することにより、
各光素子の入出力端面同士を突き合わせて、固定するこ
とにより簡単に組み立てることができる。また、遅延線
光バッファ本体は一体化構成となるため小型になる。遅
延光ファイバは、遅延時間の異なる(長さの異なる)光
ファイバを用意する必要がなくなり、最小遅延単位に相
当する(遅延時間がTとなるような)長さのテープファ
イバを利用できるため、トータルの遅延光ファイバ長が
短くなり、遅延光ファイバの長さ調整は一括で行なうこ
とができ、簡単化することができた。
【0034】なお、図1の構成では、光サーキュレータ
1の偶数番号の端子に反射器2a、2b、2c・・・2
nが接続され、端子Plを除く奇数番号の端子に遅延光
ファイバ6a、6b、6c・・・6n−1と全反射器7
a、7b、7c・・・7n−1が接続された場合につい
て説明した。しかし、偶数番号の端子に遅延光ファイバ
6a、6b、6c・・・6n−1を介して全反射器7
a、7b、7c・・・7n−1が接続され、端子Plを
除く奇数番号の端子に反射器2a、2b、2c・・・2
nが接続され、反射器2a、2b、2c・・・2nから
の光信号は光ゲート素子3a、3b、3c・・・3nを
介して光合成器5に入力されるように構成しても、図1
と同様の遅延線光バッファの機能を有することができ
る。
【0035】
【発明の効果】本発明の遅延線光バッファは、nを2以
上の整数として2n個の端子を有し(2n−2)番目の
端子から(2n−1)番目の端子および(2n−1)番
目の端子から2n番目の端子へは順方向伝達特性を有す
る光サーキュレータを用いて、光サーキュレータの1番
目の端子Plに光信号を入力して、2番目の端子P2以
降の各端子には端子番号の若い順に、反射器と全射器が
遅延光ファイバを間に挟んで交互に接続することによ
り、次の様な優れた特性を発揮する。
【0036】(1)1個の光サーキュレータと、アレイ
化した光素子と、テープファイバで構成できるため、部
品数を削減することが可能である。
【0037】(2)各光素子の入出力端面同士を突き合
わせ固定する簡単な組立て方法を採用することができる
ため、小型・低コスト化が達成できる。
【0038】(3)複数の遅延光ファイバの長さ調整
は、同じ長さのテープファイバを利用できるため一括調
整が可能となり、調整が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遅延線光バッファの一実施例を示した
全体構成図である。
【図2】従来の遅延線光バッファの第一例を示した全体
構成図図である。
【図3】従来の遅延線光バッファの第二例を示した全体
構成図である。
【符号の説明】
1 光サーキュレータ 2a〜2n 反射器 3a〜3n 光ゲート素子 4 光ゲート制御回路 5 光合成器 6a〜6n−1 遅延光ファイバ 7a〜7n−1 全反射器 8 入力光信号 9 出力光信号 10 入力光信号 11 光分岐器 12a〜12n 光サーキュレータ 13a〜13n 遅延光ファイバ 14〜14n 全反射器 15a〜15n 光ゲート素子 16 光ゲート制御回路 17 光合成器 18 出力光信号 19a〜19n 遅延光ファイバ T 1セル分の伝搬時間 P1〜P2n 光サーキュレータの各端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/13 H04L 11/20 H 10/12 H04L 12/28 H04Q 3/52

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】nを2以上の整数として2n個の端子を有
    し(2n−2)番目の端子から(2n−1)番目の端子
    および(2n−1)番目の端子から2n番目の端子へは
    順方向伝達特性を有する光サーキュレータと、該光サー
    キュレータの偶数番号の端子に接続されるn個の反射器
    と、該n個の反射器の後に接続されるn個の光ゲート素
    子と、該n個の光ゲート素子からの光信号を合成する光
    合成器と、前記光サーキュレータの1番目の端子を除く
    奇数番号の端子に接続される(n−1)本の遅延光ファ
    イバと、該(n−1)本の遅延光ファイバの他端に接続
    される(n−1)個の全反射器とから構成されることを
    特徴とする遅延線光バッファ。
  2. 【請求項2】n個の光ゲート素子からの光信号は、それ
    ぞれの光信号強度が等しくなるように前記n個の反射器
    の反射率がそれぞれ定められて構成されることを特徴と
    する請求項1記載の遅延線光バッファ。
  3. 【請求項3】n本の遅延光ファイバは、n本のテープフ
    ァイバであることを特徴とする請求項1または2記載の
    遅延線光バッファ。
  4. 【請求項4】n個の全反射器は、前記n本のテープファ
    イバの他端に直接蒸着された金属膜あるいは多層誘電体
    膜であることを特徴とする請求項3記載の遅延線光バッ
    ファ。
  5. 【請求項5】n個の反射器は、平面基板上に誘電体多層
    膜あるいは金属膜を蒸着して形成され、且つアレイ化さ
    れたものであることを特徴とする請求項1から4のいず
    れかに記載の遅延線光バッファ。
  6. 【請求項6】n個の光ゲート素子は、平面基板上に作製
    され、且つアレイ化されたものであることを特徴とする
    請求項1から5のいずれかに記載の遅延線光バッファ。
  7. 【請求項7】光合成器は、平面基板上形成されたプレー
    ナ型であることを特徴とする請求項1から6のいずれか
    に記載の遅延線光バッファ。
  8. 【請求項8】光サーキュレータは、n個の入力端子とn
    個の出力端子が対向して配置され、且つ該光サーキュレ
    ータの入力端子側には他端に金属膜が蒸着された前記の
    テープファイバが接続されて、さらに前記光サーキュレ
    ータの出力端子側にはすべて同一平面基板上に形成され
    た前記反射器と前記光ゲート素子と前記光合成器が接続
    されて成ることを特徴とする請求項1から7のいずれか
    に記載の遅延線光バッファ。
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